JPH06121569A - 電流フィードバック値のゲインバランス自動調整装置 - Google Patents

電流フィードバック値のゲインバランス自動調整装置

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JPH06121569A
JPH06121569A JP4263294A JP26329492A JPH06121569A JP H06121569 A JPH06121569 A JP H06121569A JP 4263294 A JP4263294 A JP 4263294A JP 26329492 A JP26329492 A JP 26329492A JP H06121569 A JPH06121569 A JP H06121569A
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JP
Japan
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electrical angle
value
gain balance
balance correction
correction value
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Application number
JP4263294A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kinoshita
久 木下
Masahiro Ooto
雅裕 大音
Shinobu Kake
忍 懸
Yoshihiro Ino
芳浩 井野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲインバランス補正値の補正をサーボモータ
の運転中も自動的に実行して、サーボモータにおける脈
動の発生を抑制する。 【構成】 各相の電流フィードバック値においてゲイン
バランス補正値に誤差が生じた場合、電気角検出手段2
6において、トルク指令値bからモータ発生トルクの脈
動を検出し、モータの電気角信号fより脈動成分によっ
てトルク指令値が最大となる第1の電気角と最小となる
第2の電気角を検出する。さらに判断手段27におい
て、第1の電気角と第2の電気角の角度差よりゲインバ
ランス補正誤差が発生したかどうかを判断し、もしゲイ
ンバランス補正誤差の発生と判断されれば補正手段30
において、ゲインバランス補正値cに第1の電気角の値
に対応したゲインバランス補正値調整量を加算し更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精度なNC装置やロ
ボットなどに使用されるサーボモータのディジタル制御
装置における、2相の電流検出器のゲイン差や、検出さ
れた電流フィードバック値の増幅値の差によるトルクリ
ップルの発生を抑制するゲインバランスの自動調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高精度なNC装置やロボットなど
に使用されるサーボモータのディジタル制御装置におけ
る電流フィードバック値のゲインバランス調整装置につ
いては、電源投入時にサーボモータの回転子を機械式ブ
レーキで固定し、サーボモータのU相とV相に同一の直
流電流を流して、U相の電流フィードバック値とV相の
電流フィードバック値の比率の補正値Kを測定し、以降
の制御においては、検出された各相の電流フィードバッ
ク値を比率の補正値Kを用いて補正し、各相の電流フィ
ードバック値のゲインを等しくして、ゲインアンバラン
スによる電動機への影響を防ぐ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の装置では、電源投入時に各相の電流フィードバッ
ク値の比率の補正値Kを記憶させて補正しているため
に、運転中に電流検出器や増幅器の温度特性や電圧特性
によって各相のゲイン比が変化した時には適正な補正が
できなくなる。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、各相の電流フィードバック値のゲインアンバランス
を電気角半周期のトルク指令値の脈動から判断し、ゲイ
ンバランス補正値の補正をモータの運転中も自動的に実
行して、トルク指令値の脈動を防止することができるゲ
インバランス自動調整装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電流フィードバック値のゲインバランス自動
調整装置は、2相の電流フィードバック値を有するサー
ボモータのディジタル制御装置であって、前記サーボモ
ータのトルク指令値と電気角信号を入力とし、電気角半
周期の間回転が一方向で回転速度が所定の上限設定値以
下であることを検出する回転検出手段と、その回転検出
手段の検出時に前記電気角半周期の間でトルク指令値が
最大となる第1の電気角と最小となる第2の電気角を検
出する電気角検出手段と、その電気角検出手段で検出さ
れた第1の電気角と第2の電気角の差が90度であるか
どうかを判断する判断手段と、その判断手段で第1の電
気角と第2の電気角の差が90度であると判断した場合
に、電気角180度を3つの範囲に分割し、第1の電気
角がどの範囲にあるかを判断する電気角存在範囲判定手
段と、前記3つの範囲に応じて設定されたゲインバラン
ス補正値調整量を持ちゲインバランス補正値に第1の電
気角が存在する分割範囲のゲインバランス補正値調整量
を加算更新して出力するゲインバランス補正値出力手段
とを備えたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、運転中の温度変化や電圧変化
によって電流フィードバック値のゲインバランス補正値
に補正誤差が生じた場合でも、ゲインバランス補正値の
補正誤差の発生をトルク指令値の脈動から判断し、サー
ボモータの電気角半周期の間でトルク指令値が最大とな
る電気角に応じて検出電流値にゲインバランス補正値を
乗算するので、サーボモータの運転中も自動的にゲイン
バランス補正値の補正が行われるため、モータ発生トル
クの脈動が防止され、速度リップルの増加などの制御性
能の悪化を抑制することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0008】図1は、本発明の電流フィードバック値の
ゲインバランス自動調整装置を有するサーボモータのデ
ィジタル制御装置の一実施例を示すブロック図である。
図1において、速度指令値aが入力される加算器1は速
度制御部2を介して正弦波テーブル3およびゲインバラ
ンス補正値自動調整装置4に接続され、速度制御部2か
らのトルク指令値bを正弦波テーブル3およびゲインバ
ランス補正値自動調整装置4に入力する。U相の電流検
出器5の出力と正弦波テーブル3は加算器7に接続さ
れ、この正弦波テーブル3からのU相の電流指令値e1
と、U相の検出電流値d1とが加算器7に入力される。
この加算器7は比例要素8およびサーボアンプ9を介し
てサーボモータ10に接続されている。これらサーボア
ンプ9とサーボモータ10の間にU相電流検出器5が設
けられている。また、ゲインバランス補正値自動調整装
置4は乗算器12に接続され、ゲインバランス補正値自
動調整装置4からのV相のゲインバランス補正値cを乗
算器12の乗算係数Kvに置換する。V相の電流検出器
11の出力を乗算器12に接続し、V相の検出電流値d
2には乗算器12の係数Kvが乗算される。この乗算器
12と正弦波テーブル3は加算器13に接続され、この
正弦波テーブル3からのV相の電流指令値e2と、乗算
器12からの出力g2とが加算器13に入力される。こ
の加算器13は比例要素14およびサーボアンプ9を介
してサーボモータ10に接続されている。これらサーボ
アンプ9とサーボモータ10の間にV相電流検出器11
が設けられている。さらに、加算器7と加算器13は加
算器15と比例要素16とサーボアンプ9を介してサー
ボモータ10に接続されている。
【0009】また、サーボモータ10はエンコーダ17
に接続され、さらにエンコーダ17は位置カウンタ18
を介してゲインバランス補正値自動調整装置4と正弦波
テーブル3に接続され、位置カウンタ18からのサーボ
モータ10の電気角信号fをゲインバランス補正値自動
調整装置4と正弦波テーブル3に入力する。また、エン
コーダ17は速度検出回路19を介して加算器1に接続
され、速度検出回路19からの速度フィードバック値g
を加算器1に入力する。
【0010】図2は図1に示したゲインバランス補正値
自動調整装置4の内部構成を示すブロック図である。図
2において、速度制御処理周期設定手段21は、サーボ
モータ10のトルク指令値bと電気角信号fを入力と
し、これらトルク指令値bおよび電気角信号fを通過さ
せるとともに、速度制御処理復帰フラグにより次の速度
制御周期へと進むように設定する。この速度制御処理周
期設定手段21が接続される回転検出手段22は、トル
ク指令値bと電気角信号fを入力とし、回転方向が前回
の速度制御処理周期の回転方向と同一で、回転速度がサ
ーボモータ10の発生トルクとトルク指令値bの位相差
が問題にならないようにおらかじめ定めた上限設定値以
下であることを検出する。この回転検出手段22が接続
される電気角検出手段26は、トルク指令値bと電気角
信号fを入力として、トルク指令値bが最大となった時
の電気角を第1の電気角f1として保存する最大値検出
手段23と、トルク指令値bが最小となった時の電気角
を第2の電気角f2として保存する最小値検出手段24
と、電気角信号をカウントし、電気角半周期が検出され
ていなければ速度制御処理復帰フラグを速度制御処理周
期設定手段21に出力する電気角カウンタ25で構成さ
れる。電気角検出手段26が接続される判断手段27
は、電気角検出手段26で検出された電気角f1と電気
角f2の差が90度であるかどうかを判断する。この判
断手段27が接続される電気角存在範囲判定手段28
は、判断手段27で電気角f1と電気角f2の差が90
度であると判断した場合に、電気角180度を3つに分
割したどの範囲に電気角f1が存在するかを判断する。
この電気角存在範囲判定手段28が接続されるゲインバ
ランス補正値出力手段29は、前記3つの分割範囲に応
じて設定されたゲインバランス補正値調整量を持ち、電
気角f1が存在する分割範囲のゲインバランス補正値調
整量をゲインバランス補正値に加算更新してゲインバラ
ンス補正値cとして出力する。これら電気角存在範囲判
定手段28およびゲインバランス補正値出力手段29に
より補正手段30が構成され、これが第1の電気角に応
じて各相の電流フィードバック値のゲインアンバランス
を補正する。
【0011】さらに、回転検出手段22と判断手段27
とゲインバランス補正値出力手段29が接続される初期
化手段31は、回転検出手段22、判断手段27、ゲイ
ンバランス補正値出力手段29のいずれかから出力され
る初期化フラグによってトルク指令値bの最大値、最小
値と電気角f1、電気角f2の初期化を行い、その後速
度制御処理復帰フラグを速度制御処理周期設定手段21
に出力する。また初期設定時にはゲインバランス補正値
の初期値設定も初期化手段31において行われる。
【0012】以上のように構成されたゲインバランス補
正値自動調整装置4において、ゲインバランス補正値に
誤差が生じると、サーボモータ10で発生するトルクに
は電気角の半周期の脈動が生じ、トルク指令値bが最大
となる第1の電気角f1と最小となる第2の電気角f2
が存在する。本実施例では電気角f1を検出することで
ゲインバランス補正値の自動調整を行う。
【0013】図3は図2のゲインバランス補正値自動調
整装置4内での演算処理を示した流れ図であり、この演
算処理のうち処理S0〜S1は初期設定時の処理を示
し、速度制御処理SVと処理S2〜処理S8は通常の運
転時に行われる処理を示している。図3に示すように、
まず処理S0において、電源投入時に決定されるゲイン
バランス補正値を初期値として設定し、処理S1におい
てトルク指令値bの最大値と最小値、電気角f1と電気
角f2の値を初期化する。
【0014】通常の運転が開始され速度制御処理SVが
実行されたのち、処理S2において、回転検出手段22
によって、現在のモータ軸の回転方向を検出し、この回
転方向を前回の速度制御処理時の回転方向と比較し、回
転方向が変化した場合には処理S8に進み、初期化手段
31によりトルク指令値bの最大値と最小値、および電
気角f1と電気角f2を初期化したのち、次の速度制御
処理周期へと進む。処理S2において、回転方向が前回
の速度制御処理周期と同一であれば処理S3へ進む。処
理S3においては、回転検出手段22により、現在の回
転速度を検出し、あらかじめ設定した上限設定値以上の
回転速度である場合は処理S2と同様に、処理S8に進
み初期化手段31によりトルク指令値bの最大値と最小
値、および電気角f1と電気角f2を初期化したのち、
次の速度制御処理周期へと進む。回転速度が上限設定値
以下であれば処理S4へ進む。処理S4においては、電
気角検出手段26により、電気角カウンタ25が電気角
半周期の経過を検出するまで、最大値検出手段23にお
いて、入力されたトルク指令値bと電気角fから、トル
ク指令値bが最大値を得たときの電気角を第一の電気角
f1として保存し、最小値検出手段24において測定し
たトルク指令値の最小値を得たときの電気角を第2の電
気角f2として保存する。電気角半周期の経過がカウン
トされない間は次の速度制御処理周期へと進み、電気角
半周期の経過を検出すれば、処理S5へ進む。処理S5
においてはゲインバランス補正値の補正誤差によって生
ずるトルク脈動は電気角の半周期を1周期とするから、
判断手段27によって、電気角f1と電気角f2の角度
差の絶対値が90度でなければゲインバランス補正誤差
以外を要因とするトルクの脈動であると判断して、トル
ク指令値bの最大値と最小値、および電気角f1と電気
角f2を処理S8において、初期化手段31で初期化し
たのち次の速度制御処理周期へ進む。電気角f1と電気
角f2の角度差の絶対値が90度であればゲインバラン
ス補正誤差を要因とするトルクの脈動が発生したと判断
して処理S6へ進む。ここで角度差90度には計測時の
誤差α度を許容するものとする。
【0015】処理S6では、電気角存在範囲判定手段2
8により、後述の電気角180度を3つに分割した範囲
のうち電気角f1がどの範囲に存在するかを判定し、そ
の判定結果より処理S7において、ゲインバランス補正
値出力手段29により、V相のゲインバランス補正値に
ゲインバランス補正値調整量を加算して、ゲインバラン
ス補正値cを更新して出力する。このゲインバランス補
正値cを出力したのち処理S8において、初期化手段3
1によりトルク指令値bの最大値と最小値および電気角
f1と電気角f2の値を初期化し、次の速度制御処理周
期へ進む。
【0016】速度制御処理SVにおいては、図1におけ
るゲインバランス補正値自動調整装置4内での処理を除
く全ての処理が実行され、このとき、電流検出器11か
らのV相検出電流d2に、ゲインバランス補正値出力手
段29より出力されたV相のゲインバランス補正値cを
乗算器12の乗算係数Kvに置換して乗算することによ
って、V相の実際のフィードバック電流g2を得て、フ
ィードバック電流g2によって各相の電流フィードバッ
ク値のゲインアンバランスの補正が行われる。
【0017】今、サーボモータ10の各相にピーク値I
qの正弦波電流を流した時の、U相の電流フィードバッ
ク値d1、V相の電流フィードバック値d2は、U相の
電流検出器5のゲインをau、V相の電流検出器11の
ゲインをavとすれば、 d1=Iq×au×sin(θ) (1) d2=Iq×av×sin(θ−120°) (2) と表記され、V相に実際にフィーバックされる電流値g
2は、 g2=Kv×d2=c×Iq×av×sin(θ−120゜) (3) となる。このとき、各相のゲインアンバランスによって
発生するトルクTxは Tx=K1×Iq×{−1/au+1/(c×av)} ×sin(2θ+60゜) (4) で表される。ここで、K1はトルクに換算する係数であ
る。
【0018】上記の式(4)より、Txは θ=15゜
で au>c×av のとき、およびθ=105゜で a
u<c×av のとき最大となる。すなわち、トルク指
令値bが最大となるときの電気角f1が15度または1
05度の場合はゲインアンバランスによるトルク脈動で
あり、電気角f1が15度または105度以外の場合の
トルク脈動は、ゲインバランスとは無関係の他の原因に
よるものと判定できる。
【0019】ゲインバランス補正値出力手段29では、
ゲインバランス補正値cの補正を次のように行う。すな
わち電気角を3つの範囲に分割し、電気角f1が第1の
範囲15±β度にある場合は、au>c×avであるか
らcが過小であることを示しており、ゲインバランス補
正値cを現在の値よりも増加させる補正を行う。また電
気角f1が第2の範囲105±β度にある場合は、au
<c×avであるからcが過大であることを示してお
り、ゲインバランス補正値cを現在の値より減少させる
補正を行う。電気角f1が第3の範囲である15±β度
または105±β度以外にある場合は、トルク脈動は、
ゲインバランスとは無関係の他の原因によるものである
から、ゲインバランス補正値cの補正は行わない。ここ
でβは、他の原因によるトルク脈動が重畳した場合の、
電気角f1の移動を考慮して定める値で、本実施例では
β=5゜とした。また、cを増加または減少させる調
整量は、乗算係数Kvの最小単位とした。
【0020】以上の実施例では、本発明を詳細にその最
も好ましい実施態様について説明したが、その好ましい
実施態様の説明は、構成の詳細な部分についての変形、
特許請求の範囲に記載された本発明の思想に反しない限
りでの種々な変形、またはそれらを組み合わせたものに
変更できることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
ゲインバランスの自動補正装置によれば、電圧変動や温
度上昇も含めて、電流フィードバック値ゲインバランス
の補正誤差が生じた場合は、サーボモータの運転中にあ
っても、ゲインバランス補正値の自動調整を行うことが
可能となり、サーボモータで発生するトルク脈動を減少
させ、速度リップルの増加などの制御性能の悪化を抑制
し、サーボモータの運転を長時間にわたり安定かつ精密
に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すゲインバランス自動調
整装置を有するサーボモータのディジタル制御装置のブ
ロック図
【図2】図1に示すゲインバランス自動調整装置の内部
構成を示すブロック図
【図3】同ゲインバランス自動調整装置内での演算処理
動作を示す流れ図
【符号の説明】
5 U相電流検出器(電流検出器) 10 サーボモータ 11 V相電流検出器(電流検出器) 22 回転検出手段 26 電気角検出手段 27 判断手段 28 電気角存在範囲判定手段 29 ゲインバランス補正値出力手段 b トルク指令値 c ゲインバランス指令値 d1 U相の電流フィードバック値(電流フィードバッ
ク値) d2 V相の電流フィードバック値(電流フィードバッ
ク値) f 電気角信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井野 芳浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2相の電流検出器からの電流フィードバ
    ック値を有するサーボモータのディジタル制御装置であ
    って、前記サーボモータのトルク指令値と電気角信号を
    入力とし、電気角半周期の間回転が一方向で回転速度が
    所定の上限設定値以下であることを検出する回転検出手
    段と、その回転検出手段の検出時に前記電気角半周期の
    間でトルク指令値が最大となる第1の電気角と最小とな
    る第2の電気角を検出する電気角検出手段と、その電気
    角検出手段で検出された第1の電気角と第2の電気角の
    差が90度であるかどうかを判断する判断手段と、その
    判断手段で前記第1の電気角と第2の電気角の差が90
    度であると判断した場合に電気角180度を3つの範囲
    に分割し前記第1の電気角がどの範囲にあるかを判断す
    る電気角存在範囲判定手段と、前記3つの範囲に応じて
    設定されたゲインバランス補正値調整量を持ちゲインバ
    ランス補正値に前記第1の電気角が存在する分割範囲の
    前記ゲインバランス補正値調整量を加算更新して出力す
    るゲインバランス補正値出力手段とを備えた電流フィー
    ドバック値のゲインバランス自動調整装置。
JP4263294A 1992-10-01 1992-10-01 電流フィードバック値のゲインバランス自動調整装置 Pending JPH06121569A (ja)

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