JPH06110405A - ドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表示ramへの書き込み方式 - Google Patents
ドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表示ramへの書き込み方式Info
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- JPH06110405A JPH06110405A JP3261458A JP26145891A JPH06110405A JP H06110405 A JPH06110405 A JP H06110405A JP 3261458 A JP3261458 A JP 3261458A JP 26145891 A JP26145891 A JP 26145891A JP H06110405 A JPH06110405 A JP H06110405A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーバーライトを可能にし、表示部における
スクロール表示に適するドットマトリクス表示装置及び
それにおける多重化表示RAMへの書き込み方式を提供
する。 【構成】 複数の多重化表示RAMへ画像データが選択
的に書き込まれる場合に、デコーダと表示RAMの間
に、書き込みが為される表示RAMをデータ・バスに接
続させ、その他の表示RAMを一定電位に接続させ、全
ての表示RAMに画像データ書き込みを指示する信号を
出力するリード/ライトコントローラを設けて動作させ
るドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表
示RAMへの書き込み方式である。
スクロール表示に適するドットマトリクス表示装置及び
それにおける多重化表示RAMへの書き込み方式を提供
する。 【構成】 複数の多重化表示RAMへ画像データが選択
的に書き込まれる場合に、デコーダと表示RAMの間
に、書き込みが為される表示RAMをデータ・バスに接
続させ、その他の表示RAMを一定電位に接続させ、全
ての表示RAMに画像データ書き込みを指示する信号を
出力するリード/ライトコントローラを設けて動作させ
るドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表
示RAMへの書き込み方式である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDドットマトリク
ス表示装置又はその他のマトリックス構造を持つ表示装
置に係り、特に表示ドットの1ドット中に2色以上の配
色がある構造又は表示ドットの1ドットにブリンク(点
滅)表示等のアトリビュート(属性)が1項目以上ある
構造のドットマトリクス表示装置に対して、表示RAM
が表示ドット1ドットに1ビット対応するビットマップ
形式で、その配色毎に又はアトリビュート毎に表示RA
Mを1個対応させて、しかもそれら複数の表示RAMが
CPUから多重化されているドットマトリクス表示装置
及びそれにおける多重化表示RAMの書き込み方式に関
する。
ス表示装置又はその他のマトリックス構造を持つ表示装
置に係り、特に表示ドットの1ドット中に2色以上の配
色がある構造又は表示ドットの1ドットにブリンク(点
滅)表示等のアトリビュート(属性)が1項目以上ある
構造のドットマトリクス表示装置に対して、表示RAM
が表示ドット1ドットに1ビット対応するビットマップ
形式で、その配色毎に又はアトリビュート毎に表示RA
Mを1個対応させて、しかもそれら複数の表示RAMが
CPUから多重化されているドットマトリクス表示装置
及びそれにおける多重化表示RAMの書き込み方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のドットマトリクス表示装置につい
て、LEDドットマトリクス表示装置を例に取り、図1
1の回路構成ブロック図を使って説明する。図11の表
示装置の場合のメモリ・マッピングは図13に示す如く
である。
て、LEDドットマトリクス表示装置を例に取り、図1
1の回路構成ブロック図を使って説明する。図11の表
示装置の場合のメモリ・マッピングは図13に示す如く
である。
【0003】従来のLEDドットマトリックス表示装置
における各構成部分について説明すると、CPU1は、
アドレス・バスを介してアクセスする装置を特定し、例
えば、記憶装置等(図示せず)内のデータにアクセス
し、更にCPU1はアドレス・バスによりマルチプレク
サ(MPX)3のアドレスを指定して、バス・ドライバ
4を開にして記憶装置等から画像データを表示RAM
(V−RAM)7へ書き込むようになっている。
における各構成部分について説明すると、CPU1は、
アドレス・バスを介してアクセスする装置を特定し、例
えば、記憶装置等(図示せず)内のデータにアクセス
し、更にCPU1はアドレス・バスによりマルチプレク
サ(MPX)3のアドレスを指定して、バス・ドライバ
4を開にして記憶装置等から画像データを表示RAM
(V−RAM)7へ書き込むようになっている。
【0004】MPX3は、CPU1と画面コントローラ
2の切替器となっており、CPU1がV−RAM7に動
作する時はバス・ドライバ4は開となってV−RAM7
に画像データを書き込むことになり、また、画面コント
ローラ2がV−RAM7に動作する時はバス・ドライバ
4は閉となってMPX3は画面コントローラ2とV−R
AM7とを接続するようになっている。
2の切替器となっており、CPU1がV−RAM7に動
作する時はバス・ドライバ4は開となってV−RAM7
に画像データを書き込むことになり、また、画面コント
ローラ2がV−RAM7に動作する時はバス・ドライバ
4は閉となってMPX3は画面コントローラ2とV−R
AM7とを接続するようになっている。
【0005】発振器5から発振されたクロックは、伝送
用分周器10で1/8倍にされ、その後一方はパラレル
/シリアル変換器(P/S変換器)8に出力され、他方
は画面コントローラ用分周器6で1/8倍のクロックに
変換されて画面コントローラ2に出力される。画面コン
トローラ2は、入力されるクロックのタイミングにより
MPX3を介してV−RAM7にCPU1から与えられ
た表示アドレスを出力する。
用分周器10で1/8倍にされ、その後一方はパラレル
/シリアル変換器(P/S変換器)8に出力され、他方
は画面コントローラ用分周器6で1/8倍のクロックに
変換されて画面コントローラ2に出力される。画面コン
トローラ2は、入力されるクロックのタイミングにより
MPX3を介してV−RAM7にCPU1から与えられ
た表示アドレスを出力する。
【0006】V−RAM7は、画面コントローラ2から
MPX3を通してLED表示部9へ表示すべき内容に対
応する表示アドレスを順次受け取ることで、表示アドレ
スに対応した画像データを伝送用分周器10の出力タイ
ミングでP/S変換器8を経由してLED表示部9に出
力し、表示するものである。
MPX3を通してLED表示部9へ表示すべき内容に対
応する表示アドレスを順次受け取ることで、表示アドレ
スに対応した画像データを伝送用分周器10の出力タイ
ミングでP/S変換器8を経由してLED表示部9に出
力し、表示するものである。
【0007】LED表示部9は、内部に表示ドット数に
一致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを有してお
り、これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面を構成
するようになっている。そして、画面コントローラ2
は、このLED表示部9のタイミングに合わせてクロッ
ク、表示アドレス、ラッチ信号をLED表示部9へ送り
出し、LED表示部9の表示画面を制御するものであ
る。
一致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを有してお
り、これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面を構成
するようになっている。そして、画面コントローラ2
は、このLED表示部9のタイミングに合わせてクロッ
ク、表示アドレス、ラッチ信号をLED表示部9へ送り
出し、LED表示部9の表示画面を制御するものであ
る。
【0008】更に、図12に2色発光(赤:R、緑:
G、黄:RG同時点灯)のドットマトリクス表示装置の
場合における表示部周辺回路の回路構成ブロック図を示
して説明する。尚、この場合のメモリ・マッピングは図
14に示す。
G、黄:RG同時点灯)のドットマトリクス表示装置の
場合における表示部周辺回路の回路構成ブロック図を示
して説明する。尚、この場合のメモリ・マッピングは図
14に示す。
【0009】LED表示部9へは、V−RAM(R)7R の
内容は赤(R)のLEDデータ(画像データ)として、
V−RAM(G)7G の内容は緑(G)のLEDデータとし
て表示されるものである。つまり、2色若しくは2色以
上を表示するために表示RAMが多重化されている。
内容は赤(R)のLEDデータ(画像データ)として、
V−RAM(G)7G の内容は緑(G)のLEDデータとし
て表示されるものである。つまり、2色若しくは2色以
上を表示するために表示RAMが多重化されている。
【0010】ドットマトリックス状のLED表示部9の
1ドットの中にはRとGの2つのLEDチップが入って
いるためR、G両データがある場所はR、G両方発光し
て黄色として表示される。これによりLED表示部9に
おいて文字や図として認識でき、しかも赤、緑、黄の鮮
やかな色を視認できる。
1ドットの中にはRとGの2つのLEDチップが入って
いるためR、G両データがある場所はR、G両方発光し
て黄色として表示される。これによりLED表示部9に
おいて文字や図として認識でき、しかも赤、緑、黄の鮮
やかな色を視認できる。
【0011】V−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G はマ
ルチプレクサ(MPX)3を通し、画面コントローラ2
からLED表示部9へ表示すべき内容に対応するアドレ
スを順次受け取ることで、Rデータをパラレル/シリア
ル(P/S)変換器(R)8R を経由し、Gデータをパラレ
ル/シリアル(P/S)変換器(G)8G を経由してそれぞ
れ出力するものである。
ルチプレクサ(MPX)3を通し、画面コントローラ2
からLED表示部9へ表示すべき内容に対応するアドレ
スを順次受け取ることで、Rデータをパラレル/シリア
ル(P/S)変換器(R)8R を経由し、Gデータをパラレ
ル/シリアル(P/S)変換器(G)8G を経由してそれぞ
れ出力するものである。
【0012】R、G2色発光のLED表示部9は内部に
表示ドット数に一致する横1ラスタ分のシフト・レジス
タをR、G2色分持っており、これを全ラスタ分スキャ
ンさせることで全表示画面を構成している。画面コント
ローラ2は、このLED表示部9のタイミングに合わせ
てクロック、表示アドレス、ラッチ信号を送り出し、表
示画面を制御するものである。
表示ドット数に一致する横1ラスタ分のシフト・レジス
タをR、G2色分持っており、これを全ラスタ分スキャ
ンさせることで全表示画面を構成している。画面コント
ローラ2は、このLED表示部9のタイミングに合わせ
てクロック、表示アドレス、ラッチ信号を送り出し、表
示画面を制御するものである。
【0013】そして、上記LEDドットマトリックス表
示装置における多重化V−RAMへのLEDデータ書き
込み方式では、図12の構成ブロック図に示しているよ
うに、V−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G のCS(チ
ップセレクト)はデコーダ11の出力部に接続されてお
り、またデコーダ11の入力部は通常はアドレス・バス
とのCPU1のME(メモリーイネーブル)に接続され
ているため、CPU1からデコーダ11を介して各V−
RAMのアドレスに対するマッピングが一義的に決定し
ており、決して一方のV−RAMにLEDデータを書き
込みに行っても他方のV−RAMに影響が及ばないよう
になっている。
示装置における多重化V−RAMへのLEDデータ書き
込み方式では、図12の構成ブロック図に示しているよ
うに、V−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G のCS(チ
ップセレクト)はデコーダ11の出力部に接続されてお
り、またデコーダ11の入力部は通常はアドレス・バス
とのCPU1のME(メモリーイネーブル)に接続され
ているため、CPU1からデコーダ11を介して各V−
RAMのアドレスに対するマッピングが一義的に決定し
ており、決して一方のV−RAMにLEDデータを書き
込みに行っても他方のV−RAMに影響が及ばないよう
になっている。
【0014】つまり、CPU1からV−RAM(R)7R 又
はV−RAM(G)7G のいずれかを選択する選択信号が出
力され、その選択信号をデコーダ11が解読し、LED
データがV−RAMに書き込み可能を指示する書き込み
可能指示信号をV−RAM(R)7R 又はV−RAM(G)7G
に与えて、バス・ドライバ4を介してデータ・バスから
書き込み可能指示信号が与えられたV−RAMにのみL
EDデータが書き込まれるようになっている。
はV−RAM(G)7G のいずれかを選択する選択信号が出
力され、その選択信号をデコーダ11が解読し、LED
データがV−RAMに書き込み可能を指示する書き込み
可能指示信号をV−RAM(R)7R 又はV−RAM(G)7G
に与えて、バス・ドライバ4を介してデータ・バスから
書き込み可能指示信号が与えられたV−RAMにのみL
EDデータが書き込まれるようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多重化V−RAMの書き込み方式では、LED表示
部9の表示が赤単色もしくは緑単色の表示の場合は問題
とならないが、2色発光の黄色の表示の場合は、例え
ば、V−RAM(R)7R に書き込みでからV−RAM(G)7
G に全く同一の内容を書き込まなければならないし、ま
たは、黄色の表示から一瞬に表示をクリアする時など
は、V−RAM(R)7R を先ずクリアしてからV−RAM
(G)7G をクリアしなければならず、つまり、黄色の表示
に関する動作は、図11のLEDドットマトリックス表
示装置と比べて2倍時間が掛かってしまうということに
なり、黄色に関する書き換え部分が多い場合などはその
処理スピードに於いて特定時間内に処理できなくなると
の問題点があった。
来の多重化V−RAMの書き込み方式では、LED表示
部9の表示が赤単色もしくは緑単色の表示の場合は問題
とならないが、2色発光の黄色の表示の場合は、例え
ば、V−RAM(R)7R に書き込みでからV−RAM(G)7
G に全く同一の内容を書き込まなければならないし、ま
たは、黄色の表示から一瞬に表示をクリアする時など
は、V−RAM(R)7R を先ずクリアしてからV−RAM
(G)7G をクリアしなければならず、つまり、黄色の表示
に関する動作は、図11のLEDドットマトリックス表
示装置と比べて2倍時間が掛かってしまうということに
なり、黄色に関する書き換え部分が多い場合などはその
処理スピードに於いて特定時間内に処理できなくなると
の問題点があった。
【0016】そこで、多重化表示RAMへの画像データ
の書き込み時間を短縮し、単一の表示RAMと同じ時間
で書き込みができるドットマトリックス表示装置及びそ
れにおける多重化表示RAMへの書き込み方式が提案さ
れている。
の書き込み時間を短縮し、単一の表示RAMと同じ時間
で書き込みができるドットマトリックス表示装置及びそ
れにおける多重化表示RAMへの書き込み方式が提案さ
れている。
【0017】このドットマトリックス表示装置の構成を
図15の回路図を使って説明する。図15のドットマト
リックス表示装置は、図12に示した回路図に於けるC
PU1とデコーダ11、そしてV−RAM(R)7R 、V−
RAM(G)7G の接続だけを抜き出したものに、CPU1
から唯一出力されるCS(チップセレクト)信号を赤色
と緑色の混色である黄色表示等させるために、V−RA
M(R)7R 及びV−RAM(G)7G 両方のV−RAMを同時
にアクティブにし、CPU1からV−RAM7へのアク
セスを1回行うだけでRデータ、Gデータを同時に書き
込むことができる符号式多重CS出力器12を回路構成
に加えたものである。回路構成上、符号式多重CS出力
器12はCPUのにI/Oにマッピングしてある。
図15の回路図を使って説明する。図15のドットマト
リックス表示装置は、図12に示した回路図に於けるC
PU1とデコーダ11、そしてV−RAM(R)7R 、V−
RAM(G)7G の接続だけを抜き出したものに、CPU1
から唯一出力されるCS(チップセレクト)信号を赤色
と緑色の混色である黄色表示等させるために、V−RA
M(R)7R 及びV−RAM(G)7G 両方のV−RAMを同時
にアクティブにし、CPU1からV−RAM7へのアク
セスを1回行うだけでRデータ、Gデータを同時に書き
込むことができる符号式多重CS出力器12を回路構成
に加えたものである。回路構成上、符号式多重CS出力
器12はCPUのにI/Oにマッピングしてある。
【0018】図16は、符号式多重CS出力器12の概
念図である。以下に符号式多重CS出力器12について
の基本原理を説明する。符号式多重CS出力器12に
は、1本の入力(CS-V-RAM-N)と2本の出力(CS-V-RAM
(R)'-N,CS-V-RAM(G)'-N) が設けられている。図17
は、図16の場合のメモリ・マッピング図である。
念図である。以下に符号式多重CS出力器12について
の基本原理を説明する。符号式多重CS出力器12に
は、1本の入力(CS-V-RAM-N)と2本の出力(CS-V-RAM
(R)'-N,CS-V-RAM(G)'-N) が設けられている。図17
は、図16の場合のメモリ・マッピング図である。
【0019】符号式多重CS出力器12は、1本の入力
に2本の出力の間には1本の入力から分岐させた後でス
イッチSW1とスイッチSW2を設けている。つまり、
各々の出力は入力に対して必ず、スイッチSW1、SW
2をそれぞれ独立で通過する構成としている。このスイ
ッチSWの操作は、この場合、スイッチSW1、スイッ
チSW2に対して、00、01、10、11(0:OF
F、1:ON)の4種類で、それぞれ無効、緑色、赤
色、黄色という意味付けができ、符号式多重CS出力器
12内に設けられたエンコード部13がこれらスイッチ
SWを動かすことになる。
に2本の出力の間には1本の入力から分岐させた後でス
イッチSW1とスイッチSW2を設けている。つまり、
各々の出力は入力に対して必ず、スイッチSW1、SW
2をそれぞれ独立で通過する構成としている。このスイ
ッチSWの操作は、この場合、スイッチSW1、スイッ
チSW2に対して、00、01、10、11(0:OF
F、1:ON)の4種類で、それぞれ無効、緑色、赤
色、黄色という意味付けができ、符号式多重CS出力器
12内に設けられたエンコード部13がこれらスイッチ
SWを動かすことになる。
【0020】上記以外の他の符号式多重CS出力器12
への入力として、スイッチSW1、SW2のオン・オフ
により特定色を表示するための色符号を示す入出力(符
号データ)D0,D1 、当該出力器12への符号データの
書き込みタイミング(ライトストローブ)信号I/OWR-N
、現在の符号の状態を読み込むタイミング(リードス
トローブ)信号I/ORD-N がある。色符号を示す入出力D
0,D1 はデータ・バスから与えられ、符号データの書き
込みタイミング信号I/OWR-N は、CPU1のI/O出力
IOE-N信号とライトストローブ出力WR-N信号の倫理
積となっており、符号データの読み込みタイミング信号
I/ORD-N は、CPU1のI/O出力信号IOE-N信号と
リードストローブ出力RD-N信号の倫理積となってい
る。
への入力として、スイッチSW1、SW2のオン・オフ
により特定色を表示するための色符号を示す入出力(符
号データ)D0,D1 、当該出力器12への符号データの
書き込みタイミング(ライトストローブ)信号I/OWR-N
、現在の符号の状態を読み込むタイミング(リードス
トローブ)信号I/ORD-N がある。色符号を示す入出力D
0,D1 はデータ・バスから与えられ、符号データの書き
込みタイミング信号I/OWR-N は、CPU1のI/O出力
IOE-N信号とライトストローブ出力WR-N信号の倫理
積となっており、符号データの読み込みタイミング信号
I/ORD-N は、CPU1のI/O出力信号IOE-N信号と
リードストローブ出力RD-N信号の倫理積となってい
る。
【0021】次に、図16の符号式多重CS出力器12
の動作について説明する。データ・バスから符号式多重
CS出力器12の出力を変化させる符号データD0 、D
1 が0又は1の信号としてCPU1から当該出力器12
に与えられるようになっている。例えば、符号データD
0 、D1 が共に0(Low)の時には、スイッチSW
1、SW2が共に開の状態になり、入力信号CS−V−
RAM-Nは出力されない。また、符号データD0 が1
(High)で、D1 が0(Low)の時には、スイッ
チSW1が閉の状態となり、スイッチSW2が開の状態
となって、入力信号CS−V−RAM-Nは出力信号CS
−V−RAM(R)'-Nとして出力される。符号データD0
が0(Low)で、D1 が1(High)の時には、ス
イッチSW1が開の状態となり、スイッチSW2が閉の
状態となって、入力信号CS−V−RAM-Nは出力信号
CS−V−RAM(G)'-Nとして出力される。そして、符
号データD0 、D1 が共に1(High)の時には、ス
イッチSW1、SW2が共に閉の状態になり、入力信号
CS−V−RAM-Nは出力信号CS−V−RAM(R)'-N
及び出力信号CS−V−RAM(G)'-Nとして出力され
る。
の動作について説明する。データ・バスから符号式多重
CS出力器12の出力を変化させる符号データD0 、D
1 が0又は1の信号としてCPU1から当該出力器12
に与えられるようになっている。例えば、符号データD
0 、D1 が共に0(Low)の時には、スイッチSW
1、SW2が共に開の状態になり、入力信号CS−V−
RAM-Nは出力されない。また、符号データD0 が1
(High)で、D1 が0(Low)の時には、スイッ
チSW1が閉の状態となり、スイッチSW2が開の状態
となって、入力信号CS−V−RAM-Nは出力信号CS
−V−RAM(R)'-Nとして出力される。符号データD0
が0(Low)で、D1 が1(High)の時には、ス
イッチSW1が開の状態となり、スイッチSW2が閉の
状態となって、入力信号CS−V−RAM-Nは出力信号
CS−V−RAM(G)'-Nとして出力される。そして、符
号データD0 、D1 が共に1(High)の時には、ス
イッチSW1、SW2が共に閉の状態になり、入力信号
CS−V−RAM-Nは出力信号CS−V−RAM(R)'-N
及び出力信号CS−V−RAM(G)'-Nとして出力され
る。
【0022】つまり、符号データD0 、D1 が01なら
ば、CPU1から入力信号CS−V−RAM-Nが出力さ
れた時、CS−V−RAM(G)'-NだけにCS-N信号が伝
達され、符号データD0 、D1 が10ならば、CS−V
−RAM(R)'-NだけにCS-N信号が伝達され、符号デー
タD0 、D1 が11ならば、CS−V−RAM(R)'-Nと
CS−V−RAM(G)'-Nの両方にCS-N信号が伝達され
る。CS−V−RAM(R)'-NとCS−V−RAM(G)'-N
は各々V−RAM(R)7R とV−RAM(G)7G に接続され
ているため、各々のRAMはこの信号によりCPU1か
らセレクトされたことになる。
ば、CPU1から入力信号CS−V−RAM-Nが出力さ
れた時、CS−V−RAM(G)'-NだけにCS-N信号が伝
達され、符号データD0 、D1 が10ならば、CS−V
−RAM(R)'-NだけにCS-N信号が伝達され、符号デー
タD0 、D1 が11ならば、CS−V−RAM(R)'-Nと
CS−V−RAM(G)'-Nの両方にCS-N信号が伝達され
る。CS−V−RAM(R)'-NとCS−V−RAM(G)'-N
は各々V−RAM(R)7R とV−RAM(G)7G に接続され
ているため、各々のRAMはこの信号によりCPU1か
らセレクトされたことになる。
【0023】結果として、CPU1からV−RAMにL
EDデータを書き込むと、符号式多重CS出力器12に
与えられた符号データD0 、D1 の状態により、V−R
AM(R)7R 、V−RAM(G)7G のいずれか若しくは両方
に同じ画像データが書き込まれることになる。これによ
り、2色発光の黄色データを表示することや黄色データ
を消すことも、赤色単色若しくは緑色単色の表示や消去
とほぼ同じ時間でできることになる。
EDデータを書き込むと、符号式多重CS出力器12に
与えられた符号データD0 、D1 の状態により、V−R
AM(R)7R 、V−RAM(G)7G のいずれか若しくは両方
に同じ画像データが書き込まれることになる。これによ
り、2色発光の黄色データを表示することや黄色データ
を消すことも、赤色単色若しくは緑色単色の表示や消去
とほぼ同じ時間でできることになる。
【0024】しかしながら、上記のドットマトリクス表
示装置における符号式多重CS出力器12を使った多重
化表示RAMへの書き込み方式では、図16に示す符号
式多重CS出力器12がその時の符号に従い必要なCS
-N信号を出力し、V−RAM7をアクティブにするが、
この方式では符号で選択されたV−RAMだけ作動し、
選択されなかったV−RAMは何も動作を起こさないよ
うになっている。
示装置における符号式多重CS出力器12を使った多重
化表示RAMへの書き込み方式では、図16に示す符号
式多重CS出力器12がその時の符号に従い必要なCS
-N信号を出力し、V−RAM7をアクティブにするが、
この方式では符号で選択されたV−RAMだけ作動し、
選択されなかったV−RAMは何も動作を起こさないよ
うになっている。
【0025】従って、特にドットマトリックス表示装置
を使用してLED表示部において表示画面をスクロール
させる表示の動作を行わせようとすると、常にV−RA
M7の内容を書き換えながら表示させることが必要とな
るため、前のデータの上に次のデータをオーバーライト
するような動作が適当であるが、上記ドットマトリクス
表示装置ではオーバーライトの動作に対応できないとの
問題点があった。
を使用してLED表示部において表示画面をスクロール
させる表示の動作を行わせようとすると、常にV−RA
M7の内容を書き換えながら表示させることが必要とな
るため、前のデータの上に次のデータをオーバーライト
するような動作が適当であるが、上記ドットマトリクス
表示装置ではオーバーライトの動作に対応できないとの
問題点があった。
【0026】つまり、上記の多重化表示RAMへの書き
込み方式では、アクティブになったV−RAM7だけ動
作するため、前のデータの上への完全なオーバーライト
とはならず、アクティブにならなかったV−RAMに前
のデータが残ったままになって、完全なオーバーライト
として使用するためには、新しいデータを書き込む前に
必ずV−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G を共にクリア
する動作が必要となり、無駄な処理が必要になるため、
書換えが多い場合などはその処理スピードが遅くなって
対応できないとの問題点があった。
込み方式では、アクティブになったV−RAM7だけ動
作するため、前のデータの上への完全なオーバーライト
とはならず、アクティブにならなかったV−RAMに前
のデータが残ったままになって、完全なオーバーライト
として使用するためには、新しいデータを書き込む前に
必ずV−RAM(R)7R 、V−RAM(G)7G を共にクリア
する動作が必要となり、無駄な処理が必要になるため、
書換えが多い場合などはその処理スピードが遅くなって
対応できないとの問題点があった。
【0027】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、オーバーライトを可能にし、表示部におけるスクロ
ール表示に適するドットマトリクス表示装置及びそれに
おける多重化表示RAMへの書き込み方式を提供するこ
とを目的とする。
で、オーバーライトを可能にし、表示部におけるスクロ
ール表示に適するドットマトリクス表示装置及びそれに
おける多重化表示RAMへの書き込み方式を提供するこ
とを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記例の問題点を解決す
るための請求項1記載の発明は、画像データがデータ・
バスを介して書き込まれる複数の多重化表示RAMと、
前記複数の多重化表示RAMに前記画像データと前記画
像デ−タの書き込み指示信号を与え、前記複数の多重化
表示RAMの中で前記画像デ−タを書き込む表示RAM
を選択する選択信号を出力するCPUと、前記選択信号
を解読して前記複数の多重化表示RAMの内一つの表示
RAMに前記画像データの書き込み可能を指示する書き
込み可能指示信号を与えるデコーダとを有するドットマ
トリクス表示装置において、前記デ−タ・バスと前記複
数の多重化表示RAMとの接続のオン・オフをそれぞれ
行い、前記デ−タ・バスとの接続オフ時に前記表示RA
Mを一定電位に接続するよう動作する複数のバス・ドラ
イバと、前記CPUからの前記画像デ−タの書き込み指
示信号と前記複数の多重化表示RAMへの前記画像デ−
タの書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられる
と、前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに
接続するバス・ドライバをオンにして前記デ−タ・バス
に接続し、前記画像デ−タの書き込み可能状態でない表
示RAMに接続するバス・ドライバを切り替えて前記書
き込み可能状態でない表示RAMに一定電位を接続し、
前記デコ−ダからの書き込み可能指示信号を前記全ての
多重化表示RAMに出力するリ−ド/ライトコントロ−
ラとを設けたことを特徴としている。
るための請求項1記載の発明は、画像データがデータ・
バスを介して書き込まれる複数の多重化表示RAMと、
前記複数の多重化表示RAMに前記画像データと前記画
像デ−タの書き込み指示信号を与え、前記複数の多重化
表示RAMの中で前記画像デ−タを書き込む表示RAM
を選択する選択信号を出力するCPUと、前記選択信号
を解読して前記複数の多重化表示RAMの内一つの表示
RAMに前記画像データの書き込み可能を指示する書き
込み可能指示信号を与えるデコーダとを有するドットマ
トリクス表示装置において、前記デ−タ・バスと前記複
数の多重化表示RAMとの接続のオン・オフをそれぞれ
行い、前記デ−タ・バスとの接続オフ時に前記表示RA
Mを一定電位に接続するよう動作する複数のバス・ドラ
イバと、前記CPUからの前記画像デ−タの書き込み指
示信号と前記複数の多重化表示RAMへの前記画像デ−
タの書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられる
と、前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに
接続するバス・ドライバをオンにして前記デ−タ・バス
に接続し、前記画像デ−タの書き込み可能状態でない表
示RAMに接続するバス・ドライバを切り替えて前記書
き込み可能状態でない表示RAMに一定電位を接続し、
前記デコ−ダからの書き込み可能指示信号を前記全ての
多重化表示RAMに出力するリ−ド/ライトコントロ−
ラとを設けたことを特徴としている。
【0029】上記例の問題点を解決するための請求項2
記載の発明は、請求項1記載のドットマトリクス表示装
置における多重化表示RAMへの書き込み方式におい
て、CPUから画像デ−タの書き込み指示信号と複数の
多重化表示RAMの中で前記画像デ−タを書き込む表示
RAMを選択する選択信号と前記複数の多重化表示RA
Mへの書き込み可能状態を示す符号デ−タが出力され、
前記選択信号はデコ−ダから前記画像デ−タの書き込み
可能を指示する書き込み可能指示信号として出力され、
前記画像デ−タの書き込み指示信号と前記符号デ−タと
前記書き込み可能指示信号とがリ−ド/ライトコントロ
−ラに与えられると、前記リ−ド/ライトコントロ−ラ
は前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに接
続するバス・ドライバをデ−タ・バスに接続するよう動
作し、前記画像デ−タの書き込み可能状態でない表示R
AMに接続するバス・ドライバを一定電位に接続するよ
う動作し、前記リ−ド/ライトコントロ−ラから前記全
ての多重化表示RAMに書き込み可能指示信号を出力し
て、前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに
前記デ−タ・バスから前記画像デ−タを書き込み、前記
画像デ−タの書き込み可能状態でない表示RAMに書き
込まれている画像デ−タをクリアすることを特徴として
いる。
記載の発明は、請求項1記載のドットマトリクス表示装
置における多重化表示RAMへの書き込み方式におい
て、CPUから画像デ−タの書き込み指示信号と複数の
多重化表示RAMの中で前記画像デ−タを書き込む表示
RAMを選択する選択信号と前記複数の多重化表示RA
Mへの書き込み可能状態を示す符号デ−タが出力され、
前記選択信号はデコ−ダから前記画像デ−タの書き込み
可能を指示する書き込み可能指示信号として出力され、
前記画像デ−タの書き込み指示信号と前記符号デ−タと
前記書き込み可能指示信号とがリ−ド/ライトコントロ
−ラに与えられると、前記リ−ド/ライトコントロ−ラ
は前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに接
続するバス・ドライバをデ−タ・バスに接続するよう動
作し、前記画像デ−タの書き込み可能状態でない表示R
AMに接続するバス・ドライバを一定電位に接続するよ
う動作し、前記リ−ド/ライトコントロ−ラから前記全
ての多重化表示RAMに書き込み可能指示信号を出力し
て、前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示RAMに
前記デ−タ・バスから前記画像デ−タを書き込み、前記
画像デ−タの書き込み可能状態でない表示RAMに書き
込まれている画像デ−タをクリアすることを特徴として
いる。
【0030】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の多重化表
示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合に、
CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの書き
込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、書き込
み可能状態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオ
ンしてデ−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない
表示RAMに接続するバス・ドライバを切り替えて書き
込み可能状態でない表示RAMに一定電位を与え、そし
て全ての多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能
指示信号を出力するリ−ド/ライトコントロ−ラを有す
るドットマトリクス表示装置としているので、書き込み
可能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスか
ら書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには
一定電位が与えられてクリアされることになり、1回の
書き込み動作でオ−バ−ライトが可能となる。
示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合に、
CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの書き
込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、書き込
み可能状態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオ
ンしてデ−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない
表示RAMに接続するバス・ドライバを切り替えて書き
込み可能状態でない表示RAMに一定電位を与え、そし
て全ての多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能
指示信号を出力するリ−ド/ライトコントロ−ラを有す
るドットマトリクス表示装置としているので、書き込み
可能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスか
ら書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには
一定電位が与えられてクリアされることになり、1回の
書き込み動作でオ−バ−ライトが可能となる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合
に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの
書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、リ
−ド/ライトコントロ−ラが動作して、書き込み可能状
態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオンしてデ
−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない表示RA
Mに接続するバス・ドライバを切り替えて書き込み可能
状態でない表示RAMに一定電位を与え、そして全ての
多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能指示信号
を出力するドットマトリクス表示装置における多重化表
示RAMへの書き込み方式としているので、書き込み可
能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスから
書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには一
定電位が与えられてクリアされることになり、1回の書
き込み動作でオ−バ−ライトが可能となる。
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合
に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの
書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、リ
−ド/ライトコントロ−ラが動作して、書き込み可能状
態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオンしてデ
−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない表示RA
Mに接続するバス・ドライバを切り替えて書き込み可能
状態でない表示RAMに一定電位を与え、そして全ての
多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能指示信号
を出力するドットマトリクス表示装置における多重化表
示RAMへの書き込み方式としているので、書き込み可
能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスから
書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには一
定電位が与えられてクリアされることになり、1回の書
き込み動作でオ−バ−ライトが可能となる。
【0032】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るLEDド
ットマトリクス表示装置の部分的回路構成ブロック図で
ある。尚、図11、図12及び図15と同様の構成をと
る部分については、同一の符号を付して説明する。
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るLEDド
ットマトリクス表示装置の部分的回路構成ブロック図で
ある。尚、図11、図12及び図15と同様の構成をと
る部分については、同一の符号を付して説明する。
【0033】本実施例のLEDドットマトリクス表示装
置の構成は、図12の構成ブロック図に示した構成と基
本的には同様のものとなっているが、本実施例の特徴部
分として、デコーダ11とMPX3を介しての表示RA
M(V−RAM)(R)7R,V−RAM(G)7G との間に、図
5では符号式多重CS出力器12を設けていたが、図1
ではリード/ライト・コントローラ14を設けている。
置の構成は、図12の構成ブロック図に示した構成と基
本的には同様のものとなっているが、本実施例の特徴部
分として、デコーダ11とMPX3を介しての表示RA
M(V−RAM)(R)7R,V−RAM(G)7G との間に、図
5では符号式多重CS出力器12を設けていたが、図1
ではリード/ライト・コントローラ14を設けている。
【0034】図1は、図12に於けるCPU1とデコー
ダ10、そしてV−RAM(R)7R,V−RAM(G)7G 、バ
ス・ドライバ(R)4R,バス・ドライバ(G)4G の接続だけを
取り出したものに、本実施例の特徴部分であるリード/
ライト・コントローラ14を回路構成に加えたものであ
る。回路構成上、リード/ライト・コントローラ14は
CPU1のI/Oにマッピングしてある。尚、図1にお
いて、バス・ドライバ(R)4R 及びバス・ドライバ(G)4G
をそれぞれのデータ・バスに接続するための信号は、S
W−DB−R及びSW−DB−Gである。
ダ10、そしてV−RAM(R)7R,V−RAM(G)7G 、バ
ス・ドライバ(R)4R,バス・ドライバ(G)4G の接続だけを
取り出したものに、本実施例の特徴部分であるリード/
ライト・コントローラ14を回路構成に加えたものであ
る。回路構成上、リード/ライト・コントローラ14は
CPU1のI/Oにマッピングしてある。尚、図1にお
いて、バス・ドライバ(R)4R 及びバス・ドライバ(G)4G
をそれぞれのデータ・バスに接続するための信号は、S
W−DB−R及びSW−DB−Gである。
【0035】図2は、リード/ライト・コントローラ1
4の概念図である。図2を使ってリード/ライト・コン
トローラ14の動作の基本原理を以下に説明する。リー
ド/ライト・コントローラ14の内部は、本体部分とし
てスイッチコントローラ15と、スイッチコントローラ
15に接続するラッチ回路16と、スイッチコントロー
ラ15の出力により開閉の動作を行ってV−RAM(R)7
R,V−RAM(G)7G のチップを選択するCS信号の出力
制御を行うCSスイッチ17R とCSスイッチ17G とから
構成されている。
4の概念図である。図2を使ってリード/ライト・コン
トローラ14の動作の基本原理を以下に説明する。リー
ド/ライト・コントローラ14の内部は、本体部分とし
てスイッチコントローラ15と、スイッチコントローラ
15に接続するラッチ回路16と、スイッチコントロー
ラ15の出力により開閉の動作を行ってV−RAM(R)7
R,V−RAM(G)7G のチップを選択するCS信号の出力
制御を行うCSスイッチ17R とCSスイッチ17G とから
構成されている。
【0036】そして、CSスイッチ17R 及びCSスイッ
チ17G をオン・オフする信号がSW−CS−R及びSW
−CS−Gであり、この信号が“1”(High)の時
にオンとなり、“0”(Low)の時にオフとなるもの
である。また、CSスイッチ17R とCSスイッチ17G が
オンとなってリード/ライト・コントローラ14から出
力される信号がCS−R-N及びCS−G-Nであり、この
信号が“0”(Low)の出力を行った場合に、この
“0”を受け取ったV−RAM7のチップが選択される
ものである。
チ17G をオン・オフする信号がSW−CS−R及びSW
−CS−Gであり、この信号が“1”(High)の時
にオンとなり、“0”(Low)の時にオフとなるもの
である。また、CSスイッチ17R とCSスイッチ17G が
オンとなってリード/ライト・コントローラ14から出
力される信号がCS−R-N及びCS−G-Nであり、この
信号が“0”(Low)の出力を行った場合に、この
“0”を受け取ったV−RAM7のチップが選択される
ものである。
【0037】更に、スイッチコントローラ15からの出
力信号SEL−SW−DB−R,SEL−SW−DB−
Gがバス・ドライバ(R)4R 及びバス・ドライバ(G)4G に
信号SW−DB−R,SW−DB−Gとして与えられる
ようになっている。
力信号SEL−SW−DB−R,SEL−SW−DB−
Gがバス・ドライバ(R)4R 及びバス・ドライバ(G)4G に
信号SW−DB−R,SW−DB−Gとして与えられる
ようになっている。
【0038】基本的動作は図16の場合と同様に、予め
符号データD0,D1 の組み合わせをラッチ回路16に書
き込んで置くことにより、書き込み(ライト)の場合
は、(D0,D1 )=(00:クリア)、(10:赤)、
(01:緑)、(11:黄)という意味付けを、又は読
み出し(リ−ド)の場合は、(D0,D1 )=(00:無
効)、(10:赤)、(01:緑)、(11:無効)と
いう意味付けをしておく。但し、本実施例の場合はR
(赤)とG(緑)の2つだけであるが、これにB(青)
を加え3原色にしたり、ブリンク(点滅)や反転などの
アトリビュート(属性)等を加えることで、種々の組み
合わせを実現することが可能である。
符号データD0,D1 の組み合わせをラッチ回路16に書
き込んで置くことにより、書き込み(ライト)の場合
は、(D0,D1 )=(00:クリア)、(10:赤)、
(01:緑)、(11:黄)という意味付けを、又は読
み出し(リ−ド)の場合は、(D0,D1 )=(00:無
効)、(10:赤)、(01:緑)、(11:無効)と
いう意味付けをしておく。但し、本実施例の場合はR
(赤)とG(緑)の2つだけであるが、これにB(青)
を加え3原色にしたり、ブリンク(点滅)や反転などの
アトリビュート(属性)等を加えることで、種々の組み
合わせを実現することが可能である。
【0039】上記ラッチ回路16にD0,D1 の意味付け
の設定を行った後に、V−RAM7のチップの選択を行
うCS-N信号、V−RAM7に書き込み指示を行うWR
-N信号及び読み出し指示を行うRD-N信号の組み合わせ
により、特定のV−RAM7に画像データを書き込んだ
り、V−RAM7から画像データを読み出したりするこ
とができるものである。
の設定を行った後に、V−RAM7のチップの選択を行
うCS-N信号、V−RAM7に書き込み指示を行うWR
-N信号及び読み出し指示を行うRD-N信号の組み合わせ
により、特定のV−RAM7に画像データを書き込んだ
り、V−RAM7から画像データを読み出したりするこ
とができるものである。
【0040】つまり、CS-N信号とWR-N信号の組み合
わせで書き込み(ライト)を、CS-N信号とRD-N信号
の組み合わせでは読み出し(リード)を行わせる。書き
込み(ライト)とは、データ・バスから画像データをV
−RAM7に書き込むことであり、読み出し(リード)
とは、V−RAM7の内容をデータ・バスを介してCP
U1に読み出すことである。
わせで書き込み(ライト)を、CS-N信号とRD-N信号
の組み合わせでは読み出し(リード)を行わせる。書き
込み(ライト)とは、データ・バスから画像データをV
−RAM7に書き込むことであり、読み出し(リード)
とは、V−RAM7の内容をデータ・バスを介してCP
U1に読み出すことである。
【0041】この時、先にラッチ回路16から出力され
る信号R-P、G-Pの状態とも組み合わせてスイッチコン
トローラ15は、CSスイッチ17R ,CSスイッチ17G
を信号SW−CS−R,SW−CS−Gで、バス・ドラ
イバ(R)4R ,バス・ドライバ(G)4G を信号SW−DB−
R,SW−DB−Gにより切り替える。ここで、信号R
-Pとは符号データD0 =1の状態であり、信号G-Pとは
符号データD1 =1の状態である。この時の真理値表を
図3に示し、メモリ・マップを図4に示す。尚、図3に
おいて、0はLowを、1はHighを、XはLow又
はHighのいずれかを、2はGND(グランド)レベ
ルを表している。
る信号R-P、G-Pの状態とも組み合わせてスイッチコン
トローラ15は、CSスイッチ17R ,CSスイッチ17G
を信号SW−CS−R,SW−CS−Gで、バス・ドラ
イバ(R)4R ,バス・ドライバ(G)4G を信号SW−DB−
R,SW−DB−Gにより切り替える。ここで、信号R
-Pとは符号データD0 =1の状態であり、信号G-Pとは
符号データD1 =1の状態である。この時の真理値表を
図3に示し、メモリ・マップを図4に示す。尚、図3に
おいて、0はLowを、1はHighを、XはLow又
はHighのいずれかを、2はGND(グランド)レベ
ルを表している。
【0042】具体的に、例えば、赤のライトを行う場
合、つまり、V−RAM(R)7R にデータ・バスから目的
とする画像データを書き込む場合について、図2及び図
3を使って説明する。尚、信号=0(ハイ・インピーダ
ンス状態)のときCSスイッチ17又はV−RAM7の
チップ等の装置がアクティブとなるよう設計されてい
る。
合、つまり、V−RAM(R)7R にデータ・バスから目的
とする画像データを書き込む場合について、図2及び図
3を使って説明する。尚、信号=0(ハイ・インピーダ
ンス状態)のときCSスイッチ17又はV−RAM7の
チップ等の装置がアクティブとなるよう設計されてい
る。
【0043】まず、デコーダ11からの信号CS-NがC
S-N=0の状態で出力され、CPU1からの信号RD-N
及び信号WR-Nが、RD-N=1、WR-N=0の状態で出
力される。つまり、V−RAMのチップを選択してデー
タ・バスから画像データを書き込むことができる状態と
するよう動作する。
S-N=0の状態で出力され、CPU1からの信号RD-N
及び信号WR-Nが、RD-N=1、WR-N=0の状態で出
力される。つまり、V−RAMのチップを選択してデー
タ・バスから画像データを書き込むことができる状態と
するよう動作する。
【0044】次に、CPU1から符号データD0 =1の
状態で、また符号データD1 =0の状態で符号データD
0,D1 がラッチ回路16に出力された場合、ラッチ回路
16からの信号R-P及び信号G-Pは、R-P=1、G-P=
0の状態となるものの、CSチップ17R に与えられる信
号SW−CS−RはSW−CS−R=1であり、かつC
Sチップ17G に与えられる信号SW−CS−GもSW−
CS−G=1となる。本実施例の特徴部分は、赤のライ
トを行う場合でも、V−RAM(R)7R のみをイネーブル
状態で選択してデータ・バスから画像データを書き込ま
せるのではなく、V−RAM(R)7R 及びV−RAM(G)7
G の双方をイネーブル状態でチップセレクト行って、バ
ス・ドライバ4の制御によりV−RAM(R)7R にデ−タ
・バスからRデ−タの書き込みが行われ、更にV−RA
M(G)7G はグランドレベルに接続されてクリアとなるも
のである。
状態で、また符号データD1 =0の状態で符号データD
0,D1 がラッチ回路16に出力された場合、ラッチ回路
16からの信号R-P及び信号G-Pは、R-P=1、G-P=
0の状態となるものの、CSチップ17R に与えられる信
号SW−CS−RはSW−CS−R=1であり、かつC
Sチップ17G に与えられる信号SW−CS−GもSW−
CS−G=1となる。本実施例の特徴部分は、赤のライ
トを行う場合でも、V−RAM(R)7R のみをイネーブル
状態で選択してデータ・バスから画像データを書き込ま
せるのではなく、V−RAM(R)7R 及びV−RAM(G)7
G の双方をイネーブル状態でチップセレクト行って、バ
ス・ドライバ4の制御によりV−RAM(R)7R にデ−タ
・バスからRデ−タの書き込みが行われ、更にV−RA
M(G)7G はグランドレベルに接続されてクリアとなるも
のである。
【0045】一方、信号R-P及び信号G-Pに対応して、
スイッチコントローラ15から信号SW−DB−Rと信
号SW−DB−Gが出力されるようになっている。例え
ば、信号R-P=1の時に信号SW−DB−RがSW−D
B−R=1(このときデータ・バスに接続される)の状
態になり、信号G-P=0の時に信号SW−DB−GがS
W−DB−G=2(このときGNDに接続される)の状
態で出力されるようになっている。
スイッチコントローラ15から信号SW−DB−Rと信
号SW−DB−Gが出力されるようになっている。例え
ば、信号R-P=1の時に信号SW−DB−RがSW−D
B−R=1(このときデータ・バスに接続される)の状
態になり、信号G-P=0の時に信号SW−DB−GがS
W−DB−G=2(このときGNDに接続される)の状
態で出力されるようになっている。
【0046】従って、信号SW−DB−R=1により、
バス・ドライバ(R)4R がデータ・バスに接続されるよう
になり、更にCSスイッチ17R がオンになって、V−R
AM(R)7R にチップセレクトの信号CS−R-Nが出力さ
れ、目的とする正しい画像データ(Rデ−タ)がV−R
AM(R)7R にデータ・バスから書き込まれる。
バス・ドライバ(R)4R がデータ・バスに接続されるよう
になり、更にCSスイッチ17R がオンになって、V−R
AM(R)7R にチップセレクトの信号CS−R-Nが出力さ
れ、目的とする正しい画像データ(Rデ−タ)がV−R
AM(R)7R にデータ・バスから書き込まれる。
【0047】また、信号SW−DB−G=2により、バ
ス・ドライバ(G)4G のスイッチがGND側に切り替えら
れているため、CSスイッチ17G がオンになって、V−
RAM(G)7G にチップセレクトの信号CS−R-Nが出力
されると、V−RAM(G)7GにはGNDレベル状態が書
き込まれて、00hでV−RAM(G)7G の内容がクリア
されることになる。
ス・ドライバ(G)4G のスイッチがGND側に切り替えら
れているため、CSスイッチ17G がオンになって、V−
RAM(G)7G にチップセレクトの信号CS−R-Nが出力
されると、V−RAM(G)7GにはGNDレベル状態が書
き込まれて、00hでV−RAM(G)7G の内容がクリア
されることになる。
【0048】つまり、V−RAM(R)7R には目的とする
画像データがライトされたことになるが、それと同時に
V−RAM(G)7G にはそれまでライトされていた画像デ
ータがクリアされたことになる。これにより、画像デー
タがライトされなかったV−RAM(G)7G に前の画像デ
ータが残ったままになることがなく、新しいデータを書
き込む前に新たにクリアの動作を行う必要がなくなる効
果がある。
画像データがライトされたことになるが、それと同時に
V−RAM(G)7G にはそれまでライトされていた画像デ
ータがクリアされたことになる。これにより、画像デー
タがライトされなかったV−RAM(G)7G に前の画像デ
ータが残ったままになることがなく、新しいデータを書
き込む前に新たにクリアの動作を行う必要がなくなる効
果がある。
【0049】次に、緑のデータをCPU1にリードする
場合について説明する。この場合は、デコーダ11から
チップセレクト信号CS-NがCS-N=0で出力され、C
PU1から信号RD-N及び信号WR-Nが、RD-N=0、
WR-N=1で出力される。つまり、V−RAM7のチッ
プを選択して、そのV−RAM7から画像データの読み
出し(リード)ができる状態としている。
場合について説明する。この場合は、デコーダ11から
チップセレクト信号CS-NがCS-N=0で出力され、C
PU1から信号RD-N及び信号WR-Nが、RD-N=0、
WR-N=1で出力される。つまり、V−RAM7のチッ
プを選択して、そのV−RAM7から画像データの読み
出し(リード)ができる状態としている。
【0050】そして、CPU1からの符号データがD0
=0で、D1 =1で出力され、それに対応して信号R-P
=0、G-P=1で出力され、CSスイッチ17R に与えら
れる信号SW−CS−RがSW−CS−R=0、CSス
イッチ17G に与えられる信号SW−CS−GがSW−C
S−G=1となり、CSスイッチ17R がオフで、CSス
イッチ17G がオンとなる。従って、チップセレクト信号
CS-N(=0)はV−RAM(G)7G に信号CS−G-N
(=0)として与えられ、V−RAM(G)7G をイネーブ
ル状態にして選択する。
=0で、D1 =1で出力され、それに対応して信号R-P
=0、G-P=1で出力され、CSスイッチ17R に与えら
れる信号SW−CS−RがSW−CS−R=0、CSス
イッチ17G に与えられる信号SW−CS−GがSW−C
S−G=1となり、CSスイッチ17R がオフで、CSス
イッチ17G がオンとなる。従って、チップセレクト信号
CS-N(=0)はV−RAM(G)7G に信号CS−G-N
(=0)として与えられ、V−RAM(G)7G をイネーブ
ル状態にして選択する。
【0051】一方、バス・ドライバ(R)4R に信号SW−
DB−R=0と、バス・ドライバ(G)4G に信号SW−D
B−G=1が与えられると、V−RAM(R)7R に対して
は何も動作が行われず、V−RAM(G)7G には信号CS
−G-Nが出力されて、しかもバス・ドライバ(G)4G だけ
が信号SW−DB−G=1によりデータ・バスに接続さ
れることになり、CPU1にV−RAM(G)7G の内容が
正しく読み込まれることとなる。
DB−R=0と、バス・ドライバ(G)4G に信号SW−D
B−G=1が与えられると、V−RAM(R)7R に対して
は何も動作が行われず、V−RAM(G)7G には信号CS
−G-Nが出力されて、しかもバス・ドライバ(G)4G だけ
が信号SW−DB−G=1によりデータ・バスに接続さ
れることになり、CPU1にV−RAM(G)7G の内容が
正しく読み込まれることとなる。
【0052】尚、信号R-P=1、G-P=1を指定した場
合は、本来ならば信号SW−DB−R=1、SW−DB
−G=1となって出力されるべきであるが、データ・バ
ス上でV−RAM(R)7R とV−RAM(G)7G からのデー
タがぶつかり合ってCPU1に正しくデータが読み込ま
れないために、どちらのV−RAMに対しても何もしな
い無効状態となるよう信号SW−DB−R=0、SW−
DB−G=0として出力するようにした。
合は、本来ならば信号SW−DB−R=1、SW−DB
−G=1となって出力されるべきであるが、データ・バ
ス上でV−RAM(R)7R とV−RAM(G)7G からのデー
タがぶつかり合ってCPU1に正しくデータが読み込ま
れないために、どちらのV−RAMに対しても何もしな
い無効状態となるよう信号SW−DB−R=0、SW−
DB−G=0として出力するようにした。
【0053】結果として、CPU1から信号WR-N又は
RD-N、それに信号CS-N及び符号データD0,D1 がリ
ード/ライトコントローラ14に与えられると、スイッ
チコントローラ15の状態により、V−RAM(R)7R 又
はV−RAM(G)7G のどちらか一方が選択されてCPU
1に読まれたり、若しくは一方のV−RAM7にはデー
タ・バスから画像データが、他方のV−RAM7にはク
リアとなる00hが書かれ、また両方のV−RAM7に
データ・バスから画像データが書かれ、若しくは両方の
V−RAM7がクリアになることになる。
RD-N、それに信号CS-N及び符号データD0,D1 がリ
ード/ライトコントローラ14に与えられると、スイッ
チコントローラ15の状態により、V−RAM(R)7R 又
はV−RAM(G)7G のどちらか一方が選択されてCPU
1に読まれたり、若しくは一方のV−RAM7にはデー
タ・バスから画像データが、他方のV−RAM7にはク
リアとなる00hが書かれ、また両方のV−RAM7に
データ・バスから画像データが書かれ、若しくは両方の
V−RAM7がクリアになることになる。
【0054】従来、LEDドットマトリックス表示装置
の表示をスクロールさせるような常にV−RAM7の内
容を全て書き換えながら表示を行う性質のものでは、ク
リア動作を逐次行うことが不可欠であったが、本実施例
のLEDドットマトリックス表示装置によれば、V−R
AM7に既に書き込まれているデータの如何に関わら
ず、1回の書き込み動作で完全なオーバーライトが可能
になり、特別にクリア処理を行う必要がなくなって、全
体の処理スピードを格段に向上させる効果がある。
の表示をスクロールさせるような常にV−RAM7の内
容を全て書き換えながら表示を行う性質のものでは、ク
リア動作を逐次行うことが不可欠であったが、本実施例
のLEDドットマトリックス表示装置によれば、V−R
AM7に既に書き込まれているデータの如何に関わら
ず、1回の書き込み動作で完全なオーバーライトが可能
になり、特別にクリア処理を行う必要がなくなって、全
体の処理スピードを格段に向上させる効果がある。
【0055】次に、本実施例のLEDドットマトリック
ス表示装置の全体の構成について図5の構成ブロック図
を使って説明する。更に、図6及び図7を使って特にリ
ード/ライトコントローラ14の具体的な構成を説明す
る。尚、図6と図7は一体の図面であるが、紙面の制約
により全体の左半分を図6に、全体の右半分を図7に一
部を重複させて描いている。
ス表示装置の全体の構成について図5の構成ブロック図
を使って説明する。更に、図6及び図7を使って特にリ
ード/ライトコントローラ14の具体的な構成を説明す
る。尚、図6と図7は一体の図面であるが、紙面の制約
により全体の左半分を図6に、全体の右半分を図7に一
部を重複させて描いている。
【0056】本実施例のLEDドットマトリックス表示
装置は、CPU1からのアドレス・バス、データ・バス
に画面コントローラ2、MPX3、デコーダ11、リー
ド/ライトコントローラ14、2つのバス・ドライバ
(R)4R,バス・ドライバ(G)4G 等が接続し、MPX3とバ
ス・ドライバ(R)4R,バス・ドライバ(G)4G にそれぞれV
−RAM(R)7R,V−RAM(G)7G が接続されている。ま
たデコーダ11とMPX3の間には本実施例の特徴部分
であるリード/ライトコントローラ14が設けられてい
る。そしてV−RAM7はドットイメージで使用するた
め、文字等を作成するためのキャラクタ・ジェネレータ
はこの図の中には存在せず、V−RAM7には直接にパ
ラレル/シリアル変換器(P/S変換器)8が接続され
る。
装置は、CPU1からのアドレス・バス、データ・バス
に画面コントローラ2、MPX3、デコーダ11、リー
ド/ライトコントローラ14、2つのバス・ドライバ
(R)4R,バス・ドライバ(G)4G 等が接続し、MPX3とバ
ス・ドライバ(R)4R,バス・ドライバ(G)4G にそれぞれV
−RAM(R)7R,V−RAM(G)7G が接続されている。ま
たデコーダ11とMPX3の間には本実施例の特徴部分
であるリード/ライトコントローラ14が設けられてい
る。そしてV−RAM7はドットイメージで使用するた
め、文字等を作成するためのキャラクタ・ジェネレータ
はこの図の中には存在せず、V−RAM7には直接にパ
ラレル/シリアル変換器(P/S変換器)8が接続され
る。
【0057】LED表示部9は内部に表示ドット数に一
致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを持っており、
これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面を構成す
る。画面コントローラ2は、このLED表示部9のタイ
ミングに合わせてクロック、表示アドレス、ラッチ信号
を送り制御するものである。
致する横1ラスタ分のシフト・レジスタを持っており、
これを全ラスタ分スキャンさせて全表示画面を構成す
る。画面コントローラ2は、このLED表示部9のタイ
ミングに合わせてクロック、表示アドレス、ラッチ信号
を送り制御するものである。
【0058】図6及び図7に示すように、リード/ライ
トコントローラ14の内部は、Dフリップフロップ(D
−ff)A1,A2,A4,A5 とAND回路A3 とで構成さ
れ、バス・ドライバ4は、AND回路C1,C2,C3,C4,
C7,C8 とNOT回路C5,C6 とスリーステートバッフ
ァC9,C10,C11,C12,C13,C14で構成され、MP
X3は、D−ffB1,B2 で構成されている。但し、そ
の他の部分の構成は、図6及び図7において、ブロック
図のまま示している。
トコントローラ14の内部は、Dフリップフロップ(D
−ff)A1,A2,A4,A5 とAND回路A3 とで構成さ
れ、バス・ドライバ4は、AND回路C1,C2,C3,C4,
C7,C8 とNOT回路C5,C6 とスリーステートバッフ
ァC9,C10,C11,C12,C13,C14で構成され、MP
X3は、D−ffB1,B2 で構成されている。但し、そ
の他の部分の構成は、図6及び図7において、ブロック
図のまま示している。
【0059】図2に示すラッチ回路16はD−ffA1,
A2 であり、データ・バスより書き込まれる符号データ
D0,D1 は、(D0,D1 )=(00:ライトはクリア、
リードは無効)、(10:ライトとリ−ドは赤)、(0
1:ライトとリ−ドは緑)、(11:ライトは黄、リー
ドは無効)という意味付けを設定しておく。画面コント
ローラ2はMPX3へV−RAM7に対してのアドレス
・バスの切り替えを行い、画面コントローラ2がV−R
AM7を占有する時はセレクト信号をHighにし、M
PX3のD−ffB1,B2 をB側が有効となるようにす
る。
A2 であり、データ・バスより書き込まれる符号データ
D0,D1 は、(D0,D1 )=(00:ライトはクリア、
リードは無効)、(10:ライトとリ−ドは赤)、(0
1:ライトとリ−ドは緑)、(11:ライトは黄、リー
ドは無効)という意味付けを設定しておく。画面コント
ローラ2はMPX3へV−RAM7に対してのアドレス
・バスの切り替えを行い、画面コントローラ2がV−R
AM7を占有する時はセレクト信号をHighにし、M
PX3のD−ffB1,B2 をB側が有効となるようにす
る。
【0060】MPX3のD−ffB1,B2 の切り替えが
A側になっている時にバス・ドライバ4から赤色(R)
データを書き込む動作について説明すると、データ・バ
スから符号データD0,D1 がD0,D1 =10(赤)とし
てラッチ回路16のD−ffA1,A2 に与えられると、
D−ffA4 に信号R-P=1、G-P=0が初期セットさ
れる。
A側になっている時にバス・ドライバ4から赤色(R)
データを書き込む動作について説明すると、データ・バ
スから符号データD0,D1 がD0,D1 =10(赤)とし
てラッチ回路16のD−ffA1,A2 に与えられると、
D−ffA4 に信号R-P=1、G-P=0が初期セットさ
れる。
【0061】次に、AND回路A3 に信号CS-N=0が
与えられると、D−ffA5 のG-N入力端子に0が入り
D−ffA5 のY出力がイネーブルになる。ここで、信
号WR-N=0、RD-N=1なのでD−ffA5 の切り替
えはB側へ、そしてY1,Y3,Y4 出力は0、Y2 出力は
1になる。D−ffB1 はA側が有効であるので、D−
ffA5 からY出力はD−ffB1 をそのまま通ってD
−ffB1 のY出力となる。これにより、V−RAM
(R)7R,V−RAM(G)7G の両方の端子CSに0が与えら
れて両方のチップがアクティブとなって選択され、更に
両チップの端子WRに0が与えられているので共にライ
ト状態になる。
与えられると、D−ffA5 のG-N入力端子に0が入り
D−ffA5 のY出力がイネーブルになる。ここで、信
号WR-N=0、RD-N=1なのでD−ffA5 の切り替
えはB側へ、そしてY1,Y3,Y4 出力は0、Y2 出力は
1になる。D−ffB1 はA側が有効であるので、D−
ffA5 からY出力はD−ffB1 をそのまま通ってD
−ffB1 のY出力となる。これにより、V−RAM
(R)7R,V−RAM(G)7G の両方の端子CSに0が与えら
れて両方のチップがアクティブとなって選択され、更に
両チップの端子WRに0が与えられているので共にライ
ト状態になる。
【0062】他方、バス・ドライバ4での動作は、チッ
プ選択信号CS-N=WR-N=0(両チップ選択)なので
スリーステートバッファC13,C14の出力がイネーブル
になる。そして、信号R-P=1でG-P=0なのでスリー
ステートバッファC11はデータ・バスからの画像データ
を通過させ、スリーステートバッファC12はY出力がハ
イ・インピーダンスのままの状態となる。
プ選択信号CS-N=WR-N=0(両チップ選択)なので
スリーステートバッファC13,C14の出力がイネーブル
になる。そして、信号R-P=1でG-P=0なのでスリー
ステートバッファC11はデータ・バスからの画像データ
を通過させ、スリーステートバッファC12はY出力がハ
イ・インピーダンスのままの状態となる。
【0063】スリーステートバッファC13から出力され
る画像データはスリーステートバッファC11で一旦反転
したものを再び反転させるため、V−RAM(R)7R には
画像データが書かれることになる。またスリーステート
バッファC14から出るデータはMR4でプルアップした
High状態を反転したLowが出力されるため、V−
RAM(G)7G には00hが書かれ、クリアされることに
なる。
る画像データはスリーステートバッファC11で一旦反転
したものを再び反転させるため、V−RAM(R)7R には
画像データが書かれることになる。またスリーステート
バッファC14から出るデータはMR4でプルアップした
High状態を反転したLowが出力されるため、V−
RAM(G)7G には00hが書かれ、クリアされることに
なる。
【0064】V−RAM7の状態を読むリード時は、信
号CS-Nと信号WR-Nが1、信号RD-Nが0になると、
AND回路A3 が0になり、D−ffA4 のY1 が0
で、Y0,Y2,Y3 が1となる。信号RD-N=0なので、
D−ffA5 の切り替えはA側になり、D−ffA5 の
出力はY1 =1,Y2 =0,Y3 =0,Y4 =1とな
り、この状態でD−ffB1 を通過してV−RAM(R)7
R の端子OE、端子CSに0が与えられて、V−RAM
(R)7R だけがリード状態になる。
号CS-Nと信号WR-Nが1、信号RD-Nが0になると、
AND回路A3 が0になり、D−ffA4 のY1 が0
で、Y0,Y2,Y3 が1となる。信号RD-N=0なので、
D−ffA5 の切り替えはA側になり、D−ffA5 の
出力はY1 =1,Y2 =0,Y3 =0,Y4 =1とな
り、この状態でD−ffB1 を通過してV−RAM(R)7
R の端子OE、端子CSに0が与えられて、V−RAM
(R)7R だけがリード状態になる。
【0065】他方、バス・ドライバ4は、D−ffA4
からの出力Y1 =0,Y2 =1であるので、AND回路
C2 のみが有効となってスリーステートバッファC9 だ
けがイネーブル状態になり、V−RAM(R)7R の画像デ
ータがデータ・バス上に出力され、CPU1はこのデー
タを読み込むようになっている。
からの出力Y1 =0,Y2 =1であるので、AND回路
C2 のみが有効となってスリーステートバッファC9 だ
けがイネーブル状態になり、V−RAM(R)7R の画像デ
ータがデータ・バス上に出力され、CPU1はこのデー
タを読み込むようになっている。
【0066】次に、別の実施例のLEDドットマトリッ
クス表示装置について、図8の構成ブロック図を使って
説明する。但し、図1の本実施例では、V−RAM7へ
の画像データはCPU1から書き込まれるデータがその
まま書き込まれることになるが、図8の別の実施例は、
V−RAM7とデータ・バスの間に双方向反転バッファ
18があることが相違点である。つまり、V−RAM7
にはCPU1から送られたデータの反転を書き込むよう
になっている。
クス表示装置について、図8の構成ブロック図を使って
説明する。但し、図1の本実施例では、V−RAM7へ
の画像データはCPU1から書き込まれるデータがその
まま書き込まれることになるが、図8の別の実施例は、
V−RAM7とデータ・バスの間に双方向反転バッファ
18があることが相違点である。つまり、V−RAM7
にはCPU1から送られたデータの反転を書き込むよう
になっている。
【0067】更に、図9及び図10の回路図を使って、
上記別の実施例のLEDドットマトリックス表示装置の
具体的構成を説明する。上記別の実施例のLEDドット
マトリックス表示装置は、基本的には図1に示した実施
例と同様の構成となっている。尚、図9と図10は一体
の図面であるが、紙面の制約により全体の左半分を図9
に、全体の右半分を図10に一部を重複させて描いてい
る。
上記別の実施例のLEDドットマトリックス表示装置の
具体的構成を説明する。上記別の実施例のLEDドット
マトリックス表示装置は、基本的には図1に示した実施
例と同様の構成となっている。尚、図9と図10は一体
の図面であるが、紙面の制約により全体の左半分を図9
に、全体の右半分を図10に一部を重複させて描いてい
る。
【0068】上記別の実施例のリード/ライトコントロ
ーラ14内部は、Dフリップフロップ(D−ff)A1,
A2,A4,A5 とAND回路A3 とで構成され、バス・ド
ライバ4は、AND回路C1,C2,C3,C4,C7,C8 とN
OT回路C5,C6 とスリ−ステ−トバッファC9,C10,
C11,C12とで構成され、MPX3はD−ffB1,B2
で構成されている。但し、他の構成部分はブロック図の
まま示している。
ーラ14内部は、Dフリップフロップ(D−ff)A1,
A2,A4,A5 とAND回路A3 とで構成され、バス・ド
ライバ4は、AND回路C1,C2,C3,C4,C7,C8 とN
OT回路C5,C6 とスリ−ステ−トバッファC9,C10,
C11,C12とで構成され、MPX3はD−ffB1,B2
で構成されている。但し、他の構成部分はブロック図の
まま示している。
【0069】上記別の実施例におけるMPX3を切り替
えてV−RAM(R)7R に画像デ−タを書き込ませる動作
は、図6及び図7の回路図で説明したものと同様である
が、相違するバス・ドライバ4での動作について、以下
説明する。
えてV−RAM(R)7R に画像デ−タを書き込ませる動作
は、図6及び図7の回路図で説明したものと同様である
が、相違するバス・ドライバ4での動作について、以下
説明する。
【0070】バス・ドライバ4での動作は、信号CS-N
=WR-N=0、信号R-P=1で信号G-P=0なのでスリ
−ステ−トバッファC11はデータ・バスからの画像デー
タを通過させ、またスリ−ステ−トバッファC12はY出
力がハイ・インピーダンスのままになる。
=WR-N=0、信号R-P=1で信号G-P=0なのでスリ
−ステ−トバッファC11はデータ・バスからの画像デー
タを通過させ、またスリ−ステ−トバッファC12はY出
力がハイ・インピーダンスのままになる。
【0071】スリ−ステ−トバッファC11から出るデー
タはスリ−ステ−トバッファC11で一旦反転されて出力
されるため、V−RAM(R)7R には反転したデータが書
かれることになる。またスリ−ステ−トバッファC12は
Y出力がハイ・インピーダンスであるためデータはMR
4でプルアップしたHigh状態になる。結果としてV
−RAM(G)7G にはFFhが書かれることになる。
タはスリ−ステ−トバッファC11で一旦反転されて出力
されるため、V−RAM(R)7R には反転したデータが書
かれることになる。またスリ−ステ−トバッファC12は
Y出力がハイ・インピーダンスであるためデータはMR
4でプルアップしたHigh状態になる。結果としてV
−RAM(G)7G にはFFhが書かれることになる。
【0072】また、V−RAM7のリ−ド時は、信号C
S-Nと信号WR-Nが1で、信号RD-Nが0であると、A
ND回路A3 が0になり、D−ffA4 の出力Y1 =
0,Y0,Y2,Y3 =1となる。信号RD-N=0なので、
D−ffA5 の切り替えはA側になり、D−ffA5 の
出力は、Y1 =1,Y2 =0,Y3 =0,Y4 =1とな
り、この状態でD−ffB1 を通過してV−RAM(R)7
R だけがリ−ド状態になる。
S-Nと信号WR-Nが1で、信号RD-Nが0であると、A
ND回路A3 が0になり、D−ffA4 の出力Y1 =
0,Y0,Y2,Y3 =1となる。信号RD-N=0なので、
D−ffA5 の切り替えはA側になり、D−ffA5 の
出力は、Y1 =1,Y2 =0,Y3 =0,Y4 =1とな
り、この状態でD−ffB1 を通過してV−RAM(R)7
R だけがリ−ド状態になる。
【0073】バス・ドライバ4はスリ−ステ−トバッフ
ァC9 だけがイネーブル状態になり、V−RAM(R)7R
のデータがデータ・バス上現れるが、このデータはV−
RAM(R)7R から出たデータがスリ−ステ−トバッファ
C9 で反転するためCPU1は本来書き込んだ正しい画
像データを読み込むことができる。.
ァC9 だけがイネーブル状態になり、V−RAM(R)7R
のデータがデータ・バス上現れるが、このデータはV−
RAM(R)7R から出たデータがスリ−ステ−トバッファ
C9 で反転するためCPU1は本来書き込んだ正しい画
像データを読み込むことができる。.
【0074】また、P/S変換器8とLED表示部9と
の間に反転バッファD1,D2 が接続してあるので、LE
D表示部9へ送るデータは、CPU1が本来V−RAM
7の書き込んだ正しいデータを得ることになり、LED
表示部9には本来の画像デ−タが表示されることにな
る。
の間に反転バッファD1,D2 が接続してあるので、LE
D表示部9へ送るデータは、CPU1が本来V−RAM
7の書き込んだ正しいデータを得ることになり、LED
表示部9には本来の画像デ−タが表示されることにな
る。
【0075】上記図8、図9及び図10の別の実施例
は、図5、図6及び図7のLEDドットマトリクス表示
装置と同様の動作を行わせるものであるが、双方向反転
バッファ18R,18G,D1,D2 を設けることにより、図6及
び図7の実施例に比べてスリ−ステ−トバッファの数を
少なくすることができるものである。
は、図5、図6及び図7のLEDドットマトリクス表示
装置と同様の動作を行わせるものであるが、双方向反転
バッファ18R,18G,D1,D2 を設けることにより、図6及
び図7の実施例に比べてスリ−ステ−トバッファの数を
少なくすることができるものである。
【0076】本実施例及び別の実施例の多重化表示RA
Mへの書き込み方式を用いることにより、LEDドット
マトリクス表示装置又はその他のマトリクス構造を持つ
表示装置で、V−RAM構造が表示ドット1ドットに1
ビット対応するビットマップ形式でR、Gのその他の配
色や、アトリビュート毎にV−RAMが1個対応し、し
かもそれら複数のV−RAMがCPU1から多重化され
ている構造について、画像データの書き込み時間が色及
びアトリビュートの多重化されていない単色の表示装置
のV−RAMへのドットデータ書き込み時間とほぼ同じ
にでき、しかも前のデータの如何にかかわらず1回の書
き込み動作で完全なオーバーライトが可能になり、無駄
な処理が不要になり、全体の処理スピードを格段に向上
させる効果がある。
Mへの書き込み方式を用いることにより、LEDドット
マトリクス表示装置又はその他のマトリクス構造を持つ
表示装置で、V−RAM構造が表示ドット1ドットに1
ビット対応するビットマップ形式でR、Gのその他の配
色や、アトリビュート毎にV−RAMが1個対応し、し
かもそれら複数のV−RAMがCPU1から多重化され
ている構造について、画像データの書き込み時間が色及
びアトリビュートの多重化されていない単色の表示装置
のV−RAMへのドットデータ書き込み時間とほぼ同じ
にでき、しかも前のデータの如何にかかわらず1回の書
き込み動作で完全なオーバーライトが可能になり、無駄
な処理が不要になり、全体の処理スピードを格段に向上
させる効果がある。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の多
重化表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場
合に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タ
の書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、
書き込み可能状態の表示RAMに接続するバス・ドライ
バをオンしてデ−タ・バスに接続し、書き込み可能状態
でない表示RAMに接続するバス・ドライバを切り替え
て書き込み可能状態でない表示RAMに一定電位を与
え、そして全ての多重化表示RAMに画像デ−タの書き
込み可能指示信号を出力するリ−ド/ライトコントロ−
ラを有するドットマトリクス表示装置としているので、
書き込み可能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ
・バスから書き込まれ、書き込み可能状態でない表示R
AMには一定電位が与えられてクリアされることにな
り、1回の書き込み動作でオ−バ−ライトが可能とな
り、スクロ−ル表示のように常に表示RAMの内容を全
て書き換えながら表示させる場合に処理速度を向上させ
ることができる効果がある。
重化表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場
合に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タ
の書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、
書き込み可能状態の表示RAMに接続するバス・ドライ
バをオンしてデ−タ・バスに接続し、書き込み可能状態
でない表示RAMに接続するバス・ドライバを切り替え
て書き込み可能状態でない表示RAMに一定電位を与
え、そして全ての多重化表示RAMに画像デ−タの書き
込み可能指示信号を出力するリ−ド/ライトコントロ−
ラを有するドットマトリクス表示装置としているので、
書き込み可能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ
・バスから書き込まれ、書き込み可能状態でない表示R
AMには一定電位が与えられてクリアされることにな
り、1回の書き込み動作でオ−バ−ライトが可能とな
り、スクロ−ル表示のように常に表示RAMの内容を全
て書き換えながら表示させる場合に処理速度を向上させ
ることができる効果がある。
【0078】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合
に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの
書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、リ
−ド/ライトコントロ−ラが動作して、書き込み可能状
態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオンしてデ
−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない表示RA
Mに接続するバス・ドライバを切り替えて書き込み可能
状態でない表示RAMに一定電位を与え、そして全ての
多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能指示信号
を出力するドットマトリクス表示装置における多重化表
示RAMへの書き込み方式としているので、書き込み可
能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスから
書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには一
定電位が与えられてクリアされることになり、1回の書
き込み動作でオ−バ−ライトが可能となり、スクロ−ル
表示のように常に表示RAMの内容を全て書き換えなが
ら表示させる場合に処理速度を向上させることができる
効果がある。
載のドットマトリクス表示装置において、複数の多重化
表示RAMに画像デ−タが選択的に書き込まれる場合
に、CPUから複数の多重化表示RAMに画像デ−タの
書き込み可能状態を示す符号デ−タが与えられると、リ
−ド/ライトコントロ−ラが動作して、書き込み可能状
態の表示RAMに接続するバス・ドライバをオンしてデ
−タ・バスに接続し、書き込み可能状態でない表示RA
Mに接続するバス・ドライバを切り替えて書き込み可能
状態でない表示RAMに一定電位を与え、そして全ての
多重化表示RAMに画像デ−タの書き込み可能指示信号
を出力するドットマトリクス表示装置における多重化表
示RAMへの書き込み方式としているので、書き込み可
能状態の表示RAMには画像デ−タがデ−タ・バスから
書き込まれ、書き込み可能状態でない表示RAMには一
定電位が与えられてクリアされることになり、1回の書
き込み動作でオ−バ−ライトが可能となり、スクロ−ル
表示のように常に表示RAMの内容を全て書き換えなが
ら表示させる場合に処理速度を向上させることができる
効果がある。
【図1】本発明の一実施例のLEDドットマトリクス表
示装置の回路構成ブロック図である。
示装置の回路構成ブロック図である。
【図2】図1のリード/ライトコントローラの概念図で
ある。
ある。
【図3】リード/ライト・コントローラ動作時の真理値
を表わす図である。
を表わす図である。
【図4】図1のメモリ・マッピング図である。
【図5】本実施例のLEDドットマトリクス表示装置の
回路構成ブロック図である。
回路構成ブロック図である。
【図6】図5の具体的回路図の右半分の図である。
【図7】図5の具体的回路図の左半分の図である。
【図8】別の実施例のLEDドットマトリクス表示装置
の回路構成ブロック図である。
の回路構成ブロック図である。
【図9】図8の具体的回路図の右半分の図である。
【図10】図8の具体的回路図の左半分の図である。
【図11】一般的なLEDドットマトリクス表示装置の
表示部周辺の回路構成ブロック図である。
表示部周辺の回路構成ブロック図である。
【図12】2色発光(赤:R、緑:G、黄:RG同時点
灯)のLEDドットマトリックス表示装置の表示部周辺
の回路構成ブロック図である。
灯)のLEDドットマトリックス表示装置の表示部周辺
の回路構成ブロック図である。
【図13】図11のメモリ・マッピング図である。
【図14】図12のメモリ・マッピング図である。
【図15】符号式多重CS出力器を用いたLEDドット
マトリクス表示装置の回路構成ブロック図である。
マトリクス表示装置の回路構成ブロック図である。
【図16】図15における符号式多重CS出力器の概念
図である。
図である。
【図17】図15のメモリ・マッピング図である。
1…CPU、 2…画面コントローラ、 3…マルチプ
レクサ、 4…バス・ドライバ、 5…発振器、 6…
画面コントローラ用分周器、 7…画面RAM、 8…
P/S変換器、 9…LED表示部、 10…伝送用分
周器、 11…デコーダ、 12…符号式多重CS出力
器、 13…エンコード部、 14…リード/ライトコ
ントローラ、 15…スイッチコントロ−ラ、 16…
ラッチ回路、 17…CSスイッチ、 18…双方向反
転バッファ
レクサ、 4…バス・ドライバ、 5…発振器、 6…
画面コントローラ用分周器、 7…画面RAM、 8…
P/S変換器、 9…LED表示部、 10…伝送用分
周器、 11…デコーダ、 12…符号式多重CS出力
器、 13…エンコード部、 14…リード/ライトコ
ントローラ、 15…スイッチコントロ−ラ、 16…
ラッチ回路、 17…CSスイッチ、 18…双方向反
転バッファ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データがデータ・バスを介して書き
込まれる複数の多重化表示RAMと、前記複数の多重化
表示RAMに前記画像データと前記画像デ−タの書き込
み指示信号を与え、前記複数の多重化表示RAMの中で
前記画像デ−タを書き込む表示RAMを選択する選択信
号を出力するCPUと、前記選択信号を解読して前記複
数の多重化表示RAMの内一つの表示RAMに前記画像
データの書き込み可能を指示する書き込み可能指示信号
を与えるデコーダとを有するドットマトリクス表示装置
において、前記デ−タ・バスと前記複数の多重化表示R
AMとの接続のオン・オフをそれぞれ行い、前記デ−タ
・バスとの接続オフ時に前記表示RAMを一定電位に接
続するよう動作する複数のバス・ドライバと、前記CP
Uからの前記画像デ−タの書き込み指示信号と前記複数
の多重化表示RAMへの前記画像デ−タの書き込み可能
状態を示す符号デ−タが与えられると、前記画像デ−タ
の書き込み可能状態の表示RAMに接続するバス・ドラ
イバをオンにして前記デ−タ・バスに接続し、前記画像
デ−タの書き込み可能状態でない表示RAMに接続する
バス・ドライバを切り替えて前記書き込み可能状態でな
い表示RAMに一定電位を接続し、前記デコ−ダからの
書き込み可能指示信号を前記全ての多重化表示RAMに
出力するリ−ド/ライトコントロ−ラとを設けたことを
特徴とするドットマトリクス表示装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のドットマトリクス表示装
置において、CPUから画像デ−タの書き込み指示信号
と複数の多重化表示RAMの中で前記画像デ−タを書き
込む表示RAMを選択する選択信号と前記複数の多重化
表示RAMへの書き込み可能状態を示す符号デ−タが出
力され、前記選択信号はデコ−ダから前記画像デ−タの
書き込み可能を指示する書き込み可能指示信号として出
力され、前記画像デ−タの書き込み指示信号と前記符号
デ−タと前記書き込み可能指示信号とがリ−ド/ライト
コントロ−ラに与えられると、前記リ−ド/ライトコン
トロ−ラは前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示R
AMに接続するバス・ドライバをデ−タ・バスに接続す
るよう動作し、前記画像デ−タの書き込み可能状態でな
い表示RAMに接続するバス・ドライバを一定電位に接
続するよう動作し、前記リ−ド/ライトコントロ−ラか
ら前記全ての多重化表示RAMに書き込み可能指示信号
を出力して、前記画像デ−タの書き込み可能状態の表示
RAMに前記デ−タ・バスから前記画像デ−タを書き込
み、前記画像デ−タの書き込み可能状態でない表示RA
Mに書き込まれている画像デ−タをクリアすることを特
徴とするドットマトリクス表示装置における多重化表示
RAMへの書き込み方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3261458A JP2774715B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表示ramへの書き込み方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3261458A JP2774715B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表示ramへの書き込み方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110405A true JPH06110405A (ja) | 1994-04-22 |
JP2774715B2 JP2774715B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17362179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3261458A Expired - Fee Related JP2774715B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ドットマトリクス表示装置及びそれにおける多重化表示ramへの書き込み方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2774715B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414033B1 (ko) * | 2001-02-09 | 2004-01-07 | 가부시끼가이샤 도시바 | 램 내장형 디스플레이 드라이버와, 그 디스플레이 드라이버를 탑재한 화상표시장치 및, 메모리 내장형 디스플레이 드라이버 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3261458A patent/JP2774715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414033B1 (ko) * | 2001-02-09 | 2004-01-07 | 가부시끼가이샤 도시바 | 램 내장형 디스플레이 드라이버와, 그 디스플레이 드라이버를 탑재한 화상표시장치 및, 메모리 내장형 디스플레이 드라이버 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2774715B2 (ja) | 1998-07-09 |
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