JPH06109594A - 内燃機関試験装置 - Google Patents

内燃機関試験装置

Info

Publication number
JPH06109594A
JPH06109594A JP25706392A JP25706392A JPH06109594A JP H06109594 A JPH06109594 A JP H06109594A JP 25706392 A JP25706392 A JP 25706392A JP 25706392 A JP25706392 A JP 25706392A JP H06109594 A JPH06109594 A JP H06109594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
pallet
support
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25706392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2964795B2 (ja
Inventor
Tomoaki Hayashi
智亮 林
Kazuhiko Miyoshi
和彦 三好
Junzo Iwaoka
順三 岩岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP25706392A priority Critical patent/JP2964795B2/ja
Publication of JPH06109594A publication Critical patent/JPH06109594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2964795B2 publication Critical patent/JP2964795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 支持パレット18上に内燃機関5を支持する揺
動パレット19を設け、内燃機関支持台7に支持パレット
18を引込む引込装置36を設けた。揺動パレット19上に内
燃機関5をセットした状態で引込装置36を作動させるこ
とにより、支持パレット18は揺動パレット19と内燃機関
5とともに内燃機関支持台7上の所定位置まで引込まれ
る。その後、内燃機関5を始動させることにより、内燃
機関5の振動が揺動パレット19に伝わり、その振動に応
じて揺動パレット19が揺動する。 【効果】 内燃機関5の振動は揺動パレット19により規
制されることはないため、実際に内燃機関5を車体に搭
載した状態に近い条件で、内燃機関5の振動試験を実施
できる。また、内燃機関試験装置3の構造簡素化および
コストダウンが図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車組み立て
工場において、車体に組み込む前の内燃機関に対して性
能試験を行う内燃機関試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内燃機関試験装置として
は、図9,図10に示すものがある。すなわち、内燃機関
試験装置60は、ベース台61上に設けられた台座部62と、
この台座部62の後端側から立設した制御部63とから構成
される。上記台座部62には、台座部62上に内燃機関66を
搬入出する搬入出ローラコンベア67の端部に隣接して延
長するローラコンベア64と、このローラコンベア64を昇
降する昇降装置65とが設けられている。
【0003】上記制御部63の前面には、内燃機関支持用
のシリンダ装置68が左右一対設けられ、これらシリンダ
装置68のピストンロッド69の先端には、内燃機関66の両
側面に係合自在な係止爪70が形成されている。また、72
は内燃機関66の上下位置を決める位置決めピンであり、
この位置決めピン72は内燃機関66の前面に形成された位
置決め孔(図示せず)に嵌入自在である。上記位置決め
ピン72は昇降および前後移動自在な移動体73に取付けら
れている。(尚、図9では移動体73を内燃機関試験装置
60の上方に設けているが、下方に設けたタイプもあ
る。)上記内燃機関66はパレット74を介して搬入出ロー
ラコンベア67およびローラコンベア64上を移動する。75
は内燃機関66に燃料,空気,冷却水などを供給するため
の内燃機関側ホースであり、それらの末端はパレット74
の後端部に支持固定されている。上記台座部62には、内
燃機関側ホース75に接続離間自在なジャンクション76
(接続装置)が設けられている。このジャンクション76
はシリンダ装置(図示せず)により前後移動自在であ
り、ジャンクション76にはベース台61側に設けられた配
管77が接続されている。
【0004】これによると、図9に示すように、搬入出
ローラコンベア67により内燃機関試験装置60上に搬入さ
れた内燃機関66はパレット74を介してローラコンベア64
上に載置されて停止する。その後、図10の仮想線に示す
ように、シリンダ装置68のピストンロッド69を突出させ
て、係止爪70を内燃機関66の両側面に係合させる。そし
て、移動体73を下降させるとともに後進させて、位置決
めピン72を内燃機関66の位置決め孔(図示せず)に嵌入
させることにより、内燃機関66は上下方向に位置決めさ
れる。
【0005】その後、図10の実線に示すように、昇降装
置65を下降させることにより、内燃機関66はピストンロ
