JPH0611759Y2 - 研削盤におけるワ−ク挿入装置 - Google Patents

研削盤におけるワ−ク挿入装置

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JPH0611759Y2
JPH0611759Y2 JP2002687U JP2002687U JPH0611759Y2 JP H0611759 Y2 JPH0611759 Y2 JP H0611759Y2 JP 2002687 U JP2002687 U JP 2002687U JP 2002687 U JP2002687 U JP 2002687U JP H0611759 Y2 JPH0611759 Y2 JP H0611759Y2
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JP
Japan
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work
collet chuck
grinding
insertion rod
grinding wheel
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JP2002687U
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JPS63127865U (ja
Inventor
和夫 川野
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富士バルブ株式会社
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用エンジンバルブ等の研削盤における
ワーク挿入装置に関する。
(従来の技術) 第2図に示すように、自動車用エンジンの吸排気口を開
閉するバルブ(a)は、円断面をなす軸部(b)の前端に、順
次拡径する首部(c)を介して、傘部(d)を連設したもの
で、正面視ラッパ状をなしている。
このバルブ(a)の傘部(d)の裏面周縁には、ほぼ45°に傾
斜するフェース(e)が形成され、エンジンのバルブシー
トに密着しうるようになっている。
軸部(b)の後端面(f)は、ロッカアームに当接させて使用
される。
このようなバルブ(a)のフェース(e)を研削盤で研削する
には、傘部(d)を、ローリングセンター(g)で矢印(h)の
方向へ押して、軸部(b)を研削盤のコレットチャック(i)
内に挿入し、コレットチャック(i)内のストッパ(j)にバ
ルブ(a)の後端面(f)が衝止した所で位置決めして、フェ
ース(e)の後側外方より砥石車(k)を、矢印()の方向
に送り出す。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したワークの挿入装置によるフェース(e)の研削加
工時には、前工程において後端面(f)が研削されたバル
ブ(a)が、そのまま自動式に連続して供給されてくる。
そのため、前工程における加工ミス等により、全長が一
定寸法以下となっているバルブ(a)については、これを
コレットチャック(i)に挿入した際、砥石車(k)と傘部
(d)の加工面が合致しないこととなり、砥石車(k)に過大
な負荷がかかって、これを破損する等の不具合が生じ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、架台に往復動自在に設けた挿入杆でワークの前端面
を押し、挿入杆と対向して設けたコレットチャックの内
部のストッパにワークの後端面を当接させるとともに、
ワークをコレットチャックに把持させ、砥石車を送り出
してワークに接触させることにより、ワークの前端部を
研削するようにした研削盤において、 前記挿入杆の中間部の側方に、後端部がコレットチャッ
クの方を向く作動片を設け、かつ該作動片の移動軌跡内
に位置する検知スイッチを、前記ストッパの前方に、所
定の間隔を設けて配設し、さらに、前記検知スイッチと
接続され、ワークの長さが一定寸法以下の場合に、前記
作動片が検知スイッチに当接することにより、前記砥石
車の研削位置への送り出しを停止させるようにした制御
装置を設けたことを特徴とするものである。
(作用) ワークが一定長さ以下の場合には、ワークの挿入杆に取
付けた作動片が検知スイッチに当接し、制御手段を介し
て、砥石車の送り出しを停止させる。
(実施例) 本考案の実施例を、第1図に基づいて説明する。
(1)は研削盤全体を示し、架台(2)の左端より側方へ突出
する取付台(3)の前面には、一般的に使用されているコ
レットチャック(4)が設けられている。
このコレットチャック(4)は、前端(図示右端)におけ
る保持孔(5)を縮径しうる複数の爪(6)と、保持孔(5)の
内部後端に位置するストッパ(7)とを備えている。
架台(2)の前端部から取付台(3)と同方向に突出する取付
台(8)には、側方を向く水平の固定アーム(9)の内端部が
固着されている。
取付台(8)の近くにおいて固定アーム(9)には、ピストン
ロッド(10a)が前方へ突出するシリンダ装置(10)が固着
されている。
ピストンロッド(10a)の中間部外周には、内外方を向く
連結アーム(11)の内端部(11a)が、上下方向のピン(12)
をもって連結されている。
前記コレットチャック(4)の保持孔(5)の中心を通る軸線
(m)上に、ワーク挿入杆(13)が配設され、その前端部
は、ピン(14)をもって、前記連結アーム(11)の外端面(1
1b)に固着されている。
ワーク挿入杆(13)の外方において、連結アーム(11)に
は、ワークの軸線(m)に沿う長さを検出するためのボル
ト状の作動片(15)の前端部が螺合され、ナット(15b)を
もって、連結アーム(11)に締着されている。
ボルト状作動片(15)の後端側の頭部端面は、コレットチ
ャック(4)と対向している。
(17)は検知スイッチ、例えばマイクロスイッチで、前記
作動片(15)の移動軌跡内に突出するようにして、前記固
定アーム(9)の外端部に取付けられている。
(18)は砥石車で、回転駆動手段(19)をもって回転される
とともに、架台(2)より前外方へ45°の角度をなして突
設したガイド部材(20)に沿って、矢印(n)の方向に往復
動自在に設けられている。
(21)は制御手段で、マイクロスイッチ(17)がONのと
き、砥石車(18)の作動を停止させるようになっている。
次に、研削盤及びワークの中の短寸のものを検出する要
領について説明する。なおワークは、軸部(23a)、主部
(23b)及び傘部(23c)からなる正面視ラッパ状のエンジン
用バルブ(23)とする。
第1図の想像線で示すハンド装置(22)により、バルブ(2
3)を前工程より搬入し、その軸部(23a)を、コレットチ
ャック(4)の保持孔(5)内へ挿入する。
次にシリンダ装置(10)を作動させて、ピストンロッド(1
0a)縮めると、ワーク挿入杆(13)は後方へ移動して、そ
の後端が、バルブ(23)の傘部(23c)の前端面中心を押圧
し、軸部(23a)の後端面をストッパに当接させる。
このようにして、コレットチャック(4)内へバルブ(23)
を挿入した時におけるバルブ(23)の全長(P)が基準の値
のとき、ボルト(15)がマイクロスイッチ(17)に接触寸前
となるように、作動片(15)とマイクロスイッチ(17)との
相対位置を調整しておく。
バルブ(23)の全長(P)が基準より短い場合には、そのま
までは、砥石車(18)は、定位置に達するまでの送りの途
中で、バルブ(23)に接触するため、初期の研削量が異常
に多くなり、破損のおそれが出る。
従って、マイクロスイッチ(17)がONとなった場合に
は、砥石車(18)の送り出し動作が停止して、研削加工が
行なわれないように、制御手段(21)で制御する。
このような場合には、不良のバルブ(23)を取除いた後、
研削盤を作動させると、再びハンド装置(22)による次の
バルブ(23)の供給が開始される。
バルブ(23)の全長(P)が、基準より長い場合には、定位
置に送る途中の砥石車(18)が、バルブ(23)の研削面に当
らないため、その後に砥石車(18)を送って、研削を支障
なく行うことができる。
上述した実施例では、検知スイッチ(17)を、作動片(15)
と接触して、ON・OFFするものとしたが、無接触タ
イプの光電スイッチとしてもよい。
連結アーム(11)を、ワーク挿入杆(13)に対して摺動自在
とし、任意の位置で固定できるようにすれば、長さの異
なるワークに対応して、容易に基準値の設定を行うこと
ができる。
(考案の効果) 本考案による研削盤におけるワークの挿入装置によれ
ば、コレットチャック内にワークを挿入した際に、もし
ワークの長さが基準値より短寸であれば、砥石車の送り
出しを自動的に停止させて、砥石車の破損を防止しう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す概略平面図、 第2図は、従来の研削盤を示す概略構成図である。 (1)研削盤、(2)架台 (3)取付台、(4)コレットチャック (5)保持孔、(6)爪 (7)ストッパ、(8)取付台 (9)固定アーム、(10)シリンダ装置 (11)連結アーム、(13)ワーク挿入杆 (15)作動片、(17)検知スイッチ (18)砥石車、(19)回転駆動手段 (20)ガイド部材、(21)制御手段 (22)ハンド、(23)バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台に往復動自在に設けた挿入杆でワーク
    の前端面を押し、挿入杆と対向して設けたコレットチャ
    ックの内部のストッパにワークの後端面を当接させると
    ともに、ワークをコレットチャックに把持させ、砥石車
    を送り出してワークに接触させることにより、ワークの
    前端部を研削するようにした研削盤において、 前記挿入杆の中間部の側方に、後端部がコレットチャッ
    クの方を向く作動片を設け、かつ該作動片の移動軌跡内
    に位置する検知スイッチを、前記ストッパの前方に、所
    定の間隔を設けて配設し、さらに、前記検知スイッチと
    接続され、ワークの長さが一定寸法以下の場合に、前記
    作動片が検知スイッチに当接することにより、前記砥石
    車の研削位置への送り出しを停止させるようにした制御
    装置を設けたことを特徴とする研削盤におけるワーク挿
    入装置。
JP2002687U 1987-02-16 1987-02-16 研削盤におけるワ−ク挿入装置 Expired - Lifetime JPH0611759Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63127865U JPS63127865U (ja) 1988-08-22
JPH0611759Y2 true JPH0611759Y2 (ja) 1994-03-30

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ID=30815155

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JP2827888B2 (ja) * 1994-02-28 1998-11-25 富士ゼロックス株式会社 ファクシミリ装置

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JPS63127865U (ja) 1988-08-22

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