JPH06112742A - 並列合成増幅装置 - Google Patents
並列合成増幅装置Info
- Publication number
- JPH06112742A JPH06112742A JP4256733A JP25673392A JPH06112742A JP H06112742 A JPH06112742 A JP H06112742A JP 4256733 A JP4256733 A JP 4256733A JP 25673392 A JP25673392 A JP 25673392A JP H06112742 A JPH06112742 A JP H06112742A
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- JP
- Japan
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- amplifier
- distortion
- output
- amplifiers
- phase
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/32—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
- H03F1/3223—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward
- H03F1/3229—Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using feed-forward using a loop for error extraction and another loop for error subtraction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル移動通信システム等の移動通信シス
テムの基地局の送信機に具備される共通増幅器として利
用可能な並列合成増幅装置に関し、増幅器の交換又は増
設後においても、常に最大電力が得られる並列合成増幅
器を提供することを目的とする。 【構成】 合成器２４の出力における電力を電力検出器
４６で検出し、それが最大となるように、交換又は増設
された増幅器２０−ｎの位相を可変移相器２２−ｎで制
御する。
テムの基地局の送信機に具備される共通増幅器として利
用可能な並列合成増幅装置に関し、増幅器の交換又は増
設後においても、常に最大電力が得られる並列合成増幅
器を提供することを目的とする。 【構成】 合成器２４の出力における電力を電力検出器
４６で検出し、それが最大となるように、交換又は増設
された増幅器２０−ｎの位相を可変移相器２２−ｎで制
御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル移動通信シス
テム等の移動通信システムの基地局の送信機に具備され
る共通増幅器として利用可能な並列合成増幅装置に関す
る。
テム等の移動通信システムの基地局の送信機に具備され
る共通増幅器として利用可能な並列合成増幅装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】デジタル移動通信システムの基地局無線
装置においては、各移動局への複数の音声またはデータ
信号を時分割多重し、さらに割当帯域内の複数の送信周
波数について周波数多重し、増幅して各移動局へ送信さ
れる。このための増幅器には所定値（例えば６０dB）以
上の所要信号対不要信号比（Ｄ／Ｕ）が要求され、か
つ、出力において所要の電力が得られなければならな
い。
装置においては、各移動局への複数の音声またはデータ
信号を時分割多重し、さらに割当帯域内の複数の送信周
波数について周波数多重し、増幅して各移動局へ送信さ
れる。このための増幅器には所定値（例えば６０dB）以
上の所要信号対不要信号比（Ｄ／Ｕ）が要求され、か
つ、出力において所要の電力が得られなければならな
い。
【０００３】そこで、図２に示されるように、送信周波
数の数に応じた系統数（例えば８送信周波数あたり１系
統）の高出力低歪の増幅器１０を並列に配置し、それら
の出力を合成器１２において合成して所要の電力を得る
並列合成増幅装置が採用される。ここで、各増幅器１０
からの信号の位相が揃っていないと、合成器１２の出力
において所望の電力を得ることができないので、移相器
１４において各増幅器１０からの信号が同相になるよう
に位相が調整される。
数の数に応じた系統数（例えば８送信周波数あたり１系
統）の高出力低歪の増幅器１０を並列に配置し、それら
の出力を合成器１２において合成して所要の電力を得る
並列合成増幅装置が採用される。ここで、各増幅器１０
からの信号の位相が揃っていないと、合成器１２の出力
において所望の電力を得ることができないので、移相器
１４において各増幅器１０からの信号が同相になるよう
に位相が調整される。
