JPH06108699A - 掲揚ポール - Google Patents
掲揚ポールInfo
- Publication number
- JPH06108699A JPH06108699A JP31947992A JP31947992A JPH06108699A JP H06108699 A JPH06108699 A JP H06108699A JP 31947992 A JP31947992 A JP 31947992A JP 31947992 A JP31947992 A JP 31947992A JP H06108699 A JPH06108699 A JP H06108699A
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- JP
- Japan
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- pole
- air
- flag
- hoisting
- holes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 無風環境下でも旗等の被掲揚体をなびかせる
ことのできる掲揚ポールを提供すること。 【構成】 掲揚台10に立設されたポール11の上方部
分に、当該ポール11の上下方向に沿って空気吹き出し
口が形成されている。一方、ポール11の下部にはコン
プレッサ31等が空気供給管30を介して連結されてい
る。ポール11内には空気供給管30を介して空気が供
給されるようになっており、供給された空気は、前記空
気吹き出し口から吹き出し可能となっている。吹き出さ
れた空気は旗20等の被掲揚体に吹き当てられ、自然の
風が吹いていない環境下であっても旗20をなびかせる
ことができるようになっている。
ことのできる掲揚ポールを提供すること。 【構成】 掲揚台10に立設されたポール11の上方部
分に、当該ポール11の上下方向に沿って空気吹き出し
口が形成されている。一方、ポール11の下部にはコン
プレッサ31等が空気供給管30を介して連結されてい
る。ポール11内には空気供給管30を介して空気が供
給されるようになっており、供給された空気は、前記空
気吹き出し口から吹き出し可能となっている。吹き出さ
れた空気は旗20等の被掲揚体に吹き当てられ、自然の
風が吹いていない環境下であっても旗20をなびかせる
ことができるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は掲揚ポール、特に、屋内
で国旗等を掲揚するに好適な掲揚ポールに関するもので
ある。
で国旗等を掲揚するに好適な掲揚ポールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種競技場、高層建物あるい
は官公庁の屋上等において国旗や社旗等の旗を掲揚する
ためのポールが設けられている。そして、このポールに
所定の旗を掲揚し、競技主催者あるいは会社等を象徴的
に表すという手法が採られている。
は官公庁の屋上等において国旗や社旗等の旗を掲揚する
ためのポールが設けられている。そして、このポールに
所定の旗を掲揚し、競技主催者あるいは会社等を象徴的
に表すという手法が採られている。
【0003】一般的な掲揚ポールとしては、地上もしく
は屋上等に所定の軸方向長さを有するポールが立設され
ており、このポールの上端側に旗を掲揚する際のロープ
を巻回するプーリが設けられたものが知られている。
は屋上等に所定の軸方向長さを有するポールが立設され
ており、このポールの上端側に旗を掲揚する際のロープ
を巻回するプーリが設けられたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来一
般に知られているポールにあっては、旗を掲揚した際
に、風がある程度吹いている場合には、旗が風下方向に
向かってなびくことが可能であるが、無風状態では、旗
が下方に大きく垂れ下がってしまうという不都合があっ
た。
般に知られているポールにあっては、旗を掲揚した際
に、風がある程度吹いている場合には、旗が風下方向に
向かってなびくことが可能であるが、無風状態では、旗
が下方に大きく垂れ下がってしまうという不都合があっ
た。
【0005】この場合、旗が表しているマーク、文字等
が外部に表象されなくなるため、旗本来が有する表象効
果が失われるという不都合があった。
が外部に表象されなくなるため、旗本来が有する表象効
果が失われるという不都合があった。
【0006】ところで、体育館あるいは球場に見られる
