JPH06109589A - 光パルス試験器 - Google Patents

光パルス試験器

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JPH06109589A
JPH06109589A JP26155892A JP26155892A JPH06109589A JP H06109589 A JPH06109589 A JP H06109589A JP 26155892 A JP26155892 A JP 26155892A JP 26155892 A JP26155892 A JP 26155892A JP H06109589 A JPH06109589 A JP H06109589A
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博文 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定光ファイバに供給される最適な光パル
スの繰り返し周期を自動的に演算して設定する。 【構成】 初期レンジ設定手段1により予め初期設定さ
れた繰り返し周期Tの同期信号に基づいて被測定光ファ
イバ9に光パルスが供給されると、この光パルスの供給
に伴って被測定光ファイバ9から戻ってくる反射光の波
形信号はデータサンプリング手段7aがサンプリングし
て複数の波形データを得る。データ比較手段7cは各波
形データを波形信号の検出限界を示すノイズレベルと比
較し、サンプリング位置演算手段7dはノイズレベルを
越える被測定光ファイバ9の近端9b位置から最も遠い
波形データのサンプリング位置を演算する。繰り返し周
期補正手段7eはサンプリング位置に相当する時間tよ
り大きくて近い値を補正繰り返し周期TAとして、初期
設定された繰り返し周期Tを補正設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定光ファイバに光
パルスを供給し、これに伴って被測定光ファイバ内で散
乱して戻ってくる後方散乱光およびフレネル反射光を受
光検出して信号処理することにより、被測定光ファイバ
の光損失や障害点位置等を測定する光パルス試験器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】被測定光ファイバに光パルスを供給し、
この光パルスの供給に伴って被測定光ファイバから戻っ
てくる反射光を受光検出して信号処理することにより、
被測定光ファイバの光損失や傷害点位置等の測定を行う
装置として光パルス試験器が知られている。
【0003】図7はこの種の光パルス試験器の一構成例
を示すブロック図である。この光パルス試験器は、タイ
ミング発生器21、発光素子駆動部22、E/O変換器
23、カプラ24、O/E変換器25、信号処理部2
6、表示器27を備えて構成されている。この光パルス
試験器では、タイミング発生器21が所定の繰り返し周
期で同期信号を発生し、この同期信号の入力タイミング
で発光素子駆動部22がE/O変換器23に電流パルス
を出力すると、E/O変換器23はカプラ24を介して
被測定光ファイバ28に光パルスを供給する。光パルス
が被測定光ファイバ28に供給されると、被測定光ファ
イバ28内でフレネル反射(反射光)と後方散乱光(散
乱光)とが発生する。このフレネル反射光および後方散
乱光はカプラ24を介してO/E変換器25に受光検出
されて電気信号に変換される。そして、変換された信号
は所定レベルまで増幅されてデジタル信号に変換された
後、信号処理部26により積算平均および対数変換の信
号処理が行われ、その結果が表示器27に波形表示され
る。
【0004】ここで、被測定光ファイバ28からの後方
散乱光は非常に微弱な信号のため、上述した従来の光パ
ルス試験器では、周期的に被測定光ファイバ28に光パ
ルスを供給し、後方散乱光を積算平均してS/N比を改
善していたが、この場合、光パルスの出射の繰り返し周
期は、光パルスが被測定光ファイバ28を往復する時間
よりも長くする必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、繰り返
し周期を必要以上に長くすると、同じ時間内で信号処理
部26が行う積算平均の加算処理回数が減少してS/N
比の改善量が悪くなるという問題があった。逆に、繰り
返し周期を短くしすぎると、被測定光ファイバ28の反
射光と、次の光パルスの供給に伴って戻ってくる被測定
光ファイバ28の反射光とが重なって波形が歪み、正確
な測定を行うことができなかった。
【0006】また、被測定光ファイバ28の遠端28a
での反射が大きいと、図3(a)に示すように、戻って
きたフレネル反射光が近端28bのコネクタや光パルス
試験器内部で再度反射して被測定光ファイバ28の長さ
