JPH06110810A - 共有資源管理方式 - Google Patents

共有資源管理方式

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JPH06110810A
JPH06110810A JP4277753A JP27775392A JPH06110810A JP H06110810 A JPH06110810 A JP H06110810A JP 4277753 A JP4277753 A JP 4277753A JP 27775392 A JP27775392 A JP 27775392A JP H06110810 A JPH06110810 A JP H06110810A
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JP4277753A
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Inventor
Haruhiko Tomita
春彦 冨田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共有資源の貸与後の残量が要求可能最大量を
下回った時点で、いかなる量の要求も受け付けないよう
にすることにより、複数クライアントの要求に対して平
等に資源の貸与を行う。 【構成】 データ処理装置は、共通の伝送媒体に接続さ
れた共有記憶装置を持っている。そして、データ処理装
置からのデータ転送要求は、その転送要求量と一回の転
送で受け付け可能な最大転送要求量とが比較され、比較
結果に基づいて転送要求を受け付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送媒体に接続されて
いる共有のメモリファイル装置、あるいはキュー等の有
限量の共有記憶資源を、複数のクライアントからの非同
期的な要求に応じて貸与するサーバ上の共有資源管理方
式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、伝送媒体に接続された
サーバ上に設けられた有限量の記憶資源を同じ伝送媒体
に接続されている複数のクライアントが共同で使用して
いた。クライアントの要求に対して、サーバは、共有記
憶資源に残量が存在する限り、または所定の残量を下回
らない限り、クライアントの要求に応じた要求量の資源
を貸与していた。たとえば、特開昭63−41964号
公報に示す技術では、共有される資源をキューとして、
キューの割当て量が所定数Aを越えた場合に、所定数A
より小さい所定数Bに減少するまで割当ての要求を破棄
する。その他に、伝送媒体に接続されたサーバ上に設け
られた共有記憶資源を同じ伝送媒体に接続された複数の
クライアントが共同で使用するものとして、たとえば特
開平4−155558号、および特開平4−57247
号として出願されている。
【0003】図7(イ)ないし(ヌ)は共有資源の一例
であるメモリの残量と転送されるデータ量とによって転
送要求が受け付けられるか否かを図で表したものであ
る。図7(イ)において、クライアントAは、データ量
200というデータ1を外部記憶装置に転送する要求を
行なったとする。そして、図7(イ)は、図示されてい
ない外部記憶管理制御装置によって、メモリ残量100
とデータ量200とを比較した結果データ1の量が多い
ため受け付けを破棄したこと(×印)を表している。図
7(ロ)はメモリからデータ量50が削除されたことを
表している。図7(ハ)はメモリ残量が150に増加し
た結果、クライアントAの転送要求を行なっているデー
タ1のデータ量200と比較した結果、メモリ残量が未
だ不足しているため転送要求を破棄したこと(×印)を
表している。
【0004】図7(ニ)はクライアントBからデータ2
というデータ量120の転送要求があると、メモリ残量
150と比較し、メモリ残量に余裕があるため、クライ
アントBからの転送要求を受け付けたこと(〇印)を表
している。そして、図7(ニ)に示すように、メモリ残
量が30と減少する。図7(ホ)において、メモリ量4
0だけ削除され、図7(ヘ)に示すようにメモリ残量が
70に増加しても、クライアントAのデータ1は、転送
