JPH06113805A - 飼料計量装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】管路構成を複雑にせず、出荷不足が生ぜず、粉
状飼料の計量も行なうことができる飼料の計量装置及び
方法を提供する。 【構成】一又は複数の飼料タンクＴの各々の排出口に供
給器Ｆを取り付け、該各々の供給器Ｆの排出口を第１の
二方ダンパーＤ１に接続し、該第１の二方ダンパーＤ１
の一方の排出口をふるいＲの網目Ｍの上面側に接続し、
他方の排出口を網目Ｍの下面側に接続し、該網目Ｍの下
面側排出口を第２の二方ダンパーＤ２に接続し、該第２
の二方ダンパーＤ２の一方の排出口と、網目Ｍの前記上
面側排出口とを計量器Ｓに接続し、前記第２の二方ダン
パーＤ２の他方の排出口を粉タンクＰに接続したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、飼料の計量装置と計
量方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】ペレット状の飼料やフレーク状の飼料
は、飼料プラントにおいて各種の加工を施すうちに、そ
の一部分が意図せずに粉化してしまうことが多い。した
がってペレット飼料やフレーク飼料として出荷するため
には、この粉化物を可能な限り除去してから出荷する必
要がある。そこで従来の飼料プラントでは飼料を計量し
て出荷する際に、図４又は図５に示す計量装置が用いら
れていた。図４に示す計量装置は、飼料タンクＴの排出
口に供給器Ｆを取り付け、供給器Ｆの排出口をふるいＲ
に接続し、ふるいＲの網目Ｍの上面側排出口を計量器Ｓ
に接続し、計量器Ｓの排出口より出荷するものである。
また図５に示す計量装置は、飼料タンクＴの排出口に供
給器Ｆを取り付け、供給器Ｆの排出口を計量器Ｓに接続
し、計量器Ｓの排出口をふるいＲに接続し、ふるいＲの
網目Ｍの上面側排出口より出荷するものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】一般に飼料を計量する
ときには、計量器の計量信号によって、計量器の上流側
に設けた供給器の運転停止又は開閉を制御している。す
なわち計量器による計量値が目標量に至ったときに供給
器を停止するのであるが、供給器から計量器までの間に
は一定の落差があり、計量値が目標量に至ったときに供
給器を停止したのでは、上記落差間を通過途中の飼料の
分だけ余分の飼料が計量器に供給されてしまう。そこで
上記落差間を通過途中の飼料の量を目標量より減じ、こ
の落差補正した目標量に計量値が至ったときに供給器を
停止することにより、目標量の飼料を計量するようにし
ている。この落差補正の量は、供給器から計量器までの
上記落差が単なる管路などのときにはほぼ正確な値を設
定できるが、上記従来の計量装置のうち図４に示すもの
は、供給器Ｆと計量器Ｓとの間にふるいＲの網目Ｍの上
面側が介在しており、この網目Ｍの上面側を通過途中の
飼料の量には不確定な要素がつきまとう。したがって通
過途中の飼料の量を予測することができず、計量器Ｓに
よって供給器Ｆを制御するのでは正確な計量を行なうこ
とができない。そこで同図に示すように網目Ｍの上面側
排出口と計量器Ｓとの間に中間供給器Ｇを介在させる必
要が生じる。

【０００４】このように中間供給器Ｇを介在させれば、
計量値が目標量（中間供給器Ｇと計量器Ｓとの間の落差
補正後の目標量）に至ったときに中間供給器Ｇを停止す
ることにより、計量自体は正確になるが、中間供給器Ｇ
の上流側には必然的に目標量を越えて供給器Ｆより供給
された飼料が滞留することとなる。この中間供給器Ｇ上
流側の飼料の滞留は、供給器Ｆをどのように制御しよう
とも防ぐことができないし、且つこれを放置したのでは
異種飼料の意図しない混合を招き、また異種飼料の混合
とは計量対象が予定のものと異なることに他ならないか
ら、個々の飼料の計量自体も不正確なものとなってしま
う。したがって同図に示すように中間供給器Ｇの下流側
に二方ダンパーＤを設けて一方の排出口を計量器Ｓに接
続し、他方の排出口を飼料タンクＴに接続して、中間供
給器Ｇ上流側に滞留した飼料を元の飼料タンクＴに戻す
必要が生じる。このようにして飼料の計量を正確に行な
うことができ、且つ異種飼料の意図しない混合を招くこ
とがない計量装置が得られるが、そのためにただでさえ
複雑な配管が錯綜しているところに、更に戻り配管Ａを
設ける必要があるという問題点がある。

【０００５】他方上記従来の計量装置のうち図５に示す
ものは、粉化物を含んだ飼料を計量し、粉化物を除去し
た飼料を出荷しているから、必然的に出荷量は目標量よ
りも少なくなり、不足分を別途計量して補給する必要が
あるという問題点がある。また粉状飼料を含む飼料を出
荷しようとするときには、図４や図５に示す従来の計量
装置では出荷すべき粉状飼料も除去されてしまう。すな
わちこれらの計量装置では粉状飼料を含む飼料は扱うこ
とができず、粉状飼料を含む飼料用に別途ふるいＲのな
い計量装置を設ける必要があるという問題点がある。し
たがって本発明は、管路構成を複雑にせず、出荷不足が
生ぜず、粉状飼料の計量も行なうことができる飼料の計
量装置及び方法を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、一又は複数の
飼料タンクの各々の排出口に供給器を取り付け、各々の
供給器の排出口を第１の二方ダンパーに接続し、第１の
二方ダンパーの一方の排出口をふるいの網目の上面側に
接続し、他方の排出口を網目の下面側に接続し、網目の
下面側排出口を第２の二方ダンパーに接続し、第２の二
方ダンパーの一方の排出口と、網目の上面側排出口とを
計量器に接続し、第２の二方ダンパーの他方の排出口を
粉タンクに接続した飼料計量装置によって、上記目的を
達成したものである。

【０００７】

【実施例】本発明を図面によって説明する。図１は本発
明の一実施例を示し、この計量装置の飼料タンクＴの排
出口には供給器Ｆが取り付けられており、供給器Ｆの排
出口は第１二方ダンパーＤ１に接続されている。第１二
方ダンパーＤ１の一方の排出口はふるいＲの網目Ｍの上
面側に接続されており、第１二方ダンパーＤ１の他方の
排出口は網目Ｍの下面側に接続されており、網目Ｍの上
面側排出口は第１中間供給器Ｇ１を介して計量器Ｓに接
続されている。網目Ｍの下面側排出口は第２中間供給器
Ｇ２を介して第２二方ダンパーＤ２に接続されており、
第２二方ダンパーＤ２の一方の排出口は計量器Ｓに接続
されており、第２二方ダンパーＤ２の他方の排出口は粉
タンクＰに接続されている。供給器Ｆの種類については
特に問題とはならず、スクリューフィーダーやゲートフ
ィーダーなどを用いることができる。

【０００８】本実施例は以上のように構成されており、
以下に粉化物を除去するときの上記計量装置の運転方
法、いわゆる粉抜き運転の方法を図２によって説明す
る。いま飼料の出荷目標量を１００００Ｋｇとし、１回
の計量によって５００Ｋｇ程度を計量して、１００００
Ｋｇ／５００Ｋｇ＝２０回の計量によって出荷目標量を
計量することとする。また２０回目の３００Ｋｇすなわ
ち都合９８００Ｋｇを出荷接近値とする。先ず第１二方
ダンパーＤ１は網目Ｍの上面側に接続し、第２二方ダン
パーＤ２は粉タンクＰ側に接続し、粉タンクＰに粉化物
を移送するブロワーＢを起動して計量を開始する。第２
中間供給器Ｇ２は計量中開放を保つ。１回目の計量では
計量回数ＮはＮ＝１、既に計量した総計量値ＷはＷ＝０
であるから（図２のａ）、計量目標値ＴをＴ＝５００×
Ｎ−Ｗ＝５００Ｋｇとし（同ｂ）、供給器Ｆを起動（又
は開放。以下単に起動と記す。）し第１中間供給器Ｇ１
を開放して飼料を計量器Ｓに移送する（同ｃ）。次いで
計量値ｗがｗ≧Ｔすなわちｗ≧５００Ｋｇとなったとき
に（同ｄ）、供給器Ｆを停止し第１中間供給器Ｇ１を閉
鎖する（同ｅ）。しかる後計量器Ｓ内の飼料を計量し
（同ｆ）、例えばトラック（図示せず）に計量器Ｓ内の
飼料を排出する（同ｇ）。第１中間供給器Ｇ１の上流側
には落差補正量の飼料が堆積するが、この飼料は次回に
計量器Ｓに排出される。なお、この第１中間供給器Ｇ１
上流側に堆積する飼料の量を低減するために、計量値が
目標値Ｔより一定量を減じた補正値に至ったときに供給
器Ｆを停止し、計量値が目標値Ｔに至ったときに第１中
間供給器Ｇ１を閉鎖するとすることもできる。上記一定
量とは落差補正量よりも小さい値であり、すなわち目標
値Ｔよりこの一定量を減じた補正値とは、そのときに供
給器Ｆを停止しても、落差補正量の飼料の追加によって
計量値が確実に目標値Ｔを超過するという量である。

