JPH06115851A - エレベーターの芯出し装置 - Google Patents
エレベーターの芯出し装置Info
- Publication number
- JPH06115851A JPH06115851A JP26611892A JP26611892A JPH06115851A JP H06115851 A JPH06115851 A JP H06115851A JP 26611892 A JP26611892 A JP 26611892A JP 26611892 A JP26611892 A JP 26611892A JP H06115851 A JPH06115851 A JP H06115851A
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- JP
- Japan
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- centering
- guide rail
- laser
- elevator
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に鉛直なレーザー光を得て低出力のレー
ザー発信器で高精度の芯出しを行なうことができるエレ
ベーターの芯出し装置を提供する。 【構成】 かご床5の下部に設けた仮設ガイド装置8
a,8bを芯出し済みのガイドレールの部分に位置させ
ると、この仮設ガイド装置8a,8bにより支持される
仮設フレーム9に設けられたレーザー発信器10a,1
0bからは、上方のガイドレールのための芯出し用の鉛
直なレーザー光が得られ、ガイドレールの位置決めすべ
き部分を把持して設けたレール把持装置14の受光部1
3a,13bで、このレーザー光を受光して位置決めし
固定する。
ザー発信器で高精度の芯出しを行なうことができるエレ
ベーターの芯出し装置を提供する。 【構成】 かご床5の下部に設けた仮設ガイド装置8
a,8bを芯出し済みのガイドレールの部分に位置させ
ると、この仮設ガイド装置8a,8bにより支持される
仮設フレーム9に設けられたレーザー発信器10a,1
0bからは、上方のガイドレールのための芯出し用の鉛
直なレーザー光が得られ、ガイドレールの位置決めすべ
き部分を把持して設けたレール把持装置14の受光部1
3a,13bで、このレーザー光を受光して位置決めし
固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターの芯出し装
置に係り、特にレーザー発信器を用いてエレベーターガ
イドレールの芯出しを行なうエレベーターの芯出し装置
に関する。
置に係り、特にレーザー発信器を用いてエレベーターガ
イドレールの芯出しを行なうエレベーターの芯出し装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターの芯出し装置は、特
開昭59−43785号公報および特開昭57−571
77号公報に記載されているように、昇降路の最下部あ
るいは最上部にレーザー発信器を設置し、このレーザー
発信器から発せられたレーザー光を基準としてエレベー
ターガイドレールの芯出しを行なっていた。
開昭59−43785号公報および特開昭57−571
77号公報に記載されているように、昇降路の最下部あ
るいは最上部にレーザー発信器を設置し、このレーザー
発信器から発せられたレーザー光を基準としてエレベー
ターガイドレールの芯出しを行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のエ
レベーターの芯出し装置は、レーザー光を鉛直に発信さ
せるようにレーザー発信器を設置するのに時間がかかっ
たり、高階床のビルの場合、レーザースポット径が距離
に応じて大きくなるためレーザースポットの中心位置を
確認するのが難しくなったりする。またビルの階床が多
くなればなる程、建築現場であるために存在する塵埃が
多くなってレーザー光が遮断されやすくなったり、大出
力のレーザー発信器が必要となって機器が高価になって
しまう。
レベーターの芯出し装置は、レーザー光を鉛直に発信さ
せるようにレーザー発信器を設置するのに時間がかかっ
たり、高階床のビルの場合、レーザースポット径が距離
に応じて大きくなるためレーザースポットの中心位置を
確認するのが難しくなったりする。またビルの階床が多
くなればなる程、建築現場であるために存在する塵埃が
多くなってレーザー光が遮断されやすくなったり、大出
力のレーザー発信器が必要となって機器が高価になって
しまう。
【0004】本発明の目的とするところは、容易に鉛直
なレーザー光を得て低出力のレーザー発信器で高精度の
芯出しを行なうことができるエレベーターの芯出し装置
を提供するにある。
なレーザー光を得て低出力のレーザー発信器で高精度の
芯出しを行なうことができるエレベーターの芯出し装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本設のかご枠およびかご床を昇降させなが
