JPH06121360A - 停電切替回路 - Google Patents

停電切替回路

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JPH06121360A
JPH06121360A JP4284967A JP28496792A JPH06121360A JP H06121360 A JPH06121360 A JP H06121360A JP 4284967 A JP4284967 A JP 4284967A JP 28496792 A JP28496792 A JP 28496792A JP H06121360 A JPH06121360 A JP H06121360A
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analog
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Takashi Tateyama
尚 立山
Masayuki Sakaitani
正幸 堺谷
Shinichi Shinohara
愼一 篠原
Masayuki Tomita
雅行 富田
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直流抵抗を増加させない外線状態検出回路を用
いて停電切替を実現する停電切替回路を提供する。 【構成】商用電源が停電時であるか通電時であるかの条
件とアナログ外線が通話中であるか否かを外線状態検出
回路で検出した結果に従って、そのアナログ外線を停電
電話機側に接続するか又はその商用電源に駆動される外
線インタフェース回路を介して端末電話機側に接続する
かの制御をする制御機能を備え、前記外線状態検出回路
は、前記アナログ外線に入力端子が接続されたハイ入力
インピーダンスの差動増幅回路の出力が一定の範囲外に
あるときに所定の出力電圧を出し、その出力電圧を前記
商用電源の電源回路が前記停電から通電に復旧したとき
の正常な立上りに必要な時間以上の時定数で積分して検
出出力とする構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機(PBX)
又はボタン電話システムで使用する停電切替回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】PBXやボタン電話システムでは、通話
時に外線インタフェース回路に接続されている外線を、
停電時には停電電話機等に接続することが可能でなけれ
ばならない。この切替えを行うのが停電切替回路であ
る。停電切替回路では、例えば停電時停電電話機が外線
と通話中に、商用電源が復旧した場合は、その通話中は
切替えず、通話が終了した時点で外線を外線インタフェ
ース回路に切替える必要がある。そのため外線が通話中
かどうかの外線状態検出回路が必要である。
【0003】図3は従来一般に使用されて来た停電切替
回路(TK−A)の原理図である。図3において、1は
リードリレーMの巻線、2はリードリレーMの接点m、
3は2T(2回線でトランスファ)リレーKの巻線、
4,5は2TリレーKの接点、6は切り替え制御回路で
ある。図3の+48VはPBXやボタン電話システムの
電源であり、停電時にはこの電源はないので、当然2T
リレーKは不動作側となり、停電電話機TEL0 にアナ
ログ外線は接続されている。この回路では、リードリレ
ーMが局線状態検出回路であり、このリードリレーMは
アナログ外線の電流が流れている時、すなわち通話中に
はその接点mはONになるようになっている。システム
の電源+48Vが復旧した場合に、切り替え制御回路6
は、次のように動作する。 リードリレーMの接点mがONの時、即ち通話中の
時は2TリレーKに電流を流さず、 リードリレーMの接点mがOFFの時即ち無通話時
には2TリレーKに電流を流し、アナログ外線を外線イ
ンタフェース回路30に切替える。 一度切替えたら、停電にならない限り2TリレーK
に電流を流し続ける。 なお、電源電圧+48Vは他の電圧(例えば+24V)
でもよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、PBXやボタ
ン電話システムでは外線に対して通話時直流抵抗が30
0Ω以下であることが定められているが、近年、停電電
話機や外線インタフェース回路が電子化された結果とし
てこれらの機器の外線に対する直流抵抗が上限値300
Ωに接近し、その余裕がなくなって来ている。従来回路
では、リレーの巻線抵抗が停電電話機や外線インタフェ
ース回路の直流抵抗に加算されるので、300Ωの規定
を守れない場合も出て来た。それを防ぐには従来回路の
