JPH06121898A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH06121898A JPH06121898A JP4271270A JP27127092A JPH06121898A JP H06121898 A JPH06121898 A JP H06121898A JP 4271270 A JP4271270 A JP 4271270A JP 27127092 A JP27127092 A JP 27127092A JP H06121898 A JPH06121898 A JP H06121898A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- inverter
- heat loss
- loss generated
- induction heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、誘導加熱を利用する衣類乾燥機に
おいて、誘導加熱コイルから発生する損失熱、又はイン
バータから発生する損失熱を乾燥作業に有効利用し、乾
燥効率を高めることを目的としている。 【構成】 乾燥機の本体1と、この本体1内に回転自在
に設けた回転ドラム2と、送風手段として両翼熱交換フ
ァン3と、前記回転ドラムを加熱する誘導加熱コイル4
と、この誘導加熱コイル4に高周波電流を供給するイン
バータ5を有する衣類乾燥機において、前記誘導加熱コ
イル4から発生する損失熱か前記インバータ5から発生
する損失熱の少なくともどちらかを前記回転ドラム2へ
の送風中に放熱することにより、乾燥効率の高い衣類乾
燥機が実現できる。
おいて、誘導加熱コイルから発生する損失熱、又はイン
バータから発生する損失熱を乾燥作業に有効利用し、乾
燥効率を高めることを目的としている。 【構成】 乾燥機の本体1と、この本体1内に回転自在
に設けた回転ドラム2と、送風手段として両翼熱交換フ
ァン3と、前記回転ドラムを加熱する誘導加熱コイル4
と、この誘導加熱コイル4に高周波電流を供給するイン
バータ5を有する衣類乾燥機において、前記誘導加熱コ
イル4から発生する損失熱か前記インバータ5から発生
する損失熱の少なくともどちらかを前記回転ドラム2へ
の送風中に放熱することにより、乾燥効率の高い衣類乾
燥機が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭において使用さ
れる衣類乾燥機に関するものである。
れる衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の断面図を図3に示す。衣類乾燥
機の本体1中に、衣類を収納する回転ドラム2、送風手
段として循環送風及び熱交換のための両翼熱交換ファン
3、前記回転ドラム2を加熱する誘導加熱コイル4、こ
の誘導加熱コイル4に高周波電流を供給するインバータ
5が設けられている。
機の本体1中に、衣類を収納する回転ドラム2、送風手
段として循環送風及び熱交換のための両翼熱交換ファン
3、前記回転ドラム2を加熱する誘導加熱コイル4、こ
の誘導加熱コイル4に高周波電流を供給するインバータ
5が設けられている。
【0003】次にその動作を説明する。使用者が被乾燥
衣類を回転ドラム2中に入れ乾燥を開始すると、回転ド
ラム2と両翼熱交換ファン3が回転し、インバータ5か
ら高周波電流を供給された誘導加熱コイル4は前記回転
ドラム2を加熱する。回転ドラム2で水分を含んだ循環
風は両翼熱交換ファン4において熱交換、除湿された
後、再び回転ドラム2内へ送風され、被乾燥衣類を乾燥
する。
衣類を回転ドラム2中に入れ乾燥を開始すると、回転ド
ラム2と両翼熱交換ファン3が回転し、インバータ5か
ら高周波電流を供給された誘導加熱コイル4は前記回転
ドラム2を加熱する。回転ドラム2で水分を含んだ循環
風は両翼熱交換ファン4において熱交換、除湿された
後、再び回転ドラム2内へ送風され、被乾燥衣類を乾燥
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では、インバータから発生する損失熱及び高周波電
流を供給された誘導加熱コイルから発生するジュール熱
による損失熱は、無駄に乾燥機本体中から外側へ排熱し
ているという課題があった。
構成では、インバータから発生する損失熱及び高周波電
流を供給された誘導加熱コイルから発生するジュール熱
による損失熱は、無駄に乾燥機本体中から外側へ排熱し
ているという課題があった。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、誘導加熱コイルから発生する損失熱、又はインバ
ータから発生する損失熱の少なくとも一方を乾燥作業に
有効利用し、乾燥効率を高めることを目的とする。
あり、誘導加熱コイルから発生する損失熱、又はインバ
ータから発生する損失熱の少なくとも一方を乾燥作業に
有効利用し、乾燥効率を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の衣類乾燥機は、乾燥機本体と、この本体内
に回転自在に設けた回転ドラムと、送風手段と、前記回
転ドラムを加熱する誘導加熱コイルと、この誘導加熱コ
イルに高周波電流を供給するインバータとを有し、前記
誘導加熱コイルから発生する損失熱か、前記インバータ
から発生する損失熱の少なくとも一方を前記回転ドラム
への送風空気中に放熱する構成の衣類乾燥機を提供す
る。
めに本発明の衣類乾燥機は、乾燥機本体と、この本体内
に回転自在に設けた回転ドラムと、送風手段と、前記回
転ドラムを加熱する誘導加熱コイルと、この誘導加熱コ
イルに高周波電流を供給するインバータとを有し、前記
誘導加熱コイルから発生する損失熱か、前記インバータ
から発生する損失熱の少なくとも一方を前記回転ドラム
への送風空気中に放熱する構成の衣類乾燥機を提供す
る。
【0007】
