JPH06109689A - 泥水のph値を測定するph計 - Google Patents

泥水のph値を測定するph計

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Publication number
JPH06109689A
JPH06109689A JP25943792A JP25943792A JPH06109689A JP H06109689 A JPH06109689 A JP H06109689A JP 25943792 A JP25943792 A JP 25943792A JP 25943792 A JP25943792 A JP 25943792A JP H06109689 A JPH06109689 A JP H06109689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muddy water
meter
water tank
measuring
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25943792A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiro Ueda
昭郎 上田
Shunsuke Nemoto
俊介 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP25943792A priority Critical patent/JPH06109689A/ja
Publication of JPH06109689A publication Critical patent/JPH06109689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泥水のPH測定に当り沈砂に影響されること
なくPH測定を行うことができるようにする。 【構成】 泥水タンク1内にガイドパイプ11を取付
け、そのガイドパイプ11内に浮き付きPH計センサ部
8を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泥水のPH値を測定する
PH計に関する。
【0002】
【従来の技術】地中連続壁工、泥水シールド工、場所打
ち杭工等では多量の泥水が使用され、この泥水のPH値
を連続的にかつリアルタイムに測定することが要求され
る。このことは泥水処理上、ダムや宅造の濁水処理にお
いても同様である。
【0003】図4に従来のこの種の汚水のPHの測定装
置を示し、泥水タンク1には泥水入口2及び泥水出口3
が設けられており、泥水入口2より泥水Dが流入し泥水
出口3より泥水Dが流出する。泥水タンク1内には循環
ポンプ5から設けられており、この循環ポンプ5によっ
て泥水を常時流動させ沈砂を防ぐようにしている。
【0004】泥水タンク1の頂壁4上にはPH測定タン
ク6が載置されており、泥水タンク1内に設けた採水ポ
ンプ7(固定)により泥水が常時PH測定タンク6に採
水される。PH測定タンク6にはPH計のセンサ部8が
設けられており、このセンサ部8は信号線9でPH計の
計器部10に結線されている。
【0005】したがって、泥水のPH値を連続的かつリ
アルタイムに測定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、泥水は清水
と砂分、粘土分より構成されるが、成分の比重差によっ
て清水と砂分、粘土分とに分離してしまう。これを防ぐ
ため、前述のように循環ポンプ5によって泥水を常時流
動させているが泥水タンク1の形状等の原因で完全に沈
砂Sを防ぐことは不可能である。
【0007】このため従来のPH測定による場合は次の
問題点があった。
【0008】(1) 泥水タンク1内の沈砂Sが進行す
ると採水ポンプ7が沈砂S中に埋って採水不能になる。
【0009】(2) PH測定タンク6内に沈砂Sが進
行すると、PH計のセンサ部8が沈砂S中に埋って泥水
と接触しなくなることにより正しい測定ができなくな
る。
【0010】したがって、本発明の従来の泥水のPH測
定装置の前記問題点を解決することを目的としてなされ
たものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明では、前述の泥水タンク内に、泥水流入開口を
有するガイドパイプを泥水タンクの上方より下方に向け
て設け、該ガイドパイプ内に浮きを取付けたPH計セン
サ部を挿入するものとする。
【0012】また、泥水のPHを測定する際、泥水中に
含まれる砂分、粘土分がPH計センサ部(電極)に付着
して測定不能になるので、本発明の実施に際しては、回
転式の清掃ブラシを設けPH計センサ部に付着した砂
分、粘土分を常時除去するようにする。
【0013】
【作用】例えば泥水シールド工からの泥水は、泥水タン
クの泥水入口から流入し泥水出口から流出する。また泥
水タンク内の泥水は、循環ポンプによって常時流動され
て可及的沈砂を防ぐ。泥水タンク内の泥水は常時流動し
ているが、PH計センサ部はガイドパイプ内に在るので
流されることはない。そしてガイドパイプは泥水流入開
口を有するものであるので、ガイドパイプ内に泥水が流
れ込みPH計のセンサ部に接触し信号線を経てPH計の
計器部に連続的かつリアルタイムで泥水のPH値が表示
される。
【0014】
【実施例】図1ないし図3を参照し本発明の実施例につ
いて説明するが、図4で従来例として説明したものと同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0015】図1および第2において、泥水タンク1の
頂壁4にガイドパイプ受け11aによりガイドパイプ1
1が取付けられており、このガイドパイプ11は泥水タ
ンク1内に上方から下方に向けて垂設されている。ガイ
ドパイプ11は泥水流入開口を有するものであり、底面
11bは開放とし側面には孔があけられており(図示せ
ず)ガイドパイプ11内に泥水が流れ込むようになって
いる。ガイドパイプ11内には詳細を後述するPH計の
浮き付きセンサ部8が挿入されており、このセンサ部8
は信号線9でPH計の計器部10に結線されている。
【0016】図3にPH計の浮き付きセンサ部の詳細を
示し、PH計センサ部8は取付ハンド15により清掃ブ
ラシ本体12に取付けられており、清掃ブラシ本体12
には清掃ブラシ回転モータ13が設けられていて清掃ブ
ラシ14を回転し、PH計センサ部8に付着した砂分、
粘土分を除去してPH計センサ部8を常時清掃する。ま
た浮き16が取付ハンド17により清掃ブラシ本体12
に取付けられている。浮き16としては発泡スチロール
または空気袋等を用いることができ、PH計セサン部8
は清掃ブラシ本体12とともに浮き16によりガイドパ
イプ11内において泥水タンク1内に浮かばされてい
る。
【0017】このようにPH計センサ部8を泥水タンク
1内に浮かべることによって、泥水のPH値測定の際の
沈砂の影響を除去することができる。泥水タンク1内の
泥水は常時流動しているが、PH計センサ部8はガイド
パイプ11内に在るので流されることはない。
【0018】泥水タンク1内に堆積する沈砂の進行によ
ってPH計センサ部8が沈砂中に埋設することになる
が、PH計センサ部8は泥水面に浮いているので、タン
ク1内に泥水の補給を絶やさず一定量以上の水深を確保
すれば、それは避けられる。また、泥水タンク1が沈砂
によって完全に埋まってしまえば、測定する泥水がなく
なるのでPH測定は不要になる。
【0019】
【発明の効果】従来の泥水のPH測定法による場合は、
PH測定タンク、泥水タンクともに頻繁な沈砂の除去が
必要だったが、本発明によれば泥水のPH測定の際の沈
砂の影響を除去することができるので、従来の前記不都
合は解消される。
【0020】また、本発明は、泥水のPH測定に当りP
H計のセンサ部を泥水タンク内に浮かべるものであるの
で、従来必要だった採水ポンプ及びPH測定タンクが不
要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浮き付きPH計による泥水のPH
測定に際しての泥水タンク部分の断面図。
【図2】ガイドパイプ及びガイドパイプ内に挿入したP
H計センサ部の平面図。
【図3】本発明の実施例に係る浮き付きPH計の詳細断
面図。
【図4】従来のPH計による泥水のPH測定に際しての
泥水タンク部分の断面図。
【符号の説明】
1・・・泥水タンク 2・・・泥水入口 3・・・泥水出口 5・・・循環ポンプ 8・・・PH計センサ部 10・・・PH計計器部 11・・・ガイドパイプ 12・・・清掃ブラシ本体 13・・・清掃ブラシ回転モータ 14・・・清掃ブラシ 16・・・浮き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 泥水入口より泥水が流入し泥水出口より
    泥水が流出し、かつ内部に設けた循環ポンプによって泥
    水を常時流動させてなる泥水タンク内のPH値を測定す
    るPH計において、前記泥水タンク内に、泥水流入開口
    を有するガイドパイプを泥水タンクの上方より下方に向
    けて設け、該ガイドパイプ内に浮きを取付けたPH計セ
    ンサ部を挿入してなることを特徴とする泥水のPH値を
    測定するPH計。
  2. 【請求項2】 PH計センサ部を清掃する回転ブラシが
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の泥水の
    PH値を測定するPH計。
JP25943792A 1992-09-29 1992-09-29 泥水のph値を測定するph計 Pending JPH06109689A (ja)

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JPH06109689A true JPH06109689A (ja) 1994-04-22

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ID=17334080

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105499178A (zh) * 2016-01-18 2016-04-20 福建渔家傲养殖科技有限公司 传感器水下测头自动清洗装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105499178A (zh) * 2016-01-18 2016-04-20 福建渔家傲养殖科技有限公司 传感器水下测头自动清洗装置

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