JPH06110674A - プログラム作成装置及び対話形プログラム作成装置 - Google Patents

プログラム作成装置及び対話形プログラム作成装置

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JPH06110674A
JPH06110674A JP4282486A JP28248692A JPH06110674A JP H06110674 A JPH06110674 A JP H06110674A JP 4282486 A JP4282486 A JP 4282486A JP 28248692 A JP28248692 A JP 28248692A JP H06110674 A JPH06110674 A JP H06110674A
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JP
Japan
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program
screen
input
setting
information processing
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JP4282486A
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English (en)
Inventor
Takehiro Yokoyama
岳浩 横山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 中央情報処理装置4に、例えば日本語のプロ
グラムの予約語,変数名,定数,未定義名等、英語のプ
ログラムの予約語,変数名,定数,未定義名等及び上記
予約語が前置詞であるか後置詞であるかを示す付加条件
を記憶しておき、入力装置1を用いて日本語でプログラ
ムの記述がなされた場合、上記中央情報処理装置4が出
力装置5の表示画面に上記日本語でプログラムを表示す
るとともに、該中央情報処理装置4内のコンパイラ5に
より、上記日本語のプログラムを英語のプログラムに変
換して記憶装置6に記憶する。 【効果】 慣れない英語を用いなくても母国語である日
本語を用いて目的のシステムのプログラムを作成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目的のシステムのプロ
グラムを作成するプログラム作成装置及びこのプログラ
ム作成装置を用いて目的のシステムの対話形のプログラ
ムを作成する対話形プログラム作成装置に関し、特に、
本来は英語を用いてプログラムの記述をすべきところ
を、例えば日本語でプログラムの記述を行っても、該日
本語で記述されたプログラムを上記英語のプログラムに
変換して表示及び記憶するようなプログラム作成装置及
びこのプログラム作成装置を用いた対話形プログラム作
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、ワークステーションシス
テム(WSシステム)の適用範囲の拡大と共に、WSシ
ステムを利用する様々な利用者(ユーザ)が、それぞれ
独自のプログラムを独自に開発するようになってきた。
【0003】この場合、開発しようとするプログラムの
種類毎、例えば事務処理プログラム用,機器制御プログ
ラム用等毎に、当該プログラムの特徴を生かして仕様情
報等の各種の情報を編集,解析するための種々のプログ
ラムツールが提案され開発されてきているが、これらの
プログラムツールの開発も可能な限り効率的に行うこと
が要求されている。
【0004】このようなプログラムツールで扱う情報
は、テキスト,図形,階層構造等、幾つかの形態に分類
可能であり、一部の部分的な変更だけで多くのプログラ
ムツールを開発することができる。具体的には、上記階
層構造の場合には、その各節の機能を表す図形とすると
機能関連図にすることができ、また、プログラム名を表
す図形とするとプログラム階層図にすることができる。
【0005】一方で、特別なコンピュータの専門知識を
有しないユーザでも自己の専門分野でのプログラム開発
が可能であることが望ましい。このような要望に応え
て、例えばメニュー,スクリーンデザイン,キーボード
コマンド及びユーザがコンピュータと対話する方法を作
成するコンピュータ言語の組み合わせであるユーザイン
ターフェースが提案されている。
【0006】上記ユーザインターフェースについては、
例えば論文、「エディタを部品としたユーザインターフ
ェース建築基盤:「鼎」、暦本他、情報処理Vol.3
1,No5(1990年5月)602〜611頁に紹介
されている。
【0007】この論文には、ディスプレイを使用したマ
ルチウィンドシステムの普及に伴う各種のメディアを活
用した視覚的ユーザインターフェースを持つシステムの
要求に対応して,ユーザインターフェース部を容易に建
築するために、メディアを編集する基本機能をエディタ
て部品として持ち、エディタの機能を目的に応じて変更
拡張するカスタマイズ言語を提供することが開示されて
いる。
【0008】なお、上記ユーザインターフェース部はテ
キスト,イメージ,図形,グラフ構造,表,及び階層構
造の6種類のメディアを取り扱っている。
【0009】しかし、前記論文の対象は、プログラム開
発支援用のエディタなので、ユーザがコンピュータに関
するかなりの知識を持っていることが前提となってお
り、コンピュータの知識があまりない一般のユーザが、
自己の業務についてプログラムを開発しようとしても、
当該論文の技術を直ちに適用できないという問題があ
る。
【0010】この問題を解決するために、本件出願人
は、特願平2−416674号の明細書及び図面におい
て、エディタを含む「入出力部品」を表象する図形を画
面上に配列するだけで、部品を組み合わせたツールを開
発することが可能な対話形プログラム作成方法及びその
装置を提案している。
【0011】この対話形プログラム作成方法及び対話形
プログラム作成装置は、例えば階層構造の場合には、そ
の各節の図形も同様に基本部品の組み合わせで作成する
ことができ、さらに情報間の整合性を保つための機構を
備えることにより、情報を加工する手順を記述する際
に、誤りを未然に防止することが可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記対話形プ
ログラム作成方法及び対話形プログラム作成装置の改良
が要望されるに至った。
【0013】すなわち、上記対話形プログラム作成方法
及び対話形プログラム作成装置においては、取り扱う情
報が一定の形式でディスク装置等の記憶装置に格納され