Lの倍の距離に2次フレネル反射光が現れる場合があ
る。
【0007】そこで、従来の光パルス試験器では、図8
に示すように、上述した2次反射の影響を考慮して、測
定者が被測定光ファイバ28の長さLから予め設定され
た複数の距離レンジの中から最適距離レンジを選択して
いた。そして、光パルス試験器では、その距離レンジか
ら光の往復時間を算出してその倍の距離に相当する時間
を繰り返し周期として設定していた。
【0008】このため、従来の光パルス試験器では、被
測定光ファイバ28の遠端28aによる2次反射光の有
無に係わらず、測定レンジの繰り返し周期が被測定光フ
ァイバ28の倍の長さLを往復ずる時間に固定設定され
るので、被測定光ファイバ28の遠端28aの2次反射
が起こらない場合には、最適な繰り返し周期に設定され
ないという問題があった。また、測定者が被測定光ファ
イバ28の長さLから、その都度、最適な距離レンジを
設定しなければならないという操作上の煩わしさもあっ
た。
【0009】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、被測定光ファイバに供
給される光パルスの繰り返し周期を自動的に演算して最
適に設定することができる光パルス試験器を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による請求項1の光パルス試験器は、予め初
期設定された繰り返し周期Tの同期信号に基づいて被測
定光ファイバ9に光パルスを供給している時の波形信号
をサンプリングするデータサンプリング手段7aと、該
データサンプリング手段によりサンプリングされた複数
の波形データと、予め設定された前記波形信号の検出限
界を示すノイズレベルLnとを比較するデータ比較手段
7cと、該データ比較手段の結果に基づいて前記ノイズ
レベルを越える被測定光ファイバの近端9b位置から最
も遠い波形データのサンプリング位置を演算するサンプ
リング位置演算手段7dと、該サンプリング位置演算手
段によって演算された前記サンプリング位置に相当する
時間tより大きくて近い値を補正繰り返し周期TAとし
て、前記初期設定された繰り返し周期を補正する繰り返
し周期補正手段7eとを備えたことを特徴としている。
【0011】また、請求項2の光パルス試験器では、初
期設定される同期信号の繰り返し周期Tは、被測定光フ
ァイバ9の長さLに関係なく観測波形が検出可能な距離
よりも長い時間を最大値レンジとして、該最大値レンジ
または最大値レンジよりも小さい値のレンジに設定され
る。
【0012】さらに、請求項3の光パルス試験器は、同
期信号のタイミングに基づいて被測定光ファイバ9に供
給される光パルスの出射点を基準点P0として前記被測
定光ファイバの測定範囲EAを設定する測定範囲設定手
段10と、少なくとも前記基準点から前記測定範囲を含
む時間より長い時間で前記同期信号の異なる2組の繰り
返し周期T1,T2を設定するレンジ設定手段11と、
該レンジ設定手段で設定された異なる2組の繰り返し周
期による前記被測定光ファイバからの波形信号をサンプ
リングするサンプリング手段12a,12bと、該サン
プリング手段による2組の波形データを前記測定範囲内
で比較するデータ比較手段12cと、該データ比較手段
による2組の波形データが不一致の時に、短い方の繰り
返し周期を他方の繰り返し周期より長い時間のレンジに
切り換えるレンジ切換手段12dと、前記データ比較手
段による2組の波形データが一致した時に、短い方の繰
り返し周期を最適な繰り返し周期として設定する繰り返
し周期決定手段12eとを備えたことを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項4の光パルス試験器は、同期
信号のタイミングに基づいて被測定光ファイバ9に供給
される光パルスの出射点を基準点P0として前記被測定
光ファイバの測定範囲EAを設定する測定範囲設定手段
10と、少なくとも前記基準点から前記測定範囲を含む
時間より長い時間で前記同期信号の異なる2組の繰り返
し周期T1,T2を設定するレンジ設定手段11と、該
レンジ設定手段で設定された異なる2組の繰り返し周期
による前記被測定光ファイバからの波形信号をサンプリ
ングするサンプリング手段12a,12bと、該サンプ
リング手段による2組の波形データを前記測定範囲内で
比較するデータ比較手段12cと、該データ比較手段に
よる2組の波形データが一致した時に、長い方の繰り返
し周期を他方の繰り返し周期より短い時間のレンジに切
り換えるレンジ切換手段12dと、前記データ比較手段
による2組の波形データが不一致の時に、長い方の繰り
返し周期を最適な繰り返し周期として設定する繰り返し
