JPH0611265A - 加熱装置における搬送装置 - Google Patents
加熱装置における搬送装置Info
- Publication number
- JPH0611265A JPH0611265A JP19641492A JP19641492A JPH0611265A JP H0611265 A JPH0611265 A JP H0611265A JP 19641492 A JP19641492 A JP 19641492A JP 19641492 A JP19641492 A JP 19641492A JP H0611265 A JPH0611265 A JP H0611265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- heating device
- door
- conveying
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動装置をはじめ給油等を要するローラやベ
アリング等の回転部を加熱装置の外部に設けて、メンテ
ナンスを容易にするとともに、装置自体の寿命を延ばし
長期間安定して使用できる、加熱装置における搬送装置
を提供する。 【構成】 搬送装置2の駆動モータにてクランク円板1
9を反時計方向に360゜回転させることにより、搬送
具5の一点が時計方向に楕円状に運動する。載置板3a
上の金型Aが、搬送具5によって持ち上げられ、前方へ
送られる。搬送具5の上端面が、載置板3aの上端面に
対し下降するときに、金型Aは搬送具5上から載置板3
a上に移載される。
アリング等の回転部を加熱装置の外部に設けて、メンテ
ナンスを容易にするとともに、装置自体の寿命を延ばし
長期間安定して使用できる、加熱装置における搬送装置
を提供する。 【構成】 搬送装置2の駆動モータにてクランク円板1
9を反時計方向に360゜回転させることにより、搬送
具5の一点が時計方向に楕円状に運動する。載置板3a
上の金型Aが、搬送具5によって持ち上げられ、前方へ
送られる。搬送具5の上端面が、載置板3aの上端面に
対し下降するときに、金型Aは搬送具5上から載置板3
a上に移載される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばゴムの加硫に
用いられる高温の加熱オーブン内で金型等を搬送するた
めの、加熱装置における搬送装置に関するものである。
用いられる高温の加熱オーブン内で金型等を搬送するた
めの、加熱装置における搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した加熱オーブン内で金型を搬送す
るための装置として、一般的には次のような装置が使用
されている。この搬送装置は、図7に示すように、加熱
オーブン100内に、一対の無端チェーン間をスラット
板で連結したスラットコンベヤ130をその両端部をそ
れぞれオーブン100の外部に張り出して配設し、スプ
ロケット110・115の一方を駆動モータで回転さ
せ、スラットコンベア130上に載置される金型Aを搬
送するものである。なお、図中の符号120はテンショ
ンスプロケットである。
るための装置として、一般的には次のような装置が使用
されている。この搬送装置は、図7に示すように、加熱
オーブン100内に、一対の無端チェーン間をスラット
板で連結したスラットコンベヤ130をその両端部をそ
れぞれオーブン100の外部に張り出して配設し、スプ
ロケット110・115の一方を駆動モータで回転さ
せ、スラットコンベア130上に載置される金型Aを搬
送するものである。なお、図中の符号120はテンショ
ンスプロケットである。
【0003】そのほか、一対のローラコンベアを加熱オ
ーブン内の搬送方向に沿って張設しておき、ローラコン
ベア上に載置した金型をその搬送方向に駆動される押し
部材によって押しながら搬送する構造のものがある。
ーブン内の搬送方向に沿って張設しておき、ローラコン
ベア上に載置した金型をその搬送方向に駆動される押し
部材によって押しながら搬送する構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の搬送装置では、次のような点で改良の余地があ
る。
た従来の搬送装置では、次のような点で改良の余地があ
る。
【0005】 加熱オーブン内の高温雰囲気(通常、
150℃以上)内に、チェーンが配置されているため、
チェーンローラの回転部(軸受部)の潤滑オイルがすぐ
に劣化する。このため、潤滑オイルの供給などのメンテ
ナンスを頻繁に行わなければならず、その手間が大変で
あり、またチェーンローラなどの寿命が短い。
150℃以上)内に、チェーンが配置されているため、
チェーンローラの回転部(軸受部)の潤滑オイルがすぐ
に劣化する。このため、潤滑オイルの供給などのメンテ
ナンスを頻繁に行わなければならず、その手間が大変で
あり、またチェーンローラなどの寿命が短い。
【0006】 チェーンローラに耐熱仕様のセラミッ
クローラを用いることが考えられるが、高価なうえに、
衝撃に弱いという欠点がある。
クローラを用いることが考えられるが、高価なうえに、
衝撃に弱いという欠点がある。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、駆動装置をはじめ給油等を要するローラやベアリン