【０００４】ところで、増幅器のいずれかが故障して交
換された時、或いはトラヒックの増大に対応すべく収容
チャネルを増やすために増幅器が増設されたとき、新た
に組み込まれた増幅器の出力の位相を既設の増幅器の位
相に合わせる必要がある。このためには、基準電圧Ｖｏ
を可変抵抗器１６を介して与え、その電圧を電圧モニタ
１８で監視し、モニタ電圧が既設のものと一致するよう
に可変抵抗器１６を手動で調節することが考えられる。
換された時、或いはトラヒックの増大に対応すべく収容
チャネルを増やすために増幅器が増設されたとき、新た
に組み込まれた増幅器の出力の位相を既設の増幅器の位
相に合わせる必要がある。このためには、基準電圧Ｖｏ
を可変抵抗器１６を介して与え、その電圧を電圧モニタ
１８で監視し、モニタ電圧が既設のものと一致するよう
に可変抵抗器１６を手動で調節することが考えられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのやり
方では、各増幅器および移相器の制御電圧−位相特性の
バラツキやモニタの精度（温度特性等）により、必ずし
も同相になるとは限らず、したがって合成器の出力にお
いて必ずしも最大の電力が得られるとは限らない。
方では、各増幅器および移相器の制御電圧−位相特性の
バラツキやモニタの精度（温度特性等）により、必ずし
も同相になるとは限らず、したがって合成器の出力にお
いて必ずしも最大の電力が得られるとは限らない。
【０００６】したがって本発明の第１の目的は、増幅器
の交換又は増設後においても、常に最大電力が得られる
並列合成増幅器を提供することにある。本発明の第２の
目的は、この様な並列合成増幅器を安価に得ることにあ
る。
の交換又は増設後においても、常に最大電力が得られる
並列合成増幅器を提供することにある。本発明の第２の
目的は、この様な並列合成増幅器を安価に得ることにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成する本
発明の並列合成増幅器は、複数の増幅器と、該複数の増
幅器の出力を合成する合成器と、該複数の増幅器のうち
少なくとも１つの増幅器の出力の位相を可変する可変移
相器と、該合成器の出力の電力を検出する電力検出器
と、該電力検出器が検出する電力の値が最大となるよう
に該可変移相器の移相量を自動制御する移相量制御手段
とを具備することを特徴とするものである。
発明の並列合成増幅器は、複数の増幅器と、該複数の増
幅器の出力を合成する合成器と、該複数の増幅器のうち
少なくとも１つの増幅器の出力の位相を可変する可変移
相器と、該合成器の出力の電力を検出する電力検出器
と、該電力検出器が検出する電力の値が最大となるよう
に該可変移相器の移相量を自動制御する移相量制御手段
とを具備することを特徴とするものである。
【０００８】また、前記増幅器は、主増幅器の歪を検出
する歪検出ループと、該歪検出ループが検出した歪信号
により主増幅器の出力から歪をキャンセルする歪除去ル
ープと、該歪検出ループおよび歪除去ループにおける振
幅と位相を制御するフィードフォワード制御手段とを具
備することが好適である。
する歪検出ループと、該歪検出ループが検出した歪信号
により主増幅器の出力から歪をキャンセルする歪除去ル
ープと、該歪検出ループおよび歪除去ループにおける振
幅と位相を制御するフィードフォワード制御手段とを具
備することが好適である。
【０００９】
【作用】電力検出器が検出する電力が最大となるよう
に、交換又は増設された増幅器について位相を自動制御
することにより、最大電力が得られる。また、増幅器と
して高出力低歪の出力が得られるフィードフォワード増
幅器を使用すれば、その制御のためのコンピュータに移
相器の制御のためのソフトウェアを追加するだけで前記
の移相量制御手段が実現される。
に、交換又は増設された増幅器について位相を自動制御
することにより、最大電力が得られる。また、増幅器と
して高出力低歪の出力が得られるフィードフォワード増
幅器を使用すれば、その制御のためのコンピュータに移
相器の制御のためのソフトウェアを追加するだけで前記
の移相量制御手段が実現される。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例を表わす図である。
図１において、複数系統のフィードフォワード増幅器２
０−１〜２０−ｎが並列に配置され、それらの出力は複
数の可変移相器２２−１〜２２−ｎを経て合成器２４に
おいて合成される。各フィードフォワード増幅器２０は
主増幅器２６において増幅されるときに生ずる混変調歪
等の歪成分を歪検出ループで検出し、検出された歪成分
を使って歪除去ループにおいて歪を除去する周知の構成
をとっている。
図１において、複数系統のフィードフォワード増幅器２
０−１〜２０−ｎが並列に配置され、それらの出力は複
数の可変移相器２２−１〜２２−ｎを経て合成器２４に
おいて合成される。各フィードフォワード増幅器２０は
主増幅器２６において増幅されるときに生ずる混変調歪
