JPH06121250A - 利得制御回路 - Google Patents
利得制御回路Info
- Publication number
- JPH06121250A JPH06121250A JP4265988A JP26598892A JPH06121250A JP H06121250 A JPH06121250 A JP H06121250A JP 4265988 A JP4265988 A JP 4265988A JP 26598892 A JP26598892 A JP 26598892A JP H06121250 A JPH06121250 A JP H06121250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- pulse
- signal
- output
- differential amplifier
- Prior art date
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 VTRの輝度信号の利得制御回路において、
重畳するパルスのバラツキに出力振幅が依存しないよう
にする。 【構成】 利得可変増幅回路2において同期信号でクラ
ンプした信号と、パルス重畳回路4においてリファレン
ス電圧にパルス出力を重畳した信号を差動増幅回路5に
入力し、差動増幅回路5の出力信号をピーク検波回路6
で検波し、このピーク検波した信号を制御電圧として利
得可変増幅回路2へ帰還する。
重畳するパルスのバラツキに出力振幅が依存しないよう
にする。 【構成】 利得可変増幅回路2において同期信号でクラ
ンプした信号と、パルス重畳回路4においてリファレン
ス電圧にパルス出力を重畳した信号を差動増幅回路5に
入力し、差動増幅回路5の出力信号をピーク検波回路6
で検波し、このピーク検波した信号を制御電圧として利
得可変増幅回路2へ帰還する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR装置等に適用さ
れる輝度信号処理の利得制御回路に関するものである。
れる輝度信号処理の利得制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来より適用されているVTR装
置等の輝度信号利得制御回路の構成を示す。図4におい
て利得可変増幅回路2の出力輝度信号を同期信号でクラ
ンプし、前記出力輝度信号にパルス重畳回路4でパルス
を重畳した信号とリファレンス電圧を差動増幅回路5に
入力し、その出力信号をピーク検波回路6でピーク検波
し、ピーク検波した出力電圧を利得可変増幅回路2の制
御電圧として帰還し、図4において同期信号振幅aとパ
ルス振幅bの和が一定となるように出力信号振幅(a+
c)を得ていた。
置等の輝度信号利得制御回路の構成を示す。図4におい
て利得可変増幅回路2の出力輝度信号を同期信号でクラ
ンプし、前記出力輝度信号にパルス重畳回路4でパルス
を重畳した信号とリファレンス電圧を差動増幅回路5に
入力し、その出力信号をピーク検波回路6でピーク検波
し、ピーク検波した出力電圧を利得可変増幅回路2の制
御電圧として帰還し、図4において同期信号振幅aとパ
ルス振幅bの和が一定となるように出力信号振幅(a+
c)を得ていた。
【0003】図5は、図4におけるパルス重畳回路4の
出力波形を示している。白100%のテレビ信号の1水
平期間にパルス重畳回路により、同期信号とペデスタル
上に一定の振幅bのパルスが重畳されている。aは同期
信号振幅、cは白100%時のペデスタルと白100%
ピーク間の振幅である。
出力波形を示している。白100%のテレビ信号の1水
平期間にパルス重畳回路により、同期信号とペデスタル
上に一定の振幅bのパルスが重畳されている。aは同期
信号振幅、cは白100%時のペデスタルと白100%
ピーク間の振幅である。
【0004】従来例の一実施例を図6に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回路
では、同期信号振幅aとパルス振幅bのピーク電位が一
定となるように出力信号を得ている。図5のような輝度
信号を想定した場合、利得可変増幅回路2の出力振幅V
は、
では、同期信号振幅aとパルス振幅bのピーク電位が一
定となるように出力信号を得ている。図5のような輝度
信号を想定した場合、利得可変増幅回路2の出力振幅V
は、
【0006】
【数1】
【0007】式(1)を満たすようにaが決定される。
この場合、a:c=2:5(TV信号方式で異なる)と
仮定すれば、出力振幅Vは、V=a+cであるから、
この場合、a:c=2:5(TV信号方式で異なる)と
仮定すれば、出力振幅Vは、V=a+cであるから、
【0008】
【数2】
【0009】と決定される。今、パルス重畳回路4のパ
ルス振幅bが温度特性や、プロセスバラツキ等により±