周期決定手段12eとを備えたことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の光パルス試験器において、予め初期
設定された繰り返し周期Tの同期信号に基づいて被測定
光ファイバ9に光パルスが供給されると、この光パルス
の供給に伴って被測定光ファイバ9から、後方散乱光お
よびフレネル反射光が戻ってくる。これらの反射光によ
る波形信号は、データサンプリング手段7aによって波
形データにサンプリングされる。各波形データはデータ
比較手段7cにより予め設定された波形信号の検出限界
を示すノイズレベルLnと比較される。この比較結果に
基づいてサンプリング位置演算手段7dはノイズレベル
Lnを越える被測定光ファイバ9の近端9b位置から最
も遠い波形データのサンプリング位置を演算する。繰り
返し周期補正手段7eはサンプリング位置に相当する時
間tより大きくて近い値を補正繰り返し周期TAとし
て、初期設定された繰り返し周期Tを補正する。
【0015】請求項2の光パルス試験器では、初期設定
される同期信号の繰り返し周期Tは、被測定光ファイバ
9の長さLに関係なく観測波形が検出可能な距離よりも
長い時間を最大値レンジとして、この最大値レンジまた
は最大値レンジよりも小さい値のレンジに設定される。
【0016】請求項3の光パルス試験器において、測定
範囲設定手段10は被測定光ファイバ9に供給される光
パルスの出射点を基準点P0として被測定光ファイバ9
の測定範囲EAを設定する。レンジ設定手段11は少な
くとも基準点P0から測定範囲EAを含む時間より長い
時間で同期信号の異なる2組の繰り返し周期T1,T2
を設定する。この設定により、被測定光ファイバ9に対
して2組の繰り返し周期T1,T2による光パルスが順
番に供給されると、サンプリング手段12a,12bは
光パルスの供給に伴う被測定光ファイバ9からの波形信
号を異なる2組の繰り返し周期T1,T2毎にサンプリ
ングする。データ比較手段12cはサンプリングによっ
て得られる2組の波形データを測定範囲EA内で比較す
る。繰り返し周期決定手段12eは2組の波形データが
一致した時に、短い方の繰り返し周期を最適な繰り返し
周期として設定し、2組の波形データが不一致の時に
は、レンジ切換手段12dが短い方の繰り返し周期を他
方の繰り返し周期より長い時間のレンジに切り換え、2
組の波形データが一致するまでデータ比較が行われる。
【0017】また、請求項4の光パルス試験器では、上
記データ比較において、2組の波形データが不一致の時
に、長い方の繰り返し周期を最適な繰り返し周期として
設定し、2組の波形データが一致した時に、長い方の繰
り返し周期を他方の繰り返し周期より短い時間のレンジ
に切り換え、2組の波形データが不一致になるまでデー
タ比較を行う。
【0018】
【実施例】図1は本発明による光パルス試験器の一実施
例を示すブロック図である。この実施例による光パルス
試験器は、初期レンジ設定手段1、タイミング発生手段
2、発光素子駆動手段3、E/O変換手段4、光分岐結
合手段5、O/E変換手段6、信号処理手段7、表示手
段8を備えて構成されている。
【0019】初期レンジ設定手段1は被測定光ファイバ
9の遠端9aからの2次反射(多次反射)の影響を考慮
して、被測定光ファイバ9の長さLに関係なく観測波形
が検出可能な距離よりも長い時間を最大値レンジとし、
この最大値レンジよりも短い任意の時間による複数のレ
ンジを備えており、同期信号の繰り返し周期Tを何れか
のレンジ(実施例では最大値レンジ)による時間に初期
設定している。
【0020】タイミング発生手段2は初期レンジ設定手
段1で初期設定されたレンジによる繰り返し周期Tの同
期信号を発光素子駆動手段3および信号処理手段7に出
力している。
【0021】発光素子駆動手段3はタイミング発生手段
2より入力される同期信号の例えば立ち上がりのタイミ
ングで電流パルスをE/O変換手段4に出力している。
【0022】E/O変換手段4は例えばLD(Laser Di
ode )で構成され、発光素子駆動手段3より入力される
電流パルスの例えば立ち上がりのタイミングで光パルス
を光分岐結合手段5に出力している。
【0023】光分岐結合手段5は例えばファイバカプ
ラ、光分岐結合器、光方向性結合器、光スイッチ等で構
成され、E/O変換手段4からの光パルスを被測定光フ
ァイバ9に出射している。
【0024】O/E変換手段6は例えばAPD(Avalan
che Photodiode)で構成され、光パルスの供給に伴って
被測定光ファイバ9から戻ってくる後方散乱光およびフ
レネル反射光を受光検出し電気信号に変換して信号処理
手段7に出力している。
【0025】信号処理手段7はタイミング発生手段2か
らの同期信号の例えば立ち上がりのタイミングで被測定
光ファイバ9からの反射光を信号処理しており、データ