グ等の回転部を加熱装置の外部に設けて、メンテナンス
を容易にするとともに、装置自体の寿命を延ばし長期間
安定して使用できる、加熱装置における搬送装置を提供
することを目的としている。
で、駆動装置をはじめ給油等を要するローラやベアリン
グ等の回転部を加熱装置の外部に設けて、メンテナンス
を容易にするとともに、装置自体の寿命を延ばし長期間
安定して使用できる、加熱装置における搬送装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】上記した目的を達成す
るためにこの発明の搬送装置は、a)加熱装置内に、搬送
方向に沿って被搬送物を載置可能な載置部材を水平に固
設し、b)前記被搬送物を載置可能な搬送部材を、前記載
置部材に対し垂直方向および水平方向に移動自在に配置
するとともに、搬送方向に間隔をあけて一対の支持脚を
該搬送部材から下方に延設してそれらの一部を前記加熱
装置の外部へ延出し、c)前記搬送部材を前記載置部材に
対し上下動させるとともに、上下動に連動して水平往復
動させる駆動機構を、前記各支持脚の下端部に連接して
いる。
るためにこの発明の搬送装置は、a)加熱装置内に、搬送
方向に沿って被搬送物を載置可能な載置部材を水平に固
設し、b)前記被搬送物を載置可能な搬送部材を、前記載
置部材に対し垂直方向および水平方向に移動自在に配置
するとともに、搬送方向に間隔をあけて一対の支持脚を
該搬送部材から下方に延設してそれらの一部を前記加熱
装置の外部へ延出し、c)前記搬送部材を前記載置部材に
対し上下動させるとともに、上下動に連動して水平往復
動させる駆動機構を、前記各支持脚の下端部に連接して
いる。
【0009】請求項2に記載のように、d)前記加熱装置
の適所に開設した搬出入口に、扉をそれぞれ開閉自在に
配設し、各扉が前記搬送部材の動作に連動して開閉され
るように構成することが好ましい。
の適所に開設した搬出入口に、扉をそれぞれ開閉自在に
配設し、各扉が前記搬送部材の動作に連動して開閉され
るように構成することが好ましい。
【0010】
【作用】上記した構成を有する本発明の搬送装置によれ
ば、搬送部材の端部上の被搬送物が、搬送部材の水平移
動に伴って前方に送られ、載置部材に対し下降する際に
被搬送物が、載置部材上にいったん載置される。搬送部
材は載置部材よりも下方の位置で後退したのち、上昇し
て前進するが、載置部材に対し上昇する際に載置部材上
の被搬送物が搬送部材によって持ち上げられ、その前進
に伴って前方へ送られる。そして、搬送部材が載置部材
に対し下降する際に被搬送物が、載置部材上の前方位置
に再び載置される。こうした動作の繰り返しにより、被
搬送物は、加熱装置内の載置部材上に間欠的に載置され
ながら、一定のピッチで前進して搬送され、加熱装置内
を通過する。この間に、被搬送物が加熱され、例えば被
搬送物が未加硫ゴムが充填された金型の場合には、金型
内の未加硫ゴムが加硫されることになる。
ば、搬送部材の端部上の被搬送物が、搬送部材の水平移
動に伴って前方に送られ、載置部材に対し下降する際に
被搬送物が、載置部材上にいったん載置される。搬送部
材は載置部材よりも下方の位置で後退したのち、上昇し
て前進するが、載置部材に対し上昇する際に載置部材上
の被搬送物が搬送部材によって持ち上げられ、その前進
に伴って前方へ送られる。そして、搬送部材が載置部材
に対し下降する際に被搬送物が、載置部材上の前方位置
に再び載置される。こうした動作の繰り返しにより、被
搬送物は、加熱装置内の載置部材上に間欠的に載置され
ながら、一定のピッチで前進して搬送され、加熱装置内
を通過する。この間に、被搬送物が加熱され、例えば被
搬送物が未加硫ゴムが充填された金型の場合には、金型
内の未加硫ゴムが加硫されることになる。
【0011】上記搬送部材は、加熱装置内で上下方向お
よび水平方向に移動するが、この搬送部材は下方に延設
された支持脚を含め、加熱装置内には回転部分(駆動部
分)を具備しない、一種の剛体である。また、載置部材
も、同様である。いいかえれば、搬送部材は、加熱装置
の外部に設けられた駆動機構に基づいて、上下および水
平に駆動されるので、その駆動機構が回転部分を含め直
接に熱にさらされることがない。このことは、搬送部材
の回転部分を耐熱構造にする必要がなく、また給油等の
メンテナンスが容易になることにほかならない。
よび水平方向に移動するが、この搬送部材は下方に延設
された支持脚を含め、加熱装置内には回転部分(駆動部
分)を具備しない、一種の剛体である。また、載置部材
も、同様である。いいかえれば、搬送部材は、加熱装置
の外部に設けられた駆動機構に基づいて、上下および水
平に駆動されるので、その駆動機構が回転部分を含め直
接に熱にさらされることがない。このことは、搬送部材
の回転部分を耐熱構造にする必要がなく、また給油等の
メンテナンスが容易になることにほかならない。
【0012】また請求項2記載の搬送装置では、搬送部
材の動きに連動して扉が開閉する、つまり被搬送物が搬
送部材により搬送されるときに、扉が開放されるととも
に、搬送部材による被搬送物の一定ピッチごとの搬送が
いったん終了したときに、扉が閉鎖される。このため、
加熱装置内の熱が外部に逃げることが抑えられる。しか