x%変動すると仮定すると、出力振幅の変動は、
ルス振幅bが温度特性や、プロセスバラツキ等により±
x%変動すると仮定すると、出力振幅の変動は、
【0010】
【数3】
【0011】となり、パルス振幅の変動x%が7/2倍
され、利得可変増幅回路の出力振幅の変動となってい
た。
され、利得可変増幅回路の出力振幅の変動となってい
た。
【0012】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、簡易な回路構成で出力レベルの変動を低減する利得
制御回路を提供することを目的としている。
で、簡易な回路構成で出力レベルの変動を低減する利得
制御回路を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、利得可変増幅回路を同期信号でクランプ
した信号と、リファレンス電圧にパルス発生回路出力を
重畳した信号を差動増幅回路に入力し、差動増幅回路出
力信号をピーク検波し、前記ピーク検波した信号を利得
可変増幅回路の制御電圧として利得可変増幅回路へ帰還
する構成を有している。
解決するため、利得可変増幅回路を同期信号でクランプ
した信号と、リファレンス電圧にパルス発生回路出力を
重畳した信号を差動増幅回路に入力し、差動増幅回路出
力信号をピーク検波し、前記ピーク検波した信号を利得
可変増幅回路の制御電圧として利得可変増幅回路へ帰還
する構成を有している。
【0014】
【作用】本発明によると、図3のように差動増幅回路に
入力するリファレンス電圧側に、出力信号がピーク検波
部の変動がない、基準電圧部となるように逆相のパルス
を重畳するため、出力信号のパルス重畳部の電位は基本
的にパルス振幅の変動を受けない。よって、半導体プロ
セスの変動や相対バラツキによるパルス振幅の変動を受
けない安定した利得制御回路出力振幅を得ることができ
る。
入力するリファレンス電圧側に、出力信号がピーク検波
部の変動がない、基準電圧部となるように逆相のパルス
を重畳するため、出力信号のパルス重畳部の電位は基本
的にパルス振幅の変動を受けない。よって、半導体プロ
セスの変動や相対バラツキによるパルス振幅の変動を受
けない安定した利得制御回路出力振幅を得ることができ
る。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の利得制御回路の一実施例を
示すブロック図である。図1において、複合映像信号源
1を利得可変増幅回路2に入力接続し、その出力端子2
2をクランプ回路3に入力接続する。その出力端子32
とパルス重畳回路4の出力端子41を差動増幅器5に入
力接続する。この差動増幅器の出力端子を積分回路61
に入力接続し、6の出力端子を前記利得可変増幅回路2
に帰還接続する。
示すブロック図である。図1において、複合映像信号源
1を利得可変増幅回路2に入力接続し、その出力端子2
2をクランプ回路3に入力接続する。その出力端子32
とパルス重畳回路4の出力端子41を差動増幅器5に入
力接続する。この差動増幅器の出力端子を積分回路61
に入力接続し、6の出力端子を前記利得可変増幅回路2
に帰還接続する。
【0016】図2は、図1のブロック図中のパルス重畳
回路4と差動増幅器5の回路実施例である。41には、
輝度信号処理の同期信号分離回路より、上に凸のパルス
が入力される。このパルスを401〜412で構成され
るパルス重畳回路により、電圧電流変換を行ない、差動
増幅器52に接続される。52は、基準電圧Vref50
6より抵抗を介して接続されている。このため端子40
の上に凸となる部分以外で抵抗508より定電流I1を
引くようにパルス重畳回路が動作する。一方、端子51
には、クランプ回路で同期信号の部分が基準電圧Vref
にクランプされた映像輝度信号が入力接続され抵抗50
9を介して差動アンプの+側入力のトランジスタ501
に接続される。抵抗509は、抵抗508と同じ抵抗値
を持ち、次段トランジスタのベース電流による電圧降下
を等しくするために挿入されている。
回路4と差動増幅器5の回路実施例である。41には、
輝度信号処理の同期信号分離回路より、上に凸のパルス
が入力される。このパルスを401〜412で構成され
るパルス重畳回路により、電圧電流変換を行ない、差動
増幅器52に接続される。52は、基準電圧Vref50
6より抵抗を介して接続されている。このため端子40
の上に凸となる部分以外で抵抗508より定電流I1を
引くようにパルス重畳回路が動作する。一方、端子51
には、クランプ回路で同期信号の部分が基準電圧Vref
にクランプされた映像輝度信号が入力接続され抵抗50
9を介して差動アンプの+側入力のトランジスタ501
に接続される。抵抗509は、抵抗508と同じ抵抗値
を持ち、次段トランジスタのベース電流による電圧降下
を等しくするために挿入されている。
