JPH061180A - 建設機械の照明対象物の自動追従装置およびその制御方法 - Google Patents
建設機械の照明対象物の自動追従装置およびその制御方法Info
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- JPH061180A JPH061180A JP18768092A JP18768092A JPH061180A JP H061180 A JPH061180 A JP H061180A JP 18768092 A JP18768092 A JP 18768092A JP 18768092 A JP18768092 A JP 18768092A JP H061180 A JPH061180 A JP H061180A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 建設機械による作業箇所を作業動作に追従さ
せ作業灯の照射方向を制御し、夜間作業等を容易にす
る。 【構成】 作業装置を夜間等の暗い作業現場では照明す
る照明装置を有する建設機械において、作業装置を所定
の指定位置で照射するよう照明駆動装置20に指令を出
す運転席の近傍に配設された自動追従装置本体10と、
自動追従装置本体10からの指令により作業装置を照射
するよう作動する照明駆動装置20と、作業装置を揺動
させるシリンダの伸縮をシリンダのストロークで検出す
るシリンダストローク検出装置30からなる。また作業
装置等の照明対象物を移動させながら手動操作で照明装
置を上下に揺動して照射方向を設置し、照明対象物の位
置と照明装置の照射方向との関係のデータを記憶し、作
業時の照明対象物に合わせて記憶したデータにより照射
方向を制御する。
せ作業灯の照射方向を制御し、夜間作業等を容易にす
る。 【構成】 作業装置を夜間等の暗い作業現場では照明す
る照明装置を有する建設機械において、作業装置を所定
の指定位置で照射するよう照明駆動装置20に指令を出
す運転席の近傍に配設された自動追従装置本体10と、
自動追従装置本体10からの指令により作業装置を照射
するよう作動する照明駆動装置20と、作業装置を揺動
させるシリンダの伸縮をシリンダのストロークで検出す
るシリンダストローク検出装置30からなる。また作業
装置等の照明対象物を移動させながら手動操作で照明装
置を上下に揺動して照射方向を設置し、照明対象物の位
置と照明装置の照射方向との関係のデータを記憶し、作
業時の照明対象物に合わせて記憶したデータにより照射
方向を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械の照明対象物
の自動追従装置およびその制御方法に係わり、特には、
パワーショベル等の建設機械における作業灯の照射方向
を制御する建設機械の照明対象物の自動追従装置および
その制御方法の改良に関する。
の自動追従装置およびその制御方法に係わり、特には、
パワーショベル等の建設機械における作業灯の照射方向
を制御する建設機械の照明対象物の自動追従装置および
その制御方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパワーショベル50は、図1を参
照して説明すると、ブーム51は本体52に対して回転
軸53を介して支持されており、ブーム51の先端部に
はアーム54が回転軸55を介して連結されている。ア
ーム54の先端部にはバケット56が回転軸57を介し
て連結されている。ブーム51のは基端部を本体52に
支持させたブームシリンダ61により回動させられ、ア
ーム54はブーム51の中間部とアーム54の一端部と
の間に連結したアームシリンダ62により回動させら
れ、バケット56はアーム54の基端部側とバケット5
6の基端部側との間に連結したバケットシリンダ63に
より回動させられるようになっている。掘削作業はブー
ム51、アーム54およびバケット56をそれぞれシリ
ンダにより回動させて行う。この場合、ブーム51、ア
ーム54およびバケット56はそれぞれ円弧運動する
が、夜間中など暗い場所での掘削作業、杭打ち等、バケ
ット56による作業時にはできるだけバケットの作業場
所を照射するようにブーム51に作業灯を取り付け、バ
ケット56の刃先56aに向けて照射している。
照して説明すると、ブーム51は本体52に対して回転
軸53を介して支持されており、ブーム51の先端部に
はアーム54が回転軸55を介して連結されている。ア
ーム54の先端部にはバケット56が回転軸57を介し
て連結されている。ブーム51のは基端部を本体52に
支持させたブームシリンダ61により回動させられ、ア
ーム54はブーム51の中間部とアーム54の一端部と
の間に連結したアームシリンダ62により回動させら
れ、バケット56はアーム54の基端部側とバケット5
6の基端部側との間に連結したバケットシリンダ63に
より回動させられるようになっている。掘削作業はブー
ム51、アーム54およびバケット56をそれぞれシリ
ンダにより回動させて行う。この場合、ブーム51、ア
ーム54およびバケット56はそれぞれ円弧運動する
が、夜間中など暗い場所での掘削作業、杭打ち等、バケ
ット56による作業時にはできるだけバケットの作業場
所を照射するようにブーム51に作業灯を取り付け、バ
ケット56の刃先56aに向けて照射している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の作業灯はできるだけ広い作業場所を想定して、所定
の位置を照射するようにブームに固定して装着してい
る。このように作業灯を固定した状態では、ある限られ
た範囲しか照射出来ないので、照明が必要なバケット位
置を絶えず照射することが出来なく、夜間などの暗い所
での作業がしずらい。例えば、掘削する作業位置に作業
灯の照準を合わせて置くと、ダンプ等に土砂を搭載する
排土位置では照明が当たらず作業がしにくいという問題
がある。
来の作業灯はできるだけ広い作業場所を想定して、所定
の位置を照射するようにブームに固定して装着してい
る。このように作業灯を固定した状態では、ある限られ
た範囲しか照射出来ないので、照明が必要なバケット位
置を絶えず照射することが出来なく、夜間などの暗い所
での作業がしずらい。例えば、掘削する作業位置に作業
灯の照準を合わせて置くと、ダンプ等に土砂を搭載する
排土位置では照明が当たらず作業がしにくいという問題
がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目し、建設
機械の照明対象物の自動追従装置および制御方法に係わ
り、特には、パワーショベル等の建設機械における作業
灯の照射方向をバケット位置に自動追従して作業箇所の
照明が適正に行われるよう制御する建設機械の照明対象
物の自動追従装置および制御方法の改良を目的としてい
る。
機械の照明対象物の自動追従装置および制御方法に係わ
り、特には、パワーショベル等の建設機械における作業
灯の照射方向をバケット位置に自動追従して作業箇所の
照明が適正に行われるよう制御する建設機械の照明対象
物の自動追従装置および制御方法の改良を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、本発明に係わる第1の発明では、ブレード、バケ
ット等の土砂を押し、あるいは掘削するために揺動する
作業装置を有し、かつ、作業装置を夜間等の暗い作業現
場では照明する照明装置を有する建設機械において、リ
ンクに装着されシリンダの伸縮により揺動する作業装置
を所定の指定位置で照射するよう照明駆動装置に指令を
出す運転席の近傍に配設された自動追従装置本体10
と、自動追従装置本体10からの指令により作業装置を
照射するよう作動する照明駆動装置20と、作業装置を
揺動させるシリンダの伸縮をシリンダのストロークで検
出するシリンダストローク検出装置30からなる構成と
したものである。
には、本発明に係わる第1の発明では、ブレード、バケ
ット等の土砂を押し、あるいは掘削するために揺動する
作業装置を有し、かつ、作業装置を夜間等の暗い作業現
場では照明する照明装置を有する建設機械において、リ
ンクに装着されシリンダの伸縮により揺動する作業装置
を所定の指定位置で照射するよう照明駆動装置に指令を
出す運転席の近傍に配設された自動追従装置本体10
と、自動追従装置本体10からの指令により作業装置を
照射するよう作動する照明駆動装置20と、作業装置を
揺動させるシリンダの伸縮をシリンダのストロークで検
出するシリンダストローク検出装置30からなる構成と
したものである。
【0006】また、第1発明を主体とする第2の発明で
は、自動追従装置本体は作業装置の移動に合わせて揺動
する作業装置の所定の指定位置を設定するために切り替
えるマニアル操作スイッチと、指定された位置を記憶す
る記憶装置を有している。
は、自動追従装置本体は作業装置の移動に合わせて揺動
する作業装置の所定の指定位置を設定するために切り替
えるマニアル操作スイッチと、指定された位置を記憶す
る記憶装置を有している。
【0007】また、第3の発明に係る制御方法では、夜
間等の暗い作業現場で揺動する作業装置で作業し、その
作業装置を照明する照明装置を有する建設機械に対し、
作業装置等の照明対象物を移動させながら手動操作で照
明装置を上下に揺動して照射方向を設定し、照明対象物
の位置と照明装置の照射方向との関係のデータを記憶
し、作業時の照明対象物に合わせて記憶したデータによ
り照射方向を制御するように構成した。
間等の暗い作業現場で揺動する作業装置で作業し、その
作業装置を照明する照明装置を有する建設機械に対し、
作業装置等の照明対象物を移動させながら手動操作で照
明装置を上下に揺動して照射方向を設定し、照明対象物
の位置と照明装置の照射方向との関係のデータを記憶
し、作業時の照明対象物に合わせて記憶したデータによ
り照射方向を制御するように構成した。
【0008】
【作用】上記構成において、シリンダのストローク位置
を検出することによりリンクに対する作業装置の揺動軌
跡を検出して作業装置と照明装置との相対位置を把握す
るため、作業装置の位置を確実に把握することができる
とともに、作業装置を確実に照明することができる。ま
た、作業装置を実際の作業現場に合わせて移動し、これ
に合わせて照明駆動装置を作動して照射方向および範囲
を記憶することにより、常に、アームシリンダのストロ
ークに対する最適な照射方向を制御することができる。
これにより、照明装置の照射方向をバケットに追従させ
て全作業区域でバケットを照射して作業を容易にする。
従って、作業性が向上するとともに、操作が安全にでき
る。
を検出することによりリンクに対する作業装置の揺動軌
跡を検出して作業装置と照明装置との相対位置を把握す
るため、作業装置の位置を確実に把握することができる
とともに、作業装置を確実に照明することができる。ま
た、作業装置を実際の作業現場に合わせて移動し、これ
に合わせて照明駆動装置を作動して照射方向および範囲
を記憶することにより、常に、アームシリンダのストロ
ークに対する最適な照射方向を制御することができる。
これにより、照明装置の照射方向をバケットに追従させ
て全作業区域でバケットを照射して作業を容易にする。
従って、作業性が向上するとともに、操作が安全にでき
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明にかかわる建設機械の照明対
象物の自動追従装置および制御方法の実施例につき、図
面を参照して詳細に説明する。従来例と同一部品には同
一符号を付し説明は省略する。図1は本発明の1実施例
の建設機械の照明対象物の自動追従装置1をパワーショ
ベル50に装着した図であり、図2は建設機械の照明対
象物の自動追従装置1の概略全体構成図である。
象物の自動追従装置および制御方法の実施例につき、図
面を参照して詳細に説明する。従来例と同一部品には同
一符号を付し説明は省略する。図1は本発明の1実施例
の建設機械の照明対象物の自動追従装置1をパワーショ
ベル50に装着した図であり、図2は建設機械の照明対
象物の自動追従装置1の概略全体構成図である。
【0010】図1あるいは図2において、パワーショベ
ル50のアーム54に装着されアームシリンダ62の伸
縮により揺動するバケット56を所定の指定位置で照射
するよう照明駆動装置に指令を出す運転席Aの近傍に配
設された自動追従装置本体10と、自動追従装置本体1
0からの指令によりバケット56を照射するよう作動す
る照明駆動装置20と、バケット56を揺動させるアー
ムシリンダ62の伸縮をアームシリンダ62のストロー
クで検出するシリンダストローク検出装置30からな
り、各装置は電線40で接続されている。
ル50のアーム54に装着されアームシリンダ62の伸
縮により揺動するバケット56を所定の指定位置で照射
するよう照明駆動装置に指令を出す運転席Aの近傍に配
設された自動追従装置本体10と、自動追従装置本体1
0からの指令によりバケット56を照射するよう作動す
る照明駆動装置20と、バケット56を揺動させるアー
ムシリンダ62の伸縮をアームシリンダ62のストロー
クで検出するシリンダストローク検出装置30からな
り、各装置は電線40で接続されている。
【0011】図2に示すように、自動追従装置本体10
は、電源スイッチ11と、マニアル操作スイッチ12
と、セットスイッチ13と、スタートスイッチ14と、
および、データ処理部15により構成され、また、自動
追従装置本体10の外部にはバッテリ17が配設され、
電源スイッチ11のONにより電力を供給される。図3
に示すように、照明駆動装置20は、作業灯21と、作
業灯21を駆動する駆動ギヤ22とおよび駆動モータ2
3と、作業灯位置検出用ポテンショメータ24とからな
り、マニアル操作スイッチ12の操作により上下に作動
する。例えば、マニアル操作スイッチ12のスイッチ回
路は、スイッチ12aと、接点a位置と、接点b位置と
を有しており、マニアル操作スイッチ12のアップ側
(↑)に押すとスイッチ12aは接点a位置に切り換わ
り、ダウン側(↓)に押すとスイッチ12aは接点b位
置に切り換わり、駆動モータ23の回転方向を正、逆回
転させる。これにより、作業灯21の照射方向を上下に
作動する。
は、電源スイッチ11と、マニアル操作スイッチ12
と、セットスイッチ13と、スタートスイッチ14と、
および、データ処理部15により構成され、また、自動
追従装置本体10の外部にはバッテリ17が配設され、
電源スイッチ11のONにより電力を供給される。図3
に示すように、照明駆動装置20は、作業灯21と、作
業灯21を駆動する駆動ギヤ22とおよび駆動モータ2
3と、作業灯位置検出用ポテンショメータ24とからな
り、マニアル操作スイッチ12の操作により上下に作動
する。例えば、マニアル操作スイッチ12のスイッチ回
路は、スイッチ12aと、接点a位置と、接点b位置と
を有しており、マニアル操作スイッチ12のアップ側
(↑)に押すとスイッチ12aは接点a位置に切り換わ
り、ダウン側(↓)に押すとスイッチ12aは接点b位
置に切り換わり、駆動モータ23の回転方向を正、逆回
転させる。これにより、作業灯21の照射方向を上下に
作動する。
【0012】図4に示すように、シリンダストローク検
出装置30はアームシリンダ62に配設され、アームシ
リンダ62のストローク位置を検出するポテンショメー
タ等からなるストローク検出部31と、アームシリンダ
ロッド62aに押し付けられるゴム輪等からなる転動部
32とからなる。アームシリンダ62のストローク位置
は転動部32の回転数を測定し、その外径の転動長さに
よりアームシリンダ62のストローク位置を検出する。
このストローク位置を測定することにより、ブーム51
に対するアーム先端部の相対位置、すなわち、円弧運動
の軌跡の位置を検出する。なお、シリンダストローク検
出装置30はシリンダロッドに磁気、コード等の模様を
付け、その移動数を検出して測定しても良い。 上記の
自動追従装置本体10と照明駆動装置20との間、およ
び自動追従装置本体10とシリンダストローク検出装置
30との間は、それぞれ電線40にて接続されている。
出装置30はアームシリンダ62に配設され、アームシ
リンダ62のストローク位置を検出するポテンショメー
タ等からなるストローク検出部31と、アームシリンダ
ロッド62aに押し付けられるゴム輪等からなる転動部
32とからなる。アームシリンダ62のストローク位置
は転動部32の回転数を測定し、その外径の転動長さに
よりアームシリンダ62のストローク位置を検出する。
このストローク位置を測定することにより、ブーム51
に対するアーム先端部の相対位置、すなわち、円弧運動
の軌跡の位置を検出する。なお、シリンダストローク検
出装置30はシリンダロッドに磁気、コード等の模様を
付け、その移動数を検出して測定しても良い。 上記の
自動追従装置本体10と照明駆動装置20との間、およ
び自動追従装置本体10とシリンダストローク検出装置
30との間は、それぞれ電線40にて接続されている。
【0013】上記構成において、次に作動を説明する。
作業するバケットのアームに装着された回転軸57の支
点はブームシリンダ、あるいは、アームシリンダのロッ
ドがストロークすることにより移動するが、本実施例で
は、バケットの支点の移動に作業灯21を自動追従させ
て照明箇所が適正になるように制御している。このた
め、アームシリンダロッドのストローク量を、アームシ
リンダに配設したストローク検出装置30で検出して、
その信号を自動追従装置本体10へ出力する。
作業するバケットのアームに装着された回転軸57の支
点はブームシリンダ、あるいは、アームシリンダのロッ
ドがストロークすることにより移動するが、本実施例で
は、バケットの支点の移動に作業灯21を自動追従させ
て照明箇所が適正になるように制御している。このた
め、アームシリンダロッドのストローク量を、アームシ
リンダに配設したストローク検出装置30で検出して、
その信号を自動追従装置本体10へ出力する。
【0014】まず、図5によって作動を説明すると、出
荷時あるいはバッテリを交換したとき等必要に応じて作
業灯21を自動追従させるための初期設定を行う。この
ために、ステップ1でリセットボタン16を押す。リセ
ットボタン16を押すと、ステップ2では、シリンダス
トローク信号と作業灯位置信号のデータ処理部15の記
憶データを全て消去する。次にパワーショベル50のリ
ンク、あるいは作業灯21の位置に合わせて作業灯21
を自動追従させるための初期設定を行うためにステップ
3でマニアル操作ボタンを押す。
荷時あるいはバッテリを交換したとき等必要に応じて作
業灯21を自動追従させるための初期設定を行う。この
ために、ステップ1でリセットボタン16を押す。リセ
ットボタン16を押すと、ステップ2では、シリンダス
トローク信号と作業灯位置信号のデータ処理部15の記
憶データを全て消去する。次にパワーショベル50のリ
ンク、あるいは作業灯21の位置に合わせて作業灯21
を自動追従させるための初期設定を行うためにステップ
3でマニアル操作ボタンを押す。
【0015】ステップ4では、バケットを作業範囲の所
定の位置に移動し、その時のアームシリンダのロッド位
置を設定し、ステップ5でセットボタンを押しデータ処
理部に入力する。ステップ6では、アームシリンダのロ
ッド位置、すなわち、バケットの位置に対し、マニアル
操作スイッチで、アップ、ダウンスイッチを押して最適
な作業灯の照射位置をセットするために、作業灯の照射
位置を上下して設定し、ステップ7でセットボタンを押
しデータ処理部に入力し記憶部に記憶する。
定の位置に移動し、その時のアームシリンダのロッド位
置を設定し、ステップ5でセットボタンを押しデータ処
理部に入力する。ステップ6では、アームシリンダのロ
ッド位置、すなわち、バケットの位置に対し、マニアル
操作スイッチで、アップ、ダウンスイッチを押して最適
な作業灯の照射位置をセットするために、作業灯の照射
位置を上下して設定し、ステップ7でセットボタンを押
しデータ処理部に入力し記憶部に記憶する。
【0016】次に、ステップ8では、アームシリンダの
ロッドを移動しバケットの位置を変えて、前記と同様に
その時の最適な作業灯の照射位置をマニアル操作スイッ
チで設定しセットスイッチを押し記憶部に記憶すること
を繰り返し、これらの操作をアームシリンダの全ストロ
ークで行いデータ処理部にシリンダストローク検出部か
ら送られた信号とセットスイッチを押した時の照射位置
信号を記憶し、作業現場に合わせて初期条件の設定を行
う。
ロッドを移動しバケットの位置を変えて、前記と同様に
その時の最適な作業灯の照射位置をマニアル操作スイッ
チで設定しセットスイッチを押し記憶部に記憶すること
を繰り返し、これらの操作をアームシリンダの全ストロ
ークで行いデータ処理部にシリンダストローク検出部か
ら送られた信号とセットスイッチを押した時の照射位置
信号を記憶し、作業現場に合わせて初期条件の設定を行
う。
【0017】また、上記において、ステップ4とステッ
プ6とを実施した後に、データ処理部の入力値をセット
スイッチを押し記憶部に記憶しても良い。さらに、アー
ムシリンダの所定の設定位置を外れた場合は、設定され
た延長位置から、あるいは、設定していない位置では両
側の設定位置から、最適な作業灯位置信号を演算して出
力する。
プ6とを実施した後に、データ処理部の入力値をセット
スイッチを押し記憶部に記憶しても良い。さらに、アー
ムシリンダの所定の設定位置を外れた場合は、設定され
た延長位置から、あるいは、設定していない位置では両
側の設定位置から、最適な作業灯位置信号を演算して出
力する。
【0018】作業を開始する場合に、ステップ10でス
タートスイッチを押すと、ステップ11ではアームシリ
ンダストロークのストローク位置をデータ処理部に信号
を入力する。ステップ12では、アームシリンダストロ
ーク信号からデータ処理部に記憶してあるデータと比較
して最適なセットスイッチで設定した照射位置を算出
し、その位置になるようにデータ処理部から照射駆動装
置の駆動モータに信号を送る。
タートスイッチを押すと、ステップ11ではアームシリ
ンダストロークのストローク位置をデータ処理部に信号
を入力する。ステップ12では、アームシリンダストロ
ーク信号からデータ処理部に記憶してあるデータと比較
して最適なセットスイッチで設定した照射位置を算出
し、その位置になるようにデータ処理部から照射駆動装
置の駆動モータに信号を送る。
【0019】ステップ13では、照射駆動装置の駆動モ
ータを駆動し、設定した照射位置になったかどうかを作
業灯位置検出用ポテンショメータの出力信号によりデー
タ処理部で判定し、一致したときに駆動モータを停止す
る。この場合に、バケット56の位置に自動追従してい
るが、各所定位置に移動したときに停止し、照射位置が
所定値だけズレたときに、照射駆動装置の駆動モータが
駆動し追従するようにしても良い。作業が終了して電源
スイッチ11がOFFになっても、上記の記憶は確保さ
れている。
ータを駆動し、設定した照射位置になったかどうかを作
業灯位置検出用ポテンショメータの出力信号によりデー
タ処理部で判定し、一致したときに駆動モータを停止す
る。この場合に、バケット56の位置に自動追従してい
るが、各所定位置に移動したときに停止し、照射位置が
所定値だけズレたときに、照射駆動装置の駆動モータが
駆動し追従するようにしても良い。作業が終了して電源
スイッチ11がOFFになっても、上記の記憶は確保さ
れている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バケットと作業灯の相対位置を検出し、手動スイッチに
より駆動モータを作動して照射方向および範囲を記憶す
ることにより、その時の作業灯の照射方向を自動的にバ
ケットに追従させて全作業区域でバケットを照射して作
業を容易にする。また、アームシリンダのストロークに
対する最適な照射方向を制御することができ、作業の効
率化が図れるとともに、操作の安全性が高まるという優
れた効果が得られる。
バケットと作業灯の相対位置を検出し、手動スイッチに
より駆動モータを作動して照射方向および範囲を記憶す
ることにより、その時の作業灯の照射方向を自動的にバ
ケットに追従させて全作業区域でバケットを照射して作
業を容易にする。また、アームシリンダのストロークに
対する最適な照射方向を制御することができ、作業の効
率化が図れるとともに、操作の安全性が高まるという優
れた効果が得られる。
【図1】本発明の照明対象物の自動追従装置を装着した
建設機械の側面図、
建設機械の側面図、
【図2】本発明の建設機械の照明対象物の自動追従装置
の概略を示す全体構成図、
の概略を示す全体構成図、
【図3】照明駆動装置の詳細図、
【図4】シリンダストローク検出装置の詳細図、
【図5】データ処理部のフローチャート図、
10 自動追従装置本体 11 電源スイッチ 12 マニアル操作スイッチ 13 セットスイッチ 14 スタートスイッチ 15 データ処理部 20 照明駆動装置 21 作業灯 23 駆動モータ 24 作業灯位置検出用ポテンショメータ 30 シリンダストローク検出装置 31 ストローク検出部 54 アーム 56 バケット 62 アームシリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】 ブレード、バケット等の土砂を押し、あ
るいは掘削するために揺動する作業装置を有し、かつ、
作業装置を夜間等の暗い作業現場では照明する照明装置
を有する建設機械において、リンクに装着されシリンダ
の伸縮により揺動する作業装置を所定の指定位置で照射
するよう照明駆動装置に指令を出す運転席の近傍に配設
された自動追従装置本体と、自動追従装置本体からの指
令により作業装置を照射するよう作動する照明駆動装置
と、作業装置を揺動させるシリンダの伸縮をシリンダの
ストロークで検出するシリンダストローク検出装置から
なることを特徴とする建設機械の照明対象物の自動追従
装置。 - 【請求項2】 自動追従装置本体は作業装置の移動に合
わせて揺動する作業装置の所定の指定位置を設定するた
めに切り替えるマニアル操作スイッチと、指定された位
置を記憶する記憶装置を有する請求項1記載の建設機械
の照明対象物の自動追従装置。 - 【請求項3】 夜間等の暗い作業現場で揺動する作業装
置で作業し、その作業装置を照明する照明装置を有する
建設機械において、作業装置等の照明対象物を移動させ
ながら手動操作で照明装置を上下に揺動して照射方向を
設定し、照明対象物の位置と照明装置の照射方向との関
係のデータを記憶し、作業時の照明対象物に合わせて記
憶したデータにより照射方向を制御することを特徴とす
る建設機械の照明対象物の自動追従装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18768092A JPH061180A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 建設機械の照明対象物の自動追従装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18768092A JPH061180A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 建設機械の照明対象物の自動追従装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061180A true JPH061180A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16210266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18768092A Pending JPH061180A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 建設機械の照明対象物の自動追従装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061180A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5853875A (en) * | 1996-03-29 | 1998-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Light-transmitting recording material for electrophotography, and heat fixing method |
CN110747931A (zh) * | 2019-06-29 | 2020-02-04 | 三一重机有限公司 | 挖掘机灯光控制方法、挖掘机及计算机可读存储介质 |
JP2020147957A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
CN112012263A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-12-01 | 上海三一重机股份有限公司 | 工作灯调节方法、装置及工作灯控制系统 |
US11299088B2 (en) | 2019-05-17 | 2022-04-12 | Deere & Company | Adaptive work vehicle lighting system and method of adaptively illuminating a work area |
US11364974B2 (en) | 2019-12-13 | 2022-06-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Hydrofoil craft |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18768092A patent/JPH061180A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5853875A (en) * | 1996-03-29 | 1998-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Light-transmitting recording material for electrophotography, and heat fixing method |
JP2020147957A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
US11299088B2 (en) | 2019-05-17 | 2022-04-12 | Deere & Company | Adaptive work vehicle lighting system and method of adaptively illuminating a work area |
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US11364974B2 (en) | 2019-12-13 | 2022-06-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Hydrofoil craft |
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