JPH0611586Y2 - ファンユニット - Google Patents
ファンユニットInfo
- Publication number
- JPH0611586Y2 JPH0611586Y2 JP18276087U JP18276087U JPH0611586Y2 JP H0611586 Y2 JPH0611586 Y2 JP H0611586Y2 JP 18276087 U JP18276087 U JP 18276087U JP 18276087 U JP18276087 U JP 18276087U JP H0611586 Y2 JPH0611586 Y2 JP H0611586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- fan unit
- unit case
- cover
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Patch Boards (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
本考案は、電子機器の強制空冷に使用されるファンユニ
ットに係り、特に複数のファンより成るものについて一
個ごとの保守作業を容易にできるものに関する。
ットに係り、特に複数のファンより成るものについて一
個ごとの保守作業を容易にできるものに関する。
工業用の制御に使用される電子機器では、多くの操作端
を集中して管理している。そこで、これらを管理する電
子装置は大規模になりがちであるから、発熱を抑えて正
常な動作をするように空冷用のファンユニットが使用さ
れている。 第３図は従来装置の構成を示す平面図、第４図は外観を
示す斜視図である。図において、１０はファンで、ここ
では４個配置されている。２０はファン１０と一対一に
取付けられたコネクタで、電源から電力を供給してい
る。３０はコネクタ２０に接続された可撓性のあるケー
ブル、４０はファン１０全体を収容するファンユニット
ケースで、例えばラック型の電子機器の最下部に取付け
て筐体内部に床に近い冷涼な空気を吸込む。５０は外部
から供給される電力を内部のファン１０に分配する編集
プリント基板で、いわば分電盤として作用する。６０は
編集プリント基板５０に接続されたコネクタで、例えば
商用電源に接続される。 このように構成された装置の組立を次に説明する。ファ
ンをファンユニットケース４０の所定位置に取付けると
共に、編集プリント基板５０にケーブル３０を半田付け
する。そして、ファンユニットケースをラック構造の電
子機器収容装置に実装し、稼動させる。
を集中して管理している。そこで、これらを管理する電
子装置は大規模になりがちであるから、発熱を抑えて正
常な動作をするように空冷用のファンユニットが使用さ
れている。 第３図は従来装置の構成を示す平面図、第４図は外観を
示す斜視図である。図において、１０はファンで、ここ
では４個配置されている。２０はファン１０と一対一に
取付けられたコネクタで、電源から電力を供給してい
る。３０はコネクタ２０に接続された可撓性のあるケー
ブル、４０はファン１０全体を収容するファンユニット
ケースで、例えばラック型の電子機器の最下部に取付け
て筐体内部に床に近い冷涼な空気を吸込む。５０は外部
から供給される電力を内部のファン１０に分配する編集
プリント基板で、いわば分電盤として作用する。６０は
編集プリント基板５０に接続されたコネクタで、例えば
商用電源に接続される。 このように構成された装置の組立を次に説明する。ファ
ンをファンユニットケース４０の所定位置に取付けると
共に、編集プリント基板５０にケーブル３０を半田付け
する。そして、ファンユニットケースをラック構造の電
子機器収容装置に実装し、稼動させる。
この様な装置において、ファンユニットケース内部の特
定のファンが故障した場合には、次のような手順でメン
テナンス作業をする。 ファンユニットの電源コネクタを抜く（全部のファン
が停止する）。 ファンユニットをラックから取外す。 故障したファンをファンユニットケースから取外し、
新しいファンに取替える。 ファンユニットをラックに実装する。 ファンユニットの電源コネクタを接続する（全部のフ
ァンが稼働する）。 この様に、保守作業中はすべてのファンが停止するの
で、筐体内部の他のネストは稼働中であるから（工業用
の制御機器の場合ノーストップであることが必要であ
る）、筐体内部の温度が上昇して装置の動作に支障を生
じる虞があった。 本考案はこのような問題点を解決したもので、正常なフ
ァンは稼働中のまま故障したファンを交換できるファン
ユニットを提供することを目的とする。
定のファンが故障した場合には、次のような手順でメン
テナンス作業をする。 ファンユニットの電源コネクタを抜く（全部のファン
が停止する）。 ファンユニットをラックから取外す。 故障したファンをファンユニットケースから取外し、
新しいファンに取替える。 ファンユニットをラックに実装する。 ファンユニットの電源コネクタを接続する（全部のフ
ァンが稼働する）。 この様に、保守作業中はすべてのファンが停止するの
で、筐体内部の他のネストは稼働中であるから（工業用
の制御機器の場合ノーストップであることが必要であ
る）、筐体内部の温度が上昇して装置の動作に支障を生
じる虞があった。 本考案はこのような問題点を解決したもので、正常なフ
ァンは稼働中のまま故障したファンを交換できるファン
ユニットを提供することを目的とする。
このような目的を達成する本考案は、複数のファンを収
容して機器に強制空気流を送るファンユニットにおい
て、次の構成としたものである。 即ち、前記機器の構造体であるラックに取付けるファン
ユニットケースと、このファンユニットケースに設けら
れた挿抜ガイドに案内されて、各ファンをファンユニッ
トケース内部の所定の位置に保持するファンボックス
と、このファンユニットケースの前面にヒンジを介して
取付けられたカバーと、このカバーの前記ファンユニッ
トケース側の面に取付けられ各ファンに電力を分電する
編集プリント基板と、このファンボックスに収容された
ファンと当該編集プリント基板とを可撓性ケーブルを介
して接続するコネクタとを具備することを特徴とするも
のである。
容して機器に強制空気流を送るファンユニットにおい
て、次の構成としたものである。 即ち、前記機器の構造体であるラックに取付けるファン
ユニットケースと、このファンユニットケースに設けら
れた挿抜ガイドに案内されて、各ファンをファンユニッ
トケース内部の所定の位置に保持するファンボックス
と、このファンユニットケースの前面にヒンジを介して
取付けられたカバーと、このカバーの前記ファンユニッ
トケース側の面に取付けられ各ファンに電力を分電する
編集プリント基板と、このファンボックスに収容された
ファンと当該編集プリント基板とを可撓性ケーブルを介
して接続するコネクタとを具備することを特徴とするも
のである。
【作用】 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。カバーはファ
ンユニットケースの前面に取付けられていて、容易に開
くことができる。カバーを開くと編集プリント基板が現
れるので、この編集プリント基板から故障したファンの
コネクタを取外して、次にファンボックスをファンユニ
ットケースから取出してファンの交換を行う。他のファ
ンは稼動したままなので、筐体内部の電子機器に与える
熱負担が小さくて澄む。
ンユニットケースの前面に取付けられていて、容易に開
くことができる。カバーを開くと編集プリント基板が現
れるので、この編集プリント基板から故障したファンの
コネクタを取外して、次にファンボックスをファンユニ
ットケースから取出してファンの交換を行う。他のファ
ンは稼動したままなので、筐体内部の電子機器に与える
熱負担が小さくて澄む。
以下図面を用いて、本考案を説明する。 第１図は、本考案の一実施例を示す組立斜視図である。
尚第１図において、前記第３図と同一作用をするものに
は同一符号をつけ説明を省略する。図中、１１はファン
を一個若しくは複数直列に取り付けたファンボックス
で、ここでは一個のファンの通風口に対応する位置に円
形の開口部を有し、ファンの箱型の筐体を覆うようなコ
の字状の断面を有し、側面の高さはファンよりも高くフ
ァンユニットケース４０よりも低くなっている。 ４１はファンユニットケース４０の前面に設けられたラ
ック取付用の耳で、ラックに捩子止めするようになって
いる。４２はファンユニットケース４０の前面にヒンジ
４３を介して取付けられたカバーで、編集プリント基板
５０およびコネクタ２０の高さを考慮した深さの箱型に
なっている。４４はファンユニットケース４０の内部に
設けられた挿抜ガイドで、ファンボックス１１の幅を基
準に設置されて、カバー４２を開いてファンボックス１
１を出入れする場合に案内して所定の位置に保持する。 このように構成された装置の動作を次に説明する。第２
図はファンの修理をする場合の説明図で、（Ａ）はカバ
ー４２を開いた場合、（Ｂ）はカバー４２を閉じた状態
のファンユニットの断面図である。 ファンが故障した場合には、ファンユニットケース４０
のカバー４２を開き、故障したファンのコネクタ２０を
編集プリント基板５０から抜く。そしてファンボックス
１１を引出して、ファンを取外し、新しいファンをファ
ンボックス１１に捩子止めする。そして、挿抜ガイド４
４を用いて正しい位置にファンボックス１１を戻して、
コネクタ２０を編集プリント基板５０に接続する。この
間、他のファンは動作しているので筐体内部の温度上昇
は抑えられたものとなる。 そして、カバー４２を閉じれば通常の使用状態に戻る。
ケーブル３０に可撓性のあるものを使用しているので、
コネクタ２０の抜き差しに支障がない。
尚第１図において、前記第３図と同一作用をするものに
は同一符号をつけ説明を省略する。図中、１１はファン
を一個若しくは複数直列に取り付けたファンボックス
で、ここでは一個のファンの通風口に対応する位置に円
形の開口部を有し、ファンの箱型の筐体を覆うようなコ
の字状の断面を有し、側面の高さはファンよりも高くフ
ァンユニットケース４０よりも低くなっている。 ４１はファンユニットケース４０の前面に設けられたラ
ック取付用の耳で、ラックに捩子止めするようになって
いる。４２はファンユニットケース４０の前面にヒンジ
４３を介して取付けられたカバーで、編集プリント基板
５０およびコネクタ２０の高さを考慮した深さの箱型に
なっている。４４はファンユニットケース４０の内部に
設けられた挿抜ガイドで、ファンボックス１１の幅を基
準に設置されて、カバー４２を開いてファンボックス１
１を出入れする場合に案内して所定の位置に保持する。 このように構成された装置の動作を次に説明する。第２
図はファンの修理をする場合の説明図で、（Ａ）はカバ
ー４２を開いた場合、（Ｂ）はカバー４２を閉じた状態
のファンユニットの断面図である。 ファンが故障した場合には、ファンユニットケース４０
のカバー４２を開き、故障したファンのコネクタ２０を
編集プリント基板５０から抜く。そしてファンボックス
１１を引出して、ファンを取外し、新しいファンをファ
ンボックス１１に捩子止めする。そして、挿抜ガイド４
４を用いて正しい位置にファンボックス１１を戻して、
コネクタ２０を編集プリント基板５０に接続する。この
間、他のファンは動作しているので筐体内部の温度上昇
は抑えられたものとなる。 そして、カバー４２を閉じれば通常の使用状態に戻る。
ケーブル３０に可撓性のあるものを使用しているので、
コネクタ２０の抜き差しに支障がない。
以上説明したように、本考案によればファンが故障した
場合にも、故障しているファンの交換作業中に他のファ
ンが動作しているので、機器の動作の信頼性が向上す
る。
場合にも、故障しているファンの交換作業中に他のファ
ンが動作しているので、機器の動作の信頼性が向上す
る。
第１図は本考案の一実施例を示す組立斜視図、第２図は
ファンの修理をする場合の説明図で、（Ａ）はカバー４
２を開いた状態、（Ｂ）は閉じた状態のファンユニット
の断面図である。 第３図は従来装置の構成を示す平面図、第４図は外観を
示す斜視図である。 １０……ファン、１１……ファンボックス、２０……コ
ネクタ、３０……ケーブル、４０……ファンユニットケ
ース、４２……カバー、４３……ヒンジ、４４……挿抜
ガイド、５０……編集プリント基板。
ファンの修理をする場合の説明図で、（Ａ）はカバー４
２を開いた状態、（Ｂ）は閉じた状態のファンユニット
の断面図である。 第３図は従来装置の構成を示す平面図、第４図は外観を
示す斜視図である。 １０……ファン、１１……ファンボックス、２０……コ
ネクタ、３０……ケーブル、４０……ファンユニットケ
ース、４２……カバー、４３……ヒンジ、４４……挿抜
ガイド、５０……編集プリント基板。
Claims (1)
- 【請求項１】複数のファンを収容して機器に強制空気流
を送るファンユニットにおいて、 前記機器の構造体であるラックに取付けるファンユニッ
トケースと、 このファンユニットケースに設けられた挿抜ガイドに案
内されて、各ファンをファンユニットケース内部の所定
の位置に保持するファンボックスと、 このファンユニットケースの前面にヒンジを介して取付
けられたカバーと、 このカバーの前記ファンユニットケース側の面に取付け
られ各ファンに電力を分電する編集プリント基板と、 このファンボックスに収容されたファンと当該編集プリ
ント基板とを可撓性ケーブルを介して接続するコネクタ
と、 を具備することを特徴とするファンユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18276087U JPH0611586Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ファンユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18276087U JPH0611586Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ファンユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0186294U JPH0186294U (ja) | 1989-06-07 |
| JPH0611586Y2 true JPH0611586Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31474204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18276087U Expired - Lifetime JPH0611586Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | ファンユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611586Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2574234Y2 (ja) * | 1992-06-03 | 1998-06-11 | 富士通株式会社 | ファンユニット |
| JPWO2013038523A1 (ja) * | 2011-09-14 | 2015-03-23 | 富士通株式会社 | 電子機器、ファンユニット、及び電子機器の筐体 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18276087U patent/JPH0611586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0186294U (ja) | 1989-06-07 |
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