ように、全天候型の体育施設などにおいては、必然的に
施設内が無風状態となっているから、この場合には、旗
をなびかせることは不可能であり、これがため、旗の上
端縁に掲揚ポールと直交する方向に配置された支持アー
ムを設け、この支持アームに旗を吊持させる手法が見ら
れている。
ように、全天候型の体育施設などにおいては、必然的に
施設内が無風状態となっているから、この場合には、旗
をなびかせることは不可能であり、これがため、旗の上
端縁に掲揚ポールと直交する方向に配置された支持アー
ムを設け、この支持アームに旗を吊持させる手法が見ら
れている。
【0007】このように、アームに旗を吊持させること
によれば、確かに旗のマークあるいは文字等を表象せし
めることが可能となるが、風によって旗がなびいている
状態を作り出すことまでは期待できないものであった。
によれば、確かに旗のマークあるいは文字等を表象せし
めることが可能となるが、風によって旗がなびいている
状態を作り出すことまでは期待できないものであった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような従来における種々
の不都合に着目してなされたものであり、その目的は、
自然の風が得られなくても常に旗をなびかせることがで
きるとともに、旗に表された文字、マーク等を外部に明
瞭に表象せしめることができる掲揚ポールを提供するこ
とにある。
の不都合に着目してなされたものであり、その目的は、
自然の風が得られなくても常に旗をなびかせることがで
きるとともに、旗に表された文字、マーク等を外部に明
瞭に表象せしめることができる掲揚ポールを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る掲
揚ポールは、旗等の被掲揚体を掲揚するポールにおい
て、前記被掲揚体が掲揚されるポールの上下方向領域に
沿って空気吹出し口を形成するとともに、この空気吹出
し口からポールの外部に向けて空気が吹出し可能に設け
る、という手法を採っている。これによって、前述の目
的を達成しようとするものである。
揚ポールは、旗等の被掲揚体を掲揚するポールにおい
て、前記被掲揚体が掲揚されるポールの上下方向領域に
沿って空気吹出し口を形成するとともに、この空気吹出
し口からポールの外部に向けて空気が吹出し可能に設け
る、という手法を採っている。これによって、前述の目
的を達成しようとするものである。
【0010】
【作用】旗を掲揚した状態においては、前記空気吹出し
口より空気が外部に向かって吹き出されるため、この吹
き出された空気圧によって、旗を空気吹出し方向になび
かせることができる。この際、上下方向に設けられる空
気吹き出し口は、下方に向かうにつれて空気の吹き出し
角度が次第に上向きに設けられている場合には、旗の自
重を下方より空気で支える作用をも有効に発揮させるこ
ととなり、よりよく旗をなびかせることができる。
口より空気が外部に向かって吹き出されるため、この吹
き出された空気圧によって、旗を空気吹出し方向になび
かせることができる。この際、上下方向に設けられる空
気吹き出し口は、下方に向かうにつれて空気の吹き出し
角度が次第に上向きに設けられている場合には、旗の自
重を下方より空気で支える作用をも有効に発揮させるこ
ととなり、よりよく旗をなびかせることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1ないし図4には、本発明の第1の実施
例が示されている。ここで、図1は本実施例の全体構成
を示し、図2はその要部正面図を示している。また、図
3および図4は、図2のA−A線およびB−B線矢視断
面図をそれぞれ示している。これらの図において、ポー
ルの掲揚台10にはポール11が上方に向かって立設さ
れている。このポール10は、内部が中空とされた円筒
形状を備えて構成されているとともに、その上端には飾
り球12が固定されている。
例が示されている。ここで、図1は本実施例の全体構成
を示し、図2はその要部正面図を示している。また、図
3および図4は、図2のA−A線およびB−B線矢視断
面図をそれぞれ示している。これらの図において、ポー
ルの掲揚台10にはポール11が上方に向かって立設さ
れている。このポール10は、内部が中空とされた円筒
形状を備えて構成されているとともに、その上端には飾
り球12が固定されている。
【0013】この飾り球12の直下におけるポール11
の外周部分にはブラケット15が突設されているととも