らガイドレールの芯出し固定を行なうエレベーターの芯
出し装置において、上記かご床の下部に連結されると共
に、芯出し済みの上記ガイドレールに沿って走行可能な
レーザー発信器と、位置決めすべきガイドレールを把持
するレール把持装置に設けられて上記レーザー発信器か
らのレーザー光を受光する受光部とを設けたことを特徴
とする。
するために、本設のかご枠およびかご床を昇降させなが
らガイドレールの芯出し固定を行なうエレベーターの芯
出し装置において、上記かご床の下部に連結されると共
に、芯出し済みの上記ガイドレールに沿って走行可能な
レーザー発信器と、位置決めすべきガイドレールを把持
するレール把持装置に設けられて上記レーザー発信器か
らのレーザー光を受光する受光部とを設けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明によるエレベーターの芯出し装置は上述
の芯出し済みのガイドレールに沿って走行可能なレーザ
ー発信器を設けたため、予めレーザー発信器の取付け状
態を設定しておくことによって芯出し済みのガイドレー
ルに従って鉛直なレーザー光を発生させることができ、
これを位置決めすべきガイドレールに設けられた受光部
で受けるようにすれば、受光部を設けた位置決めすべき
ガイドレールを鉛直に芯出しすることができる。しか
も、昇降路の最下部あるいは最上部にレーザー発信器を
設置した従来の場合のように、レーザー発信器と受光部
間の距離を大きくしないので、低出力のレーザー発信器
で高精度の芯出しを行なうことができる。
の芯出し済みのガイドレールに沿って走行可能なレーザ
ー発信器を設けたため、予めレーザー発信器の取付け状
態を設定しておくことによって芯出し済みのガイドレー
ルに従って鉛直なレーザー光を発生させることができ、
これを位置決めすべきガイドレールに設けられた受光部
で受けるようにすれば、受光部を設けた位置決めすべき
ガイドレールを鉛直に芯出しすることができる。しか
も、昇降路の最下部あるいは最上部にレーザー発信器を
設置した従来の場合のように、レーザー発信器と受光部
間の距離を大きくしないので、低出力のレーザー発信器
で高精度の芯出しを行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例によるエレベーターの芯出
し装置の全体を示す斜視図である。昇降路1内にはガイ
ドレール3a,3bが対向して立設されており、それぞ
れ複数個のガイドレール支持ブラケット4a,4bを介
して昇降路壁2a,2bにそれぞれ固定されている。エ
レベーターの乗かごを構成するかご床5は、かごの縦枠
であるスリング6a,6bに支持されており、このスリ
ング6a,6b間は横枠であるクロスヘッド7によって
連結されている。このクロスヘッド7には、図示しない
複数本のワイヤロープの一端が固定されており、その他
端には図示しないつり合いおもりが固定されている。か
ご床5の下部には、芯出しが済んだガイドレール3a,
3b上を移動する仮設ガイド装置8a,8bが仮設フレ
ーム9を介して取り付けられている。この仮設フレーム
9には昇降路内において鉛直な基準線となるレーザー光
を発信するレーザー発信器10a,10bが他の機器に
よって遮光されない位置に設けられており、また仮設ガ
イド装置8a,8bにはガイドレール3a,3bを挟ん
だ位置に上下1組で構成されたローラーがそれぞれ設け
られている。仮設フレーム9、仮設ガイド装置8a,8
bおよびレーザー発信器10a,10bは予め一体品と
して組み立てておくことにより、現地での組立作業はこ
れらの一体品をかご床5に連結するだけで済む。従っ
て、この一体品を芯出し済みの最下部のガイドレール3
a,3bに取り付けると、レーザー発信器10a,10
bからのレーザー光を鉛直に発信させることが可能とな
り、従来のようにレーザー発信器の発信するレーザー光
を鉛直とするための芯出し作業を現場で行なう必要がな
く、予め、工場などで芯出し作業を行なっておくことが
できる。
る。図1は本発明の一実施例によるエレベーターの芯出
し装置の全体を示す斜視図である。昇降路1内にはガイ
ドレール3a,3bが対向して立設されており、それぞ
れ複数個のガイドレール支持ブラケット4a,4bを介
して昇降路壁2a,2bにそれぞれ固定されている。エ
レベーターの乗かごを構成するかご床5は、かごの縦枠
であるスリング6a,6bに支持されており、このスリ
ング6a,6b間は横枠であるクロスヘッド7によって
連結されている。このクロスヘッド7には、図示しない
複数本のワイヤロープの一端が固定されており、その他
端には図示しないつり合いおもりが固定されている。か
ご床5の下部には、芯出しが済んだガイドレール3a,
3b上を移動する仮設ガイド装置8a,8bが仮設フレ
ーム9を介して取り付けられている。この仮設フレーム
9には昇降路内において鉛直な基準線となるレーザー光
を発信するレーザー発信器10a,10bが他の機器に
よって遮光されない位置に設けられており、また仮設ガ
