JPH0612075U - ライブラリー用フィルムパック - Google Patents

ライブラリー用フィルムパック

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JPH0612075U
JPH0612075U JP109772U JP10977291U JPH0612075U JP H0612075 U JPH0612075 U JP H0612075U JP 109772 U JP109772 U JP 109772U JP 10977291 U JP10977291 U JP 10977291U JP H0612075 U JPH0612075 U JP H0612075U
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JP
Japan
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film
transparent
insertion portion
library
opening
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Pending
Application number
JP109772U
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English (en)
Inventor
禮二 片山
Original Assignee
片山パック株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔構成〕透明フィルム袋1の一側に開封口2a、2bを
並設するよう熱溶着により上下に区分してフィルム挿入
部1bとタイトル紙挿入部1aとを形成すると共に、前
記フィルム挿入部1b内に透明硬質シート3を介在して
所望のフィルム5を収容するようにした。 〔効果〕全体として非常に薄く構成できるため、収容ス
ペースを極力とらずにフィルム5及びタイトル紙8の収
容整理が差し込み作業によって容易にできる。透明フィ
ルム袋1に収容後のフィルム5は透明硬質シート3によ
って反りが矯正され、フィルム5の内容は透明フィルム
袋1を持って光りに透かせば明瞭に目視できる。フィル
ム5を収容した後、開封口2を熱溶着により閉封する
と、収容されたフィルム5の無断取出しが防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルム整理用のライブラリー用フィルムパックに関する
【0002】
【従来の技術】
従来、現像後のフィルムを貸出するためにフィルムライブラリー等に収納する 際、図3で示すようなフィルム整理用の紙マウントが用いられていた。
【0003】 この紙マウントは、図3(a) に示すように、中央の折線11を挟んで左右対称 に切抜き部12を形成すると共に、フレーム13の面上に接着剤を塗布しておき 、収容すべき所定のフィルム15(図中土星の如き図案は、フィルム15の内容 を例示したものである)を重ね、折線11に沿って閉じ合わせるようにしたもの である。完成後は、図3(b) に示すように、切抜き部12から露呈したフィルム 15を光に透かして目視できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のフィルム紙マウントにおいては、フレーム13によってフ ィルム15の反り及び折曲りを防止し、またフレーム13の表面はフィルム15 のタイトルが付される等に利用されるものであるが、厚手に形成されているため 、フィルムライブラリー等に数多く収納するとなると、収容スペースを広く要す るという欠点があった。
【0005】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、スペースの有効利用が配慮 されている近時の事情から、収容スペースを極力とらずにフィルム整理が可能と なるフィルムパックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案のライブラリー用フィルムパックは、透 明フィルム袋1の一側に開封口2a、2bを並設するよう熱溶着により上下に区 分してフィルム挿入部1bとタイトル紙挿入部1aとを形成すると共に、前記フ ィルム挿入部1b内に透明硬質シート3を介在して所望のフィルム5を収容する ようにしたものである。
【0007】 そして、このような構成において、前記フィルム挿入部1b内に透明硬質シー ト3を介在して所望のフィルム5を収容した後、前記開封口2を熱溶着により閉 封するようにした構成としてもよい。
【0008】 また、前記フィルム挿入部1b内に所望のフィルム5を半透明フィルム6で覆 った状態で収容した構成としてもよい。
【0009】
【作用】
上記構成により、本考案のライブラリー用フィルムパックは本体が透明フィル ム袋1からなる極薄の構成となり、一側に設けられた開封口2aからタイトル紙 8を差し入れてタイトル紙挿入部1a内に収納し、開封口2bからフィルム5を 差し入れてフィルム挿入部1b内に収納することができ、タイトル紙8及びフィ ルム5とも、透明フィルム袋1を透かして明瞭に目視することができる。
【0010】 また、フィルム挿入部1bには透明硬質シート3が介在してあるので、フィル ム挿入部1b内のフィルム5は、この透明硬質シート3によって反りを矯正し、 使用時の湾曲変形を防止することができる反面、透明硬質シート3自体透明であ るのでフィルム5の目視の妨げとならない。
【0011】 上記のようなライブラリー用フィルムパックにおいて、フィルム挿入部1b内 に透明硬質シート3を介在してフィルム5を収容してから開封口2を熱溶着によ り閉封するようにすると、収容されたフィルム5の無断取出しが防止できる。
【0012】 また、フィルム挿入部1b内に所望のフィルム5を半透明フィルム6で覆った 状態で収容すると、フィルム5の内容は目視できるが、透明フィルムシート1に 入れたままで感光することから防止できる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0014】 図1は、本考案によるライブラリー用フィルムパックの閉封前の平面図である 。図2は、図1に示すライブラリー用フィルムパックの閉封後の平面図である。 図3は従来のフィルム紙マウントで、図3(a) はその展開図であり、図3(b) は その完成後の平面図である。