ッド69および位置決めピン72に支持されて台座部62の上
方に固定されるとともに、パレット74が下降して台座部
62上に載置される。そして、ピストンロッド69を退入さ
せるとともに移動体73を後進させることにより、内燃機
関66は後方に引き込まれ所定位置に支持される。この
際、ジャンクション76が前進してパレット74の内燃機関
側ホース75の末端に圧接して接続される。この状態で内
燃機関66を始動させ、振動試験などの各種試験を行う。
【0006】上述の図10の実線に示すように、内燃機関
66をパレット74から分離して台座部62の上方に浮かせる
のは、内燃機関66を実際の車体に搭載した場合の条件に
近付けるためである。(すなわち、内燃機関66をパレッ
ト74に固定した状態では、内燃機関66の振動がパレット
74により規制されるため、正確な測定値が得られな
い。)これにより、振動試験において、内燃機関66の振
動は、パレット74により規制されないため、正確に測定
される。
【0007】試験終了後、内燃機関66は、図10の仮想線
に示すようにシリンダ装置68により押し出され、図9に
示すように昇降装置65が上昇してパレット74上に載置さ
れる。この際、ジャンクション76が後進して内燃機関側
ホース75の末端から離間する。その後、内燃機関66から
係止爪70と位置決めピン72とを脱抜し、ローラコンベア
64および搬入出用ローラコンベア67を駆動させて内燃機
関66をパレット74とともに内燃機関試験装置60から搬出
させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、内燃機関66を内燃機関試験装置60の
所定位置に支持するためにはパレット74を昇降させる昇
降装置65が必要であるため、内燃機関試験装置60の構造
が複雑になるとともにコスト高になるといった問題が生
じた。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、昇降
装置を不要にし得る内燃機関試験装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における内燃機関試験装置は、支持パレッ
ト上に内燃機関を支持する揺動パレットを設け、上記支
持パレットを載置する内燃機関支持台を設けたものであ
る。
【0011】本第2発明における内燃機関試験装置は、
支持パレット上に内燃機関を支持する揺動パレットを設
け、支持パレットに、上下面に貫通する被係止孔を形成
し、上記揺動パレット側に、上記被係止孔の上方に位置
する下端開放の位置決め孔を形成し、内燃機関支持台に
上記支持パレットを引き込む引込装置を水平移動自在に
設け、この引込装置に、昇降自在でかつ上記被係止孔に
下方から挿脱自在な係止体を設け、この係止体の上端
に、上記位置決め孔に嵌脱自在な位置決め凸部を形成し
たものである。
【0012】
【作用】上記第1発明の構成によると、揺動パレット上
に内燃機関をセットした状態で支持パレットを内燃機関
支持台に載置し、その後、内燃機関を始動させることに
より、内燃機関の振動が揺動パレットに伝わり、内燃機
関の振動に応じて揺動パレットが揺動する。このよう
に、内燃機関の振動は揺動パレットにより規制されるこ
とはないため、実際に内燃機関を車体に搭載した状態に
近い条件で、内燃機関の振動試験を実施することができ
る。
【0013】第2発明の構成によると、揺動パレット上
に内燃機関をセットした状態で引込装置を作動させるこ
とにより、係止体が上昇して下方から被係止孔に挿入さ
れる。これにより、支持パレットは、引込装置に係合さ
れて、揺動パレットと内燃機関とともに内燃機関支持台
上の所定位置まで引き込まれる。そして、上記被係止孔
に挿入された係止体をさらに上昇させることにより、位
置決め凸部が被係止孔の上方に突出して位置決め孔に嵌
入するため、揺動パレットは支持パレット上に位置決め
されて正確な位置に固定される。その後、係止体を下降
させることにより、位置決め凸部が下降して位置決め孔
から脱抜する。これにより、固定されていた揺動パレッ
トは支持パレット上で揺動自在となる。
【0014】その後、内燃機関を始動させることによ
り、内燃機関の振動が揺動パレットに伝わり、この振動
に応じて揺動パレットが揺動する。このように、内燃機
関の振動は揺動パレットにより規制されることはないた
め、実際に内燃機関を車体に搭載した状態に近い条件
で、内燃機関の振動試験を実施することができる。ま
た、試験中は、係止体が被係止孔に挿入されているた
め、支持パレットは内燃機関支持台に固定されており、
支持パレットが内燃機関の振動および揺動パレットの揺
動などによりずれることは防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図8に
示すように、1はターンテーブルであり、回転駆動装置
(図示せず)の駆動力を受けて縦軸心2の周りに設定角
度αで間欠回転する。上記ターンテーブル1上における
周方向所定角度置きの複数箇所には内燃機関試験装置3
が放射状に配設されている。4は試験装置3に内燃機関
5を供給する搬入装置であり、6は試験装置3から内燃
機関5を取り出す搬出装置である。
【0016】図1〜図3に示すように、上記試験装置3
は、内燃機関支持台7と、この内燃機関支持台7の後端
側から立設した制御部8とから構成される。上記内燃機
関支持台7は、ターンテーブル1の上部に配設されたベ
ースフレーム9と、ベースフレーム9上に設けられたフ
リーローラコンベア10とで構成されている。