【0017】これらの2つの入力信号を差動増幅した結
果、出力端子53に映像輝度信号にパルスが重畳された
波形を得る。通常、この出力端子53の波形のピーク値
は、重畳されたパルスの頂点Vp1がピーク値となるよう
設計され、前述したように、図1における出力63の同
期信号振幅を一定とするように利得制御される。頂点V
p1は、端子51の入力映像輝度信号のVref部と端子5
4のVref部の電位差を増幅した出力電位に相当するた
め、プロセスバラツキによる変動の要素がなく、安定し
た電位Vp1が得られ、結果的に安定した利得制御出力信
号を得ることができる。
果、出力端子53に映像輝度信号にパルスが重畳された
波形を得る。通常、この出力端子53の波形のピーク値
は、重畳されたパルスの頂点Vp1がピーク値となるよう
設計され、前述したように、図1における出力63の同
期信号振幅を一定とするように利得制御される。頂点V
p1は、端子51の入力映像輝度信号のVref部と端子5
4のVref部の電位差を増幅した出力電位に相当するた
め、プロセスバラツキによる変動の要素がなく、安定し
た電位Vp1が得られ、結果的に安定した利得制御出力信
号を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、パルス重畳後のピーク電位を
基準電位を基に発生することにより、利得制御出力振幅
のプロセスバラツキの減少や、優れた温度特性を得るこ
とができるものである。
基準電位を基に発生することにより、利得制御出力振幅
のプロセスバラツキの減少や、優れた温度特性を得るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の利得制御回路のブロック図
【図2】本発明の一実施例の回路図
【図3】本発明の一実施例における差動増幅回路入力波
形図
形図
【図4】従来例のブロック図
【図5】従来例におけるパルス重畳回路の出力波形図
【図6】従来例の回路図
1 映像信号源 2 利得可変増幅回路 3 クランプ回路 4 パルス重畳回路 5 差動増幅回路 6 ピーク検波回路 a 同期信号振幅 b パルス振幅 c ペデスタルから輝度信号ピークまでの振幅 Vref 基準電位
Claims (1)
- 【請求項1】クランプ回路と、このクランプ回路によっ
てクランプされた信号を入力する差動増幅回路と、その
差動増幅回路の出力に重畳するパルス波を発生するパル
ス発生器と、前記信号を入力するピーク検波回路と、ピ
ーク検波された信号を入力する利得可変増幅回路とを備
えた利得制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265988A JPH06121250A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 利得制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265988A JPH06121250A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 利得制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121250A true JPH06121250A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17424812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265988A Pending JPH06121250A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 利得制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121250A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990012236A (ko) * | 1997-07-28 | 1999-02-25 | 윤종용 | 자동 이득 제어 기능을 갖는 알.지.비. 비디오 증폭장치 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4265988A patent/JPH06121250A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990012236A (ko) * | 1997-07-28 | 1999-02-25 | 윤종용 | 자동 이득 제어 기능을 갖는 알.지.비. 비디오 증폭장치 |
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