に、このブラケット15には、図2に示されるように、
プーリ16が回転可能に支持され、このプーリ16には
被掲揚体である旗20が取着されるロープ21が巻回さ
れ、これによって旗20の昇降が行えるようになってい
る。
の外周部分にはブラケット15が突設されているととも
に、このブラケット15には、図2に示されるように、
プーリ16が回転可能に支持され、このプーリ16には
被掲揚体である旗20が取着されるロープ21が巻回さ
れ、これによって旗20の昇降が行えるようになってい
る。
【0014】前記プーリ16の直下位置からは、それぞ
れが同一の開口径を有し、かつ、空気吹き出し口として
作用する複数の孔25が、ポール11の上下方向に沿っ
て2列に形成されている。これらの孔25を形成する上
下方向領域は、被掲揚体の上下方向サイズに対応して設
けられるようになっている。
れが同一の開口径を有し、かつ、空気吹き出し口として
作用する複数の孔25が、ポール11の上下方向に沿っ
て2列に形成されている。これらの孔25を形成する上
下方向領域は、被掲揚体の上下方向サイズに対応して設
けられるようになっている。
【0015】前記各孔25は、図3に示されるように、
上方側一定領域における孔25がポール11の軸線方向
と略直交する方向に穿設されている一方、下方に向かう
につれて、空気吹き出し角度が次第に上方に向けられる
ように傾斜されて設けられ、これによって、旗20の自
重に伴う垂れ下がり傾向を極力防止できるようになって
いる。また、各孔25のポール11円周方向における孔
25相互間は、図4に示されるように、旗20を挟んで
両面に空気が吹き当てられるような間隔Lを隔てて設け
られているとともに、孔25の延出方向も相互に平行に
設けられている。
上方側一定領域における孔25がポール11の軸線方向
と略直交する方向に穿設されている一方、下方に向かう
につれて、空気吹き出し角度が次第に上方に向けられる
ように傾斜されて設けられ、これによって、旗20の自
重に伴う垂れ下がり傾向を極力防止できるようになって
いる。また、各孔25のポール11円周方向における孔
25相互間は、図4に示されるように、旗20を挟んで
両面に空気が吹き当てられるような間隔Lを隔てて設け
られているとともに、孔25の延出方向も相互に平行に
設けられている。
【0016】前記ポール11の下端側には空気供給管3
0の一端が連結されているとともに、この空気供給管3
0の他端はコンプレッサ31に連結され、このコンプレ
ッサ31の駆動により圧縮空気が空気供給管30を介し
てポール11内に供給可能とされ、ひいては、前記各孔
25より吹き出しできるようになっている。この場合、
各孔25には所定の方向に空気が吹き出されるように、
ガイド用の短い管を装着してもよい。
0の一端が連結されているとともに、この空気供給管3
0の他端はコンプレッサ31に連結され、このコンプレ
ッサ31の駆動により圧縮空気が空気供給管30を介し
てポール11内に供給可能とされ、ひいては、前記各孔
25より吹き出しできるようになっている。この場合、
各孔25には所定の方向に空気が吹き出されるように、
ガイド用の短い管を装着してもよい。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
【0018】先ず、ロープ21に旗20を取着させ、プ
ーリ16を介してロープ21の一端側を引っ張り、図1
に示されるように旗20を掲揚する。
ーリ16を介してロープ21の一端側を引っ張り、図1
に示されるように旗20を掲揚する。
【0019】ここで、前記コンプレッサ31を駆動させ
て、空気供給管30を介して圧縮空気をポール11内に
供給すると、当該ポール11内に供給された空気は、前
記各孔25よりポール11の外部に吹き出されることと
なる。
て、空気供給管30を介して圧縮空気をポール11内に
供給すると、当該ポール11内に供給された空気は、前
記各孔25よりポール11の外部に吹き出されることと
なる。
【0020】このようにして、空気が孔25より吹き出
されると、その空気圧が旗25の両面側に加えられるこ
ととなり、旗25をなびかせることとなる。この際、空
気吹き出し前の段階では、旗20が垂れ下がっている状
態となるが、空気吹き出し口を構成する孔25の内、下
方に位置する孔25は上方に向かって空気を吹き出すこ
とができるように形成されているため、垂れ下がった旗
20を上方に押上げるように作用する。
されると、その空気圧が旗25の両面側に加えられるこ
ととなり、旗25をなびかせることとなる。この際、空
気吹き出し前の段階では、旗20が垂れ下がっている状
