JPH0584987U - コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置 - Google Patents
コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置Info
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- JPH0584987U JPH0584987U JP3200492U JP3200492U JPH0584987U JP H0584987 U JPH0584987 U JP H0584987U JP 3200492 U JP3200492 U JP 3200492U JP 3200492 U JP3200492 U JP 3200492U JP H0584987 U JPH0584987 U JP H0584987U
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- compressed air
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- Pending
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、風の有無に拘らず旗の掲揚状態を
常時良好に維持し、旗の掲揚時の外観を向上することを
目的としている。 【構成】 このため、旗の掲揚状態を良好とすべく圧縮
空気を吐出させる吐出部を設けるとともに、吐出部には
圧縮空気を供給するコンプレッサを連絡して設けてい
る。
常時良好に維持し、旗の掲揚時の外観を向上することを
目的としている。 【構成】 このため、旗の掲揚状態を良好とすべく圧縮
空気を吐出させる吐出部を設けるとともに、吐出部には
圧縮空気を供給するコンプレッサを連絡して設けてい
る。
Description
【0001】
この考案はコンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置に係り、特に 旗を棒状部材の先端部位に掲揚する際に使用されるコンプレッサからの圧縮空気 を利用した旗の掲揚装置に関する。
【0002】
旗は、主に布や紙によって形成され、ポールと称される棒状部材の先端部位に 紐を用いて掲揚されるものであり、この旗には、装飾、信号、標識、象徴等の機 能を持つものがある。
【0003】 例えば、国家を表徴する標識としては、国旗の他に皇帝旗、王旗、元首旗、政 府旗、軍旗、海上用として軍艦旗、商船旗等がある。
【0004】 前記国旗の各部分には専門的な名称がつけられており、国旗のポール側がホイ スト、外側である前記ホイストの反対側がフライと呼ばれ、このフライが燕尾状 をなすものを燕尾旗と言われている。
【0005】 前記国旗は、長方形のものが多く、その縦横比は一般に2:3あるいは1:2 になっている。
【0006】
ところで、従来の旗の掲揚装置においては、棒状部材の先端に滑車を設け、こ の滑車に紐を配索し、紐に旗の一側の上下部位を結び付け、紐を引き下ろすこと によって旗を棒状部材の先端まで引き上げ、掲揚を行っている。
【0007】 しかし、旗を掲揚した際に、風が止んでいる場合には、旗の他側がだらしなく 垂れ下がるものである。
【0008】 この結果、旗の表す印が見にくいとともに、外観が良好とは言えず、使い勝手 が悪いという不都合がある。
【0009】
そこで、この考案は、上述不都合を除去するために、旗を棒状部材の先端部位 に掲揚する際に使用される旗の掲揚装置において、前記旗の掲揚状態を良好とす べく圧縮空気を吐出させる吐出部を設けるとともにこの吐出部には圧縮空気を供 給するコンプレッサを連絡して設けたことを特徴とする。
【0010】
上述の如く考案したことにより、旗を棒状部材の先端部位に掲揚した際には、 コンプレッサから吐出部に圧縮空気が供給され、その後にコンプレッサから供給 された圧縮空気が吐出部から旗に向かって吐出され、常時旗の掲揚状態を良好と し、掲揚時の旗の外観を向上している。
【0011】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1〜図3はこの考案の第1実施例を示すものである。図1〜図3において、 2は旗、4は棒状部材である例えば室外用ポールである。前記旗2の一側(図1 、図2において左側)上部部位には、第1取付部6が設けられているとともに、 前記旗2の一側(図1、図2において左側)下部部位には、第2取付部8が設け られている。
【0013】 また、前記ポール4は、先端部位に滑車10が設けられているとともに、基端 部位にコンプレッサ12が設けられている。前記滑車10には、紐14が掛け渡 されている。
【0014】 更に、前記旗2の掲揚状態を良好とすべく圧縮空気を吐出させる吐出部16を 設けるとともに、この吐出部16には、圧縮空気を供給するコンプレッサ12を 連絡して設けている。
【0015】 詳述すれば、前記吐出部16をポール4に沿って上下移動可能に、例えば吐出 部16の上部部位と下部部位とに前記紐14の両端部位を夫々取り付ける。この 吐出部16の他側(図1、図2において右側)上部部位には、第3取付部18が 設けられているとともに、他側(図1、図2において右側)下部部位には、第4 取付部20が設けられている。前記第3取付部18には、一の取付用紐22によ って旗2の第1取付部6が取り付けられ、前記第4取付部20には、他の取付用 紐24によって旗2の第2取付部8が取り付けられている。
【0016】 また、前記吐出部16の下面には、ホース取付凸部26が設けられており、こ のホース取付凸部26には、前記吐出部16内の空間部28から外部に貫通する 貫通孔部30が設けられている。
【0017】 更に、前記吐出部16の他側面部位には、複数個、例えば7個の吐出孔部32 がポール4に対して略垂直方向に指向されて設けられている。前記吐出孔部32 は、略同一間隔に配設されているとともに、他側面部位に上部から下部に向かっ て吐出孔部32の径が漸次小となるべく形成されている。
【0018】 更にまた、前記吐出部16のホース取付凸部26と前記コンプレッサ12とは 、ホース34によって連絡されている。
【0019】 次に作用について説明する。
【0020】 旗2を掲揚する際には、吐出部16の第3取付部18に旗2の第1取付部6を 一の取付用紐22によって取り付けるとともに、前記吐出部16の第4取付部2 0に旗2の第2取付部8を他の取付用紐24によって取り付け、この吐出部16 と旗2とをポール4の先端側へ紐14によって引き上げ、コンプレッサ12から 吐出部16に圧縮空気を供給している。前記コンプレッサ12から供給された圧 縮空気は、吐出部16の吐出孔部32から旗2に向かって吐出されている。
【0021】 これにより、風の有無に拘らず旗2の掲揚状態を常時良好に維持でき、この旗 2の掲揚時の外観を向上し得て、実用上有利である。
【0022】 また、風の有無に拘らず旗2の掲揚状態を常時良好に維持することにより、こ の旗の標識、表徴としての機能を十分に発揮させることができる。
【0023】 更に、吐出孔部32を略同一間隔に配設するとともに、他側面部位に上部から 下部に向かって前記吐出孔部32の径が漸次小となるべく形成したことにより、 図1の1点鎖線に示す如く、旗2の上側に多量の吐出空気を吐出でき、前記旗2 を確実に靡かせることができる。
【0024】 図4はこの考案の第2実施例を示すものである。この第2実施例において上述 第1実施例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0025】 この第2実施例の特徴とするところは、ポール42に形成した吐出孔部44を 吐出部として使用する点にある。
【0026】 すなわち、ポール42内に図示しないコンプレッサに連絡すべくポール42の 軸方向に延びる1本の空気通路46を設け、前記ポール42の先端部位にのみ空 気通路46と外部とを連絡する例えば5個の吐出孔部44を設ける。この吐出孔 部44は、略等間隔にポール42の他側(図4において右側)方向に、つまり、 ポール42に対して略垂直方向に指向して設けられている。
【0027】 さすれば、コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置の構成を簡略 化でき、製造コストを低減し得て、経済的に有利である。
【0028】 また、上述した第1実施例と同様に、風の有無に拘らず旗2の掲揚状態を常時 良好に維持でき、旗2の掲揚時の外観を向上し得て、実用上有利である。
【0029】 更に、風の有無に拘らず旗2の掲揚状態を常時良好に維持することにより、前 記旗2の標識、表徴としての機能を十分に発揮させることができる。
【0030】 なお、この考案は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可 能である。
【0031】 例えば、上述した第2実施例においては、空気通路46と外部とを連絡する吐 出孔部44をポール42の先端部位にのみ設けたが、図5に示す如く、前記吐出 孔部44を前記ポール42の先端部位に4個設けるとともに、このポール42の 略中間部位に4個設け、先端部位と中間部位とに設けられた吐出孔部44のいず れかを閉塞すべく、前記ポール42にこのポール42の軸方向に移動可能なカバ ー部48を設けて使用することも可能である。
【0032】 さすれば、旗2の掲揚時には、カバー部48によってポール42の略中間部位 の吐出孔部44を閉塞できるとともに、前記旗2の半旗状態の時には、カバー部 48によってポール42の先端部位の吐出孔部44を閉塞でき、前記旗2の掲揚 装置の使い勝手を向上し得て、実用上有利である。
【0033】 また、上述した第1実施例においては、室外用ポール4及び旗2に使用したが 、図6に示す如く、小形化した室内用ポール52及び旗54に使用することも可 能である。
【0034】 更に、圧縮空気の吐出方向を任意、あるいは時間的に変化されるべく、図1の 1点鎖線で示す如く、ポール4を回転させる回転用モータ62を設けて使用する ことも可能である。
【0035】 更にまた、上述第1、第2実施例においては、吐出孔部をポールに対して略垂 直方向に指向させて設けたが、圧縮空気の吐出方向を下側から斜め上部に指向さ せるべく、前記吐出孔部をポールに対して傾斜させて設けることも可能である。