【0017】上記ベースフレーム9は左右一対のフレー
ム材13と、両フレーム材13間に架設されたベース板14と
で形成されている。上記フリーローラコンベア10は、ベ
ース板14上に設けられて中央凹形状に形成されたコンベ
アフレーム15と、このコンベアフレーム15の両側端に立
設された複数のブラケット16と、これらブラケット16の
上端部に取付けられたフリーローラ17とにより形成され
ている。
【0018】図3,図4,図7に示すように、上記フリ
ーローラコンベア10は支持パレット18を搬送自在に支持
することができる。この支持パレット18の上面4箇所に
は、揺動パレット19を揺動自在に支持する支持台20が立
設されており、各支持台20の上端は内側に相対向する傾
斜面21として形成されている。また、支持パレット18に
は左右一対の被係止孔24が形成されている。すなわち、
両被係止孔24は、支持パレット18に嵌め込まれた嵌め輪
25に形成されて、上下面に貫通している。
【0019】図3に示すように、上記揺動パレット19
は、防振用ゴム体26を介して、支持パレット18上に揺動
自在に設けられている。これら防振用ゴム体26は、それ
ぞれ支持パレット18の支持台20の傾斜面21上に支持され
ている。尚、図2に示すように、各防振用ゴム体26の傾
斜角はβ=60°に設定されている。上記揺動パレット
19の下面には、円筒状のブラケット27が左右一対垂設さ
れている。両ブラケット27の下端には嵌め輪28が取付け
られ、各嵌め輪28には下端開放の位置決め孔29が形成さ
れている。各位置決め孔29は、上記被係止孔24より小径
であり、被係止孔24の上方に位置している。また、図
1,図2に示すように、揺動パレット19の上面には内燃
機関5を支持する支持脚35が立設されている。
【0020】上記内燃機関支持台7には、フリーローラ
コンベア10上に支持パレット18を引き込むための引込装
置36が設けられている。すなわち、図3,図5,図6に
示すように、上記引込装置36は、コンベアフレーム15の
中央部に前後方向に敷設された左右一対のガイドレール
37と、両ガイドレール37に支持案内されて前後移動自在
な移動体38と、この移動体38を駆動させるシリンダ装置
39とで形成される。
【0021】図3,図4,図6に示すように、上記移動
体38には、支持パレット18の被係止孔24に下方から挿脱
自在な昇降ブロック40(係止体の一例)が左右一対設け
られている。すなわち、移動体38の上面には、貫通孔41
を有する直方体の台座42が左右一対設けられ、貫通孔41
内に円柱状の昇降ブロック40が昇降自在に設けられてい
る。各昇降ブロック40の上端には、上記位置決め孔29に
嵌脱自在な位置決めピン部40a(位置決め凸部の一例)
が形成されている。また、移動体38には各昇降ブロック
40を昇降させるシリンダ装置43が設けられ、各昇降ブロ
ック40は各シリンダ装置43のピストンロッド45の先端に
連結されている。
【0022】図1,図5,図7に示すように、内燃機関
支持台7上の後部には、配管用のジャンクション49(接
続装置)が設けられる。このジャンクション49は内燃機
関5側のホース50をターンテーブル1側の配管51に接続
するものである。すなわち、上記ホース50の末端はそれ
ぞれ、支持パレット18の上面後端部に支持されており、
接続フランジ(図示せず)が設けられている。そして、
ジャンクション49には、上記接続フランジに圧接離間自
在なフランジ部(図示せず)が形成されている。
【0023】図1,図2に示すように、上記制御部8は
内燃機関支持台7とほぼ同じ幅を有する直方体状に形成
され、その前面および側面には計器類や操作パネルなど
が設けられている。また、上記内燃機関支持台7の下方
にはピット46が形成されている。47は内燃機関支持台7
上を覆う開閉自在なカバーであり、開動したカバー47は
上記ピット46内に収納される。
【0024】以下、上記構成における作用を説明する。
図1,図8に示すように、内燃機関5は、支持脚35を介
して揺動パレット19上に支持された状態で、支持パレッ
ト18とともに搬入装置4により試験装置3に供給され、
ターンテーブル1の間欠回転中において、暖気運転やア
イドル調整および振動試験などの各種試験を行われる。
【0025】この際、図5の仮想線(イ),図6の仮想
線(ロ)に示すように、シリンダ装置39を駆動させて移
動体38を前方へ移動させ搬入装置4側に停止させる。そ
して、図4の実線に示すように、シリンダ装置43を作動
させることにより、昇降ブロック40が上昇して被係止孔
24に下方から挿入される。これにより、支持パレット18
は昇降ブロック40を介して移動体38に係合される。この
状態で上記シリンダ装置39を駆動させて移動体38を後方
へ移動させることにより、図5と図6との実線および図
7に示すように、支持パレット18は、搬入装置4側から
内燃機関支持台7上に引き込まれて、フリーローラ17に
支持されて移動し、内燃機関支持台7上の所定位置に停
止する。
【0026】この際、支持パレット18の引き込みによ
り、内燃機関5側のホース50の末端の接続フランジがジ
ャンクション49のフランジ部に圧接されるため、上記ホ
ース50はターンテーブル1側の配管51に接続する。これ
により、燃料,空気,冷却水などがターンテーブル1側
から各配管51およびホース50を通って内燃機関5に供給
される。
【0027】また、図4の仮想線に示すように、上記被
係止孔24に挿入された昇降ブロック40をさらに上昇させ
ることにより、位置決めピン部40aが被係止孔24の上方
に突出して位置決め孔29に嵌入される。これにより、揺
動パレット19は支持パレット18上に位置決めされて正確
な位置に固定される。その後、図4の実線に示すよう
に、シリンダ装置43を作動させて昇降ブロック40を下降
させることにより、位置決めピン部40aが下降して位置
決め孔29から脱抜される。これにより、固定されていた
揺動パレット19は支持パレット18上で揺動自在となる。
【0028】その後、振動試験においては、内燃機関5
を始動させることにより、内燃機関5の振動が揺動パレ
ット19に伝わり、この振動に応じて揺動パレット19が揺
動する。このように、内燃機関5の振動は揺動パレット
19により規制されることはないため、実際に内燃機関5
を車体に搭載した状態に近い条件で、内燃機関5の振動
試験を実施することができる。また、試験中は、揺動パ
レット19の振動は防振用ゴム体26により吸収されるた
め、揺動パレット19の振動が支持パレット18側まで伝達
することは防止される。さらに、昇降ブロック40が被係
止孔24に挿入されているため、支持パレット18は内燃機
関支持台7側に固定されており、支持パレット18がずれ
ることは防止される。
【0029】各種試験終了後、図5の仮想線(イ),図
6の仮想線(ロ)に示すように、移動体38を前方へ移動
させ搬出装置6側に停止させる。これにより、内燃機関
5は支持パレット18を介して搬出装置6側に押し出され
るとともに、ホース50がジャンクション49から離間す
る。そして、図3に示すように、シリンダ装置43を作動
させて、昇降ブロック40を下降させ被係止孔24から下方
に脱抜させる。これにより、昇降ブロック40が台座42内
に退入して支持パレット18は移動体38に対して縁切り状
態になり、その後、支持パレット18は搬出装置6により
試験装置3から取り出される。
【0030】上記実施例では、支持パレット18上に内燃
機関5を支持する揺動パレット19を設けた2重パレット
構造にすることで、従来のようなパレットと内燃機関と
の分離を不要にし得るためパレットの昇降装置を不要に
し得る。
【0031】上記実施例では、図2に示すように、各防
振用ゴム体26をβ=60°の傾斜角で取付けて、支持台
20で揺動パレット19を左右から挾みつけて支持すること
は、実際に内燃機関5を車体に搭載した状態に最も近似
した支持方法である。
【0032】上記実施例では、内燃機関5は支持パレッ
ト18および揺動パレット19から分離されることは無いた
め、内燃機関5側のホース50の取り回しが簡素化でき、
誤ってホース50が周辺機器などに引っ掛かるといったト
ラブルを防止できる。
【0033】上記実施例では、支持パレット18を所定位
置まで引き込むことにより、内燃機関5側のホース50を
ジャンクション49に圧接することができるため、内燃機
関5側のホース50をターンテーブル1側の配管51にワン
タッチで接続することができる。
【0034】上記実施例では、内燃機関試験装置3をタ
ーンテーブル1上に配設しているが、これは、複数ある
いは単数の固定台上に直列状に配設したものでもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、揺動
パレットに内燃機関をセットすることにより、内燃機関
の振動は揺動パレットにより規制されることはないた
め、実際に内燃機関を車体に搭載した状態に近い条件
で、内燃機関の振動試験を実施することができる。
【0036】このように、支持パレット上に内燃機関を
支持する揺動パレットを設けた2重パレット構造にする
ことで、従来のようなパレットと内燃機関との分離を不
要にし得るためパレットの昇降装置を不要にし得る。し
たがって、内燃機関試験装置の構造が簡単になるととも
にコストダウンを図ることができる。
【0037】本第2発明によれば、係止体を上昇させる
ことにより、支持パレットを引込装置に係合することが
できるとともに、位置決め凸部を位置決め孔に嵌入させ
て揺動パレットを支持パレット上に位置決めすることが
できる。したがって、引込装置によって支持パレットを
内燃機関支持台上に引き込むことと、揺動パレットを支
持パレット上に位置決めすることとが係止体の昇降のみ
により一度で行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における内燃機関試験装置の
斜視図である。
【図2】内燃機関試験装置の正面図である。
【図3】両パレットと引込装置との一部切欠き正面図で
ある。
【図4】引込装置と支持パレットとの係合部および揺動
パレットの位置決め部の詳細を示す縦断面図である。
【図5】両パレットと引込装置との側面図である。
【図6】引込装置の平面図である。
【図7】支持パレットの平面図である。
【図8】内燃機関試験装置の配置形式を示す概略平面図
である。
【図9】従来例における内燃機関試験装置の概略側面図
である。
【図10】従来例における内燃機関試験装置の内燃機関支
持方法を示す概略側面図である。
【符号の説明】
3 内燃機関試験装置 5 内燃機関 7 内燃機関支持台 18 支持パレット 19 揺動パレット 26 位置決めピン(位置決め体) 30 被係止孔 34 位置決め孔 36 引込装置 40 昇降ブロック(係止体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持パレット上に内燃機関を支持する揺