リレーの巻線抵抗をできるだけ下げる必要があるが、そ
れには限度があり、また巻線抵抗を下げるために巻線の
太さを太くすることにより、リレーが大型化し、コスト
アップするという欠点をもっている。
【0005】本発明の目的は、電圧検出型の外線状態検
出回路を用いることにより、直流抵抗を増加させない外
線状態検出回路を用いて停電切替を実現する停電切替回
路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の停電切替回路は、アナログ外線が通話中で
あることを検出する外線状態検出回路と、該アナログ外
線を商用電源の停電時には停電電話機側に接続し該商用
電源の通電時には該商用電源に駆動される外線インタフ
ェース回路を介して端末電話機側に接続するとともに該
商用電源が停電から通電に復旧した場合において前記ア
ナログ外線が通話中であることが前記外線状態検出回路
により検知されたときには前記停電電話機側に接続され
たまま保持してその通話が終了したときに前記外線イン
タフェース回路側に切り替える制御機能とを備え、前記
外線状態検出回路は、前記アナログ外線に入力端子が接
続されたハイ入力インピーダンスの差動増幅回路と、該
差動増幅回路の出力が一定の範囲外にあるときに所定の
出力電圧を出す比較回路と、該比較回路の出力電圧を前
記商用電源の電源回路が前記停電から通電に復旧したと
きの正常な立上りに必要な時間以上の時定数で積分する
積分回路とを備えた構成を有している。
【0007】
【作用】外線は非通話中は、48V程度の開放電圧とな
っており、通話中には10V程度の電圧となっている。
但し、極性は通話の状態によって一つには定まらない。
本回路お外線状態検出回路は、この電圧差を利用して通
話しているかどうかを検出するものである。例えば、±
16V程度をスレショールド電圧として設定し、その電
圧以内なら通話状態、それ以外の電圧だと非通話状態と
判断する。
【0008】
【実施例】図1に本発明による停電切替回路(TK−
B)の実施例を示す。図1において、7はOPアンプ、
8,9はコンパレータ、10はOR回路、11は2Tリ
レーKの巻線、12,13は11の2TリレーKの
1 ,k2 接点、14は切り替え制御回路、15はコン
デンサ、16〜20は抵抗器である。OPアンプ7及び
抵抗16〜19でハイインピーダンス入力の差動増幅器
を構成している。アナログ外線に接続される端末(PB
X,ボタン電話システム)は、直流回路が開いている時
には、線間及び回線−対地間のインピーダンスが1MΩ
以下であることが定められているから、抵抗16,17
は1.2MΩ以上として入力インピーダンスは高いこと
が必要である。また、この差動増幅器は、+48〜−4
8Vのアナログ外線間の電圧を、本回路で使用できる±
12V程度のダイナミックレンジのレベルに減衰させる
レベル変換の機能を持つ。例えば1/10に減衰させ
る。
【0009】図1でV+ を1.6〔V〕,V- を−1.
6〔V〕とすると、ゲート10の出力は、差動増幅器で
1/10に減衰しているので、アナログ外線間の電圧が
+16V〜−16Vの場合はLレベル、それ以外の時は
Hレベルの信号を出す。切り替え制御回路14は、従来
回路と同様な動作を行う。即ち停電中には当然2Tリレ
ーKは不動作側となり、停電電話機TEL0 にアナログ
外線を接続する。システムの電源が復旧した場合には、
切り替え制御回路14は、OR回路10の出力がLレ
ベルの時、即ち通話中の時は2TリレーKに電流を流さ
ず、OR回路10の出力がHレベルの時即ち無通話時
には、2TリレーKに電流を流し、アナログ外線を外線
インタフェース回路30に切り替える。一度切り替え
たら停電にならない限り2TリレーKに電流を流し続け
る。
【0010】抵抗20とコンデンサ15は積分回路25
を構成しており、本発明の主要部分である。OPアンプ
7,コンパレータ8,9,OR回路10はシステムの電
源回路により動作している。停電時から通電時になった
時、システムの電源回路の立ち上がり状態によって、O
R回路10の出力はアナログ外線の状態を示す出力を正
確に出力できるかどうかは不定である。仮に積分回路が
ないとした場合には、電源復旧時に、アナログ外線が通
話中の場合においてもOR回路10の出力は誤って瞬間
的にHレベルの出力を出力してしまうかもしれない。こ
の場合にはアナログ外線が通話中であるのにもかかわら
ず、2Tリレーが切り替わり、停電切替回路の機能を損
なうことになる。
【0011】次に、積分回路がある場合の動作について
図2のフローチャートを参照して説明する。積分回路の
時定数は、システムの電源回路が停電時から正常に立ち
上がるに十分な数秒の時定数とする。停電時には電源回