も、搬送部材用の駆動機構によって扉が開閉されるの
で、特別な駆動機構が不要で、構造も複雑にならない。
材の動きに連動して扉が開閉する、つまり被搬送物が搬
送部材により搬送されるときに、扉が開放されるととも
に、搬送部材による被搬送物の一定ピッチごとの搬送が
いったん終了したときに、扉が閉鎖される。このため、
加熱装置内の熱が外部に逃げることが抑えられる。しか
も、搬送部材用の駆動機構によって扉が開閉されるの
で、特別な駆動機構が不要で、構造も複雑にならない。
【0013】
【実施例】以下、この発明の加熱装置における搬送装置
の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の実施例と
して図1に加熱オーブン用の搬送装置の正面図を示し、
図2は図示を一部省略した加熱オーブンの搬送装置の正
面図を示し、図3は図1の搬送装置の左側面図を示す。
の実施例を図面に基づいて説明する。本発明の実施例と
して図1に加熱オーブン用の搬送装置の正面図を示し、
図2は図示を一部省略した加熱オーブンの搬送装置の正
面図を示し、図3は図1の搬送装置の左側面図を示す。
【0014】加熱オーブン1内において金型Aを搬送す
る搬送装置2は、それらの図に示すように、金型Aの載
置台3と、載置台3に対し上下方向および水平方向に移
動する板状の搬送具5と、搬送具5の駆動機構9とから
なる。本実施例では、載置台3および搬送具5は、図3
のようにそれぞれ左右一対ずつ備えられている。
る搬送装置2は、それらの図に示すように、金型Aの載
置台3と、載置台3に対し上下方向および水平方向に移
動する板状の搬送具5と、搬送具5の駆動機構9とから
なる。本実施例では、載置台3および搬送具5は、図3
のようにそれぞれ左右一対ずつ備えられている。
【0015】加熱オーブン1は、複数本の支持台4上に
固定され、図1のように一方に搬入口1aが、他方に搬
出口1bがそれぞれ開設され、搬出入口1a・1bに
は、扉50が上下方向に開閉自在に配備されている。オ
ーブン1の底面の両側には、図3のように一対の載置台
3・3が形成され、各載置台3・3上に載置板3a・3
aが固設されている。載置台3および載置板3aの両端
部は、図1のようにオーブン1の外部へそれぞれ張出さ
れている。
固定され、図1のように一方に搬入口1aが、他方に搬
出口1bがそれぞれ開設され、搬出入口1a・1bに
は、扉50が上下方向に開閉自在に配備されている。オ
ーブン1の底面の両側には、図3のように一対の載置台
3・3が形成され、各載置台3・3上に載置板3a・3
aが固設されている。載置台3および載置板3aの両端
部は、図1のようにオーブン1の外部へそれぞれ張出さ
れている。
【0016】オーブン1の底部には、一対の搬送具5の
載置板3aに対する下降動を可能にするための収納室1
cが、図3のように両側の載置台3の内側に、下向きに
形成されている。
載置板3aに対する下降動を可能にするための収納室1
cが、図3のように両側の載置台3の内側に、下向きに
形成されている。
【0017】オーブン1の外部で、搬送具5の両端部
に、図1のように板状の支持脚5aがそれぞれ下向きに
一体に延設され、図3のように左右の搬送具5の間およ
び支持脚5aの間が、連接棒5bで連結されている。な
お、搬送具5の両端には、後述する別の搬送装置60と
の金型Aの受け渡しのために、補助部材5cがそれぞれ
水平に延設されている。
に、図1のように板状の支持脚5aがそれぞれ下向きに
一体に延設され、図3のように左右の搬送具5の間およ
び支持脚5aの間が、連接棒5bで連結されている。な
お、搬送具5の両端には、後述する別の搬送装置60と
の金型Aの受け渡しのために、補助部材5cがそれぞれ
水平に延設されている。
【0018】駆動機構9には、本実施例では、1つの駆
動モータで上下方向および水平方向の駆動を前記搬送具
5に与えるため、2組の平行クランク機構10・11を
上下に組み合わせたものが用いられている。すなわち、
下部の平行クランク機構10は、オーブン1の下方で金
型Aの搬送方向に間隔をあけて立設された一対のリンク
支持台12と、これらのリンク支持台12に、軸受13
を介して下端部が回動自在に連結された一対の等長リン
ク14・14と、各等長リンク14・14の上端部間に
両端部が回動自在に連結された長尺リンク15とからな
る。上部の平行クランク機構11は、図1において右側
の支持脚5aの下端部と長尺リンク15の右端部間に、
両端部が回動自在に連結されたリンク16と、このリン
ク16よりも長さが長く(2倍位)、図1において左側
の支持脚5aの下端部と長尺リンク15の左端部間に上
端部と中間部が回動自在に連結された駆動リンク17
と、下部の平行クランク機構10と共通の長尺リンク1
5とからなる。なお、駆動リンク17の上端部と中間部
の連結位置間の距離は、リンク16の両端部の連結位置
間の距離に等しい。なお、駆動モータには、例えばブレ
ーキ機構付きのACサーボモータを使用する。
動モータで上下方向および水平方向の駆動を前記搬送具
5に与えるため、2組の平行クランク機構10・11を
上下に組み合わせたものが用いられている。すなわち、
下部の平行クランク機構10は、オーブン1の下方で金
型Aの搬送方向に間隔をあけて立設された一対のリンク
支持台12と、これらのリンク支持台12に、軸受13
