JPH06120123A - X線転写用マスク - Google Patents

X線転写用マスク

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JPH06120123A
JPH06120123A JP26484492A JP26484492A JPH06120123A JP H06120123 A JPH06120123 A JP H06120123A JP 26484492 A JP26484492 A JP 26484492A JP 26484492 A JP26484492 A JP 26484492A JP H06120123 A JPH06120123 A JP H06120123A
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JP
Japan
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mask
thin film
substrate
bonding
layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26484492A
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English (en)
Inventor
Akira Okamoto
晃 岡本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスク基板に歪がなく、耐熱性、耐久性に優
れたX線転写用マスクを提供する。 【構成】 炭化硅素または窒化硅素薄膜から成るマスク
基板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠
とが接合された構造のX線転写用マスクにおいて、マス
ク基板と支持枠が予め各々の接合面に形成された、下地
の金属蒸着層とその上のCu蒸着層を介して拡散接合さ
れたX線転写用マスクであり、本構造によって低温での
高強度接合が可能となり、マスク基板に歪を生ずること
なく、耐熱性、耐久性に優れたX線転写用マスクとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭化硅素薄膜または窒化
硅素薄膜をマスク基板とするX線転写用マスク、特に基
板に歪がなく耐熱性、耐久性に優れたX線転写用マスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI製造においてはX線露光転写技術
が次世代リソグラフィとされ、積極的な開発が勧められ
ている。X線転写用マスクはX線露光の中核部品であ
り、マスク基板として炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜
を用いたX線転写用マスクがよく知られている。このX
線転写用マスクの断面概要図を図1に示す。1はマスク
基板、2は炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜、3はシリ
コン基板、4はマスク窓面、5は接合部、6は炭化硅素
製支持枠または窒化硅素質セラミックス製支持枠を示
す。マスク基板1はシリコン基板3と炭化硅素薄膜また
は窒化硅素薄膜2から構成され、接合部5で炭化硅素支
持枠または窒化硅素支持枠6に接合されている。マスク
基板1のうち実際にマスクとして機能する窓状の薄膜部
分をマスク窓面4と称する。
【0003】マスク基板1はシリコン基板に炭化硅素薄
膜または窒化硅素薄膜をCVDなどの方法により蒸着し
た後、炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミックス
製支持枠6に接合する。さらにマスク窓面4の下面の薄
膜部分を物理的に除去し、次いでシリコン基板部分を強
アルカリ溶液にてエッチング除去することにより炭化硅
素薄膜または窒化硅素薄膜から成るマスク窓面を残して
作成する。
【0004】マスク基板の支持枠の材質は熱膨張率の整
合性上、マスク窓面と同じ材質であることが望ましい。
これは材質が異なる、つまり熱膨張率に差があると接合
時あるいはマスクパターン形成時にマスク窓面に歪とか
反りが生ずるからである。したがってマスク窓面が炭化
硅素薄膜の場合には支持枠の材質は炭化硅素とし、窒化
硅素の場合には窒化硅素またはほぼ同質のセラミックス
であるサイアロンとすることが適当である。なおここで
は窒化硅素とサイアロンを窒化硅素質セラミックスと総
称する。
【0005】炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を蒸着し
たシリコン基板(以降薄膜蒸着基板と称する)と支持枠
の接合方法としてはエポキシ系有機接着剤による接合方
法とアノーディック接合法が一般的である。エポキシ系
有機接着剤による接合は簡便安価な方法であるが、接着
剤の経時劣化によるマスク窓面の反りなどが発生し易く
耐久性に難点がある。さらに有機接着剤は耐熱温度が低
いためマスクパターン処理時に温度制約が生ずるなどの
問題がある。
【0006】アノーディック接合法はイオン導電性固体
に電圧を印加して接合する方法である。X線転写用マス