態となるが、空気吹き出し口を構成する孔25の内、下
方に位置する孔25は上方に向かって空気を吹き出すこ
とができるように形成されているため、垂れ下がった旗
20を上方に押上げるように作用する。
【0021】従って、このような実施例によれば、旗2
0が掲揚されるポール11の領域に複数の孔25を設
け、これらの孔25から空気を吹き出しできるよう構成
したから、無風状態においても旗20を所定方向になび
かせることができるという効果が得られ、また、かかる
効果によって、旗20に表されているマーク、文字等を
外部より明確に視認できる結果、旗20が有する表象効
果を有効に発揮させることができるという効果を得るこ
とができる。これがため、無風状態が通常である屋内競
技場などにおいて、本実施例を適用した場合には、その
効果をより顕著に発揮せしめることが可能となり、従来
のように、旗20を開くためのアーム等を用いる必要性
を一掃できる他、旗20が自然になびいているという現
実的な印象を与えることができる。
0が掲揚されるポール11の領域に複数の孔25を設
け、これらの孔25から空気を吹き出しできるよう構成
したから、無風状態においても旗20を所定方向になび
かせることができるという効果が得られ、また、かかる
効果によって、旗20に表されているマーク、文字等を
外部より明確に視認できる結果、旗20が有する表象効
果を有効に発揮させることができるという効果を得るこ
とができる。これがため、無風状態が通常である屋内競
技場などにおいて、本実施例を適用した場合には、その
効果をより顕著に発揮せしめることが可能となり、従来
のように、旗20を開くためのアーム等を用いる必要性
を一掃できる他、旗20が自然になびいているという現
実的な印象を与えることができる。
【0022】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0023】図5には、本発明の第2の実施例が示され
ている。前記第1の実施例では、ポール11の円周方向
における各孔25は、相互に平行に延出するものとした
が、この実施例では、孔25がその空気吹き出し方向延
長線上で交差するように一定の傾斜角度をもって穿設さ
れたところに特徴を有する。
ている。前記第1の実施例では、ポール11の円周方向
における各孔25は、相互に平行に延出するものとした
が、この実施例では、孔25がその空気吹き出し方向延
長線上で交差するように一定の傾斜角度をもって穿設さ
れたところに特徴を有する。
【0024】このような第2の実施例によれば、旗20
を比較的平面的になびかせることができるという効果を
別途に得ることができ、旗20をなびかせる態様に様々
なバリエーションを付与することが期待できる。
を比較的平面的になびかせることができるという効果を
別途に得ることができ、旗20をなびかせる態様に様々
なバリエーションを付与することが期待できる。
【0025】図6には、本発明の第3の実施例が示され
ている。この実施例は、空気吹き出し口としての孔25
は同一開口径を有するが、ポール11の下方に向かうに
つれて、より多く密集して形成された点を特徴とするも
のである。
ている。この実施例は、空気吹き出し口としての孔25
は同一開口径を有するが、ポール11の下方に向かうに
つれて、より多く密集して形成された点を特徴とするも
のである。
【0026】このような第3の実施例によっても前記第
1の実施例と同様の効果を得ることができ、また、旗2
0のなびかせ方を異ならせることが可能となる。
1の実施例と同様の効果を得ることができ、また、旗2
0のなびかせ方を異ならせることが可能となる。
【0027】図7は本発明の第4の実施例を示したもの
であり、この実施例は、前記孔25がそれぞれポール1
1の軸線方向と直交する方向に穿設されているが、それ
らの開口径がポール11の下方に向かうにつれて次第に
大きく設けられた点を特徴とするものである。
であり、この実施例は、前記孔25がそれぞれポール1
1の軸線方向と直交する方向に穿設されているが、それ
らの開口径がポール11の下方に向かうにつれて次第に
大きく設けられた点を特徴とするものである。
【0028】このような実施例によっても旗20を下方
より上方に押上げる作用を有効に発揮させることが可能
となる。
より上方に押上げる作用を有効に発揮させることが可能
となる。
【0029】図8は、本発明の第5の実施例を示したも
のであり、この実施例では、孔25が一列に形成された
点が特徴となっている。これによれば、旗20をなびか
せる力は前記各実施例程には生じないが、掲揚される旗
20が比較的小さくて軽量の場合には、係る実施例によ
る構成であっても旗20の表象効果を得ることができ、
従って、比較的コンパクトな掲揚ポールへの適用に際し
て低コストにて提供できるとう効果が期待される。
のであり、この実施例では、孔25が一列に形成された
点が特徴となっている。これによれば、旗20をなびか
せる力は前記各実施例程には生じないが、掲揚される旗
20が比較的小さくて軽量の場合には、係る実施例によ
る構成であっても旗20の表象効果を得ることができ、
従って、比較的コンパクトな掲揚ポールへの適用に際し
て低コストにて提供できるとう効果が期待される。
【0030】図9は、本発明の第6の実施例を示したも
のであり、この実施例は、空気吹き出し口がポール11
の上下方向に沿って連続的に形成されたスリット35に
より形成された点を特徴とするものである。この実施例
に関し、図示の状態では、均等溝幅を有する態様として
いるが、必要に応じて、上方側のスリット35幅を狭く
する一方、下方側のスリット35幅を相対的に広くする
ように形成することも可能である。
のであり、この実施例は、空気吹き出し口がポール11
の上下方向に沿って連続的に形成されたスリット35に
より形成された点を特徴とするものである。この実施例
に関し、図示の状態では、均等溝幅を有する態様として
いるが、必要に応じて、上方側のスリット35幅を狭く
する一方、下方側のスリット35幅を相対的に広くする
ように形成することも可能である。
【0031】このような実施例によっても前記実施例と
同様の効果が得られる他、空気吹き出し口としてのスリ
ット35の形成がより簡易に行えるため、製造コスト低
減を図ることが可能となる。
同様の効果が得られる他、空気吹き出し口としてのスリ
ット35の形成がより簡易に行えるため、製造コスト低
減を図ることが可能となる。
【0032】このように、本発明は、種々の態様によっ
て実施することができるものであり、旗20をなびかせ
ることができる限り、前記各実施例によって限定される
ものではない。例えば、空気供給は、コンプレッサ31
により圧縮空気を生成させ、これを利用する態様につい
て図示、説明したが、屋内競技上などに導入されている
空調設備の排気を利用する配管構造を設け、これによっ
ても同様の作用、効果を得ることができる。
て実施することができるものであり、旗20をなびかせ
ることができる限り、前記各実施例によって限定される
ものではない。例えば、空気供給は、コンプレッサ31
により圧縮空気を生成させ、これを利用する態様につい
て図示、説明したが、屋内競技上などに導入されている
空調設備の排気を利用する配管構造を設け、これによっ
ても同様の作用、効果を得ることができる。
【0033】さらに、前記各孔25、35より吹き出さ
れる空気に予め色付けをする機構を配管途上に設け、色
付けされた空気が旗20の両面に吹き当てられることに
よって、装飾的効果をも付与することが可能である。
れる空気に予め色付けをする機構を配管途上に設け、色
付けされた空気が旗20の両面に吹き当てられることに
よって、装飾的効果をも付与することが可能である。
【0034】また、被掲揚体としては前記した旗20に
限らず、その他の対象物としては、例えば、大小の鯉の
ぼり或いは吹きながし等も考えられる。この場合、鯉の
ぼりの口内に空気を供給できるように、各孔25を密集
させてポール11を構成すれば難なく対応することがで
きる。また、旗や鯉のぼりについては室内にかざるひな
人形用のものについても適用してもよい。
限らず、その他の対象物としては、例えば、大小の鯉の
ぼり或いは吹きながし等も考えられる。この場合、鯉の
ぼりの口内に空気を供給できるように、各孔25を密集
させてポール11を構成すれば難なく対応することがで
きる。また、旗や鯉のぼりについては室内にかざるひな
人形用のものについても適用してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、自然の風が得られな
くても常に旗をなびかせることができるとともに、旗に
表された文字、マーク等を外部に明瞭に表象せしめるこ
とができ、特に屋内競技場等においてより顕著な効果を
発揮することができるという、従来にない優れた掲揚ポ
ールを提供することができる。
つ、作用するので、これによると、自然の風が得られな
くても常に旗をなびかせることができるとともに、旗に
表された文字、マーク等を外部に明瞭に表象せしめるこ
とができ、特に屋内競技場等においてより顕著な効果を
