JPH06110754A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06110754A
JPH06110754A JP25695492A JP25695492A JPH06110754A JP H06110754 A JPH06110754 A JP H06110754A JP 25695492 A JP25695492 A JP 25695492A JP 25695492 A JP25695492 A JP 25695492A JP H06110754 A JPH06110754 A JP H06110754A
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JP
Japan
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data
program
storage area
area
backup
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Application number
JP25695492A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sugimoto
雅彦 杉本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムの仕様変更によりデータ記憶領域
の構造に変更があった場合にも、外部装置から受信した
バックアップデータにより正確に再現できるようにす
る。 【構成】 データ記憶領域のデータに稼働中のプログラ
ムに付されたプログラムバージョンナンバーを付加して
バックアップデータを外部装置に送信する。プログラム
の仕様変更がある毎にプログラム変更前のデータ記憶領
域の構造とプログラム変更後のデータ記憶領域の構造と
の対応関係を示すデータを記憶する対応テーブルを設け
る。バックアップデータ受信時、プログラムバージョン
ナンバーをチェックし、不一致が確認されると対応テー
ブルのデータに基づいて受信したバックアップデータの
編成を配置換えしてデータ記憶領域のデータを再現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(販売時点情報
管理)システムの各ターミナル等に利用されるデータ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばPOSシステムは、複数台の販売
商品登録機能を備えたターミナルを回線接続し、マスタ
ー機に設定された1台のターミナルでサテライト機に設
定された他のターミナルを集中管理するようにしたもの
で、さらにマスター機に上位機器としてホストコンピュ
ータを回線接続してデータ収集し、各ターミナルでの売
上状況等を容易に分析できるようになっている。
【0003】各ターミナルは、それぞれ販売商品の登録
が行われる毎に商品販売データを取得し、その商品販売
データを内部メモリに形成された合計器エリアで累積し
て自機での売上げを管理するようになっており、合計器
エリアは、税金を含む総売上げを累積する総売上合計
器、税金を含まない純売上を累積する純売上合計器、各
商品を分類する部門コード別に売上げを累積する部門別
合計器等に区分されている。
【0004】そして、この種のPOSシステムのなかに
は、従来、各ターミナルで例えば1取引の登録締め操作
により合計器エリアのデータが更新される毎に、その合
計器エリアのデータを一括して回線接続された他のター
ミナルへブロック転送し、他のターミナルの内部メモリ
で受信した合計器エリアのデータを保存するようにし
て、各ターミナルにおける合計器エリアのデータをバッ
クアップ可能にしたものがあった。
【0005】このようなデータバックアップ機能を有す
るPOSシステムでは、各ターミナルは電源オンによる
立上げ業務で他のターミナルにバックアップデータの返
信を要求し、他のターミナルより該当するバックアップ
データを受信すると、その受信データを合計器エリアに
書込んで再現する構成であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、各
ターミナルでは、動作を制御するプログラムの仕様変更
によって前記合計器エリアの構造、すなわちデータレン
グスやアドレスが変更前と異なる場合があった。このよ
うな場合には、プログラム変更後の最初の立上げ業務時
に他のターミナルからバックアップデータを受信して
も、その受信データは現在の合計器エリアの構造に合致
していないので受信データから合計器エリアのデータを
再現できず、プログラム変更前まで合計器エリアに蓄積
されていたデータを消失してしまうことがあった。
【0007】そこで本発明は、プログラムの仕様変更に
よりデータ記憶領域の構造に変更があった場合にも、プ
ログラム変更後の最初の立上げ業務時に外部装置から受
信したバックアップデータでプログラム変更前までデー
タ記憶領域に記憶されたデータを正確に再現できるデー
タ処理装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、設定されたプ
ログラムを稼働してデータ入力部からの入力データを処
理し、その処理結果に基づいてデータ記憶領域のデータ
を更新するとともに、回線接続された外部装置にデータ
記憶領域の更新後のデータを送信して外部装置によりデ
ータ記憶領域のデータをバックアップするようにしたデ
ータ処理装置において、データ記憶領域のデータに稼働
中のプログラムに付されたプログラムバージョンナンバ
ーを組込んでバックアップデータを編集し外部装置に送
信するバックアップデータ送信手段と、プログラムの仕
様変更がある毎にプログラム変更前のデータ記憶領域の
構造とプログラム変更後のデータ記憶領域の構造との対
応関係を示すデータを記憶する対応データ記憶手段と、
外部装置にバックアップデータの返信を要求する返信要
求手段と、この要求手段による返信要求後、バックアッ
プデータを受信すると、その受信データ中のプログラム
バージョンナンバーと稼働中のプログラムに付されたプ
ログラムバージョンナンバーとを照合するバージョンナ
ンバー照合手段と、この照合手段による照合の結果、両
プログラムバージョンナンバーの一致が確認されると、
受信データによりデータ記憶領域のデータを再現し、不
一致が確認されると、対応データ記憶手段により記憶さ
れたデータに基づいて受信データの編成を配置換えして
データ記憶領域のデータを再現するデータ再現手段とを
備えたものである。
【0009】
【作用】このように構成された本発明のデータ処理装置
であれば、データバックアップ時、データ記憶領域のデ
ータに稼働中のプログラムに付されたプログラムバージ
ョンナンバーを組込んだバックアップデータが外部装置
に送信されてバックアップされる。
【0010】その後の立上げ業務において前記外部装置
にバックアップデータの返信が要求され、該当するバッ
クアップデータを受信すると、その受信データ中のプロ
グラムバージョンナンバーと稼働中のプログラムに付さ
れたプログラムバージョンナンバーとが照合される。そ
して、両プログラムバージョンナンバーの一致が確認さ
れると受信データによりデータ記憶領域のデータが再現
される。
【0011】これに対し、データバックアップ後にプロ
グラムの仕様変更がなされると、バージョンナンバーの
照合結果は不一致となる。このとき、予めデータ記憶領
域のプログラム変更前の構造と変更後の構造との対応関
係を示すデータが記憶されており、その対応関係を示す
データに基づいて受信データの編成が配置換えされてデ
ータ記憶領域のデータが正確に再現される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では本発明をPOSシス
テムの各ターミナルに適用した場合について述べる。
【0013】図1はPOSシステムの概略構成を示して
おり、このシステムは、3台のターミナル1,2,3を
それぞれ通信回線4で接続して構成されている。各ター
ミナル1,2,3のうち1台はマスター機に設定されて
ホストコンピュータ(不図示)に回線接続されており、
残りはサテライト機に設定されている。因みにマスター
機は、サテライト機としての機能の他に、各サテライト
機とホストコンピュータとのデータのやり取りを制御す
る機能を有する。
【0014】各ターミナル1は、それぞれ内部に記憶部
1M,2M,3Mを備えている。各記憶部1M,2M、
3Mは、それぞれプログラムエリアA1、設定データエ
リアA2,合計器エリアA3及び他のターミナルから受
信したバックアップデータを保存するためのバックアッ
プエリアA4,A5に区分される。
【0015】図2は前記各ターミナル1,2,3の要部
構成を示すブロック図であり、各ターミナル1,2,3
はそれぞれ制御部本体としてCPU(中央処理装置)1
1を有するとともに、立上げ業務を実行するためのプロ
グラムデータ等の固定データが予め格納されるROM
(リード・オンリ・メモリ)12、前記記憶部1M,2
M,3Mを構成するRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)13及び日時を計時する時計部14を有する。前記
CPU11はROM12,RAM13及び時計部14か
らデータを読取ることができ、RAM13に対してはデ
ータの書込みも行える。
【0016】また各ターミナル1,2,3は、通信イン
タフェース15を備えており、CPU11は上記通信イ
ンタフェース15により通信回線4を通じて他のターミ
ナルとデータの授受を行えるようになっている。
【0017】さらに各ターミナル1,2,3は、フロッ
ピーディスクに対するデータの読書きを行うFDD(フ
ロッピー・ディスク・ドライバ)装置16、商品登録用
キーや登録締めキー等が配設されたキーボード17、登
録商品の金額や客の合計金額等を表示するための表示器
18及びレシート等を印字するためのプリンタ19等の
各入出力機器を備えており、CPU11はそれぞれコン
トローラ20,21,22,23を制御して上記各入出
力機器を動作させるようになっている。
【0018】前記CPU11と、ROM12,RAM1
3,時計部14,通信インタフェース15及び各コント
ローラ20〜23とは、それぞれアドレスバス,データ
バス等のバスライン24により電気的に接続されてい
る。
【0019】前記CPU11は、通常の電源投入により
立上がると、前記ROM12内の立上げ用プログラムに
基づいて立上げ業務を実行する。この立上げ業務におい
て、前記FDD装置16によりフロッピーディスクに記
録されたプログラムデータを読取り、前記RAM13の
プログラムエリアA1にセットする。以後、このプログ
ラムエリアA1内のプログラムに基づいて販売商品の登
録業務を実行するようになっている。
【0020】ここで、上記プログラムエリアA1内のプ
ログラムのデータ構造を図3に示す。すなわちこのプロ
グラムは、実際のプログラムデータ31の他に、プログ
ラムデータ31の仕様変更がある毎に「+1」ずつ更新
されるバージョンナンバー32と、プログラム変更前の
合計器エリアA3の構造とプログラム変更後の合計器エ
リアA3の構造との対応関係を示すデータを記憶する対
応データ記憶手段としてのバージョン対応テーブル33
とを含む。
【0021】上記合計器エリアA3は販売登録された商
品の販売データを累積して自機での売上げを管理するた
めのものであり、税金を含む総売上げを累積する総売上
合計器、税金を含まない純売上を累積する純売上合計
器、各商品を分類する部門コード別に売上げを累積する
部門別合計器、税額を累積する税合計器等に区分されて
いる。
【0022】ここで上記合計器エリアA3の構造とは、
各合計器のデータレングスやアドレスを示しており、バ
ージョン対応テーブル33には、変更前の合計器エリア
A3のデータのXバイト目からYバイト目までを変更後
の合計器エリアA3のアドレスZ番地からロードするか
を示すデータが記憶される。
【0023】しかして、前記CPU11はプログラムエ
リアA1内のプログラムデータ31に基づいて次の如く
登録業務を実行する。すなわち、キーボード17の商品
登録用キーの操作により販売商品が登録されると、前記
設定データエリアA2に予め設定された商品データ等に
基づいて商品販売データを取得し、その商品販売データ
を合計器エリアA3の各種合計器に累積処理する。ま
た、販売商品の名称や金額等を表示器18に表示させる
とともにプリンタ19によりレシート印字する。
【0024】続いて、キーボード17の登録締めキーが
操作されて1客の登録終了が宣言されると、当該客の合
計金額等を算出して表示器18に表示させるとともにプ
リンタ19によりレシート印字し、レシートを発行す
る。
【0025】しかる後、CPU11は図5に示すバック
アップ送信業務を実行する。すなわち、先ずST(ステ
ップ)1として時計部14で計時されている現在の日付
及び時刻のデータを読出し、合計器エリアA3にメモリ
更新日時データとしてセットする。次に、ST2として
RAM13のプログラムエリアA1からプログラムバー
ジョンナンバー32を読出す。また、ST3としてRA
M13の合計器エリアA3から各合計器のデータ及びメ
モリ更新日時データを読出す。
【0026】しかして、ST4として図4に示すデータ
構造でバックアップデータを編集する。すなわち、ST
2で読出したプログラムバージョンナンバー32を稼働
バージョンナンバー41とし、ST3で読出した各合計
器のデータ42及びメモリ更新日時データ43に付加し
てバックアップデータを編集する。
【0027】最後に、ST5として通信インタフェース
15を制御し、上記バックアップデータを他のターミナ
ルに通信回線4を介して送信して、このバックアップ送
信業務を終了する。
【0028】ここに、各ターミナル1,2,3は、上述
したCPU11のバックアップ送信業務ST1〜ST5
によってバックアップデータ送信手段を構成する。
【0029】なお、このバックアップデータの送信は、
送信元ターミナルのID番号と送信先ターミナルのID
番号とを指定し、相互間で予め決められた通信手順に準
拠してブロック転送により行われる。
【0030】一方、他のターミナルからバックアップデ
ータを受信したCPU11は、そのバックアップデータ
の送信元ID番号から送信元のターミナルを識別して、
該当ターミナルのバックアップエリアA4またはA5に
格納し保存する。
【0031】また、他のターミナルからバックアップデ
ータの返信要求があると、CPU11は該当ターミナル
のバックアップエリアA4またはA5からバックアップ
データを読出して、通信回線4を通じて要求のあったタ
ーミナルへ送信するようになっている。
【0032】また、CPU11は前記立上げ業務を終了
した後でキーボード17のキー入力によりデータ再現業
務が指定されると、図6に示す処理を実行する。すなわ
ち、先ずST11として通信インタフェース15を制御
して他のターミナルへバックアップデータの返信を要求
する(返信要求手段)。
【0033】これにより、他のターミナルから該当する
バックアップデータが送信され、通信インタフェース1
5を介して受信すると、ST12としてその受信したバ
ックアップデータ中のプログラムバージョンナンバー
(稼働バージョンナンバー41)と、プログラムエリア
A1内のプログラムバージョンナンバー32とを照合す
る。
【0034】ここで、両プログラムバージョンナンバー
の一致することが確認されると(ST13のYES)、
次にST14として受信したバックアップデータ中のメ
モリ更新日時データ43と、合計器エリアA3にセット
されているメモリ更新日時データとを照合する。
【0035】ここで、メモリ更新日時データは、例えば
[年,月,日,時,分,秒]を数字で羅列したデータで
ある。このため、両メモリ更新日時データが一致する
か、合計器エリアA3にセットされているメモリ更新日
時データの方が大きい場合には(ST15のNO)、合
計器エリアA3のデータ再現が不要なので、この業務を
終了する。
【0036】これに対し、ST14において合計器エリ
アA3にセットされているメモリ更新日時データがクリ
アされており、受信したバックアップデータ中のメモリ
更新日時データの方が大きい場合には(ST15のYE
S)、合計器エリアA3のデータ再現が必要なので、S
T16として受信したバックアップデータの稼働バージ
ョンナンバー41を除くデータを合計器エリアA3に順
次書込んでデータを再現し、この業務を終了する。
【0037】一方、ST12のバージョンナンバー照合
処理において、両プログラムバージョンナンバーの不一
致が確認されると(ST13のNO)、合計器エリアA
3のデータをバックアップした後プログラムの変更があ
ったので、ST17としてプログラムエリアA1内のバ
ージョン対応テーブル33を参照して受信したバックア
ップデータの各合計器データ42の編成を配置換えしつ
つ合計器エリアA3に書込んでデータを再現し、この業
務を終了する。
【0038】ここに、CPU11は図6に示したデータ
再現業務において、ST11の処理により返信要求手段
を構成し、ST12の処理によりバージョンナンバー照
合手段を構成し、ST13〜ST17の処理によりデー
タ再現手段を構成する。
【0039】このような構成の本実施例においては、各
ターミナル1,2,3ではそれぞれキーボード17の締
めキー操作により1客が買い上げる商品の登録を終了す
る毎に、その客の買上商品の登録によって更新された合
計器エリアA3内の各種合計器データが通信回線4を通
じて他のターミナルに送信されて、他のターミナルのバ
ックアップエリアA4またはA5でバックアップされ
る。
【0040】ここで、他のターミナルに送信されるバッ
クアップデータには、図4に示すようにメモリ更新のあ
った最終日時データ43とともに、現在稼働中のプログ
ラムのバージョンナンバー41が付加されて送信され、
バックアップエリアA4またはA5に保存される。
【0041】例えばターミナル1のバックアップデータ
は、ターミナル2のバックアップエリアA4とターミナ
ル3のバックアップエリアA4で保存される。今、当該
ターミナル1に故障が発生してRAM13がクリアされ
た場合、その後の立上げ業務時にキー操作によりデータ
再現業務を指定する。そうすると、当該ターミナル1か
ら他のターミナル2,3に対してバックアップデータの
返信要求が行われ、応じて、他のターミナル2,3から
該当するバックアップデータが通信回線4を通じて返信
される。
【0042】これにより、ターミナル1では最初に受信
したバックアップデータのプログラムバージョンナンバ
ーと、プログラムエリアA1に設定されている現在稼働
中のプログラムのバージョンナンバーとが照合される。
この場合、プログラムの仕様変更は行われていないの
で、両バージョンナンバーは一致する。従って、受信し
たバックアップデータ中の合計器データ42が合計器エ
リアA3に順次書込まれて、合計器エリアA3のデータ
が故障発生前の状態に正確に再現される。
【0043】一方、各ターミナル1,2,3のプログラ
ムを変更する場合、その変更後のプログラムデータ31
と、該当するバージョンナンバー32と、プログラム変
更前の合計器エリアA3の構造とプログラム変更後の合
計器エリアA3の構造との対応関係を示すデータを記憶
したバージョン対応テーブル33とを記録したフロッピ
ーディスクをFDD装置16に装着して電源を投入す
る。
【0044】そうすると、立上げ業務において上記フロ
ッピーディスクに記録されたプログラムデータ31、バ
ージョンナンバー32及びバージョン対応テーブル33
のデータがプログラムエリアA1に書込まれる。
【0045】続いて、例えばターミナル1でキーボード
17のキー操作によってデータ再現業務を指定する。そ
うすると、当該ターミナル1から他のターミナル2,3
に対してバックアップデータの返信要求が行われ、応じ
て、他のターミナル2,3から該当するバックアップデ
ータが通信回線4を通じて返信される。
【0046】これにより、ターミナル1では最初に受信
したバックアップデータのプログラムバージョンナンバ
ーと、プログラムエリアA1に設定されている現在稼働
中のプログラムのバージョンナンバーとが照合される。
この場合、両バージョンナンバーは一致しないので、受
信したバックアップデータ中の合計器データ42の編成
が前記バージョン対応テーブル33のデータに基づき配
置換えされつつ合計器エリアA3に書込まれる。その結
果、プログラム変更前の合計器エリアA3のデータが、
プログラム変更後の合計器エリアA3の構造のなかで正
確に再現される。
【0047】ターミナル2またはターミナル3において
データ再現業務を指定した場合も、上記と同様にしてバ
ックアップデータ中の合計器データ42の編成が前記バ
ージョン対応テーブル33のデータに基づき配置換えさ
れつつ合計器エリアA3に書込まれて正確に再現され
る。
【0048】このように本実施例によれば、たとえプロ
グラムの仕様変更によってバックアップ対象の合計器エ
リアA3の構造が変更されても、変更前に他のターミナ
ルでバックアップされた合計器データを利用して上記合
計器エリアA3のデータを正確に再現できるので、プロ
グラムの変更により合計器エリアA3のデータが消失し
てしまうのを確実に防止できる。
【0049】なお、前記実施例ではバックアップ対象の
データとして合計器エリアのデータを示したが、データ
種別はこれに限定されるものではなく、例えば各ターミ
ナルの動作環境(回線状況,店舗データ等)を記憶する
エリアのデータを他のターミナルでバックアップする場
合も本発明を適用できるものである。
【0050】また、前記実施例ではターミナル間でのみ
データをバックアップしたが、マスター機に接続された
ホストコンピュータで各ターミナルのデータをバックア
ップするようにしてもよい。
【0051】この他、本発明をPOSシステム以外のデ
ータ処理システムに適用する等、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
ログラムの仕様変更により各種データ記憶領域の構造に
変更があった場合にも、プログラム変更後の最初の立上
げ業務時に外部装置から受信したバックアップデータで
プログラム変更前まで各種データ記憶領域に記憶された
データを正確に再現でき、プログラム変更に伴うデータ
の消失を極力防止できるデータ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるPOSシステムの全
体概要図。
【図2】 同実施例におけるターミナルの要部ブロック
図。
【図3】 同実施例におけるプログラムデータの構造
図。
【図4】 同実施例におけるバックアップデータの構造
図。
【図5】 同実施例におけるCPUが実行するバックア
ップ送信業務を示す流れ図。
【図6】 同実施例におけるCPUが実行するデータ再
現業務を示す流れ図。
【符号の説明】 1,2,3…ターミナル、 4…通信回線、 11…CPU、 12…ROM、 13…RAM、 14…時計部、 15…通信インタフェース、 31…プログラムデータ、 32…プログラムバージョンナンバー、 33…バージョン対応テーブル、 A1…プログラムエリア、 A3…合計器エリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定されたプログラムを稼働してデータ
    入力部からの入力データを処理し、その処理結果に基づ
    いてデータ記憶領域のデータを更新するとともに、回線
    接続された外部装置に前記データ記憶領域の更新後のデ
    ータを送信して前記外部装置により前記データ記憶領域
    のデータをバックアップするようにしたデータ処理装置
    において、 前記データ記憶領域のデータに稼働中のプログラムに付
    されたプログラムバージョンナンバーを付加してバック
    アップデータを編集し前記外部装置に送信するバックア
    ップデータ送信手段と、 前記プログラムの仕様変更がある毎にプログラム変更前
    の前記データ記憶領域の構造とプログラム変更後の前記
    データ記憶領域の構造との対応関係を示すデータを記憶
    する対応データ記憶手段と、 前記外部装置に前記バックアップデータの返信を要求す
    る返信要求手段と、 この要求手段による返信要求後前記バックアップデータ
    を受信すると、その受信データ中のプログラムバージョ
    ンナンバーと稼働中のプログラムに付されたプログラム
    バージョンナンバーとを照合するバージョンナンバー照
    合手段と、 この照合手段による照合の結果、両プログラムバージョ
    ンナンバーの一致が確認されると前記受信データにより
    前記データ記憶領域のデータを再現し、不一致が確認さ
    れると前記対応データ記憶手段により記憶されたデータ
    に基づいて前記受信データの編成を配置換えして前記デ
    ータ記憶領域のデータを再現するデータ再現手段と、を
    具備したことを特徴とするデータ処理装置。
JP25695492A 1992-09-25 1992-09-25 データ処理装置 Pending JPH06110754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014135043A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Giga-Byte Technology Co Ltd 遠隔バックアップシステム及びその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014135043A (ja) * 2013-01-09 2014-07-24 Giga-Byte Technology Co Ltd 遠隔バックアップシステム及びその方法

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