クの製作に用いられる方法は支持枠をナトリウムを含む
ガラスとし、薄膜蒸着基板側の接合面はシリコンとして
ガラス製支持枠と薄膜蒸着基板間に電圧を印加し、数1
00℃の温度下で接合する方法である。この方法は比較
的低温で強固な接合が得られるが、支持枠の材質がナト
リウムを含むガラスという制約があるため、マスク窓と
の熱膨張率の整合性を完全にとることは難しく、マスク
窓に歪が入るという問題がある。さらにガラスは炭化硅
素や窒化硅素質セラミックスなどのセラミックスと比較
すると剛性が低いという材料上の問題もある。
【0007】一般的に炭化硅素や窒化硅素質セラミック
スなどのセラミックスの接合法としては銀−銅−チタン
系合金ろうなどの活性金属ろうやアルミニウム合金ろう
などによるろう付け法、溶融ガラスによる酸化物接合
法、アルミニウム、ニッケル、チタンなどの金属箔をイ
ンサート材とする荷重下での拡散接合法などがよく知ら
れている。これらの方法を薄膜蒸着基板と炭化硅素製ま
たは窒化硅素質セラミックス製支持枠の接合に適用する
場合次のような問題点があり、そのままの適用は難し
い。
【0008】ろう付け法と酸化物接合法においては、ろ
うあるいはガラスに対するセラミックスの漏れ性のバラ
ツキが大きいため通常20〜30μmあるろう層あるい
はガラス層の厚みが一定せず、X線転写用マスクの厚み
精度を維持することが難しい。また金属箔をインサート
材とするセラミックス同士の拡散接合とはセラミックス
と金属との拡散接合に外ならないから、塑性変形する金
属同士の拡散接合に比べて接合面がより密着した状態で
接合を行わねばならない。
【0009】したがってX線転写用マスクを再現性よく
接合するには、薄膜蒸着基板および支持枠の各々の接合
面とインサート金属箔が密着するよう薄膜蒸着基板と支
持枠の各々の接合面の平滑度、平面度、薄膜蒸着基板上
面と支持枠下面との平行度などに極めて高い精度が要求
される。しかしX線転写用マスクの巾寸法は通常10cm
以上と大きく、これらの精度を実現することは困難であ
るため接合の再現性が維持できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はマスク基板と
支持枠が接合された構造のX線転写用マスクにおける従
来技術の持つ問題点を解決するものである。すなわち有
機接着剤によって接合されたX線転写用マスクが持つ耐
久性と耐熱性が低いという問題点、アノーディック接合
法によって接合されたX線転写用マスクが持つマスク窓
面と支持枠の材質の差異に起因してマスク窓面に歪が生
ずるという問題点を解決し、マスク窓面に歪がなく耐
熱、耐久性に優れたX線転写用マスクを提供することを
課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】マスク窓面に歪がなく耐
熱、耐久性に優れたX線転写用マスクを提供するため本
発明は、炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を表面に蒸着
したシリコン基板を炭化硅素製または窒化硅素質セラミ
ックス製支持枠に接合した後、前記薄膜の一部および前
記シリコン基板の一部を除去して作成した窓状の薄膜部
分を有するシリコン基板をマスク基板とするX線転写用
マスクにおいて、前記シリコン基板と前記支持枠とが、
予め各接合面に形成された、下地層がTi、Zr、V、
Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Niから選ばれた金属
の蒸着層、その上の表面層がCuの蒸着層からなる2層
の金属蒸着層を介して設定荷重下で拡散接合されてなる
ことを構成要件とする。なお「下地層であるTi、Z
r、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Niから選ば
れた金属の蒸着層」を以降単に下地金属蒸着層と称す
る。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。図2は図
1の接合部5に対する本発明の適用を示す接合構造断面
図であり、3はシリコン基板、2はシリコン基板3上に
蒸着した炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜、6は炭化硅
素製支持枠または窒化硅素質セラミックス製支持枠、7
は薄膜蒸着基板の炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜上に
生成した2層の金属蒸着層のうちの下地金属蒸着層、8
はその上の表面層となるCu蒸着層、9は炭化硅素製支
持枠または窒化硅素質セラミックス製支持枠上に生成し
た2層の金属蒸着層のうちの下地金属蒸着層、10はそ
の上の表面層となるCu蒸着層である。
【0013】炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜から成る
薄膜蒸着基板の接合面および炭化硅素製または窒化硅素
質セラミックス製支持枠の接合面への下地金属蒸着層と
Cu蒸着層からなる2層の金属蒸着層の形成はイオンプ
レーティング、真空蒸着、スパッタリングなどの物理蒸
着法によって行う。2層の金属蒸着処理を行った薄膜蒸
着基板と支持枠の接合は真空中または不活性雰囲気中に
おいて荷重下での拡散接合によって行う。
【0014】下地金属蒸着層とCu蒸着層からなる2層
の金属層の厚みには最適な範囲が存在する。すなわち薄
すぎると拡散接合時の密着性が悪くなり、安定した接合
が得にくい反面、厚すぎると炭化硅素または窒化硅素に
比べて大きい金属の熱膨張率の影響が現れマスク窓面に
歪が入りやすくなる。最適厚みは1〜5μmである。ま
た物理蒸着法の種類によって下地金属蒸着層の薄膜蒸着
基板あるいは支持枠に対する付着強度は変わるが、この
付着強度は拡散接合後の接合強度にほとんど影響しな
い。これは拡散接合後の接合強度は拡散接合条件によっ
て決まるためである。したがって下地金属蒸着層とCu
蒸着層の物理蒸着は他のコーティング法によって代替し
うるものである。
【0015】薄膜蒸着基板と支持枠の拡散接合における
適当な温度条件は400〜700℃である。荷重条件に
ついては1〜10MPa が適当な条件である。勿論この範
囲外でも接合は可能であるが、例えば温度が低いと時間
がかるとか、温度が高いとマスク基板に歪が入りやすい
などの問題がある。
【0016】X線転写用マスクはマスクパターン処理時
に約400℃の温度に短時間ではあるが曝される場合が
あるので、マスク基板と支持枠の接合部の耐熱性は40
0℃程度が望ましい。耐熱性をあげるには接合温度を高
くすることが有効であるが、マスク窓面には歪が入りや
すくなる。したがってマスク窓面に歪がなく耐熱、耐久
性に優れたX線転写用マスクを製作するための技術ポイ
ントは極力低温で接合するとともに必要な耐熱、耐久性
を確保することにある。本発明は2層の金属蒸着と拡散
接合とによりこの技術ポイントを達成するに至ったので
ある。すなわち薄膜蒸着基板と支持枠の接合面に接する
下地層には炭化硅素および窒化硅素質セラミックスと高
強度で接合する金属の蒸着層を形成し、その上の表面層
には低温で拡散接合できるCuの蒸着層を形成すること
により低温での接合と高い耐熱、耐久性を確保すること
が可能となった。
【0017】炭化硅素および窒化硅素質セラミックスと
高強度で接合する金属としてはセラミックスと金属の接
合分野で活性金属と呼ばれるIVa族とVa族金属および
鉄族金属などが知られている。これらを含む金属のなか
から下地層として適する金属を次のようにして選定し
た。すなわち10mm×10mm×4mm厚の炭化硅素および
窒化硅素チップに下地層として種々の金属の蒸着層を、
表面層としてCu蒸着層を形成させ、ついでCu蒸着層
面同士を突き合わせて拡散接合した。この接合試験片の
両面を接着剤で治具に接合したのち引張り強度を測定
し、5MPa 以上の強度を示す金属を選定した。
【0018】このようにして選定された金属は活性金属
のTi、Zr、V、Nbと鉄族元素のCr、Mn、F
e、Co、Niである。これらの金属の蒸着層を下地層
とすることによってはじめて薄膜蒸着基板と支持枠の高
強度接合が可能となり、X線転写用マスクの高い製品信
頼性と耐久性が達成されたのである。下地層金属として
他の金属を用いた場合あるいは下地層を用いない場合で
も一応の接合は得られるが、製品の信頼性と耐久性に劣
る。なお下地層と表面層の間にもう1層の金属蒸着層を
いれることも可能であるが、経費増を伴う割には効果は
小さい。
【0019】極力低温で接合するという思想に基づけば
表面層の蒸着金属はCuより融点の低いアルミニウムの
ほうが好ましいように思われる。しかしアルミニウムは
アルカリによって腐食されるので、シリコン基板のアル
カリエッチング時に問題が生ずるとともに耐熱性にも難
があるため適当ではない。
【0020】
【作用】本発明は、炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を
マスク窓面とするマスク基板と炭化硅素製または窒化硅
素質セラミックス製支持枠とが接合された構造のX線転
写用マスクにおいて、予め各接合面に形成された、下地
層がTi、Zr、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、
Niから選ばれた金属の蒸着層、その上の表面層がCu
の蒸着層からなる2層の金属蒸着層を介して設定荷重下
で拡散接合することにより、従来のX線転写用マスクに
比べて耐熱、耐久性に優れ、しかもマスク窓面の歪がな
いX線転写用マスクを提供するものである。
【0021】
【実施例】実施例1 図1の形状のX線転写用マスクの長さはそのままとし、
巾を10mmに圧縮した2次元モデルX線転写用マスクを
作成した。2次元形状にしたのは例えば巾が小さいため
蒸着などの操作は1括して行えるなど製作の簡便化のた
めであるが、長さ方向に実寸をとっているので接合不良
あるいはマスク基板の歪などの結果はそのままフルサイ
ズのX線転写用マスクに適用できる。シリコン基板の上
下面にCVD法により2μm厚の炭化硅素薄膜を蒸着し
た後、この蒸着シリコン基板と炭化硅素製支持枠の両方
の接合面にイオンプレーティングにより下地層としてそ
れぞれの試料ごとにTi、Zr、V、Nb、Cr、M
n、Fe、Co、Niを1μm厚さに、表面層としてC
uを全試料共通に2μm厚さに蒸着し、次いで荷重5MP
a 、温度550℃、時間30分、真空度10-4torrの条
件の下でシリコン基板と支持枠を拡散接合した。この後
炭化硅素薄膜の機械的除去とシリコン基板のアルカリエ
ッチングにより2次元モデルX線転写用マスクを作成し
た。全試料について接合部を超音波探傷装置によって検
査したが接合不良部はほとんど検出されず、またマスク
基板には歪はなかった。
【0022】実施例2 図1の形状のフルサイズのX線転写用マスクを製作し
た。シリコン基板の上下面にCVD法により2μm厚の
炭化硅素薄膜を蒸着した後、この蒸着シリコン基板と炭
化硅素製支持枠の両方の接合面にイオンプレーティング
により下地層としてTiを1μm厚さに、表面層として
Cuを2μm厚さに蒸着し、次いで荷重5MPa 、温度5
50℃、時間30分、真空度10-4torrの条件の下でシ
リコン基板と支持枠を拡散接合した。この後炭化硅素薄
膜の機械的除去とシリコン基板のアルカリエッチングに
より図1の形状のX線転写用マスクに仕上げた。接合部
を超音波探傷装置によって検査したが接合不良部はほと
んど検出されなかった。このX線転写用マスクはマスク
パターン処理に対する耐熱性と長期使用の耐久性は十分
あり、しかもマスク基板には歪はなくマスクとして十分
な実用性を示し、本発明の有効性が確認できた。
【0023】実施例3 下地層金属を厚さ2μmのNiとし、拡散接合温度を5
00℃とした以外は実施例2とほぼ同様の方法で製作し
た。このX線転写用マスクは実施例2と同様に接合不良
部はほとんど検出されず、マスクとして十分な実用性を
示した。
【0024】実施例4 窒化硅素薄膜をマスク窓面材料とし、サイアロン製支持
枠を使用するX線転写用マスクを、下地層金属を厚さ2
μmのNiとし、拡散接合温度を600℃とした以外は
実施例2とほぼ同様の方法で製作した。このX線転写用
マスクは実施例2と同様に接合不良部はほとんど検出さ
れず、マスクとして十分な実用性を示した。
【0025】比較例 Ni箔とCu箔をインサート材とする拡散接合法により
図1の形状のX線転写用マスクを製作した。シリコン基
板の上下面にCVD法により2μm厚の炭化硅素薄膜を
蒸着した後、この蒸着シリコン基板と炭化硅素製支持枠
の間に厚さ2μmのNi箔、厚さ2μmのCu箔と厚さ
2μmのNi箔をこの順序ではさみ、荷重10MPa 、温
度700℃、時間60分、真空度10-4torrの条件の下
で拡散接合した。この後炭化硅素薄膜の機械的除去とシ
リコン基板のアルカリエッチングにより図1の形状のX
線転写用マスクに仕上げた。接合部を超音波探傷装置に
よって検査したところ接合界面に亀裂が入っていること
が判明した。この接合法ではX線転写用マスクは製作で
きなかった。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、優れた耐熱性、耐久性
を有し、マスク窓面に歪のないX線転写用マスクが得ら
れ、次世代LSIのX線リソグラフィへの途を拓くとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】炭化硅素または窒化硅素薄膜から成るマスク基
板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠を
接合してなるX線転写用マスクの断面を示す概要図。
【図2】図1のマスク基板と支持枠の接合部に対する本
発明の適用を示す接合構造図。
【符号の説明】
1 マスク基板 2 炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜 3 シリコン基板 4 マスク窓面 5 接合部 6 支持枠 7 下地金属蒸着層 8 銅蒸着層 9 下地金属蒸着層 10 銅蒸着層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を表面
    に蒸着したシリコン基板を炭化硅素製または窒化硅素質
    セラミックス製支持枠に接合した後、前記薄膜の一部お
    よび前記シリコン基板の一部を除去して作成した窓状の
    薄膜部分を有するシリコン基板をマスク基板とするX線
    転写用マスクにおいて、前記シリコン基板と前記支持枠
    とが、予め各接合面に形成された、下地層がTi、Z
    r、V、Nb、Cr、Mn、Fe、Co、Niから選ば
    れた金属の蒸着層、その上の表面層がCuの蒸着層から
    なる2層の金属蒸着層を介して設定荷重下で拡散接合さ
    れてなることを特徴とするX線転写用マスク。
JP26484492A 1992-10-02 1992-10-02 X線転写用マスク Withdrawn JPH06120123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004335996A (ja) * 2003-04-15 2004-11-25 Ibiden Co Ltd マスク構造体とその製造方法、および補強用マスクフレーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

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Effective date: 20000104