サンプリング手段7a、ノイズレベル演算手段7b、デ
ータ比較手段7c、サンプリング位置演算手段7d、繰
り返し周期演算手段7eを備えて構成されている。
【0026】データサンプリング手段7aはタイミング
発生手段2より入力される同期信号の例えば立ち上がり
のタイミングでO/E変換手段6からの電気信号を所定
のサンプリング周期でサンプリングしており、このサン
プリングで得られる複数個(n個)の波形データをデー
タ比較手段7cに出力している。また、データサンプリ
ング手段7aは被測定光ファイバ9からの反射光がない
同期信号の終わりから次の同期信号の立ち上がりまでの
区間(ゼロサンプリング範囲)のm個のゼロデータを平
均化してオフセットデータとし、各波形データからオフ
セットデータを差し引いて対数変換している。なお、こ
の対数変換されたデータは予め設定された測定範囲内で
表示手段8に波形表示される。
【0027】ノイズレベル演算手段7bは波形信号の検
出限界レベルを示すノイズレベルを演算しており、デー
タサンプリング手段7aがサンプリングしたゼロデータ
のピーク値、あるいはゼロデータを自乗加算平均して所
定の倍率を掛けた値を演算してノイズレベルとしてい
る。
【0028】データ比較手段7cは被測定光ファイバ9
の遠端9a位置を示す波形データ、つまり、データサン
プリング手段7aでサンプリングされた複数の波形デー
タのうちの最後の波形データD(n)から順にノイズレ
ベル演算手段7bのノイズデータとレベル比較してい
る。
【0029】サンプリング位置演算手段7dはデータ比
較手段7cの比較結果に基づいてノイズデータのレベル
を越える被測定光ファイバ9の近端9b位置から最も遠
い波形データのサンプリング位置(被測定光ファイバ9
の距離に対応)を演算している。
【0030】繰り返し周期補正手段7eはサンプリング
位置演算手段7dによって演算されたサンプリング位置
に相当する時間、つまり、被測定光ファイバ9に光パル
スを出射して被測定光ファイバ9のサンプリング位置ま
で往復する時間tを算出し、この時間tより大きくてゼ
ロデータサンプリング範囲を考慮した近い値を最適な補
正繰り返し周期TAとして演算し、タイミング発生手段
2が現在出力している同期信号の繰り返し周期Tを、演
算した値TAに補正設定している。
【0031】次に、上記のように構成された光パルス試
験器における同期信号の繰り返し周期の補正設定時の動
作を図2のフローチャート図に基づいて説明する。ま
ず、初期レンジ設定手段1により初期の同期信号の繰り
返し周期Tを決めるべくレンジを設定する(ST1)。
レンジが設定されると、タイミング発生手段2は設定さ
れたレンジの繰り返し周期Tで同期信号を発生し、E/
O変換手段4からはこの同期信号の立ち上がりのタイミ
ングで光分岐結合手段5を介して被測定光ファイバ9に
光パルスが繰り返し周期T毎に供給される(ST2)。
【0032】光パルスの供給に伴って被測定光ファイバ
9からは後方散乱光およびフレネル反射光が戻り、これ
らの反射光は光分岐結合手段5を介してO/E変換手段
6により受光検出されて電気信号に変換される(ST
3)。この電気信号はデータサンプリング手段7aによ
り繰り返し周期Tによる同期信号の立ち上がりのタイミ
ングでサンプリングされ、結果として複数(n個)の波
形データが取り込まれる(ST4)。
【0033】サンプリングされた複数の波形データはデ
ータ比較手段7cにより最後の波形データから順に最初
の波形データまで、サンプリングされたすべての波形デ
ータについてノイズデータと比較される(ST5)。
【0034】この比較結果により、サンプリング位置演
算手段7dはノイズレベルを越える被測定光ファイバ9
の近端9b位置から最も遠い波形データのサンプリング
位置を演算する(ST6)。すなわち、図3(a)の観
測波形に示すように、被測定光ファイバ9の遠端9aの
フレネル反射の後に2次フレネル反射が現れ、この2次
フレネル反射のレベルがノイズレベルLnを越えている
と、この2次反射の位置P1を被測定光ファイバ9の近
端9b位置から最も遠い波形データのサンプリング位置
として演算する。また、図3(b)の観測波形に示すよ
うに、被測定光ファイバ9の遠端9aにおけるフレネル
反射の後に2次フレネル反射が現れなければ、被測定光
ファイバ9の近端9b位置から最も遠い位置でノイズレ
ベルLnを越える遠端9aの位置P2をサンプリング位
置として演算する。
【0035】続いて、繰り返し周期演算手段7eはサン
プリング位置に相当する時間tより大きくてゼロデータ
サンプリング範囲を考慮した近い値を最適な補正繰り返
し周期TAとして演算し(ST7)、現在設定されてい
る繰り返し周期Tを、演算した補正繰り返し周期TAに
補正設定する(ST8)。これにより、タイミング発生