を介して下端部が回動自在に連結された一対の等長リン
ク14・14と、各等長リンク14・14の上端部間に
両端部が回動自在に連結された長尺リンク15とからな
る。上部の平行クランク機構11は、図1において右側
の支持脚5aの下端部と長尺リンク15の右端部間に、
両端部が回動自在に連結されたリンク16と、このリン
ク16よりも長さが長く(2倍位)、図1において左側
の支持脚5aの下端部と長尺リンク15の左端部間に上
端部と中間部が回動自在に連結された駆動リンク17
と、下部の平行クランク機構10と共通の長尺リンク1
5とからなる。なお、駆動リンク17の上端部と中間部
の連結位置間の距離は、リンク16の両端部の連結位置
間の距離に等しい。なお、駆動モータには、例えばブレ
ーキ機構付きのACサーボモータを使用する。
【0019】駆動リンク17の下端部が、クランク円板
19に連結ピン19aで回動自在に連結され、クランク
円板19を駆動モータ(図示せず)で一方向(ここで
は、反時計方向)に回転することにより、搬送具5の一
点が図1のように楕円を描いて時計方向に回転する。な
お、このときの各リンク等の奇跡を図4に詳しく示して
いる。
19に連結ピン19aで回動自在に連結され、クランク
円板19を駆動モータ(図示せず)で一方向(ここで
は、反時計方向)に回転することにより、搬送具5の一
点が図1のように楕円を描いて時計方向に回転する。な
お、このときの各リンク等の奇跡を図4に詳しく示して
いる。
【0020】また、加熱オーブン1の各開口1a・1b
の扉50は、搬送具5の動作に連動して上下方向に開閉
するようにしているが、この機構51については第2実
施例のところで、詳しく説明する。
の扉50は、搬送具5の動作に連動して上下方向に開閉
するようにしているが、この機構51については第2実
施例のところで、詳しく説明する。
【0021】図2に示すように、加熱オーブン1の搬出
入口1a・1bの両側方には、所定の距離をあけて別の
搬送装置60が、それぞれ直交する方向に配備されてい
る。これらの搬送装置60は公知のローラコンベヤ式の
搬送装置で、一対の搬送具5の補助部材5cが上下方向
に通過する間隙が設けられている。
入口1a・1bの両側方には、所定の距離をあけて別の
搬送装置60が、それぞれ直交する方向に配備されてい
る。これらの搬送装置60は公知のローラコンベヤ式の
搬送装置で、一対の搬送具5の補助部材5cが上下方向
に通過する間隙が設けられている。
【0022】次に、上記した構成からなる実施例の加熱
オーブン用の搬送装置2についてその動作を説明する。
オーブン用の搬送装置2についてその動作を説明する。
【0023】図1および図2において、搬送装置2の
駆動モータ(図示せず)にてクランク円板19を反時計
方向に360゜回転させることにより、各リンクが図4
のように移動し、搬送具5の一点が時計方向に楕円状に
運動する。図1・図2の状態では搬送具5の上端面と載
置板3aの上端面、および搬送装置60のコンベヤロー
ラの上端面とが一致しており、この状態から搬送具5が
上方へ移動しながら前方へ水平移動することによって、
図2の左側の搬送装置60上の金型A、および載置板3
a上の金型Aが、搬送具5によって持ち上げられ、前方
へ送られる。
駆動モータ(図示せず)にてクランク円板19を反時計
方向に360゜回転させることにより、各リンクが図4
のように移動し、搬送具5の一点が時計方向に楕円状に
運動する。図1・図2の状態では搬送具5の上端面と載
置板3aの上端面、および搬送装置60のコンベヤロー
ラの上端面とが一致しており、この状態から搬送具5が
上方へ移動しながら前方へ水平移動することによって、
図2の左側の搬送装置60上の金型A、および載置板3
a上の金型Aが、搬送具5によって持ち上げられ、前方
へ送られる。
【0024】搬送具5が、載置板3aの上端面および
右側の搬送装置60のコンベヤローラの上端面に対し下
降するときに、金型Aは搬送具5上から載置板3a上に
移載されるとともに、搬送具5上の右端部の金型Aが、
図2の右側の搬送装置60上に移載される。
右側の搬送装置60のコンベヤローラの上端面に対し下
降するときに、金型Aは搬送具5上から載置板3a上に
移載されるとともに、搬送具5上の右端部の金型Aが、
図2の右側の搬送装置60上に移載される。
【0025】上記およびの動作が繰り返し行われる
ことにより、左側の搬送装置60上の金型Aが、いった
ん載置板3a上に移載されたのち、搬入口1aからオー
ブン1内に搬入され、載置板3a上に沿って一定ピッチ
ずつ前進し、この間に加熱されて搬出口1bから搬出さ
れる。そして、載置板3aの右端部まで送られた金型A
が、右側の搬送装置60に移載される。なお、金型Aが
搬送具5により搬送されるときに扉50が開放され、そ
れ以外のときには扉50が閉鎖されるが、駆動モータに
よる搬送具5の楕円状の駆動とその休止の時間は、例え
ば駆動時間が2〜3秒で、休止時間が10秒程度に設定
される。
ことにより、左側の搬送装置60上の金型Aが、いった
ん載置板3a上に移載されたのち、搬入口1aからオー
ブン1内に搬入され、載置板3a上に沿って一定ピッチ
ずつ前進し、この間に加熱されて搬出口1bから搬出さ
れる。そして、載置板3aの右端部まで送られた金型A
