JPH06109647A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

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JPH06109647A
JPH06109647A JP4254590A JP25459092A JPH06109647A JP H06109647 A JPH06109647 A JP H06109647A JP 4254590 A JP4254590 A JP 4254590A JP 25459092 A JP25459092 A JP 25459092A JP H06109647 A JPH06109647 A JP H06109647A
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JP
Japan
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lens
pattern
fourier transform
light
area
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Withdrawn
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JP4254590A
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English (en)
Inventor
Tsuneyuki Hagiwara
恒幸 萩原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects
    • G01N21/95623Inspecting patterns on the surface of objects using a spatial filtering method

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体の観察領域を十分に大きな照度の照明
光で照明すると共に、十分に小さい光学的ノイズで欠陥
検査を行う。 【構成】 半導体ウエハ1上の点状の照明領域48Aを
照明する照明光学系(3,4,46,10)と、照明領
域48Aのパターンをフーリエ変換するレンズ10と、
そのフーリエ変換像から欠陥の無い場合のフーリエ変換
成分を除去する空間フィルタ51と、空間フィルタ51
を通過した光を逆フーリエ変換して欠陥像を結像するレ
ンズ23と、欠陥像を受光する光検出器アレイ26とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、欠陥検査装置に関し、
特に半導体素子等を製造する際に原版として使用される
レチクル若しくはフォトマスク上の回路パターンの欠
陥、又は半導体ウエハ等の基板上の異物等を検出する際
に使用して好適な欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体素子等を製造する際に原版
として使用されるレチクル若しくはフォトマスク上の回
路パターンの欠陥、又は半導体ウエハ等の基板上の異物
等を検出する際に欠陥検査装置が使用されている。図5
(a)は従来の欠陥検査装置を示し、この欠陥検査装置
は、例えば半導体ウエハ上の多数の冗長回路パターンを
具えた周期的構造内に存在する欠陥(異物を含む)を検
出するために使用されている。図5(c)は検査対象と
する半導体ウエハ1を示し、半導体ウエハ1は一般に回
路ユニット(以下「ダイ」という)2の規則正しいアレ
イを含み、各ダイ2は、それぞれx軸及びy軸に沿って
少なくとも数10個の冗長回路パターンを有している。
各ダイ2は、代表的には1辺が約20mmの正方形であ
る。
【0003】図5(a)において、検査装置はレーザ光
源3を具え、レーザ光源3から射出された単色のレーザ
ビームがビームエクスパンダ4により所定の直径の略々
平行な光束5に変換され、光束5がレンズ6によりレン
ズ6の後側焦点面内に位置する焦点7に集束される。焦
点7から発散した光束8は焦点7の近くに位置する小さ
な反射鏡9で反射され、反射鏡9で反射された断面が円
形の光束がフーリエ変換レンズ10に向かう。
【0004】レンズ10の実効中心を反射鏡9からレン
ズ10の焦点距離の1倍より僅かに小さい距離に位置さ
せて、レンズ10から射出される平行光束11を半導体
ウエハ1のパターンが形成された表面に投射する。半導
体ウエハ1は2次元平行移動手段12の一部を構成する
チャック13内に保持されている。2次元平行移動手段
12は、レンズ10の光軸に垂直な平面内で半導体ウエ
ハ1を2次元的に移動させることができる。半導体ウエ
ハ1はレンズ10の物体面(即ち前側焦点面)14内に
位置し、平行光束11が半導体ウエハ1上のパターンが
形成された表面を照明する。
【0005】図5(b)に示すように、平行光束11は
半導体ウエハ1の表面の直径20mmの照明領域15を
照明している。図5(a)に示すように、半導体ウエハ
1上の照明された領域で回折された光束16は、レンズ
10によりレンズ10のフーリエ変換面(即ち後側焦点
面)17に導かれ、フーリエ変換面17内に半導体ウエ
ハ1表面の照明された領域内の回路パターンのフーリエ
変換パターンが結像される。
【0006】なお、図5(a)の光学系の内で反射鏡9
がハーフミラーであり、半導体ウエハ1がまだ回路パタ
ーンが形成されていない回路無しウエハの場合には、図
6のようになる。図6の検査装置では、レンズ6の後側
の焦点7でのビームスポットの直径は、レンズ6にビー
ムエクスパンダ4から投射される単色の平行な光束5の
直径と反比例の関係にある。そして、焦点7から発散す
る光束8はハーフミラー18に向かい、ハーフミラー8
で反射された断面が円形の光束がフーリエ変換レンズ1
0に向かう。レンズ10から射出された平行光束11は
回路無しウエハ1Aにより反射された後に、再びレンズ
10を透過して光束19となり、光束19がレンズ10
のフーリエ変換面17上にビームスポット20を形成す
る。ビームスポット20のビーム径は焦点7におけるビ
ーム径とほぼ均しくなる。
