JPH06115304A - タイヤ用フラップ - Google Patents
タイヤ用フラップInfo
- Publication number
- JPH06115304A JPH06115304A JP4291910A JP29191092A JPH06115304A JP H06115304 A JPH06115304 A JP H06115304A JP 4291910 A JP4291910 A JP 4291910A JP 29191092 A JP29191092 A JP 29191092A JP H06115304 A JPH06115304 A JP H06115304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flap
- cord
- distance
- tire
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 フラップショルダー部の過大な伸びを抑制し
て、クラック等の損傷の発生を防止できるタイヤ用フラ
ップを提供する。 【構成】 フラップ６は、底部60と、フラップショルダ
ー部61と、ウィング部62とを備え、先が開いた溝状断面
に形成されており、リム側面に、すだれ織り布にゴムを
トッピングして形成したコードパッチ（補強材）７が貼
付されており、フラップ６の中心方向に距離ｄの位置か
ら、ウィング部62に沿って高さｚの位置まで延設されて
いる。両フラップショルダー部61，61の中心線が水平に
なっている部分の最外端の間の距離である幅Ｗに対し、
距離ｄ≧Ｗ／３で、高さｚ≧25mmとする。コードパッチ
７において、タイヤ周方向に対して成すコード角度θを
０度以上25度以下（０°≦θ≦25°）とする。また、ト
ッピングゴムとして、引張強さが300 ％モジュラスで55
〜75kg／cm2の範囲のゴムを用いる。
て、クラック等の損傷の発生を防止できるタイヤ用フラ
ップを提供する。 【構成】 フラップ６は、底部60と、フラップショルダ
ー部61と、ウィング部62とを備え、先が開いた溝状断面
に形成されており、リム側面に、すだれ織り布にゴムを
トッピングして形成したコードパッチ（補強材）７が貼
付されており、フラップ６の中心方向に距離ｄの位置か
ら、ウィング部62に沿って高さｚの位置まで延設されて
いる。両フラップショルダー部61，61の中心線が水平に
なっている部分の最外端の間の距離である幅Ｗに対し、
距離ｄ≧Ｗ／３で、高さｚ≧25mmとする。コードパッチ
７において、タイヤ周方向に対して成すコード角度θを
０度以上25度以下（０°≦θ≦25°）とする。また、ト
ッピングゴムとして、引張強さが300 ％モジュラスで55
〜75kg／cm2の範囲のゴムを用いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、薄肉のインナーチュー
ブを備えたチューブ式タイヤにおいて、車輪即ちリムに
接触するインナーチューブの内径部を保護するために用
いられるタイヤ用フラップに関する。
ブを備えたチューブ式タイヤにおいて、車輪即ちリムに
接触するインナーチューブの内径部を保護するために用
いられるタイヤ用フラップに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、トラック用タイヤ等の比較的大径
のチューブ式タイヤにおいては、走行中にタイヤのビー
ドがリムから浮き上がる動きをしており、荷重が大きい
ときやインナーチューブ内の空気圧が低いときにビード
の浮き上がる動きが過大となって、リム外周面とビード
トウとの間に隙間を生じ、そこに接触しているインナー
チューブがリム外周面とビードトウとの間に噛まれて損
傷する恐れがあり、これを解決するために、タイヤとイ
ンナーチューブとの間にゴム製のフラップを設けること
が行われている。
のチューブ式タイヤにおいては、走行中にタイヤのビー
ドがリムから浮き上がる動きをしており、荷重が大きい
ときやインナーチューブ内の空気圧が低いときにビード
の浮き上がる動きが過大となって、リム外周面とビード
トウとの間に隙間を生じ、そこに接触しているインナー
チューブがリム外周面とビードトウとの間に噛まれて損
傷する恐れがあり、これを解決するために、タイヤとイ
ンナーチューブとの間にゴム製のフラップを設けること
が行われている。
【０００３】例えば、図２に示すように、タイヤ１は、
環状のトレッド10と、トレッド10の両端からタイヤ半径
方向に延びる一対のサイドウォール11と、サイドウォー
ル11の下端に形成されたビード部12と、ビード部12に埋
設された輪状のビードコア13とを備えており、ビード部
12はリム２のビードシート部に嵌合固定される。タイヤ
１内にインナーチューブ３が配設され、インナーチュー
ブ３の内径部からバルブ４が突設され、インナーチュー
ブ３の内径部とリム２の外径面との間に先が開いた溝状
の断面を有する環状のゴム製フラップ５が配設されてお
り、リム２及びフラップ５を貫通して外方に突出してい
る。
環状のトレッド10と、トレッド10の両端からタイヤ半径
方向に延びる一対のサイドウォール11と、サイドウォー
ル11の下端に形成されたビード部12と、ビード部12に埋
設された輪状のビードコア13とを備えており、ビード部
12はリム２のビードシート部に嵌合固定される。タイヤ
１内にインナーチューブ３が配設され、インナーチュー
ブ３の内径部からバルブ４が突設され、インナーチュー
ブ３の内径部とリム２の外径面との間に先が開いた溝状
の断面を有する環状のゴム製フラップ５が配設されてお
り、リム２及びフラップ５を貫通して外方に突出してい
る。
【０００４】図３に示すように、先が開いた溝状の断面
を有する環状のフラップ５は、リム２の外周面に接触す
る底部50と、底部50の両側端のフラップショルダー部51
と、フラップショルダー部51から半径方向外方に外開き
に延びる先細りのウィング部52と、底部50の適所にバル
ブ４を貫通させる貫通孔53とを備えており、フラップシ
ョルダー部51がビード部12のビードトウ121 に接触し、
ウィング部52がビード部12の内面からサイドウォール11
の下部内面にかけて接触している。
を有する環状のフラップ５は、リム２の外周面に接触す
る底部50と、底部50の両側端のフラップショルダー部51
と、フラップショルダー部51から半径方向外方に外開き
に延びる先細りのウィング部52と、底部50の適所にバル
ブ４を貫通させる貫通孔53とを備えており、フラップシ
ョルダー部51がビード部12のビードトウ121 に接触し、
ウィング部52がビード部12の内面からサイドウォール11
の下部内面にかけて接触している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のタイヤ用フラップにおいては、走行速度並びに走行
距離が増大するにつれて、タイヤの内圧及び温度が上昇
するため、フラップ５がタイヤ半径方向に延伸すること
になるが、このフラップ５の延伸量はフラップ５全体に
均一に生じるものではなく、フラップ５の部位によって
偏って生じるものであり、特にタイヤ１のビードトウ12
1 に接触するフラップショルダー部51において大きく延
伸され、このフラップショルダー部51が極端に薄くな
り、クラックが発生する恐れがあった。この欠点を除去
するために、フラップショルダー部51のゴム厚を増大さ
せることが行われているが、フラップショルダー部51の
ゴム厚を増大させると重量が増大し、作業性が低下する
とともに、伸びによる変形が繰り返されることによって
発熱が高く、損傷しやすくなるという問題があった。ま
た、フラップショルダー部51はタイヤ１のビードトウ12
1 に接触しているために、ビードトウ121 の内面と擦れ
て機械的疲労が大きくなり、一層延伸量が大きくなると
いう問題があった。
来のタイヤ用フラップにおいては、走行速度並びに走行
距離が増大するにつれて、タイヤの内圧及び温度が上昇
するため、フラップ５がタイヤ半径方向に延伸すること
になるが、このフラップ５の延伸量はフラップ５全体に
均一に生じるものではなく、フラップ５の部位によって
偏って生じるものであり、特にタイヤ１のビードトウ12
1 に接触するフラップショルダー部51において大きく延
伸され、このフラップショルダー部51が極端に薄くな
り、クラックが発生する恐れがあった。この欠点を除去
するために、フラップショルダー部51のゴム厚を増大さ
せることが行われているが、フラップショルダー部51の
ゴム厚を増大させると重量が増大し、作業性が低下する
とともに、伸びによる変形が繰り返されることによって
発熱が高く、損傷しやすくなるという問題があった。ま
た、フラップショルダー部51はタイヤ１のビードトウ12
1 に接触しているために、ビードトウ121 の内面と擦れ
て機械的疲労が大きくなり、一層延伸量が大きくなると
いう問題があった。
【０００６】本発明の目的は、フラップショルダー部の
過大な伸びを抑制することにより、クラック等の損傷の
発生を防止することのできるタイヤ用フラップを提供す
ることである。
過大な伸びを抑制することにより、クラック等の損傷の
発生を防止することのできるタイヤ用フラップを提供す
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ用フラッ
プは、リムに接触する平坦な底部と、底部の両端部に形
成されたフラップショルダー部と、両フラップショルダ
ー部からタイヤ半径方向に末広がりに延びる一対の先細
りのウィング部とを備えたフラップにおいて、フラップ
ショルダー部からウィング部にかけてのリム側面に、す
だれ織り布にゴムをトッピングして成るコードパッチを
貼付したものであり、コードパッチは、すだれ織り布を
形成するコードがタイヤ周方向に対して成す角度である
コード角度θが０度以上25度以下（０°≦θ≦25°）で
あり、フラップショルダー部の厚さの中心線が水平にな
っている部分の最外端からフラップの中心方向に距離ｄ
の位置を一端として、同じくウィング部に沿って高さｚ
の位置を他端とし、フラップショルダー部を覆って延設
され、フラップの厚さの中心線が水平になっている部分
の幅Ｗに対して、距離ｄ≦Ｗ／３とするとともに、高さ
ｚ≧25ｍｍとすることにより、最も負担が大きく損傷し
易い部分の過大な伸びを抑制してクラック等の損傷の発
生を防止できる。
プは、リムに接触する平坦な底部と、底部の両端部に形
成されたフラップショルダー部と、両フラップショルダ
ー部からタイヤ半径方向に末広がりに延びる一対の先細
りのウィング部とを備えたフラップにおいて、フラップ
ショルダー部からウィング部にかけてのリム側面に、す
だれ織り布にゴムをトッピングして成るコードパッチを
貼付したものであり、コードパッチは、すだれ織り布を
形成するコードがタイヤ周方向に対して成す角度である
コード角度θが０度以上25度以下（０°≦θ≦25°）で
あり、フラップショルダー部の厚さの中心線が水平にな
っている部分の最外端からフラップの中心方向に距離ｄ
の位置を一端として、同じくウィング部に沿って高さｚ
の位置を他端とし、フラップショルダー部を覆って延設
され、フラップの厚さの中心線が水平になっている部分
の幅Ｗに対して、距離ｄ≦Ｗ／３とするとともに、高さ
ｚ≧25ｍｍとすることにより、最も負担が大きく損傷し
易い部分の過大な伸びを抑制してクラック等の損傷の発
生を防止できる。
【０００８】
【実施例】図１を参照して本発明の実施例を説明する
と、フラップ６は、リム２の外周面に接触する底部60
と、底部60の両側端付近のフラップショルダー部61と、
フラップショルダー部61から半径方向外方に外開きに延
びる先細りのウィング部62とを備えて、先が開いた溝状
の断面に形成されており、フラップショルダー部61から
ウィング部62にかけてのリム側面に補強材７が貼付され
ている。
と、フラップ６は、リム２の外周面に接触する底部60
と、底部60の両側端付近のフラップショルダー部61と、
フラップショルダー部61から半径方向外方に外開きに延
びる先細りのウィング部62とを備えて、先が開いた溝状
の断面に形成されており、フラップショルダー部61から
ウィング部62にかけてのリム側面に補強材７が貼付され
ている。
【０００９】補強材７は、フラップショルダー部61の厚
さの中心線が水平になっている部分の最外端からフラッ
プ６の中心方向に距離ｄの位置から、フラップショルダ
ー部61の中心線が水平になっている部分の最外端からウ
ィング部62に沿って高さｚの位置まで延設されている。
ここで、底部60及び両フラップショルダー部61，61にお
ける平坦部分、即ちフラップ６の厚さの中心線が水平に
なっている部分、換言すれば両フラップショルダー部6
1，61の中心線が水平になっている部分の最外端の間の
距離である幅Ｗに対し、距離ｄ≧Ｗ／３で、高さｚ≧25
mmとする。距離ｄ≧Ｗ／３、高さｚ≧25mmとすることに
より、走行時に最も損傷を受けやすい部分を補強して保
護するものである。
さの中心線が水平になっている部分の最外端からフラッ
プ６の中心方向に距離ｄの位置から、フラップショルダ
ー部61の中心線が水平になっている部分の最外端からウ
ィング部62に沿って高さｚの位置まで延設されている。
ここで、底部60及び両フラップショルダー部61，61にお
ける平坦部分、即ちフラップ６の厚さの中心線が水平に
なっている部分、換言すれば両フラップショルダー部6
1，61の中心線が水平になっている部分の最外端の間の
距離である幅Ｗに対し、距離ｄ≧Ｗ／３で、高さｚ≧25
mmとする。距離ｄ≧Ｗ／３、高さｚ≧25mmとすることに
より、走行時に最も損傷を受けやすい部分を補強して保
護するものである。
【００１０】補強材７としては、すだれ織り布にゴムを
トッピングして形成したコードパッチを用い、コードが
フラップ６の周方向（即ちタイヤ周方向）に対して成す
角度であるコード角度θを０度以上25度以下（０°≦θ
≦25°）とする。コード角度θが25度を超えると、曲げ
剛性が大きくなり、作業性が著しく低下する。
トッピングして形成したコードパッチを用い、コードが
