JP2002156930A - 掲揚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドに形成された吹き出し孔より、適度な
風量を供給し、旗、こいのぼりなどを室内、また室外の
気象条件に依らず、自然な形で、形良く掲揚することが
できる電気器具を提供する。 【解決手段】 電気的に風を起こすファンを内蔵した台
座（１）、および該ファンに因り発生した風を導く空洞
を有するガイド（２）、および該ガイド表面に形成され
た吹き出し孔（３）から成り、該吹き出し孔から吹き出
す風により、前記ガイドにひもなどで接続してなる掲揚
物（４）を旗めかせることを特徴とし、吹き出し孔は、
外部より手動可能な風量調節板（５）により、開孔部の
数を調節できることを特徴とし、吹き出し孔は、掲揚物
の種類により、その孔の形態、幅、長さを変更できるこ
とを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、旗、のぼり、な
ど、室内外における装飾装置に関するものである。

【０００２】

【従来法の問題点】従来の上記装飾においては、専ら、
室外にてポールに旗、のぼり、などを取り付け、自然の
風に任せてこれを掲揚する方法がとられていた。しかし
ながら、従来法にあっては、無風状態では旗、のぼりな
どが旗めかず淋しい光景であった。また狭く庭のない住
宅事情から、ポールを高くできず、端午の節句のこいの
ぼりを掲揚する家庭が減少している状態であった。

【０００３】

【本発明の解決しようとする課題と目的】本発明は上記
従来法の欠点を鑑み成されたもので、その解決しようと
する課題は、室外にて無風状態においても、旗、のぼり
などを形良く旗めかせること、および、室内にても、こ
れらを旗めかせ、その結果、装飾品としての機能を高め
ることを目的とする。

【０００４】

【発明の構成】本発明は、電気的に風を起こすファンを
内蔵した台座（１）、および該ファンに因り発生した風
を導く空洞を有するガイド（２）、および該ガイド表面
に形成された吹き出し孔（３）から成り、該吹き出し孔
から吹き出す風により、前記ガイドにひもなどで接続し
てなる掲揚物を旗めかせることを特徴とする。吹き出し
孔（３）は、外部より手動可能な調節板（４）により、
開孔部の数を調節できることを特徴とする。吹き出し孔
（３）は、掲揚物の種類により、その孔の形態、幅、長
さを変更できることを特徴とする。

【０００５】

【発明の実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って
説明する。図１は、多数の吹き出し孔（３）を有するガ
イド（２）において、その台座部（１）に取り付けられ
た電動ファンを有し、該ファンより供給される風は、ガ
イドを上部に向かって流れ、前記吹き出し孔より、掲揚
物（４）に当たる。図２は、ガイドの横方向の断面図を
示す。吹き出し孔は、必要とされる風量に応じて、その
直径および個数、形態を設定すればよい。ガイドは、本
実施例においては、プラスチックで構成され、軽量化さ
れている。図３は、ガイドの縦方向の断面図である。風
量を局所的に調整するため、風量調節板５を設けてい
る。

【０００６】

【発明の効果】本発明に依れば、ガイドに形成された吹
き出し孔より、適度な風量が供給され、旗、こいのぼり
などを自然な形でたなびかせることができる。その結
果、旗、のぼりなどを室外の気象条件に依らず、形良く
掲揚することができるのみならず、室内にてもこれが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図である。

【図２】本発明のガイド上部の横方向の断面図である。

【図３】本発明のガイド上部の縦方向の断面図と風量調
節板である。

【符号の説明】

１．台座 ２．ガイド ３．吹き出し孔 ４．掲揚物 ５．風量調節板

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気的に風を起こすファンを内蔵した台
   座（１）、および該ファンに因り発生した風を導く空洞
   を有するガイド（２）、および該ガイド表面に形成され
   た吹き出し孔（３）から成り、該吹き出し孔から吹き出
   す風により、前記ガイドにひもなどで接続してなる掲揚
   物を旗めかせることを特徴とする掲揚装置。
2. 【請求項２】 吹き出し孔（３）は、外部より手動可能
   な調節板（４）により、開孔部の数を調節できることを
   特徴とする請求の範囲第一項記載の掲揚装置。
3. 【請求項３】 吹き出し孔（３）は、掲揚物の種類によ
   り、その孔の形態、幅、長さを変更できることを特徴と
   する請求の範囲第一項記載の掲揚装置。