路からOPアンプとコンパレータ8,9への電源供給は
断となってコンデンサ15は放電しており、切り替え制
御回路14の入力はLレベルとなっている。また、2T
リレー11への+24Vも断であるから2Tリレーは復
旧している(S1 ,S2 )。今、電源復旧したとして、
アナログ外線が通話中の場合においても電源立上りの過
渡期間中にOR回路10の出力が誤って瞬間的に無通話
時を示すHレベルの出力を出力しても、積分回路がある
ため電源立上り終了まで通話中か否かの検知出力は出な
いことになり(S3 )、切替回路14の入力はLレベル
のままで、アナログ外線の通話は保持される。電源が完
全に立上った後にアナログ外線が通話中でないことを示
す検知出力であるHレベルが積分回路から切替回路14
に印加され、たの通話中であることが検知された場合に
は(S4 )、2Tリレーが動作し(S6 )、アナログ外
線を外線インタフェース回路30側に切替える。この積
分回路により数秒の遅れが生じるが、停電切り替え制御
回路14の機能として、この程度の遅れは問題とならな
い。停電復旧時に通話中であった場合には、通話終了を
まって(S5 )、2Tリレーが動作(S6 )することに
なる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り電圧検出型の外線状態検出回路を使用することによ
り、直流抵抗を増加させずかつ停電回復時に誤動作しな
い停電切替え回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】従来の停電切替回路例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 リードリレーMの巻線 2 リードリレーMの接点m 3 2TリレーKの巻線 4,5 2TリレーKの接点k1 ,k2 6 切り替え制御回路 7 OPアンプ 8,9 コンパレータ 10 OR回路 11 2Tリレーの巻線K 12,13 2Tリレーの接点k1 ,k2 14 切り替え制御回路 15 コンデンサ 16,17,18,19,20 抵抗器 25 積分回路 30 外線インタフェース回路 TEL0 停電電話機 TELi 端末電話機 TK−A,TK−B 停電切替回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 愼一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 富田 雅行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ外線が通話中であることを検出
    する外線状態検出回路と、 該アナログ外線を商用電源の停電時には停電電話機側に
    接続し該商用電源が通電時には該商用電源に駆動される
    外線インタフェース回路を介して端末電話機側に接続す
    るとともに該商用電源が停電から通電に復旧した場合に
    おいて前記アナログ外線が通話中であることが前記外線
    状態検出回路により検出されたときには前記停電電話機
    側に接続されたまま保持してその通話が終了したときに
    前記外線インタフェース回路側に切り替える制御機能と
    を備え、 前記外線状態検出回路は、前記アナログ外線に入力端子
    が接続されたハイ入力インピーダンスの差動増幅回路
    と、該差動増幅回路の出力が一定の範囲外にあるときに
    所定の出力電圧を出す比較回路と、該比較回路の出力電
    圧を前記商用電源の電源回路が前記停電から通電に復旧
    したときの正常な立上りに必要な時間以上の時定数で積
    分する積分回路とを備えた停電切替回路。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124961A (ja) * 1990-09-17 1992-04-24 Canon Inc 構内交換機
JPH04126444A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Canon Inc 構内交換システム

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124961A (ja) * 1990-09-17 1992-04-24 Canon Inc 構内交換機
JPH04126444A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Canon Inc 構内交換システム

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