ていることが必要であり、情報がディスク装置間だけで
授受される場合には適用されるが、計算機システムに各
種の周辺装置を接続し、この周辺装置との間での情報の
授受をする場合には適用することができない。
【0014】例えば、1項目の情報を読み出して画面に
表示する場合でも、ディスク装置だけを想定している
と、情報を読み出すインターフェースとしては、当該情
報の名称を指示すればよいが、特殊の大容量記憶装置を
周辺装置として使用していると、高速検索のためには特
別な手順で情報を読み出さなければならない。
【0015】このような場合には、システムコール等を
使用した特別のプログラムを作成する必要が生じ、計算
機に関する知識が充分でないと、上記対話形プログラム
作成方法及び対話形プログラム作成装置の技術のみに基
づいては、自己の業務固有の処理を組み込んだプログラ
ムを開発することが難しい。
【0016】また、従来からプログラムの記述は英語を
用いて行うこととされている。このため、母国語が英語
以外の国である、例えば日本国においては、使い慣れな
い英語を習得してからでなければプログラムを作成する
ことができなかった。
【0017】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、周辺装置をも「入出力部品」としてとら
え、入出力部品を画面上に並べることにより周辺装置を
含むプログラムを容易に開発することができる対話形プ
ログラム作成装置の提供を目的とするとともに、英語以
外の自然語を用いてプログラムを作成することができる
ようなプログラム作成装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラム
作成装置は、入力装置によりプログラム言語の入力がな
されると、中央情報処理装置が上記プログラム言語に応
じた文字等の表示画像を表示画面に表示するように出力
装置を制御するとともに、上記プログラム言語を機械語
に変換して記憶するように記憶装置を制御することによ
り、目的のシステムのプログラムを作成するプログラム
作成装置であって、第1の自然語のプログラム言語中に
存在する予約語,変数名,手続き名及びその他の字句に
ついての第2の自然語のプログラム言語である別名を設
定する別名設定手段と、入力された文字列で指定された
プログラムの字句の置換を行う置換手段と、上記予約語
を前置詞として用いるか又は後置詞として用いるかを設
定する予約語設定手段とを有し、上記置換手段は、上記
別名設定手段及び予約語設定手段の設定内容に応じて、
入力された字句及び構文を置換しながら翻訳処理を行う
ことを特徴とする構成として上述の課題を解決する。
【0019】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、上記別名設定手段及び予約語設定手段の設定内容に
応じて、入力された字句及び構文を置換する上記置換手
段としてコンパイラを設けることを特徴とする構成とし
て上述の課題を解決する。
【0020】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、上記中央情報処理装置には、上記予約語が前置詞で
あるか後置詞であるかを示す付加条件が予め記憶されて
いることを特徴とする構成として上述の課題を解決す
る。
【0021】また、本発明に係る対話形プログラム作成
装置は、中央情報処理装置,入力装置,出力装置,記憶
装置からなるコンピュータシステムを用いて、目的のシ
ステムの対話的なプログラムを作成する対話形プログラ
ム作成装置であって、上記出力装置の表示画面上に上記
目的のシステムの画面構成を定義するための画面定義手
段と、上記画面定義手段により上記目的のシステムを複
数の画面で構成した場合に、ユーザの指示やその他の事
象を契機とした上記複数の画面の移り変わりを定義する
ための画面遷移定義手段と、上記画面定義手段により定
義した画面の構成の時間経過にともなう変化を定義する
ための実時間処理定義手段と、特定の時刻に上記画面が
所望の変化を行うように該画面の構成及び画面の属性を
変更するためのプログラム編集手段とを有し、上記プロ
グラム編集手段は、第1の自然語のプログラム言語中に
存在する予約語,変数名,手続き名及びその他の字句に
ついての第2の自然語のプログラム言語である別名を設
定する別名設定手段と、入力された文字列で指定された
プログラムの字句の置換を行う置換手段と、上記予約語
を前置詞として用いるか又は後置詞として用いるかを設
定する予約語設定手段とから構成され、上記別名設定手
段及び予約語設定手段の設定内容に応じて、入力された
字句及び構文を置換しながら翻訳処理を行うことを特徴
とする構成として上述の課題を解決する。
【0022】
【作用】本発明に係るプログラム作成装置は、別名設定
手段により、第1の自然語のプログラム言語中に存在す
る予約語,変数名,手続き名及びその他の字句について
の第2の自然語のプログラム言語である別名を設定する
とともに、予約語設定手段により、上記予約語を前置詞
として用いるか又は後置詞として用いるかを設定する。
そして、置換手段が、上記別名設定手段及び予約語設定
手段の設定内容に応じて、入力された字句及び構文を置
換しながら翻訳処理を行う。
【0023】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、上記置換手段としてコンパイラを設け、このコンパ
イラが、上記別名設定手段及び予約語設定手段の設定内
容に応じて、入力された字句及び構文を置換する翻訳処
理を行う。
【0024】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、中央情報処理装置に、上記予約語が前置詞であるか
後置詞であるかを示す付加条件を予め記憶しておく。こ
れにより、上記置換手段が上記付加条件に基づいて、入
力された字句及び構文を置換する翻訳処理を行う。
【0025】また、本発明に係る対話形プログラム作成
装置は、画面定義手段により、出力装置の表示画面上に
上記目的のシステムの画面構成を定義する。また、上記
画面定義手段により上記目的のシステムを複数の画面で
構成した場合に、画面遷移定義手段により、ユーザの指
示やその他の事象を契機とした上記複数の画面の移り変
わりを定義し、実時間処理定義手段により、上記画面定
義手段により定義した画面の構成の時間経過にともなう
変化を定義するとともに、プログラム編集手段により、
特定の時刻に上記画面が所望の変化を行うように該画面
の構成及び画面の属性の変更を行う。また、上記プログ
ラム編集手段は、別名設定手段により、第1の自然語の
プログラム言語中に存在する予約語,変数名,手続き名
及びその他の字句についての第2の自然語のプログラム
言語である別名を設定するとともに、予約語設定手段に
より、上記予約語を前置詞として用いるか又は後置詞と
して用いるかを設定する。そして、置換手段が、上記別
名設定手段及び予約語設定手段の設定内容に応じて、入
力された字句及び構文を置換しながら翻訳処理を行うこ
とにより、目的のシステムの対話形プログラムを作成す
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係るプログラム作成装置及び
対話形プログラム作成装置の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0027】本実施例に係るプログラム作成装置及び対
話形プログラム作成装置は、図1に示すように上記プロ
グラム作成装置を用いて上記対話形プログラム作成装置
を構成することができる。
【0028】すなわち、本実施例に係る対話形プログラ
ム作成装置は、図1に示すように、例えばキーボードや
マウス等の入力装置1と、モニタ装置等の表示画面を有
する出力装置2と、ビデオテープレコーダ装置や光ディ
スク再生装置等の外部装置3と、上記入力装置1を介し
て供給される入力情報に応じて上記出力装置2及び外部
装置3を制御する中央情報処理装置4とから構成されて
いる。
【0029】上記入力装置1及び中央情報処理装置4
は、上記出力装置2の表示画面上にプログラムの作成を
行う目的のシステムの画面構成を定義するための画面定
義手段、上記画面定義手段により上記目的のシステムを
複数の画面で構成した場合に、ユーザの指示やその他の
事象を契機とした上記複数の画面の移り変わりを定義す
るための画面遷移定義手段、上記画面定義手段により定
義した画面の構成の時間経過にともなう変化を定義する
ための実時間処理定義手段、及び、特定の時刻に上記画
面が所望の変化を行うように該画面の構成及び画面の属
性を変更するためのプログラム編集手段を構成してい
る。
【0030】また、上記プログラム編集手段を構成する
中央情報処理装置4は、第1の自然語のプログラム言語
中に存在する予約語,変数名,手続き名及びその他の字
句についての第2の自然語のプログラム言語である別名
を設定する別名設定手段、入力された文字列で指定され
たプログラムの字句の置換を行う置換手段、及び、上記
予約語を前置詞として用いるか又は後置詞として用いる
かを設定する予約語設定手段を構成している。
【0031】また、上記中央情報処理装置4は、上記置
換手段としてコンパイラ5を有している他、プログラム
による設定事項等を記憶しておく記憶装置6を有してい
る。
【0032】次に、このような構成を有する本実施例に
係る対話形プログラム作成装置の動作説明をする。
【0033】まず、本実施例に係る対話形プログラム作
成装置の全体的な動作は図2のフローチャートに示すよ
うになっている。
【0034】上記図2に示すフローチャートは、上記図
1に示すキーボードやマウス等の入力装置1により、プ
ログラム作成の開始が指定されることによりスタートと
なり、ステップS21に進む。
【0035】上記ステップS21では、上記中央情報処
理装置4が出力装置2の表示画面に、例えば図3に示す
ように画面を定義するための画面定義ウインドウ100
を形成し、入出力部品の部品種別メニュー101及び
“画面”,“編集”,“ヘルプ”等のコマンドメニュー
107を表示してステップS22に進む。
【0036】上記ステップS22では、上記中央情報処
理装置4が、開発者からの入力がなされたか否かを判別
し、YESの場合はステップS23に進み、NOの場合
は上記開発者からの入力がなされるまで当該ステップS
22を繰り返す。
【0037】上記ステップS23では、上記中央情報処
理装置4が、上記部品種別メニュー101を選択するキ
ーがオン操作されたか否かを判別し、NOの場合はステ
ップS24に進み、YESの場合はステップS29に進
む。
【0038】上記ステップS29では、上記中央情報処
理装置4が、該中央情報処理装置4内に設けられている
上記記憶装置6に、上記ステップS23において選択さ
れた部品種別(入出力部品)を記憶し、この選択された
メニューの色を変えて表示し上記ステップS22に戻
る。
【0039】具体的には、上記ステップS23において
上記部品種別メニュー101内の“Cinema”を選
択する場合、開発者はこの“Cinema”のキー10
1aをマウス等でクリックする。これにより、上記中央
情報処理装置4は、上記“Cinema”のキー101
aを、図3中斜線で示すように色を変えて表示する。こ
れにより、上記開発者は、“Cinema”を入出力部
品として選択したことを認識することができる。
【0040】上記ステップS24では、上記中央情報処
理装置4が、上記図3に示す画面定義領域102上で上
記マウスによりクリック又はドラッグされたか否かを判
別し、NOの場合はステップS25に進み、YESの場
合はステップS30に進む。
【0041】上記ステップS30では、上記中央情報処
理装置4が、上記出力装置2の画面上の上記マウスによ
りクリック又はドラッグされた位置に、上記部品種別メ
ニュー101で選択された入出力部品を形成するととも
に、該入出力部品の例えば右上角部に属性を定義するた
めに呼び出す画面である属性定義画面の呼び出しボタン
を形成して上記ステップS22に戻る。
【0042】具体的には、別途作成した動画が再生され
る入出力部品である上記“Cinema”が選択された
とすると、図3に示すように“Cinema”の入出力
部品103を形成するとともに、例えば同図中斜線で示
すように該“Cinema”の入出力部品103の右上
角部に上記属性定義画面の呼び出しボタン103aを形
成する。
【0043】なお、上記“Cinema”の入出力部品
に再生される動画は、ビデオテープレコーダ等の上記図
1に示す外部装置3に記憶されている。
【0044】このようにして、上記画面定義領域102
上に選択された入出力部品が形成されるわけであるが、
上記出力装置2の画面上に形成される入出力部品は、上
述の“Cinema”の入出力部品103のみしか形成
されるわけではなく、他に、例えば別途作成した図形等
を表示するための入出力部品である“LABEL”の入
出力部品105や、上記“LABEL”の入出力部品1
05の背景色を変える値の最大値及び最小値等を設定す
るための“SLIDER”の入出力部品106を形成す
る等、複数の入出力部品により画面を構成することがで
きる。
【0045】次に、上記ステップS25では、上記中央
情報処理装置4が、例えば上記属性定義画面の呼び出し
ボタンが、上記マウスによってクリックされたか否かを
判別し、NOの場合はステップS26に進み、YESの
場合はステップS31を介して図14に示すフローチャ
ートのステップS50に進む。
【0046】上記ステップS31を介して上記図4に示
すステップS50に進んだ場合、すなわち、上記ステッ
プS25において上記属性定義画面の呼び出しボタンが
上記マウスによってクリックされた場合、上記中央情報
処理装置4は、該ステップS50において、属性定義ウ
インドウを上記出力装置2の表示画面に形成しステップ
S51に進む。
【0047】上記ステップS51では、上記中央情報処
理装置4が、入出力部品の種別に従ってその値の一覧を
表示し、ステップS52に進む。
【0048】具体的は、上記図3に示す“LABEL”
の入出力部品105における属性定義画面の呼び出しボ
タン105aが上記マウスによりクリックされた場合、
上記中央情報処理装置4は、例えば図5に示すような該
“LABEL”の入出力部品105にかかる属性定義画
面を表示するように上記出力装置2を制御する。上記図
5に示す属性定義画面は、開発者が名称の欄110に
“LABEL”という名称を与えたことを意味してい
る。この名称の欄110以下の各欄は、上記“LABE
L”の入出力部品105に表示する文字列,書体等を設
定する欄であり、上記各欄を所望の値等に設定すること
により、入出力部品の細かな属性を設定できるようにな
っている。
【0049】上記ステップS52では、上記中央情報処
理装置4が、開発者から何らかの入力がなされたか否か
を判別し、YESの場合はステップS53に進み、NO
の場合は上記開発者から何らかの入力がなされるまでこ
のステップS53を繰り返す。
【0050】上記ステップS53では、上記中央情報処
理装置4が、この属性定義の終了を示す図5の画面左上
に示す“終了”の文字が上記マウスによりクリックされ
たか否かを判別し、YESの場合はステップS54に進
み設定された属性(定義事項)を上記記憶装置6に記憶
して上記図2に示すステップS22に戻り、NOの場合
はステップS55に進む。
【0051】上記ステップS55では、上記中央情報処
理装置4が、属性値の指定,選択がなされたか否かを判
別しYESの場合はステップS58に進み、NOの場合
はステップS56に進む。
【0052】上記ステップS58では、開発者により上
記属性値の指定,選択がなされたため、上記中央情報処
理装置4が該指定,選択がなされた属性値を記憶して上
記ステップS52に戻って上述のルーチンを繰り返す。
【0053】上記ステップS56では、上記中央情報処
理装置4が、上記図5に示す動作定義のボタン111が
上記マウスによりクリックされたか否かを判別し、YE
Sの場合はステップS57に進み、NOの場合は上記ス
テップS55に戻って上述のルーチンを繰り返す。
【0054】上記ステップS57では、上記中央情報処
理装置4が上記動作定義のボタン111が上記マウスに
よりクリックされたため、後に説明するが図6に示すフ
ローチャートのステップS81に進み、プログラム編集
処理を行い上記ステップS52に戻り上述のルーチンを
繰り返す。
【0055】次に、上記図2に示すステップS26にお
いて、上記中央情報処理装置4は、上記図3に示すコマ
ンドメニュー107が上記マウスによりクリックされた
か否かを判別し、NOの場合は上記ステップS22に戻
り上述のルーチンを繰り返し、YESの場合はステップ
S27に進む。
【0056】上記ステップS27では、上記中央情報処
理装置4が上記コマンドメニュー107のうち、“終
了”のコマンドが上記マウスによりクリックされたか否
かを判別し、NOの場合はステップS32に進み、YE
Sの場合はステップS28に進んでこれまで設定された
定義事項を上記記憶装置6に記憶し、この対話形プログ
ラム作成動作を終了する。
【0057】上記ステップS32では、上記中央情報処
理装置4が上記コマンドにより指定されたコマンド処理
を行い上記ステップS22に戻り上述のルーチンを繰り
返す。
【0058】このステップS32におけるコマンド処理
は、図7のフローチャートに示すようになっており、上
記中央情報処理装置4は、上記図2に示すステップS2
7においてNOと判別した場合、上記図17に示すフロ
ーチャートのステップS40に進む。
【0059】上記ステップS40では、上記中央情報処
理装置4が、上記図3に示す“編集”のコマンド107
が上記マウスによりクリックされたか否かを判別し、N
Oの場合はステップS41に進み、YESの場合はステ
ップS44に進み、編集処理を行って終了する。
【0060】上記ステップS41では、上記中央情報処
理装置4が実時間処理定義機能が指定されたか否かを判
別し、NOの場合はステップS42に進み、YESの場
合はステップS45に進む。
【0061】上記ステップS42では、上記中央情報処
理装置4が、定義文書の操作(格納,復帰等)のコマン
ドが上記マウスによりクリックされたか否かを判別し、
NOの場合は上記ステップS40の戻り上述のルーチン
を繰り返し、YESの場合はステップS43に進む。
【0062】上記ステップS43では、上記中央情報処
理装置4が、定義文書の操作(格納,復帰等)のコマン
ドに応じた操作処理を行い終了する。
【0063】上記中央情報処理装置4は、この図7に示
したルーチンが終了すると、上記図2に示すステップS
22に戻り、該図2に示すルーチンを実行する。
【0064】一方、上記ステップS41でYESと判断
された場合、上記中央情報処理装置4は、上記ステップ
S45に進み、実時間処理定義機能のルーチンに入る。
【0065】具体的には、上記実時間処理定義機能は、
例えば図3に示す“画面”のコマンド107を上記マウ
スでクリックすることにより指定される。上記中央情報
処理装置4は、上記“画面”のコマンド107が上記マ
ウスでクリックされたことを検出すると、上記ステップ
S45において、図8に示すステップS60に進み、上
記図1に示す出力装置2の表示画面に、図9に示すよう
な実時間処理定義ウインドウを形成しステップS61に
進む。
【0066】この図9に示す実時間処理定義ウインドウ
は、画面を構成する入出力部品の名称(“CINEM
A”)を示したラベル120と、時間軸121と、この
時間軸121にそって表示される複数の縮小画面122
と等から構成されている。
【0067】上記ステップS61では、上記中央情報処
理装置4が開発者から何らかの入力があったか否かを判
別し、NOの場合は上記開発者により入力がなされるま
でこのステップS61を繰り返し、YESの場合はステ
ップS62に進む。
【0068】上記ステップS62では、上記中央情報処
理装置4が、上記開発者から“終了”のコマンドが入力
されたか否かを判別し、NOの場合はステップS64に
進み、YESの場合はステップS63に進んで、この実
時間処理定義機能により設定された定義事項を上記記憶
装置6に記憶し終了する。
【0069】一方、上記ステップS64では、上記中央
情報処理装置4が上記図9に示す時間軸121上で上記
マウスがクリックされたか否かを判別し、NOの場合は
ステップS65に進み、YESの場合はステップS68
に進む。
【0070】上記ステップS68では、上記中央情報処
理装置4が、図9に“▲”で示すような、上記マウスの
クリックにより選択された時刻を示す時間軸設定マーク
123を時間軸121上に表示し、上記ステップS61
に戻り上述のルーチンを繰り返す。
【0071】上記ステップS65では、上記中央情報処
理装置4が、上記時間軸設定マーク123が上記マウス
によりクリックされたか、又は、上記マウスがドラッグ
されたか否かを判別し、NOの場合はステップS66に
進み、YESの場合はステップS69に進む。
【0072】上記ステップS69では、時間軸121上
の、上記ドラッグが終了した位置に上記時間軸設定マー
ク123を移動し、上記ステップS61に戻り上述のル
ーチンを繰り返す。
【0073】上記ステップS66では、上記中央情報処
理装置4が、図9に示す“FileEdit”のコマン
ド124が上記マウスによりクリックされることによ
り、画面構成変更のコマンドが指定されたか否かを判別
し、NOの場合はステップS67に進み、YESの場合
はステップS70に進む。
【0074】上記ステップS70では、上記中央情報処
理装置4が、開発者により設定された定義事項に従って
画面構成変更の処理を行い、上記ステップS61に戻り
上述のルーチンを繰り返す。
【0075】具体的には、このステップS70で行う画
面構成変更の処理は、上記図2のフローチャートを用い
て説明した定義の設定と同様の処理であるが、この場
合、該定義の設定は、上記時間軸設定マーク123で指
定した時刻に対応した画面について行われる。
【0076】すなわち、上記中央情報処理装置4が、図
9に示す“File Edit”のコマンド124が指
定されたことを検出すると、上記時間軸設定マーク12
3で指定した時刻に対応する画面を表示するように上記
出力装置2を制御する。
【0077】上記開発者は、上記出力装置2に上記時間
軸設定マーク123で指定した時刻に対応する画面が表
示されると、初期設定の画面である上記図3に示す画面
に、例えば図10に示すように“About this cinema ”
の新たなラベル129を追加する等のような画面構成の
変更を行う。これにより、上記時間軸121で設定した
時刻となると、上記画面構成の変更により形成された上
記図10に示すような画面を表示することができる。
【0078】また、開発者は、上記時間軸設定マーク1
23で指定した時刻に対応した画面の属性の定義をも変
更したい場合は、該属性の定義を変更する入出力部品の
属性定義画面の呼び出しボタンを上記マウスでクリック
する。
【0079】上記中央情報処理装置4は、上記属性定義
画面の呼び出しボタンがクリックされたことを検出する
と、このクリックされた入出力部品の属性定義画面を表
示するように上記出力装置2を制御する。
【0080】開発者は、上記出力装置2に表示された上
記属性定義画面を見ながら上記属性の定義を変更する。
【0081】具体的には、例えば上記図10に示す“L
ABEL”の入出力部品129の属性定義画面の呼び出
しボタン129aがクリックされたとすると、上記中央
情報処理装置4は、これを検出し、例えば図11に示す
ような上記“LABEL”の入出力部品の属性を定義す
るための画面を表示するように上記出力装置2を制御す
る。
【0082】これにより、上記開発者は、上記図5に示
すラベル種別の欄130が“TEXT”に、また、ラベ
ルビットマップファイル名の欄131が“bitma
p”に初期設定されていたものを、上記時間軸設定マー
ク123で指定した時刻に対応する画面のみ、図11に
示すようにラベル種別の欄130を“BITMAP”
に、また、ラベルビットマップファイル名の欄131を
“OVER50 xbm”に変更する等のような定義の設定(変
更)を行うことができる。
【0083】なお、上記時間軸設定マーク123で上記
時間軸121上の複数の画面を指定することにより、該
指定した画面毎に上記画面構成の変更及び属性の定義の
変更等を行うことができる。
【0084】このように、動的に変化するような処理の
うち、典型的に必要となる入出力部品については、該入
出力部品を選択して画面にはめ込むことにより、プログ
ラムの形で記述することなく、所望のプログラムを作成
することができる。また、所望の時間毎に画面構成が変
化する等の複雑な画面構成をも定義することができ、複
雑なプログラムでも簡単に作成することができる。
【0085】次に、上記ステップS67では、上記中央
情報処理装置4が、“動作の定義”の欄が上記マウスに
よりクリックされたか否かを判別し、NOの場合は上記
ステップS64に戻って上述のルーチンを繰り返し、Y
ESの場合はステップS71に進む。
【0086】上記ステップS71では、上記中央情報処
理装置4がプログラム編集処理を行って上記ステップS
61に戻り上述のルーチンを繰り返す。
【0087】すなわち、開発者は、上記時間軸設定マー
ク123で指定した時刻に対応する画面のさらに詳細な
設定を行いたい場合に上記“動作の定義”の欄を選択す
る。これにより、上記中央情報処理装置4は、図6に示
すプログラム編集処理のフローチャートのステップS8
1に進み、プログラム編集ウインドウを上記出力装置2
の表示画面に表示しステップS82に進む。
【0088】具体的には、上記図10に示した上記時間
軸設定マーク123で指定した時刻に対応する画面にお
いて、開発者が、“SLIDER”の入出力部品127
の入出力部品の属性定義画面の呼び出しボタン127a
を上記マウスでクリックした場合、上記中央情報処理装
置4は、図12に示すような上記“SLIDER”の入
出力部品127の属性定義画面を表示するように上記出
力装置2を制御する。
【0089】そして、上記中央情報処理装置4は、上記
図12に示す“値更新時処理”の定義の欄にかかる“動
作の定義”の欄135が上記マウスによりクリックされ
たことを検出すると、図13に示すような上記“SLI
DER”の入出力部品127のさらに詳細な属性を定義
するための画面を表示するように上記出力装置2を制御
する。
【0090】次に、上記ステップS82において、上記
中央情報処理装置4が、開発者からの何らかの入力がな
されたか否かを判別し、NOの場合は入力がなされるま
でこのステップS82繰り返し、YESの場合はステッ
プS83に進む。
【0091】上記ステップS83では、上記中央情報処
理装置4が、“終了”のコマンドが指定されたか否かを
判別し、NOの場合はステップS85に進み、YESの
場合はステップS84に進んで定義事項を上記記憶装置
6に記憶し、このプログラム編集処理のルーチンを終了
し、上記図8に示すステップS61に戻り上述のルーチ
ンを繰り返す。
【0092】上記ステップS85では、上記中央情報処
理装置4が、上記ステップS82でなされた入力がテキ
ストの入力であるか否かを判別し、NOの場合はステッ
プS86に進み、YESの場合はステップS89に進
む。
【0093】上記ステップS89では、上記中央情報処
理装置4が、上記ステップS82でなされた入力をプロ
グラムテキストとして表示するように上記出力装置2を
制御するとともに、このプログラムテキストを上記記憶
装置6に記憶して上記ステップS82に戻り上述のルー
チンを繰り返す。
【0094】上記ステップS86では、上記中央情報処
理装置4が、上記ステップS82でなされた入力がテキ
ストの編集コマンドであるか否かを判別し、NOの場合
はステップS87に進み、YESの場合はステップS9
0に進む。
【0095】上記ステップS90では、上記中央情報処
理装置4が、上記編集コマンドに応じた編集処理を行
い、上記ステップS82に戻り上述のルーチンを繰り返
す。
【0096】上記ステップS87では、上記中央情報処
理装置4が、上記ステップS82でなされた入力が遷移
設定コマンドであるか否かを判別し、NOの場合はステ
ップS88に進み、YESの場合はステップS91に進
む。
【0097】上記ステップS91では、上記中央情報処
理装置4が、画面名称の一覧表を表示するように上記出
力装置2を制御するとともに、選択入力の待ち状態とな
りステップS92に進む。
【0098】上記ステップS92では、上記中央情報処
理装置4が、選択入力がなされたか否かを判別し、NO
の場合は、上記選択入力がなされるまでこのステップS
92のルーチンを繰り返し、YESの場合はステップS
93に進む。
【0099】上記ステップS93では、上記中央情報処
理装置4が、画面遷移を実行するプログラム文を形成し
て埋め込むように上記出力装置2を制御して上記ステッ
プS82に戻り上述のルーチンを繰り返す。
【0100】一方、上記ステップS88では、上記中央
情報処理装置4が、上記ステップS82でなされた入力
が翻訳コマンドであるか否かを判別し、YESの場合は
ステップS94に進み、NOの場合は上記ステップS8
5に戻って上述のルーチンを繰り返す。
【0101】上記ステップS94では、上記中央情報処
理装置4が、プログラムを翻訳し出力して上記ステップ
S82に戻り上述のルーチンを繰り返す。
【0102】具体的には、上記開発者は、上記“SLI
DER”の入出力部品127のさらに詳細な属性を定義
するための画面が表示されると、例えば上記図13に示
すように、スライダの値が50以上であればラベルの背
景色を“赤”に、また、該スライダの値が50未満であ
ればラベルの背景色を“青”に変更する旨をプログラム
の形で記述する。なお、上記図13に示す“値”という
字句は、上記スライダの属性名であり、“LABEL”
という字句は、上記図10に示す“SLIDER”の入
出力部品127につけた名前である。また、上記図13
に示す“背景色”は、上記“スライダ”の入出力部品1
27の属性であり、上記“LABEL”という字句の後
ろを括弧でくくるように記述される。また、上記“値”
という字句には、上記“背景色”の字句と違ってどの入
出力部品の属性名であるかは記述されていないが、この
場合におけるプログラム自体が上記“SLIDER”の
入出力部品127について定義したものであるため省略
されている。
【0103】なお、この場合は、属性値の変化を監視し
て、必要に応じて起動するように設定したプログラムで
あるが、この他、上記時間軸121の特定の時点で起動
するように設定したり、利用者からの入力操作に対応し
て起動するように設定することもできる。
【0104】次に、上記中央情報処理装置4は、このよ
うにして記述した処理プログラムを目的のシステムで実
行可能な形式に翻訳し、この翻訳したプログラムを記憶
する。
【0105】すなわち、例えば上記図13に示したよう
に処理プログラムが記述されると、上記中央情報処理装
置4内のコンパイラ5は、まず、プログラム文字列から
解析できる事項以外の情報も利用して、上記記述された
字句の意味を解析する。
【0106】具体的には、上記コンパイラ6は、上記図
10に示したように1つの画面を構成するのに使用され
た入出力部品の部品名の一覧表、及び、各入出力部品の
種別の属性を示す表等を参照して上記開発者により記述
された処理プログラムの解析を行う。これらの表は、上
記記述された処理プログラムの処理を行う際に使用され
る表と同一の表である。
【0107】このため、該記述された処理プログラムの
翻訳の際に字句の区分を正確に決定することができ、正
しい翻訳を行うことができる。また、可能な限り翻訳時
に字句の区分を決定することができ、目的のシステムの
実行効率を良くすることがてきる。また、入出力部品の
部品名の一覧表、及び、各入出力部品の種別の属性を示
す表等が予め記憶されているため、これを一度文字列に
変換してから再び字句解析,構文解析を行う等のような
重複した処理を省略することができ、翻訳に要する時間
及びメモリ容量を削減することができる。
【0108】また、例えば上記図13に示したようなプ
ログラムを作成した後に、上記図3に示したような画面
構成を変更した場合でも、最も新しい画面構成に従って
記述されたプログラムの解析を行い翻訳することができ
るため、設定の食い違い等を生ずることがない。そし
て、画面を構成する際に設定した事項と整合しない記述
がなされたときには、翻訳時にこれを検出することがで
き、誤った記述を素早く検出することができる。
【0109】次に、本実施例に係る対話形プログラム作
成装置では、例えば図14に示すような字句解析に利用
する別名表を有している。例えば、入出力部品の属性名
は、入出力部品の特性を表すような名前が付けられてい
るのが一般的であるが、その入出力部品を実際に使われ
ている状況に合わせて変更したほうが分かりやすくなる
ことがある。
【0110】すなわち、例えば上記図5に示したような
“LABEL”の入出力部品の属性の定義画面におい
て、“背景色”の代わりに“状態区分色”とすると、単
に見栄えをよくするために色を設定しているのではな
く、利用者にとって有用な情報を表現するために状態に
応じて背景色を変えていることが分かる。
【0111】このため、上記中央情報処理装置4は、上
記図13に示したようなプログラムの記述を行う際に、
別名を設定できる字句を分類した表である上記図14に
示したような別名表を表示するように上記出力装置2を
制御する。
【0112】この図14に示す別名表は、例えば日本語
で“〜ならば”の意味のプログラム言語を英語で記述し
たい場合には“IF”を記述し、また、日本語で“〜の
間”の意味のプログラム言語を英語で記述したい場合に
は“WHILE”を記述する等のように、日本語のプロ
グラム言語に対する英語のプログラム言語が記載されて
いる。
【0113】しかし、日本語と英語とでは語順が異なる
ことが多いため、単に本名を別名に置き換えただけでは
不自然な構文となってしまう。このため、上記中央情報
処理装置4は、冗長な構文を許可するために、条件分岐
を示す構文として、例えば図15に示すように2通りの
構文を受け付けるようになっている。
【0114】上記図15において、“前置条件”,(,
式,)は、英語で構文を受け付ける場合を示しており、
上記“前置条件”は、“IF”等の英語の前置詞の記述
を示している。また、上記図15において、(,
式,),“後置条件”は、日本語で構文を受け付ける場
合を示しており、上記“後置条件”は、“ならば”等の
日本語の前置詞の記述を示している。また、“不成立条
件”は、“ELSE”及び“そうでなければ”等の英語
及び日本語の前置詞の記述を示している。
【0115】具体的には、日本語のプログラム言語を使
用する場合、上記図15に示す「後置条件」に“なら
ば”を対応させることにより、上記図13に示したよう
に(値<50)ならば・・・のようにプログラムの記述
を行うことができる。また、英語のプログラム言語を使
用する場合、上記図15に示す「前置条件」に“IF”
を対応させることにより、IF(VALUE<50)・
・・のようにプログラムの記述を行うことができる。
【0116】このように、上記中央情報処理装置4に、
上記図14に示したような別名表を設けることにより、
母国語が日本語の開発者が英語でプログラム作成を行う
場合でも、図16に示すように、上記コンパイラ5が、
上記別名表を用いて英語のプログラムに変換することが
できる。従って、開発者は、プログラムを作成する際に
用いる自然語に左右されることなく、例えば使い慣れて
いる母国語を用いてプログラムを作成することができ、
目的のシステムのプログラムの作成をより簡単とするこ
とができる。
【0117】なお、上述の実施例の説明では、上記英語
でプログラムを作成する場合及び日本語でプログラムを
作成する場合の2通りのみの説明をしたが、これは、例
えば日本語を中国語やフランス語で、また、フランス語
を日本語や中国語でプログラムの作成を行う等のよう
に、上記別名表の作り方次第であらゆる母国語に対応し
てプログラムの作成が可能であることは勿論である。
【0118】
【発明の効果】本発明に係るプログラム作成装置は、別
名設定手段により、第1の自然語のプログラム言語中に
存在する予約語,変数名,手続き名及びその他の字句に
ついての第2の自然語のプログラム言語である別名を設
定するとともに、予約語設定手段により、上記予約語を
前置詞として用いるか又は後置詞として用いるかを設定
する。そして、置換手段が、上記別名設定手段及び予約
語設定手段の設定内容に応じて、入力された字句及び構
文を置換しながら翻訳処理を行うことにより、プログラ
ムの作成に使用する自然語を、ユーザの使い慣れている
例えば母国語で作成することができ、目的のプログラム
をより作成し易くすることができる。
【0119】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、上記置換手段としてコンパイラを設け、このコンパ
イラが、上記別名設定手段及び予約語設定手段の設定内
容に応じて、入力された字句及び構文を置換する翻訳処
理を行うことにより、インタープリタを用いるよりも実
行速度を高速化することができる。また、上記コンパイ
ラは、作成されたプログラムに誤りがあると実行するこ
とができないため、上記作成されたプログラムに誤りが
ある場合にこれを発見することができるうえ、誤ったプ
ログラムで実行してしまう等のような不都合を防止する
ことができる。
【0120】また、本発明に係るプログラム作成装置
は、中央情報処理装置に、上記予約語が前置詞であるか
後置詞であるかを示す付加条件を予め記憶しておき、上
記置換手段が上記付加条件に基づいて、入力された字句
及び構文を置換する翻訳処理を行うことにより、開発者
が用いた自然語とプログラムする際に用いるべき自然語
との間に互換性があっても、これを補って上記置換/翻
訳処理を行うことができる。
【0121】また、本発明に係る対話形プログラム作成
装置は、画面定義手段により、出力装置の表示画面上に
上記目的のシステムの画面構成を定義する。また、上記
画面定義手段により上記目的のシステムを複数の画面で
構成した場合に、画面遷移定義手段により、ユーザの指
示やその他の事象を契機とした上記複数の画面の移り変
わりを定義し、実時間処理定義手段により、上記画面定
義手段により定義した画面の構成の時間経過にともなう
変化を定義するとともに、プログラム編集手段により、
特定の時刻に上記画面が所望の変化を行うように該画面
の構成及び画面の属性の変更を行う。また、上記プログ
ラム編集手段は、別名設定手段により、第1の自然語の
プログラム言語中に存在する予約語,変数名,手続き名
及びその他の字句についての第2の自然語のプログラム
言語である別名を設定するとともに、予約語設定手段に
より、上記予約語を前置詞として用いるか又は後置詞と
して用いるかを設定する。そして、置換手段が、上記別
名設定手段及び予約語設定手段の設定内容に応じて、入
力された字句及び構文を置換しながら翻訳処理を行うこ
とにより、所望の時間に複雑に画面の構成が変化するよ
うなプログラムでも簡単に作成することができる。
【0122】また、プログラムの作成に使用する自然語
を、ユーザの使い慣れている例えば母国語で作成するこ
とができ、目的のプログラムをより作成し易くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプログラム作成装置を設けて構成
した、本発明に係る対話形プログラム作成装置の実施例
のブロック図である。
【図2】上記実施例の対話形プログラム作成装置の全体
的な動作説明をするためのフローチャートである。
【図3】上記実施例の対話形プログラム作成装置によ
り、複数の入出力部品により構成された画面の模式図で
ある。
【図4】上記画面を構成した入出力部品の属性を定義す
る際の上記実施例に係る対話形プログラム作成装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記入出力部品の属性を定義する際に表示され
る属性設定画面の模式図である。
【図6】上記実施例の対話形プログラム作成装置のプロ
グラム編集処理時の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】上記実施例の対話形プログラム作成装置のコマ
ンド処理時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】上記実施例の対話形プログラム作成装置の実時
間処理定義機能を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】上記実時間処理定義機能時に表示される画面構
成を説明するための模式図である。
【図10】上記実時間処理定義機能時に選択した時間の
画面構成を説明するための模式図である。
【図11】上記実時間処理定義機能時に選択した時間の
画面のうち、“LABEL”の入出力部品の属性を設定
するための属性設定画面の模式図である。
【図12】上記実時間処理定義機能時に選択した時間の
画面のうち、“SLIDER”の入出力部品の属性を設
定するための属性設定画面の模式図である。
【図13】上記“SLIDER”の入出力部品の値更新
時処理時の動作をさらに詳細に定義するための定義設定
用画面を示す模式図である。
【図14】上記実施例の対話形プログラム作成装置の中
央情報処理装置が有する記述言語変換用の別名表を示す
模式図である。
【図15】上記実施例の対話形プログラム作成装置が、
上記別名表に基づいて記述言語の変換を行う流れを説明
するための模式図である。
【図16】上記実施例の対話形プログラム作成装置が、
日本語で入力されたプログラム言語を上記別名表に基づ
いて英語のプログラム言語に変換した様子を示す模式図
である。
【符号の説明】
1・・・・・・・入力装置 2・・・・・・・出力装置 3・・・・・・・外部装置 4・・・・・・・中央情報処理装置 5・・・・・・・コンパイラ 6・・・・・・・記憶装置 100・・・・・画面定義ウインドウ 101・・・・・部品種別メニュー 102・・・・・画面定義領域 103・・・・・“Cinema”の入出力部品 103a・・・・“Cinema”の属性定義ボタン 105・・・・・“Label”の入出力部品 105a・・・・“Label”の属性定義ボタン 106・・・・・“SLIDER”の入出力部品 107・・・・・コマンドメニュー 110・・・・・“LABEL”の名称の欄 111・・・・・“LABEL”の動作の定義の欄 112・・・・・“終了”のコマンド 120・・・・・ラベル 121・・・・・時間軸 122・・・・・縮小画面 123・・・・・時間軸設定マーク 124・・・・・“File Edit”のコマンド 127・・・・・“SLIDER”の入出力部品 127a・・・・“SLIDER”の属性定義ボタン 128・・・・・“About this cinema ”の入出力部品 129・・・・・“Label”の入出力部品 129a・・・・“Label”の属性定義ボタン 130・・・・・“LABEL”のラベル種別の欄 131・・・・・“LABEL”のラベルビットマップ
ファイル名の欄 135・・・・・“SLIDER”の入出力部品の値更
新時処理の定義欄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置によりプログラム言語の入力が
    なされると、中央情報処理装置が上記プログラム言語に
    応じた文字等の表示画像を表示画面に表示するように出
    力装置を制御するとともに、上記プログラム言語を機械
    語に変換して記憶するように記憶装置を制御することに
    より、目的のシステムのプログラムを作成するプログラ
    ム作成装置であって、 第1の自然語のプログラム言語中に存在する予約語,変
    数名,手続き名及びその他の字句についての第2の自然
    語のプログラム言語である別名を設定する別名設定手段
    と、 入力された文字列で指定されたプログラムの字句の置換
    を行う置換手段と、 上記予約語を前置詞として用いるか又は後置詞として用
    いるかを設定する予約語設定手段とを有し、 上記置換手段は、上記別名設定手段及び予約語設定手段
    の設定内容に応じて、入力された字句及び構文を置換し
    ながら翻訳処理を行うことを特徴とするプログラム作成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記置換手段は、上記別名設定手段及び
    予約語設定手段の設定内容に応じて、入力された字句及
    び構文を置換するコンパイラであることを特徴とする請
    求項1記載のプログラム作成装置。
  3. 【請求項3】 上記中央情報処理装置には、上記予約語
    が前置詞であるか後置詞であるかを示す付加条件が予め
    記憶されていることを特徴とする請求項1記載のプログ
    ラム作成装置。
  4. 【請求項4】 中央情報処理装置,入力装置,出力装
    置,記憶装置からなるコンピュータシステムを用いて、
    目的のシステムの対話的なプログラムを作成する対話形
    プログラム作成装置であって、 上記出力装置の表示画面上に上記目的のシステムの画面
    構成を定義するための画面定義手段と、 上記画面定義手段により上記目的のシステムを複数の画
    面で構成した場合に、ユーザの指示やその他の事象を契
    機とした上記複数の画面の移り変わりを定義するための
    画面遷移定義手段と、 上記画面定義手段により定義した画面の構成の時間経過
    にともなう変化を定義するための実時間処理定義手段
    と、 特定の時刻に上記画面が所望の変化を行うように該画面
    の構成及び画面の属性を変更するためのプログラム編集
    手段とを有し、 上記プログラム編集手段は、第1の自然語のプログラム
    言語中に存在する予約語,変数名,手続き名及びその他
    の字句についての第2の自然語のプログラム言語である
    別名を設定する別名設定手段と、入力された文字列で指
    定されたプログラムの字句の置換を行う置換手段と、上
    記予約語を前置詞として用いるか又は後置詞として用い
    るかを設定する予約語設定手段とから構成され、上記別
    名設定手段及び予約語設定手段の設定内容に応じて、入
    力された字句及び構文を置換しながら翻訳処理を行うこ
    とを特徴とする対話形プログラム作成装置。
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