    動パレットを設け、上記支持パレットを載置する内燃機
    関支持台を設けたことを特徴とする内燃機関試験装置。
  2. 【請求項2】 支持パレット上に内燃機関を支持する揺
    動パレットを設け、支持パレットに、上下面に貫通する
    被係止孔を形成し、上記揺動パレット側に、上記被係止
    孔の上方に位置する下端開放の位置決め孔を形成し、内
    燃機関支持台に上記支持パレットを引き込む引込装置を
    水平移動自在に設け、この引込装置に、昇降自在でかつ
    上記被係止孔に下方から挿脱自在な係止体を設け、この
    係止体の上端に、上記位置決め孔に嵌脱自在な位置決め
    凸部を形成したことを特徴とする内燃機関試験装置。
JP25706392A 1992-09-28 1992-09-28 内燃機関試験装置 Expired - Fee Related JP2964795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25706392A JP2964795B2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 内燃機関試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25706392A JP2964795B2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 内燃機関試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06109594A true JPH06109594A (ja) 1994-04-19
JP2964795B2 JP2964795B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=17301229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25706392A Expired - Fee Related JP2964795B2 (ja) 1992-09-28 1992-09-28 内燃機関試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2964795B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147501A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Toyota Motor Corp エンジンアッシのバランス測定装置およびバランス測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147501A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Toyota Motor Corp エンジンアッシのバランス測定装置およびバランス測定方法
JP4661555B2 (ja) * 2005-11-29 2011-03-30 トヨタ自動車株式会社 エンジンアッシのバランス測定装置およびバランス測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2964795B2 (ja) 1999-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113884441B (zh) 一种凸轮轴表面瑕疵自动检测设备及检测方法
JPH06109594A (ja) 内燃機関試験装置
JP3057473B2 (ja) 自動二輪車の完成検査装置
JP4409667B2 (ja) タイヤの位置決め搬送装置およびタイヤ搬送方法
US7765665B2 (en) Method and apparatus for assembling and testing a fluid conduit
JPH08327500A (ja) 内燃機関試験設備
JPH03206937A (ja) エンジンテスト用排気管接続装置
JPH0664884A (ja) 自動調芯型タイヤ吊り上げ方法及びその装置
JPH03137539A (ja) 支持姿勢変更装置付き内燃機関試験装置
JPH06194270A (ja) エンジンテスト装置
JP2004037087A (ja) 原子炉内狭隘部の補修装置、補修システム及び補修方法
JPH07122602B2 (ja) 車両用ホイ−ルの耐圧検査機
JP3465986B2 (ja) 内燃機関試験設備
JP3082404B2 (ja) 圧漏れ試験機
CN219573375U (zh) 航空发动机用陶瓷气缸的气密性测验装置
JP2679863B2 (ja) 始動装置付きパレット装置
JP4072040B2 (ja) リング取出し装置
JPH0682341A (ja) ファンカバー装置付き内燃機関試験装置
KR101913038B1 (ko) 터보차저 검사용 지그
JPH0329745Y2 (ja)
JPH023143Y2 (ja)
JP3159064B2 (ja) 耐電圧試験装置
JP4242575B2 (ja) プロペラシャフト用釣合い試験機および中間架台格納装置
JP2527997B2 (ja) ワ―クのリ―クテスト装置
JPH0682339A (ja) 内燃機関試験設備

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees