JPH0611083B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0611083B2
JPH0611083B2 JP62088178A JP8817887A JPH0611083B2 JP H0611083 B2 JPH0611083 B2 JP H0611083B2 JP 62088178 A JP62088178 A JP 62088178A JP 8817887 A JP8817887 A JP 8817887A JP H0611083 B2 JPH0611083 B2 JP H0611083B2
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JP
Japan
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antenna
film base
terminals
terminal
leaf spring
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JP62088178A
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JPS63254803A (ja
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和彦 田村
敦 佐藤
豊 相沢
令行 鈴木
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019870012070A priority patent/KR900009111B1/ko
Priority to EP87116278A priority patent/EP0274592B1/en
Priority to DE87116278T priority patent/DE3787964T2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、例えばFM放送あるいはテレビジョン放送を
受信するアンテナ装置に関する。
[従来技術とその欠点] 従来、FM放送又はテレビジョン放送を受信する室内ア
ンテナとしては、ステレオチューナやテレビジョン受像
機の上面に設置して使用する卓上形のアンテナが主流を
占めている。
しかしながら、卓上アンテナにあっては通常金属から成
るアンテナ素子が使用されており、冷たい外観イメージ
を与え、又、大きさについては立体的であるためかさば
るイメージを与え、さらに何かの弾みでぶつかるとアン
テナが転倒するなど、室内のインテリアとしても、スペ
ース的にも邪魔者扱いされていた。
又、ステレオチューナにはいわゆるT字形アンテナと称
されるフィーダアンテナが付属されていることが多かっ
た。
しかし、T字形のフィーダアンテナにあっては横寸法が
大きく、かつ電線であるからピンと張っても途中でたれ
さがったり、部屋のコーナーなどでは折れ曲がって設置
せざるを得ず、これまた室内のインテリアを害する要因
が大きかった。
さらに、卓上形アンテナにあっては設置場所がFMチュ
ーナ又はテレビジョン受像機上に限られるため、電波の
乱れている部屋の中では十分な受信感度が得られない欠
点があった。また、T字形のフィーダアンテナについて
も横寸法が大きい為、結局は設置場所がカーテンレール
に添わせるとか限定される為に好ましいとは言えなかっ
た。
[発明の目的] 本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、設置場所が
FMチューナやテレビジョン受信機の上に限られること
なく、良好な受信感度を得ることが可能となるアンテナ
装置を提供することを目的とする。
[発明の要点] すなわち、本発明に係わるアンテナ装置は、絶縁性フィ
ルム基台と、このフィルム基台面に金属箔を用いて定着
形成されたアンテナパターンと、上記アンテナパターン
の給電端子に圧接される板バネとフィーダ線が接続され
る出力端子との間にコンデンサを接続し、上記板バネと
上記出力端子とを閉成する第1位置及び上記板バネと上
記出力端子とを開成する第2位置とを切換えるスライド
スイッチを有する給電箱と、上記フィルム基台の裏面に
当接され前記給電箱の凹部に押圧固着される凸部を有す
る裏面当板とから成り、更に給電箱にはスライド端子を
設けてスイッチを構成し、アンテナの受信感度を切換え
るもので、インテリアとしての実用価値、そして設置場
所の融通性を高めた、いうなれば遊びの要素をふんだん
に有するものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
1図はその外観構成を示す図である。同図において、11
はポリエステル、ポリイミド、ナイロン、塩化ビニール
等の何れからなる絶縁性フィルム基台であり、このフィ
ルム基台11には、FM受信用のアンテナパターン12a、1
2bが定着形成されている。このアンテナパターン12b、1
2aはアルミ箔あるいは銅箔等の金属箔からなり、通常、
圧延行程によって金属箔とポリエステルなどのフィルム
基台が接着され、次にエッチングにより最終的なアンテ
ナ形状を得ることができる。また、13は給電箱、14はス
イッチつまみ、15は給電線、16はFMチューナのアンテ
ナ端子に接続される先開端子である。
次に第2図を参照して上記給電箱13及びスイッチつまみ
14の詳細な構成について説明する。第2図は給電箱13の
一部破断図である。同図において17、17′は板バネ、1
8、18′は出力端子、19、19′はスライド端子である。
スライド端子19、19′はスイッチつまみ14を矢印の方へ
移動させると板バネ17、17′と出力端子18、18′との接
触がOFFされるようになっている。
また、20、20′はコンデンサ、コンデンサ20、20′はそ
れぞれ板バネ17、17′と出力端子18、18′との間に接続
されている。そして、スイッチつまみ14を矢印の方へ移
動させてスライド端子19、19′が板バネ17、17′と出力
端子18、18′接触しないようにすると、板バネ17、17′
と出力端子18、18′とはコンデンサ20、20′が直列に接
続された状態(第2位置)となる。一方、スイッチつま
み14を移動させない場合は、スライド端子19、19′によ
って板バネ17、17′と出力端子18、18′が導通された状
態(第1位置)となっているのでコンデンサの端子が短
絡された状態となり、コンデンサ20、20′は動作しなく
なる。また、21はコンデンサであり、このコンデンサ21
は出力端子18、18′に常に接続されている。
尚、板バネ17、17′は第2図(B)に示すようにフィル
ム基台11に定着形成されているアンテナパターン12a、1
2bの給電端子22、22′(22′のみ図示している)に押圧
接触されている。ここで、第2図(B)は第2図(A)
のA−A断面図であり、給電箱13がフィルム基台11に取
付けられている状態を側面から見た一部破断図である。
同図において、23は裏面当板である。裏面当板には四つ
の凸部が形成されており、給電箱13に形成されている四
つの凹部に押圧固着されるようになっている。そして、
フィルム基台11には、前記四つの凸部24が貫通する通穴
が設けられている。つまり、フィルム基台11は裏面当板
23と給電箱13によってサンドイッチのようにはさまれて
固定される。
第3図(A)は裏面当板23の凸部24が設けられている状
態を示す図、第3図(B)は給電箱13に凹部25が設けら
れている状態を示す図、第4図はフィルム基台11の通穴
26が設けられている状態を示す図である。
次に、上記のように構成された本発明のアンテナ装置の
動作について説明する。まず、アンテナパターン12a、1
2bは延長コイル部を有するダイポールアンテナとなって
いるため、指向性は第5図に示すように8字形の特性と
なる。
まず、スイッチつまみ14を第2図の矢印の方へ移動させ
て板バネ17、17′と出力端子18、18′とを接続させない
ようにすると、アンテナパターンの給電端子22、22′に
はコンデンサ20、20′が直列に接続されているから、ア
ンテナの誘導性リアクタンスがコンデンサ20、20′容量
性リアクタンスに打ち消されて共振周波数が高い周波数
へ移動する。
一方、スイッチつまみ14を図示の位置に戻すと、スライ
ド端子19、19′によって板バネ17、17′と出力端子18、
18′とが接続されるため、コンデンサ20、20′は動作し
なる。このため、アンテナの誘導性リアクタンスがコン
デンサ20、20′の容量性リアクタンスに打ち消されるこ
とはない。
この様子を第6図にスミス図表に示す。第6図において
特性線図Aはアンテナパターン12a、12bの給電端子22、
22′におけるインピーダンス特性であり、特性線図Bは
コンデンサ21が出力端子に接続されたときのインピーダ
ンス特性であり、特性線図Cはコンデンサ20、20′が直
列に接続されたときのインピーダンス特性である。従っ
て、コンデンサ20,20′が直列に接続された場合には共
振周波数が高い周波数へ移動する。尚、コンデンサ20、
20′は約47pFの値のものを使用している。
従って、受信する周波数によってスイッチつまみ14を切
換えて使用することができる。第7図には、上記インピ
ーダンス特性に対応する動作利得特性線図を示す。同図
において、特性線図はスイッチつまみ14を移動して共
振周波数を高い周波数とした場合を示し、特性線図は
低い周波数に同調している場合を示す。
フィルム基台11と給電箱13と裏面当板23は使用する際に
嵌合させて組立てるようになっており、アンテナパター
ン12a、12bの給電端子22、22′に板バネ17、17′が接触
にて給電される方式となっているので収容に便利であ
る。
なお、金属箔の代わりに銀やカーボンのペーストを用い
てシルクスクリーンによる印刷によってアンテナパター
ンを形成しても良い。
次に、第8図に本発明のアンテナ装置をUHF及びVH
F用に適用した場合を示す。第8図はUHF用及びVH
F用のアンテナパターンを示す。同図において、31はU
HF用アンテナパターン、32、32′はその給電端子、3
3、33′はVHF用のアンテナパターン、34、34′はイ
ンピーダンス整合用のパターン、35、35′は給電端子、
36は裏面当板の凸部の通穴である。
第9図は給電箱の一部破断図である。同図において、37
は板バネ、38、38′はスライド端子、39、39′は出力端
子、40はVHF用給電線、41はUHF用給電線、42、4
2′はVHF用先開端子、43、43′はUHF用先開端子
である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、絶縁性のフィルム基台面
に金属箔を用いてアンテナパターンを定着形成すると共
に、切換えスイッチによって受信周波数に感度を合せる
こと可能であるから最良の受信感度を得ることができ、
フィルム基台と給電箱は組立式であるから、フィルム基
台は筒形に丸めて小さくして箱に収容できるので梱包も
小さくなる利点を有するアンテナ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフィルム基台に形成し
たFM用のアンテナパターン図、第2図(A)は給電箱
の一部破断図、第2図(B)は第2図(A)の給電箱の
A−A線に添った断面図、第3図(A)は裏面当板の側
面図、第3図(B)は給電箱の裏面図、第4図は基台の
通穴を示す図、第5図は指向性図、第6図はインピーダ
ンス特性を示すスミス図、第7図は動作利得特性図、第
8図はUHF及びVHF用のアンテナパターンを示す
図、第9図(A)はUHF及びVHF用給電箱の一部破
断図、第9図(B)は第9図(A)のUHF及びVHF
用給電箱のA−A断面図である。 11……フィルム基台、12a、12b、31、33、33′……アン
テナパターン、13……給電箱、14……スイッチつまみ、
15、40、41……給電箱、16、42、42′、43、43′……先
開端子、17、17′、37……板バネ、19、19′、38、38′
……スライド端子、18、18′、39、39′……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 令行 埼玉県大宮市蓮沼1406番地 八木アンテナ 株式会社大宮工場内 (56)参考文献 実開 昭60−134309(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性フィルム基台と、 このフィルム基台面に金属箔を用いて定着形成されたア
    ンテナパターンと、 上記アンテナパターンの給電端子に圧接される板バネと
    フィーダ線が接続される出力端子との間にコンデンサを
    接続し、上記板バネと上記出力端子とを閉成する第1位
    置及び上記板バネと上記出力端子とを開成する第2位置
    とを切換えるスライドスイッチを有する給電箱と、 上記フィルム基台の裏面に当接され前記給電箱の凹部に
    押圧固着される凸部を有する裏面当板とを具備したこと
    を特徴とするアンテナ装置。
JP62088178A 1986-11-07 1987-04-10 アンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0611083B2 (ja)

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JP62088178A JPH0611083B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 アンテナ装置
KR1019870012070A KR900009111B1 (ko) 1986-11-07 1987-10-30 필름형 안테나 장치
EP87116278A EP0274592B1 (en) 1986-11-07 1987-11-05 Flat antenna apparatus
DE87116278T DE3787964T2 (de) 1986-11-07 1987-11-05 Flache Antennenvorrichtung.
US07/434,573 US4987424A (en) 1986-11-07 1989-11-13 Film antenna apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP62088178A JPH0611083B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 アンテナ装置

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JPS63254803A JPS63254803A (ja) 1988-10-21
JPH0611083B2 true JPH0611083B2 (ja) 1994-02-09

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