JPH06119715A - 情報記録媒体の記録再生方法 - Google Patents

情報記録媒体の記録再生方法

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JPH06119715A
JPH06119715A JP29195592A JP29195592A JPH06119715A JP H06119715 A JPH06119715 A JP H06119715A JP 29195592 A JP29195592 A JP 29195592A JP 29195592 A JP29195592 A JP 29195592A JP H06119715 A JPH06119715 A JP H06119715A
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JP
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code
data
vurs
recorded
circuit
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JP29195592A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kadokawa
雄一 門川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期外れや誤同期による記録データの再生エ
ラーを少なくする。 【構成】 保存データの末部に再同期コードを挿入し
て、同期コードと保存データと誤り訂正符号とを情報記
録媒体に記録する一方、記録情報の読み取り際には、再
同期コードを検出すると再び同期をとり、その後誤り訂
正符号を読み取る。 【効果】 同期をとり直した後で、誤り訂正符号を読み
取るので、誤り訂正符号をより確実に読み取ることがで
きる。これにより、復調データが誤っていても訂正する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種光ディスク装置,
磁気ディスク装置あるいは磁気テープ装置などの情報記
録媒体の記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】3.5インチ光磁気ディスクの情報記録
フォーマットは、ISO(International
Organization for Standar
dization)の規格DIS10090に提示され
ている。
【0003】この規格では、1セクタ内のデータ領域
は、VFOコードとSYNCコードとデータブロックと
で構成されている。さらに、データブロックは、データ
部と誤り訂正符号部とで構成されると共に、そのデータ
ブロック内には、複数のRS(RESYNC)コードが
離散的に書き込まれるようになっている。このデータブ
ロック内の各種データは、2−7RLL(Run Le
ngth Limited)変調の符号語で記録するよ
うになっている。
【0004】光磁気ディスク装置が、このような光磁気
ディスクの記録データを読み取る場合には、上記VFO
コードで読取タイミングを検知した後、SYNCコード
で同期をとって、データブロックに記録されたデータを
読み取る。そして、読み取った符号を復調して、記録デ
ータを再生する。また、RSコードを読み取るごとに再
度同期をとって、記録データの再生を継続する。
【0005】これにより、まずデータ部に記録された各
種データが再生され、次に、誤り訂正符号部に記録され
た誤り訂正符号が再生される。ここで、先に読み取った
各種データに誤りがあれば、誤り訂正符号によりデータ
の誤りを訂正する。
【0006】ところで、例えば、上記データ部の読み取
り時と、誤り訂正符号部の読み取り時との両方で、同期
外れを起こし、読み取ったデータも誤り訂正符号も共に
誤ってしまうと、その誤りを訂正することができなくな
って、記録データの再生エラーが発生する場合があっ
た。
【0007】一方、上記RSコードは、一旦同期外れを
起こしても、再度同期がとれるように、データブロック
内に複数配置されているものである。このRSコード
は、上記ISO規格により定められた1バイトの一定の
符号パターンである。
【0008】しかしながら、この符号パターンは、±3
チャネルビットずれたタイミングで誤同期を起こやすい
ことが知られている。また、一旦、そのような誤同期を
起こすと、次のRSコードで同期が復帰せず、誤同期の
まま保持されやすい。
【0009】上記データ部の読取中に、このような±3
チャネルビットずれた状態で誤同期を起こすと、記録デ
ータも誤り訂正符号も共に大きく誤ってしまうため、上
記のようなデータ再生エラーが発生していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
同期外れや誤同期により、データ部の記録データを正し
く再生できなくなることが多いという問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題を解決し、同期外れ
や誤同期による記録データの再生エラーを少なくするこ
とができる情報記録媒体の記録再生方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、保
存データの末部に再同期コードを挿入して、同期コード
と保存データと誤り訂正符号とを情報記録媒体に記録す
る一方、記録情報の読み取り際には、再同期コードを検
出すると再び同期をとり、その後誤り訂正符号を読み取
るようにしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】同期をとり直した後、誤り訂正符号を読み取る
ので、誤り訂正符号をより確実に読み取ることができ
る。従って、データ読み取り中に、同期はずれや誤同期
が発生して、復調したデータがある程度誤ったとして
も、その誤り訂正符号により、データの誤りを訂正する
ことができる。これにより、記録データの再生エラーが
少なくなる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0015】まず、本発明の第1の実施例を説明する。
図1は、本実施例の光磁気ディスク装置の記録系主要部
のブロック構成図を示したものである。図において、光
磁気ディスク1は、ISOの規格IS10090に準拠
した記録フォーマットで情報記録するものである。この
規格では、各セクタのデータ部に、ユーザ・データ領域
とベンダー・ユニーク領域とが形成されている。
【0016】光ピックアッフ2は、光磁気ディスク1に
情報を記録したり記録情報を読み取ったりするものであ
る。LD制御回路3は、光ピックアップ2内部のレーザ
ダイオードを駆動して所定のレーザ光を発光させるもの
である。
【0017】VFOパターン発生回路4は、光磁気ディ
スク1に記録するVFOコードのデータパターンを発生
させるものである。同様に、SYNCパターン発生回路
5は、SYNCコード、RSパターン発生回路6はRS
コードのデータパターンをそれぞれ発生さるものであ
る。VURSパターン発生回路7は、上記ベンダー・ユ
ニーク領域に記録するVURSパターンを発生するもの
である。VURSパターンは、本実施例において新たに
定義する再同期用のコードデータである。
【0018】セレクタ8は、ユーザ・データまたはVU
RSパターン発生回路7の出力信号を選択するものであ
る。ECC生成回路9は、記録データに対するCRCコ
ードや誤り訂正符号を生成するものである。セレクタ1
0は、各種データまたはECC生成回路9の出力信号を
選択するものである。変調回路11は、記録するデータ
を2−7RLLの変調方式でデジタル変調するものであ
る。セレクタ12は、記録するデータを所定のタイミン
グで順次選択するものである。
【0019】図2は、本実施例の光磁気ディスク装置の
読取系主要部のブロック構成図を示したものである。図
において、読取回路13は、光磁気ディスク1から得ら
れる検知信号に対して、波形透過,AGC制御,2値化
など既知の各種処理を実行して読取信号を取り出すもの
である。SYNC検出回路14は、その読取信号からS
YNCコードを検出するものである。RS検出回路15
は、RSコードを検出するものである。復調回路16
は、上記読取信号の符号データを復調して元のデータを
再生するものである。この復調回路16は、オア回路1
7の出力信号により初期化されるようになっている。V
URS検出回路18は、再生したデータからVURSコ
ードを検出するものである。SYNC検出回路14,R
S検出回路15およびオア回路17の各検知信号は、オ
ア回路17に入力されている。
【0020】以上の構成で、本実施例の光磁気ディスク
装置で情報記録する場合、図示せぬ各種手段により、光
磁気ディスク1は、回転駆動されると共に一定磁界が印
加される。また、光磁気ディスク1は、情報記録すべき
所定のセクタにレーザ光を照射するようにシーク制御さ
れる。
【0021】この後、所定のタイミングで、VFOパタ
ーン発生回路4とSYNCパターン発生回路5の出力信
号が順次LD制御回路3に入力される。LD制御回路3
は、入力信号に従って光ピックアップ2を駆動する。こ
れにより、光ピックアップ2から所定の変調光が光磁気
ディスク1のセクタ上に照射され、そのデータエリアに
VFOコードとSYNCコードが記録される。
【0022】次いで、ユーザ・データがECC生成回路
9と変調回路11とに順次入力される。変調回路11
は、そのユーザ・データを2−7RLL変調によりデジ
タル変調して、所定の符号語を順次出力する。
【0023】512バイト分の変調が終ると、VURS
パターン発生回路7は、VURSコードを出力する。こ
のVURSコードは、ユーザ・データに出現しにくく、
自己相関の高い4バイトのコードに設定されている。こ
のVURSコードは変調回路11に入力される。変調回
路11は、そのVURSコードを上記と同様に変調して
出力する。
【0024】その変調が終ると、ECC生成回路9は、
ユーザ・データとVURSコードのデータに対するCR
CコードとECCコードとを順次出力する。それらのコ
ードは、変調回路11に入力されて、変調される。
【0025】変調回路11から出力される符号語は、順
次LD制御回路3に入力される。また、その入力は、所
定の時間間隔で中断され、その中断期間にRSパターン
発生回路6から出力されるRSコードが1バイトずつL
D制御回路3に入力される。LD制御回路3は、入力さ
れる各コードに従って、光磁気ディスク1を駆動する。
これにより、光磁気ディスク1の1セクタのデータエリ
アにさらに、上記各データが記録される。
【0026】図3は、1セクタ内のデータエリアの記録
フォーマットを示している。すなわち、VFOコード,
SYNCコード,データの一部,RSコード,データの
一部,RSコード,・・・VURSコード,CRCコー
ド,ECCコードというように、同図各行に示したコー
ドやデータが順次データエリアに記録される。なお、V
URSコードは、前記ISO規格で指定されているベン
ダー・ユニーク領域に記録するようにしている。
【0027】次に、このように記録した記録情報を読み
取る場合、光ピックアップ2は、記録セクタにアクセス
して検知信号を出力する。読取回路13は、その検知信
号から2値の読取信号を取り出す。この読取信号は、S
YNCコードやRSコードあるいは各種データの符号語
を示している。
【0028】SYNC検出回路14は、その読取信号か
らSYNCコードを検出すると、SYNC検出信号を出
力する。また、RS検出回路15は、RSコードを検出
すると、RS検出信号を出力する。このSYNC検出信
号,RS検出信号は、それぞれ復調回路16に入力され
る。復調回路16は、それらの検出信号を入力すると、
その時点で初期化する。そして、その時点から読取信号
の符号語を2ビット単位に読み取って復調する。
【0029】いま、光磁気ディスク1の記録トラック上
に、図4(a)に示すように、各情報が記録されていた
とする。ここで、SYNCコードが読み取られたとする
と、そのタイミングで、同図(b)に示すように、SY
NC検出回路14からSYNC検出信号が出力される。
そして、復調回路16から、同図(d)に示すように、
所定のビット数の復調データが出力される。次に、RS
コードが読み取られると、そのタイミングで、同図
(c)に示すように、SYNC検出信号が出力され、同
様に所定バイト数の復調データが出力される。このよう
にして、記録データが順次再生される。
【0030】ところで、いま、記録データの読取中のあ
る時点Aで、復調回路16が同期外れを起こしたとする
と、符号語を読み取るビット位置がずれて、誤ったデー
タを復調してしまうことになる。しかしながら、このよ
うに一旦同期外れが起こったとしても、通常は、同図に
示すように、次のRSコードを検出したとき、再度同期
が取られて、正常動作に復帰するようになる。
【0031】ここで、また、ある時点Bで同期外れを起
こすと共に、RS検出回路15が、同図Cに示すよう
に、次のRSコードの検出タイミングを誤って、RS検
出信号を出力してしまったとする。すると、復調回路1
6は、その検出タイミングで初期化して復調動作を実行
するので、上記同期が復帰せず、復調データが継続して
エラーになってしまう。
【0032】VURS検出回路18は、そのような場合
でも、復調データを監視している。上記のように、同期
外れや誤同期により、復調データにビットずれが発生し
ていても、復調データのビット列自体は正しい場合があ
る。VURS検出回路18は、そのような場合、VUR
Sコードを検出して、同図(e)に示すように、VUR
S検出信号を出力する。
【0033】復調回路16は、そのVURS検出信号を
入力すると、その時点で初期化して復調動作を継続す
る。これにより、再度同期がとれて、復調データのビッ
トずれがなくなり、その後、正しいデータが再生される
ようになる。
【0034】また、RS検出回路15は、上記VURS
検出信号を入力して動作状態を初期化する。これによ
り、RSコードを誤検出して誤同期していたとしても、
次のRSコードを正しく検出することができる。
【0035】このVURSコードの後、CRCコードや
ECCコードが読み取られる。従って、これらのコード
データは正しく再生される。いまの例では、一部の記録
データを誤って再生したが、ECCコードが正しく再生
されている。従って、記録データのエラーの量が一定限
度以下であれば、ECCコードにより正しく訂正するこ
とができる。なお、この訂正処理は、図示せぬ既知回路
により実行する。
【0036】以上のように、本実施例では、光磁気ディ
スク1にデータ記録する際に、ユーザ・データ領域の後
のベンダー・ユニーク領域に、新たに定義したVURS
コードを記録しておき、記録データ読取りの際には、そ
のVURSコードを検出すると、復調回路16が再び同
期をとるようにしている。
【0037】従って、一旦同期外れや誤同期が発生した
としても、VURSコードにより再び同期をとって、E
CCコードをより確実に再生することができる。ECC
コードが正しく得られれば、そのECCコードにより、
ユーザ・データのある程度の誤りは訂正することができ
る。これにより、記録データの再生エラーを少なくする
ことができる。
【0038】また、VURSコードは、ユーザ・データ
と同様に変調して記録するので、元のデータパターン
は、自己相関の高いパターンを任意に設定することがで
きる。これにより、VURSコードをより確実に検出す
ることができる。
【0039】また、VURSコードは、光磁気ディスク
1のベンダー・ユニーク領域に記録するようにしてい
る。ベンダー・ユニーク領域は、装置メーカなどが、任
意に定義したデータを記録できる領域としてISO規格
で規定されている。これにより、標準フォーマットの光
磁気ディスク1において、以上のような読取処理を実行
することができる。
【0040】図5は、本発明の第2の実施例に係る光磁
気ディスク装置の読取系主要部を示したものである。図
中、図2と同一符号は同一部分を示し、図1と異なる点
は、VURS検出回路18の代りに別のVURSパター
ン発生回路19を配設して、その出力をオア回路17に
入力するように構成している。
【0041】この構成で、光磁気ディスク1には、前述
の実施例と同様に、図3に示した記録フォーマットで各
種情報を記録する。
【0042】一方、記録情報を読み取る場合、ユーザ・
データの読み取りは、前述の実施例と同様に実行する。
そして、ユーザ・データの読み取りが終了すると、VU
RSパターン発生回路19は、読取回路13の読取信号
から直接VURSコードを検出する。この場合、VUR
Sコードは、変調された一定の符号語のデータとして記
録されているので、その符号データを検出することにな
る。そして、VURSコードを検出すると、VURS検
出信号を出力する。
【0043】復調回路16は、前述の実施例と同様に、
SYNC検出回路14,RS検出回路15およびVUR
Sパターン発生回路19の各検出信号を入力すると、初
期化しながら、読取信号を復調する。これにより、図4
で説明した記録データの再生処理が実行される。
【0044】ところで、ユーザ・データやVURSコー
ドなどは、2−7RLL変調の符号語で光磁気ディスク
1に記録されている。この符号語は、元のデータ語を2
ビットまたは4ビット単位に、4ビット,6ビットある
いは8ビットの符号に変換されたものである。このよう
に符号語が2の整数倍であるため、復調回路16が読取
信号からデータを復調する際に、奇数ビットのビットず
れを起こした場合、元の記録データとは全くことなるデ
ータを復調してしまう。従って、この場合、前述の実施
例のように復調データからVURSコードを検出しよう
としても、検出不可能になる。
【0045】本実施例では、VURSパターン発生回路
19は、読取信号から直接VURSコードを検出するよ
うにしているので、復調回路16のビットずれなどの影
響を受けずに、VURSコードをより確実に検出するこ
とができる。
【0046】また、従来は、一旦RSコードを±3チャ
ネルビットずれた状態で検出すると、誤同期のまま保持
され、ユーザ・データもECCコードも共に誤って再生
してしまう場合があったが、本実施例では、RSコード
の検出状態の影響を受けずに、VURSコードを検出で
きる。
【0047】これにより、同期はずれや誤同期が発生し
た場合でも、再同期をとってECCコードを正しく読み
取り、正しいデータを再生することができるようにな
る。
【0048】図6は、本発明の第3の実施例に係る光磁
気ディスク装置の読取系主要部を示したものである。図
中、図1と同一符号は同一部分を示している。
【0049】本実施例では、図2の復調回路16の代り
に復調回路20を配設している。また、読取回路13の
読取信号を1ビットずらせるD型フリップ・フロップ2
1と、そのずらせた読取信号状態を復調する復調回路2
2と、その出力信号からVURSコードを検出するVU
RS検出回路23と、読取信号からデータクロック信号
を発生するデータクロック回路24とを配設している。
【0050】データクロック回路24は、図2あるいは
図5の構成では、復調回路16内に備えられていたもの
である。復調回路20と復調回路22とは同一機能であ
り、復調回路16とはデータクロック回路24の機能を
備えていない点のみ異なっている。
【0051】SYNC検出回路14,RS検出回路1
5,およびVURS検出回路23,24の各検出信号
は、オア回路25を介して復調回路20に入力されてい
る。
【0052】この構成で、光磁気ディスク1には、前述
の実施例と同様に、各種情報を記録する。
【0053】一方、記録情報を読み取る場合、D型フリ
ップ・フロップ21のクロック端子には、読取回路13
の読取信号のビットタイミングに同期した変調規則クロ
ック信号が入力される。また、データクロック回路24
は、読取信号を入力してデータクロック信号を出力す
る。このデータクロック信号は、復調データの再生タイ
ミングを示すもので、変調規則クロック信号の1/2周
期の信号である。このデータクロック信号は、復調回路
20および復調回路22に入力される。復調回路20
は、そのデータクロックに従って、光ピックアップ2の
ユーザ・データを復調する。この復調動作は、前述の実
施例と同様である。
【0054】VURS検出回路18は、復調回路20の
復調データを監視している。一方、D型フリップ・フロ
ップ21からは読取信号が変調規則クロック信号の1周
期分、つまり符号語1ビット分ずれた読取信号が出力さ
れる。復調回路22は、その読取信号を復調する。VU
RS検出回路23は、その復調データを監視する。復調
回路20および復調回路20は、VURSコードを検出
すると、それぞれVURS検出信号を出力する。
【0055】ここで、図7(a)に示すように、光磁気
ディスク1のVURSコード以降の記録情報を読み取る
場合を説明する。記録情報を読み取る場合、同図
(b),(c)に示すように、変調規則クロック信号と
データクロックとがそれぞれ出力される。
【0056】いま、例えば、復調回路20が復調したデ
ータの一定期間Ta内にVURSコードが含まれていた
とする。この場合、VURS検出回路18は、そのVU
RSコードを検出して、同図(d)に示すように、VU
RS検出信号を出力する。この場合、復調回路20は、
そのVURS検出信号で初期化して、同図(e)に示す
ように、復調動作を実行する。これにより、その後に記
録されているCRCコードやECCコードが正しく復調
されることになる。
【0057】ところで、復調回路20が読取信号を復調
する際に符号語1ビット分のビットずれを起こしていた
場合、復調回路20は、記録した元のデータ例とは全く
異なったデータ列を復調してしまう。この場合、VUR
S検出回路18は、VURSコードを検出できない。
【0058】このような場合、復調回路22は、符号語
1ビット分のビットずれた読取信号を復調しているの
で、元のデータ列を正しく復調することができる。そし
て、この場合、一定期間Taに対して、変調クロック1
周期分だけずれた、例えば、一定期間TbでVURSコ
ードが復調されることになる。
【0059】VURS検出回路23は、そのVURSコ
ードを検出して、同図(g)に示すように、VURS検
出信号を出力する。復調回路20は、そのVURS検出
信号により初期化して、同図(h)に示すように、読取
信号を復調してデータ再生する。
【0060】以上のように、読取回路13の読取信号
は、2−7RLL変調の符号語であり、復調の際に、奇
数ビットのビットずれを起こすと、VURSコードが再
生できなくなる。そこで、本実施例では、読取信号をそ
のままの状態と1ビットずらせた状態とで2重に復調し
て、その2つの復調データからVURSコードを検知す
るようにしている。これにより、さらに確実にVURS
コードを検出して、記録データの再生エラーを少なくす
ることができる。
【0061】図8は、本発明の第4の実施例に係る光磁
気ディスク装置の記録系主要部を示したものである。図
中、図1と同一符号は同一部分を示している。本実施例
では、ユーザ・データは、ECC生成回路26とセレク
タ10とに入力し、セレクタ10は、ユーザ・データま
たはECC生成回路26の出力を変調回路11に入力す
るようにしてる。また、VURSパターン発生回路27
を配設して、その出力をセレクタ12に入力するように
している。
【0062】ECC生成回路26は、光磁気ディスク1
のベンダー・ユニーク領域の記録データについては関知
せず、ユーザ・データのみに対応するCRCコードやE
CCコードを生成するものである。VURSパターン発
生回路27は、SYNCコードと同じコードデータを4
バイト分発生するものである。
【0063】この構成で、前記第1の実施例と同様に、
VFOコード,SYNCコード,RSコードおよびユー
ザ・データを光磁気ディスク1に記録する。
【0064】そして、光磁気ディスク1のベンダーユニ
ーク領域には、VURSパターン発生回路27から出力
されるコードデータをVURSコードとして記録する。
この後、ECC生成回路26から出力されるCRCコー
ドとECCコードとを記録する。
【0065】一方、記録情報を読み取る場合、図5に示
した構成で、読取動作を実行する。但し、本本実施例で
は、VURSパターン発生回路19は、SYNCコード
と同じコードデータであるVURSコードを検出する。
復調回路16は、SYNC検出回路14,RS検出回路
15およびVURSパターン発生回路19から各検出信
号が出力されるごとに、初期化しながら、読取信号を復
調して、記録データを再生する。
【0066】SYNCコードは、2−7RLL変調に従
わない符号データあり自己相関が高い。従って、本実施
例では、前述の各実施例よりも、VURSコードをさら
に確実に検出して、記録データの再生エラーを少なくす
ることができる。
【0067】なお、上記実施例では、SYNC検出回路
14とは別に、VURS検出回路19を備えるようにし
たが、SYNC検出回路14で、SYNCコードとVU
RSコードとを両方検出するようにしてもよい。これに
より、ハードウェア回路を簡単に構成することができ
る。
【0068】なお、以上の各実施例では、光磁気ディス
ク1のベンダー・ユニーク領域に、再同期用のVURS
コードを記録するようにしたが、このようにベンダー・
ユニーク領域が割り付けられていない光磁気ディスク1
を使用する場合には、ユーザ・データの末部に同様のコ
ードを挿入して記録しておけばよい。
【0069】また、記録データは、標準的な2−7RL
L変調でデジタル変調して光磁気ディスク1に記録する
ようにしたが、他の変調方式の場合にも、本発明は適用
することができる。
【0070】また、光磁気ディスクを例にとって説明し
たが、情報の書き換えができない光ディスクのほか、磁
気ディスクあるいは磁気テープなど、各種情報記録媒体
に情報を記録したり再生したりする場合に、本発明を適
用することが考えられる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、保存す
るデータの末部に再同期コードを挿入して、同期コード
とそのデータと誤り訂正符号とを情報記録媒体に記録す
る一方、記録情報の読み出しの際に、再同期コードを検
出すると再び同期をとり、その後誤り訂正符号を読み取
るようにしたので、復調したデータがある程度誤ったと
しても、誤り訂正符号により、データの誤りを訂正する
ことができるため、記録データの再生エラーを少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光磁気ディスク装置
の記録系主要部のブロック構成図である。
【図2】上記光磁気ディスク装置の読取系主要部のブロ
ック構成図である。
【図3】光磁気ディスクのデータ領域の記録フォーマッ
トの説明図である。
【図4】上記光磁気ディスク装置の読取動作を示すタイ
ムチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る光磁気ディスク装置
の読取系主要部のブロック構成図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る光磁気ディスク装置
の読取系主要部のブロック構成図である。
【図7】上記光磁気ディスク装置の読取動作を示すタイ
ムチャートである。
【図8】本発明の第4実施例に係る光磁気ディスク装置
の記録系主要部のブロック構成である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク1 2 光ピックアップ 3 LD制御回路 4 VFOパターン発生回路 5 SYNCパターン発生回路 6 RSパターン発生回路 7,19,27 VURSパターン発生回路 8,10,12 セレクタ 9,26 ECC生成回路 11 変調回路 13 読取回路 14 SYNC検出回路 15 RS検出回路 16,20,22 復調回路 17,25 オア回路 18,23 VURS検出回路 21 D型フリップ・フロップ 24 データクロック回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期コードと保存データと誤り訂正符号
    とを順次情報記録媒体に記録し、記録情報読み取りの際
    には、上記同期コードを検出して同期をとった後上記保
    存データと誤り訂正符号とを読み取り、その誤り訂正符
    号により上記保存データの誤りを訂正する情報記録媒体
    の記録再生方法において、上記保存データの末部に再同
    期コードを挿入して上記情報記録媒体に記録する一方、
    記録情報読み取りの際には、上記再同期コードを検出し
    て再び同期をとった後上記誤り訂正符号を読み取ること
    を特徴とする情報記録媒体の記録再生方法。
  2. 【請求項2】 上記情報記録媒体に上記保存データの記
    録領域としてユーザ・データ領域とベンダー・ユニーク
    領域とが形成されている場合に、そのベンダー・ユニー
    ク領域に上記再同期コードを記録することを特徴とする
    請求項1記載の情報記録媒体の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 上記保存データを2−7RLL変調の符
    号語により上記情報記録媒体に記録する記録方式の場合
    に、特定の上記符号語を上記再同期コードとして情報記
    録媒体に記録し、記録情報読み取りの際には、読み取っ
    た符号語を、2ビット単位に取り出して復調すると共に
    その取り出し単位とは1ビットずらせて2ビット単位に
    取り出して復調し、それぞれの復調により得た2種類の
    復調データのどちらか一方から上記再同期コードを検出
    した場合に再び同期をとることを特徴とする請求項1記
    載の情報記録媒体の記録再生方法。
  4. 【請求項4】 上記再同期コードとして上記同期コード
    と同一符号データを設定することを特徴とする請求項1
    記載の情報記録媒体の記録再生方法。
JP29195592A 1992-10-07 1992-10-07 情報記録媒体の記録再生方法 Pending JPH06119715A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9876632B2 (en) 2014-11-06 2018-01-23 Ricoh Company, Ltd. Data transmission/reception system, transmission apparatus and reception apparatus

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US9876632B2 (en) 2014-11-06 2018-01-23 Ricoh Company, Ltd. Data transmission/reception system, transmission apparatus and reception apparatus

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