要求が受け付けられない(×印)。しかし、図7(ト)
に示すクライアントCのデータ3のようにメモリ残量よ
り少ない量のデータの場合は、転送要求が受け付けられ
る(〇印)。
【0005】図7(チ)において、クライアントCの転
送要求が受け付けられた後のメモリ残量は20となり、
この時メモリ量200が削除されたとする。図7(リ)
に示すように、メモリ残量は、220となる。この時、
クライアントAからデータ量200の転送要求がある
と、メモリ残量の方が大きいためこれを受け付ける(〇
印)。そして、メモリ残量は、図7(ヌ)に示すように
20となるが、クライアントDからの転送要求データ量
が10であれば、メモリ残量20より少ないため、これ
を受け付ける(〇印)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7から判るように、
クライアントAからの大きいデータ量は、メモリ残量を
越えるため、転送要求が受け付けられない。しかし、ク
ライアントBないしクライアントDのデータ量は、メモ
リ残量より少ないため、クライアントAより後にファイ
ルの転送要求を行なったにもかかわらず、転送要求が受
け付けられる。また、途中にメモリ削除があっても、少
ない量のため、データ量の大きいクライアントAからの
要求は、何時になっても受け付けられないことがある。
すなわち、大きいデータ量を先に要求したクライアント
は、少ないデータ量を要求した後のクライアントより、
転送要求の受け付けられる確率が減少し、クライアント
間に不公平が生じた。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、共有記憶資源の貸与後の残量が要求可能最
大量を下回った時点で、いかなる量の要求も受け付けな
いようにすることにより、複数クライアントの要求に対
して平等に記憶資源の貸与を行う共有資源管理方式を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の共有資源管理方式におけるデータ処理装置
(図1の11、図4の14)は、共通の伝送媒体(図1
および図4の13)に接続された共有記憶手段(図1お
よび図4の4、図4の6−1、6−2)を持ち、前記伝
送媒体(13)を介して受信したデータの転送要求に対
して、一回の転送で受け付け可能な最大転送要求量以上
の残量が前記共有記憶手段(4、6−1、6−2)にあ
るか否かを判断し、最大転送要求以上の残量がある場合
に転送要求を受け付け、残量が最大転送要求量を下回る
場合に受け付けを拒否することを特徴とする。
【0009】
【作 用】クライアント側が共通の伝送媒体を介して
共有の記憶装置を持つデータ処理装置(サーバ側)に対
して転送要求を行なう。たとえば、サーバ側では、一回
の転送で受け付け可能な最大転送要求量(要求可能最大
量)が予め設定されている。そして、サーバ側では、共
有の記憶装置に格納できる総量から、要求可能最大量を
差し引いた値を、貸与可能な資源の残量として記憶装置
上に常に保持している。すなわち、データ処理装置は、
記憶装置の記憶できる残量が前記要求可能最大量を下回
った時点から、資源の使用を終えて解放・返却すること
によって資源の残量が増加し、要求可能最大量を上回る
まで、いかなる量の要求も受け付けないようにする。し
たがって、データ処理装置から転送要求されるデータ量
の多少に関係のない一定量によって受け付けるか否かを
決定するため、伝送媒体に接続されたデータ処理装置
は、ファイルの転送を受け付ける際に全て平等になる。
【0010】
【実 施 例】図1は本発明の共有資源管理方式におけ
るファイル転送システムのブロック構成図の一例であ
る。ファイル転送システム11は、伝送媒体13を介し
て接続されているワークステーション12、12′、・
・・からファイル転送要求等のコマンドやファイル等を
送受信する送受信部111と、前記コマンドやファイル
の受信処理を行なう受信処理部112と、外部記憶装置
を管理する外部記憶管理部113と、外部記憶装置4と
から構成される。受信処理部112は、ファイル転送要
求のコマンドを解析するコマンド解析処理部1121
と、ワークステーション12からのファイル転送要求や
ファイル転送要求に対する受け付け結果等を管理するフ
ァイル転送要求管理部1122と、ファイル転送要求毎
にファイル受信プロセスを生成するファイル受信プロセ
ス生成処理部1123と、共有記憶資源である外部記憶
装置4にファイル転送するためにファイルを受信処理す
るファイル受信処理部1124とから構成されている。
【0011】外部記憶管理部113は、前記ファイル転
送要求に対して受信の可否を受け付ける受信可否受け付
け処理部1131と、外部記憶装置4におけるメモリ残
量を管理する記憶容量管理部1132と、受信処理部1
12に対して、ファイル転送要求の可否を通知するファ
イル転送通知処理部1133とから構成される。また、
上記記憶容量管理部1132は、クライアントの転送要
求に対する不公平を無くすために、指定した状態設定フ
ァイルを読み込んで、転送可能なファイルの最大サイズ
を予め認識しておく。そして、上記記憶容量管理部11
32は、外部記憶装置4におけるメモリ残量と前記転送
可能なファイルの最大サイズとを比較する。
【0012】図1および図7を参照しつつ具体的なファ
イルの転送要求について説明する。クライアントAがデ
ータ1というデータ量200の転送要求を行なったとす
る。また、記憶容量管理部1132において、たとえば
予め認識されている転送可能なファイルの最大サイズは
200とする。クライアントAからのデータ転送要求
は、伝送媒体13を介してファイル転送システム11の
送受信部111で受信される。送受信部111で受信し
たファイル転送要求は、受信処理部112のコマンド解
析処理部1121によってクライアントAから送られて
きたコマンドがデータ量200というファイルの転送要
求であることが解析される。ファイル転送要求管理部1
122は、外部記憶管理部113の記憶容量管理部11
32に対して外部記憶装置4のメモリ残量を知らせるよ
うな要求を行なう。図7(イ)に示すように、外部記憶
装置4にメモリ残量が100である場合、記憶容量管理
部1132は、メモリ残量100と転送可能なファイル
の最大サイズ200とを比較する。そして、この記憶容
量管理部1132の判定結果は、受信処理部112に送
信される。
【0013】図7(ハ)に示すように、クライアントA
からのデータ量200は、メモリ残量が150に増加し
ても、転送可能なファイルの最大サイズ200より小さ
いため転送要求が拒否される。次に、図7(ニ)に示す
ように、クライアントBからのデータ量120というフ
ァイル転送要求があったとする。データ量120は、外
部記憶装置4のメモリ残量150より少ないが、記憶容
量管理部1132は、転送可能なファイル最大サイズ2
00と比較しているため、転送要求を受け付けない。こ
の時、図7(ヘ)に示すように、クライアントAのデー
タ量200は、メモリ残量が190に増加しても転送要
求を受け付けない。その後、図7(ト)に示すように、
クライアントCからデータ量50というファイル転送要
求があったとする。このデータ量50は、外部記憶装置
4のメモリ残量190より遙に少ないが、記憶容量管理
部1132は、転送可能なファイル最大サイズ200と
比較しているため、転送要求を受け付けない。この時、
図7(チ)(リ)に示すように、外部記憶装置4のメモ
リ削除がメモリ量200あったとする。そして、この時
の転送可能なファイル最大サイズ200がメモリ残量3
90より少ないため、記憶容量管理部1132は、クラ
イアントAからのファイル転送要求を受け付けてもよい
と判定し、この結果を受信処理部112に知らせる。受
信処理部112のファイル受信処理部1124は、クラ
イアントAからのファイル転送を受信するための処理を
行なう。その後、クライアントDからデータ量10のフ
ァイル転送要求があったとする。前記同様にメモリ残量
が転送可能なファイルの最大サイズを下回っているため
ファイル転送は受け付けられない。
【0014】以上のように、転送要求をクライアントA
より後にしたデータ量が少ないクライアントB、Cは、
クライアントAより先に受け付けられることがない。ま
た、クライアントB、Cより後にファイル転送要求をし
たクライアントDは、クライアントB、Cより先に受け
付けられることがない。したがって、メモリ残量と予め
認識しておく転送可能なファイルの最大サイズと比較し
ているため、クライアント間に不公平が発生しない。
【0015】図2は図1で述べたファイル転送システム
をプロセスによる実現例で説明するための図である。図
2に示すファイル転送システム11は、受信処理部11
2に対応するファイル転送要求管理プロセス1、および
ファイル受信プロセス2と、外部記憶部に対応する外部
記憶管理プロセス3とによって表現することができる。
上記ファイル転送要求管理プロセス1は、ワークステー
ション12からファイル転送要求を受け付けるファイル
転送要求管理部(図1の1122)と、受け付けられた
ファイル転送要求毎にファイル受信プロセス2−1、フ
ァイル受信プロセス2−2、ファイル受信プロセス2−
3、・・・を分岐生成させるファイル受信プロセス生成
処理部(図1の1123)とから構成される。ファイル
受信プロセス2は、外部記憶管理プロセス3にファイル
受信の可否を問い合わせ、およびその問い合わせ結果の
受け付け、あるいはワークステーション12からのファ
イルを受信したり、あるいはワークステーション12に
対してファイル受信不可通知を行なうファイル受信処理
部(図1の1124)から構成される。外部記憶管理プ
ロセス3は、ファイル受信プロセス2から送られるファ
イル受信可否の問い合わせを受け付ける受信可否受け付
け処理部(図1の1131)と、ファイル受信プロセス
2によって受信したファイルが外部記憶装置4に格納で
きるか否かを管理する記憶容量管理部(図1の113
2)と、ファイルの転送可否をファイル受信プロセスに
通知するファイル転送通知処理部(図1の1133)と
から構成される。そして、ファイル転送システム11
は、複数のワークステーション12と共に、ネットワー
ク13に接続されている。また、ワークステーション1
2は、コンピュータからなるデータ処理装置である。
【0016】図3は本発明の一実施例である図2に示す
ファイル転送システムのフローチャートである。また、
図3において、図3の1と図3の2とがAとA、Bと
B、CとCにおいて接続される。図3に示すフローチャ
ートを参照しつつ本実施例を説明する。ファイル転送シ
ステム11は、ネットワーク13に接続されているワー
クステーション12からファイル転送を受け付け、ファ
イルを外部記憶装置4に格納するものである。また、フ
ァイル転送システム11は、転送可能なファイルの最大
サイズを指定した状態設定ファイルを記憶容量管理部1
132に読み込んで、転送可能なファイルの最大サイズ
を予め認識しておく。ファイル転送要求管理プロセス1
におけるファイル転送要求管理部1122は、ネットワ
ーク13に接続されているワークステーション12から
のファイル転送要求を待っている(ステップ211)。
ファイル転送要求管理部1122は、ワークステーショ
ン12からのファイル転送要求を受け付けることによっ
て、ファイル受信プロセス生成処理部1123に対して
ファイル受信プロセス2−1を分岐生成するように要求
する(ステップ212)。また、ファイル転送要求管理
部1122は、ファイル受信プロセス2−1を生成した
後、次のファイル転送要求に備える。すなわち、ファイ
ル転送要求管理部1122は、複数の非同期なファイル
転送要求を受け付ける事が可能となる。
【0017】ファイル転送要求管理部1122によって
生成されたファイル受信プロセス2−1は、外部記憶管
理プロセス3に、ファイル受信の可否を問い合わせる
(ステップ213)。外部記憶管理プロセス3における
受信可否受け付け処理部1131は、ファイル受信プロ
セス2−1からファイル受信可否の問い合わせを待って
いる(ステップ214)。そして、外部記憶管理プロセ
ス3は、ファイル受信プロセス2−1からの転送要求を
受けたら、記憶容量管理部1132によって外部記憶装
置4の空き容量を調べるように要求する(ステップ21
5)。記憶容量管理部1132は、転送可能なファイル
の最大サイズを指定した状態設定ファイルに記述されて
いるファイルの最大サイズと外部記憶装置4の空き容量
とを比較する(ステップ216)。
【0018】そして、記憶容量管理部1132は、外部
記憶装置4の空き容量が予め設定されている要求可能な
ファイルの最大サイズを上回っている場合、「ファイル
転送可」をファイル受信プロセス2−1に通知する(ス
テップ217)。ステップ216の比較において、記憶
容量管理部1132は、外部記憶装置4の空き容量が予
め設定されている要求可能なファイルの最大サイズを下
回っている場合、「ファイル転送不可」をファイル転送
通知処理部1133に通知する(ステップ218)。フ
ァイル転送通知処理部1133がステップ217および
218の通知を行なった後、受信可否受け付け処理部1
131は、ファイル受信プロセス2−1からのファイル
受信可否の問い合わせを待つ。
【0019】ファイル受信プロセス2−1におけるファ
イル転送要求管理部1122は、ファイル受信可否の問
い合わせ結果を待っている(ステップ219)。そし
て、ファイル受信プロセス2−1は、外部記憶管理プロ
セス3におけるファイル転送通知処理部1133からの
「ファイル転送可」の通知か、あるいは「ファイル転送
不可」の通知かを調べる(ステップ220)。また、フ
ァイル受信プロセス2−1におけるファイル受信処理部
1124は、外部記憶管理プロセス3におけるファイル
転送通知処理部1133から「ファイル転送可」を受け
た場合、ワークステーション12からのファイルを受信
する(ステップ221)。ファイル受信プロセス2−1
におけるファイル転送要求管理部1122は、外部記憶
管理プロセス3におけるファイル転送通知処理部113
3から「ファイル転送不可」の通知を受けた場合、ワー
クステーション12に対してファイル転送不可を通知す
る(ステップ222)。
【0020】以上のように、ワークステーション12か
らのファイル転送要求は、そのファイルサイズに関係の
ない予め設定された要求可能なファイルの最大サイズと
比較して、ファイル転送の可否を決定するため、ワーク
ステーション12からのファイルサイズによってファイ
ル転送が可能になったり、あるいは不可になるようなこ
とがない。
【0021】図4は本発明の他の実施例であるプリンタ
・ゲートウエイ・システムのブロック構成図である。プ
リンタ・ゲートウエイ・システム14は、図1で述べた
同様の機能を持つ送受信部111および受信処理部11
2と、後述する外部記憶装置4と、共有資源管理部5
と、キューイング処理部6と、キュー6−1、6−2
と、フリーキュー7とから構成されている。
【0022】図5は図4で述べたプリンタ・ゲートウエ
イ・システムの具体例を説明するために受信処理部等を
プロセスとして表現した図である。したがって、図4に
示す受信処理部112は、図5に示すファイル転送要求
管理プロセス1とファイル受信プロセス2とに対応す
る。同様に、共有資源管理部5と共有資源管理プロセス
5、キューイング処理部6とキューイングプロセス6と
がそれぞれ対応する。
【0023】受信処理部112は、ファイル転送要求の
コマンドを解析するコマンド解析処理部1121と、ワ
ークステーション12からファイル転送要求を受け付け
るファイル転送要求受け付け処理部1122と、受け付
けられたファイル転送要求毎にファイル受信プロセス2
−1、ファイル受信プロセス2−2、ファイル受信プロ
セス2−3、・・・を分岐生成させるファイル受信プロ
セス生成処理部1123と、転送されるファイルを受信
処理するファイル受信処理部1124とから構成され
る。ファイル受信処理部1124は、共有資源管理部5
にファイル受信の可否を問い合わせたり、あるいはその
問い合わせ結果を受け付けるファイル受信問い合わせ処
理部と、ワークステーション12からのファイルを受信
したり、あるいはワークステーション12に対してファ
イル受信不可通知を行なうファイル受信部と、キューイ
ングプロセス6に対して送信先プリンタのアドレスを通
知するアドレス通知処理部とから構成される。
【0024】共有資源管理部5は、受信処理部112か
ら送られるファイル受信可否の問い合わせを受け付ける
ファイル受信可否受け付け処理部1141と、転送され
るファイルが外部記憶装置4に格納できるか否かを管理
する記憶容量管理部1142と、ファイルの転送可否を
受信処理部112に通知するファイル転送通知処理部1
143とから構成される。キューイング処理部6は、キ
ュー要求を受け付けるキュー要求受け付け処理部115
1と、フリーキューの残量を調べるキュー管理部115
2と、キュー貸与可否を共有資源管理部5に通知するキ
ューイング通知処理部1153とから構成される。キュ
ー要求受け付け処理部1151は、受信処理部112か
ら送信先プリンタのアドレス通知を受け付ける。また、
キュー要求受け付け処理部1151は、キュー要求の結
果を受け付ける受信処理部112から送信先プリンタの
アドレスを受けた後、共有資源管理部5に送信先プリン
タの数のキューを要求する。キュー管理部1152は、
共有資源管理部5からの通知を調べる。キュー管理部1
152は、キューの貸与可である場合、キューイング処
理を行なうと共に、キューの貸与不可である場合、キュ
ーイングを一定時間待ち、再度キュー要求を行なう。そ
して、プリンタ・ゲートウエイ・システム14は、複数
のワークステーション12と、複数のプリンタ15、1
6と共に、ネットワーク13に接続されている。なお、
図4では、キューイング処理された管理情報に基づいて
外部記憶装置4からファイルデータを読み出し、送受信
部111へ送る送信処理部を省略した。
【0025】図6は本発明の他の実施例である図5に示
すプリンタ・ゲートウエイ・システムのフローチャート
である。また、図6の1、図6の2、図6の3は、Dな
いしKにおいて同じ符号どうしがそれぞれ接続される。
プリンタ・ゲートウエイ・システム14は、ネットワー
ク13に接続されているワークステーション12からフ
ァイル転送を受け付け、ファイルを外部記憶装置4に格
納したり、あるいはプリント・ジョブをキューイングす
るものである。また、プリンタ・ゲートウエイ・システ
ム14は、転送可能なファイルの最大サイズを指定した
状態設定ファイルを共有資源管理部5における記憶容量
管理部1142に読み込んで、転送可能なファイルの最
大サイズを予め認識しておく。また、プリンタ・ゲート
ウエイ・システム14は、同時に送信する出力先プリン
タの最大数を指定した状態設定ファイルを上記と同様に
記憶容量管理部1142に読み込んで、送信先プリンタ
の最大数を予め認識しておく。プリンタ・ゲートウエイ
・システム14におけるファイル転送要求管理プロセス
1は、ネットワーク13に接続されているワークステー
ション12からの送信先プリンタ名およびアドレスを含
むファイルのプリント要求を待っている(ステップ41
1)。
【0026】ファイル転送要求管理プロセス1における
ファイル転送要求受け付け処理部1122は、ワークス
テーション12からのプリント要求を受け付けることに
よって、ファイル受信プロセス2−1のファイル受信プ
ロセス生成処理部1123に対して、ファイル受信プロ
セス2−1を分岐生成するように要求する(ステップ4
12)。また、ファイル転送要求管理プロセス1におけ
るファイル受信プロセス生成処理部1123がファイル
受信プロセス2−1を生成した後、ファイル転送要求受
け付け処理部1122は、次のプリント要求に備える。
すなわち、ファイル転送要求管理プロセス1は、複数の
非同期なプリント要求を受け付ける事が可能となる。
【0027】ファイル転送要求管理プロセス1における
ファイル転送要求受け付け処理部1122は、共有資源
管理プロセス5に、ファイル受信の可否を問い合わせる
(ステップ413)。共有資源管理プロセス5における
ファイル受信可否受け付け処理部1141は、ファイル
受信プロセス2−1からファイル受信可否の問い合わせ
を待っている(ステップ414)。そして、共有資源管
理プロセス5におけるファイル受信可否受け付け処理部
1141は、ファイル受信プロセス2−1からの受信可
否の問い合わせを受けたら、記憶容量管理部1142に
対して、外部記憶装置4の空き容量を調べるように要求
する(ステップ415)。共有資源管理プロセス5にお
ける記憶容量管理部1142は、同時に送信する出力先
プリンタの最大数を指定した状態設定ファイルにおける
要求可能なファイルの最大サイズと外部記憶装置4の空
き容量とを比較する(ステップ416)。
【0028】そして、記憶容量管理部1142は、ファ
イル転送通知処理部1143に対して、外部記憶装置4
の空き容量が予め設定されている要求可能なファイルの
最大サイズを上回っている場合、「ファイル転送可」を
ファイル受信プロセス2−1におけるファイル受信処理
部1124に通知するように要求する(ステップ41
7)。ステップ416の比較において、記憶容量管理部
1142は、ファイル転送通知処理部1143に対し
て、外部記憶装置4の空き容量が予め設定されている要
求可能なファイルの最大サイズを下回っている場合、
「ファイル転送不可」をファイル受信プロセス2−1に
おけるファイル受信処理部1124に通知するように要
求する(ステップ418)。ファイル転送通知処理部1
143がステップ417および418の通知を行なった
後、共有資源管理プロセス5おけるファイル受信可否受
け付け処理部1141は、ファイル受信プロセスからの
ファイル受信可否の問い合わせを待つ。
【0029】ファイル受信プロセス2−1におけるファ
イル受信処理部1124は、ファイル受信可否の問い合
わせ結果を待っている(ステップ419)。そして、フ
ァイル受信プロセス2−1におけるファイル受信処理部
1124は、共有資源管理プロセス5からの「ファイル
転送可」の通知か、あるいは「ファイル転送不可」の通
知かを調べる(ステップ420)。共有資源管理プロセ
ス5におけるファイル転送通知処理部1143からの通
知が「ファイル転送不可」である場合、ファイル受信処
理部1124は、ワークステーション12に対して「フ
ァイル転送不可」の通知を行なう(ステップ421)。
また、ファイル受信プロセス2−1におけるファイル受
信処理部1124は、共有資源管理プロセス5における
ファイル転送通知処理部1143から「ファイル転送
可」の通知を受けた場合、ワークステーション12から
のファイルを受信する(ステップ422)。ファイル受
信プロセス2−1におけるファイル転送要求受け付け処
理部1122は、キューイングプロセス6に対して送信
先プリンタのアドレスを通知する(ステップ423)。
【0030】キューイングプロセス6におけるキュー要
求受け付け処理部1151は、送信先プリンタのアドレ
ス通知を待っている(ステップ424)。また、キュー
イングプロセス6におけるキュー要求受け付け処理部1
151は、ファイル受信プロセス2−1におけるファイ
ル転送要求受け付け処理部1122からの送信先プリン
タのアドレスを受けた後、キュー管理部1152に対し
て、送信先プリンタの数のキュー6−1、6−2を要求
する(ステップ425)。
【0031】キュー管理部1152は、キュー要求受け
付け処理部1151からのキュー要求を待っている(ス
テップ426)。キュー管理部1152は、キュー要求
を受けたら、フリーキュー7の残り量を調べる(ステッ
プ427)。キュー管理部1152は、フリーキュー7
の残り量が送信先プリンタの最大数を上回っているか否
かを調べる(ステップ428)。キュー管理部1152
は、フリーキュー7の残り量が送信先プリンタの最大数
を上回っている場合、要求数のキューをキューイング通
知処理部1153に貸与可能の通知を行い、ステップ4
14に戻る(ステップ429)。キュー管理部1152
は、フリーキュー7の残り量が送信先プリンタの最大数
を下回っている場合、「キュー貸与不可」をキューイン
グ通知処理部1153に通知して、ステップ414に戻
る(ステップ430)。
【0032】キューイングプロセス6におけるキュー要
求受け付け処理部1151は、共有資源管理プロセス5
からのキュー要求に対する結果を待っている(ステップ
431)。キューイング要求受け付け処理部1151
は、共有資源管理プロセス5からの通知を受け、キュー
管理部1152に対して、そのキューの貸与の可否を調
べるように要求する(ステップ432)。キュー管理部
1152は、共有資源管理プロセス5からキュー貸与可
の通知を受けた場合、キューイング処理を行なう(ステ
ップ433)。キューイング通知処理部1153は、キ
ュー貸与不可の通知を受けた場合、一定時間待った後、
ステップ425に戻り再度キューを要求する(ステップ
434)。以上のように、ワークステーション12から
のプリント要求は、プリント要求したファイルサイズに
関係のない予め設定された要求可能なファイルの最大サ
イズと比較して、ファイル転送の可否を決定するため、
ワークステーション12からのファイルサイズによって
プリント要求が可能になったり、あるいは不可になるよ
うなことがない。また、送信先プリンタ数に関係のない
予め設定された同時送信可能なプリンタの最大数と比較
して、プリンタ送信の可否を決定するため、ワークステ
ーション12からの送信先プリンタ数によってプリント
要求が可能になったりあるいは不可能になるようなこと
がない。
【0033】以上の実施例では、ワークステーションあ
るいはプリンタを同じプロトコルとして説明したが、異
なるプロトコルであっても、ゲートウエイにプロトコル
変換プロセスを設けることによって、本実施例と同様に
行なえる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、転送要求を行なうファ
イルサイズに関係のない要求可能な最大容量を予め設定
して、この設定値と共有資源の空き容量とを比較してい
るため、ワークステーションから転送要求されたファイ
ルサイズによって、共有資源の貸与が不平等にならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の共有資源管理方式におけるファイル
転送システムのブロック構成図の一例である。
【図2】 図1におけるファイル転送システムをプロセ
スによる実現例で説明するための図である。
【図3】 本発明の一実施例である図1に示すファイル
転送システムのフローチャートである。
【図4】 本発明の他の実施例であるプリンタ・ゲート
ウエイ・システムのブロック構成図である。
【図5】 図4におけるプリンタ・ゲートウエイ・シス
テムの具体例を説明するために受信処理部等をプロセス
として表現した図である。
【図6】 本発明の他の実施例であるプリンタ・ゲート
ウエイ・システムをプロセスとして表現した図である。
【図7】 (イ)ないし(ヌ)は共有資源の一例である
メモリの残量と転送されるデータ量とによって転送要求
が受け付けられるか否かを図で表したものである。
【符号の説明】
1・・・ファイル転送要求管理プロセス 2・・・ファイル受信プロセス 3・・・外部記憶管理プロセス 4・・・外部記憶装置 5・・・共有資源管理プロセス 6・・・キューイングプロセス 7・・・フリーキュー 11・・・ファイル転送システム 12・・・ワークステーション 13・・・ネットワーク 14・・・プリンタ・ゲートウエイ・システム 15、16・・・プリンタ 112・・・受信処理部 113・・・外部記憶管理部 111・・・送受信部 1121・・・コマンド解析処理部 1122・・・ファイル転送要求管理部 1123・・・ファイル受信プロセス生成処理部 1124・・・ファイル受信処理部 1131・・・受信可否受け付け処理部 1132・・・記憶容量管理部 1133・・・ファイル転送通知処理部 1151・・・キュー要求受け付け処理部 1152・・・キュー管理部 1153・・・キューイング通知処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の伝送媒体に接続された共有記憶手
    段を持つデータ処理装置において、 前記伝送媒体を介して受信したデータの転送要求に対し
    て、一回の転送で受け付け可能な最大転送要求量以上の
    残量が前記共有記憶手段にあるか否かを判断し、最大転
    送要求量以上の残量がある場合に転送要求を受け付け、
    残量が最大転送要求量を下回る場合に受け付けを拒否す
    ることを特徴とする共有資源管理方式。
JP4277753A 1992-09-24 1992-09-24 共有資源管理方式 Pending JPH06110810A (ja)

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JP4277753A JPH06110810A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 共有資源管理方式

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940636B1 (ko) * 2002-10-19 2010-02-05 엘지전자 주식회사 홈네트워크의 데이터스트림 전송방법
WO2012014287A1 (ja) * 2010-07-27 2012-02-02 富士通株式会社 マルチコアプロセッサシステム、制御プログラム、および制御方法

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