手段2は繰り返し周期TAの同期信号を発生し、被測定
光ファイバ9には、繰り返し周期TA毎に光パルスが供
給される。
【0036】従って、上述した実施例では、初期設定さ
れたレンジの繰り返し周期Tで被測定光ファイバ9に光
パルスを供給した時の波形データと、波形信号の検出限
界レベルを示すノイズレベルとを比較し、このノイズレ
ベル以上で、被測定光ファイバ9の近端9bから最も遠
いサンプリング位置の時間tより大きくてゼロサンプリ
ング範囲を考慮した近い値を最適な繰り返し周期Taと
して、初期設定された繰り返し周期Tを自動的に補正す
るので、2次反射の有無に係わらず、同期信号の繰り返
し周期を最適値に自動的に補正設定して被測定光ファイ
バ9に対して繰り返し周期毎に光パルスを供給すること
ができ、従来のような測定者が行う煩わしい設定が不要
となり操作性の向上が図れる。また、繰り返し周期Tが
最適値に補正設定されるので、無駄な時間が削減され、
測定時間の短縮が図れる。
【0037】次に、図4は本発明による光パルス試験器
の第2実施例を示すブロック図である。この実施例によ
る光パルス試験器は、被測定光ファイバに供給される光
パルスの繰り返し周期を変え、異なる2組の繰り返し周
期による測定範囲の波形データの変化に基づいて最適な
繰り返し周期を自動的に設定しており、測定範囲設定手
段10、レンジ設定手段11、タイミング発生手段2、
発光素子駆動手段3、E/O変換手段4、光分岐結合手
段5、O/E変換手段6、信号処理手段12、表示手段
8を備えて構成されている。
【0038】測定範囲設定手段10は光パルスの供給に
伴って被測定光ファイバ9より戻ってくる反射光(観測
波形)を表示手段8に波形表示して測定を行うための測
定範囲EAを設定しており、この測定範囲EAは光パル
スを出射する点を基準点P0として設定され、図5
(a)に示すように、基準点P0から観測波形の全域に
渡り測定範囲EA1として設定する場合と、図5(c)
に示すように、基準点P0から所定のシフト量SFを置
いて波形観測の一部を測定範囲EA2として設定する場
合とがある。
【0039】レンジ設定手段11は信号処理手段12に
おいて2組の同期信号による波形データのサンプリング
を行うために、測定範囲設定手段10で設定された測定
範囲EAの時間に応じて2組の同期信号の繰り返し周期
T(T1,T2)を決めるレンジ設定を行っている。
【0040】ここで、繰り返し周期Tはシフト量SF、
測定範囲EA、波形データからオフセット分を除くため
のゼロデータ範囲EZの合計時間tに基づいて決定され
るもので、図5(a)に示すように、シフト量SFがな
く測定範囲EA1が設定された場合、レンジ設定手段1
1では、測定範囲EA1とゼロデータ範囲EZの合計時
間t1を最初の繰り返し周期T1とし、この繰り返し周
期T1よりも所定時間t2長い時間を次の繰り返し周期
T2としてレンジ設定を行っている。
【0041】また、図5(b),(c)に示すように、
シフト量SF1を置いて測定範囲EA2が設定された場
合には、シフト量SF1、測定範囲EA2およびゼロデ
ータ範囲EZの合計時間t3を最初の繰り返し周期T1
とし、この繰り返し周期T1よりも所定時間t2長い時
間を次の繰り返し周期T2としてレンジ設定を行ってい
る。
【0042】なお、ゼロデータ範囲EZは、繰り返し周
期Tのレンジ設定が行われた時点で、被測定光ファイバ
9からの反射光がない同期信号の終わりから次の同期信
号の立ち上がりまでの区間ECに自動的に設定されるよ
うになっている。
【0043】図4に示すようにタイミング発生手段2は
レンジ設定手段11で設定されたレンジによる繰り返し
周期Tの同期信号を発生しており、この同期信号を発光
素子駆動手段3および信号処理手段12に出力してい
る。
【0044】発光素子駆動手段3はタイミング発生手段
2より入力される同期信号の例えば立ち上がりのタイミ
ングで電流パルスをE/O変換手段4に出力している。
【0045】E/O変換手段4は例えばLD(Laser Di
ode )で構成され、発光素子駆動手段3より入力される
電流パルスの例えば立ち上がりのタイミングで光パルス
を光分岐結合手段5に出力している。
【0046】光分岐結合手段5は例えばファイバカプ
ラ、光分岐結合器、光方向性結合器、光スイッチ等で構
成され、E/O変換手段4からの光パルスを被測定光フ
ァイバ9に出射している。
【0047】O/E変換手段6は例えばAPD(Avalan
che Photodiode)で構成され、光パルスの供給に伴って
被測定光ファイバ9から戻ってくる後方散乱光およびフ
レネル反射光を受光検出し電気信号に変換して信号処理
手段12に出力している。
【0048】信号処理手段12は第1のサンプリング手
段12a、第2のサンプリング手段12b、データ比較
手段12c、レンジ切換手段12d、繰り返し周期決定
手段12eを備えて構成されている。
【0049】第1のサンプリング手段12aはレンジ設
定手段11で最初に設定された繰り返し周期T1の同期
信号に基づいて測定範囲EAにおける電気信号を所定の
サンプリング周期でサンプリングしており、このサンプ
リングで得られる複数の波形データをデータ比較手段1
2cに出力している。
【0050】第2のサンプリング手段12bはレンジ設
定手段11で繰り返し周期T1の後に設定された繰り返
し周期T2の同期信号に基づいて測定範囲EAにおける
電気信号を第1のサンプリング手段12aと同一のサン
プリング周期でサンプリングしており、このサンプリン
グで得られる複数の波形データをデータ比較手段12c
に出力している。
【0051】データ比較手段12cは各サンプリング手
段12a,12bから入力される2組の波形データを比
較しており、2組の波形データが異なる時に、レンジ切
換手段12dに不一致信号S1を出力している。また、
2組の波形データが一致している時には、繰り返し周期
決定手段12eに一致信号S2を出力している。
【0052】レンジ切換手段12dはデータ比較手段1
2cからの不一致信号S1に基づき、レンジ設定手段1
1で最初に設定された2組の同期信号のうち、短い方の
繰り返し周期を他方の繰り返し周期よりも長い周期に切
り換えている。すなわち、実施例では、レンジ設定手段
11で最初に設定された2組の同期信号の繰り返し周期
T1,T2のうち、第1のサンプリング手段12aに供
給される同期信号の繰り返し周期T1の方が第2のサン
プリング手段に供給される同期信号の繰り返し周期T2
より短い周期なので、この短い方の繰り返し周期T1を
他方の繰り返し周期T2より長い周期T3(>T2)に
切り換えている。なお、この繰り返し周期の可変量は任
意(例えば自乗倍)で段階的に可変されるようになって
いる。
【0053】繰り返し周期決定手段12eはデータ比較
手段12cからの一致信号S2に基づいて2組の繰り返
し周期T1,T2のうちの短い周期を繰り返し周期とし
て決定し設定を行っている。
【0054】次に、上記のように構成される光パルス試
験器の動作を、図5(a)〜(c)のタイミングチャー
ト図および図6のフローチャート図に基づいて説明す
る。まず、図5(a)あるいは図5(c)に示すよう
に、測定範囲EAを設定する(ST11)。次に、2組
の同期信号の繰り返し周期T1,T2(T1<T2)の
レンジ設定を行う(ST12)。そして、繰り返し周期
T1の同期信号により被測定光ファイバ9に光パルスを
供給し、この光パルスの供給に伴って被測定光ファイバ
9から戻ってくる反射光のデータサンプリングを行って
波形データを取り込む(ST13)。続いて、繰り返し
周期T2の同期信号により被測定光ファイバ9に光パル
スを供給し、被測定光ファイバ9からの反射光のデータ
サンプリングを行って波形データを取り込む(ST1
4)。
【0055】次に、2組の繰り返し周期T1,T2によ
る同期信号で得られた2組の波形データを測定範囲EA
内で比較する(ST15)。そして、2組の波形データ
が一致して同一であれは(ST16−Yes)、2組の
繰り返し周期T1,T2のうち、短い方の繰り返し周期
T1を最適な繰り返し周期として設定する(ST1
7)。また、2組の波形データが異なれば(ST16−
No)、短い方の繰り返し周期T1を他方の繰り返し周
期T2より長い周期T3に切り換え(ST18)、この
繰り返し周期T3により被測定光ファイバ9に光パルス
を供給し、被測定光ファイバ9からの反射光のデータサ
ンプリングを行い波形データを取り込む(ST19)。
【0056】そして、ST15の動作に戻り、繰り返し
周期T3と繰り返し周期T2による2組の波形データを
比較し、2組の波形データが一致して同一であれば、2
組の繰り返し周期T2,T3のうち、短い方の繰り返し
周期T2を最適な繰り返し周期として設定する。もし、
2組の波形データが異なれば、2組の波形データが一致
するまで、短い方の繰り返し周期を他方の繰り返し周期
より長い周期に切り換えて2組の同期信号による波形デ
ータの比較を行う動作が繰り返される。
【0057】ここで、図5(a)の例では、測定範囲E
A1が基準点P0から観測波形の全域に渡って設定され
ており、観測波形の被測定光ファイバ9の遠端9aのフ
レネル反射の前方に2次フレネル反射が現れるので、2
組の繰り返し周期T1,T2による波形データが異な
り、繰り返し周期T1は繰り返し周期T2より長い周期
T3に切り換えられ、繰り返し周期T2の波形データと
繰り返し周期T3の波形データとの比較が行われる。
【0058】また、図5(c)の例では、測定範囲EA
2が2次フレネル反射を含まない位置に設定されている