が、右側の搬送装置60に移載される。なお、金型Aが
搬送具5により搬送されるときに扉50が開放され、そ
れ以外のときには扉50が閉鎖されるが、駆動モータに
よる搬送具5の楕円状の駆動とその休止の時間は、例え
ば駆動時間が2〜3秒で、休止時間が10秒程度に設定
される。
【0026】図5は本発明の搬送装置の別の実施例を示
す正面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。この実
施例の加熱オーブン1の搬送装置2’が上記実施例と相
違するところは、主に下記の点である。すなわち、搬送
具5に水平方向の運動を与える駆動機構21と、上下方
向の運動を与える駆動機構31とを、個々に設けて連動
させたことである。また、搬送具5を上下方向に運動さ
せる駆動機構31に連動させて、扉50の開閉を行わせ
るようにしたことである。
す正面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。この実
施例の加熱オーブン1の搬送装置2’が上記実施例と相
違するところは、主に下記の点である。すなわち、搬送
具5に水平方向の運動を与える駆動機構21と、上下方
向の運動を与える駆動機構31とを、個々に設けて連動
させたことである。また、搬送具5を上下方向に運動さ
せる駆動機構31に連動させて、扉50の開閉を行わせ
るようにしたことである。
【0027】搬送具5の両端の支持脚5aの下端部に、
ローラ24を転動自在に装着して、昇降するレール部材
23上に走行可能に載置する。下端を駆動装置本体22
に、回動自在に連結した揺動リンク25の上端部と、一
方の支持脚5aの下端部との間に、連結リンク26の両
端部をそれぞれ回動自在に連結する。揺動リンク25の
下部には、長さ方向に長孔25aを形成し、水平送り用
の駆動モータ(図示せず)で回転するクランク円板27
のピン27aを、摺動自在に嵌挿する。これにより、ク
ランク円板27を一方向に半回転ずつ間欠的に回転させ
ると、揺動リンク25が水平方向に往復回転(揺動)し
て、搬送具5がレール部材23上に沿って水平方向に一
定の範囲で往復移動する。
ローラ24を転動自在に装着して、昇降するレール部材
23上に走行可能に載置する。下端を駆動装置本体22
に、回動自在に連結した揺動リンク25の上端部と、一
方の支持脚5aの下端部との間に、連結リンク26の両
端部をそれぞれ回動自在に連結する。揺動リンク25の
下部には、長さ方向に長孔25aを形成し、水平送り用
の駆動モータ(図示せず)で回転するクランク円板27
のピン27aを、摺動自在に嵌挿する。これにより、ク
ランク円板27を一方向に半回転ずつ間欠的に回転させ
ると、揺動リンク25が水平方向に往復回転(揺動)し
て、搬送具5がレール部材23上に沿って水平方向に一
定の範囲で往復移動する。
【0028】レール部材23の両端部は、それぞれ支持
台32の上端部に軸受33を介して回動自在に中間部3
4aが枢支された第2揺動リンク34の上端部に、枢支
ピン35により回動自在に支持されている。また垂直
(上下方向)送り用の駆動モータ(図示せず)で回転す
るクランク円板36に、連接リンク37の一端が回動自
在に連結され、連接リンク37の他端が、一方(ここで
は、図の左側)の第2揺動リンク34の下端部に、回動
自在に連結されている。これにより、クランク円板36
を一方向に半回転ずつ間欠的に回転させると、第2揺動
リンク34がその枢支点34aを中心に水平方向に往復
回転(揺動)して、レール部材23の昇降に伴って搬送
具5も昇降する。この搬送具5の上昇後に、水平送り用
の駆動モータ(図示せず)を駆動させることによって、
搬送具5はレール部材23上に沿って前方へ一定距離送
られ、また、搬送具5の下降後に、水平送り用の駆動モ
ータ(図示せず)を駆動させることによって、搬送具5
はレール部材23上に沿って後方へ送られ元の位置に戻
る。
台32の上端部に軸受33を介して回動自在に中間部3
4aが枢支された第2揺動リンク34の上端部に、枢支
ピン35により回動自在に支持されている。また垂直
(上下方向)送り用の駆動モータ(図示せず)で回転す
るクランク円板36に、連接リンク37の一端が回動自
在に連結され、連接リンク37の他端が、一方(ここで
は、図の左側)の第2揺動リンク34の下端部に、回動
自在に連結されている。これにより、クランク円板36
を一方向に半回転ずつ間欠的に回転させると、第2揺動
リンク34がその枢支点34aを中心に水平方向に往復
回転(揺動)して、レール部材23の昇降に伴って搬送
具5も昇降する。この搬送具5の上昇後に、水平送り用
の駆動モータ(図示せず)を駆動させることによって、
搬送具5はレール部材23上に沿って前方へ一定距離送
られ、また、搬送具5の下降後に、水平送り用の駆動モ
ータ(図示せず)を駆動させることによって、搬送具5
はレール部材23上に沿って後方へ送られ元の位置に戻
る。
【0029】なお、本実施例では、図6に示すように、
搬送具5は断面I形で、支持脚5aの下端部の両側にロ
ーラ24が設けられ、一対のレール部材23上に載置さ
れている。そして、搬送具5は、一対の縦向きの載置板
3b・3bの間を上下方向および水平方向に移動する。
また、載置板3b・3b間の下方のオーブン1の底面
は、搬送具5の左右の支持脚5aが水平移動する範囲