発揮することができるという、従来にない優れた掲揚ポ
ールを提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】前記実施例の要部正面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視断面図である。
【図5】第2の実施例を示す図2と同様の断面図であ
る。
る。
【図6】第3の実施例を示す要部正面図である。
【図7】第4の実施例を示す要部正面図である。
【図8】第5の実施例を示す要部正面図である。
【図9】第6の実施例を示す要部正面図である。
11 ポール 20 被掲揚体としての旗 25 空気吹き出し口を構成する孔 31 コンプレッサ 35 空気吹き出し口を構成するスリット
Claims (11)
- 【請求項1】 旗等の被掲揚体を掲揚するポールにおい
て、前記被掲揚体が掲揚されるポールの上下方向領域に
沿って空気吹出し口を形成するとともに、この空気吹出
し口からポールの外部に向けて空気が吹出し可能に設け
られたことを特徴とする掲揚ポール。 - 【請求項2】 前記空気吹出し口は、ポールの上下方向
に沿って断続的に穿設された複数の孔により構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の掲揚ポール。 - 【請求項3】 前記空気吹出し口は、ポールの上下方向
に沿って2列に形成されていることを特徴とする請求項
1または2記載の掲揚ポール。 - 【請求項4】 前記複数の孔は、ポールの下方に向かう
につれて空気吹出し角度が次第に上向きに設けられてい
ることを特徴とする請求項2記載の掲揚ポール。 - 【請求項5】 前記複数の孔は、ポールの下方に向かう
につれて各孔間の寸法が次第に狭く形成されていること
を特徴とする請求項2記載の掲揚ポール。 - 【請求項6】 前記複数の孔は、ポールの下方に向かう
につれて開口面積が次第に大きく設けられていることを
特徴とする請求項2記載の掲揚ポール。 - 【請求項7】 前記空気吹出し口は、ポールの上下方向
に沿って連続的に形成されたスリットにより形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の掲揚ポール。 - 【請求項8】 前記空気吹出し口は、ポールの上下方向
に沿って一列に設けられていることを特徴とする請求項
1記載の掲揚ポール。 - 【請求項9】 前記ポール内への空気供給はコンプレッ
サを介して行われることを特徴とする請求項1記載の掲
揚ポール。 - 【請求項10】前記ポール内への空気供給は、空調設備
の排気を利用して行われることを特徴とする請求項1記
載の掲揚ポール。 - 【請求項11】 前記空気吹出し口より吹出される空気
は着色されていることを特徴とする請求項1記載の掲揚
ポール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31947992A JPH06108699A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 掲揚ポール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31947992A JPH06108699A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 掲揚ポール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108699A true JPH06108699A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=18110667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31947992A Pending JPH06108699A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 掲揚ポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06108699A (ja) |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP31947992A patent/JPH06108699A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |