JPH0612332U - 把手付合成樹脂容器 - Google Patents

把手付合成樹脂容器

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JPH0612332U
JPH0612332U JP5303592U JP5303592U JPH0612332U JP H0612332 U JPH0612332 U JP H0612332U JP 5303592 U JP5303592 U JP 5303592U JP 5303592 U JP5303592 U JP 5303592U JP H0612332 U JPH0612332 U JP H0612332U
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JP
Japan
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handle
synthetic resin
container
fitting
annular
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JP5303592U
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JPH0637937Y2 (ja
Inventor
美福 姜
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泛亞聚▲し▼工業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹込成型の合成樹脂容器本体に射出成型の硬
質合成樹脂把手を、簡単な嵌合回転操作により確実に一
体に結合させ、かつ、逆の操作により把手を容器本体か
ら取り外せる把手付合成樹脂容器を提供する。 【構成】 容器本体1の把手係止用環状鍔部14に切欠
17を設け、鍔部14の下面に一端が切欠17と隣接す
るテーパー状案内突起18と、この案内突起18とほぼ
切欠17と同じ幅の間隔を隔てて案内突起18と対向す
るストッパ19とを設け、把手2の嵌合筒部21の内側
環状部24に上記切欠17を通過し、案内突起18に案
内され案内突起18とストッパ19間に形成した係合凹
部内に係合する係止突起26を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は飲料、醤油、食用油などの液体を入れる把手付合成樹脂容器に関し、 特に吹込成型による合成樹脂製瓶状容器に、射出成型による硬質合成樹脂製把手 を簡単な操作により一体に取付けてなる把手付合成樹脂容器の結合装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
PETまたはPVC等プラスチック容器では、特殊な形状または異なる材質の 硬質把手を一体に成型、または超音波溶接で両者を結合させねばならない問題を 解決するため、従来、吹込成型の瓶状プラスチック容器と射出成型の硬質プラス チック製ソリッド把手とを、把手の嵌合筒部の内側に形成した係止突起を強制的 に容器の首部に設けた環状鍔部に係止させて両者を一体に結合させた構造が提案 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、上記従来例にあっては、把手を容器に取り付けるには大きな力が 必要である上、もし回収して再処理するため把手を容器から取り外す場合は、無 理して鉤状の係止突起で容器の環状鍔部を圧迫変形させて、こじ開けるように強 制的に引き抜くために大きな力を要し、実際の作業では極めて困難があり、更に 把手の嵌合筒部の内面にアンダーカットがあるため、金型が複雑になりかつ生産 能力も低いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案容器は、上記課題を解決するために考案されたもので、容器本体1の首 部12に設けた把手係止用環状鍔部14に複数個の切欠17を設け、この鍔部1 4の下面に一端が切欠17の一端と隣接し、他の一端がテーパー状に高く形成し た案内突起18を設けると共に、この案内突起18とほぼ切欠17と同じ幅の間 隔を隔てた箇所に上記案内突起18と対向する突起状ストッパ19を環状鍔部1 4に設け、更に、把手2の嵌合筒部21の内側環状部24に、上記容器本体1の 環状鍔部14の切欠17を通過し、更に僅かな回動でテーパー状案内突起18を 乗り越えて案内突起18とストッパ19間の係合凹部内に係合する係止突起26 を設けてなることを特徴とする。
【0005】
【作用】
