JPH06111157A - 光電式煙感知器 - Google Patents
光電式煙感知器Info
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- JPH06111157A JPH06111157A JP5578093A JP5578093A JPH06111157A JP H06111157 A JPH06111157 A JP H06111157A JP 5578093 A JP5578093 A JP 5578093A JP 5578093 A JP5578093 A JP 5578093A JP H06111157 A JPH06111157 A JP H06111157A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】発光素子の破損を防止するとともに設計通りの
取付を行なう。 【構成】暗箱内に発光素子収納部22を設け、 該収納
部22に発光素子30を収納した光電式煙感知器であっ
て、該発光素子30として、サイド発光式発光素子を用
いる。
取付を行なう。 【構成】暗箱内に発光素子収納部22を設け、 該収納
部22に発光素子30を収納した光電式煙感知器であっ
て、該発光素子30として、サイド発光式発光素子を用
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電式煙感知器に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光電式煙感知器は、ボディとカバ
ーの嵌合により筐体を形成し、このボディの底面部にプ
リント基板を配設するとともに、前記筐体の上面に開口
部を形成し、この開口部内に光学室台を配置して、この
光学台上に投光素子や受光素子を光軸が光学室台と略平
行になるように配設し、ラビリンス付上面板を筐体の上
面開口部を通して前記光学室台を覆うように被せ、この
ラビリンス付上面板の外周を防虫網で覆っている。(特
公昭63−34520号参照)
ーの嵌合により筐体を形成し、このボディの底面部にプ
リント基板を配設するとともに、前記筐体の上面に開口
部を形成し、この開口部内に光学室台を配置して、この
光学台上に投光素子や受光素子を光軸が光学室台と略平
行になるように配設し、ラビリンス付上面板を筐体の上
面開口部を通して前記光学室台を覆うように被せ、この
ラビリンス付上面板の外周を防虫網で覆っている。(特
公昭63−34520号参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光電式煙感知器
では、煙検出用発光素子として、上部が略半球状に形成
され、下端に下方へ延びる一対のリード端子を有する、
いわゆる砲弾型の発光ダイオードを使用している。この
砲弾型の発光ダイオードは、上部の略半球状部分から前
方(上方)へ赤外光などの光を放射するものである。そ
して、発光ダイオードは、暗箱内に煙検出用の光を、暗
箱の下面壁と略平行となるように、もしくは下面壁に対
してある角度を有して放射するように、発光ダイオード
の本体部分を寝かした状態で感知器内に配置されてい
る。このため、発光ダイオードは、そのリード端子を所
定角度に折り曲げて使用している。このように、従来の
感知器では、発光ダイオードのリード端子を折り曲げて
使用しているため、リード端子を所定角度に折り曲げる
作業が必要となるとともに、折り曲げの際に発光ダイオ
ードの本体部分に必要以上の力が加わり、素子を破壊し
たりする問題がある。また、発光ダイオードのリード端
子を折り曲げる際、全部の発光ダイオードのリード端子
を同じ角度で折り曲げることは困難で、折り曲げ角度に
ばらつきがあり、リード端子をプリント基板の配線に半
田付けする際に、取り付け高さがずれて、受光素子との
相対位置が狂い、感知器の煙検出感度が狂う問題があ
る。また、この取り付け高さの狂いを少なくするため、
暗箱等に素子保持部を設け、この素子保持部に発光ダイ
オードを挿入固定したり、あるいは、素子保持部に発光
ダイオードを載置し、押さえ板で固定しようとすると、
固定する際にリード端子に力が加わり、発光ダイオード
を破壊させたり、寿命を短くする問題がある。 更に、
リード端子を折り曲げる際、その付け根部分で折り曲げ
ることができないので、使用時における発光ダイオード
の全長(奥行き)が長くなり、暗箱を小型化しようとす
ると、直径方向に制約を受け、小型化に限界がある。
では、煙検出用発光素子として、上部が略半球状に形成
され、下端に下方へ延びる一対のリード端子を有する、
いわゆる砲弾型の発光ダイオードを使用している。この
砲弾型の発光ダイオードは、上部の略半球状部分から前
方(上方)へ赤外光などの光を放射するものである。そ
して、発光ダイオードは、暗箱内に煙検出用の光を、暗
箱の下面壁と略平行となるように、もしくは下面壁に対
してある角度を有して放射するように、発光ダイオード
