JPH06117828A - ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法 - Google Patents

ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法

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JPH06117828A
JPH06117828A JP4290718A JP29071892A JPH06117828A JP H06117828 A JPH06117828 A JP H06117828A JP 4290718 A JP4290718 A JP 4290718A JP 29071892 A JP29071892 A JP 29071892A JP H06117828 A JPH06117828 A JP H06117828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
area
hole
soldering
dark
Prior art date
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Pending
Application number
JP4290718A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakai
良 中井
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Lossev Technology Corp
Original Assignee
Lossev Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lossev Technology Corp filed Critical Lossev Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スルーホール内のリード周りのはんだ付け状
態を画像処理の技術によって観測し、はんだ欠陥を検出
できるようにすることである。 【構成】 スルーホール内のリード周りのはんだを全方
向照射により照明するとともに、はんだ付け部分の真上
からはんだ面を撮像し、撮像データを2値化処理して、
暗画素数の計数から暗部の面積を計算し、暗部の面積と
判定基準の面積との大小比較からブローホールのはんだ
欠陥を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理によってディ
スクリート部品のはんだ欠陥を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクリート部品をスルーホール基板
に実装して、スルーホール内のリード周りのはんだ付け
状態を検査する手段として、現在、ほとんどが目視で行
われている。これは、高密度実装要求がSMT基板ほど
ではなかった理由によるが、目視であれば、判定基準の
ばらつきなどが発生し、これがはんだ付け状態の検査上
の問題の要因となっていた。また、部品インサータが高
速化してくると、ライン検査速度の向上が要求され、目
視による検査の困難さが顕在化しつつあった。このよう
な状況から、はんだ付け状態の検査の自動化が求められ
ている。
【0003】ディスクリート部品のはんだ付け検査で、
重要なことは、回路基板のリード孔すなわちスルーホー
ルおよびその内部のリードが完全にはんだで覆われてい
ることの確認である。はんだの濡性不足で、スルーホー
ルおよびリードにはんだが部分的にしか付かず、孔抜け
やピンホールなどによって空間ができる欠陥をブローホ
ールと呼ばれている。このブローホールがあると、製品
としての使用中に、リード抜けが発生し、重大な事故と
なる。したがって、この検査が自動で検出できれば、製
品の信頼性向上に大きく寄与することになる。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、スルーホ
ール内のリード周りのはんだ付け状態を画像処理の技術
によって観測し、はんだ欠陥を検出できるようにするこ
とである。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的のもとに、本発明は、はん
だ不良を画像処理の技術を応用し、検査対象の基板につ
いて、スルーホール内のリード周りのはんだを全方向照
射により照明するとともに、はんだ付け部分の真上から
はんだ面を撮像し、撮像データを2値化処理して、暗画
素数の計数から暗部の面積を計算し、暗部の面積と判定
基準の面積との大小比較からブローホールのはんだ欠陥
を検出するようにしている。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の方法で用いられる照明系及
びシステムの全体的な構成を示している。検査対象の基
板1は、平板状の検査テーブル2の上に置かれており、
全方向照明3によって、あらゆる方向から無影の状態で
照射できるようになっている。全方向照明3は、例えば
半球形のホルダー4を例えば8段階に水平分割し、各分
割位置毎にリング状のLED光源5などを配置したもの
を用いる。ここで、全てのリング状の光源5は、高角度
から低角度までの範囲で、基板1の被検査面に向けて集
束する光を発生するよう配置されている。
【0007】そして、検査対象の基板1の垂直線、換言
すれば、はんだ付け部分の真上に、CCDカメラなどの
カメラ6が配置されており、画像処理装置7に接続され
ている。この画像処理装置7は、本発明の方法に基づく
画像処理プログラムを内蔵している。
【0008】次に、図2の上欄部分は、はんだ付け部分
の断面を示している。ディスクリート部品のリード8
は、基板1のスルーホール9から突出し、山状のはんだ
10を介して基板1の表面のランド11に電気的に接続
され、かつ固定されている。良好なはんだ付け状態は、
図2の左側のようになっているが、ブローホールはんだ
付け欠陥の状態は、同図の右側のように、リード8とは
んだ10との間にブローホール12を形成している。
【0009】なお、図2の下欄の撮像画面は、良好なは
んだ付け状態とブローホール欠陥の画像とそれぞれ対応
している。画面上で、はんだ10の存在する部分は、全
反射によって白い画面となっているが、ブローホール1
2の存在する部分は、光の透過によって、黒い部分とし
て現れる。
【0010】次に、図3は、本発明のはんだ欠陥検出方
法に基づく検査のフローチャートを示している。これら
のプログラムは、前述の通り、画像処理装置7の内部に
予め納められているプログラムに基づいて実行される。
【0011】まず最初の照明点灯のステップで、光源5
が全て点灯状態となる。これによって、検査対象の基板
1のはんだ付け部分が全方向から無影の状態で照射され
る。次の撮像ステップで、真上のカメラ6は、検査対象
のはんだ付け部分を撮像し、電気的な信号として、画像
処理装置7に送り込む。
【0012】既に述べたように、正常なはんだ付け部分
は、図2の左側下方に示すように、白い画面となってい
る。しかし、はんだ付け部分にブローホール12が形成
されており、はんだ付けに欠陥があるとき、その部分が
暗くなっている。これは、ブローホール12の部分に当
たった反射光が、真上のカメラ6の方向へ帰らないため
である。
【0013】撮像後、次の2値化のステップで、撮像画
面に対応するデータが予め設定された適切なしきい値に
よって、明るい部分を「1」とし、また暗い部分を
「0」とする。2つの明度に区別する。このあとの面積
計算のステップで、画像処理装置7は、画像データから
はんだ付け部分を切り出し、暗い画素すなわち「0」に
対応する画素数を計数することによって、暗い部分の面
積を計算する。もちろん、この暗い部分の面積は、ブロ
ーホール12の大きさに対応している。
【0014】次の大小比較のステップで、暗部の面積す
なわち計測値と判定の基準面積すなわち基準値との大小
比較が行われ、基準値<計測値のときに、ブローホール
12の存在すなわちはんだ付け不良と判断され、また基
準値<計測値でないとき、つまり当該はんだ付け部分が
良好と判断される。
【0015】はんだ付け部分に欠陥が存在しないなら
ば、その製品は良品として、次の生産ラインに運び込ま
れる。しかし、検査中に、はんだ付け不良が検出される
と、その製品は不良品として生産ラインから排出され
る。
【0016】
【発明の効果】本発明では、スルーホール内のリード周
りのはんだに対する全方向照射光によって、ブローホー
ルが暗い点として検出され、その面積の大小比較からは
んだ付け不良が検出されるため、ブローホールのはんだ
付け欠陥が画像処理の分野で自動化でき、しかも目視検
査の方法に比較して信頼性が高く、また検査に必要な時
間も短縮化できるため、製品の信頼性の向上に大きく寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明系の構成および検査システムのブロック線
図である。
【図2】はんだ付け部分の良品と不良品の断面図および
それらに対応する撮像画面の説明図である。
【図3】はんだ欠陥検出方法のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 検査テーブル 3 全方向照明 4 ホルダー 5 光源 6 カメラ 7 画像処理装置 8 リード 9 スルーホール 10 はんだ 11 ランド 12 ブローホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルーホール内のリード周りのはんだを
    全方向照射により照明するとともに、はんだ付け部分の
    真上からはんだ面を撮像し、撮像データを2値化処理し
    て、暗画素数の計数から暗部の面積を計算し、暗部の面
    積と判定基準の面積との大小比較からブローホールのは
    んだ欠陥を検出することを特徴とするディスクリート部
    品のはんだ欠陥検出方法。
JP4290718A 1992-10-05 1992-10-05 ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法 Pending JPH06117828A (ja)

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JP4290718A JPH06117828A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法

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JP4290718A JPH06117828A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法

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Publication Number Publication Date
JPH06117828A true JPH06117828A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17759628

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JP4290718A Pending JPH06117828A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 ディスクリート部品のはんだ欠陥検出方法

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JP (1) JPH06117828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660998B2 (ja) * 2001-07-31 2011-03-30 トヨタ自動車株式会社 接合検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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