JP2810850B2 - 電子装置用ハウジング - Google Patents
電子装置用ハウジングInfo
- Publication number
- JP2810850B2 JP2810850B2 JP6193120A JP19312094A JP2810850B2 JP 2810850 B2 JP2810850 B2 JP 2810850B2 JP 6193120 A JP6193120 A JP 6193120A JP 19312094 A JP19312094 A JP 19312094A JP 2810850 B2 JP2810850 B2 JP 2810850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- devices
- connector
- power
- guide rail
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1422—Printed circuit boards receptacles, e.g. stacked structures, electronic circuit modules or box like frames
- H05K7/1424—Card cages
- H05K7/1425—Card cages of standardised dimensions, e.g. 19"-subrack
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子装置用のハウジング
に関し、特に、そのハウジング内の電源関係の危険な箇
所にユーザやオペレータが誤って接触してしまうことを
防止する安全構造を組み込んだハウジングに関する。
に関し、特に、そのハウジング内の電源関係の危険な箇
所にユーザやオペレータが誤って接触してしまうことを
防止する安全構造を組み込んだハウジングに関する。
【０００２】
【従来の技術】電気システムや電子システムの設計にお
ける現在の傾向は、そのシステムの個々の電気ユニット
が容易にアクセス可能であり、時としてユーザによって
取り外し可能となるモジュラーシステム構造である。こ
うしたモジュラー構造の利用は数多くの利点を生み出す
ことが知られている。たとえば、全体システムに組み立
てる前に、各ユニットを製造して別々に試験することが
できるなど、製造、組み立てがより単純に行える。さら
に、取り外し可能ユニットが故障した場合、修理したり
別のユニットに交換するため故障ユニットを容易に取り
外すことができる。このタイプの典型的なマルチコンポ
ーネント・システムは、データ記憶装置、演算処理ハー
ドウェア、電源、冷却ファン等を単一のハウジングに収
納したデータ処理システムである。通常、取り外し可能
なデータ記憶装置は、演算処理ハードウェアや電源等を
設けた第２コンパートメントから内部隔壁によって分離
される第１コンパートメント内に設置される。各装置へ
の電力や制御信号の供給は、各装置の後部の１個以上の
コネクタと接続する隔壁内に設けたコネクタを介して行
われる。
ける現在の傾向は、そのシステムの個々の電気ユニット
が容易にアクセス可能であり、時としてユーザによって
取り外し可能となるモジュラーシステム構造である。こ
うしたモジュラー構造の利用は数多くの利点を生み出す
ことが知られている。たとえば、全体システムに組み立
てる前に、各ユニットを製造して別々に試験することが
できるなど、製造、組み立てがより単純に行える。さら
に、取り外し可能ユニットが故障した場合、修理したり
別のユニットに交換するため故障ユニットを容易に取り
外すことができる。このタイプの典型的なマルチコンポ
ーネント・システムは、データ記憶装置、演算処理ハー
ドウェア、電源、冷却ファン等を単一のハウジングに収
納したデータ処理システムである。通常、取り外し可能
なデータ記憶装置は、演算処理ハードウェアや電源等を
設けた第２コンパートメントから内部隔壁によって分離
される第１コンパートメント内に設置される。各装置へ
の電力や制御信号の供給は、各装置の後部の１個以上の
コネクタと接続する隔壁内に設けたコネクタを介して行
われる。
【０００３】こうしたシステムにおいて、ハウジング内
の電源関係の危険な箇所（例えば、露出した電圧端子な
ど）にユーザやオペレータが誤って接触してしまうこと
を防止するための安全防護構造を設けることが法的に求
められている。また、内部電力コネクタを有する上記タ
イプのシステムハウジングでは、高エネルギー・コネク
タピンがオペレータの指に触れないようにする必要があ
る。この要求は囲い板を有するコネクタを設けるか、ピ
ンをコネクタの窪みに設けピンに接触できないようにす
ることによって直接達成できる。あるいは、この問題は
コネクタをメス接続タイプとなるように設計することで
回避することもできる。しかし、多くの場合、コネクタ
の囲いあるいは、メスコネクタのどちらかを設けること
はスペースやコスト等の理由などから実用的ではない。
こうした状況から、別の解決方法が必要とされている。
の電源関係の危険な箇所（例えば、露出した電圧端子な
ど）にユーザやオペレータが誤って接触してしまうこと
を防止するための安全防護構造を設けることが法的に求
められている。また、内部電力コネクタを有する上記タ
イプのシステムハウジングでは、高エネルギー・コネク
タピンがオペレータの指に触れないようにする必要があ
る。この要求は囲い板を有するコネクタを設けるか、ピ
ンをコネクタの窪みに設けピンに接触できないようにす
ることによって直接達成できる。あるいは、この問題は
コネクタをメス接続タイプとなるように設計することで
回避することもできる。しかし、多くの場合、コネクタ
の囲いあるいは、メスコネクタのどちらかを設けること
はスペースやコスト等の理由などから実用的ではない。
こうした状況から、別の解決方法が必要とされている。
【０００４】公知の解決方法の一例として、ハウジング
内の使用中のコネクタにオペレータが誤って接触してし
まうことを防止する離脱可能な格子構造を、電気ユニッ
トの前でかつ、ハウジングの前に設けたものが知られて
いる。これは必要な防護を設けたものであるが、装置に
プラグを差し込んだり、抜いたりするためにハウジング
内に手を入れる必要がある時にはその格子を取り外さな
ければならない。さらに、このような格子を設けるため
の余分なコストがかかるという欠点がある。別の技術、
例えば、ハウジングの前にシャッタを設けるという構造
も、必要な防護をおこないながら同時に、装置をハウジ
ング内に装填したり離脱するためにオペレータが容易に
アクセスを行えないという上記と同じ欠点を有する。
内の使用中のコネクタにオペレータが誤って接触してし
まうことを防止する離脱可能な格子構造を、電気ユニッ
トの前でかつ、ハウジングの前に設けたものが知られて
いる。これは必要な防護を設けたものであるが、装置に
プラグを差し込んだり、抜いたりするためにハウジング
内に手を入れる必要がある時にはその格子を取り外さな
ければならない。さらに、このような格子を設けるため
の余分なコストがかかるという欠点がある。別の技術、
例えば、ハウジングの前にシャッタを設けるという構造
も、必要な防護をおこないながら同時に、装置をハウジ
ング内に装填したり離脱するためにオペレータが容易に
アクセスを行えないという上記と同じ欠点を有する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
欠点を克服して、電子装置用ハウジング内の電源関係の
危険な箇所にユーザやオペレータが誤って接触してしま
うことを防止する安全構造を組み込んだハウジングを提
供することを目的とする。
欠点を克服して、電子装置用ハウジング内の電源関係の
危険な箇所にユーザやオペレータが誤って接触してしま
うことを防止する安全構造を組み込んだハウジングを提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるハウジングは、ハウジングの一面の開
口部を介してハウジング内に着脱可能に複数の電気装置
を収納可能とし、ハウジングは上記装置の各々を電源に
接続するための内部設置した複数の電力コネクタを有
し、上記電力コネクタは各装置の対応するコネクタと組
み合わすように上記開口部と反対のハウジング内部側面
に設け、さらに、ハウジングは上記開口部を介して上記
電力コネクタの露出部にオペレータが触れるのを防止す
る接触防止手段を有し、この接触防止手段は上記ハウジ
ング内部に設けられ、上記複数の電気装置の隣接する装
置間に位置させて装置の取り外しを妨害しないようにし
た１個以上の部材からなり、ハウジング内の上記部材の
配列は上記電力コネクタにオペレータの指が触れないよ
うに選択されていることを特徴とする。
に、本発明によるハウジングは、ハウジングの一面の開
口部を介してハウジング内に着脱可能に複数の電気装置
を収納可能とし、ハウジングは上記装置の各々を電源に
接続するための内部設置した複数の電力コネクタを有
し、上記電力コネクタは各装置の対応するコネクタと組
み合わすように上記開口部と反対のハウジング内部側面
に設け、さらに、ハウジングは上記開口部を介して上記
電力コネクタの露出部にオペレータが触れるのを防止す
る接触防止手段を有し、この接触防止手段は上記ハウジ
ング内部に設けられ、上記複数の電気装置の隣接する装
置間に位置させて装置の取り外しを妨害しないようにし
た１個以上の部材からなり、ハウジング内の上記部材の
配列は上記電力コネクタにオペレータの指が触れないよ
うに選択されていることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によるハウジングにおいて、防護作用は
上記部材の配列の選択、すなわち、部材の数、サイズ、
および上記開口部とコネクタ間の部材位置等の適切な選
択により得られる。このようにして、本発明のハウジン
グは、接触防止部材によってオペレータの手がハウジン
グ内の高エネルギー露出部に触れるのを妨げ、同時に電
気装置をハウジング内に装填したりハウジング内から離
脱するためにオペレータのハウジング内での仕事を可能
にするように、装置間に接触防止部材を位置させること
によって上記防護の安全問題を解決する。
上記部材の配列の選択、すなわち、部材の数、サイズ、
および上記開口部とコネクタ間の部材位置等の適切な選
択により得られる。このようにして、本発明のハウジン
グは、接触防止部材によってオペレータの手がハウジン
グ内の高エネルギー露出部に触れるのを妨げ、同時に電
気装置をハウジング内に装填したりハウジング内から離
脱するためにオペレータのハウジング内での仕事を可能
にするように、装置間に接触防止部材を位置させること
によって上記防護の安全問題を解決する。
【０００８】ハウジング内に並べて設置可能な装置を２
台収納するように設計したハウジング構造では、装置間
の隙間に設けた単一の部材で充分な防護作用が得られ
る。２台より多い装置を収納するように設計されたハウ
ジングでは、接触防止部材は２個以上使用する必要があ
る。防護を設けるため必要な接触防止部材の数量、位
置、サイズはハウジングの開口部の寸法、およびコネク
タの露出部分のハウジング内での位置によって決まる。
台収納するように設計したハウジング構造では、装置間
の隙間に設けた単一の部材で充分な防護作用が得られ
る。２台より多い装置を収納するように設計されたハウ
ジングでは、接触防止部材は２個以上使用する必要があ
る。防護を設けるため必要な接触防止部材の数量、位
置、サイズはハウジングの開口部の寸法、およびコネク
タの露出部分のハウジング内での位置によって決まる。
【０００９】望ましいハウジングでは、接触防止部材は
ハウジングの内部を形成する内面からその内部に伸びた
フィンの形をしている。そのフィンは、露出した電力端
子にオペレータの手がハウジング内に進入して触れるこ
とがないように装置を装填したり取り外しができるよう
に、ハウジングの寸法（例えば、幅方向）に合わせて適
切な間隔で設ける。また、ハウジングは、開口部から、
あるいはその近傍から電力コネクタに延伸するハウジン
グ内部に取り付けた複数のガイドレールを有することが
望ましく、複数の装置の各々はその片面を介し少なくと
も１本のガイドレール上に乗せることができ、各フィン
は１本のガイドレールに沿って垂直に延伸するように固
定される。従来技術と比較すると、このガイドレールに
固定させたフィンの使用によって低コストの安全防護ア
センブリが実現する。また、このアセンブリは、安全防
護機能を必要とするハウジングに容易に安全フィン形状
の防護装置を装備可能とする。
ハウジングの内部を形成する内面からその内部に伸びた
フィンの形をしている。そのフィンは、露出した電力端
子にオペレータの手がハウジング内に進入して触れるこ
とがないように装置を装填したり取り外しができるよう
に、ハウジングの寸法（例えば、幅方向）に合わせて適
切な間隔で設ける。また、ハウジングは、開口部から、
あるいはその近傍から電力コネクタに延伸するハウジン
グ内部に取り付けた複数のガイドレールを有することが
望ましく、複数の装置の各々はその片面を介し少なくと
も１本のガイドレール上に乗せることができ、各フィン
は１本のガイドレールに沿って垂直に延伸するように固
定される。従来技術と比較すると、このガイドレールに
固定させたフィンの使用によって低コストの安全防護ア
センブリが実現する。また、このアセンブリは、安全防
護機能を必要とするハウジングに容易に安全フィン形状
の防護装置を装備可能とする。
【００１０】ハウジング内で着脱自在の種々の電気装置
を使用できるが、本発明のハウジングは特に、現在最も
利用者が着脱する必要性があるデータ記憶装置（例え
ば、ディスク装置、テープ駆動装置等）に有用である。
を使用できるが、本発明のハウジングは特に、現在最も
利用者が着脱する必要性があるデータ記憶装置（例え
ば、ディスク装置、テープ駆動装置等）に有用である。
【００１１】
【実施例】添付図面を参照にして、本発明の望ましい実
施例を説明する。図１、図２には、複数のデータ記憶装
置３０（例えば、ハードディスク）を収納するように設
計されたデータ記憶サブシステム・ハウジング１０が示
されており、図１ではデータ記憶装置３０の１個がハウ
ジングから分離して示してある。ハウジングの基本外形
は、上部壁１２、下部壁１４とその両端と接合した側壁
１６、１８によって構成されたほぼ長方形の管状の形を
している。ハウジング壁の内面は単一の内部空間を形成
しており、ハウジングの前からその内部空間に記憶装置
を着脱自在に設置できる。上部壁１２、下部壁１４の各
々の内面に、８個のガイドレールあるいは装填用レール
２０を固定して設ける。各記憶装置３０の側面に設けた
取り付け構造部３２は、ハウジングの上部壁１２、下部
壁１４の内面に設けた一対のガイドレール（３４、３
６）の上面と底面に位置する。
施例を説明する。図１、図２には、複数のデータ記憶装
置３０（例えば、ハードディスク）を収納するように設
計されたデータ記憶サブシステム・ハウジング１０が示
されており、図１ではデータ記憶装置３０の１個がハウ
ジングから分離して示してある。ハウジングの基本外形
は、上部壁１２、下部壁１４とその両端と接合した側壁
１６、１８によって構成されたほぼ長方形の管状の形を
している。ハウジング壁の内面は単一の内部空間を形成
しており、ハウジングの前からその内部空間に記憶装置
を着脱自在に設置できる。上部壁１２、下部壁１４の各
々の内面に、８個のガイドレールあるいは装填用レール
２０を固定して設ける。各記憶装置３０の側面に設けた
取り付け構造部３２は、ハウジングの上部壁１２、下部
壁１４の内面に設けた一対のガイドレール（３４、３
６）の上面と底面に位置する。
【００１２】ハウジング内部空間の後方には、記憶装置
用の８個のコネクタ４０を固定して設け、コネクタの各
々は記憶装置がハウジング内に完全に装填された時に各
装置の後部の対応するコネクタ（図示せず）と接合す
る。コネクタ４０の背後には、コネクタ４０を介して装
填した装置の各々に電力を供給する電源（図示せず）を
収納するための後部室が設けられている。随意に、その
後部室は記憶装置の操作を制御するためのコントローラ
ユニットを収納することもでき、この場合にはコネクタ
４０は記憶装置３０に制御信号を伝達するために使用さ
れる。
用の８個のコネクタ４０を固定して設け、コネクタの各
々は記憶装置がハウジング内に完全に装填された時に各
装置の後部の対応するコネクタ（図示せず）と接合す
る。コネクタ４０の背後には、コネクタ４０を介して装
填した装置の各々に電力を供給する電源（図示せず）を
収納するための後部室が設けられている。随意に、その
後部室は記憶装置の操作を制御するためのコントローラ
ユニットを収納することもでき、この場合にはコネクタ
４０は記憶装置３０に制御信号を伝達するために使用さ
れる。
【００１３】図１、図２に示した一般的なタイプのデー
タ記憶サブシステム・ハウジングは、工業規格に適合し
た寸法、例えば３．５あるいは５．２５インチの記憶装
置を収納するように設計される。ハウジングの内部空間
の前室の開放状態では何の安全機構はなく、数個の記憶
装置がハウジング内に収納されている時に後部の露出し
た電力端子にオペレータが不注意でさわってしまう可能
性がある。オペレータが露出した電源関連部品に触れな
いように確実な手段を施すことが電気システムの製造に
際して法的に要求されている。この要求を満たすため、
本発明のハウジングはハウジングの前端部近傍に複数の
安全フィン５０を有し、そのフィンの各々はガイドレー
ルに垂直に設けられている。フィンはデータ記憶装置間
に延伸して設けられており、オペレータの手が進入する
のを防ぐが、同時に記憶装置のハウジングへの装填ある
いは取り外しを可能にする。図３は、ガイドレールに装
着する前の安全フィンの一例の等尺図である。フィンは
横から見るとＬ字形状をしており、水平部に突起部５４
を有し、この突起部とガイドレールの図示しない係合機
構と組み合わされてフィン５０をガイドレールに装着す
るように構成されている。フィンのＬ字形状の狭い側面
は、ハウジング内の空間を最小限度占有する程度であ
る。
タ記憶サブシステム・ハウジングは、工業規格に適合し
た寸法、例えば３．５あるいは５．２５インチの記憶装
置を収納するように設計される。ハウジングの内部空間
の前室の開放状態では何の安全機構はなく、数個の記憶
装置がハウジング内に収納されている時に後部の露出し
た電力端子にオペレータが不注意でさわってしまう可能
性がある。オペレータが露出した電源関連部品に触れな
いように確実な手段を施すことが電気システムの製造に
際して法的に要求されている。この要求を満たすため、
本発明のハウジングはハウジングの前端部近傍に複数の
安全フィン５０を有し、そのフィンの各々はガイドレー
ルに垂直に設けられている。フィンはデータ記憶装置間
に延伸して設けられており、オペレータの手が進入する
のを防ぐが、同時に記憶装置のハウジングへの装填ある
いは取り外しを可能にする。図３は、ガイドレールに装
着する前の安全フィンの一例の等尺図である。フィンは
横から見るとＬ字形状をしており、水平部に突起部５４
を有し、この突起部とガイドレールの図示しない係合機
構と組み合わされてフィン５０をガイドレールに装着す
るように構成されている。フィンのＬ字形状の狭い側面
は、ハウジング内の空間を最小限度占有する程度であ
る。
【００１４】図２は２個の７５ｍｍ径の円６０によっ
て、垂直フィンをハウジング内に適切な間隔で設けて、
いかにしてハウジングの後部に手を入れずに記憶装置を
取り外すことが可能であるか示している。７５ｍｍ径の
円は平均的な人間の手を入れることのできない穴のサイ
ズを規定する「国際規格試験指取り扱い」による典型例
である。
て、垂直フィンをハウジング内に適切な間隔で設けて、
いかにしてハウジングの後部に手を入れずに記憶装置を
取り外すことが可能であるか示している。７５ｍｍ径の
円は平均的な人間の手を入れることのできない穴のサイ
ズを規定する「国際規格試験指取り扱い」による典型例
である。
【００１５】必要な防護を得るために要するフィンのサ
イズと数は、ハウジングの開口部の寸法およびハウジン
グ内の電源コネクタの深さによって決まる。ガイドレー
ル上のフィンの位置も、充分な防護を提供するうえで必
要とするフィンのサイズと数を決定する際に考慮され
る。オペレータがコネクタの露出部分に触れないという
包括的な要請にたいし、当業者であれば容易にどのよう
なハウジングに対しても防護を行えるフィンの形状を決
定することができる。図１に示したフィンとは別の形状
として、上方あるいは下方の一方に延伸するフィンで、
図１のフィンよりハウジング内部に伸びるフィンによっ
て必要な防護を提供することも原理的に可能である。さ
らに、あるハウジングではガイドレールと交互にフィン
を設けるだけでよい場合もある。
イズと数は、ハウジングの開口部の寸法およびハウジン
グ内の電源コネクタの深さによって決まる。ガイドレー
ル上のフィンの位置も、充分な防護を提供するうえで必
要とするフィンのサイズと数を決定する際に考慮され
る。オペレータがコネクタの露出部分に触れないという
包括的な要請にたいし、当業者であれば容易にどのよう
なハウジングに対しても防護を行えるフィンの形状を決
定することができる。図１に示したフィンとは別の形状
として、上方あるいは下方の一方に延伸するフィンで、
図１のフィンよりハウジング内部に伸びるフィンによっ
て必要な防護を提供することも原理的に可能である。さ
らに、あるハウジングではガイドレールと交互にフィン
を設けるだけでよい場合もある。
【００１６】図１では、中央の上下２枚のフィンの代わ
りに、ハウジングの厚み方向（同図、上下方向）の１本
の支柱５２が設けられている。こうした支柱の使用によ
り防護機能を提供すると同時に、構造上の強化も行え
る。
りに、ハウジングの厚み方向（同図、上下方向）の１本
の支柱５２が設けられている。こうした支柱の使用によ
り防護機能を提供すると同時に、構造上の強化も行え
る。
【００１７】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【００１８】（１）複数の電気装置を収納可能なハウジ
ングにおいて、上記電気装置をハウジング内に装填ある
いはハウジング内から離脱するための開口部と、上記装
置の各々を電源に接続するための内部設置した複数の電
力コネクタと、上記開口部を介して上記電力コネクタの
露出部にオペレータが触れるのを防止する接触防止手段
とよりなり、上記電力コネクタは各装置の対応するコネ
クタと組み合わすように上記開口部と反対のハウジング
内部側面に設けられ、上記接触防止手段は上記ハウジン
グ内部に設けられ、装置の取り外しを妨害しないように
上記複数の電気装置の隣接する装置間に置かれた１個以
上の部材からなり、ハウジング内の上記部材の配列は上
記電力コネクタにオペレータの指が触れないように選択
されることを特徴とするハウジング。 （２）上記の１個以上の防護部材の各々は、ハウジング
内部の内面に設け、電気装置間でハウジング内部に伸び
るフィン形状の構造体であることを特徴とする上記
（１）に記載のハウジング。 （３）上記ハウジング内部に設けられた、上記開口部位
置あるいはその近傍より上記電力コネクタに向かって伸
びる複数のガイドレールをさらに有し、上記装置の各々
はその一側面を介して少なくとも１本のガイドレールに
載置可能であり、上記１枚以上のフィンの各々は１本の
ガイドレールに直角に延伸するように固定されたことを
特徴とする、上記（２）に記載のハウジング。
ングにおいて、上記電気装置をハウジング内に装填ある
いはハウジング内から離脱するための開口部と、上記装
置の各々を電源に接続するための内部設置した複数の電
力コネクタと、上記開口部を介して上記電力コネクタの
露出部にオペレータが触れるのを防止する接触防止手段
とよりなり、上記電力コネクタは各装置の対応するコネ
クタと組み合わすように上記開口部と反対のハウジング
内部側面に設けられ、上記接触防止手段は上記ハウジン
グ内部に設けられ、装置の取り外しを妨害しないように
上記複数の電気装置の隣接する装置間に置かれた１個以
上の部材からなり、ハウジング内の上記部材の配列は上
記電力コネクタにオペレータの指が触れないように選択
されることを特徴とするハウジング。 （２）上記の１個以上の防護部材の各々は、ハウジング
内部の内面に設け、電気装置間でハウジング内部に伸び
るフィン形状の構造体であることを特徴とする上記
（１）に記載のハウジング。 （３）上記ハウジング内部に設けられた、上記開口部位
置あるいはその近傍より上記電力コネクタに向かって伸
びる複数のガイドレールをさらに有し、上記装置の各々
はその一側面を介して少なくとも１本のガイドレールに
載置可能であり、上記１枚以上のフィンの各々は１本の
ガイドレールに直角に延伸するように固定されたことを
特徴とする、上記（２）に記載のハウジング。
【００１９】
【発明の効果】従来技術と比較すると、このガイドレー
ルに固定させたフィンの使用により低コストのアセンブ
リを実現する。また、このアセンブリを使用することに
より、安全防護機能を必要とするハウジングに簡単に安
全フィンの装備を可能とする。
ルに固定させたフィンの使用により低コストのアセンブ
リを実現する。また、このアセンブリを使用することに
より、安全防護機能を必要とするハウジングに簡単に安
全フィンの装備を可能とする。
【図１】ハウジング後方の電力コネクタに不用意に指が
触れるのを防止するための複数の安全フィンを有する、
本発明による望ましい実施例のハウジングを示す側面斜
視図である。
触れるのを防止するための複数の安全フィンを有する、
本発明による望ましい実施例のハウジングを示す側面斜
視図である。
【図２】図１に示したハウジングの正面斜視図である。
【図３】図１に示した安全フィンの１例を示す斜視図で
ある。
ある。
１０ ハウジング １２ 上部壁 １４ 下部壁 １６ 側壁 １８ 側壁 ２０ ガイドレール ３０ 記憶装置 ３４ ガイドレール ３６ ガイドレール ４０ コネクタ ５０ 安全フィン ５２ 中央支柱 ５４ 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン・ゴルリッジ イギリス国、エス05 ９ビー・ユー ハ ンプシャー州、ロムジー、アンプフィー ルド、バディズ・バーン（番地なし) (56)参考文献 特開 平４−242996（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−183197（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05K 7/14 G11B 33/02 301 G11B 33/06
Claims (3)
- 【請求項１】複数の電気装置を収納可能なハウジングに
おいて、 上記電気装置をハウジング内に装填あるいはハウジング
内から離脱するための開口部と、 上記装置の各々を電源に接続するための内部に設置した
複数の電力コネクタと、 上記開口部を介して上記電力コネクタの露出部にオペレ
ータが触れるのを防止する接触防止手段とよりなり、 上記電力コネクタは各装置の対応するコネクタと組み合
わすように上記開口部と反対側のハウジング内部側面に
設けられ、 上記接触防止手段は上記ハウジング内部に設けられ、装
置の取り外しを妨害しないように上記複数の電気装置の
隣接する装置間に置かれた１個以上の接触防止部材から
なり、ハウジング内の上記部材の配列は上記電力コネク
タにオペレータの指が触れないように選択されることを
特徴とするハウジング。 - 【請求項２】上記の１個以上の接触防止部材の各々は、
ハウジング内部の内面に設け、電気装置間でハウジング
内部に延びるフイン形状の構造体であることを説く地用
とする請求項１に記載のハウジング。 - 【請求項３】上記ハウジング内部に設けられた、上記開
口部位置あるいはその近傍より上記電力コネクタに向か
って伸びる複数のガイドレールをさらに有し、上記装置
の各々はその一側面を介して少なくとも１本のガイドレ
ールに載置可能であり、上記１枚以上のフィンの各々は
１本のガイドレールに直角に延伸するように固定された
ことを特徴とする、請求項２に記載のハウジング。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9319752A GB2282056A (en) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | Housing for electrical apparatus |
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