が、開口されている。さらに、垂直送り用および水平送
り用の駆動モータには、ブレーキ機構付きのACサーボ
モータが使用される。
搬送具5は断面I形で、支持脚5aの下端部の両側にロ
ーラ24が設けられ、一対のレール部材23上に載置さ
れている。そして、搬送具5は、一対の縦向きの載置板
3b・3bの間を上下方向および水平方向に移動する。
また、載置板3b・3b間の下方のオーブン1の底面
は、搬送具5の左右の支持脚5aが水平移動する範囲
が、開口されている。さらに、垂直送り用および水平送
り用の駆動モータには、ブレーキ機構付きのACサーボ
モータが使用される。
【0030】扉50の開閉のための機構51は、前記支
持台3に中間屈曲部が上下方向に回動自在に枢着された
「く」の字形リンク52と、この「く」の字形リンク5
2の下端部と第2揺動リンク34の下端部とを連結する
連接リンク53と、扉50の上端に一端が止着され、他
端が「く」の字形リンク52の上端部に止着され、プー
リ54を介して扉50を吊持する牽引索55とからな
る。そして、垂直送り用駆動モータの駆動により第2揺
動リンク34が、図5のように直立状態になったとき
に、牽引索55が引っ張られて扉50が引き上げられ、
オーブン1の搬入口1aが開放される。一方、図5の状
態から駆動モータが半回転し、第2揺動リンク34が枢
支点34aを中心に時計方向に回転して傾斜すると、
「く」の字形リンク52が時計方向に回転して牽引索5
5がゆるみ、扉50が自重で下降してオーブン1の搬入
口1aが閉鎖される。このとき、レール部材23が下降
し搬送具5の上端面は、載置板3bの上端よりも下方に
位置するので、搬送具5上の金型Aは載置板3b上に移
載され、金型Aは載置板3b上に保持される。なお、図
示を省略するが、同一構造の扉50の開閉機構51が、
搬出口1b側の扉50と、右側の第2揺動リンク34と
の間にも装備されており、搬入口1a側の扉50の開閉
と同時に搬出口1b側の扉50の開閉も行われる。
持台3に中間屈曲部が上下方向に回動自在に枢着された
「く」の字形リンク52と、この「く」の字形リンク5
2の下端部と第2揺動リンク34の下端部とを連結する
連接リンク53と、扉50の上端に一端が止着され、他
端が「く」の字形リンク52の上端部に止着され、プー
リ54を介して扉50を吊持する牽引索55とからな
る。そして、垂直送り用駆動モータの駆動により第2揺
動リンク34が、図5のように直立状態になったとき
に、牽引索55が引っ張られて扉50が引き上げられ、
オーブン1の搬入口1aが開放される。一方、図5の状
態から駆動モータが半回転し、第2揺動リンク34が枢
支点34aを中心に時計方向に回転して傾斜すると、
「く」の字形リンク52が時計方向に回転して牽引索5
5がゆるみ、扉50が自重で下降してオーブン1の搬入
口1aが閉鎖される。このとき、レール部材23が下降
し搬送具5の上端面は、載置板3bの上端よりも下方に
位置するので、搬送具5上の金型Aは載置板3b上に移
載され、金型Aは載置板3b上に保持される。なお、図
示を省略するが、同一構造の扉50の開閉機構51が、
搬出口1b側の扉50と、右側の第2揺動リンク34と
の間にも装備されており、搬入口1a側の扉50の開閉
と同時に搬出口1b側の扉50の開閉も行われる。
【0031】次に、上記構成からなる第2実施例にかか
る搬送装置2’についてその動作を説明する。
る搬送装置2’についてその動作を説明する。
【0032】図5において、図示の状態はレール部材
23を介して搬送具5の上端面が、載置板3aの上端面
と一致している。したがって、金型Aは搬送具5および
載置板3b上に跨がって載置されている。このとき、第
2揺動リンク34は直立位置にあり、左右の扉50も、
牽引索55にて引き上げられ、搬入口1aと搬出口1b
が共に開放されている。
23を介して搬送具5の上端面が、載置板3aの上端面
と一致している。したがって、金型Aは搬送具5および
載置板3b上に跨がって載置されている。このとき、第
2揺動リンク34は直立位置にあり、左右の扉50も、
牽引索55にて引き上げられ、搬入口1aと搬出口1b
が共に開放されている。
【0033】続いて、水平送り用駆動モータが180
°回転して揺動リンク25が前方に揺動回転し、搬送具
5がレール部材23上に沿って前方へ一定ピッチ送ら
れ、金型Aが前方へ搬送される。このとき、搬入口1a
から金型Aがオーブン1内に搬入され、オーブン1内の
金型Aの1つが搬出口1bから搬出される。
°回転して揺動リンク25が前方に揺動回転し、搬送具
5がレール部材23上に沿って前方へ一定ピッチ送ら
れ、金型Aが前方へ搬送される。このとき、搬入口1a
から金型Aがオーブン1内に搬入され、オーブン1内の
金型Aの1つが搬出口1bから搬出される。
【0034】垂直送り駆動モータが180°回転し、
第2揺動リンク34が時計方向に揺動回転し、レール部
材23を介して搬送具5の上端面が、載置板3bよりや
や下方に下降することにより、搬送具5上の金型Aが載
置板3b上に載置される。同時に、左右の扉50も、牽
引索55がゆるむことにより自重で下降し、搬入口1a
と搬出口1bが閉鎖される。
第2揺動リンク34が時計方向に揺動回転し、レール部
材23を介して搬送具5の上端面が、載置板3bよりや
や下方に下降することにより、搬送具5上の金型Aが載
置板3b上に載置される。同時に、左右の扉50も、牽
引索55がゆるむことにより自重で下降し、搬入口1a
と搬出口1bが閉鎖される。
【0035】続いて、水平送り用駆動モータがさらに
180°回転して揺動リンク25が後方に揺動回転し、
搬送具5がレール部材23上に沿って後方へ一定ピッチ
送られ、元の位置に戻される。
180°回転して揺動リンク25が後方に揺動回転し、
搬送具5がレール部材23上に沿って後方へ一定ピッチ
送られ、元の位置に戻される。
【0036】上記した〜の動作の繰り返しにより、
搬入口1aからオーブン1内に搬入された金型Aは、載
置板3b上に沿って一定ピッチずつ前進し、この間に加
熱され、搬出口1bから搬出される。また、金型Aが搬
送具5により前方へ搬送されるときにだけ扉50が開放
され、それ以外のときには扉50が閉鎖されているの
で、オーブン1内からの熱の逃げが最小限に抑えられ
る。
搬入口1aからオーブン1内に搬入された金型Aは、載
置板3b上に沿って一定ピッチずつ前進し、この間に加
熱され、搬出口1bから搬出される。また、金型Aが搬
送具5により前方へ搬送されるときにだけ扉50が開放
され、それ以外のときには扉50が閉鎖されているの
で、オーブン1内からの熱の逃げが最小限に抑えられ
る。
【0037】ところで、上記実施例では、加熱装置が加
硫用の加熱オーブンの場合を例にとって説明したが、高
温雰囲気内に被搬送物を搬送するものであれば、これに
限定するものではない。また、加熱装置に開設する搬出
入口の位置は、装置の両側に限るものではなく、同一側
面に設けることも可能である。さらに、上記第1実施例
の搬送装置2と第2実施例の搬送装置2’とを、共通の
加熱装置内に組み込んで、両方の搬送装置2と2’間に
おいて被搬送物の受け渡しをすることも可能である。
硫用の加熱オーブンの場合を例にとって説明したが、高
温雰囲気内に被搬送物を搬送するものであれば、これに
限定するものではない。また、加熱装置に開設する搬出
入口の位置は、装置の両側に限るものではなく、同一側
面に設けることも可能である。さらに、上記第1実施例
の搬送装置2と第2実施例の搬送装置2’とを、共通の
加熱装置内に組み込んで、両方の搬送装置2と2’間に
おいて被搬送物の受け渡しをすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明の加熱装置における搬送装置には、次のような
優れた効果がある。
この発明の加熱装置における搬送装置には、次のような
優れた効果がある。
【0039】(1) 駆動装置をはじめ給油等を要するロー
ラやベアリング等の回転部を加熱装置の外部に設けたの
で、メンテナンスが容易になり、装置自体の寿命も大幅
に延長される。
ラやベアリング等の回転部を加熱装置の外部に設けたの
で、メンテナンスが容易になり、装置自体の寿命も大幅
に延長される。
【0040】(2) 上記実施例では、リンク機構を用いて
搬送部材を機械的に上下方向および水平方向に移動させ
るようにしたので、電気的制御による各動作に比べて安
価であり、また構造も比較的簡単で耐久性に富み、故障
が少なく長期間安定して使用できる。とくに、上記第1
実施例の装置は、駆動モータが1つで済むので、効果的
である。
搬送部材を機械的に上下方向および水平方向に移動させ
るようにしたので、電気的制御による各動作に比べて安
価であり、また構造も比較的簡単で耐久性に富み、故障
が少なく長期間安定して使用できる。とくに、上記第1
実施例の装置は、駆動モータが1つで済むので、効果的
である。
【0041】(3) 請求項2に記載の装置では、搬送部材
の動きに連動して扉が開閉されるので、加熱装置内の熱
が外部に逃げることが抑えられるうえに、搬送部材用の
駆動機構によって扉が開閉されるので、特別な駆動機構
が不要で、構造も複雑にならない。
の動きに連動して扉が開閉されるので、加熱装置内の熱
が外部に逃げることが抑えられるうえに、搬送部材用の
駆動機構によって扉が開閉されるので、特別な駆動機構
が不要で、構造も複雑にならない。
【図1】本発明の実施例にかかる加熱オーブン用の搬送
装置を示す正面図である。
装置を示す正面図である。
【図2】図1の搬送装置とその両側方の搬送装置を示す
一部を省略した正面図である。
一部を省略した正面図である。
【図3】図の左半分は図1のIII−III線断面図、図の右
半分は図1のIV−IV線矢視図である。
半分は図1のIV−IV線矢視図である。
【図4】図1の搬送装置においてクランク円板が反時計
方向に回転するときの各リンク等の奇跡を段階的に示す
模式図である。
方向に回転するときの各リンク等の奇跡を段階的に示す
模式図である。
【図5】本発明の搬送装置の別の実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】従来の一般的な搬送装置を示す正面視断面図で
ある。
ある。
1 加熱オーブン 1a・1b 搬出入口 2・2’ 搬送装置 3 載置台 3a・3b 載置板 5 搬送具 5a 支持脚 9・21・31 駆動機構 10・11 平行クランク機構 19・27・36 クランク円板 25・34 揺動リンク 50 扉 51 開閉機構
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱装置内に、搬送方向に沿って被搬送
