JPH06110594A - 暗証コードの入力装置とその装置に用いるスイッチング回路 - Google Patents

暗証コードの入力装置とその装置に用いるスイッチング回路

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JPH06110594A
JPH06110594A JP4263050A JP26305092A JPH06110594A JP H06110594 A JPH06110594 A JP H06110594A JP 4263050 A JP4263050 A JP 4263050A JP 26305092 A JP26305092 A JP 26305092A JP H06110594 A JPH06110594 A JP H06110594A
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input
line
switch
control circuit
output
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JP4263050A
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English (en)
Inventor
Takahiko Nimata
隆彦 二俣
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手動操作の必要なスイッチを用いずに制御回路
の入力側の配線数を少なくすることができるとともに回
路の制御が簡単に行えるようにする。 【構成】制御回路1の出力に応答してスイッチ回路10
を動作させスイッチ回路出力に応じて制御回路に入力さ
れる暗証コード入力信号があらかじめ設定した登録情報
と合致するか否かを判断する手段1dを有する。スイッ
チ回路には、同時に入力される第1の二入力スイッチF
4,F4aが制御回路の第2の入力ラインL4と出力ラ
インL2間及び第1の入力ラインL1と出力ラインL3
との間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の二
入力スイッチF5,F5aが第1出力ラインと第2入力
ライン間に接続され第2出力ラインと第2入力ラインと
の間に接続され、同時に入力される第3の二入力スイッ
チF6,F6aが第2の出力ラインと第2の入力ライン
間に接続され第2の出力ラインと第1の入力ライン間に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動操作の必要なスイ
ッチを用いることなく、制御回路の入力側の配線数を減
らすことができ、回路の制御が簡単に行える暗証コード
の入力装置とその装置に用いるスイッチング回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】暗証コードを入力する場合としては、一
般に銀行のキャッシュサービスコーナで自己の銀行口座
から預金を払い戻す場合などがある。この銀行のキャッ
シュサービスコーナの現金払い戻し機では、あわてて暗
証コードを押すと、押し間違えることがあるので、連続
して2回まで暗証コードを間違えて押してしまった場合
でも、もう一度始めから暗証コードを入力し直すように
指示し利用者のサービス向上に努めていた。そして、3
回連続して暗証コードを間違えて入力した場合には、セ
キュリティ保持の面などから、キャッシュカードの磁気
記録部に記録しておいた暗証コード情報などの個人情報
が再び使用できなくなるように磁気記録部の内容を消去
させていた。
【0003】また、近年、飲食店には、プリペイドカー
ドを発行する装置を備えた飲食店があり、プリペイドカ
ードの発行回数の多い店では定期的にプリペイドカード
を使用する者に予め自己の暗証コードの登録を勧め、プ
リペイドカードの発行処理に要する時間を短縮させ、サ
ービスの向上に努めていた。さらに、このような飲食店
では、暗証コードのセキュリティを高めるとともにプリ
ペイドカード利用者のサービス向上を図るために暗証コ
ードの入力装置が備えられている。
【0004】図9はかかる暗証コードの入力装置を示す
ブロック図、図10及び図11は図9のブロック図の一
部を具体的にあらわした回路図である。これらの図にお
いて、制御回路103は1チップのマイクロコンピュー
タからなる。この制御回路103は、記憶部103a、
入力部103b、制御中枢部103c、判断部103d
及び入出力部103eから構成される。また暗証コード
登録手段102は、例えば、飲食店のキャッシュカウン
タに配設され、予め暗証コードを登録したとき、上記制
御回路103の記憶部103aに使用者の所望の暗証コ
ードが記憶される。上記暗証コードの入力装置では、暗
証コード入力部100より入力された暗証コードに対応
してスイッチング回路105のスイッチを動作させる。
【0005】図10に示す、例えばスイッチング回路1
05AのマトリックススイッチF1〜F6を動作させる
ときには、それらのマトリックススイッチF1〜F6の
動作に基いてコネクタ106、ドライバ回路107を経
て制御回路103へ暗証コードに対応した信号を送出す
る。また図15の回路図では、手動操作によってシフト
スイッチSFを押すことより、スイッチング回路105
BのマトリックススイッチF1〜F3をマトリックスス
イッチF4〜F6に切り換える。
【0006】かかる暗証コードの入力装置では、予め飲
食店などのキャッシュカウンタに配設されている暗証コ
ード登録手段102である電子キャッシユレジスタ(E
CR)に利用者の任意に決められた暗証コード、例え
ば、「2345」が入力されると、その利用者の暗証コ
ードが登録されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記暗
証コードの入力装置は、図9に示すように暗証コード入
力部100から入力された暗証コードに対応して、図1
0に示すスイッチング回路105AのスイッチF1〜F
6のいずれかを動作させ、スイッチF1〜F6のいずれ
かの動作に基いて暗証コードに対応した信号を図13に
示す入力ラインL3〜L5からコネクタ106、ドライ
バ回路107を経て制御回路103へ送出していた。そ
のために、図10に示すスイッチング回路105Aでは
制御回路103の出力ラインL1,L2に対して入力ラ
インL3〜L5が必要になり、制御回路との接続ライン
数が多くなるだけでなく、コネクタのピン数の多いコネ
クタが必要に成っていた。また図11に示すスイッチン
グ回路105Bでは制御回路103の出力ラインL6,
L7に対して入力ラインL8,L9であるが、スイッチ
ング回路105BのスイッチF1〜F3からスイッチF
4〜F6への切り換えをシフトスイッチSFの手動操作
により行っていた。そのため、スイッチF4〜F6の切
り換え時には、シフトスイッチSFの操作を手動でしな
ければスイッチング回路105BのスイッチF1〜F3
からスイッチF4〜F6への切り換えができなくなる不
具合があった。
【0008】そこで本発明は、手動操作の必要なスイッ
チを用いずに制御回路の入力側の配線数を少なくするこ
とができるとともに回路の制御が簡単に行える暗証コー
ドの入力装置とその装置に用いるスイッチング回路を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、制御回路の出力に応答してマト
リックススイッチ回路を動作させてそのスイッチ回路出
力に応じて上記制御回路に入力される暗証コード入力信
号があらかじめ設定しておいた登録情報と合致するか否
かを判断する手段を有する暗証コードの入力装置であっ
て、上記マトリックススイッチ回路には、同時に入力さ
れる第1の二入力スイッチが制御回路の第2の入力ライ
ンと出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ラインと
の間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の二入
力スイッチが第1出力ラインと第2入力ライン間に接続
されるとともに第2出力ラインと第2入力ラインとの間
に接続され、同時に入力される第3の二入力スイッチが
第2の出力ラインと第2の入力ライン間に接続されると
ともに第2の出力ラインと第1の入力ライン間にそれぞ
れ接続され、上記制御回路に入力される暗証コード入力
信号に対応した上記マトリックススイッチあるいは第1
〜第3の二入力スイッチが動作する。また本発明は、制
御回路の出力側に接続される第1及び第2の出力ライン
とともに制御回路の入力側が接続される第1及び第2の
入力ラインとを有し、これらのライン間にそれぞれマト
リックススイッチを接続したスイッチ回路であって、同
時に入力される第1の二入力スイッチが第2の入力ライ
ンと出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ラインと
の間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の二入
力スイッチが第1の出力ラインと第2の入力ライン間に
接続されるとともに第2の出力ラインと第1の出力ライ
ン間にそれぞれ接続され、同時に入力される第3の二入
力スイッチが第2の出力ラインと第2の入力ラインとの
間に接続されるとともに第2の出力ラインと第1の入力
ラインとの間にそれぞれ接続されて構成される。
【0010】
【作用】制御回路の出力に応答してマトリックススイッ
チ回路を動作させてそのスイッチ回路出力に応じて上記
制御回路に入力される暗証コード入力信号があらかじめ
設定しておいた登録情報と合致するか否かを判断する手
段を有する。マトリックススイッチ回路には、同時に入
力される第1の二入力スイッチが制御回路の第2の入力
ラインと出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ライ
ンとの間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の
二入力スイッチが第1出力ラインと第2入力ライン間に
接続されるとともに第2出力ラインと第2入力ラインと
の間に接続され、同時に入力される第3の二入力スイッ
チが第2の出力ラインと第2の入力ライン間に接続され
るとともに第2の出力ラインと第1の入力ライン間にそ
れぞれ接続される。上記制御回路に入力された暗証コー
ド入力信号に対応してマトリックススイッチあるいは第
1〜第3の二入力スイッチが動作する。また制御回路の
出力側に接続される第1及び第2の出力ラインとともに
制御回路の入力側が接続される第1及び第2の入力ライ
ンとを有する。これらのライン間には、それぞれマトリ
ックススイッチを接続したスイッチ回路が設けられる。
同時に入力される第1の二入力スイッチは、第2の入力
ラインと出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ライ
ンとの間にそれぞれ接続され、また第2の二入力スイッ
チが第1の出力ラインと第2の入力ライン間に接続され
るとともに第2の出力ラインと第1の出力ライン間にそ
れぞれ接続され、さらに第3の二入力スイッチが第2の
出力ラインと第2の入力ラインとの間に接続されるとと
もに第2の出力ラインと第1の入力ラインとの間にそれ
ぞれ接続される。
【0011】
【実施例】本発明の暗証コードの入力装置とスイッチン
グ装置について図に基いて説明する。図1は本発明暗証
コードの入力装置とスイッチング装置の一実施例の全体
構成を示すブロック図、図2は図1に示す暗証コードの
入力装置の一部を表す回路図、図3は図1に示す暗証コ
ード登録手段の例を示す斜視図、図4は図1に示す暗証
コード入力部の例を示す斜視図、図5は図3の暗証コー
ド入力部の制御回路を示す図、図6及び図7はプリペイ
ドカードの例を示す図、図8は本発明暗証コードの入力
装置とスイッチング装置の一実施例の動作を示すフロー
チャート、図9は暗証コードの確認処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【0012】これらの図において、制御回路1は1チッ
プのマイクロコンピュータで、入力部1a、制御中枢部
1b、記憶部1c、判断部1及び入出力部1eから構成
される。この制御回路1の入力部1aと接続されるの
は、暗証コード登録部2及び暗証コード入力手段3であ
る。上記暗証コード登録手段2は、図3に示す会計処理
機9を構成する電子式キャッシュレジスタ(ECR)2
Aとカードリーダライタ3Aである。上記会計処理機9
は、スーパーのレジ、レストラン、喫茶店、バーなどの
キャッシュカウンタなどに配設され、ECR2Aのキー
ボード2A−1から暗証コードの登録が行える。このプ
リペイドカード13の暗証コードの登録は、プリペイド
カード13の発行処理を迅速に行うとともに、プリペイ
ドカード13の使用時に予め登録しておいた暗証コード
を入力しなければ使用できないようにし、プリペイドカ
ード13のセキュリティが保てるようになる。
【0013】上記暗証コードの登録を行うときには、先
ず使用者が飲食店などのキャッシュカウンタの店員にプ
リペイドカード13の暗証コードを登録したい旨を申し
出て、所定の暗証コード登録申込書に使用希望者の任意
の、例えば、4桁からなる暗証コードを書き込む。登録
希望者は、任意の暗証コードを書き込んだ暗証コード登
録申込書を店員に渡し、その店員がその暗証コードを読
みながらECR2Aのキーボード2A−1よりその登録
コードを入力する。
【0014】図1に示す暗証コード入力手段3では、例
えば、図3に示すECR2Aのキーボード2A−1から
暗証コードが入力されると、内部のRAMなどの記憶部
(図示省略)あるいは制御回路1の入力部1a、制御中
枢部1bを経て記憶部1cに暗証コードに応じた信号が
一時、記憶される。また暗証コード入力手段3であるカ
ードリーダライタ3Aでは、キーパッド16から暗証コ
ードが入力されると、図1の制御回路1−コネクタ部4
−スイッチング回路5−コネクタ部4−ドライバ回路6
を経て制御回路1に入力され、予めエECR2Aの記憶
部に記憶しておいた登録コードに応じた信号を読み出
し、制御回路1の判断部1dで登録コードと入力コード
に相当する信号の比較が行なわれる。この判断部1dで
は、登録コードと入力コードに相当する信号が一致する
場合に、プリペイドカード13により飲食代金の支払い
が行われる。
【0015】また図1及び図2に示す制御回路1は、ス
イッチング回路5と接続される。スイッチング回路5は
スイッチF1〜F3がマトリックススイッチ、F4〜F
6がA接点の2回路入りマトリックススイッチから成
る。このスイッチング回路5では、制御回路1の出力に
応答してマトリックススイッを動作させて、そのスイッ
チング回路5の出力に応じて制御回路1に入力される暗
証コード入力信号があらかじめ設定しておいた登録情報
と合致するか否かを判断部1dで判断する。
【0016】上記スイッチング回路5には、同時に入力
される第1の二入力スイッチF4,F4aが制御回路1
の第2の入出力ラインL2,L4と第1の入出力ライン
L1,L3との間にそれぞれ接続され、同時に入力され
る第2の二入力スイッチF5,F5aが第1出力ライン
L1と第2入力ラインL4間に接続されるとともに第2
出力ラインL2と第2入力ラインL4との間に接続さ
れ、同時に入力される第3の二入力スイッチF6,F6
aが第2の出力ラインL2と第2の入力ラインL4間に
接続されるとともに第2の出力ラインL2と第1の入力
ラインL3間にそれぞれ接続され、制御回路1に入力さ
れる暗証コード入力信号に対応したマトリックススイッ
チF1〜F3、あるいは第1〜第3の二入力スイッチF
4〜F6aが動作する。また制御回路1の出力側に接続
される第1及び第2の出力ラインL1,L2とともに制
御回路1の入力側が接続される第1及び第2の入力ライ
ンL3,L4とを有し、これらのラインL1〜L4間に
それぞれマトリックススイッチを接続する。同時に入力
される第1の二入力スイッチF4,F4aが第2の入出
力ラインL2,L4間及び第1の入出力ラインL1,L
3との間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の
二入力スイッチF5,F5aが第1の出力ラインL1と
第2の入力ラインL3間に接続されるとともに第2の出
力ラインL2と第2の出力ラインL4間にそれぞれ接続
され、同時に入力される第3の二入力スイッチF6,F
6aが第2の出力ラインL2と第2の入力ラインL4と
の間に接続されるとともに第2の出力ラインL2と第1
の入力ラインL3との間にそれぞれ接続されて構成され
る。
【0017】このスイッチング回路5では、例えば、ス
イッチF1が暗証コード入力手段3の「1」入力キー
「1」に対応してオンする。スイッチF2が同様に入力
キー「2」に対応してオンし、スイッチF3が入力キー
「3」に対応してオンする。また2回路入りマトリック
ススイッチF4が入力キー「4」に対応してオンし、2
回路入りマトリックススイッチF4aが入力キー「5」
に対応してオンする。さらに2回路入りマトリックスス
イッチF5が入力キー「6」に対応してオンし、2回路
入りマトリックススイッチF5aが入力キー「7」に対
応してオンする。同様に2回路入りマトリックススイッ
チF6が入力キー「8」に対応してオンし、2回路入り
マトリックススイッチF6aが入力キー「9」に対応し
てオンする。
【0018】そのため、例えば、暗証コード入力手段3
より、「3456」が入力される場合には、スイッチF
3、2回路入りマトリックススイッチF4、2回路入り
マトリックススイッチF4a、2回路入りマトリックス
スイッチF5がオン動作する。また暗証コード入力手段
3より、「3489」が入力される場合には、スイッチ
F3、2回路入りマトリックススイッチF4、2回路入
りマトリックススイッチF6a、2回路入りマトリック
ススイッチF6aがオン動作する。これらの2回路入り
マトリックススイッチF4〜F6aを用いることによ
り、手動操作によるシフトスイッチSFを用いる必要が
なくなりスイッチング回路5を構成することができ、ス
イッチ操作を手動で行う煩わしさをなくすことができ
る。従って、平易な構成により低コスト化することがで
き、また暗証コードの入力検出を正確に行うことができ
るので、暗証コードの入力装置として信頼性を向上させ
ることができる。
【0019】図4のカードリーダライタ3についてさら
に説明する。このカードリーダライタ3には、暗証コー
ド番号などを表示する液晶表示部17と、暗証コード番
号などを入力するためのキーパッド16が装着されてい
る。またカードリーダライタ3の前面部には、プリペイ
ドカード13を挿入するためのスロット12が設けられ
ている。上記プリペイドカード13は、例えば各顧客毎
の使用歴データを保存ないし更新するための使用歴メモ
リカード、新プリペイドカード13を発行するために用
いる発行用メモリカード、あるいは各商品あるいは顧客
に応じた商品の割引き率などの情報が記憶されているパ
ラメータ用のメモリカードとして用いる。
【0020】また、カードリーダライタ11Aには、未
だ金銭的な価値を有しないオフバリューカードが数百枚
収納される収納部18が設けられ、この収納部18から
図5のカード搬送部30により図4の書込部32または
印字部31にカードが搬送され、オフバリューカードに
所定の印字を行い、各種の情報を書き込むことにより、
予め登録された暗証コードで登録したプリペイドカード
13が発行される。
【0021】次に、図5に示すブロック図の構成につい
て説明する。図5において、各種演算や各部の制御を行
うCPU21には、バスライン200を介してROM2
2、RAM23、メモリカード・インターフェース2
4、RS232Cインターフェース26、LCDドライ
バ18、キーパッド16、読取部20、書込部32、印
字部31及びカード搬送部30が接続されている。
【0022】図3において、メモリカードインターフェ
ース24は、メモリカード25との間で顧客情報などの
各種データの授受を行うためのもので、図2及び図3に
示すメモリカード用のスロット15内に設けられる。上
記読取部20は、プリペイドカード13の記録部から読
取りヘッド19を介して読み取られた情報をバスライン
200を経てCPU21へ送出し、CPU21からの指
令に基いて一時RAM23及びメモリインターフェース
24を経てメモリカード25の所定の記憶領域に記憶す
る。また書込部32は、カードリーダライタ11Aのキ
ーパッド16、メモリカードインターフェース25を通
じて入力される各種の顧客情報を、書込みヘッド33を
介して情報をプリペイドカード13の記録部に書き込
む。
【0023】図5において、印字部31は、プリペイド
カード13に対して所定の情報を印字するためのもの
で、読取りヘッド19及び書込みヘッド33とともに、
図2及び図3のプリペイドカードスロット12内に装着
される。上記印字部31としては、サーマルプリンタ等
が用いられる。またカード搬送部30は、プリペイドカ
ード13を図3及び図4に示すスロット12内の所定位
置にセットするとともに、所定の処理が行われたプリペ
イドカード13をスロット12から排出させる。
【0024】図5において、RS232Cインターフェ
ース26は、ホストコンピュータ27もしくは図2のE
CR2Aとの間でオンラインにより各種データの授受が
行われるようにするインターフェースである。なお、マ
イコンインターフェースとしては、RS232C以外の
インターフェース4であってもよい。
【0025】図5において、LEDドライバ18はCP
U21からの表示指令に応じて、LCD17を駆動させ
る回路である。このLED17には、キーパッド16か
ら入力された情報、読み取られたプリペイドカード13
の記憶部に記録されている情報などが表示される。な
お、28はカードリーダライタ3Aに内蔵されている時
計機能部であって、この時計機能部28ではカードリー
ダライタ3Aにおける独自の時間管理が行える。上記時
間機能部28は、バッテリ電源29により作動する。バ
ッテリ電源29としてはボタン電池などを用いる。上記
CPU21では、プリペイドカード13の発行処理とそ
の他の信号処理を集中的に行えるようにしたが、プリペ
イドカード13の発行処理用のCPUと、その他の信号
処理用のCPUを2つ設けて、それぞれの信号処理を2
つのCPUに分担させることにより、分散処理を行うこ
とが容易になる。
【0026】図6は上記使用前のプリペイドカード13
を示すもので、図7は使用後のプリペイドカード13の
使用歴表示欄の表示例を示すもので、これについても簡
単に説明する。このプリペイドカード13は、紙もしく
はプラスチックなどで構成され、カードの前面または一
部に記録部が形成される。この記録部としては、磁気記
録部が含まれる。この磁気記録部は磁性材料で形成さ
れ、磁気読取手段でその記録部が読み取られる。上記記
録部には、少なくとも取引に応じて順次更新される残額
及び利用回数に関する情報が記録される。記録部が形成
されているプリペイドカード13の裏面には、図5及び
図6に示すように識別情報表示欄13a、使用歴表示欄
13b、サービススタンプ欄13cが表示される。
【0027】次に、図8に示す暗証コードの確認処理の
手順について図1〜図7を参照して説明する。先ず、前
処理として暗証コードを暗証コード登録手段2である図
2に示すECR2Aのキーボード2A−1より顧客の所
望の、例えば、暗証コード「3489」を飲食店のキャ
ッシュカウンタの店員が入力してプリペイドカード13
の暗証コード「3489」を登録する(ステップ1、以
下ST1と略称する)。このときには、ECR2Aの内
部の記憶領域あるいはカードリーダライタ3Aの図4に
示すRAM23に暗証コード「3489」一時、記憶す
る(ST2)。以上の処理により、暗証コードの確認を
行う前処理を終了する。
【0028】次に、プリペイドカード13で代金を支払
おうとする顧客は、暗証コード登録手段3であるカード
リーダライタ3Aのキーパッド16から暗証コード、例
えば、「3489」を入力する(ST3)。そして、暗
証コード「3489」と対応する図2のスイッチング回
路5のスイッチ、スイッチF3、2回路入りマトリック
ススイッチF4、2回路入りマトリックススイッチF6
a、2回路入りマトリックススイッチF6aをオン動作
させて暗証コード「3489」の検出が行われる(ST
4)。そして図1、図7及び図8に示すコネクタ部4、
ドライバ回路6を経て制御回路1の判断部1dで、予め
ECR2の記憶領域に記憶しておいた暗証コードに相当
する信号と、入力された暗証コードに相当する信号を判
断する(ST5)。上記判断部1dでは、予めECR2
の記憶領域に記憶しておいた暗証コード「3489」に
相当する信号と、入力された暗証コードに相当する信号
が一致しないと判断される場合に、判断部1dよりの指
令によりプリペイドカード13を排出させる(ST
6)。これにより、入力された暗証コードがあらかじめ
登録しておいた暗証コードと異なることを暗証コードの
入力後の数秒間のうちに認識することができる。なお、
上記ST5において、入力された暗証コードがあらかじ
め登録しておいた暗証コードと一致すると判断したと
き、プリペイドカード13による飲食代金の支払いが実
行される(ST7)。従って、上記暗証コードの入力装
置では、暗証コードを検出するスイッチング回路5に2
回路入りマトリックススイッチF4〜F6aを設けるこ
とにより、手動操作によることなく自動で暗証コードの
入力処理を行うことができるだけでなく、制御回路1に
入力されるラインを少なくすることができるので、制御
回路1における入力信号に基づく制御を簡単に行うこと
ができる。
【0029】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、手動操作
の必要なスイッチを用いることなく、制御回路の入力側
の配線数を減らすことができ、回路の制御が簡単に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明暗証コードの入力装置とスイッチング回
路の一実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すスイッチング回路と制御回路の一部
を具体的に表した回路図である。
【図3】図1に示す暗証コード登録手段を示す斜視図で
ある。
【図4】図1に示す暗証コード入力部の例を示す斜視図
である。
【図5】図1の暗証コード入力部の制御回路を示す図で
ある。
【図6】プリペイドカードの例を示す図で、使用前の状
態を示す図である。
【図7】プリペイドカードの例を示す図で、使用後の状
態を示す図である。
【図8】図9は暗証コードの確認処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】従来の暗証コードの確認装置の一例のブロック
図である。
【図10】従来の暗証コードの確認装置の一例の具体的
な回路図で、スイッチング回路にマトリックススイッチ
を用いた例である。
【図11】従来の暗証コードの確認装置の一例の具体的
な回路図で、スイッチング回路にマトリックススイッチ
を用いた例である。
【符号の説明】
1 制御回路 1c 記憶部 1d 判断部 1f タイミング発生部 2 暗証コード登録手段 2A ECR 3 暗証コード入力手段 3A カードリーダライタ 4 コネクタ部 5 スイッチング回路 F1〜F3 マトリックススイッチ F4〜F6a 2回路入りマトリックススイッチ 6 ドライバ回路 13 プリペイドカード 16 キーパッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御回路の出力に応答してマトリックスス
    イッチ回路を動作させてそのスイッチ回路出力に応じて
    上記制御回路に入力される暗証コード入力信号があらか
    じめ設定しておいた登録情報と合致するか否かを判断す
    る手段を有する暗証コードの入力装置であって、 上記マトリックススイッチ回路には、同時に入力される
    第1の二入力スイッチが制御回路の第2の入力ラインと
    出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ラインとの間
    にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の二入力ス
    イッチが第1出力ラインと第2入力ライン間に接続され
    るとともに第2出力ラインと第2入力ラインとの間に接
    続され、同時に入力される第3の二入力スイッチが第2
    の出力ラインと第2の入力ライン間に接続されるととも
    に第2の出力ラインと第1の入力ライン間にそれぞれ接
    続され、 上記制御回路に入力される暗証コード入力信号に対応し
    た上記マトリックススイッチあるいは第1〜第3の二入
    力スイッチが動作する暗証コードの入力装置。
  2. 【請求項2】制御回路の出力側に接続される第1及び第
    2の出力ラインとともに制御回路の入力側が接続される
    第1及び第2の入力ラインとを有し、これらのライン間
    にそれぞれマトリックススイッチを接続したスイッチ回
    路であって、 同時に入力される第1の二入力スイッチが第2の入力ラ
    インと出力ライン間及び第1の入力ラインと出力ライン
    との間にそれぞれ接続され、同時に入力される第2の二
    入力スイッチが第1の出力ラインと第2の入力ライン間
    に接続されるとともに第2の出力ラインと第1の出力ラ
    イン間にそれぞれ接続され、同時に入力される第3の二
    入力スイッチが第2の出力ラインと第2の入力ラインと
    の間に接続されるとともに第2の出力ラインと第1の入
    力ラインとの間にそれぞれ接続される暗証コードの入力
    装置に用いるスイッチング回路。
JP4263050A 1992-09-04 1992-09-04 暗証コードの入力装置とその装置に用いるスイッチング回路 Pending JPH06110594A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022186A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Japan Science & Technology Agency 抗原ペプチドおよびその利用

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