等の歪成分を歪検出ループで検出し、検出された歪成分
を使って歪除去ループにおいて歪を除去する周知の構成
をとっている。
【００１１】歪検出ループにおいては、入力信号は結合
器２８において２つに分岐され、一方は可変減衰器３０
および可変移相器３２により振幅と位相が調整された
後、主増幅器２６で増幅され、その出力と結合器２８で
分岐された増幅前の歪を含まない入力信号とが結合器３
４へ入力される。結合器３４においては主増幅器２６の
出力信号の大部分は図の上側の端子から出力されるとと
もに、下側の端子からは、残りの小部分と結合器２８か
らの歪を含まない信号とが合成されて出力される。ＣＰ
Ｕを具備する制御回路３５は結合器３４の下側の端子か
ら出力される信号のうちの信号成分のレベルを監視し、
それがゼロになるように、すなわち、信号成分について
は逆相等振幅で合成されて歪成分のみが出力されるよう
に、可変減衰器３０および可変移相器３２を制御するこ
とによって、歪成分のみを抽出する。
器２８において２つに分岐され、一方は可変減衰器３０
および可変移相器３２により振幅と位相が調整された
後、主増幅器２６で増幅され、その出力と結合器２８で
分岐された増幅前の歪を含まない入力信号とが結合器３
４へ入力される。結合器３４においては主増幅器２６の
出力信号の大部分は図の上側の端子から出力されるとと
もに、下側の端子からは、残りの小部分と結合器２８か
らの歪を含まない信号とが合成されて出力される。ＣＰ
Ｕを具備する制御回路３５は結合器３４の下側の端子か
ら出力される信号のうちの信号成分のレベルを監視し、
それがゼロになるように、すなわち、信号成分について
は逆相等振幅で合成されて歪成分のみが出力されるよう
に、可変減衰器３０および可変移相器３２を制御するこ
とによって、歪成分のみを抽出する。
【００１２】歪除去ループにおいては、結合器３４の下
側の端子から出される歪信号が可変減衰器３６および可
変移相器３８を経て補助増幅器４０で増幅され、その出
力と結合器３４の上側の端子から出力される主増幅器２
６の出力とが結合器４２で合成されて出力される。制御
回路３５は結合器４２の出力のうち、歪信号成分のレベ
ルを監視し、それがゼロとなるように、すなわち、歪信
号成分については逆相等振幅で合成されて信号成分のみ
が出力されるように、可変減衰器３６および可変移相器
３８を制御することによって、歪のない信号が出力され
る。
側の端子から出される歪信号が可変減衰器３６および可
変移相器３８を経て補助増幅器４０で増幅され、その出
力と結合器３４の上側の端子から出力される主増幅器２
６の出力とが結合器４２で合成されて出力される。制御
回路３５は結合器４２の出力のうち、歪信号成分のレベ
ルを監視し、それがゼロとなるように、すなわち、歪信
号成分については逆相等振幅で合成されて信号成分のみ
が出力されるように、可変減衰器３６および可変移相器
３８を制御することによって、歪のない信号が出力され
る。
【００１３】前述したように、フィードフォワード増幅
器２０−１〜２０−ｎの出力はそれぞれ可変移相器２２
−１〜２２−ｎを経て合成器２４で合成されるが、その
出力の一部は結合器４４において分岐され、電力検出器
４６において電力レベルが検出され、その検出値が制御
回路３５−１へ入力される。いま、フィードフォワード
増幅器２０−１〜２０−（ｎ−１）が既設のものであ
り、フィードフォワード増幅器２０−ｎが交換または増
設されたものとする。この場合、増幅器２０−１に設け
られている制御回路３５−１は増幅器２０−１の制御と
ともに、可変移相器２２−ｎの制御を行ない、電力検出
器４６からの検出値が最大となるように、交換または増
設された増幅器２０−ｎの出力の位相を自動制御する。
器２０−１〜２０−ｎの出力はそれぞれ可変移相器２２
−１〜２２−ｎを経て合成器２４で合成されるが、その
出力の一部は結合器４４において分岐され、電力検出器
４６において電力レベルが検出され、その検出値が制御
回路３５−１へ入力される。いま、フィードフォワード
増幅器２０−１〜２０−（ｎ−１）が既設のものであ
り、フィードフォワード増幅器２０−ｎが交換または増
設されたものとする。この場合、増幅器２０−１に設け
られている制御回路３５−１は増幅器２０−１の制御と
ともに、可変移相器２２−ｎの制御を行ない、電力検出
器４６からの検出値が最大となるように、交換または増
設された増幅器２０−ｎの出力の位相を自動制御する。
【００１４】位相の制御は、可変移相器２２−ｎへの制
御電圧を所定方向へ所定の幅で変更し、その結果電力の
検出値が大きくなればさらに同じ方向へ変更し、小さく
なれば逆の方向へ動かす、いわゆる摂動方式により行な
う。また、移相器の制御電圧と移相量との関係は一般に
直線関係にないので、両者の関係をＲＯＭテーブルの形
で記憶しておき、移相量について一定の幅で変化するよ
うに制御電圧の変化を与えることが望ましい。
御電圧を所定方向へ所定の幅で変更し、その結果電力の
検出値が大きくなればさらに同じ方向へ変更し、小さく
なれば逆の方向へ動かす、いわゆる摂動方式により行な
う。また、移相器の制御電圧と移相量との関係は一般に
直線関係にないので、両者の関係をＲＯＭテーブルの形
で記憶しておき、移相量について一定の幅で変化するよ
うに制御電圧の変化を与えることが望ましい。
【００１５】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
増幅器の交換・増設時の位相の正確な調整が自動的に達
成される。また、この制御はフィードフォワード増幅器
の制御のためのＣＰＵのプログラムの追加により実現す
ることができる。
増幅器の交換・増設時の位相の正確な調整が自動的に達
成される。また、この制御はフィードフォワード増幅器
の制御のためのＣＰＵのプログラムの追加により実現す
ることができる。
【図１】本発明の一実施例を表わす図である。
【図２】従来の並列合成増幅装置を表わす図である。
２０…フィードフォワード増幅器 ２２，３２，３８…可変移相器 ２６…主増幅器 ３０，３６…可変減衰器 ４０…補助増幅器 ４６…電力検出器
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の増幅器と、 該複数の増幅器の出力を合成する合成器と、 該複数の増幅器のうち少なくとも１つの増幅器の出力の
位相を可変する可変移相器と、 該合成器の出力の電力を検出する電力検出器と、 該電力検出器が検出する電力の値が最大となるように該
可変移相器の移相量を自動制御する移相量制御手段とを
具備することを特徴とする並列合成増幅装置。 - 【請求項２】 前記増幅器は、主増幅器の歪を検出する
歪検出ループと、該歪検出ループが検出した歪信号によ
り主増幅器の出力から歪をキャンセルする歪除去ループ
と、該歪検出ループおよび歪除去ループにおける振幅と
位相を制御するフィードフォワード制御手段とを具備す
るフィードフォワード増幅器である請求項１記載の並列
合成増幅装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256733A JPH06112742A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 並列合成増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256733A JPH06112742A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 並列合成増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06112742A true JPH06112742A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17296694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4256733A Withdrawn JPH06112742A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 並列合成増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06112742A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003527771A (ja) * | 1999-07-20 | 2003-09-16 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | デジタル位相制御技術を用いた並列増幅器アーキテクチャ |
| JP2007129426A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Hitachi Kokusai Denki Engineering:Kk | 高周波電力増幅器 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4256733A patent/JPH06112742A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003527771A (ja) * | 1999-07-20 | 2003-09-16 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | デジタル位相制御技術を用いた並列増幅器アーキテクチャ |
| JP2007129426A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Hitachi Kokusai Denki Engineering:Kk | 高周波電力増幅器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |