JPH06116968A - 仮設建物の支持構造および仮設建物用支持台 - Google Patents

仮設建物の支持構造および仮設建物用支持台

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JPH06116968A
JPH06116968A JP29227192A JP29227192A JPH06116968A JP H06116968 A JPH06116968 A JP H06116968A JP 29227192 A JP29227192 A JP 29227192A JP 29227192 A JP29227192 A JP 29227192A JP H06116968 A JPH06116968 A JP H06116968A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮設建物の水平合わせを簡便かつ正確に行う
ことができ、加えて施工も容易な仮設建物の支持構造お
よび仮設建物用支持台を提供する。 【構成】 支持台10を、ガイドピン15が立設された
建物受け面13を有する支持台本体11と、該支持台本
体の側部に螺着されて地盤と支持台本体間の距離を自在
に調節するボルト脚12とから構成し、仮設建物20に
は、柱脚とか床梁などの構造材下面にピン挿通孔25を
穿設し、前記仮設建物の構造材下面のピン挿通孔に支持
台のガイドピンを挿通させて該仮設建物を支持台の建物
受け面に載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は仮設建物の支持構造お
よび仮設建物用支持台に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、土木建築現場やイベント会場
などでは、宿舎や休憩場などの建造物が一時的に設置さ
れることがある。かかる建造物は、当該工事やイベント
などが終了した後にはほとんどのものが不要となり解体
されるため、一般に、前記建造物には組立や分解が容易
で繰り返し利用可能に構成されたいわゆる仮設建物が用
いられる。この仮設建物は、必要に応じて各現場へ搬送
して組み立てられ、地盤に設けた基礎部分に取付固定さ
れる。
【0003】前記した仮設建物を地盤に支持固定する方
法としては、地盤面にブロックを敷設して仮設建物を前
記ブロック上に載置する方法、または、簡易なブロック
形の基礎を形成し、該基礎からアンカーボルトを突出さ
せて、仮設建物を当該アンカーボルトに緊結する方法、
あるいは、いわゆるユニット方式の建物では、建物ユニ
ットの下面にアジャスタボルト脚を螺着させて地盤面に
載設する方法などがある。
【0004】ところで、建物を確実に支持固定するため
には、該建物の水平レベルを正確に合わせる必要があ
る。しかるに、前述した第1の方法では、各ブロックの
レベルを合わせることが非常に困難であった。また、第
2の方法では仮設建物のための基礎を形成する作業が煩
雑であるという問題がある。さらに、第3の方法ではク
レーンなどで仮設建物を吊り上げた状態でアジャスタボ
ルト脚を出入りさせなければならず、レベル合わせの煩
雑さもさることながら安全性にも大きな問題を有してい
る。
【0005】特に、建物構成が1個のユニットよりなる
ものは比較的水平度を出しやすいのであるが、複数のユ
ニットを連結した、たとえば、大部屋状の構造を有する
場合では、個々のユニットどうしの水平度を保持しなが
ら建物全体の水平も正確に合わせなければならず熟練し
た技術を要していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点に鑑み提案されたものであって、かかる仮設建
物の水平合わせを簡便かつ正確に行うことができ、加え
て施工も容易な仮設建物の支持構造および仮設建物用支
持台を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここで提案される発明に
は2つあり、まず第1の発明は仮設建物の支持構造に係
り、第2の発明はその構造に用いられる仮設建物用支持
台に係る。すなわち、第1の発明は、土木建築現場など
で移設可能に支持台上に設置して使用する仮設建物の支
持構造において、支持台を、ガイドピンが立設された建
物受け面を有する支持台本体と、該支持台本体の側部に
螺着されて地盤と支持台本体間の距離を自在に調節する
ボルト脚とから構成し、仮設建物には、柱脚とか床梁な
どの構造材下面にピン挿通孔を穿設し、前記仮設建物の
構造材下面のピン挿通孔に支持台のガイドピンを挿通さ
せて該仮設建物を支持台の建物受け面に載置したことを
特徴とする仮設建物の支持構造に係る。
【0008】そして第2の発明は、土木建築現場などで
移設可能に設置して使用する仮設建物の支持台におい
て、仮設建物の柱脚とか床梁などの構造材下面に形成さ
れたピン挿通孔に挿通されるガイドピンが立設された建
物受け面を有する支持台本体と、該支持台本体の側部に
螺着されて地盤と支持台本体間の距離を自在に調節する
ボルト脚とからなる仮設建物用支持台に係る。
【0009】
【作用】この発明の仮設建物の支持構造によれば、仮設
建物用支持台を地盤上に適宜数敷設し、次いで公知のレ
ベル出し機器によって各支持台の建物受け面のレベルを
観測する。そして、ボルト脚を回動させてその螺着長を
調整することにより、各支持台の建物受け面のレベルを
合わせる。しかる後、柱脚や床梁などの構造材を、その
下面に形成されたピン挿通孔に支持台上に立設されたガ
イドピンが挿通するように位置を合わせて配置する。ま
た、支持台および仮設建物にボルト挿通孔を設け、ボル
トによって一体に緊結固定することもできる。さらに、
ガイドピンにねじ山を形成してナットとともに緊結する
ことも可能である。
【0010】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の仮設建物の支持構造の一例を
示す斜視図、図2はその他の例を示す斜視図、図3はこ
の発明の仮設建物用支持台の一例を示す斜視図、図4は
その他の例を示す斜視図、図5はさらに他の例を示す斜
視図、図6はボルト脚の一例を示す斜視図である。
【0011】図1に示されるように、この発明の仮設建
物の支持構造は、地盤上に設置された支持台10に、た
とえば土木建築現場などで用いられる移設可能な仮設建
物(図は建物を構成する床梁部分を示す)20を簡単か
つ確実に支持固定するものである。
【0012】支持台10は略コの字形状の支持台本体1
1と前記支持台本体11の両側部に取り付けられたボル
ト脚12とからなる。支持台本体11は、図1に示され
るように、仮設建物20が載置される建物受け面13と
該建物受け面13の両側部に設けられたボルト脚取付面
14とから構成され、前記建物受け面13には設置され
る仮設建物20の位置決めをなす適宜本数のガイドピン
15が立設されている。このガイドピン15は支持台1
0や仮設建物20の大きさやその指示位置などによって
前記建物受け面13上に適宜の本数が設けられる。ボル
ト脚取付面14にはナット部17が設けられていて、前
記ボルト脚12が地盤と前記支持台本体11との間に適
当な距離を形成しつつ螺着されている。このボルト脚1
2のナット部17への螺着長を適宜に調節することによ
って、支持台本体11と地盤との距離を自在に調節し建
物受け面13の傾きを調整する。なお、前記ボルト脚1
2の接地部18はボルト部19に対して若干の傾き自由
度をもって取り付けられていて、図6に示されるよう
に、地盤の形状に応じて傾斜しでこぼこを吸収すること
ができる。支持台10は、地盤上において、設置される
仮設建物の四隅位置など該建物をできるだけ安全かつ確
実に保持することのできる位置に配して用いられる。ま
た仮設建物20において、柱脚や床梁などの構造材下面
21には、前記支持台10のガイドピン15と対応する
位置にピン挿通孔25が穿設されている。
【0013】この支持台10は、仮設建物20が設置さ
れる地盤上に配置され建物受け面13の水平度が観測さ
れる。そして、その傾き程度によって支持台10の各ボ
ルト脚12のナット部17への螺着長を調整し、もって
支持台本体11と地盤との間の距離を調整して建物受け
面13を水平に保持する。しかる後、建物受け面13の
ガイドピン15に構造材下面21のピン挿通孔25を挿
通して仮設建物20を支持台10上に配置しその位置決
めをなす。
【0014】図2はこの発明の支持構造の他の例を示し
たものである。30は支持台、32はボルト脚、35は
ガイドピン、40は仮設建物(図は建物を構成する柱脚
部分を示す)、45はピン挿通孔である。図3に示され
るように、この例における前記支持台30の建物受け面
33にはボルト挿通孔36が、また、図2からも理解さ
れるように、仮設建物40の構造材下面41には当該ボ
ルト挿通孔36と対応する位置にボルト挿通孔46が設
けられている。仮設建物40はそのピン挿通孔45に支
持台30のガイドピン35を挿通して位置決めされると
ともに、支持台本体31に設けられたボルト挿通孔36
から構造材下面41を介してボルト42を挿通し、ナッ
ト43によって一体に緊結され固定される。なお、その
ナット43は、仮設建物40の柱脚などの下部に開口
(図示せず)を形成しておき、その開口を利用して螺合
作業を行ってもよく、あるいは、前記ナット43を仮設
建物40のボルト挿通孔46に溶接で固着してもよい。
【0015】さらに図4はこの発明の支持台の他の例を
示したものである。符号50は支持台、51は支持台本
体、53は建物受け面、55はガイドピン、60は仮設
建物、65はピン挿通孔である。この例において、前記
ガイドピン55にはネジ部57が設けられていて、前記
ガイドピン55を仮設建物60のピン挿通孔65に挿通
させて前記建物受け面53上に仮設建物60を配し、前
記ピン挿通孔65より突出したガイドピン55のネジ部
57にナット部58を螺合せしめて固定する。
【0016】この発明構造による支持台は、地盤上にお
いて配される仮設建物の四隅位置など該建物をできるだ
け安全かつ確実に保持することのできる位置に配して用
いられる。また、図5に示される支持台を用いることに
より、仮設建物を連結して支持することができる。符号
70は支持台、71は支持台本体、72はボルト脚、7
5はガイドピンである。
【0017】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
仮設建物の支持構造および仮設建物用支持台によれば、
支持台本体に対する各ボルト脚の螺着長を適宜に調節す
ることによって、地盤の微妙な凸凹を簡単かつ確実に吸
収することができる。そのため、従来極めて煩雑な手間
を伴っていた仮設建物の水平調整を簡便かつ正確に行う
ことができる。さらに、支持台のための基礎を設ける必
要がないとともに、仮設建物の配置も容易で施工も簡単
で工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の仮設建物の支持構造の一例を示す斜
視図である。
【図2】その他の例を示す斜視図である。
【図3】この発明の仮設建物用支持台の一例を示す斜視
図である。
【図4】その他の例を示す斜視図である。
【図5】さらに他の例を示す斜視図である。
【図6】ボルト脚の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 支持台 11 支持台本体 12 ボルト脚 13 建物受け面 15 ガイドピン 20 仮設建物 25 ピン挿通孔 36 ボルト挿通孔 57 ネジ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土木建築現場などで移設可能に支持台上
    に設置して使用する仮設建物の支持構造において、 支持台を、ガイドピンが立設された建物受け面を有する
    支持台本体と、該支持台本体の側部に螺着されて地盤と
    支持台本体間の距離を自在に調節するボルト脚とから構
    成し、 仮設建物には、柱脚とか床梁などの構造材下面にピン挿
    通孔を穿設し、 前記仮設建物の構造材下面のピン挿通孔に支持台のガイ
    ドピンを挿通させて該仮設建物を支持台の建物受け面に
    載置したことを特徴とする仮設建物の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持台本体の建物受
    け面と仮設建物の構造材下面に各々ボルト挿通孔を穿設
    し、該両ボルト挿通孔に挿通したボルトにより仮設建物
    と支持台を緊結したことを特徴とする仮設建物の支持構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、支持台本体のガイド
    ピンにネジ部を形成し、仮設建物の構造材側からナット
    をガイドピンのネジ部に螺合して仮設建物と支持台を緊
    結したことを特徴とする仮設建物の支持構造。
  4. 【請求項4】 土木建築現場などで移設可能に設置して
    使用する仮設建物の支持台において、 仮設建物の柱脚とか床梁などの構造材下面に形成された
    ピン挿通孔に挿通されるガイドピンが立設された建物受
    け面を有する支持台本体と、該支持台本体の側部に螺着
    されて地盤と支持台本体間の距離を自在に調節するボル
    ト脚とからなる仮設建物用支持台。
  5. 【請求項5】 請求項4において、支持台本体の建物受
    け面にボルト挿通孔が穿設されてなる仮設建物用支持
    台。
  6. 【請求項6】 請求項4において、ガイドピンにネジ部
    が形成されてなる仮設建物用支持台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100934934B1 (ko) * 2009-06-19 2010-01-06 서한전기공업(주) 수평조절장치가 구비된 가로등주의 기초구조물
CN112281774A (zh) * 2020-10-23 2021-01-29 四川港航建设工程有限公司 仰拱定型化支模体系及施工方法

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