JPH0612269U - トラック等車両のアオリ - Google Patents

トラック等車両のアオリ

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Publication number
JPH0612269U
JPH0612269U JP5233892U JP5233892U JPH0612269U JP H0612269 U JPH0612269 U JP H0612269U JP 5233892 U JP5233892 U JP 5233892U JP 5233892 U JP5233892 U JP 5233892U JP H0612269 U JPH0612269 U JP H0612269U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt
packing
lower edge
expansion groove
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5233892U
Other languages
English (en)
Inventor
次男 深沢
裕樹 小笠原
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP5233892U priority Critical patent/JPH0612269U/ja
Publication of JPH0612269U publication Critical patent/JPH0612269U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アオリ・パネルの下縁部と荷台床枠の隙間か
ら、タイヤによってはね上げられた雨水などが荷台に浸
入することがないトラック等車両のアオリを提供する。 【構成】 下部アオリ・パネル4 の下縁部の内側に取付
けられた下部カバー10は、垂直壁14およびこれの下縁部
に連なりかつ外方に向かって下向きに傾斜した傾斜壁15
よりなる。傾斜壁15下面にこれの全長にわたって内部拡
大溝16が設けられている。内部拡大溝16にパッキン21が
その先端を内部拡大溝16から突出させて嵌め入れられて
おり、アオリを閉じたさいにパッキン21の先端が荷台床
枠19の全長にわたって圧接させられるようになされてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トラック等車両のアオリに関する。
【0002】 この明細書において、「内」とは車両の内方向を、「外」とは同外方向を指す ものとする。
【0003】
【従来の技術】
従来、トラック等車両のアオリとしては、複数の中空押出形材のパネルよりな るアオリ・パネルの下縁部の内側に、下部カバーが取付けられているものが知ら れている(実公昭59−21106号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のアオリでは、アオリ・パネルの下縁部と荷台床枠の隙間から、タイ ヤによってはね上げられた雨水などが荷台に浸入するという問題があった。
【0005】 この考案の目的は、アオリ・パネルの下縁部と荷台床枠の隙間から、タイヤに よってはね上げられた雨水などが荷台に浸入することがないトラック等車両のア オリを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案によるトラック等車両のアオリは、少なくとも1つの中空押出形材製 のパネルよりなるアオリ・パネルの下縁部の内側に、下部カバーが取付けられて いるトラック等車両のアオリにおいて、下部カバーが垂直壁およびこれの下縁部 に連なりかつ外方に向かって下向きに傾斜した傾斜壁よりなり、傾斜壁下面にこ れの全長にわたって内部拡大溝が設けられ、内部拡大溝にパッキンがその先端を 内部拡大溝から突出させて嵌め入れられ、アオリを閉じたさいにパッキンの先端 が荷台床枠の全長にわたって圧接させられるようになされていることを特徴とす るものである。
【0007】
【作用】
この考案によるトラック等車両のアオリは、下部カバーが垂直壁およびこれの 下縁部に連なりかつ外方に向かって下向きに傾斜した傾斜壁よりなり、傾斜壁下 面にこれの全長にわたって内部拡大溝が設けられ、内部拡大溝にパッキンがその 先端を内部拡大溝から突出させて嵌め入れられ、アオリを閉じたさいにパッキン の先端が荷台床枠の全長にわたって圧接させられるようになされているものであ るから、アオリ・パネルの下縁部と荷台床枠の間の気密性および水密性を保つこ とができる。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。
【0009】 図1および図2はトラック側面部のアオリを示すもので、相互に上下方向に積 み重ねられたアルミニウム中空押出形材製の3つのパネル(2)(3)(4) よりなるア オリ・パネルが(1) が、ボルト(5) とナット(6) により固定された丁番(7) を介 してトラックの荷台の側枠(20)に起倒自在に取付けられている。3つの中空パネ ル(2)(3)(4) は所要数のボルト(8) およびナット(9) により一体に連結されてお り、下部アオリ・パネル(4) の下縁部の内側には、丁番固定用および連結用のボ ルト(5)(8)とナット(6)(9)を被覆する下部カバー(10)が取付けられている。
【0010】 下部アオリ・パネル(4) の下縁部の外側には、横断面L形の下部カバー取付け 部(11)が一体に設けられている。下部カバー取付け部(11)は、垂直壁(12)および 水平壁(13)よりなる。垂直壁(12)には丁番(7) の上部構成片が固定されており、 垂直壁(12)の下縁部は水平壁(13)より下方に突出させられて荷台側枠(20)上縁部 を覆っている。水平壁(13)の内側縁部には、上方に突出した横断面略逆U形の嵌 合部(18)が設けられている。
【0011】 下部カバー(10)は、下部アオリ・パネル(4) と同じ長さを有していて、下部カ バー取付け部(11)と対向状に配置されている。下部カバー(10)は、垂直壁(14)と 、垂直壁(14)下縁部に連なりかつ外方に向かって下向きに傾斜した傾斜壁(15)と よりなる。傾斜壁(15)下面にはこれの全長にわたって内部拡大溝(16)が設けられ ており、この内部拡大溝(16)にパッキン(21)がその先端を内部拡大溝(16)から突 出させて嵌め入れられている。
【0012】 パッキン(21)は、合成ゴムまたは合成樹脂によって形成されたもので、図2に 示すように、内部拡大溝(16)に嵌め入れられる横断面略U形の嵌め入れ部(22)と 、横断面先細り状の先端部(24)と、嵌め入れ部(22)と先端部(24)との間に形成さ れた中空部(23)とよりなる。図1および図2のようにアオリを閉じた状態では、 パッキン(21)の先端部(24)は荷台床枠(19)にこれの全長にわたって接触させられ 、このさいに中空部(23)が弾性変形することにより、パッキン(21)の先端部(24) が荷台床枠(19)の全長にわたって圧接させられるようになされている。
【0013】 傾斜壁(15)の外側縁部には、下部カバー取付け部(11)の嵌合部(18)と嵌め合わ される横断面略U形の嵌合部(17)が設けられている。下部カバー取付け部(11)の 水平壁(13)の下面および下部カバー(10)の嵌合部(17)の下面と荷台床枠(19)との 間には、わずかな間隔が設けられている。そして、下部カバー(10)の嵌合部(17) が、下部カバー取付け部(11)の嵌合部(18)に嵌め合わせられるとともに、下部カ バー(10)の垂直壁(14)の上縁部がリベット(25)により下部アオリ・パネル(4) の 内側壁(4b)の下縁部に固定されている。
【0014】 上記実施例においては、中空アオリ・パネル(1) が3つの中空押出形材製パネ ル(2)(3)(4) により構成されているが、中空アオリ・パネル(1) は、1つの中空 押出形材製パネルによって構成されることもあり、中空アオリ・パネル(1) のパ ネル組み合わせ個数は任意である。また、トラック側面部のアオリについてのみ 説明したが、トラック後面部のアオリも同じ構造を有している。また、この考案 によるアオリは、トラックだけでなく、貨車その他の車両の荷台壁用としても同 様に使用されるものである。
【0015】
【考案の効果】
この考案のトラック等車両のアオリによると、アオリ・パネル下縁部と荷台 床枠の間の気密性および水密性を保つことができ、アオリと床枠の隙間から、タ イヤによってはね上げられた雨水などが荷台に浸入することがない。また、車両 の荷台には突起等を設ける必要はないので、雨水浸入防止のための部材が積荷の じゃまになるということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるトラック等車両のアオリの横断
面図である。
【図2】図1の下部拡大断面図である。
【符号の説明】
(1) アオリ・パネル (2)(3)(4) 中空押出形材 (10) 下部カバー (14) 垂直壁 (15) 傾斜壁 (16) 内部拡大溝 (19) 荷台床枠 (21) パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの中空押出形材製のパネ
    ル(2)(3)(4) よりなるアオリ・パネル(1) の下縁部の内
    側に、下部カバー(10)が取付けられているトラック等車
    両のアオリにおいて、下部カバー(10)が垂直壁(14)およ
    びこれの下縁部に連なりかつ外方に向かって下向きに傾
    斜した傾斜壁(15)よりなり、傾斜壁(15)下面にこれの全
    長にわたって内部拡大溝(16)が設けられ、内部拡大溝(1
    6)にパッキン(21)がその先端を内部拡大溝(16)から突出
    させて嵌め入れられ、アオリを閉じたさいにパッキン(2
    1)の先端が荷台床枠(19)の全長にわたって圧接させられ
    るようになされていることを特徴とするトラック等車両
    のアオリ。
JP5233892U 1992-07-24 1992-07-24 トラック等車両のアオリ Pending JPH0612269U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5363438U (ja) * 1976-10-26 1978-05-29
JP2014189181A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Mitsubishi Alum Co Ltd 運搬車両の扉装置
RU193642U1 (ru) * 2017-07-19 2019-11-07 Инмет Шталь Гмбх Унд Ко. Кг Элемент бортовой стенки

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961001