JPH06110297A - 帯電装置 - Google Patents
帯電装置Info
- Publication number
- JPH06110297A JPH06110297A JP25801992A JP25801992A JPH06110297A JP H06110297 A JPH06110297 A JP H06110297A JP 25801992 A JP25801992 A JP 25801992A JP 25801992 A JP25801992 A JP 25801992A JP H06110297 A JPH06110297 A JP H06110297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- charging
- electrostatic charging
- charging electrode
- charging device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電電極3に微小な凹凸があっても、ストリ
−マ放電が発生せず感光体ドラム4を均一に帯電できる
帯電装置24を提供すること。 【構成】 帯電装置24は、表面の滑らかな絶縁体1の
表面に印加電極2を設け、その印加電極2の表面に帯電
電極3を設けて、更にその帯電電極3の表面にフロ−ト
電極6を設けることにより構成されている。
−マ放電が発生せず感光体ドラム4を均一に帯電できる
帯電装置24を提供すること。 【構成】 帯電装置24は、表面の滑らかな絶縁体1の
表面に印加電極2を設け、その印加電極2の表面に帯電
電極3を設けて、更にその帯電電極3の表面にフロ−ト
電極6を設けることにより構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やレ−ザプリンタ等の電子
写真装置に使われる帯電装置としては、図4及び図5に
示すようなスコロトロン帯電装置が用いられている。
写真装置に使われる帯電装置としては、図4及び図5に
示すようなスコロトロン帯電装置が用いられている。
【0003】このスコロトロン帯電装置50は、断面形
状がコの字型のシ−ルドケ−ス52の両端に絶縁ブロッ
ク54a、54bを設け、これらの絶縁ブロック54
a、54bの間に、シ−ルドケ−ス52のほぼ中央に位
置するように放電ワイヤ56を張設し、シ−ルドケ−ス
52の開口面にグリッド電極58を設けて構成されてい
る。
状がコの字型のシ−ルドケ−ス52の両端に絶縁ブロッ
ク54a、54bを設け、これらの絶縁ブロック54
a、54bの間に、シ−ルドケ−ス52のほぼ中央に位
置するように放電ワイヤ56を張設し、シ−ルドケ−ス
52の開口面にグリッド電極58を設けて構成されてい
る。
【0004】このグリッド電極58は、シ−ルドケ−ス
52とバリスタ電圧680V程度のバリスタ60を介し
て接地されている。
52とバリスタ電圧680V程度のバリスタ60を介し
て接地されている。
【0005】上記構成のスコロトロン帯電装置50を使
用して帯電を行う場合は、図5に示すようにシ−ルドケ
−ス52の開口部(グリッド電極58を設けた面)を感
光体ドラム62に対向させ、放電ワイヤ56に−6kV
程度の直流電圧を定電流制御して印加する。すると放電
ワイヤ56の周りにコロナ放電が発生し、コロナ放電に
より発生したイオンが感光体ドラム62に達して、感光
体ドラム62の表面をバリスタ60のバリスタ電圧と同
等の−680V程度に帯電させる。この時、グリッド電
極58が感光体ドラム62に流れるコロナイオン流を制
御し、感光体ドラム62は均一に帯電される。
用して帯電を行う場合は、図5に示すようにシ−ルドケ
−ス52の開口部(グリッド電極58を設けた面)を感
光体ドラム62に対向させ、放電ワイヤ56に−6kV
程度の直流電圧を定電流制御して印加する。すると放電
ワイヤ56の周りにコロナ放電が発生し、コロナ放電に
より発生したイオンが感光体ドラム62に達して、感光
体ドラム62の表面をバリスタ60のバリスタ電圧と同
等の−680V程度に帯電させる。この時、グリッド電
極58が感光体ドラム62に流れるコロナイオン流を制
御し、感光体ドラム62は均一に帯電される。
【0006】しかしながら、このようなスコロトロン帯
電装置は次に述べるような種々の問題点がある。
電装置は次に述べるような種々の問題点がある。
【0007】まず第一に、環境衛生上の問題として、コ
ロナ放電によって大気中の酸素分子をイオン化してオゾ
ンを発生することがあげられる。特に、レ−ザプリンタ
で用いられるような負帯電の装置は正帯電に比べオゾン
発生量が1桁多い。また、オゾン発生量は放電ワイヤに
流れる電流値で決まってくるが、感光体ドラムが帯電に
必要なドラム流入電流数十μAを得るには、放電ワイヤ
に−400〜500μAもの電流を供給する必要があ
り、このため大量のオゾンが発生する。そのため、通常
のプリンタ装置では、排気ダクトからオゾンフィルタを
介して排気を行っている。
ロナ放電によって大気中の酸素分子をイオン化してオゾ
ンを発生することがあげられる。特に、レ−ザプリンタ
で用いられるような負帯電の装置は正帯電に比べオゾン
発生量が1桁多い。また、オゾン発生量は放電ワイヤに
流れる電流値で決まってくるが、感光体ドラムが帯電に
必要なドラム流入電流数十μAを得るには、放電ワイヤ
に−400〜500μAもの電流を供給する必要があ
り、このため大量のオゾンが発生する。そのため、通常
のプリンタ装置では、排気ダクトからオゾンフィルタを
介して排気を行っている。
【0008】また、コスト面では、前述したように電流
利用効率が悪いので大型の高圧電源を必要とし、更にオ
ゾン対策としてオゾンフィルタ、排気用ファン等が必要
となるので、コストが大幅にアップする。
利用効率が悪いので大型の高圧電源を必要とし、更にオ
ゾン対策としてオゾンフィルタ、排気用ファン等が必要
となるので、コストが大幅にアップする。
【0009】そこで以上のような問題点を解決するため
に、図3に示すような面放電素子による帯電装置が提案
されている。
に、図3に示すような面放電素子による帯電装置が提案
されている。
【0010】この面放電帯電装置は、ガラスなどの絶縁
体からなる基板86の表面にアルミニウムなどの導電体
からなる印加電極87を設け、更に印加電極87の表面
に窒化タンタル等の半導電体からなる帯電電極88を設
け、感光体ドラム84と対向する位置に一定間隔に保ち
配置されることで構成される。
体からなる基板86の表面にアルミニウムなどの導電体
からなる印加電極87を設け、更に印加電極87の表面
に窒化タンタル等の半導電体からなる帯電電極88を設
け、感光体ドラム84と対向する位置に一定間隔に保ち
配置されることで構成される。
【0011】そして、この面放電帯電装置は、印加電極
87に高圧電源85により電圧を印加することによって
帯電電極88の表面に面状のコロナ放電を発生させてイ
オンを生成し、このイオンによって感光体ドラム84を
帯電させる。
87に高圧電源85により電圧を印加することによって
帯電電極88の表面に面状のコロナ放電を発生させてイ
オンを生成し、このイオンによって感光体ドラム84を
帯電させる。
【0012】この面放電素子の作製方法としては、例え
ば、ガラス表面にアルミニウムを蒸着して印加電極87
とし、この表面に窒化タンタルの帯電電極88を形成す
る方法がある。この面放電素子による帯電装置は電流利
用効率が高いので、オゾン発生量が少ないと共に、高圧
電源85が小さくできる等の利点がある。
ば、ガラス表面にアルミニウムを蒸着して印加電極87
とし、この表面に窒化タンタルの帯電電極88を形成す
る方法がある。この面放電素子による帯電装置は電流利
用効率が高いので、オゾン発生量が少ないと共に、高圧
電源85が小さくできる等の利点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような面放電素子による帯電装置は、帯電電極の表面
に微小な凹凸があると凸の部分に電界集中が起こり、凸
の部分よりストリ−マ放電が発生し、感光体ドラム84
を均一に帯電することが出来ないという問題点がある。
たような面放電素子による帯電装置は、帯電電極の表面
に微小な凹凸があると凸の部分に電界集中が起こり、凸
の部分よりストリ−マ放電が発生し、感光体ドラム84
を均一に帯電することが出来ないという問題点がある。
【0014】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、帯電電極の表面に微小な凹凸が
あっても、感光体を均一に帯電できる帯電装置を提供す
ることを目的とする。
になされたものであり、帯電電極の表面に微小な凹凸が
あっても、感光体を均一に帯電できる帯電装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、帯電電極の表面に、この帯電電極の抵抗値
より低い抵抗値のフロ−ト電極を備えている。
に本発明は、帯電電極の表面に、この帯電電極の抵抗値
より低い抵抗値のフロ−ト電極を備えている。
【0016】
【作用】上記の構成を有する本発明の帯電装置において
は、帯電電極の凸部の電界集中が起こっても、電流は感
光体に流れ込まずフロ−ト電極に流れ込むためストリ−
マ放電が発生せず感光体を均一に帯電することが出来
る。
は、帯電電極の凸部の電界集中が起こっても、電流は感
光体に流れ込まずフロ−ト電極に流れ込むためストリ−
マ放電が発生せず感光体を均一に帯電することが出来
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の帯電装置を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。
例を図面を参照して説明する。
【0018】まず始めに、本発明の帯電装置を使用した
電子写真装置を図2を参照して説明する。
電子写真装置を図2を参照して説明する。
【0019】この電子写真装置は、後に詳述する帯電装
置24により感光体ドラム4を帯電し、原稿台21上に
置かれた原稿20を照明ランプ22により照射し、レン
ズ23を通して感光体ドラム4に画像を結像して、感光
体ドラム4上に静電潜像を形成するものである。そし
て、感光体ドラム4上の静電潜像に現像器25により現
像剤を付着させて可視像を形成し得るようになってい
る。
置24により感光体ドラム4を帯電し、原稿台21上に
置かれた原稿20を照明ランプ22により照射し、レン
ズ23を通して感光体ドラム4に画像を結像して、感光
体ドラム4上に静電潜像を形成するものである。そし
て、感光体ドラム4上の静電潜像に現像器25により現
像剤を付着させて可視像を形成し得るようになってい
る。
【0020】次に用紙カセット32から送られた用紙3
1を感光体ドラム4に重ね、転写用帯電装置26でイオ
ンを与えることにより感光体ドラム4上の現像剤を用紙
31に転写する。続いて剥離用帯電装置27で用紙31
の電荷を除去して、用紙31を感光体ドラム4から剥離
する。用紙31上の現像剤は定着装置28で用紙31に
定着され、複写画像となる。
1を感光体ドラム4に重ね、転写用帯電装置26でイオ
ンを与えることにより感光体ドラム4上の現像剤を用紙
31に転写する。続いて剥離用帯電装置27で用紙31
の電荷を除去して、用紙31を感光体ドラム4から剥離
する。用紙31上の現像剤は定着装置28で用紙31に
定着され、複写画像となる。
【0021】感光体ドラム4上の電荷は、除電用帯電装
置29により除電され、更に残った感光体ドラム4上の
現像剤はクリーナ30によりクリーニングされる。
置29により除電され、更に残った感光体ドラム4上の
現像剤はクリーナ30によりクリーニングされる。
【0022】次に帯電装置24の構成について詳述す
る。帯電装置24は図1に示すように、ガラスなどの表
面の滑らかな絶縁体1の表面に印加電極2を設け、その
印加電極2の表面に帯電電極3を設けて、更に帯電電極
3の表面にフロ−ト電極6を設けることにより構成され
ている。
る。帯電装置24は図1に示すように、ガラスなどの表
面の滑らかな絶縁体1の表面に印加電極2を設け、その
印加電極2の表面に帯電電極3を設けて、更に帯電電極
3の表面にフロ−ト電極6を設けることにより構成され
ている。
【0023】印加電極2には高圧電源5が接続されてお
り、帯電電極3を通してフロ−ト電極6と感光体ドラム
4の間でコロナ放電が生じるように構成されている。
り、帯電電極3を通してフロ−ト電極6と感光体ドラム
4の間でコロナ放電が生じるように構成されている。
【0024】次に、帯電装置24の作製方法を説明す
る。
る。
【0025】本実施例では、絶縁体1に厚さ1mm、幅
20mm、長さ230mmのガラス基板を用いた。初め
に、このガラス基板を超音波洗浄により洗浄を行う。次
に、このガラス基板の表面に真空蒸着装置により厚さ約
0.1μmのアルミニウム膜を蒸着し印加電極2とす
る。
20mm、長さ230mmのガラス基板を用いた。初め
に、このガラス基板を超音波洗浄により洗浄を行う。次
に、このガラス基板の表面に真空蒸着装置により厚さ約
0.1μmのアルミニウム膜を蒸着し印加電極2とす
る。
【0026】次に、帯電電極3を形成するためにこの印
加電極2を設けた絶縁体1をDCマグネトロンリアクテ
ィブスパッタリング法を用いて、アルゴン1に対して窒
素2の混合ガスで圧力1×10-4Torr〜3×10-2
Torr、スパッタ電圧100〜500V、タ−ゲット
はタンタルの条件下で、スパッタリングを行う。
加電極2を設けた絶縁体1をDCマグネトロンリアクテ
ィブスパッタリング法を用いて、アルゴン1に対して窒
素2の混合ガスで圧力1×10-4Torr〜3×10-2
Torr、スパッタ電圧100〜500V、タ−ゲット
はタンタルの条件下で、スパッタリングを行う。
【0027】次に、フロ−ト電極6を帯電電極3の表面
に形成するため、上記の条件でアルゴンと窒素からなる
混合ガスをアルゴン単体のガスにしてスパッタリングを
行う。
に形成するため、上記の条件でアルゴンと窒素からなる
混合ガスをアルゴン単体のガスにしてスパッタリングを
行う。
【0028】上記の製法にてスパッタリングを行うと、
初めに印加電極2の表面に体積抵抗値が6×108 Ωc
mの窒化タンタルの半導電体膜からなる帯電電極3が形
成され、更に帯電電極3の上にタンタルの導体からなる
フロ−ト電極6が形成される。
初めに印加電極2の表面に体積抵抗値が6×108 Ωc
mの窒化タンタルの半導電体膜からなる帯電電極3が形
成され、更に帯電電極3の上にタンタルの導体からなる
フロ−ト電極6が形成される。
【0029】また、スパッタリングを行うときのタ−ゲ
ットとして、チタンを使用し、混合ガスにアルゴンと酸
素を使用し、単体ガスにアルゴンを使用することも可能
である。なお、この時は帯電電極3として酸化チタンの
膜が形成され、フロ−ト電極6としてチタンの膜が形成
される。
ットとして、チタンを使用し、混合ガスにアルゴンと酸
素を使用し、単体ガスにアルゴンを使用することも可能
である。なお、この時は帯電電極3として酸化チタンの
膜が形成され、フロ−ト電極6としてチタンの膜が形成
される。
【0030】上記製法によって制作された帯電装置24
と、図3に示す従来技術による面放電帯電装置を用い
て、感光体ドラム4に、φ35mmのアルミ素管にキャ
リア発生層(CGL)、キャリア輸送層(CTL)を積
層した積層型有機系感光体を用いて、本実施例の帯電装
置24ではフロ−ト電極6の中心部と感光体ドラム4の
最も近接するところを0.4mmに保ち、図3に示す従
来技術による面放電帯電装置では帯電電極88の中心部
と感光体ドラム4の最も近接するところを0.4mmに
保ち、それぞれ高圧電源5により−3.5kVを印加
し、使用環境の温湿度を20℃60%にして帯電を行っ
たところ本実施例の帯電装置24においては感光体ドラ
ム4は均一に帯電した。しかし、図3に示す従来技術に
よる面放電帯電装置では極一部にストリ−マ放電がみら
れた。
と、図3に示す従来技術による面放電帯電装置を用い
て、感光体ドラム4に、φ35mmのアルミ素管にキャ
リア発生層(CGL)、キャリア輸送層(CTL)を積
層した積層型有機系感光体を用いて、本実施例の帯電装
置24ではフロ−ト電極6の中心部と感光体ドラム4の
最も近接するところを0.4mmに保ち、図3に示す従
来技術による面放電帯電装置では帯電電極88の中心部
と感光体ドラム4の最も近接するところを0.4mmに
保ち、それぞれ高圧電源5により−3.5kVを印加
し、使用環境の温湿度を20℃60%にして帯電を行っ
たところ本実施例の帯電装置24においては感光体ドラ
ム4は均一に帯電した。しかし、図3に示す従来技術に
よる面放電帯電装置では極一部にストリ−マ放電がみら
れた。
【0031】更に、この状態から使用環境の温湿度を2
0℃40%にして帯電を行ったところ本実施例の帯電装
置24においては感光体ドラム4は均一に帯電した。し
かし、図3に示す従来技術による面放電帯電装置では広
い範囲にストリ−マ放電がみられた。
0℃40%にして帯電を行ったところ本実施例の帯電装
置24においては感光体ドラム4は均一に帯電した。し
かし、図3に示す従来技術による面放電帯電装置では広
い範囲にストリ−マ放電がみられた。
【0032】尚、本発明は以上詳述した実施例に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更が可能である。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において
種々の変更が可能である。
【0033】以上詳述したように、本実施例の帯電装置
24によれば、帯電電極3の凸部に電界集中が起こって
も、電流は感光体ドラム4に流れ込まずフロ−ト電極6
に流れ込むためストリ−マ放電が発生せず、感光体ドラ
ム4を均一に帯電することが出来る。
24によれば、帯電電極3の凸部に電界集中が起こって
も、電流は感光体ドラム4に流れ込まずフロ−ト電極6
に流れ込むためストリ−マ放電が発生せず、感光体ドラ
ム4を均一に帯電することが出来る。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の帯電装置は、帯電電極の表面に、この帯電電極の
抵抗値より低い抵抗値のフロ−ト電極を備えたことによ
り、帯電電極の凸部に電界集中が起こっても電流は感光
体に流れ込まず、フロ−ト電極に流れ込むためストリ−
マ放電が発生せず感光体を均一に帯電することが出来
る。
発明の帯電装置は、帯電電極の表面に、この帯電電極の
抵抗値より低い抵抗値のフロ−ト電極を備えたことによ
り、帯電電極の凸部に電界集中が起こっても電流は感光
体に流れ込まず、フロ−ト電極に流れ込むためストリ−
マ放電が発生せず感光体を均一に帯電することが出来
る。
【図1】本発明の帯電装置を具体化した一実施例の概要
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の帯電装置を用いた電子写真装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】従来の面放電帯電装置の概要を示す図である。
【図4】従来のスコロトロン帯電装置の要部の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】従来のスコロトロン帯電装置の構成の概要を示
す図である。
す図である。
2 印加電極 3 帯電電極 5 高圧電源 6 フロ−ト電極 24 帯電装置
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁体からなる基板と、この基板上に設
けられた導電体からなる印加電極と、この印加電極の表
面に設けられた半導電体膜より成る帯電電極とにより構
成される面放電素子を感光体と対向して設け、前記印加
電極に対して電源より電圧を印加することによって前記
感光体を帯電する帯電装置において、前記帯電電極の表
面に、この帯電電極の抵抗値より低い抵抗値のフロ−ト
電極を備えたことを特徴とする帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25801992A JPH06110297A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25801992A JPH06110297A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 帯電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110297A true JPH06110297A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17314403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25801992A Pending JPH06110297A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06110297A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006039395A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Ricoh Co Ltd | 帯電部材、該帯電部材を有する帯電装置、及び該帯電装置を有する画像形成装置 |
JP2010009892A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | プラズマ処理装置 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25801992A patent/JPH06110297A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006039395A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Ricoh Co Ltd | 帯電部材、該帯電部材を有する帯電装置、及び該帯電装置を有する画像形成装置 |
JP2010009892A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | プラズマ処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5895363A (ja) | 電子写真装置用コロナ放電装置 | |
US5250992A (en) | Image forming apparatus having sharp edged electrode | |
JPS624713B2 (ja) | ||
JPH06110297A (ja) | 帯電装置 | |
JP3094614B2 (ja) | 帯電装置 | |
JPS62296174A (ja) | 帯電装置 | |
JPH05297683A (ja) | 帯電装置 | |
JPH0627781A (ja) | 帯電装置 | |
JPH05323767A (ja) | 帯電装置 | |
JPH05323768A (ja) | 帯電装置 | |
JPH0627784A (ja) | 帯電装置 | |
JPH0636058U (ja) | 画像記録装置 | |
JPH063923A (ja) | 帯電装置 | |
JPH063925A (ja) | 帯電装置 | |
JPH05265304A (ja) | 帯電装置 | |
JPS60232570A (ja) | 放電器 | |
JPH07271153A (ja) | オゾンレス非接触帯電方法及びその装置 | |
JPH01154186A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6167059A (ja) | コロナ放電装置 | |
JP3224576B2 (ja) | 帯電装置 | |
JPH0627785A (ja) | 帯電装置 | |
JPH063926A (ja) | 帯電装置 | |
JPH0594077A (ja) | 帯電装置 | |
JP3304118B2 (ja) | 帯電器 | |
JPS6067659A (ja) | 薄膜形成方法 |