【作用】上記の構成によって、誘導加熱により発生する
コイルのジュール熱による損失熱かインバータから発生
する損失熱の少なくとも一方を乾燥のための送風空気の
温度上昇に利用でき、より乾燥効率の高い衣類乾燥機を
を供給することができる。
コイルのジュール熱による損失熱かインバータから発生
する損失熱の少なくとも一方を乾燥のための送風空気の
温度上昇に利用でき、より乾燥効率の高い衣類乾燥機を
を供給することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1
に基づいて説明する。図1において、1〜5は図3で示
した従来例と同様であるため説明は省略する。回転ドラ
ム2は誘導加熱に適した金属製である。6は両翼熱交換
ファン3で熱交換された後の循環風が回転ドラム2へ帰
る循環風通路である。この循環風通路6に誘導加熱コイ
ル4を設けており、循環風空気が誘導加熱コイル4から
発生するジュール熱による損失熱を奪うよう構成してい
る。よって、循環風空気はより高温となり、回転ドラム
2を加熱するパワーを抑えることができ、乾燥効率を上
げることができる。
に基づいて説明する。図1において、1〜5は図3で示
した従来例と同様であるため説明は省略する。回転ドラ
ム2は誘導加熱に適した金属製である。6は両翼熱交換
ファン3で熱交換された後の循環風が回転ドラム2へ帰
る循環風通路である。この循環風通路6に誘導加熱コイ
ル4を設けており、循環風空気が誘導加熱コイル4から
発生するジュール熱による損失熱を奪うよう構成してい
る。よって、循環風空気はより高温となり、回転ドラム
2を加熱するパワーを抑えることができ、乾燥効率を上
げることができる。
【0009】次に、本発明の第2の実施例について、図
2に基づいて説明する。図2において、1〜6は図1で
示した第1の実施例と同様であるため説明は省略する。
7はインバータ5から発生する損失熱を放熱する放熱フ
ィンである。放熱フィン7はインバータ5内のパワー素
子などの発熱素子に接し、且つその一端は循環風通路6
の中にある。よって、インバータ5から発生した損失熱
は放熱フィン7を通って循環風空気に伝えられ、循環風
空気はより高温となり、回転ドラム2を加熱するパワー
を抑えることができ、乾燥効率を上げることができる。
2に基づいて説明する。図2において、1〜6は図1で
示した第1の実施例と同様であるため説明は省略する。
7はインバータ5から発生する損失熱を放熱する放熱フ
ィンである。放熱フィン7はインバータ5内のパワー素
子などの発熱素子に接し、且つその一端は循環風通路6
の中にある。よって、インバータ5から発生した損失熱
は放熱フィン7を通って循環風空気に伝えられ、循環風
空気はより高温となり、回転ドラム2を加熱するパワー
を抑えることができ、乾燥効率を上げることができる。
【0010】なお、上記構成については、第1の実施例
と第2の実施例の組み合わせでもよい。
と第2の実施例の組み合わせでもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、誘導加熱コイル
から発生する損失熱かインバータから発生する損失熱の
少なくとも一方を回転ドラムへの送風空気中に放熱する
ことにより、乾燥効率の高い衣類乾燥機を実現すること
ができるものである。
から発生する損失熱かインバータから発生する損失熱の
少なくとも一方を回転ドラムへの送風空気中に放熱する
ことにより、乾燥効率の高い衣類乾燥機を実現すること
ができるものである。
【図1】本発明の第1の実施例を示す衣類乾燥機の断面
図
図
【図2】本発明の第2の実施例を示す衣類乾燥機の断面
図
図
【図3】従来の衣類乾燥機の断面図
1 本体 2 回転ドラム 3 両翼熱交換ファン 4 誘導加熱コイル 5 インバータ 6 循環風通路 7 放熱フィン
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥機本体と、この本体内に回転自在に
設けた回転ドラムと、送風手段と、前記回転ドラムを加
熱する誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイルに高周波
電流を供給するインバータとを有し、前記誘導加熱コイ
ルから発生する損失熱か、前記インバータから発生する
損失熱の少なくとも一方を前記回転ドラムへの送風空気
中に放熱する構成の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271270A JPH06121898A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271270A JPH06121898A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121898A true JPH06121898A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17497748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4271270A Pending JPH06121898A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121898A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8065816B2 (en) * | 2007-12-03 | 2011-11-29 | Electrolux Home Products, Inc. | Dryer drum vane |
DE102016110859B3 (de) * | 2016-05-19 | 2017-06-22 | Miele & Cie. Kg | Vorrichtung zum Waschen und bzw. oder zum Trocknen von Wäsche |