フラップ６の周方向（即ちタイヤ周方向）に対して成す
角度であるコード角度θを０度以上25度以下（０°≦θ
≦25°）とする。コード角度θが25度を超えると、曲げ
剛性が大きくなり、作業性が著しく低下する。
【００１１】また、トッピングゴムとして、引張強さが
300 ％モジュラスで55〜75kg／cm2の範囲のゴムを用い
る。引張強さが55kg／cm2 未満であると、タイヤ走行中
の負荷によりタイヤ半径方向に延伸し易くなって、損傷
を生じやすくなる。また、引張強さが75kg／cm2 を超え
ると、曲げ剛性が大きくなり、作業性が著しく低下す
る。
300 ％モジュラスで55〜75kg／cm2の範囲のゴムを用い
る。引張強さが55kg／cm2 未満であると、タイヤ走行中
の負荷によりタイヤ半径方向に延伸し易くなって、損傷
を生じやすくなる。また、引張強さが75kg／cm2 を超え
ると、曲げ剛性が大きくなり、作業性が著しく低下す
る。
【００１２】次に、本発明の実施例１〜４と比較例Ａ〜
Ｇについての実験結果を表１及び表２に示す。使用タイ
ヤのタイヤサイズ11.1／10.00 ／11.00 Ｂ２、組成が異
なる２種類のゴムで形成したフラップについて実験を行
った。 〔コードパッチ使用コード〕 材質：ナイロン、太さ： 840ｄ、打ち込み本数：33エン
ド／５cm、厚さ：0.97mmなお、フラップ装着作業性は比
較例Ａを基準（100 ）とし、数の大きいほうが作業性が
良好であることを示す。 〔表１〕 １ ２ ３ ４ Ａ Ｂ フラップショルダー部 ゴムゲージｓ（mm） ６ ６ ６ ６ ６ ６ ゴム組成 Ａ１ Ａ１ Ａ２ Ａ２ Ａ１ Ａ２ コードパッチ トッピングゴム硬度 65 65 65 58 65 65 トッピングゴム引張強さ 300 ％モジュラス（kg／cm2 ） 75 75 50 50 75 50 コード角度θ（対週方向） ０ 25 ０ 25 28 28 フラップ装着作業性 125 110 135 115 100 105 フラップ耐久性（クラック発生） 無 無 無 無 無 無 （30万km実車走行結果） 〔表２〕 Ｃ Ｄ Ｅ Ｆ Ｇ フラップショルダー部 ゴムゲージｓ（mm） ６ ６ ６ ６ ６ ゴム組成 Ａ２ Ａ１ Ａ１ Ａ２ Ａ２ コードパッチ トッピングゴム硬度 58 65 ─ ─ ─ トッピングゴム引張強さ 300 ％モジュラス（kg／cm2 ） 48 48 ─ ─ ─合格基準 コード角度θ（対週方向） ０ 25 ─ ─ ─ − フラップ装着作業性 135 95 135 135 135 ≧110 フラップ耐久性（クラック発生） 有 無 多数有 多数有 多数有 無 （30万km実車走行結果）
Ｇについての実験結果を表１及び表２に示す。使用タイ
ヤのタイヤサイズ11.1／10.00 ／11.00 Ｂ２、組成が異
なる２種類のゴムで形成したフラップについて実験を行
った。 〔コードパッチ使用コード〕 材質：ナイロン、太さ： 840ｄ、打ち込み本数：33エン
ド／５cm、厚さ：0.97mmなお、フラップ装着作業性は比
較例Ａを基準（100 ）とし、数の大きいほうが作業性が
良好であることを示す。 〔表１〕 １ ２ ３ ４ Ａ Ｂ フラップショルダー部 ゴムゲージｓ（mm） ６ ６ ６ ６ ６ ６ ゴム組成 Ａ１ Ａ１ Ａ２ Ａ２ Ａ１ Ａ２ コードパッチ トッピングゴム硬度 65 65 65 58 65 65 トッピングゴム引張強さ 300 ％モジュラス（kg／cm2 ） 75 75 50 50 75 50 コード角度θ（対週方向） ０ 25 ０ 25 28 28 フラップ装着作業性 125 110 135 115 100 105 フラップ耐久性（クラック発生） 無 無 無 無 無 無 （30万km実車走行結果） 〔表２〕 Ｃ Ｄ Ｅ Ｆ Ｇ フラップショルダー部 ゴムゲージｓ（mm） ６ ６ ６ ６ ６ ゴム組成 Ａ２ Ａ１ Ａ１ Ａ２ Ａ２ コードパッチ トッピングゴム硬度 58 65 ─ ─ ─ トッピングゴム引張強さ 300 ％モジュラス（kg／cm2 ） 48 48 ─ ─ ─合格基準 コード角度θ（対週方向） ０ 25 ─ ─ ─ − フラップ装着作業性 135 95 135 135 135 ≧110 フラップ耐久性（クラック発生） 有 無 多数有 多数有 多数有 無 （30万km実車走行結果）
【００１３】フラップのゴム組成Ａ１，Ａ２を次の表３
に示す。 〔表３〕 Ａ１ Ａ２ 天然ゴム ３０．０ＰＨＲ ３０．０ ＳＢＲ１７１２ ７０．０ ７０．０ ＩＳＡＦブラック ７０．０ ４０．０ アロマチックオイル １０．０ １０．０ レジン ６．０ ３．０ パラフィンワックス ２．０ ２．０ 老化防止剤 ２．５ ２．５ ステアリン酸 ２．０ ２．０ 亜鉛華 ２．５ ２．５ 硫黄 ２．８ ２．５ 促進剤 １．５ １．５ （１９９．３） （１６６．０） ＪＩＳ硬度（ＨＳ） ８０ ６０ 引張強さ300 ％モジュラス（kg／cm2 ） ７０ ５５
に示す。 〔表３〕 Ａ１ Ａ２ 天然ゴム ３０．０ＰＨＲ ３０．０ ＳＢＲ１７１２ ７０．０ ７０．０ ＩＳＡＦブラック ７０．０ ４０．０ アロマチックオイル １０．０ １０．０ レジン ６．０ ３．０ パラフィンワックス ２．０ ２．０ 老化防止剤 ２．５ ２．５ ステアリン酸 ２．０ ２．０ 亜鉛華 ２．５ ２．５ 硫黄 ２．８ ２．５ 促進剤 １．５ １．５ （１９９．３） （１６６．０） ＪＩＳ硬度（ＨＳ） ８０ ６０ 引張強さ300 ％モジュラス（kg／cm2 ） ７０ ５５
【００１４】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から、以下に述べる効果を奏する。フラップのフラップ
ショルダー部のリム側にコードパッチを貼付することに
より、フラップをタイヤに装着する装着作業性が向上
し、走行時に最も損傷を受けやすい部分を補強して保護
し、クラックの発生を抑制することができる。
から、以下に述べる効果を奏する。フラップのフラップ
ショルダー部のリム側にコードパッチを貼付することに
より、フラップをタイヤに装着する装着作業性が向上
し、走行時に最も損傷を受けやすい部分を補強して保護
し、クラックの発生を抑制することができる。
【図１】 本発明の実施例に係るフラップの断面図であ
る。
る。
【図２】 フラップを用いたタイヤの一例を示す断面図
である。
である。
【図３】 従来のフラップを示す一部切欠斜視図であ
る。
る。
１ タイヤ、２ リム、３ インナーチューブ、４ バ
ルブ ５ フラップ（従来例）、６ フラップ（実施例） ７ 補強材（コードパッチ）
ルブ ５ フラップ（従来例）、６ フラップ（実施例） ７ 補強材（コードパッチ）
Claims (1)
- 【請求項１】 平坦な底部と、底部の両端部に形成され
たフラップショルダー部と、両フラップショルダー部か
らタイヤ半径方向に末広がりに延びる一対の先細りのウ
ィング部とを備えたフラップにおいて、フラップショル
ダー部からウィング部にかけてのリム側面に、すだれ織
り布にゴムをトッピングして成るコードパッチを貼付
し、該コードパッチは、すだれ織り布を形成するコード
のコード角度θを０度以上25度以下（０°≦θ≦25°）
とし、フラップショルダー部の厚さの中心線が水平にな
っている部分の最外端からフラップの中心方向に距離ｄ
の位置を一端として、同じくウィング部に沿って高さｚ
の位置を他端とし、フラップショルダー部を覆って延設
され、フラップの厚さの中心線が水平になっている部分
の幅Ｗに対して、距離ｄ≦Ｗ／３とするとともに、高さ
ｚ≧25ｍｍとすることを特徴とするタイヤ用フラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291910A JPH06115304A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | タイヤ用フラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291910A JPH06115304A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | タイヤ用フラップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115304A true JPH06115304A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17775042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291910A Pending JPH06115304A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | タイヤ用フラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06115304A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103380010A (zh) * | 2011-02-21 | 2013-10-30 | 株式会社普利司通 | 有内胎轮胎用的挡板 |
| CN106183666A (zh) * | 2016-08-29 | 2016-12-07 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种轮胎垫带及其制造方法 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4291910A patent/JPH06115304A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103380010A (zh) * | 2011-02-21 | 2013-10-30 | 株式会社普利司通 | 有内胎轮胎用的挡板 |
| CN106183666A (zh) * | 2016-08-29 | 2016-12-07 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种轮胎垫带及其制造方法 |
| CN106183666B (zh) * | 2016-08-29 | 2018-07-10 | 山东玲珑轮胎股份有限公司 | 一种轮胎垫带及其制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5368082A (en) | Radial ply pneumatic tire | |
| CN1107601C (zh) | 非延伸性耐高温的跑气保用轮胎 | |
| EP0943466A2 (en) | Tire with sidewall carcass reinforcement | |
| US4265288A (en) | Pneumatic safety tire with excellent long-running ability after puncture employing rubber having specifically defined properties for sidewall inserts and tread | |
| EP0988999B1 (en) | Antireversion agent for inserts used in runflat tires | |
| CN1911995A (zh) | 胎侧部件含有高强度玻璃泡的泄气保用轮胎 | |
| JP2002500589A (ja) | 改良されたカーカスを有するランフラットタイヤ | |
| US20060090830A1 (en) | Extended-mobility tire comprising a plurality of impermeable layers | |
| JPH0459403A (ja) | ランフラット空気入りラジアルタイヤ | |
| US20070029022A1 (en) | Pneumatic tire | |
| GB2360784A (en) | Antireversion agent for inserts used in runflat tires | |
| US20200346497A1 (en) | Tire | |
| EP3725562B1 (en) | Tire | |
| JPH06115304A (ja) | タイヤ用フラップ | |
| EP1857300B1 (en) | Vehicle run-flat tyre | |
| JP2012121432A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2002347411A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP4507736B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
| EP1486355A2 (en) | Two-piece tire with improved tire tread belt and carcass | |
| JP4587097B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
| US7546863B2 (en) | Pneumatic tire with reinforcement rubber layer | |
| JP2017154618A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7190896B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7400240B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| CA2428276C (en) | A radial ply pneumatic tire |