把手2の嵌合筒部21を、その内側に設けて係止突起26が容器本体1の環状 鍔部14の切欠17に嵌合通過するように容器本体1の首部12に嵌合した後、 把手2を正方向に僅かに回動すると、係止突起26が案内突起18に案内されな がらストッパ19側に摺動し、案内突起18を乗り越えた所で案内突起18とス トッパ19間の空所に係合して、把手2と容器本体1が一体に結合される。把手 2を容器本体1から取り外す場合は、把手2を逆方向に回すと、鍔部14と凹溝 25を設けた内周壁24との変形で、従来よりも少ない力で係止突起26が案内 突起18を乗り越えることができて、容易に把手2を取り外すことができる。
【0006】
【実施例】
図1に示す如く、本考案の容器はPET、PVC等の合成樹脂材料を吹込成型 によって成型した瓶状中空容器本体1と、この容器本体1の首部12に取付けら れる異なる合成樹脂材料,例えばABS,PP等を射出成型によって成型した硬 質合成樹脂製把手2とからなる。
【0007】 容器本体1は従来の吹込成型の瓶状物であって、瓶口11の下部の首部12に は、上から下に順次にキャップ(図示せず)を螺合するねじ部13、大径の鍔状 に形成された把手係止用環状鍔部14、この環状鍔部14よりも直径の小さい中 間頸部15、及びこの頸部15に連結し直径が中間頸部15と環状鍔部14のそ れより大きく形成した環状段部16が形成されている。環状鍔部14は、図1, 図3,図4に示す如く、円周には円周に沿って一定間隔で設けた少なくとも2個 (本実施例では4個)の切欠17と、鍔部14の下面に位置し、一端が切欠17 の一端と隣接し、かつ他の一端が段々高くなるようにテーパー状に形成した案内 突起18と、この案内突起18とほぼ切欠17と同じ幅Wの間隔Wを隔てて案内 突起18と対向する突起状ストッパ19とが設けられている。このように容器本 体1の首部12が多段式頸部の構造に構成されている。
【0008】 なお、上記環状鍔部14は射出成型で吹込成型用の筒状半加工成型品を成形す る時に一体成型されるのであるが、その他の瓶体、首部などの部分は吹込成型に よって成型される。
【0009】 把手2は、図1〜図5に示すように2段式円筒状の嵌合筒部21と、この嵌合 筒部21の一側面に連結しS形に下方外側へ伸びる把手部22とを、硬質合成樹 脂で一体に射出成型してなるものである。嵌合筒部21のやや小径の上段部23 の内側には、上端より内下方に延びる内側環状部24が設けられてあり、この内 側環状部24と上段部23内壁間に内側環状凹溝部25を形成して内側環状部2 4に若干の径方向の弾性変形効果を与える。内側環状部の外面には上記切欠17 と同数個の係止突起26が瓶口上縁よりやや下方に設けられており、この係止突 起26の長さは上記切欠17の幅Wより小さく、かつ切欠17を通過できるよう に形成されている。
【0010】 把手2を容器本体1に取付けて一体に結合させる場合は、まず、把手2の嵌合 筒部21を瓶口11の上方から首部12に嵌合し、係止突起26を切欠17に入 るように軽く押し下げた後、右方向に把手2を若干廻すと係止突起26は案内突 起18のテーパー面に案内され、最後には案内突起18を乗り越えてストッパ1 9と案内突起18との間に形成した係合凹部内に滑り込んで凹部内に係合し、ス トッパ19と案内突起18とで係止突起26の円周方向の移動が規制され、把手 2と容器本体1とが一体に結合される。この時、係止突起26の内面が弾性的に 中間頸部15の外面に圧接し、かつ嵌合筒部21の内側段部は環状段部16の上 面に係止され、更に把手部22の下端が容器本体1の上面部に当接して、図2及 び図5のように確実かつ完美な結合状態を得ることができる。
【0011】 把手2を容器本体1から取り外す場合は、把手部22を握って強く逆方向に廻 すと、係止突起26が案内突起18を乗り越えて切欠17内に入り、それから上 方に向かって把手2を取り上げれば把手2と容器本体1とが分離状態になる。
【0012】 上記実施例においては、把手2の嵌合筒部21は上が小さく、下が大きく形成 された2段式円筒部を形成しているが、図6に示すように上下を同一直径に形成 したものであってもよい。また、把手2を容易に取り外せるように案内突起18 の高い突出端を傾斜面にすることもできる。さらに把手2は実施例に示す形状の ほか、種々な形状にすることもできる。
【0013】
【考案の効果】
上述のように本考案によれば、把手2を容器本体1の首部12に嵌合し、僅か な力で把手2を廻すことによって、係止突起26が案内突起18に案内されなが ら係合凹部内に嵌入係止し、ストッパ19と案内突起18とに規制されるので、 把手2を容器本体1と一体にかつ確実に結合することができる。 なお、把手2を取り外す場合は、把手2を逆方向に廻せば簡単に取り外せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案容器の1実施例の構成を示す分解斜視図
である。