物を載置可能な載置部材を水平に固設し、 前記被搬送物を載置可能な搬送部材を、前記載置部材に
対し垂直方向および水平方向に移動自在に配置するとと
もに、搬送方向に間隔をあけて一対の支持脚を該搬送部
材から下方に延設してそれらの一部を前記加熱装置の外
部へ延出し、 前記搬送部材を前記載置部材に対し上下動させるととも
に、上下動に連動して水平往復動させる駆動機構を、前
記各支持脚の下端部に連接したことを特徴とする加熱装
置における搬送装置。 - 【請求項2】 前記加熱装置の適所に開設した搬出入口
に、扉をそれぞれ開閉自在に配設し、各扉が前記搬送部
材の動作に連動して開閉されるように構成した請求項1
記載の加熱装置における搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19641492A JPH0611265A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 加熱装置における搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19641492A JPH0611265A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 加熱装置における搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611265A true JPH0611265A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16357464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19641492A Pending JPH0611265A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 加熱装置における搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11113919A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-27 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用鉗子 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP19641492A patent/JPH0611265A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11113919A (ja) * | 1997-10-09 | 1999-04-27 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用鉗子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108238448A (zh) | 一种玻璃上料装置 | |
JPH07172538A (ja) | コンベヤ装置 | |
US1462510A (en) | Reciprocating conveyor | |
JPS6145041Y2 (ja) | ||
JPH0611265A (ja) | 加熱装置における搬送装置 | |
JP2000178796A (ja) | メッキ用搬送方法と搬送間隔調整装置及びメッキ装置 | |
JP2024058483A (ja) | 昇降搬送装置 | |
US3333674A (en) | Case loader | |
CN214842306U (zh) | 一种立式板材烘干机 | |
US3779361A (en) | Article handling apparatus | |
JPS5895030A (ja) | 生タイヤ供給装置 | |
JPH07148540A (ja) | 鍛造設備におけるワーク冷却装置 | |
JP4113768B2 (ja) | トンネル式オーブン | |
CN220317867U (zh) | 热处理用冷却输送装置 | |
TWM580566U (zh) | Conveyor device that automatically corrects conveyor belt offset | |
JP4308879B1 (ja) | トレーオーブン | |
CN221409677U (zh) | 一种基于人工智能的smt产线 | |
JPH0617787Y2 (ja) | 基板搬送装置 | |
JP2533458Y2 (ja) | 振分コンベア装置 | |
JP3706582B2 (ja) | ワークの搬送装置およびトランスファ装置 | |
JPS58135010A (ja) | 昇降搬送コンベヤ装置 | |
JP2001345551A (ja) | リフロー半田付け装置における基板搬送機構 | |
US2727474A (en) | Universal rotational action apparatus | |
JP3341172B2 (ja) | 焼プリンの製造装置 | |
US3109391A (en) | Oven loader |