【０００９】次いで総計量値Ｗを加算し、例えば実際の
計量値が５０１ＫｇであったならばＷ＝０＋５０１＝５
０１Ｋｇとし、Ｎを加算してＮ＝２として（同ｈ）、２
回目の計量に進む（同ｉ）。２回目の計量目標値Ｔは、
Ｔ＝５００×Ｎ−Ｗ＝４９９Ｋｇであり（同ｂ）、計量
値ｗがｗ≧４９９Ｋｇとなるまで飼料を計量器Ｓに移送
し（同ｃ，ｄ，ｅ）、飼料の計量を行なった後に計量器
Ｓ内の飼料を排出し（同ｆ，ｇ）、実際の計量値が４９
８Ｋｇであったならば総計量値Ｗを加算してＷ＝５０１
＋４９８＝９９９Ｋｇとし、Ｎを加算してＮ＝３として
（同ｈ）、３回目の計量に進む（同ｉ）。以降同様に、
毎回の総計量値が５００×Ｎとなるように計量して１９
回目までの計量を行なう。

【００１０】２０回目の計量では（同ｉ）、先ず計量目
標値ＴをＴ＝出荷接近値−Ｗ、例えば既に計量した総計
量値ＷがＷ＝９５０１Ｋｇであったならば、Ｔ＝９８０
０−９５０１＝２９９Ｋｇとする（同ｊ）。しかる後供
給器Ｆを起動し第１中間供給器Ｇ１を開放して（同
ｋ）、計量値ｗがｗ≧２９９Ｋｇとなったときに（同
ｌ）、供給器Ｆのみを停止する（同ｍ）。第１中間供給
器Ｇ１は閉鎖しないから、その上流側の飼料はすべて計
量器Ｓに排出される。その結果計量器Ｓには２９９Ｋｇ
に落差補正量を加算した分の飼料が排出され、したがっ
て総計量値Ｗは出荷接近値９８００Ｋｇに落差補正量を
加算した量となる。すなわち出荷接近値の９８００Ｋｇ
とは、落差補正量を加算しても出荷目標量１００００Ｋ
ｇを確実に下回る量として設定される。なお、ここで実
際に計量器Ｓに供給された飼料の計量を行なうこともで
きるが、本実施例ではこの計量を行なわず、したがって
総計量値Ｗの加算も行なっていない。しかる後第１二方
ダンパーＤ１を網目Ｍの下面側に切り替え、第２二方ダ
ンパーＤ２を計量器Ｓ側に切り替え、ブロワーＢを停止
する（同ｎ）。次いで計量目標値ＴをＴ＝出荷目標量−
Ｗ＝１００００−９５０１＝４９９Ｋｇとし（同ｏ）、
更にこの計量目標値Ｔより落差補正量を減じる（同
ｐ）。例えば供給器Ｆによる飼料の供給が低速供給のと
きの落差補正量が５Ｋｇであるとすれば、計量目標値Ｔ
をＴ＝４９９−５＝４９４Ｋｇと補正する。しかる後供
給器Ｆを起動し（同ｑ）、計量値ｗがｗ≧４９４Ｋｇと
なったときに（同ｒ）供給器Ｆを停止する（同ｓ）。供
給器Ｆを停止しても５Ｋｇ程度の飼料が計量器Ｓに排出
される。その後確認のための計量、すなわち制御には用
いない計量を行ない（同ｔ）、計量器Ｓ内の飼料を排出
して出荷作業を終える（同ｕ）。

【００１１】以上のようにこの粉抜き運転は、出荷接近
値９８００Ｋｇ程度まで、すなわち出荷接近値に落差補
正量を加算した量までは、ふるいＲによって粉化物を除
去した飼料を計量し、残り２００Ｋｇ程度については粉
化物を除去せずに計量するものである。いま飼料タンク
Ｔ内の飼料にａ％の粉化物が含まれている場合を調べる
と、もしも粉抜きせずに出荷したとすれば、出荷飼料中
には１００００Ｋｇ×ａ／１００の粉化物が含まれるこ
ととなる。しかるに上記実施例によれば、出荷接近値９
８００Ｋｇまでの出荷飼料中には粉化物は存在せず、残
り２００Ｋｇの出荷飼料中に２００Ｋｇ×ａ／１００だ
け粉化物が含まれることとなり、粉抜きしない場合と比
較して出荷飼料中の粉化物の量を、１／５０に低減する
ことができた。また９８００Ｋｇまでのふるいの網目Ｍ
上面側を通る経路内の飼料は、最終的にすべて計量器Ｓ
に排出されて空となっている。他方残り２００Ｋｇの網
目Ｍ下面側を通る経路は、網目Ｍ上面側のような不確定
な要素はないから、供給器Ｆから計量器Ｓまでの落差補
正をほぼ正確に見積もることができ、この落差補正を見
込むことによってほぼ正確に出荷目標量を計量すること
ができる。更に落差補正を正確に見込めることから、網
目Ｍ下面側を通る経路内の飼料も空とすることができ、
この結果飼料タンクＴへの戻り配管を設ける必要がなく
なっている。

【００１２】なお最終的に出荷目標量１００００Ｋｇが
正確に計量できれば良いのであるから、１回目から１９
回目までの計量では、目標量Ｔ通りの計量を行なう必要
はない。したがって目標量Ｔから落差補正量を減じた値
に目標値を補正し、補正後の目標量に計量値が至ったと
きに供給器Ｆを停止することとすれば、第１中間供給器
Ｇ１を削除した構成とすることもできる。しかしながら
このときには、落差補正量の飼料がすべて計量器Ｓに排
出されるのを待つ必要があるから、本実施例のように第
１中間供給器Ｇ１を介在させるのが好ましい。また１９
回目までの計量では、毎回の計量器Ｓへの実際の供給量
は計量器Ｓの計量範囲内にとどまっていればよい。いま
計量器Ｓの計量範囲を０〜５５０Ｋｇとし、また供給器
Ｆによる飼料の供給を不確定な落下補正を見込んで高速
で行なっても、１５０Ｋｇ以上の過供給を生じることは
なく、中速で行なっても５０Ｋｇ以上の過供給を生じこ
とはないものとすれば、０〜４００Ｋｇまでは高速で供
給することができ、４００〜５００Ｋｇまでは中速で供
給することができ、５００Ｋｇ以上は低速で供給するこ
とができる。なお計量目標値Ｔは必ずしも５００Ｋｇで
はないから、中速供給で計量目標値Ｔに達することもあ
るし、低速供給まで行なって初めて計量目標値Ｔに達す
ることもある。

【００１３】出荷接近値９８００Ｋｇまでの計量、すな
わち２０回目のほぼ３００Ｋｇまでの計量も、正確な計
量を行なう必要はない。但し上記１９回目までの計量で
は、計量器Ｓへの実際の供給量が計量器Ｓの計量範囲内
にとどまっていればよかったが、この２０回目の出荷接
近値までの計量では、計量器Ｓへの実際の総計量値Ｗが
出荷目標量１００００Ｋｇを超過することとなってはな
らない。いま供給器Ｆによる飼料の供給を高速で行なっ
ても、上記のごとく１５０Ｋｇ以上の過供給を生じこと
はないものとすれば、出荷接近値９８００Ｋｇまでの計
量はすべて高速で供給することができる。但し出荷接近
値をより出荷目標量に近づけて例えば９９００Ｋｇと
し、すなわち２０回目で先ず約４００Ｋｇまで計量する
こととし、これによって出荷飼料中の粉化物の量を一層
低減させようとするときには、約３５０Ｋｇまで、より
正確には供給残量＝計量目標値Ｔ−計量値ｗが５０Ｋｇ
以下となるまでは高速で供給できるが、供給残量が５０
Ｋｇ以下となったら中速で供給することとなる。他方、
２０回目の都合１００００Ｋｇまでの計量は、正確な計
量を行なう必要があるから、正確な計量を行なえる経路
によって制御を行なっている。これによる粉化物の混入
は無視できる程度のものであることは既に記した。供給
器による飼料の供給速度は、供給残量が１５０Ｋｇまで
は高速、１５０Ｋｇ以下５０Ｋｇ以上は中速、５０Ｋｇ
以下となったら低速で供給すべきこととなる。

【００１４】次に粉状飼料を含む飼料を出荷するときの
計量装置の運転方法、いわゆる粉抜きなし運転の方法を
図３に示す。先ず第１二方ダンパーＤ１は網目Ｍの下面
側に接続し、第２二方ダンパーＤ２は計量器Ｓ側に接続
する。すなわち網目Ｍの上面側を通る経路と、粉タンク
Ｐに至る経路とは全く使用せず、計量途中での二方ダン
パーＤ１，Ｄ２の切り替えも行なわない。しかして供給
器Ｆと第２中間供給器Ｇ２とを用いて毎回の総計量値が
５００×Ｎとなるように１９回計量し、２０回目の計量
では計量目標値を出荷目標値から今までの総計量値を減
じた値に設定し、更に落差補正をした後に、供給器Ｆの
みによって計量する。なお第２中間供給器Ｇ２について
は第２二方ダンパーＤ２と計量器Ｓとの間に設けること
もできる。また粉抜き運転のときと同様に１９回目まで
の計量において、第２中間供給器Ｇ２上流側に堆積する
飼料の量を低減するために、計量値が目標値Ｔより一定
量を減じた補正値に至ったときに供給器Ｆを停止し、計
量値が目標値Ｔに至ったときに第２中間供給器Ｇを閉鎖
するとすることもできるし、第２中間供給器Ｇ２を削除
した構成とすることもできる。また供給器Ｆによる供給
速度は、１９回目までは正確な計量を行なう必要はない
から、０〜４００Ｋｇまでは高速、４００〜５００Ｋｇ
までは中速、５００Ｋｇ以上は低速で供給することがで
きる。他方２０回目は正確な計量を必要とするから、供
給残量が１５０Ｋｇまでは高速、５０Ｋｇまでは中速、
５０Ｋｇ以下は低速で供給すべきこととなる。こうして
粉状飼料を含む飼料を出荷するときも、同一の飼料計量
装置を用い、単に二方ダンパーＤ１，Ｄ２を上記のごと
く設定するだけで計量を行なうことができる。

【００１５】

【発明の効果】本発明によって、管路構成を複雑にせ
ず、出荷不足が生ぜず、粉状飼料の計量も行なうことが
できる飼料の計量装置及び方法が得られた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の系統図

【図２】該実施例の粉抜き運転のフローチャート

【図３】同じく粉抜きなし運転のフローチャート

【図４】従来例の系統図

【図５】別の従来例の系統図

【符号の説明】

Ｔ…飼料タンク Ｆ…供給器 Ｒ
…ふるい Ｍ…網目 Ｓ…計量器 Ｂ
…ブロワー Ｐ…粉タンク Ｄ１…第１二方ダンパー Ｄ
２…第２二方ダンパー Ｇ１…第１中間供給器 Ｇ２…第２中間供給器

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】一又は複数の飼料タンクの各々の排出口に
   供給器を取り付け、該各々の供給器の排出口を第１の二
   方ダンパーに接続し、 該第１の二方ダンパーの一方の排出口をふるいの網目の
   上面側に接続し、他方の排出口を網目の下面側に接続
   し、 該網目の下面側排出口を第２の二方ダンパーに接続し、 該第２の二方ダンパーの一方の排出口と、網目の前記上
   面側排出口とを計量器に接続し、 前記第２の二方ダンパーの他方の排出口を粉タンクに接
   続した飼料計量装置。
2. 【請求項２】請求項１記載の飼料計量装置を用いた飼料
   の計量方法であって、 飼料の出荷目標量に対して該目標量よりも小さい出荷接
   近値を定め、 前記第１の二方ダンパーを前記網目の上面側に接続し、
   前記第２の二方ダンパーを前記粉タンク側に接続して、
   前記供給器によって飼料を計量器に移送して計量し、 計量器による総計量値が前記出荷接近値に至った後は、
   前記第１の二方ダンパーを前記網目の下面側に切り替
   え、前記第２の二方ダンパーを計量器側に切り替えて、
   前記供給器によって飼料を計量器に移送して計量する飼
   料の計量方法。
3. 【請求項３】前記第１の二方ダンパーを前記網目の下面
   側に接続し、前記第２の二方ダンパーを前記計量器側に
   接続して、前記供給器によって飼料を計量器に移送して
   計量する飼料の計量方法。