の本体部分を寝かした状態で感知器内に配置されてい
る。このため、発光ダイオードは、そのリード端子を所
定角度に折り曲げて使用している。このように、従来の
感知器では、発光ダイオードのリード端子を折り曲げて
使用しているため、リード端子を所定角度に折り曲げる
作業が必要となるとともに、折り曲げの際に発光ダイオ
ードの本体部分に必要以上の力が加わり、素子を破壊し
たりする問題がある。また、発光ダイオードのリード端
子を折り曲げる際、全部の発光ダイオードのリード端子
を同じ角度で折り曲げることは困難で、折り曲げ角度に
ばらつきがあり、リード端子をプリント基板の配線に半
田付けする際に、取り付け高さがずれて、受光素子との
相対位置が狂い、感知器の煙検出感度が狂う問題があ
る。また、この取り付け高さの狂いを少なくするため、
暗箱等に素子保持部を設け、この素子保持部に発光ダイ
オードを挿入固定したり、あるいは、素子保持部に発光
ダイオードを載置し、押さえ板で固定しようとすると、
固定する際にリード端子に力が加わり、発光ダイオード
を破壊させたり、寿命を短くする問題がある。 更に、
リード端子を折り曲げる際、その付け根部分で折り曲げ
ることができないので、使用時における発光ダイオード
の全長(奥行き)が長くなり、暗箱を小型化しようとす
ると、直径方向に制約を受け、小型化に限界がある。
【0004】この発明は上記事情に鑑み、発光素子のリ
ード端子の折曲げに伴う前記問題を解決することを目的
とする。
ード端子の折曲げに伴う前記問題を解決することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、暗箱内に発
光素子収納部を設け、該収納部に発光素子を収納した光
電式煙感知器であって、該発光素子が、サイド発光式発
光素子であることを特徴とする光電式煙感知器、により
前記目的を達成しようとするものである。
光素子収納部を設け、該収納部に発光素子を収納した光
電式煙感知器であって、該発光素子が、サイド発光式発
光素子であることを特徴とする光電式煙感知器、により
前記目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】発光素子を収納部に収納すると、該発光素子は
所定位置にセットされるので、光軸の位置も設定通り
となる。
所定位置にセットされるので、光軸の位置も設定通り
となる。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。本体1は図11に示す様に構成されている。該本体
1の上面1aには、挿通孔2の付いた支持柱3と、プリ
ント基板10の位置決め用の突起9とが突設され、又、
該本体1の外周部には係止部4が設けられている。この
本体1の下面1bには、図2に示すような排水用の環状
溝1Rが形成されているが、この環状溝1Rは本体1の
外周縁部に形成した排水穴1Hと連通している。この本
体1の下面1bには、図12に示す導電性接続金具とし
ての刃金具5が固定される。該刃金具5は、固定部5a
と刃部5bとから構成されている。この固定部5aに
は、図9に示す端子ねじ6と螺合するねじ穴7が設けら
れている。また、刃部5は、図示しないベースの導電性
接続金具としての刃受金具と係合接続される。
る。本体1は図11に示す様に構成されている。該本体
1の上面1aには、挿通孔2の付いた支持柱3と、プリ
ント基板10の位置決め用の突起9とが突設され、又、
該本体1の外周部には係止部4が設けられている。この
本体1の下面1bには、図2に示すような排水用の環状
溝1Rが形成されているが、この環状溝1Rは本体1の
外周縁部に形成した排水穴1Hと連通している。この本
体1の下面1bには、図12に示す導電性接続金具とし
ての刃金具5が固定される。該刃金具5は、固定部5a
と刃部5bとから構成されている。この固定部5aに
は、図9に示す端子ねじ6と螺合するねじ穴7が設けら
れている。また、刃部5は、図示しないベースの導電性
接続金具としての刃受金具と係合接続される。
【0008】プリント基板10は、図10に示す様に構
成されている。該プリント基板10の上面10aには、
十字状の広い面積のシールド部11とチェック端子12
とシールド部11上に形成される光学台載置部13と表
示灯14とが設けられている。該プリント基板10の下
面10bには表面実装タイプの電気回路部品10eが設
けられている。又、該プリント基板10には、光学台4
0のフック48を通す挿通孔17が設けられ、下面10
b側の挿通孔17の周縁には前記フック48の係止部1
7aが設けられている。
成されている。該プリント基板10の上面10aには、
十字状の広い面積のシールド部11とチェック端子12
とシールド部11上に形成される光学台載置部13と表
示灯14とが設けられている。該プリント基板10の下
面10bには表面実装タイプの電気回路部品10eが設
けられている。又、該プリント基板10には、光学台4
0のフック48を通す挿通孔17が設けられ、下面10
b側の挿通孔17の周縁には前記フック48の係止部1
7aが設けられている。
【0009】光学台ホルダ20は図8、図16に示す様
に構成されている。該光学台ホルダ20は、L字状に形
成され、その一端部には該ホルダ20の中心に向かい順
次、発光素子収納部22とレンズ収納部23と発光窓部
24とが形成されており、又、他端部には、該ホルダ2
0の中心に向かい順次、受光素子収納部25とシールド
ケース収納部28と受光窓を備えた下部遮光壁29とが
形成されている。前記発光素子収納部22及び受光素子
収納部25の下部には、前記収納部22、25と連続す
る垂直状の挿通孔22a、25aが形成されている。該
ホルダ20の底面20aは、水平状であり、又、前記収
納部22、25の上面は開放されていて上側から発光素
子30、受光素子35が差し込めるようになっている。
に構成されている。該光学台ホルダ20は、L字状に形
成され、その一端部には該ホルダ20の中心に向かい順
次、発光素子収納部22とレンズ収納部23と発光窓部
24とが形成されており、又、他端部には、該ホルダ2
0の中心に向かい順次、受光素子収納部25とシールド
ケース収納部28と受光窓を備えた下部遮光壁29とが
形成されている。前記発光素子収納部22及び受光素子
収納部25の下部には、前記収納部22、25と連続す
る垂直状の挿通孔22a、25aが形成されている。該
ホルダ20の底面20aは、水平状であり、又、前記収
納部22、25の上面は開放されていて上側から発光素
子30、受光素子35が差し込めるようになっている。
【0010】図8、図15に示す様に、発光素子、例え
ば、LED30は光軸が軸心に対して直角方向に形成さ
れている所謂サイド発光式発光素子であり、その下部に
は垂直状のリード端子31が設けられている。この発光
素子を用いると、リード端子の折り曲げが不要となり、
取付作業が簡単となる。レンズ32の上部及び下部に
は、それぞれ支持部33、34が設けられている。受光
素子、例えば、PD35は光軸が軸心と直角方向であ
り、その下部には垂直状のリード端子36が設けられて
いる。シールドケース37は無塗装であり、その前面に
は受光窓38が形成されている。前記発光素子30、レ
ンズの支持部33、及びシールドケース37のそれぞれ
上面には、光学台40に圧接される当接部30a、33
a、37aが形成されている。
ば、LED30は光軸が軸心に対して直角方向に形成さ
れている所謂サイド発光式発光素子であり、その下部に
は垂直状のリード端子31が設けられている。この発光
素子を用いると、リード端子の折り曲げが不要となり、
取付作業が簡単となる。レンズ32の上部及び下部に
は、それぞれ支持部33、34が設けられている。受光
素子、例えば、PD35は光軸が軸心と直角方向であ
り、その下部には垂直状のリード端子36が設けられて
いる。シールドケース37は無塗装であり、その前面に
は受光窓38が形成されている。前記発光素子30、レ
ンズの支持部33、及びシールドケース37のそれぞれ
上面には、光学台40に圧接される当接部30a、33
a、37aが形成されている。
【0011】光学台40は図7、図14、図17、図1
8、に示す様に構成されている。光学台40の底面40
aには、下面が開放されている発光部収納部41と受光
部収納部42と遮光柱43とが設けられている。両収納
部41、42は前記光学台ホルダ20に対応して形成さ
れ、発光部収納部41の内面には、発光素子30に圧接
する当接部41aと、レンズ32を収納し該レンズ32
に圧接する溝部45が設けられている。受光部収納部4
2の内面には、下部遮光壁29と当接する上部遮光壁4
4と、シールドケース37に圧接する当接部42aとが
形成されている。光学台の底面40aには、前記発光部
収納部41と受光部収納部42とを挟む様にしてラビリ
ンス47が環状に配設されている。該ラビリンス47の
外周には、図6に示す防虫網46が設けられているが、
この防虫網46は環状壁49により支持されている。こ
の環状壁49は光学台40の側部に設けられ、かつ、そ
の先端49aはラビリンス47の下部側に位置してい
る。光学台40の側部には、円周方向に間隔をおいて3
本のフック48が設けられている。
8、に示す様に構成されている。光学台40の底面40
aには、下面が開放されている発光部収納部41と受光
部収納部42と遮光柱43とが設けられている。両収納
部41、42は前記光学台ホルダ20に対応して形成さ
れ、発光部収納部41の内面には、発光素子30に圧接
する当接部41aと、レンズ32を収納し該レンズ32
に圧接する溝部45が設けられている。受光部収納部4
2の内面には、下部遮光壁29と当接する上部遮光壁4
4と、シールドケース37に圧接する当接部42aとが
形成されている。光学台の底面40aには、前記発光部
収納部41と受光部収納部42とを挟む様にしてラビリ
ンス47が環状に配設されている。該ラビリンス47の
外周には、図6に示す防虫網46が設けられているが、
この防虫網46は環状壁49により支持されている。こ
の環状壁49は光学台40の側部に設けられ、かつ、そ
の先端49aはラビリンス47の下部側に位置してい
る。光学台40の側部には、円周方向に間隔をおいて3
本のフック48が設けられている。
【0012】光学台カバー50は図5、図13に示す様
に構成されている。光学台カバー50の上面中央側及び
外周側には円筒状部51、52が設けられ、又、その下
面には複数の突起部54が形成されている。この突起部
54はラビリンス47、発光部収納部41、受光部収納
部42のそれぞれの上面に形成されている嵌着孔47
b、41b、42bに嵌着される。
に構成されている。光学台カバー50の上面中央側及び
外周側には円筒状部51、52が設けられ、又、その下
面には複数の突起部54が形成されている。この突起部
54はラビリンス47、発光部収納部41、受光部収納
部42のそれぞれの上面に形成されている嵌着孔47
b、41b、42bに嵌着される。
【0013】保護カバー60は図1、図3、図4に示す
様に構成されている。この保護カバー60は鍔部61に
連結柱62を介して天板63に接続されている。該鍔部
61にはチェック棒挿通孔64及び表示灯穴66が設け
られ、又、該鍔部61と天板63との間には煙流入口6
5が設けられている。該鍔部61の外周縁には本体1の
係合部4に係止するフックが設けられている。
様に構成されている。この保護カバー60は鍔部61に
連結柱62を介して天板63に接続されている。該鍔部
61にはチェック棒挿通孔64及び表示灯穴66が設け
られ、又、該鍔部61と天板63との間には煙流入口6
5が設けられている。該鍔部61の外周縁には本体1の
係合部4に係止するフックが設けられている。
【0014】次に本実施例の作動について説明する。光
学台ホルダ20の挿通孔22aにリード端子31を挿入
して発光素子収納部22にサイド発光式発光素子30を
収納した後、レンズ32の支持部34をレンズ収納部2
3に収納する。この時、発光素子30とリード端子36
とは垂直状に保持される。挿通孔25aにリード端子3
6を挿入して受光素子収納部25に受光素子35を収納
する。この時、受光素子35とリード端子31とは垂直
状に保持される。又、シールドケース収納部28にシー
ルドケース37を嵌着し、受光素子35に被せ、シール
ドする。
学台ホルダ20の挿通孔22aにリード端子31を挿入
して発光素子収納部22にサイド発光式発光素子30を
収納した後、レンズ32の支持部34をレンズ収納部2
3に収納する。この時、発光素子30とリード端子36
とは垂直状に保持される。挿通孔25aにリード端子3
6を挿入して受光素子収納部25に受光素子35を収納
する。この時、受光素子35とリード端子31とは垂直
状に保持される。又、シールドケース収納部28にシー
ルドケース37を嵌着し、受光素子35に被せ、シール
ドする。
【0015】光学台ホルダ20を光学台40の底面40
aに差し込み、発光部収納部41に発光素子30を収納
し、受光部収納部42に受光素子35を収納する。
aに差し込み、発光部収納部41に発光素子30を収納
し、受光部収納部42に受光素子35を収納する。
【0016】この光学台40のフック48をプリント基
板10の挿通孔17に挿入し、該フック48を係止部1
7aに係合する。そうすると、光学台40は3本のフッ
ク48によりセンタリングされながら、その底面40a
が直接プリント基板10上に当接される。この状態にお
いて光学台40は、正確に光学台載置部13に位置せし
められ、又、光学台ホルダ20は光学台40とプリント
基板10により挟持される。
板10の挿通孔17に挿入し、該フック48を係止部1
7aに係合する。そうすると、光学台40は3本のフッ
ク48によりセンタリングされながら、その底面40a
が直接プリント基板10上に当接される。この状態にお
いて光学台40は、正確に光学台載置部13に位置せし
められ、又、光学台ホルダ20は光学台40とプリント
基板10により挟持される。
【0017】この時、光学台ホルダ20の発光素子30
の当接部30a、レンズ32の支持部33の当接部33
a、シールドケース37の当接部37aはそれぞれ光学
台内面の当接部41a、溝部45、当接部42aにより
押圧されるので、それらは正確に所定位置に配設され、
振動などがあってもその位置が狂うことはない。従っ
て、発光素子30と受光素子35の光軸Lは光学台40
の底面40aに平行な状態を常に維持することができ
る。この光軸Lは環状壁49の先端49aとほぼ同じ高
さに位置する。
の当接部30a、レンズ32の支持部33の当接部33
a、シールドケース37の当接部37aはそれぞれ光学
台内面の当接部41a、溝部45、当接部42aにより
押圧されるので、それらは正確に所定位置に配設され、
振動などがあってもその位置が狂うことはない。従っ
て、発光素子30と受光素子35の光軸Lは光学台40
の底面40aに平行な状態を常に維持することができ
る。この光軸Lは環状壁49の先端49aとほぼ同じ高
さに位置する。
【0018】ラビリンス47の外周に防虫網46を設
け、該防虫網46を環状壁49により支持する。その
後、光学台カバー50の突起部54をラビリンス47の
嵌着孔47b、発光部収納部41の嵌着孔41b、受光
部収納部42bに嵌着する。これにより、光学台40の
内部は暗くなり、所謂、暗箱が形成される。この時、シ
ールドケース37は光学台40の受光部収納部42と上
部遮光壁44及び光学台ホルダ20の下部遮光壁29と
により囲まれているので、煙監視空間Sに露出すること
はない。そのため、シールドケース37を無塗装にして
も、暗箱内の散乱光は該シールドケースにより反射され
ることはない。なお、この実施例では暗箱の内上面と内
下面との間の高さを十分確保できるとともに本体下面か
ら暗箱上面までの高さを低くすることができる。
け、該防虫網46を環状壁49により支持する。その
後、光学台カバー50の突起部54をラビリンス47の
嵌着孔47b、発光部収納部41の嵌着孔41b、受光
部収納部42bに嵌着する。これにより、光学台40の
内部は暗くなり、所謂、暗箱が形成される。この時、シ
ールドケース37は光学台40の受光部収納部42と上
部遮光壁44及び光学台ホルダ20の下部遮光壁29と
により囲まれているので、煙監視空間Sに露出すること
はない。そのため、シールドケース37を無塗装にして
も、暗箱内の散乱光は該シールドケースにより反射され
ることはない。なお、この実施例では暗箱の内上面と内
下面との間の高さを十分確保できるとともに本体下面か
ら暗箱上面までの高さを低くすることができる。
【0019】本体1の支持柱3にプリント基板10を載
置するとともに突起9の先端をプリント基板10の孔に
挿入し、挿通孔2、18に端子ねじ6を挿入する。その
後、該本体1の下面1bに刃金具5の固定部5aを当接
し、前記端子ねじ6を回転させてねじ穴7に装着して固
定する。保護カバー60を光学台カバー50に向かって
移動し、フック67を本体1の係止部4に係合せしめて
固定する。
置するとともに突起9の先端をプリント基板10の孔に
挿入し、挿通孔2、18に端子ねじ6を挿入する。その
後、該本体1の下面1bに刃金具5の固定部5aを当接
し、前記端子ねじ6を回転させてねじ穴7に装着して固
定する。保護カバー60を光学台カバー50に向かって
移動し、フック67を本体1の係止部4に係合せしめて
固定する。
【0020】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、光学台40の下面40aを直接プリ
ント基板10に固定する代わりに、下面に環状リングを
設け該リングをプリント基板10に当接させるようにし
てもよい。又、環状リングの代わりに複数、例えば、3
個の突起を円周方向に間隔をおいて配設してもよい。ま
た、チェック端子12は、プリント基板10上にプリン
トパターンで形成するようにしてもよく、保護カバー6
0のチェック棒挿通孔64は省略してもよい。また、導
電性接続金具として刃受金具などを用いてもよい。
ではなく、例えば、光学台40の下面40aを直接プリ
ント基板10に固定する代わりに、下面に環状リングを
設け該リングをプリント基板10に当接させるようにし
てもよい。又、環状リングの代わりに複数、例えば、3
個の突起を円周方向に間隔をおいて配設してもよい。ま
た、チェック端子12は、プリント基板10上にプリン
トパターンで形成するようにしてもよく、保護カバー6
0のチェック棒挿通孔64は省略してもよい。また、導
電性接続金具として刃受金具などを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、発
光素子のリード端子を折り曲げる必要はない。そのた
め、該リード端子の折り曲げに伴い従来の問題点を解決
することができる。従って、発光素子を破壊したりせず
に設計通りに取り付けることができるので、使用寿命が
長く、かつ、煙検出感度の良好な感知器を得ることがで
きる。
光素子のリード端子を折り曲げる必要はない。そのた
め、該リード端子の折り曲げに伴い従来の問題点を解決
することができる。従って、発光素子を破壊したりせず
に設計通りに取り付けることができるので、使用寿命が
長く、かつ、煙検出感度の良好な感知器を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す底面図である。
【図3】図1のA−A線断面拡大図である。
【図4】本発明の保護カバーを示す斜視図である。
【図5】本発明の光学台カバー等を示す斜視図である。
【図6】本発明の防虫網を示す斜視図である。
【図7】本発明の光学台を示す斜視図である。
【図8】本発明の光学台ホルダ等を示す斜視図である。
【図9】本発明の端子ねじを示す斜視図である。
【図10】本発明のプリント基板を示す斜視図である。
【図11】本発明の本体を示す斜視図である。
【図12】本発明の刃金具を示す斜視図である。
【図13】本発明の図1のA−A線断面における光学台
カバーを示す断面図である。
カバーを示す断面図である。
【図14】本発明の図1のA−A線断面における光学台
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図15】本発明の図1のA−A線断面におけるシ−ル
ドケース、レンズ、発光素子、受光素子を示す断面図で
ある。
ドケース、レンズ、発光素子、受光素子を示す断面図で
ある。
【図16】本発明の図1のA−A線断面における光学台
ホルダを示す断面図である。
ホルダを示す断面図である。
【図17】本発明の光学台の平面図である。
【図18】本発明の光学台の底面図である。
1 本体 5 刃金具(導電性接続金具) 10 プリント基板 20 光学台ホルダ 30 発光素子 35 受光素子 37 シールドケース 40 光学台 46 防虫網 47 ラビリンス 50 光学台カバー 60 保護カバー
Claims (5)
- 【請求項1】暗箱内に発光素子収納部を設け、 該収納
部に発光素子を収納した光電式煙感知器であって、該発
光素子が、サイド発光式発光素子であることを特徴とす
る光電式煙感知器。 - 【請求項2】サイド発光式発光素子のリード端子が、光
軸に対して直角方向に配設されていることを特徴する請
求項1記載の光電式煙感知器。 - 【請求項3】発光素子収納部が垂直状の挿通孔と連続し
ていることを特徴とする請求項1記載の光電式煙感知
器。 - 【請求項4】サイド発光式発光素子が、光学ホルダの発
光素子収納部に収納され、又、該光学台ホルタ゛が、下
面側が開放されている光学台の受光部収納部に下側から
挿入されていることを特徴とする請求項1記載の光電式
煙感知器。 - 【請求項5】サイド発光式発光素子の頭部が、光学台の
内面に当接することを特徴とする請求項1記載の光電式
煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05578093A JP3188988B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 光電式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05578093A JP3188988B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 光電式煙感知器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13153692A Division JP3225300B2 (ja) | 1992-04-25 | 1992-04-25 | 光電式煙感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111157A true JPH06111157A (ja) | 1994-04-22 |
JP3188988B2 JP3188988B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=13008414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05578093A Expired - Fee Related JP3188988B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 光電式煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3188988B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100453489B1 (ko) * | 2001-04-24 | 2004-10-15 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 화재 감지기 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP05578093A patent/JP3188988B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100453489B1 (ko) * | 2001-04-24 | 2004-10-15 | 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 | 화재 감지기 |
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JP3188988B2 (ja) | 2001-07-16 |
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