ので、2組の繰り返し周期T1,T2による波形データ
が同一で、短い方の繰り返し周期T1が最適な繰り返し
周期として設定される。
【0059】従って、上述した実施例では、光パルスの
出射タイミングを決める同期信号の繰り返し周期を変え
た時の観測波形の変化を捉えるべく、繰り返し周期の異
なる2組の波形データを測定範囲EA内で比較すること
により、2組の波形データが一致した時に、2組の繰り
返し周期のうち、短い方の繰り返し周期を被測定光ファ
イバ9に供給される最適な光パルスの繰り返し周期とし
て自動的に設定することができる。
【0060】ところで、一般に光パルス試験器では、リ
ニアな観測波形をログデータに変換して波形表示し測定
を行っており、この際、波形データからオフセット分を
除くために、測定範囲EAより後方の信号のない区間E
Cでゼロデータを取り込んで各波形データとの差をとっ
ている。ところが、表示波形はログ値なので、ゼロデー
タがずれると、観測波形に大きな歪みが生じる。
【0061】そこで、この実施例の光パルス試験器で
は、繰り返し周期が不適当でゼロデータに微弱な信号成
分が含まれていても、繰り返し周期の異なる2組の波形
データを測定範囲EA内で比較しているので、波形デー
タに大きな変化が現れ、被測定光ファイバ9の遠端9a
がノイズに埋もれている波形でも、最適な繰り返し周期
に設定することができる。
【0062】また、上述した実施例では、比較された2
組の波形データが異なる場合、短い方の繰り返し周期を
他方の繰り返し周期より長くして2組の波形データが一
致するまで繰り返し周期を段階的に切り換えてデータ比
較を行う場合を例にとって説明したが、被測定光ファイ
バ9の長さLに関係なく観測波形が検出可能な距離より
長い時間と、この時間より所定時間短い時間を、レンジ
設定手段11で最初に設定される2組の繰り返し周期T
1,T2(T1>T2)として設定してもよい。この場
合、2組の繰り返し周期T1,T2による波形データが
異なれば、長い方の繰り返し周期T1を最適な繰り返し
周期として設定し、2組の繰り返し周期T1,T2によ
る波形データが一致して同一であれば、長い方の繰り返
し周期T1を他方の繰り返し周期T2より短くして2組
の波形データが異なるまで繰り返し周期を段階的に切り
換えてデータ比較を行う。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
および2の光パルス試験器によれば、初期設定された繰
り返し周期Tで被測定光ファイバに光パルスを供給した
時の波形データと、波形信号の検出限界レベルを示すノ
イズレベルとを比較し、このノイズレベル越える被測定
光ファイバの近端から最も遠いサンプリング位置の時間
より大きくて近い値を、最適な補正繰り返し周期として
繰り返し周期を自動的に補正する構成なので、2次反射
の有無に係わらず、同期信号の繰り返し周期を最適値に
自動的に補正設定して被測定光ファイバに光パルスを供
給することができ、従来のように測定者が煩わしい設定
を行う必要がなく操作性の向上が図れる。また、繰り返
し周期が最適値に補正設定されるので、無駄な時間を削
減して測定時間の短縮が図れる。また、本発明の請求項
3および4の光パルス試験器によれば、繰り返し周期の
異なる2組の波形データを測定範囲内で比較することに
より、繰り返し周期を変えた時の観測波形の変化を捉
え、この変化量に基づいて一方の繰り返し周期を被測定
光ファイバに供給される最適な光パルスの繰り返し周期
として自動的に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光パルス試験器の第1実施例を示
すブロック図
【図2】同光パルス試験器の動作を説明するためのフロ
ーチャート図
【図3】(a)遠端のフレネル反射の後に2次フレネル
反射が現れる時の観測波形と光パルスのタイミングチャ
ート図 (b)遠端のフレネル反射の後に2次フレネル反射が現
れない時の観測波形と光パルスのタイミングチャート図
【図4】本発明による光パルス試験器の第2実施例を示
すブロック図
【図5】同光パルス試験器の動作を説明するための光パ
ルスと観測波形のタイミングチャート図
【図6】同光パルス試験器の動作を説明するためのフロ
ーチャート図
【図7】従来の光パルス試験器のブロック構成図
【図8】従来の光パルス試験器の動作を説明するための
光パルスと観測波形のタイミングチャート図
【符号の説明】
1…初期レンジ設定手段、2…タイミング発生手段、7
a…データサンプリング手段、7b…ノイズレベル演算
手段、7c…データ比較手段、7d…サンプリング位置
演算手段、7e…繰り返し周期補正手段、9…被測定光
ファイバ、9b…近端、10…測定範囲設定手段、11
…レンジ設定手段、12a…第1のサンプリング手段
(サンプリング手段)、12b…第2のサンプリング手
段(サンプリング手段)、12c…データ比較手段、1
2d…レンジ切換手段、12e…繰り返し周期決定手
段、Ln…ノイズレベル、T…繰り返し周期、TA…補
正繰り返し周期、EA…測定範囲、P0…基準点、T
(T1,T2,T3)…繰り返し周期、S1…不一致信
号、S2…一致信号。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め初期設定された繰り返し周期(T)
    の同期信号に基づいて被測定光ファイバ(9)に光パル
    スを供給している時の波形信号をサンプリングするデー
    タサンプリング手段(7a)と、 該データサンプリング手段によりサンプリングされた複
    数の波形データと、予め設定された前記波形信号の検出
    限界を示すノイズレベル(Ln)とを比較するデータ比
    較手段(7c)と、 該データ比較手段の結果に基づいて前記ノイズレベルを
    越える被測定光ファイバの近端(9b)位置から最も遠
    い波形データのサンプリング位置を演算するサンプリン
    グ位置演算手段(7d)と、 該サンプリング位置演算手段によって演算された前記サ
    ンプリング位置に相当する時間(t)より大きくて近い
    値を補正繰り返し周期(TA)として、前記初期設定さ
    れた繰り返し周期を補正する繰り返し周期補正手段(7
    e)とを備えたことを特徴とする光パルス試験器。
  2. 【請求項2】 初期設定される同期信号の繰り返し周期
    (T)は、被測定光ファイバ(9)の長さ(L)に関係
    なく観測波形が検出可能な距離よりも長い時間を最大値
    レンジとして、該最大値レンジまたは最大値レンジより
    も小さい値のレンジに設定される請求項1記載の光パル
    ス試験器。
  3. 【請求項3】 同期信号のタイミングに基づいて被測定
    光ファイバ(9)に供給される光パルスの出射点を基準
    点(P0)として前記被測定光ファイバの測定範囲(E
    A)を設定する測定範囲設定手段(10)と、 少なくとも前記基準点から前記測定範囲を含む時間より
    長い時間で前記同期信号の異なる2組の繰り返し周期
    (T1,T2)を設定するレンジ設定手段(11)と、 該レンジ設定手段で設定された異なる2組の繰り返し周
    期による前記被測定光ファイバからの波形信号をサンプ
    リングするサンプリング手段(12a,12b)と、 該サンプリング手段による2組の波形データを前記測定
    範囲内で比較するデータ比較手段(12c)と、 該データ比較手段による2組の波形データが不一致の時
    に、短い方の繰り返し周期を他方の繰り返し周期より長
    い時間のレンジに切り換えるレンジ切換手段(12d)
    と、 前記データ比較手段による2組の波形データが一致した
    時に、短い方の繰り返し周期を最適な繰り返し周期とし
    て設定する繰り返し周期決定手段(12e)とを備えた
    ことを特徴とする光パルス試験器。
  4. 【請求項4】 同期信号のタイミングに基づいて被測定
    光ファイバ(9)に供給される光パルスの出射点を基準
    点(P0)として前記被測定光ファイバの測定範囲(E
    A)を設定する測定範囲設定手段(10)と、 少なくとも前記基準点から前記測定範囲を含む時間より
    長い時間で前記同期信号の異なる2組の繰り返し周期
    (T1,T2)を設定するレンジ設定手段(11)と、 該レンジ設定手段で設定された異なる2組の繰り返し周
    期による前記被測定光ファイバからの波形信号をサンプ
    リングするサンプリング手段(12a,12b)と、 該サンプリング手段による2組の波形データを前記測定
    範囲内で比較するデータ比較手段(12c)と、 該データ比較手段による2組の波形データが一致した時
    に、長い方の繰り返し周期を他方の繰り返し周期より短
    い時間のレンジに切り換えるレンジ切換手段(12d)
    と、 前記データ比較手段による2組の波形データが不一致の
    時に、長い方の繰り返し周期を最適な繰り返し周期とし
    て設定する繰り返し周期決定手段(12e)とを備えた
    ことを特徴とする光パルス試験器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020050076A1 (ja) * 2018-09-07 2020-03-12 横河電機株式会社 光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法

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