イド装置8a,8bにはガイドレール3a,3bを挟ん
だ位置に上下1組で構成されたローラーがそれぞれ設け
られている。仮設フレーム9、仮設ガイド装置8a,8
bおよびレーザー発信器10a,10bは予め一体品と
して組み立てておくことにより、現地での組立作業はこ
れらの一体品をかご床5に連結するだけで済む。従っ
て、この一体品を芯出し済みの最下部のガイドレール3
a,3bに取り付けると、レーザー発信器10a,10
bからのレーザー光を鉛直に発信させることが可能とな
り、従来のようにレーザー発信器の発信するレーザー光
を鉛直とするための芯出し作業を現場で行なう必要がな
く、予め、工場などで芯出し作業を行なっておくことが
できる。
【0008】クロスヘッド7の上部には、作業者がガイ
ドレール3a,3bの芯出し等の据付作業を行なうため
の仮設作業床11が設けられており、作業者はこの作業
床11上でガイドレール3a,3bの芯出しおよび固定
と、最上部のガイドレール支持ブラケット4a,4bの
芯出しおよび固定を順次行なう。このとき作業者は、図
2に示すようにガイドレール把持機構12a,12b
と、レーザー発信器10a,10bから発信されたレー
ザー光を受光する受光部13a,13bを備えたガイド
レール芯出し雇14を用いて芯出しを行なう。
ドレール3a,3bの芯出し等の据付作業を行なうため
の仮設作業床11が設けられており、作業者はこの作業
床11上でガイドレール3a,3bの芯出しおよび固定
と、最上部のガイドレール支持ブラケット4a,4bの
芯出しおよび固定を順次行なう。このとき作業者は、図
2に示すようにガイドレール把持機構12a,12b
と、レーザー発信器10a,10bから発信されたレー
ザー光を受光する受光部13a,13bを備えたガイド
レール芯出し雇14を用いて芯出しを行なう。
【0009】現地での据付作業は、先ず、図示しない機
械室に据え付けられる部品を昇降路1内を使って荷揚げ
し、建屋に付されている基準墨を利用して巻上機などの
機械室機器を据え付け、昇降路1内に搬入した図示しな
い衝撃器を1階の建屋墨を基準に芯出して固定する。そ
の後、全数のガイドレール3a,3bを昇降路1内に搬
入し、基準となる最下部のガイドレール3a,3bを立
設する。最下部のガイドレール3a,3bは1階の床面
に付されている建屋の基準墨を利用してその下方部の芯
出しを行ない、その上方部でも芯出しを行なって、ガイ
ドレール支持ブラケットによって昇降路壁2a,2bに
固定する。次に、このようにして固定した最下部のガイ
ドレール3a,3bを基準として、すべてのガイドレー
ル3a,3bを連結し、仮固定する。その後、基準とな
る最下部のガイドレール3a,3bが立設された昇降路
の最下部であるピットで、かご床5、スリング6a,6
b、クロスヘッド7、仮設フレーム9および作業床11
等を組み立て、複数本のロープを介して図示しない機械
室に設置された巻上機によって、これら全体を昇降する
ようにする。
械室に据え付けられる部品を昇降路1内を使って荷揚げ
し、建屋に付されている基準墨を利用して巻上機などの
機械室機器を据え付け、昇降路1内に搬入した図示しな
い衝撃器を1階の建屋墨を基準に芯出して固定する。そ
の後、全数のガイドレール3a,3bを昇降路1内に搬
入し、基準となる最下部のガイドレール3a,3bを立
設する。最下部のガイドレール3a,3bは1階の床面
に付されている建屋の基準墨を利用してその下方部の芯
出しを行ない、その上方部でも芯出しを行なって、ガイ
ドレール支持ブラケットによって昇降路壁2a,2bに
固定する。次に、このようにして固定した最下部のガイ
ドレール3a,3bを基準として、すべてのガイドレー
ル3a,3bを連結し、仮固定する。その後、基準とな
る最下部のガイドレール3a,3bが立設された昇降路
の最下部であるピットで、かご床5、スリング6a,6
b、クロスヘッド7、仮設フレーム9および作業床11
等を組み立て、複数本のロープを介して図示しない機械
室に設置された巻上機によって、これら全体を昇降する
ようにする。
【0010】その後、作業者は作業床11上に乗り込
み、芯出し固定済みのガイドレール支持ブラケット4
a,4bの更に上方に位置する次の芯出し固定部である
A部までかごを上昇させると、仮設ガイド装置8a,8
bは固定済みのガイドレール支持ブラケット4a,4b
よりも下方の芯出し済みのガイドレールの部分に位置す
るため、この仮設ガイド装置8a,8bにより支持され
る仮設フレーム9に設けられたレーザー発信器10,1
0bからは、上方のガイドレールのための芯出し用の鉛
直なレーザー光が得られる。仮設フレーム9の大きさは
ガイドレール支持ブラケット4a,4bの固定ピッチに
より決定される。
み、芯出し固定済みのガイドレール支持ブラケット4
a,4bの更に上方に位置する次の芯出し固定部である
A部までかごを上昇させると、仮設ガイド装置8a,8
bは固定済みのガイドレール支持ブラケット4a,4b
よりも下方の芯出し済みのガイドレールの部分に位置す
るため、この仮設ガイド装置8a,8bにより支持され
る仮設フレーム9に設けられたレーザー発信器10,1
0bからは、上方のガイドレールのための芯出し用の鉛
直なレーザー光が得られる。仮設フレーム9の大きさは
ガイドレール支持ブラケット4a,4bの固定ピッチに
より決定される。
【0011】この状態で作業者は、A部にてガイドレー
ル支持ブラケット4a,4bを固定するガイドレール3
a,3bに仮固定し、図2に示す芯出し雇14をガイド
レール3a,3bに取り付けて芯出しを行なうが、芯出
し雇14のガイドレール把持機構12a,12bにより
しっかりとガイドレール3a,3bを把持した上で、レ
ーザー発信器10a,10bから基準となるレーザー光
を発信させ、ガイドレール芯出し雇14に設けた受光部
13a,13bにより受光する。この受光部13a,1
3bには作業者の安全を確保するために、ガラスのよう
にレーザー光を完全に透過するものではなく、レーザー
光を受光した部分のみが作業者から確認できるように、
例えばガラスに紙を貼ったような半透明なものを使用す
る。また安全確保のために、図示していないレーザー発
信器10a,10bのON/OFFスイッチを作業床1
1上に設置しておき、ガイドレール芯出し雇14を取り
付けた後にレーザー光を発信できるようにすることがで
き、この場合、ガイドレール支持ブラケット4a,4b
の取り付け時などに誤ってレーザー光を直視することの
ないようにON/OFFスイッチを操作することができ
る。
ル支持ブラケット4a,4bを固定するガイドレール3
a,3bに仮固定し、図2に示す芯出し雇14をガイド
レール3a,3bに取り付けて芯出しを行なうが、芯出
し雇14のガイドレール把持機構12a,12bにより
しっかりとガイドレール3a,3bを把持した上で、レ
ーザー発信器10a,10bから基準となるレーザー光
を発信させ、ガイドレール芯出し雇14に設けた受光部
13a,13bにより受光する。この受光部13a,1
3bには作業者の安全を確保するために、ガラスのよう
にレーザー光を完全に透過するものではなく、レーザー
光を受光した部分のみが作業者から確認できるように、
例えばガラスに紙を貼ったような半透明なものを使用す
る。また安全確保のために、図示していないレーザー発
信器10a,10bのON/OFFスイッチを作業床1
1上に設置しておき、ガイドレール芯出し雇14を取り
付けた後にレーザー光を発信できるようにすることがで
き、この場合、ガイドレール支持ブラケット4a,4b
の取り付け時などに誤ってレーザー光を直視することの
ないようにON/OFFスイッチを操作することができ
る。
【0012】次に、作業者は受光部13a,13bによ
ってレーザー光の位置を確認しながら、仮固定したガイ
ドレール支持ブラケット4a,4bを調整してレーザー
光が受光部13a,13bの中心位置に合うようにし
て、その状態でガイドレール支持ブラケット4a,4b
を本固定する。同様にして最上部のガイドレール支持ブ
ラケット4a,4bの芯出しと固定を終えるまで、順次
作業を繰り返し行うが、レーザー発信器10a,10b
とガイドレール芯出し雇14に設けた受光部13a,1
3bとは、図1に示すように連結されて常に距離が一定
になるようにしているため、レーザー光のスポット径も
常に一定となり、最上部まで同一精度で精度良く芯出し
が行なえる。またレーザー発信器10a,10bとガイ
ドレール芯出し雇14に設けた受光部13a,13bと
の距離は、従来の昇降路内の最上部や最下部にレーザー
発信器を設置する場合に比べて相当近くなるため、据付
現場特有の塵埃の影響も受けにくく、使用するレーザー
発信器10a,10bは出力の小さなものを使用しても
十分な精度が得られるため、使用時に作業者の安全性を
高められるばかりか、装置を安価なものにすることがで
きる。
ってレーザー光の位置を確認しながら、仮固定したガイ
ドレール支持ブラケット4a,4bを調整してレーザー
光が受光部13a,13bの中心位置に合うようにし
て、その状態でガイドレール支持ブラケット4a,4b
を本固定する。同様にして最上部のガイドレール支持ブ
ラケット4a,4bの芯出しと固定を終えるまで、順次
作業を繰り返し行うが、レーザー発信器10a,10b
とガイドレール芯出し雇14に設けた受光部13a,1
3bとは、図1に示すように連結されて常に距離が一定
になるようにしているため、レーザー光のスポット径も
常に一定となり、最上部まで同一精度で精度良く芯出し
が行なえる。またレーザー発信器10a,10bとガイ
ドレール芯出し雇14に設けた受光部13a,13bと
の距離は、従来の昇降路内の最上部や最下部にレーザー
発信器を設置する場合に比べて相当近くなるため、据付
現場特有の塵埃の影響も受けにくく、使用するレーザー
発信器10a,10bは出力の小さなものを使用しても
十分な精度が得られるため、使用時に作業者の安全性を
高められるばかりか、装置を安価なものにすることがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、芯出しが
完了しているガイドレール上を移動すると共に、かご床
の下部に位置する仮設フレームに設けたレーザー発信器
から基準となるレーザー光を発信して、その上方に位置
するガイドレールの芯出しを行なっていくようにしたた
め、低出力のレーザー発信器でも高精度の芯出しを行な
うことができ、従って、塵や埃などの影響を受けにくい
エレベーターの芯出し装置が得られる。
完了しているガイドレール上を移動すると共に、かご床
の下部に位置する仮設フレームに設けたレーザー発信器
から基準となるレーザー光を発信して、その上方に位置
するガイドレールの芯出しを行なっていくようにしたた
め、低出力のレーザー発信器でも高精度の芯出しを行な
うことができ、従って、塵や埃などの影響を受けにくい
エレベーターの芯出し装置が得られる。
【図1】本発明の一実施例によるエレベーターの芯出し
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示すエレベーターの芯出し装置の受光部
の平面図である。
の平面図である。
1 昇降路 3a,3b ガイドレール 4a,4b ガイドレール支持ブラケット 8a,8b 仮設ガイド装置 9 仮設フレーム 10a,10b レーザー発信器 11 作業床 12a,12b ガイドレール把持機構 13a,13b 受光部 14 ガイドレール芯出し雇
Claims (1)
- 【請求項1】 本設のかご枠およびかご床を昇降させな
がらガイドレールの芯出し固定を行なうエレベーターの
芯出し装置において、上記かご床の下部に連結されると
共に、芯出し済みの上記ガイドレールに沿って走行可能
なレーザー発信器と、位置決めすべきガイドレールを把
持するレール把持装置に設けられて上記レーザー発信器
からのレーザー光を受光する受光部とを設けたことを特
徴とするエレベーターの芯出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26611892A JPH06115851A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | エレベーターの芯出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26611892A JPH06115851A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | エレベーターの芯出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115851A true JPH06115851A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17426576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26611892A Pending JPH06115851A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | エレベーターの芯出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06115851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135228A1 (en) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Kone Corporation | Method for installing the guide rails of an elevator and system for installing the guide rails of an elevator |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26611892A patent/JPH06115851A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135228A1 (en) * | 2006-05-24 | 2007-11-29 | Kone Corporation | Method for installing the guide rails of an elevator and system for installing the guide rails of an elevator |
US8397437B2 (en) | 2006-05-24 | 2013-03-19 | Kone Corporation | Method for installing the guide rails of an elevator and system for installing the guide rails of an elevator |
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