JPH06114336A - 振動篩用網 - Google Patents

振動篩用網

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JPH06114336A
JPH06114336A JP26571292A JP26571292A JPH06114336A JP H06114336 A JPH06114336 A JP H06114336A JP 26571292 A JP26571292 A JP 26571292A JP 26571292 A JP26571292 A JP 26571292A JP H06114336 A JPH06114336 A JP H06114336A
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wires
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Minoru Kai
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は目詰り、粉体附着などを防止し、正
角目が保持されてオーバーサイズの通過が少く、かつ堅
牢な振動篩用網を得ることを目的とする。 【構成】 有芯素線1、1’を篩枠Aの張力方向に、無
芯素線2、2’を流れ方向に縦横に交差させ、複数条置
きの有芯素線1、1と各無芯素線2、2’との交差部
3、3”を溶着し、複数条置きの無芯素線2、2’と各
有芯素線1、1’との交差部3’、3”を溶着し、溶着
交差部3、3’、3”によって囲繞される方形部分4で
は有芯素線1’と無芯素線2’との交差部5を非溶着と
なし、かつ複数条置きの上記有芯素線1、1を無芯素線
2、2’の上に配置し、複数条置きの上記有芯素線1、
1の中間に配置した有芯素線1’を無芯素線2、2’の
下に配置してなる篩網である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用振動篩の振動枠に
張設する振動篩用網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウレタン製の網は、特に目詰り防
止用として幅広く使用されている網で、上下それぞれの
素線の交差する部分はただ交差しているだけで、特別に
溶着などせずにフリーの状態にしておき二次振動を発生
させて、目詰り、粉体の附着などを防止している。しか
し下部素線はワイヤー、単線などを中心にいれ、張力に
対して伸びを防止している一方、上部素線は無芯である
がためになかなか直線に加工するのが難しく、正角目に
なりにくい欠点があった。そのため多少のオーバーサイ
ズの通過もあり正確に篩分は困難で約5%位の混入は常
であった。
【0003】又従来の網では、フリーの部分と溶着した
部分は1本では、はずれるような事故があった場合に
は、その倍位の長さがフリーになる事故を防止するため
2〜3本溶着していた。そのためその部分の目詰り発生
防止はできないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は目詰り、粉体
の附着などを防止し、正角目が保持されてオーバーサイ
ズの通過が少い堅牢な振動篩用網を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は 有芯素線を篩枠の張力方向に、無芯素線を流れ方向に縦
横に交差させ、複数条置きの有芯素線と各無芯素線との
交差部を溶着し、複数条置きの無芯素線と各有芯素線と
の交差部を溶着し、溶着交差部によって囲繞される方形
部分では有芯素線と無芯素線との交差部を非溶着とな
し、かつ複数条置きの上記有芯素線を無芯素線の上に配
置し、複数条置きの上記有芯素線の中間に配置した有芯
素線を無芯素線の下に配置してなる振動篩用網 複数条置きの上記有芯素線を他の有芯及び無芯素線より
大径となした上記発明記載の振動篩用網 複数条置きの上記無芯素線を他の無芯素線より大径とな
した上記第2発明記載の振動篩用網 素線がウレタンによって形成され、芯線がアラミド繊維
によって形成されてなる上記第1、第2又は第3発明記
載の振動篩用網 によって構成される。
【0006】
【作用】本発明では篩枠Aに篩網aを配置し、有芯素線
1、1’の両端部をクランピングバーに引掛けて両側方
に牽引して張力を掛け、無芯素線2、2’を篩枠A内の
流れ方向bに配設し、篩枠Aを振動機によって振動させ
る。
【0007】このようにすると複数条置きの有芯素線
1、1は各無芯素線2、2’と溶着交差部3、3”で一
体化し、かつ複数条置きの無芯素線2、2は各有芯素線
1、1’と溶着交差部3’、3”で一体化しているため
溶着交差部3、3’、3”の相互ずれが無くなり、溶着
交差部3、3’、3”に囲繞される方形部分4における
有芯及び無芯素線1’、2’の非溶着(遊離)交差部5
の相互ずれは抑制され正角目が保持される。
【0008】又複数条置きの上記有芯素線1、1がその
張力によって各無芯素線2、2’を下に押え、該有芯素
線1、1の中間にある複数条の有芯素線1’が方形部分
4の無芯素線2’を下から支持し、それによって方形部
分4の上記遊離交差部5の上下方向のばたつきが抑制さ
れる。
【0009】複数条置きの上記有芯素線1、1の径を他
の有芯及び無芯素線1’、2、2’よりも大とすること
によって上記有芯素線1、1と無芯素線2、2’との溶
着力を大となし溶着交差部3、3’、3”を強化する。
又複数条置きの上記無芯素線2、2の径を方形部分4内
の縦横の上記素線1’、2’の径より大とすることによ
って溶着交差部3’、3”を強化する。
【0010】
【実施例】篩枠Aの両側板A’、A’をステーパイプで
接続し、該ステーパイプ上に設けた複数の上向腕6の上
端にクッションゴムを設け、該クッションゴム上に篩網
aを支持する。
【0011】この篩網aは両側板A’、A’に設けたク
ランピングバーに両端フックを引掛けて外側への牽引装
置B、Bによって引張られる有芯素線1、1’と、両側
板A’、A’と平行な流れ方向bの無芯素線2、2’と
を縦横に配置してなるものである。
【0012】上記両素線1、1’、2、2’はウレタン
によって形成され、有芯素線1、1’の中心に内蔵する
芯線cにはパラ系全芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊
維、商標名ケブラー、米国デュポン社製)が用いられ、
サポートフレーム7、7’の位置で折損するおそれのな
い強力な芯線cを用いる。
【0013】複数条置き(図1では4条置き)に配置さ
れる有芯素線1、1と各無芯素線2、2’とは交差部
3、3”を一体的に1列に溶着し(複数列でも差支えな
い)、又複数条置き(図1では4条置き)に配置される
無芯素線2、2と各有芯素線1、1’との交差部3’、
3”を一体的に1列に溶着し(複数列でも差支えな
い)、これらの1列(複数列でも差支えない)の方形線
上の溶着交差部3、3’、3”によって囲繞される方形
部分4では有芯素線1’と無芯素線2’とを非溶着(遊
離)状態に接触交差5させる。
【0014】そして複数条置きの上記有芯素線1、1を
各無芯素線2、2’の上に配置し(図2参照)、該有芯
素線1、1の中間にある複数条(図1では4条)の有芯
素線1’を無芯素線2、2’の下に配置する(図2参
照)。
【0015】又複数条置きの上記有芯素線1、1の線径
を他の素線1’、2、2’の線径よりも太く形成する。
例えば線径1.6m/mφ、開き目3m/m目の場合に
上記有芯素線1、1のみ線径を2〜3m/mφとするこ
とによって図4に示す2列の溶着交差部を図1に示すよ
うに1列の溶着交差部3、3”とすることができる。さ
らに複数条置きの上記無芯素線2、2の線径を中間のも
のよりも太くすることによって細い無芯素線2’との溶
着交差部3’が分離しないように2〜3m/mφの素線
を用いるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので張力
方向の有芯素線1、1’と流れ方向の無芯素線2、2’
とによる篩網aが溶着交差部3、3’、3”によって囲
繞される多くの方形部分4に分画され、方形部分4、4
の境界線に沿って縦横の上記素線1、2が一体化してず
れ及びばたつきが防止され、それによってオーバーサイ
ズの通過量を軽減し得るばかりでなく、方形部分4内の
遊離接触交差部5の振動によって目詰りや粉体附着など
を防止し得る効果がある。又複数条置きの上記有芯や無
芯素線1、2の線径を太くすることによって方形部分
4、4の境界を素線1及び2による1列となし得て、し
かも境界の一体化が強化され、方形部分4の面積を比較
的大となし得て選別効率を向上させ得るものである。さ
らに素線にウレタン、芯線がアラミド繊維を用いること
によって有芯素線1、1’の支持部における折損が防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動篩用網の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の他例の拡大図である。
【図4】従来の振動篩用網の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】篩枠の一部正面図である。
【図7】振動篩の正面図である。
【符号の説明】
A 篩枠 1、1’ 有芯素線 2、2’ 無芯素線 3、3’ 溶着交差部 4 方形部分 5 非溶着交差部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有芯素線を篩枠の張力方向に、無芯素線
    を流れ方向に縦横に交差させ、複数条置きの有芯素線と
    各無芯素線との交差部を溶着し、複数条置きの無芯素線
    と各有芯素線との交差部を溶着し、溶着交差部によって
    囲繞される方形部分では有芯素線と無芯素線との交差部
    を非溶着となし、かつ複数条置きの上記有芯素線を無芯
    素線の上に配置し、複数条置きの上記有芯素線の中間に
    配置した有芯素線を無芯素線の下に配置してなる振動篩
    用網。
  2. 【請求項2】 複数条置きの上記有芯素線を他の有芯及
    び無芯素線より大径となした請求項(1) 記載の振動篩用
    網。
  3. 【請求項3】 複数条置きの上記無芯素線を他の無芯素
    線より大径となした請求項(2) 記載の振動篩用網。
  4. 【請求項4】 素線がウレタンによって形成され、芯線
    がアラミド繊維によって形成されてなる請求項(1) (2)
    又は(3) 記載の振動篩用網。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0703010A1 (de) * 1994-09-24 1996-03-27 Isenmann Siebe GmbH Siebgitter
JP2018183765A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 株式会社アース 抗張力線材を用いた篩
JP6470812B1 (ja) * 2017-10-11 2019-02-13 稔 甲斐 目詰まり防止機構付振動篩用網及び振動篩装置
JP2019141839A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 三ツ星ベルト株式会社 スクリーン
JP2020121287A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 稔 甲斐 目詰まり防止機能付振動篩用網及び振動篩装置

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