JPH0611200Y2 - 熱ラミネーターに於ける安全装置 - Google Patents

熱ラミネーターに於ける安全装置

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JPH0611200Y2
JPH0611200Y2 JP8979888U JP8979888U JPH0611200Y2 JP H0611200 Y2 JPH0611200 Y2 JP H0611200Y2 JP 8979888 U JP8979888 U JP 8979888U JP 8979888 U JP8979888 U JP 8979888U JP H0611200 Y2 JPH0611200 Y2 JP H0611200Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、熱ラミネーターの非常停止或いは自動運転
停止時に、熱ローラと圧着ローラとの間へ供給される合
成樹脂フィルム及び合成樹脂シートが、熱ローラーに融
着するのを防止する装置に関するものである。
(従来の技術) 熱ローラの温度が設定値どおりにならないために生ずる
フィルムとシートとの接着不良、不時のトラブルなどに
より、熱ラミネーターの運転を非常停止しなければなら
ないことがある。又、作業段取の急な変更のために、フ
ィルムを交換するためにも、熱ラミネーターの運転を急
に停止しなければならないことも生じる。
こうした場合には、エヤシリンダなどの駆動装置で圧着
ローラを熱ローラから引き離してフィルム、シートが熱
ローラに融着するのを防止する。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、圧着ローラを引き離しても、フィルム、シー
トを両ローラ間へ導くガイドローラの位置は固定されて
いるので、フィルム、シートは熱ローラに接触したまま
である。このため、運転を非常停止しても熱ローラの温
度はほとんど下がっていないので、圧着ローラを引き離
す間に、フィルム、シートが熱ローラに融着してしまっ
て、大量のフィルム、シートが無駄になってしまう欠点
があった。
合成樹脂成形品の製造コストではフィルム、シートなど
の材料費が大きな比率を占めるため、この材料のロスは
業者にとって痛手である。又、材料が融着した熱ローラ
の清掃にも手数と時間がかって、作業能率を低下させて
いた。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記問題点を解決して、熱ラミネーターの
非常停止時等にフィルム、シートを瞬時に熱ローラから
引き離して、材料ロスの発生を防止することを目的とす
るもので、以下の構成を要旨とするものである。
即ち、圧着ローラを回転自在に軸支して、例えばエヤシ
リンダなどの駆動装置により昇降する軸受に、熱ローラ
から圧着ローラを引き離すとき、フィルムとシートとを
圧着ローラと同方向へ移動させる引き離しローラを、回
転自在に取付ける。
(作用) 熱ラミネーターの運転停止時、駆動装置を作動させれば
圧着ローラは熱ローラから引き離されるが、同時にフィ
ルム、シートも、圧着ローラと同方向へ移動する軸受に
取付けられた引き離しローラにより、熱ローラから引き
離される。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図の実施例に基づいて詳細にこ
の発明を説明する。
21は熱ローラ、22はその下方に配設された昇降自在な圧
着ローラで、シートSの表面にフィルムFをラミネート
するものである。23は圧着ローラ22の回転軸である。
1は圧着ローラ22を昇降させる駆動装置のエヤシリンダ
で、実施例ではエヤシリンダを使用しているが、油圧シ
リンダ、ソレノイド等を用いることもできる。このエヤ
シリンダ1は、フレーム24に固定されている。
エヤシリンダ1のロッド2の先端部には円柱状の軸受3
が固定されて、圧着ローラ22の軸23を回転自在に軸支す
る。4は鉤状の支持杆で、軸受3の前後(図面では左
右)から水平に突出したのち上方へ屈曲しており、上端
部には引き離しローラ5がそれぞれ回転自在に軸支され
ている。
6は円筒状に形成されたガイド部材で、軸受3を摺動自
在に収容するものである。このガイド部材6には、前後
に前記支持杆5を摺動自在に昇降させる割り溝7が、
又、左右に熱ローラ22の軸23を摺動自在に昇降させる割
り溝8が、それぞれ設けられている。
上記構成から、第2図に示すようにエヤシリンダ1のロ
ッド2を伸長させて圧着ローラ22を熱ローラ21へ圧着し
て、シートSの表面にフィルムFをラミネートしている
状態から、熱ラミネーターを非常停止させると同時に、
エヤシリンダ1を作動させ、ロッド2を縮退させると瞬
時にして第1図の状態になる。即ち、圧着ローラ22とと
もに引き離しローラ5も下降してフィルムF及びシート
Sとを熱ローラ21から引き離す。
第4図の実施例は、シートSの表面に上フィルムFaを裏
面に下フィルムFbをそれぞれラミネートする状態(想像
線で示す)から、上フィルムFaとシートSを上ラミネー
ト用の熱ローラ21aから、又、下ラミネート用の熱ロー
ラ21bから上フィルムFaを表面にラミネートされたシー
トSと下フィルムFbを、それぞれ引き離した状態を示
す。
なお、25は冷却ローラ、1cは圧着ローラ26を取付けたエ
ヤシリンダである。
これらエヤシリンダ1a、1b、1cは同時に、或いは選択的に
作動させることができるので、第4図のように熱ローラ
を2本具備した熱ラミネーターでは、シートSの表裏に
又はそのどちらか一面にラミネートすることが可能であ
る (効果) 熱ラミネーターの非常停止の際、圧着ローラとともにフ
ィルム、シートを熱ローラから瞬時に引き離すことがで
きるので、熱ローラにフィルム、シートが融着する不具
合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱ローラからフィルム及びシートを引き離した
状態の一部欠截正面図、第2図はラミネート状態の正面
図、第3図は熱ローラを除いた平面図である。 第4図は熱ローラが2本である場合の正面略図である。 1…エヤシリンダ(駆動装置) 3…軸受 5…引き離しローラ 21…熱ローラ 22…圧着ローラ F…フィルム S…シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧着ローラを回転自在に軸支して駆動装置
    により昇降する軸受に、熱ローラから圧着ローラを引き
    離すとき、フィルムとシートとを圧着ローラと同方向へ
    移動させる、回転自在な引き離しローラを取付けてなる
    熱ラミネーターに於ける安全装置。
JP8979888U 1988-07-05 1988-07-05 熱ラミネーターに於ける安全装置 Expired - Lifetime JPH0611200Y2 (ja)

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JPH0271627U JPH0271627U (ja) 1990-05-31
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