JPH06120919A - 閉域デジタル有線通信システム - Google Patents

閉域デジタル有線通信システム

Info

Publication number
JPH06120919A
JPH06120919A JP26333892A JP26333892A JPH06120919A JP H06120919 A JPH06120919 A JP H06120919A JP 26333892 A JP26333892 A JP 26333892A JP 26333892 A JP26333892 A JP 26333892A JP H06120919 A JPH06120919 A JP H06120919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
time slots
terminal device
time slot
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26333892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Sato
秀人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26333892A priority Critical patent/JPH06120919A/ja
Publication of JPH06120919A publication Critical patent/JPH06120919A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークトポロジーがマルチドロップ構
成の形態で閉域内でタイムスロットを共同使用する時分
割多重通信システムで、回線割り付け制御を受け持つタ
イムスロットと通信を実施するタイムスロットの構成を
回線の利用状況や障害状況によりセンター装置が決定
し、各端末装置は自動的に制御チャンネルの指示情報を
収集し回線割り付けを受けて通信することにより回線の
利用効率の向上を図り有用な通信システムを構築するこ
とを目的とする。 【構成】 信号を伝送する光ファイバー等で構成する伝
送媒体11と通信回線の共同利用で伝送媒体11を経由
して相互間の通信を実行する複数台の端末装置12,1
3と規定の通信手順に従った通信を実施し、その結果通
信回線を端末装置の要求に対応して使用状況を考慮して
該当する端末装置に対して適切に回線の割り付けを行う
センター装置14で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチドロップ構成の
光ファイバー等の有線伝送媒体ネットワークで時分割多
重通信方式を使用する閉域デジタル有線通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地域内の通信を目的とする閉域有
線通信システムが各地で展開されている。
【0003】光ファイバー等で構成する伝送媒体を経由
して規定の通信手順に従って通信回線の共同利用の形態
で端末装置相互間の通信を実行するシステムでは回線割
り付けに使う制御用タイムスロットと通信用タイムスロ
ットは固定していて、総和は伝送速度が一定で、相互に
分離しているため、制御用回線を多くするとそれに対応
して通信用回線が少なくなる。制御用回線を多くすると
回線使用要求への対応速度は向上するが、回線利用効率
は低下する。そのため伝送速度を引き上げれば回線容量
を拡大することができるが、価格上昇の要因となってい
た。
【0004】以下に従来の閉域有線通信システムについ
て説明する。図4は従来の閉域有線通信システムの構成
を示すブロック図である。図4において、伝送媒体11
に端末装置12,13,42,43と回線制御を行うセ
ンター装置41とを接続している。端末装置は複数台収
容される。
【0005】以上のように構成された閉域有線通信シス
テムに関し、以下にその動作について説明する。まず、
端末装置12が発信者として端末装置13が受信者とし
て相互通信するとき、端末装置12はセンター装置41
から指示された所定のタイムスロットを用いて、光ファ
イバー等の伝送媒体11を経由して端末装置13に信号
を伝送する。端末装置13はセンター装置41から指示
された所定のタイムスロットから情報を抽出して端末装
置の接続情報を解読し、端末装置相互間の通信路を経由
して通信する。双方向通信機能を有する端末装置42と
端末装置43との通信も上記と同様に、発信時はセンタ
ー装置41から指示された所定のタイムスロットに信号
を送出し、受信時は所定のタイムスロットの信号を抽出
して相互通信を実現する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の閉域有線通信システムでは、通信回線が使用されて
いない時は通信用タイムスロットは空き状態になり、端
末装置からの通信要求が増加したときは、各端末装置は
制御用タイムスロットの割り付けを待つ必要があり、ポ
ーリング方式で回線割り付けを行うときは多大な時間を
必要としていた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、回線利用効率の高い、経済性に優れた閉域デジタル
有線通信システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の閉域デジタル有線通信システムは、樹枝状の
マルチドロップ形態のネットワークを形成した有線伝送
媒体と回線制御を行うセンター装置と複数の端末装置と
からなり、複数の端末装置で共通使用する時分割多重方
式のタイムスロットを回線割り付け用の制御用タイムス
ロットと端末装置相互間の通信を行う通信用タイムスロ
ットとに流動的な数で分割し、通信用タイムスロットが
端末装置相互間で使用中でないときは制御用のタイムス
ロットの数を増やし、通信用タイムスロットの使用が増
加したときは通信用タイムスロットを増加して制御用タ
イムスロットを削減し、各端末装置で常時監視するタイ
ムスロットが制御用か通信用かの識別を伝送信号の特定
のフラグによって行うようにしたものである。
【0009】
【作用】上記構成において、センター装置が信号を送出
するとき、タイムスロット内に設けたタイムスロットの
使用区分を示すフラグを、制御用タイムスロットとして
使用するときは「1」とし、通信用タイムスロットとし
て使用するときは非アクティブ「0」にする。端末装置
は常時各タイムスロットの前記フラグを監視して状況を
把握し、センター装置からの指示を理解し相互間の通信
を実現する。端末装置相互間の通信に通話用タイムスロ
ットを使用しないときは制御用タイムスロットに変え、
制御用タイムスロットを増やすことで回線接続待ち時間
の短縮ができ、その結果回線の利用効率の向上が図れ
る。また、回線使用状況(トラフィック)が上がると回
線使用要求を与える間隔が大きくなり発信規制と同様な
効果を生じる。これにより効率的な回線使用が図れる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の閉域デジタル有線通信シス
テムの一実施例の概略構成を示すブロック図であり、図
2は本発明の一実施例の通信手順(プロトコル)を示す
タイミング図であり、図3はタイムスロットの構成例を
示す図である。
【0012】図1において、伝送媒体11に端末装置1
2と端末装置13とセンター装置14が接続されてい
る。
【0013】図2において、21はセンター装置14か
ら端末装置12へのタイムスロット1番目を用いた回線
要求許可信号、22は端末装置12からセンター装置1
4へのタイムスロット1番目を用いた端末装置13との
回線要求信号、23は今回の相互通信回線要求信号22
に応じてセンター装置14から端末装置12と13へタ
イムスロット2番目を使用して行われる通信指示信号、
24はタイムスロット2番目を用いた端末装置12と端
末装置13の通信信号である。
【0014】図3において、31はセンター装置14か
ら端末装置への時分割多重方式の1スロット内の信号
(下り信号)、32はセンター装置14から端末装置へ
の受信者指示信号、33は指示内容、34は端末装置か
らセンター装置へ伝送した端末装置相互間の通信情報、
35は端末装置からセンター装置への時分割多重方式の
1スロット内の信号(上り信号)、36は端末装置の通
信したい相手先情報、37は通信したい内容、38は情
報内容を示すフラグである。
【0015】以上のように構成された閉域デジタル有線
通信システムについて、図1,図2,図3を用いて動作
を説明する。まず、端末装置12が端末装置13と通信
を実行する時は (1)端末装置12はセンター装置14が端末装置12
に対して信号のタイムスロット1番目31を経由して回
線の使用要求を送出することの許可を与えるのを待つ。 (2)センター装置14は情報内容を示すフラグ38を
アクティブ「1」にして制御用タイムスロットに設定し
要求許可を各端末装置に逐次与えていき、その手順に従
い端末装置12に要求許可を与える。 (3)端末装置12は許可を受けると所定のタイミング
で端末装置13と通信したいことを相手先情報36と通
信内容37を用いて通知する。この時フラグ38をアク
ティブ「1」にする。 (4)センター装置14はタイムスロットの空き具合と
端末装置13の状態を把握して、所定のタイムスロット
で端末装置12と13に対して使用すべきタイムスロッ
トを受信者指示信号32と指示内容33を用いて指示す
る。この時フラグ38をアクティブ「1」にする。 (5)端末装置12と13はセンター装置14から指示
されたタイムスロット第2番目を使用して下り信号31
と上り信号35を利用して相互に通信を実行する。この
時相互通信信号24の中に情報内容を示すフラグ38を
非アクティブ「0」にする。 (6)センター装置14はこの間に情報内容を示すフラ
グ38を非アクティブ「0」にし相互通信を許可する。 (7)端末装置12と13は通信が完了すると情報内容
を示すフラグ38をアクティブ「1」にし、相互の通信
を完了する。 (8)センター装置14は情報内容を示すフラグ38が
非アクティブ「0」になると両者の通信が終了したと判
定し、他の端末装置から回線要求があると空き回線と判
定し割り付ける。 (9)センター装置14は通信用に使用されていないす
べてのタイムスロットを制御用タイムスロットとして使
用する。
【0016】なお、説明では便宜的に要求用をタイムス
ロット第1番目、端末装置相互通信用をタイムスロット
第2番目としたが、タイムスロット構成は上記案以外で
もよい。
【0017】本実施例による閉域デジタル有線通信シス
テムの特性と従来の閉域有線通信システムの特性を(表
1)に比較して示している。
【0018】
【表1】
【0019】この(表1)から明らかなように、本実施
例による閉域デジタル有線通信システムは、従来方式に
比べて経済性が高い。
【0020】以上のように本実施例によれば、システム
構成の簡素化、回線利用効率の向上および増設性の点で
優れた効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、マルチドロップ
形態のネットワークを形成した有線伝送媒体と回線制御
を行うセンター装置と複数の端末装置とからなり、複数
の端末装置で共通使用する時分割多重方式のタイムスロ
ットを回線割り付け用の制御用タイムスロットと端末装
置相互間の通信を行う通信用タイムスロットとに流動的
な数で分割し、通信用タイムスロットが端末装置相互間
で使用中でないときは制御用のタイムスロットの数を増
やし、通信用タイムスロットの使用が増加したときは通
信用タイムスロットを増加して制御用タイムスロットを
削減し、各端末装置で常時監視するタイムスロットが制
御用か通信用かの識別を伝送信号の特定のフラグによっ
て行うようにすることによって、機器の構成が簡素化で
き、回線の使用数が低減でき、回線利用効率が向上でき
る優れた閉域デジタル有線通信システムを実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閉域デジタル有線通信システムの一実
施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の通信手順(プロトコル)を
示すタイミング図
【図3】本発明の一実施例のタイムスロットの構成例を
示す図
【図4】従来の閉域有線通信システムの構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
11 伝送媒体 12 端末装置 13 端末装置 14 センター装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹枝状のマルチドロップ形態のネットワー
    クを形成した光ファイバー等の有線伝送媒体と回線制御
    を行うセンター装置と複数の端末装置とからなり、複数
    の端末装置で共通使用する時分割多重方式のタイムスロ
    ットを回線割り付け用の制御用タイムスロットと端末装
    置相互間の通信を行う通信用タイムスロットとに流動的
    な数で分割し、通信用タイムスロットが端末装置相互間
    で使用中でないときは制御用のタイムスロットの数を増
    やし、通信用タイムスロットの使用が増加したときは通
    信用タイムスロットを増加して制御用タイムスロットを
    削減し、各端末装置で常時監視するタイムスロットが制
    御用か通信用かの識別を伝送信号の特定のフラグによっ
    て行うようにした閉域デジタル有線通信システム。
JP26333892A 1992-10-01 1992-10-01 閉域デジタル有線通信システム Pending JPH06120919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26333892A JPH06120919A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 閉域デジタル有線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26333892A JPH06120919A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 閉域デジタル有線通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06120919A true JPH06120919A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17388090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26333892A Pending JPH06120919A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 閉域デジタル有線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06120919A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08204673A (ja) Tdma通信システムにおけるタイムスロット割り当て方法
JP3518488B2 (ja) 衛星通信データ配信方法、その方法に使用する子局及び親局
JPH06120919A (ja) 閉域デジタル有線通信システム
JPS6362927B2 (ja)
JPH07135502A (ja) タイムスロット割り当て制御方法および装置
JP3359765B2 (ja) 無線lanシステム
JP2635581B2 (ja) 情報通信ネツトワーク
JPH1146198A (ja) ポーリング方法及び方式
JP2647084B2 (ja) 集線分配方式
JPS6343428A (ja) Tdma通信システム
JP3539224B2 (ja) 通信帯域制御方法
JP3481549B2 (ja) 移動体通信システムの回線割り付け方法
JPH024038A (ja) 通信制御装置
JPH0644738B2 (ja) 無線通信方式
JPS63206040A (ja) マルチチヤネルアクセス通信方式
WO2016047992A1 (ko) 유동적 채널관리 기반의 무선 인터컴 시스템의 운용 방법 및 이를 위한 컴퓨터로 판독가능한 기록매체
JPS6228917B2 (ja)
JPS63294145A (ja) チャンネル割当て制御方式
JPH05122229A (ja) 分散交換型閉域デジタル有線通信システム
JP2000156888A (ja) 非対称tdma−tdd無線通信方法及び非対称tdma−tdd無線通信システム
JPS63206081A (ja) マルチチヤネルアクセス通信方法
JPS63258135A (ja) バ−スト通信方式
JPH10294709A (ja) 低速多重通信装置
JPS6346836A (ja) デイジタル通信システム
JPS6455928A (en) Multi-direction multiplex communication system