JPH06114789A - スリッタ装置におけるボトムスリッタ - Google Patents

スリッタ装置におけるボトムスリッタ

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JPH06114789A
JPH06114789A JP28926292A JP28926292A JPH06114789A JP H06114789 A JPH06114789 A JP H06114789A JP 28926292 A JP28926292 A JP 28926292A JP 28926292 A JP28926292 A JP 28926292A JP H06114789 A JPH06114789 A JP H06114789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slitter
web
motor base
holder
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP28926292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Saeki
昭彦 佐伯
Kei Iwanaga
圭 岩永
Katsuhiko Yoshimura
克彦 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP28926292A priority Critical patent/JPH06114789A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑なボトムスリッタの取外し作業を不要に
し、簡単な操作でボトムスリッタをパスラインから退避
させてウェブを傷付けないようにしたスリッタ装置にお
けるボトムスリッタを提供する。 【構成】 ボトムスリッタビーム上をウェブの幅方向に
横行するボトムホルダ1と、ボトムホルダ1に一端が回
動自在に連結され、他端が駆動機構によってウエブパス
ラインに対し接近離間可能に取付けられたモータベース
10と、モータベース10に搭載されたモータ11およびモー
タ11によって回転される回転刃12からなるスリッタユニ
ット13から構成されている。駆動機構によってモータベ
ース10の他端をボトムホルダ1に対して移動させると、
回転刃12の位置を、トップスリッタの回転刃12と共にウ
ェブを切断する作業位置とウエブパスラインから離れた
退避位置とに切替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスリッタ装置におけるボ
トムスリッタに関する。スリッタ装置は、紙やフィルム
などがロール状に巻取られている長尺ウェブを、巻戻し
ながら流れ方向に連続して多条に切断し、必要な幅と長
さに巻取る加工機械であり、通常はトップスリッタとボ
トムスリッタとでウェブを切断するように構成されてい
る。本発明は、かかるボトムスリッタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スリッタ装置の基本構成を図4に基づき
説明する。Rは巻取りロールで、図示しないアンワイン
ドスタンドにより原反ロールから繰出されるウェブWを
巻取っており、ウェブWの途中はサイドフレーム51上の
ガイドロール52で案内され、その後、ボトムスリッタ53
とトップスリッタ54の間を通って、一定の幅にスリット
される。ボトムスリッタ53はボトムスリッタビーム55上
をウェブWの幅方向に横行するスリッタユニット56から
構成されており、トップスリッタ54はトップスリッタビ
ーム57上を横行するスリッタユニット58から構成されて
いる。各スリッタユニット56,58 は通常同一ビーム上に
複数台設けられており、ボトムスリッタ53の回転刃とト
ップスリッタ54の回転刃が互いに接触して回転してウェ
ブWを多条に切断し、それらの位置をウェブWの幅方向
に移動させることによってスリッタ幅を変更することが
できるようになっている。
【0003】なお、上記の例ではウェブWが上下方向に
走行する部分でボトムスリッタ53とトップスリッタ54を
左右に配置しているが、ウェブWが水平方向に走行する
部分で、ボトムスリッタ53を下方に、トップスリッタ54
を上方に配置するスリッタ装置も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワインダ装置で紙など
のウェブWをロールRに巻取る場合、スリット数、スリ
ット幅により使用されないトップスリッタとボトムスリ
ッタが出てくる。このとき使用されないボトムスリッタ
53を取付けたままにしておくと、回転刃がウェブWの通
るパスラインよりわずかに突出している為、紙を傷付け
ることがある。このため、作業者は、寸法替毎に不要な
ボトムスリッタ53の回転刃をモータ軸より取外す必要が
ある。この寸法替えは、多いときには1日当り約20回も
あり、使用スリッタは紙幅によってその都度変わる。し
たがって、作業者は不特定多数のスリッタ取外し作業に
多くの労力をとられているのが現状である。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、煩雑なボトム
スリッタの取外し作業を不要にし、簡単な操作でボトム
スリッタをパスラインから退避させてウェブを傷付けな
いようにしたスリッタ装置におけるボトムスリッタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のボトムスリッタ
は、ボトムスリッタビーム上をウェブの幅方向に横行す
るボトムホルダと、該ボトムホルダに一端が回動自在に
連結され、他端が駆動機構によってウエブパスラインに
対し接近離間可能に取付けられたモータベースと、該モ
ータベースに搭載されたモータおよび該モータによって
回転される回転刃からなるスリッタユニットから構成さ
れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では駆動機構によってモータベースの他
端をボトムホルダに対して接近離間移動させると、回転
刃の位置を、トップスリッタの回転刃と共にウェブを切
断する作業位置とウエブパスラインから離れた退避位置
とに切替えることができる。この操作は駆動機構を操作
することのみで行えるので、極めて簡便であり、スリッ
タの数が多くても、作業者に多くの負担をかけることが
ない。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1〜2には本発明の一実施例にかかわるボトム
スリッタが示されている。
【0009】図1において、1はボトムホルダであり、
その下面にはガイドベアリング2およびスライドガイド
3とガイド4が取付けられている。前記ガイドベアリン
グ2とスライドガイド3は、図示しないボトムスリッタ
ビームに固定された2本のガイドレール5,6に摺動自
在に嵌合し、またガイド4に送りシャフト7が螺合して
おり、送りシャフト7をボールスクリュウジャッキによ
り移動させることで、ボトムホルダ1に付属しているシ
ャフトクランプ装置により送りシャフト7をクランプし
てスライドさせるようになっている。
【0010】10はモータベースで、その上面にはモータ
11とそのモータ軸に取付けられた回転刃12からなるスリ
ッタユニット13が搭載されている。前記モータベース10
は、その一端がピン14で前記ボトムホルダ1に回動自在
に軸着され、他端には以下に説明する駆動機構が取付け
られている。
【0011】前記駆動機構は次のように構成されてい
る。前記モータベース10の他端には、U字形のヨーク15
が形成されており、ボトムホルダ1の他端にはスタンド
16が形成され、該スタンド16に軸着されたピン17にはカ
ム18が固定されている。またスタンド16の上面にはヨー
ク15の上昇限度を規制するストッパ21が形成され、更に
カム18を作動させるシリンダ22がピン23によって揺動自
在に取付けられている。そして、シリンダ22のピストン
ロッド24は長さ調節アーム25を介して前記カム18に連結
されている。カム18はU字型のヨーク15の内部に挿入さ
れており、これにより確動カムを構成している。
【0012】上記の構成により、シリンダ22を伸縮させ
るとカム18が回動し、ヨーク15を動かしてピン14を中心
にしてモータベース10を上下に揺動させることができ
る。図1はシリンダ22のピストンロッド24を伸長させ、
カム18によってヨーク15を押し上げてストッパ21に固定
した状態であり、この状態で回転刃12は作業位置にあっ
て、図示しないトップスリッタの回転刃と共働してウェ
ブを切断しうる。そして、この作業位置は、ヨーク15の
上面がストッパ21に当接して位置規制されると共にシリ
ンダ22の出力で押圧付勢しているので、運転中の振動な
ども防止される。図2はシリンダ22を縮小させ、カム18
によってヨーク15を下降させた状態で、このとき、モー
タベース10は下降し、回転刃12も下降した位置にあるの
で、ウェブのパスラインから退避した位置にある。した
がって、走行中のウェブを傷付けることがない。そし
て、作業位置と退避位置との間隔dは自由に設定でき、
例えば2〜10mm程度に設定するとよい。
【0013】本実施例の場合、シリンダ22の伸縮動作を
リモートコントロールすることで、回転刃12を作業位置
と退避位置に選択的に動かしうるので、不使用時の回転
刃12の取外し作業が不要になるものである。
【0014】図3には本発明の他の実施例に係わるボト
ムスリッタが示されている。本実施例において、駆動機
構以外は図1〜2の実施例と同様であり、駆動機構は次
のように構成されている。図3に示すように、ボトムホ
ルダ1の他端に形成したネジ箱31にネジ棒32を回転自在
に取付け、このネジ棒32の雄ネジ部をモータベース10の
他端に形成した雌ネジ孔33に螺合している。
【0015】この駆動機構は、ネジ棒32の角棒部34に公
知のハンドル等を挿入して手動で回転させ、回転刃12を
昇降させてもよく、ネジ棒32にモータ等の回転型アクチ
ュエータを連結し動力操作するようにしてもよい。
【0016】本発明のボトムスリッタであって、スリッ
タユニット13の移動をアクチュエータ駆動型としたもの
にあっては、次のような利点がある。すなわち、ワイン
ダ用スリッタ装置には、従来よりスリッタ幅自動位置決
め装置が実用化されておりスリッティングパターンによ
って複数台のどのスリッタを使用するか自動選択される
ようになっている。この位置決め装置と本発明のアクチ
ュエータ駆動型ボトムスリッタを組合せると、選択され
たボトムスリッタのアクチュエータを作動させること
で、スリッタの退避操作が完全自動化され、取外し忘れ
などの作業ミスを防止することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、煩雑なボトムスリッタ
の取外し作業を不要にし、簡単な操作でボトムスリッタ
をパスラインから退避させてウェブを傷付けないように
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るボトムスリッタの正面
図である。
【図2】図1に示されたボトムスリッタの退避状態の正
面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るボトムスリッタの正
面図である。
【図4】スリッタ装置の基本構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボトムホルダ 10 モータベース
11 モータ 12 回転刃 13 スリッタユニット
15 ヨーク 18 カム 21 ストッパ
22 シリンダ 32 ネジ棒 33 雌ネジ孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】追加
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブを走行方向に切断するためのトップ
    スリッタとボトムスリッタとからなるスリッタ装置にお
    いて、前記ボトムスリッタが、ボトムスリッタビーム上
    をウェブの幅方向に横行するボトムホルダと、該ボトム
    ホルダに一端が回動自在に連結され、他端が駆動機構に
    よってウエブパスラインに対し接近離間可能に取付けら
    れたモータベースと、該モータベースに搭載されたモー
    タおよび該モータによって回転される回転刃からなるス
    リッタユニットとから構成されていることを特徴とする
    スリッタ装置におけるボトムスリッタ。
  2. 【請求項2】前記駆動機構が、モータベースの他端に形
    成されたヨークと、ボトムホルダに取付けられた支軸に
    固定され前記ヨーク内に挿入されたカムと、前記カムを
    回動させるアクチュエータとからなる確動カム機構であ
    ることを特徴とする請求項1記載のボトムスリッタ。
  3. 【請求項3】前記駆動機構が、モータベースの他端に形
    成された雌ネジ孔と、前記雌ネジ孔に雄ネジ部が螺合す
    ると共にボトムホルダに回転自在に取付けられたネジ棒
    とからなる螺進機構であることを特徴とする請求項1記
    載のボトムスリッタ。
JP28926292A 1992-10-02 1992-10-02 スリッタ装置におけるボトムスリッタ Pending JPH06114789A (ja)

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JP2000215295A Division JP2001105384A (ja) 1992-10-02 2000-07-17 スリッタ装置におけるボトムスリッタ

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