DE102016110871A1 (de) | 2016-05-19 | 2017-11-23 | Miele & Cie. Kg | Wäschetrockner |
WO2018038380A1 (en) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Lg Electronics Inc. | Laundry apparatus |
EP3441514A1 (en) * | 2017-08-09 | 2019-02-13 | LG Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
EP3276072B1 (de) | 2016-07-26 | 2019-06-12 | Miele & Cie. KG | Verfahren zum behandeln von wäsche in einer wäschebehandlungsmaschine und wäschebehandlungsmaschine zum behandeln von wäsche |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP4271270A patent/JPH06121898A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8065816B2 (en) * | 2007-12-03 | 2011-11-29 | Electrolux Home Products, Inc. | Dryer drum vane |
DE102016110859B3 (de) * | 2016-05-19 | 2017-06-22 | Miele & Cie. Kg | Vorrichtung zum Waschen und bzw. oder zum Trocknen von Wäsche |
DE102016110871A1 (de) | 2016-05-19 | 2017-11-23 | Miele & Cie. Kg | Wäschetrockner |
DE102016110871B4 (de) * | 2016-05-19 | 2019-05-29 | Miele & Cie. Kg | Wäschetrockner |
EP3276072B1 (de) | 2016-07-26 | 2019-06-12 | Miele & Cie. KG | Verfahren zum behandeln von wäsche in einer wäschebehandlungsmaschine und wäschebehandlungsmaschine zum behandeln von wäsche |
US10590588B2 (en) | 2016-08-25 | 2020-03-17 | Lg Electronics Inc. | Laundry apparatus |
WO2018038380A1 (en) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Lg Electronics Inc. | Laundry apparatus |
US10988890B2 (en) | 2016-08-25 | 2021-04-27 | Lg Electronics Inc. | Laundry apparatus |
EP3441514A1 (en) * | 2017-08-09 | 2019-02-13 | LG Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
CN111032952A (zh) * | 2017-08-09 | 2020-04-17 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
JP2020530330A (ja) * | 2017-08-09 | 2020-10-22 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
RU2737099C1 (ru) * | 2017-08-09 | 2020-11-24 | ЭлДжи ЭЛЕКТРОНИКС ИНК. | Устройство для обработки белья |
US10876248B2 (en) | 2017-08-09 | 2020-12-29 | Lg Electronics Inc. | Laundry treatment apparatus |
KR20190016864A (ko) * | 2017-08-09 | 2019-02-19 | 엘지전자 주식회사 | 의류처리장치 |
JP2022009739A (ja) * | 2017-08-09 | 2022-01-14 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 衣類処理装置 |
KR20220035080A (ko) * | 2017-08-09 | 2022-03-21 | 엘지전자 주식회사 | 의류처리장치 |
CN111032952B (zh) * | 2017-08-09 | 2022-06-10 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
CN114855435A (zh) * | 2017-08-09 | 2022-08-05 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
CN114855435B (zh) * | 2017-08-09 | 2024-01-02 | Lg电子株式会社 | 衣物处理装置 |
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