【0015】 図1において、フィルム袋1は一側が開封されたOPPフィルム等による透明 袋体を上下所要位置で熱溶着(熱溶着部7a)して、上下に並列した開封口2a 、2bを作り、上方をタイトル紙挿入部1aとし、下方をフィルム挿入部1bと して区分してある。
【0016】 上方の開封口2aからはタイトル紙8を差し込んでタイトル紙挿入部1a内に 収容し、下方の開封口2bからはフィルム5(図中土星の如き図案は、フィルム 5の内容を例示したものである)を差し込んでフィルム挿入部1b内に収容する 。なお、図1に示すように、透明フィルム1の開封口2a、2bの合わせ面の端 部を少しずらして開封しておくと、フィルム5或はタイトル紙8の挿入に便利で ある。
【0017】 透明硬質シート3と半透明フィルム6との間にフィルム5を介入してフィルム 挿入部1b内に収納すると、フィルム挿入部1b全体にこしをもたせることがで き、フィルム挿入部1b内のフィルム5の反りを矯正し、または湾曲変形を防止 することができる。なお、この透明硬質シート3をフィルム5と同質のものから 構成すると、フィルム5の変色を防止できる。
【0018】 上記のようなライブラリー用フィルムパックにおいて、フィルム挿入部1b内 に透明硬質シート3を介在して所望のフィルム5を収容してから開封口2a、2 bを熱溶着(熱溶着部7b)により閉封すると、タイトル紙8の抜け出しを防止 することができ、また収容されたフィルム5を無断で取出すようなことができな くなる。なお、閉封後のフィルム5を取り出すには熱溶着部7bを切り取って開 封口を作ればよい。
【0019】 また、フィルム挿入部1b内に所望のフィルム5をSTシートのような半透明 フィルム6で覆った状態で収容すると、フィルム5の内容は光に透かして目視で きるが、フィルム5の写真感光は不十分となるから無断使用を防止することがで きる。
【0020】 さらに、この半透明フィルム6に識別文字等を付しておくと、無断使用の防止 に一層有効である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のライブラリー用フィルムパックによれば、全体 として非常に薄く構成できるため、収容スペースを極力とらずにフィルム5の収 容整理が差し込み作業によって容易にでき、またタイトル紙8の付設も同様に差 し込み作業によって容易に行うことができる。なお、本考案のフィルムパックは 、従来のフィルム紙マウントの約4分の1の厚さであることが確認されている。 さらに、透明フィルム袋1に収容後のフィルム5は透明硬質シート3によって反 りが矯正され、フィルム5の内容は透明フィルム袋1を持って光りに透かせば明 瞭に目視できる。
【0022】 さらに、透明フィルム袋1は、熱溶着が容易であるので、フィルム5を収容し た後、開封口2を熱溶着により閉封すると、収容されたフィルム5の無断取出し が防止できる。
【0023】 また、フィルム5を半透明フィルム6で覆った状態で収容すると、フィルム5 の内容は目視できるが、透明フィルムシート1に入れたままで感光されることか ら防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案によるライブラリー用フィルムパ
ックの閉封前の平面図である。
【図2】図2は図1に示すライブラリー用フィルムパッ
クの閉封後の平面図である。
【図3】図3は従来のフィルム紙マウントで、図3(a)
はその展開図であり、図3(b)はその完成後の平面図で
ある。
【符合の説明】
1…透明フィルム袋、1a…タイトル紙挿入部、1b…
フィルム挿入部、2a、2b…上下の開封口、5…フィ
ルム、6…半透明フィルム、7a、7b…熱溶着部、8
…タイトル紙。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明フィルム袋1の一側に開封口2a、2
    bを並設するよう熱溶着により上下に区分してフィルム
    挿入部1bとタイトル紙挿入部1aとを形成すると共
    に、前記フィルム挿入部1b内に透明硬質シート3を介
    在して所望のフィルム5を収容するようにしたことを特
    徴とするライブラリー用フィルムパック。
  2. 【請求項2】前記フィルム挿入部1b内に透明硬質シー
    ト3を介在して所望のフィルム5を収容した後、前記開
    封口2を熱溶着により閉封するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のライブラリー用フィルムパック。
  3. 【請求項3】前記フィルム挿入部1b内に所望のフィル
    ム5を半透明フィルム6で覆った状態で収容したことを
    特徴とする請求項1記載のライブラリー用フィルムパッ
    ク。
JP109772U 1991-12-12 1991-12-12 ライブラリー用フィルムパック Pending JPH0612075U (ja)

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JP109772U JPH0612075U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 ライブラリー用フィルムパック

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JPH0612075U true JPH0612075U (ja) 1994-02-15

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ID=14518839

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JP109772U Pending JPH0612075U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 ライブラリー用フィルムパック

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474224A (ja) * 1970-08-03 1972-03-01
JPS5578644A (en) * 1978-12-07 1980-06-13 Rohm Co Ltd Pilot signal eliminating device for fm stereo receiver
JPS62268695A (ja) * 1986-05-17 1987-11-21 株式会社 キングジム 見出し付ホルダ

Patent Citations (3)

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