【0036】 また、上述した第1実施例においては、吐出部16の上部部位と下部部位とに 紐14の両端部位を夫々取り付ける構成としたが、図7に示す如く、紐14の引 き下ろし作業によって吐出部16と旗2とをポール4の先端側に移動させるとと もに、前記吐出部16と旗2とをホース34によってポール4の基端側に移動さ せるべくホース34を紐14として機能させることも可能である。
【0037】
以上詳細に説明した如くこの考案によれば、旗の掲揚状態を良好とすべく圧縮 空気を吐出させる吐出部を設けるとともに吐出部には圧縮空気を供給するコンプ レッサを連絡して設けたので、風の有無に拘らず旗の掲揚状態を常時良好に維持 でき、旗の掲揚時の外観を向上し得て、実用上有利である。
【図1】この考案の第1実施例を示す旗の掲揚装置の概
略図である。
略図である。
【図2】旗の掲揚装置の概略拡大図である。
【図3】旗の掲揚装置の概略拡大図である。
【図4】この考案の第2実施例を示す旗の掲揚装置の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図5】この考案の他の実施例を示す旗の掲揚装置の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図6】この考案のその他の実施例を示す旗の掲揚装置
の概略図である。
の概略図である。
【図7】この考案の他の実施例を示す旗の掲揚装置の概
略図である。
略図である。
2 旗 4 室外用ポール 6 第1取付部 8 第2取付部 12 コンプレッサ 14 紐 16 吐出部 18 第3取付部 20 第4取付部 28 空間部 32 吐出孔部 34 ホース
Claims (1)
- 【請求項1】 旗を棒状部材の先端部位に掲揚する際に
使用される旗の掲揚装置において、前記旗の掲揚状態を
良好とすべく圧縮空気を吐出させる吐出部を設けるとと
もにこの吐出部には圧縮空気を供給するコンプレッサを
連絡して設けたことを特徴とするコンプレッサからの圧
縮空気を利用した旗の掲揚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200492U JPH0584987U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3200492U JPH0584987U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584987U true JPH0584987U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12346751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3200492U Pending JPH0584987U (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | コンプレッサからの圧縮空気を利用した旗の掲揚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0584987U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6291637B1 (ja) * | 2016-11-02 | 2018-03-14 | 眞理子 上野 | 旗掲揚機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS601386B2 (ja) * | 1981-08-17 | 1985-01-14 | 三菱マテリアル株式会社 | 熱間加工装置部材用炭化タングステン基超硬合金 |
JPS6037546B2 (ja) * | 1981-01-26 | 1985-08-27 | 沖電気工業株式会社 | 磁気バブル素子 |
JPS62129471A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-11 | 富下 實 | 旗掲揚柱の風靡装置 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP3200492U patent/JPH0584987U/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPS6037546B2 (ja) * | 1981-01-26 | 1985-08-27 | 沖電気工業株式会社 | 磁気バブル素子 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP6291637B1 (ja) * | 2016-11-02 | 2018-03-14 | 眞理子 上野 | 旗掲揚機 |
JP2018072786A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 眞理子 上野 | 旗掲揚機 |
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