【図2】本考案容器と把手との結合状態を示す斜視図で
ある。
【図3】本考案容器の環状鍔部の詳細を示す底面図であ
る。
【図4】本考案容器の環状鍔部を示す正面図である。
【図5】本考案容器と把手との結合状態を示す縦断面図
である。
【図6】本考案の他の実施例を示す図5と同じ状態の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 把手 12 首部 14 把手係止用環状鍔部 17 切欠 18 案内突起 19 突起状ストッパ 21 嵌合筒部 24 内環部 26 係止突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹込成型の合成樹脂中空容器本体と、こ
    の容器本体の首部に取り付けた射出成型の硬質合成樹脂
    製把手とよりなり、容器本体の首部の瓶口部のキャップ
    嵌合部下方には把手係止用環状鍔部が形成され、この環
    状鍔部の下方には外径が環状鍔部のそれよりも小さい中
    間頸部と、外径がそれよりも大きい環状段部とが順次形
    成され、更に、環状鍔部には複数個の切欠が円周に沿っ
    て形成され、環状鍔部の下面には一端が切欠の一端と連
    接し、かつ、他の一端が段々高く形成された複数個のテ
    ーパー状案内突起が設けられると共に、この案内突起と
    ほぼ上記切欠と同じ幅の間隔を隔てた箇所に案内突起と
    対応するストッパを環状鍔部に設け、上記把手は上端内
    面に上記切欠に嵌合し、かつ案内突起とストッパ間に嵌
    合係止する複数個の係止突起を設けた嵌合筒部と、この
    嵌合筒部の一側面から外方下向きに湾曲状に容器本体の
    上部に延びる把手部とを備え、上記容器本体と把手は、
    把手の嵌合筒部の係止突起を環状鍔部の切欠に嵌合する
    如く嵌合筒部を容器本体の首部に嵌合した後、僅かな角
    度を回動して係止突起を案内突起とストッパ間の空所に
    係合させることによって着脱自在に一体結合したことを
    特徴とする把手付合成樹脂容器。
  2. 【請求項2】 容器本体は射出成型によって成形された
    環状鍔部付筒状成型品を吹込成型によって、少なくとも
    容器本体が2軸方向に定形された中空容器に形成され、
    かつ、把手は射出成型によって内側に係止突起を有する
    嵌合筒部と、この嵌合筒部の一側から外側へ延びる湾曲
    状の把手部とを一体に成形したことを特徴とする請求項
    1の把手付合成樹脂容器。
  3. 【請求項3】 把手の嵌合筒部の上方内側に内側環状部
    を設け、この環状部と嵌合筒部の内壁間に下向きに開口
    する内側環状凹溝を形成し、係止突起を内側環状部の上
    縁よりやや下方位置に設けたことを特徴とする請求項1
    または2に記載の把手付合成樹脂容器。
JP5303592U 1992-07-28 1992-07-28 把手付合成樹脂容器 Expired - Lifetime JPH0637937Y2 (ja)

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JP5303592U JPH0637937Y2 (ja) 1992-07-28 1992-07-28 把手付合成樹脂容器

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Publication Number Publication Date
JPH0612332U true JPH0612332U (ja) 1994-02-15
JPH0637937Y2 JPH0637937Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=12931638

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102139301B1 (ko) * 2019-10-21 2020-07-30 우성인팩(주) 조립식 pet 손잡이를 구비한 pet 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102139301B1 (ko) * 2019-10-21 2020-07-30 우성인팩(주) 조립식 pet 손잡이를 구비한 pet 용기

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Publication number Publication date
JPH0637937Y2 (ja) 1994-10-05

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