【0007】図5(a)及び(c)に戻り、半導体ウエ
ハ1上の直径20mmの照明領域15は十分な精度のフ
ーリエ変換パターンを与える。その理由は、半導体ウエ
ハ1は、多数の冗長回路パターンから成るためである。
また、フーリエ変換レンズ10のフーリエ変換面(後側
焦点面)17内に予め作成した空間フィルタ21を配置
する。空間フィルタ21は、写真乾板のような記録媒体
を半導体ウエハ1の全てのダイ2によって回折された光
に露光して作製することができる。これは検査すべき半
導体ウエハ1を用いて行うことができる。その理由は、
仮に半導体ウエハ1のパターンが欠陥を含んでいても、
比較的低強度の光により搬送される欠陥情報は写真乾板
を露光しないのに対して、半導体ウエハ1の本来のパタ
ーンからの比較的高強度のフーリエ変換情報は写真乾板
を露光するためである。
【0008】従って、空間フィルタ21は半導体ウエハ
1上の照明されたダイ2の無誤りフーリエ変換情報の空
間周波数を阻止するが、このダイ2内の欠陥から発生す
る光を通す。空間フィルタ21により阻止されなかった
欠陥情報を搬送する光束22は、逆フーリエ変換レンズ
23に入射する。このレンズ23は単レンズとして示し
てあるが、複数のレンズエレメントにより構成される場
合を含む。また、レンズ23はレンズ10のフーリエ変
換面17からレンズ23の焦点距離の1倍だけ離れた所
に位置する。レンズ10及び23は同一の光軸24に沿
って整列し、2次元平行移動手段12が半導体ウエハ1
を光軸24に交差する方向に移動させる。レンズ23
は、照明された半導体ウエハ1上のダイ2のフィルタリ
ングされた光パターンを逆フーリエ変換して、レンズ2
3の後側焦点面、即ち像面25内にダイ2の欠陥の像を
結像する。
【0009】26は光検出器アレイを示し、光検出器ア
レイ26は、レンズ23の後側焦点面、即ち欠陥の像が
結像される像面25上に光軸24を中心として配置さ
れ、光検出器アレイ26の各受光エレメントが光軸24
上のダイ2内に存在する欠陥の像を受光する。このよう
な従来技術においては、電子的又は光学的ノイズを十分
に小さくするためには、フーリエ変換レンズ10及び逆
フーリエ変換レンズ23の設計条件は非常に厳しくな
る。
【0010】光学的ノイズを十分に小さくするために
は、フーリエ変換面17における最小スポット径d1及
び像面25における最小スポット径d2に対して厳しい
制限が課せられる。また、電子的ノイズを十分に小さく
するためには、レンズ10及びレンズ23は、レンズ1
0の物体面(前側焦点面)14に位置する視野内の任意
の点から±15゜以上のテレセントリック円錐内に回折
された光を十分小さな収差で平行光線にして、極めて小
さな幾向歪みで近軸回折光像が最終的に形成されるよう
にしなければならない。
【0011】以上のような条件から、図5(b)及び
(c)に示すように、半導体ウエハ1上の照明領域15
において、十分に小さい電子的又は光学的ノイズで欠陥
検出ができる視野である観察視野27はその照明領域1
5に比べて小さくなる。また、空間フィルタ21を露光
する際に最適な照明領域が照明領域15であり、観察視
野27内のみを観察する際にも同じ面積である照明領域
15を照明しなくてはならない。その理由は、照明され
たダイ2の回路パターンのフーリエ変換パターンを空間
フィルタ21の作製時と、欠陥検査動作時との両方で同
じにする必要があるからである。
【0012】これに関して例えば図7のように、図5
(b)の観察視野27と同じ領域だけを照明する検査装
置を想定する。即ち、図7において、フーリエ変換レン
ズ10から射出される直径が小さい平行光束29は、観
察視野内のみを照明している。この場合には、図5
(b)の照明領域15内で発生する無駄な照明領域(図
5(b)の斜線部)は発生しないが、図7の回路無しウ
エハ1Aからの反射光30によりフーリエ変換面17内
に形成されるビームスポット31の直径は、図6の場合
のビームスポット20に比べて大きくなり、フーリエ変
換面17上の空間フィルタによって完全には遮光できな
くなる。このため欠陥検査時にも、照明領域15を照明
する必要があり、観察視野27内に十分な照度の照明光
を照射することが困難であった。
【0013】また、図5(c)に示す観察視野27内の
照明光の照度は、検査時間に影響する。つまり、観察視
野27は、半導体ウエハ1上の各ダイ2の全体を一度に
観察できるほど大きくないため、それぞれのダイ2内で
観察視野27を相対移動する必要が生じる。相対移動速
度は光検出器アレイ26の光累積時間と観察視野27内
の輝度とに依存し、輝度が低くなると当然に相対移動速
度も低下する。また、光検出器アレイ26で時間遅延積
分(time delay integration:TDI)等の光累積方法
を用いることもあるが、この場合、相対移動の動作精度
に対する要求が厳しくなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
においては、電子的ノイズ又は光学的ノイズを十分に小
さくするためには、フーリエ変換レンズ10及び逆フー
リエ変換レンズ23の設計条件が非常に厳しくなる。ま
た、観察視野27内に十分な照度の照明光を与えること
が困難であり、このため検査時間を実用的な程度に十分
に短縮することが困難であった。従って、従来技術にお
いては、光検出器アレイ26として電荷蓄積型の光検出
素子を用いて、被検体としての半導体ウエハ1上の観察
視野27の相対移動と、光検出器アレイ26内の電荷の
蓄積及び電荷の画素間移動とを同期して行う時間遅延積
分(TDI)等の技術が用いられている。しかしなが
ら、この種の技術を用いる際には、被検体の相対移動に
対して、厳しい動作精度が要求されるという不都合があ
る。
【0015】上記の不都合は、被検体に対する照明光と
して、略々平行な光束を用いるために発生するものであ
る。本発明は斯かる点に鑑み、被検体の観察領域を十分
に大きな照度の照明光で照明できると共に、空間フィル
タによって正常なパターンのフーリエ変換成分を正確に
遮光でき、十分に小さい光学的ノイズ又は電子的ノイズ
で欠陥検査ができる欠陥検査装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による欠陥検査装
置は、例えば図1に示す如く、被検パターンの光学的な
フーリエ変換像を形成する第1レンズ(10)と、その
フーリエ変換像を逆フーリエ変換する第2レンズ(2
3)とを有し、第2レンズ(23)によりその被検パタ
ーンの欠陥の像を投影する欠陥検査装置において、その
被検パターン上の点状又は線状の照明領域(48A)を
照明する照明手段(3,4,46,10)と、その被検
パターンの光学的なフーリエ変換像からその被検パター
ンの欠陥の無い場合のフーリエ変換像に相当する成分を
除去する光学的フィルタ手段(51)と、第2レンズ
(23)により投影されたその被検パターンの欠陥の像
を光電変換する光電検出手段(26)と、その被検パタ
ーンとその照明手段とを相対的に変位させる相対走査手
段(12)とを設けたものである。
【0017】この場合、その照明手段は、第1レンズ
(10)及び第2レンズ(23)の光軸(24)を中心
とするその被検パターン上の領域を照明し、光軸(2
4)を中心とするその被検パターン上の領域と共役な位
置に光電検出手段(26)の受光面を配置することが望
ましい。また、光電検出手段(26)の受光面の面積
を、第2レンズ(23)により投影されるその被検パタ
ーンの検出対象とする最小欠陥像の面積より小さくする
ことが望ましい。
【0018】また、光電検出手段(26)の受光面の面
積を、その照明手段により照明されるその被検パターン
上の照明領域の第1レンズ(10)及び第2レンズ(2
3)による共役像の面積と略々同じにしてもよい。更
に、例えば図3に示すように、第1レンズ(10)及び
第2レンズ(23)の光軸(24)とその照明手段
(4,55A)の光軸(4a)とをその被検パターン上
で斜めに交差させるようにしてもよい。
【0019】
【作用】本発明は、従来例が被検パターンをほぼ平行な
光束で照明しているのに対して、被検パターンを集束す
る光束で照明しているものである。これにより、第1レ
ンズ(10)と第2レンズ(23)との光軸及び照明手
段の光軸がそれぞれ被検パターンに対して必ずしも垂直
である必要がなくなり、電子的又は光学的ノイズを十分
に低減させることができる。
【0020】以下、本発明により電子的又は光学的ノイ
ズが低減される理由につき詳細に説明する。図8(a)
〜(c)に被検パターンの一例としてのダイ回路(回路
ユニット)パターンの例を示す。これらのダイ回路パタ
ーンは以下の説明で現れる照明領域よりも大きいものと
する。先ず、図6の従来の光学系で、それら図8(a)
〜(c)のパターンをフーリエ変換して、フーリエ変換
面17上に得られるフーリエ変換パターンを考える。こ
の場合、フーリエ変換面17内での像高U,Vは空間周
波数u,vと以下の関係がある。
【0021】先ず、フーリエ変換レンズ10の後側焦点
面(フーリエ変換面)17内に光軸24と後側焦点面1
7との交点を原点とした直交座標U軸,V軸をとる。こ
れはフーリエ変換レンズ10の像高を示す。この場合、
フーリエ変換レンズ10は次の(数1)、(数2)の特
性を持つ。
【数1】U=fsinθx =fl
【数2】V=fsinθy =fm ここで、fはレンズ10の焦点距離、θx は視野角のx
成分、θy は視野角のy成分である。ところで、フーリ
エ変換情報は通常空間周波数u,vの直交座標上に示さ
れ、フーリエ変換の定義より次の関係が成立している。
【数3】u=(l−l0 )/λ
【数4】v=(m−m0 )/λ ここで、各変数は次のように定義される。 l :回折光の方向余弦(X軸に平行な成分) l0 :0次回折光の方向余弦(X軸に平行な成分) m :回折光の方向余弦(Y軸に平行な成分) m0 :0次回折光の方向余弦(Y軸に平行な成分)
【0022】また、UV平面上での0次回折光の位置
は、次の(数5)、(数6)のU0 、V0 にて示され
る。
【数5】U0 =fl0
【数6】V0 =fm0 そして、(数1)〜(数6)より次の関係が導かれる。
【数7】u=(U−U0 )/(λf)
【数8】v=(V−V0 )/(λf) これら(数7)及び(数8)は、UV平面上に点(U
0 ,V0 )を原点として、空間周波数u,vの直交座標
をλfの係数で相似変換したスペクトル分布が観察され
ることを示している。
【0023】図8(a)のダイ回路パターンのフーリエ
変換パターンは図9(a)のようになる。この場合、ダ
イ回路パターン上の座標軸をX軸及びY軸とすると、X
軸及びY軸はそれぞれU軸及びV軸と平行である。ま
た、(数7)、(数8)より、λf=1とおくと、次の
ようになる。例えば図8(a)のダイ回路パターンのX
Y平面において、回路パターン32はX方向及びY方向
にそれぞれPx及びPyのピッチを持つとすると、図9
(a)のフーリエ変換パターンの32AはUV平面にお
いて、U方向及びV方向にそれぞれ1/Px及び1/P
yのピッチを持つ。また、図8(b)のダイ回路パター
ン内の回路パターン33は周期方向aに対するピッチP
a及び周期方向bに対するピッチPbを有するが、その
フーリエ変換パターンである図9(b)のフーリエ変換
パターン33Aは、UV平面では、それらに直交する周
期方向a′及びb′を有し、a′方向及びb′方向のピ
ッチはそれぞれ1/Pa及び1/Pbである。同様に、
図8(c)のダイ回路パターン内の回路パターン34は
周期方向cに対するピッチPc及び周期方向dに対する
ピッチPdを有し、そのフーリエ変換パターンである図
9(c)のフーリエ変換パターン34Aは、UV平面で
は、それらに直交する周期方向c′及びd′を有し、
c′方向及びd′方向のピッチはそれぞれ1/Pc及び
1/Pdである。
【0024】図6において、フーリエ変換レンズ10の
物体面(前側焦点面)14上に回路パターンが形成され
ていないウエハ1Aがあるとき、フーリエ変換面17上
に明るいビームスポット20が形成される。これは、平
行光束11のフーリエ変換パターンに相当する。図11
は図6のフーリエ変換面17のパターンをUV平面上の
パターンに変換した結果を示し、図11に示すように、
図6のビームスポット20はUV平面上では明るいビー
ムスポット20Aになる。このビームスポット20A
は、図9(a)〜(c)に示すUV平面上でのフーリエ
変換32A〜34Aを構成するビームスポット20Aと
合同な図形となる。
【0025】次に、図10は本発明を具体化した光学系
の一例を示し、この図10において、ビームエクスパン
ダ4から射出された平行光束35はハーフミラー18で
反射されてフーリエ変換レンズ10に向かい、レンズ1
0から射出された集束光36のビームスポット36Aが
回路無しウエハ1Aを照明する。ウエハ1Aの表面はレ
ンズ10の物体面14上に位置し、レンズ10の後側焦
点面であるフーリエ変換面17上にそのビームスポット
36Aのフーリエ変換パターンとしてのビームスポット
37が形成される。即ち、回路無しウエハ1Aからの反
射光がレンズ10及びハーフミラー18を経て平行な光
束37としてフーリエ変換面17に入射し、光束37の
フーリエ変換面17上の断面がビームスポット38であ
る。
【0026】この場合、図11のビームスポット31A
及びビームスポット38Aはそれぞれ図7及び図10の
光学系において、レンズ10の物体面14上に回路無し
ウエハ1Aがあるときに、フーリエ変換面17上に形成
されるビームスポット31及び38をUV平面上に示し
たものである。これらビームスポット31A及び38A
はそれぞれ照明光としての平行光束29及び照明光とし
ての集束光36のフーリエ変換パターンに相当する。従
って、図8(a)〜(c)のダイ回路パターンを図7の
光学系又は図10の光学系で照明した際に発生するフー
リエ変換パターンのビームスポットの中心位置の存在箇
所は、図6の光学系で照明した際に得られる図9(a)
〜(c)のフーリエ変換パターン32A〜34Aと同じ
であるが、ビームスポットの大きさが各照明光のフーリ
エ変換パターンに応じて変化する。これらはビームスポ
ットの中心位置の存在箇所を示す2次元の点列(即ち、
図9(a)〜(c)の格子点の列)に、図11のUV平
面上の各照明光のビームスポット(フーリエスペクト
ル)20A,31A,38Aをコンボリュージョン(畳
み込み積分)したものである。
【0027】具体的に、図12(a)〜(c)に示すよ
うに、図8(a)〜(c)のダイ回路パターンを図10
の本発明の光学系で照明した際に発生するフーリエ変換
パターンはそれぞれフーリエ変換パターン32B,33
B及び34Bとなる。これらフーリエ変換パターン32
B,33B及び34Bの各ビームスポット38Aの大き
さは、それぞれ図11のビームスポット38Aに等しく
なり、これらフーリエ変換パターン32B,33B及び
34Bは、2次元の点列(図9(a)〜(c)のパター
ンの格子列)に図11のビームスポット38Aをコンボ
リュージョンしたものである。
【0028】次に、本発明では被検パターンを点状又は
線状の照明領域で照明するので、線状の回路パターンの
フーリエ変換パターンについて説明する。図13
(a),(b)及び(c)はそれぞれ線状回路パターン
40,41及び42が照明領域39内に存在する様子を
示す。また、図13(d),(e)及び(f)はそれぞ
れ図13(a),(b)及び(c)の線状回路パターン
のUV平面上での幅a1のフーリエ変換パターン40
A,41A及び42Aを示す。照明領域39は図6、図
7、図10に示すように、光学系によって変化する。例
えば、フーリエ変換パターン40AのV方向の幅a1は
図11に示すUV平面上の各照明光のフーリエ変換パタ
ーンの幅と同一になる。即ち、フーリエ変換パターン4
0AはU軸に一致する直線と、各照明光のフーリエ変換
パターンとをコンボリュージョンしたものである。
【0029】次に、照明領域の大きさと、欠陥及び回路
パターンから発生する光パターンの相対強度との関係に
ついて考える。図14は欠陥45を含むダイ回路パター
ン32を示し、この図14において、大きい照明領域1
1A内と小さい照明領域36A内との照明光量が同一で
あるとする。このとき、次の(数3)の関係が成り立つ
【数9】 I=(i11A)(s11A)=(i36A)(s36A)
【0030】ここで、各変数は次のように定義される。 i11A=照明領域11A内の輝度 s11A=照明領域11A内の面積 i36A=照明領域36A内の輝度 s36A=照明領域36A内の面積 この場合、s11A≫s36Aよりi11A≪i36A
である。
【0031】また、欠陥45の面積をdsとすると、照
明領域11A又は36Aに対応して欠陥45に照射され
る光量はそれぞれi11A・ds又はi36A・dsで
あり、従って次式が成立している。
【数10】 (i11A)(ds)≪(i36A)(ds)
【0032】従って、欠陥45からの光パターンの強度
は、照明領域が小さいほど大きいことが分かる。欠陥4
5からの光パターン(フーリエ変換パターン)は、UV
平面全体に「もや」のように観察される。例えば図9
(a)のUV平面上の領域d20A内に存在する欠陥か
らの光パターンの光量I(d20A)と図12(a)の
UV平面上の領域d38A内に存在する欠陥からの光パ
ターンの光量I(d38A)とを考える。この場合、両
方の領域の面積が同じであれば、光量I(d20A)及
びI(d38A)はそれぞれ照明領域の面積に反比例す
るので、次式が成立する。
【数11】 I(d20A)/I(d38A)=S11A/S36A≫1
【0033】一方、回路パターンからの光パターンの光
量については、照明領域内に占める回路パターンの面積
比がほぼ一定になるため回路パターンから発生する光パ
ターンの光量の全積分値は一定となる。また、UV平面
上の各ビームスポット内の光量の比率も照明領域の大小
に依らず一定である。例えば図9(a)のパターン32
A内のビームスポット43とビームスポット44との光
量比が2:1であれば、図12(a)のパターン32B
内のビームスポット43とビームスポット44との光量
比も2:1である。
【0034】従って図9(a)の回路パターン32Aと
図12(a)の回路パターン32Bとを構成するビーム
スポットに関して、UV平面において対応する位置のビ
ームスポット内の光量は同一である。例えば図9(a)
のビームスポット20A内と図12(a)のビームスポ
ット38A内との光量は同じになる。また、フーリエ変
換面において回路パターンから発生する光パターンのみ
を除去する際、従来の欠陥検査装置では平行照明光を用
いているため、フーリエ変換面に発生する欠陥による光
パターンの光量が少なく、非常に厳密なフィルタリング
を必要とした。かかる不都合に対し本発明では、照明領
域を小さくすることで対処した。これによりフーリエ面
に設置する空間フィルタの透過率分布や、位置の精度は
あまり厳密である必要がなくなる。
【0035】次に、本発明における照明手段が、第1レ
ンズ(10)及び第2レンズ(23)の光軸(24)を
中心とするその被検パターン上の領域を照明し、光軸
(24)を中心とするその被検パターン上の領域と共役
な位置に光電検出手段(26)の受光面を配置する場合
には、光電検出手段(26)での受光量が大きくなり光
学的ノイズが一層低減される。また、光電検出手段(2
6)の受光面の面積を、第2レンズ(23)により投影
されるその被検パターンの検出対象とする最小欠陥像の
面積より小さくした場合には、最小欠陥像よりも高い分
解能でその欠陥を検出できる。
【0036】また、光電検出手段(26)の受光面の面
積を、その照明手段により照明されるその被検パターン
上の照明領域の第1レンズ(10)及び第2レンズ(2
3)による共役像の面積と略々同じにした場合には、受
光効率が良好である。更に、例えば図3に示すように、
第1レンズ(10)及び第2レンズ(23)の光軸とそ
の照明手段(4,55A)の光軸とをその被検パターン
上で斜めに交差させるようにした場合には、被検パター
ンの本来のパターンからの回折光がほとんど第1レンズ
(10)に入射しなくなり、光学的ノイズが更に低減さ
れる。
【0037】
【実施例】以下、本発明による欠陥検査装置の第1実施
例につき図1を参照して説明する。本実施例は、半導体
ウエハ上の多数の冗長回路パターンを具える周期的構造
内に存在する欠陥を検出する装置に本発明を適用したも
のであり、この図1において図5に対応する部分には同
一符号を付してその詳細説明を省略する。図1(a)は
本実施例の欠陥検査装置の構成を示し、図1(a)にお
いて、レーザ光源3からの単色のレーザビームがビーム
エクスパンダ4により略々平行な光束5に変換され、光
束5がフーリ変換レンズ10の後側焦点付近に位置する
振動ミラー46に投射される。光束5は振動ミラー46
に反射されて、断面が円形のビームとしてフーリエ変換
レンズ10に向かう。このレンズ10は単レンズとして
示してあるが、複数のレンズエレメントで構成されてい
る。
【0038】レンズ10の実効中心を半導体ウエハ1の
表面から焦点距離の1倍の距離に位置させて、レンズ1
0から射出される集束光束48を半導体ウエハ1の表面
に投射する。半導体ウエハ1は2次元平行移動手段12
の一部を構成するチャック13内に保持されている。半
導体ウエハ1の被検面は、レンズ10の物体面(前側焦
点面)14上に位置し、集束光束48が半導体ウエハ1
上のパターンが形成された表面を照明する。集束光束4
8により半導体ウエハ1上に点状の照明領域48Aが形
成される(図1(b)参照)。
【0039】振動ミラー46は、レンズ10のフーリエ
変換面(後側焦点面)17付近の軸47を中心に回動
(振動)自在に支持されている。振動ミラー46を軸4
7を中心として振動させることにより、集束光束48は
例えば集束光束49の位置まで移動し、集束光束49に
より点状の照明領域49Aが形成される。これにより、
図1(b)に示すように、半導体ウエハ1の表面の点状
の照明領域48Aを中心としてx軸に沿った距離L1の
照明領域50をレンズ10からの集束光束48が連続的
に移動する。図1(b)に示すxy軸は、レンズ10の
物体面(前側焦点面)14上にあり、原点が光軸24上
にあるものとする。
【0040】次に、半導体ウエハ1上の照明領域50で
回折された光束52はレンズ10を通過して、レンズ1
0のフーリエ変換面(後側焦点面)17内にその照明領
域のフーリエ変換パターンを形成する。また、予め作製
してあった空間フィルタ51をフーリエ変換面17内に
配置する。空間フィルタ51の中央部の開口内に振動ミ
ラー46が配置されている。従って、図1(d)に示す
ように、空間フィルタ51は輪帯状の円板である。空間
フィルタ51は写真乾板のような記録媒体を半導体ウエ
ハ1上の全てのダイ2によって回折された光に露光して
作製することができる。これは検査対象の半導体ウエハ
1を用いて行うことができる。
【0041】図1(e)は半導体ウエハ1上の検査対象
のダイ(回路ユニット)2を示し、この図1(e)にお
いて、振動ミラー46による光走査を行ってダイ2内の
各照明領域50A,50B,‥‥において集束光束をx
方向に走査し、2次元平行移動手段12により半導体ウ
エハ1をy方向に移動することにより細長い照明領域5
0をy方向に走査する。即ち、ダイ2内の全体を集束光
束48の点状の照明領域48Aでラスタスキャンするこ
とにより、ダイ2の全体の走査を行う。この際、ダイ2
内の全体に分布する回路パターンによる光パターンの積
算強度がダイ2内の極めて小部分を占有する欠陥による
光パターンの積算強度よりも大きいので、適当な露光量
(=ラスタスキャン速度×照明領域内の光量)を与える
ことにより、回路パターンによる光パターン情報のみを
写真乾板(空間フィルタ51)に露光することが可能で
ある。
【0042】図1(a)において、空間フィルタ51は
半導体ウエハ1の照明されたダイ2の無誤りフーリエ変
換情報(欠陥が無い場合のフーリエ変換情報)の空間周
波数成分を阻止するが、そのダイ2内の欠陥から発生す
る光を通す。空間フィルタ51により阻止されなかった
欠陥情報を搬送する光束53は、逆フーリエ変換レンズ
23に入射する。このレンズ23は、単レンズとして示
してあるが、複数のレンズエレメントより構成されてい
る。レンズ23は照明された半導体ウエハ1のダイ2の
フィルタリングされた光パターンを逆フーリエ変換す
る。また、レンズ23はレンズ10のフーリエ変換面
(後側焦点面)17からレンズ23の焦点距離の1倍の
距離に位置する。また、レンズ10及びレンズ23は、
同一の光軸24に沿って整列し、2次元平行移動手段1
2が半導体ウエハ1を光軸24を横切って移動させる。
【0043】そして、レンズ23の後側焦点面、即ち像
面25上に光軸24上のダイ2内に存在する欠陥の像が
結像され、その像面25上に光軸24を中心として1次
元の光検出器アレイ26の受光面が配置され、光検出器
アレイ26はダイ2内に存在する欠陥の像を受光する。
1次元の光検出器アレイ26は、半導体ウエハ1上の照
明領域50上の点状の照明領域48Aのスポット径d1
に対応する像面26上のスポット径をd2とすると、そ
れぞれスポット径d2よりも幅の狭い光感知表面を有す
る多数の受光エレメント54(図1(c)参照)を1次
元方向(x′方向)に配列したものであり、受光エレメ
ント54の個数は半導体ウエハ1上の長さL1の照明領
域50の線像50Pの全体を受光できるだけの数として
定められている。
【0044】本実施例で図8(a)〜(c)のダイ回路
パターンを観測すると、フーリエ変換面17上にはそれ
ぞれ図12(a)〜(c)のフーリエ変換パターンが形
成される。但し、これら本来のフーリエ変換パターンは
空間フィルタ51により遮光されて、光検出器アレイ2
6の出力信号を2次元的に配列して表示することによ
り、半導体ウエハ1の各ダイ2の欠陥像が得られる。こ
の場合、半導体ウエハ1を集束光束48で照明している
ために、電子的ノイズ又は光学的ノイズが十分に低減さ
れている。
【0045】次に、図2を参照して本発明の第2実施例
につき説明する。この図2において、図1及び図5に対
応する部分には同一符号を付してその詳細説明を省略す
る。図2(a)は本例の欠陥検査装置を示し、この図2
(a)において、ビームエクスパンダ4から射出される
単色の略々平行な光束5を光軸4aに沿ってシリンドリ
カルレンズ55に入射させる。シリンドリカルレンズ5
5は図2(a)の紙面に平行でx軸に垂直なz方向にパ
ワーを有し、y方向(図2(a)の紙面に垂直な方向)
にパワーを有していない。シリンドリカルレンズ55は
光束5をレンズ55の後側焦線に位置するy方向に平行
な焦線56上に集束する。焦線56から発散する光束5
7は、焦線56の近くに位置する小さな反射鏡9に反射
されて、フーリエ変換レンズ10に入射する。反射鏡9
はレンズ10のフーリエ変換面17の中心部の小領域を
遮る。この領域の大きさは十分に小さいため、フーリエ
変換面17内の他の位置にある欠陥情報は反射鏡9によ
って遮られない。
【0046】レンズ10の実効中心を反射鏡9からレン
ズ10の焦点距離の1倍より僅かに小さい距離に位置さ
せて、レンズ10から射出されてスリット状に集束する
光束58を半導体ウエハ1上のパターンが形成された表
面に投射する。半導体ウエハ1の被検面はレンズ10の
物体面(前側焦点面)14上に位置し、光束58が半導
体ウエハ1の表面の長さL1に渡る直線状の照明領域5
9(図1(b)参照)内を照明する。
【0047】半導体ウエハ1の照明領域59で回折され
た光束52はレンズ10を通過してレンズ10のフーリ
エ変換面(後側焦点面)17上にフーリエ変換パターン
を形成する。予め作製した空間フィルタ21をフーリエ
変換面17内に配置する。本例では図2(d)に示すよ
うに、半導体ウエハ1上のダイ2全体を照明するため
に、先ず直線状の照明領域59Aを2次元平行移動手段
12を用いた相対移動によりダイ2上の領域60A内で
y方向に走査する。次に直線状の照明領域を照明領域5
9Bの位置に相対移動し、その照明領域59Bを領域6
0B内で同様の手順によりy方向に走査する。以上の動
作を繰り返すことによりダイ2全体を線状の照明領域5
9で走査する。
【0048】空間フィルタ21の作製時には、ダイ2内
全体に分布する回路パターンによる光パターンの積算強
度がダイ2内の極めて小部分を占有する欠陥による光パ
ターンの積算強度よりも大きいので、適当な露光量(光
走査速度×照明領域内の光量)を与えることにより、回
路パターンによる光パターン情報のみを写真乾板に露光
することが可能である。
【0049】空間フィルタ21は半導体ウエハ1の照明
されたダイ2の無誤りフーリエ変換情報の空間周波数成
分を阻止するが、このダイ2内の欠陥から発生する光を
通す。空間フィルタ21により阻止されなかった欠陥情
報を搬送する光束53は逆フーリエ変換レンズ23に入
射する。レンズ23は照明された半導体ウエハ1のダイ
2のフィルタリングされた光パターンを物体面(後側焦
点面)25上に逆フーリエ変換する。
【0050】また、物体面25上に光軸24を中心とし
て1次元の光検出器アレイ26の受光面が配置され、光
検出器アレイ26は光軸24上のダイ2内に存在する欠
陥の像を受光する。光検出器アレイ26は、半導体ウエ
ハ1上の照明領域59に対応する像面25上の線像59
Pのy′方向(図2(a)の紙面に垂直な方向)の幅と
略々等しい幅d1の光感知表面を有する多数の受光エレ
メント54より構成され(図2(c)参照)、受光エレ
メント54の個数はx′方向の線像59Pを全部受光で
きるだけの数である。他の配置関係は図1(a)と同様
である。
【0051】本実施例で図8(a),(b)及び(c)
のダイ回路パターンを観測すると、図2(a)のフーリ
エ変換面17上にはそれぞれ図15(a),(b)及び
(c)のフーリエ変換パターン32C,33C及び34
Cが形成される。フーリエ変換パターン32C,33C
及び34Cの各ビームスポット59QはそれぞれV軸方
向に長い長方形である。そして、空間フィルタ21で図
15(a)〜(c)の本来のフーリエ変換パターン成分
を遮光して、光検出器アレイ26の出力信号を図2
(d)のように2次元的に表示することにより、半導体
ウエハ1の各ダイ2内の欠陥を表示することができる。
【0052】次に、図3を参照して本発明の第3実施例
につき説明する。本例も半導体ウエハ上の多数の冗長回
路パターンを具える周波的構造内に存在する欠陥を検出
する装置に本発明を適用したものであり、図3におい
て、図2に対応する部分には同一符号を付してその詳細
説明を省略する。図3(a)は本例の欠陥検査装置を示
し、この図3(a)において、図示省略したレーザ光源
からのレーザビームがビームエクスパンダ4により単色
の略々平行な光束5に変換され、この光束5が光軸4a
に沿ってシリンドリカルレンズ55Aに入射する。シリ
ンドリカルレンズ55Aは図3(a)の紙面内で光軸4
aに垂直な方向にパワーを有し、x方向(図3(a)の
紙面に垂直な方向)にパワーを有していない。
【0053】シリンドリカルレンズ55Aから射出され
る光束58Aは、図3(b)に示すように、シリンドリ
カルレンズ55Aの後側焦線に位置するx方向に平行な
直線状の長さL1の照明領域59上に集束される。照明
領域59は半導体ウエハ1の表面のパターンが形成され
た領域に位置する。また、照明領域59上に集束する光
束58Aの図3(a)の紙面に垂直な方向の光軸4a
は、半導体ウエハ1の表面にほぼ90°に近い入射角で
斜めに交差している。
【0054】図3(a)において、半導体ウエハ1は2
次元平行移動手段12の一部を構成するチャック13内
に取り付けられている。また、半導体ウエハ1の斜め上
方に順にフーリエ変換レンズ10、空間フィルター21
及び逆フーリエ変換レンズ23を配置する。この場合、
レンズ10及びレンズ23の共通の光軸24が、半導体
ウエハ1の表面で照明光学系の光軸4aと90°より小
さい交差角で交差するようにし、且つレンズ10の物体
面(前側焦点面)14が照明光学系による線状の照明領
域59を含むようにする。従って、図3(a)のシリン
ドリカルレンズ55Aを含む照明光学系からの光束58
Aの半導体ウエハ1による正反射光近傍の光束、即ち半
導体ウエハ1上の本来のパターンからの回折光はレンズ
10及びレンズ23を含む受光光学系には入射しない。
【0055】半導体ウエハ1上の照明領域59で回折さ
れた光束52はレンズ10を通過して、レンズ10のフ
ーリエ変換面(後側焦点面)17内にフーリエ変換パタ
ーンを形成する。そのフーリエ変換面17上に予め作製
した空間フィルタ21が配置されている。空間フィルタ
21は半導体ウエハ1の照明されたダイ2の無誤りフー
リエ変換情報の空間周波数成分を阻止するが、そのダイ
2内の欠陥から発生する光を通す。空間フィルタ21に
より阻止されなかった欠陥情報を搬送する光束53は逆
フーリエ変換レンズ23に入射し、レンズ23は空間フ
ィルタ21によりフィルタリングされた光パターンをレ
ンズ23の像面(後側焦点面)25上に逆フーリエ変換
する。
【0056】その像面25上に光軸24を中心として1
次元の光検出器アレイ26が配置されており、光検出器
アレイ26が光軸24上の半導体ウエハ1のダイ2内に
存在する欠陥の像を受光する。他の構成は図2と同じで
ある。本例においても、図3(d)に示すように、半導
体ウエハ1上のダイ2全体を照明するために、先ず直線
状の照明領域59Aを2次元平行移動手段12を用いた
相対移動によりダイ2上の領域60A内でy方向に走査
する。次に直線状の照明領域を照明領域59Bの位置に
相対移動し、その照明領域59Bを領域60B内で同様
の手順によりy方向に走査する。以上の動作を繰り返す
ことにより、図2の実施例と同様にダイ2全体が線状の
照明領域59で走査される。
【0057】上述のように、本実施例は図2の実施例の
変形例であり、光軸24に沿って受光用光学系、光軸4
aに沿って照明用光学系が配置されている。また照明用
光学系は半導体ウエハ1の表面に対して極端な斜入射照
明となっている。この様な構成であるため、半導体ウエ
ハ1上のダイ回路パターンの回折光が受光光学系に入射
する際の強度を低減でき、空間フィルタ21が理想的な
ものでなくとも、光学的ノイズを十分に小さくすること
ができる。なお、図3の実施例では照明光学系の光軸4
a及び受光光学系の光軸24が共に半導体ウエハ1の表
面に対して傾斜しているが、光軸4a又は光軸24の一
方が半導体ウエハ1の表面に垂直であってもよい。
【0058】次に、図4を参照して本発明の第4実施例
につき説明する。本例は図3の実施例の変形例であり、
この図4において図3に対応する部分には同一符号を付
してその詳細説明を省略する。図4(a)は本例の欠陥
検査装置を示し、図4(a)の紙面に平行な軸47を中
心として回動自在に振動ミラー46が取り付けられてい
る。また、図4(b)に示すように、図示省略したレー
ザ光源及びビームエクスパンダからの単色の略々平行な
光束5が振動ミラー46に入射している。光束5は振動
ミラー46に反射された後に、光束61としてテレセン
トリック走査レンズ62に入射する。
【0059】図4(a)において、テレセントリック走
査レンズ62の実効中心を光軸4aに沿って半導体ウエ
ハ1の表面から走査レンズ62の焦点距離の1倍だけ離
れた所に位置させて、走査レンズ62から射出される集
束光束64を半導体ウエハ1の表面に投射する。この場
合、図4(b)に示すように、振動ミラー46を軸47
を中心として振動させることにより、集束光束64は集
束光束63を中心としてx方向に振動し、半導体ウエハ
1上のx方向に長さL1の線状の照明領域59が照明さ
れる。
【0060】また、図4(a)において、線状の照明領
域59はフーリエ変換レンズ10の物体面14上に位置
し、フーリエ変換レンズ10及び逆フーリエ変換レンズ
23の共通の光軸24と走査レンズ62の光軸4aとは
その照明領域59の中央で交差している。他の構成は図
3と同様であり、この図4の実施例においても、十分に
小さい光学的ノイズで半導体ウエハ1上のダイ2の欠陥
を検査することができる。
【0061】なお、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得るこ
とは勿論である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、被検パターンを集束光
で照明しているため、被検体の観察領域を十分に大きな
照度の照明光で照明できると共に、本質的に電子的又は
光学的ノイズを小さくでき、検査時間を短縮できる利点
がある。また、フーリエ変換レンズとしての第1レンズ
及び逆フーリエ変換レンズとしての第2レンズに対する
設計条件(収差、性能等)などが緩くなる。また、集束
光による被検体表面での照明領域が点状又は線状である
ため、受光系の光軸及び照明系の光軸は、それぞれ被検
体表面に対して傾けて配置することが可能であり、これ
により電子的又は光学的ノイズをより小さくできる。
【0063】また、その照明手段が、第1レンズ及び第
2レンズの光軸を中心とする被検パターン上の領域を照
明し、その光軸を中心とする被検パターン上の領域と共
役な位置に光電検出手段の受光面を配置した場合には、
光電検出手段での受光量が大きくなり光学的ノイズがよ
り低減される。また、光電検出手段の受光面の面積を、
第2レンズにより投影される被検パターンの検出対象と
する最小欠陥像の面積より小さくした場合には、分解能
がその最小欠陥像の面積よりも小さくなる。
【0064】更に、光電検出手段の受光面の面積を、照
明手段により照明される被検パターン上の照明領域の第
1レンズ及び第2レンズによる共役像の面積と略々同じ
にした場合には、受光効率が良好である。そして、第1
レンズ及び第2レンズの光軸と照明手段の光軸とが被検
パターン上で斜めに交差している場合には、被検パター
ンの本来のパターンのフーリエ変換成分が第1レンズに
入射しにくくなるので、光学的ノイズが更に低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例の欠陥検査装置を
示す構成図、(b)は図1(a)の半導体ウエハ1上の
照明領域を示す平面図、(c)は図1(a)の光検出器
アレイ26を示す底面図、(d)は図1(a)の空間フ
ィルタ51を示す平面図、(e)は図1(a)の半導体
ウエハ1上のダイ2を示す平面図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例の欠陥検査装置を
示す構成図、(b)は図2(a)のシリンドリカルレン
ズ55及び半導体ウエハ1上の照明領域等を示す平面
図、(c)は図2(a)の光検出器アレイ26を示す底
面図、(d)は図2(a)の半導体ウエハ1上のダイ2
を示す平面図である。
【図3】(a)は本発明の第3実施例を示す構成図、
(b)は図3(a)のシリンドリカルレンズ55A及び
半導体ウエハ1上の照明領域等を上方から見た線図、
(c)は図3(a)の光検出器アレイ26をレンズ23
から見た線図、(d)は図3(a)の半導体ウエハ1上
のダイ2を示す平面図である。
【図4】(a)は本発明の第4実施例を示す構成図、
(b)は図4(a)の振動ミラー46及び半導体ウエハ
1上の照明領域等を上方から見た線図、(c)は図4
(a)の光検出器アレイ26をレンズ23から見た線
図、(d)は図4(a)の半導体ウエハ1上のダイ2を
示す平面図である。
【図5】(a)は従来の欠陥検査装置を示す構成図、
(b)は図5(a)の半導体ウエハ1上の照明領域を示
す平面図、(c)は図5(a)の半導体ウエハ1上の回
路パターンを示す平面図である。
【図6】従来の欠陥検査装置の他の例を示す要部の構成
図である。
【図7】従来の欠陥検査装置で照明領域を狭くした場合
を示す要部の構成図である。
【図8】欠陥検査の対象となるダイ回路パターンの種々
の例を示す平面図である。
【図9】図8のダイ回路パターンを従来の欠陥検査装置
でフーリエ変換して得られるフーリエ変換パターンを示
す平面図である。
【図10】本発明による欠陥検査装置の一例の要部を示
す構成図である。
【図11】従来例及び本発明におけるUV平面上でのフ
ーリエ変換パターンを示す平面図である。
【図12】図8のダイ回路パターンを図10の本発明に
よる欠陥検査装置でフーリエ変換して得られるフーリエ
変換パターンを示す平面図である。
【図13】(a)〜(c)はそれぞれ半導体ウエハの照
明領域中の線状パターンを示す平面図、(d)〜(f)
はそれぞれ図13(a)〜(c)の線状パターンのUV
平面上のフーリエ変換パターンを示す平面図である。
【図14】半導体ウエハのダイ回路パターン及び欠陥を
示す平面図である。
【図15】図8のダイ回路パターンを図2の本発明の第
2実施例の欠陥検査装置でフーリエ変換して得られるフ
ーリエ変換パターンを示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 2 ダイ 3 レーザ光源 4 ビームエクスパンダ 9 反射鏡 10 フーリエ変換レンズ 12 2次元平行移動手段 13 チャック 14 フーリエ変換レンズ10の物体面(前側焦点面) 17 フーリエ変換レンズ10のフーリエ変換面(後側
焦点面) 21,51 空間フィルタ 23 逆フーリエ変換レンズ 25 逆フーリエ変換レンズ23の像面(後側焦点面) 26 1次元の光検出器アレイ 46 振動ミラー 48A 点状の照明領域 50,59 線状の照明領域 55,55A シリンドリカルレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検パターンの光学的なフーリエ変換像
    を形成する第1レンズと、前記フーリエ変換像を逆フー
    リエ変換する第2レンズとを有し、該第2レンズにより
    前記被検パターンの欠陥の像を投影する欠陥検査装置に
    おいて、 前記被検パターン上の点状又は線状の照明領域を照明す
    る照明手段と、 前記被検パターンの光学的なフーリエ変換像から前記被
    検パターンの欠陥の無い場合のフーリエ変換像に相当す
    る成分を除去する光学的フィルタ手段と、 前記第2レンズにより投影された前記被検パターンの欠
    陥の像を光電変換する光電検出手段と、 前記被検パターンと前記照明手段とを相対的に変位させ
    る相対走査手段と、を設けた事を特徴とする欠陥検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は、前記第1レンズ及び前
    記第2レンズの光軸を中心とする前記被検パターン上の
    領域を照明し、前記光軸を中心とする前記被検パターン
    上の領域と共役な位置に前記光電検出手段の受光面を配
    置した事を特徴とする請求項1記載の欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 前記光電検出手段の受光面の面積を、前
    記第2レンズにより投影される前記被検パターンの検出
    対象とする最小欠陥像の面積より小さくした事を特徴と
    する請求項1記載の欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 前記光電検出手段の受光面の面積を、前
    記照明手段により照明される前記被検パターン上の照明
    領域の前記第1レンズ及び第2レンズによる共役像の面
    積と略々同じにした事を特徴とする請求項1記載の欠陥
    検査装置。
  5. 【請求項5】 前記第1レンズ及び第2レンズの光軸と
    前記照明手段の光軸とが前記被検パターン上で斜めに交
    差している事を特徴とする請求項1記載の欠陥検査装
    置。
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