JP2002169495A - 旗掲揚方法及び装置 - Google Patents

旗掲揚方法及び装置

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JP2002169495A
JP2002169495A JP2000366001A JP2000366001A JP2002169495A JP 2002169495 A JP2002169495 A JP 2002169495A JP 2000366001 A JP2000366001 A JP 2000366001A JP 2000366001 A JP2000366001 A JP 2000366001A JP 2002169495 A JP2002169495 A JP 2002169495A
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JP
Japan
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flag
air
pole
sides
piece
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Application number
JP2000366001A
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English (en)
Inventor
Seiichi Sano
精一 佐野
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AQUA GREEN ENGINEERING KK
Original Assignee
AQUA GREEN ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】風が弱かったり、無風状態においても簡単な構
造で、持続的かつ効果的に旗をなびかせることができる
旗の掲揚方法及びその装置の提供を目的とする。 【解決手段】基台に立設したポールの側面に沿って配設
されたロープに旗の一片を係止し、当該ポールの両側
に、エアー配管を配設し、エアー配管のエアー放出口
が、それぞれ旗の両サイドに位置し、ロープに係止され
た旗の一片の下部から旗の略中心方向に向けて設け、所
定の風速にて吹き付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は国際的な会館、庁
舎、各種競技場及び各種催事場等の屋外又は屋内に設置
される旗の掲揚方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種施設においては国旗や社旗等が掲揚
され、またオリンピックをはじめとする各種競技等の表
彰式には旗の掲揚がなされる。この旗の掲揚装置は一般
的に長いポールの先端に取り付けられた滑車に懸架され
たロープに、旗の一片を係止して掲揚するものである。
しかし、風が弱かったり、無風の場合には旗全体が垂れ
下がった状態になり、旗の表示が見えないだけでなく、
表彰式等においては、せっかくの活気ある雰囲気が打ち
消されてしまうことになりかねない。特に屋内で行われ
る表彰式等ではこれが顕著に現れることになる。
【0003】そこで、これまでにも旗に、強制的に風を
吹き付けて旗を浮揺させてなびかせることが提案されて
いる(特開2000−298444号、特開平7−30
2059号)。これらに開示された方法は中空のポール
の側面にエアー放出口を設け、このポールの側面にロー
プ等で旗を係止し、旗に向けて強制的に風を吹き付ける
構造を採用している。
【0004】しかし、単にポールの側部から旗に向けて
エアーを強制的に吹き付けても旗の重量にて一度垂れ下
がりはじめると、エアーはその上部に逃げてしまい、旗
が浮揺しにくく、また、エアー放出口横方向に対しても
左右どちらかに旗が大きくふれると、その後は旗の片側
のみにエアーが抜けてしまい、継続して、旗のなびく状
態を維持することが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は風が弱かった
り、無風状態においても簡単な構造で、持続的かつ効果
的に旗をなびかせることができる、旗の掲揚方法及びそ
の装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、基台に立設したポールの側面に沿って配設
されたロープに旗の一片を係止し、当該ポールの両側
に、エアー配管を配設し、エアー配管のエアー放出口
が、それぞれ旗の両サイドに位置し、ロープに係止され
た旗の一片の下部から旗の略中心方向に向けて設けられ
たことを特徴とする旗掲揚装置とした。また、屋外に設
置した場合に雨水の浸入や鳥等が巣を作るのを防止する
ためにエアー配管のエアー放出口の上端で軸支した開口
部ふさぎ部材を取り付けた。これによりエアーが放出さ
れるとその圧でふさぎ部材が上部に向けて開き、エアー
放出が止まると自重にて開口部を塞ぐように作用する。
【0007】
【発明の実施の形態】旗の大きさには、主に屋外の掲揚
に用いられる縦120cm、横180cmの大型のもの
と、主に室内競技場等で掲揚される縦90cm、横13
5cmの2種類が使用されている。以下、これらの旗を
本発明に係る方法又は装置にて掲揚する場合を実施の形
態例として説明する。
【0008】縦120cm、横180cmの大型の旗
は、建築物の屋上や正面等に約10mの高さのポールに
取り付けられている。図1に旗を掲揚した状態の正面図
を示し、図2にエアー配管のエアー放出口付近の側面図
を示す。ポール2に取り付けられているロープ3に旗1
の片側の一片(1a−1b)が結び付けられ、反対側の
片(1c−1d)は自由端となっている。ポールの両側
に所定の間隔m:250〜300mmを空けてエアー配
管4、5を配設し、エアー放出口4a、5aを旗の下部
から旗の略中心方向1eに向けて配置した。この場合に
配管内直径:65mm、放出口上向角度d1:30〜4
0°、放出口を横方向にポール側面よりl:80〜10
0mm旗側に突出させ、高さ方向を旗の下端よりh:7
0〜120mm高くした。また、放出口の横方向ねじれ
角度d2:10〜20°に設定した。このような条件に
て実験評価するとエアー放出量(風量)8〜10m
分、このときの風速40〜55m/秒にて良好に旗がな
びいた。なお、ここでエアーの供給源は建築物の付帯設
備を用いても単独に送風機を備えてもよい。
【0009】縦90cm、横135cmの大きさの旗の
場合にも同様に実験評価すると、エアー配管内直径42
mmのものを用いて風量約3m/分、風速約50m/
秒にて良好に旗がなびいた。
【0010】エアー放出口4aには図3に示すように開
口部ふさぎ部材41が上部にて蝶番42等で軸支されて
いてエアー放出が止まると自重にて開口部が塞がるよう
になっている。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば旗の下部から中心方向に
向けて、両サイドからそれぞれ単独に風を吹き付けた構
造になっているので、旗の自重による垂れ下がりに対向
して、浮揺させ、旗の両面に確実に風が当り、旗が大き
くなびく。また、簡単な構造なので保守、点検も容易で
あり、エアー放出口に開口部ふさぎ部材が設けられてい
るので雨水等の侵入も防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】旗を掲揚した状態の正面図を示す。
【図2】エアー配管エアー放出口部分の側面図を示す。
【図3】エアー配管エアー放出口に開口部ふさぎ部材を
取り付けた状態を示す。
【符号の説明】
1 旗 2 ポール 3 ロープ 4、5エアー配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旗の一片を支持し、他片を自由に浮揺及
    び、なびくように掲揚された旗の掲揚方法において、当
    該旗が支持された一片の下部から旗の略中心方向に向
    け、かつ、当該支持された旗の両側から送風することを
    特徴とする旗掲揚方法。
  2. 【請求項2】基台に立設したポールの側面に沿って配設
    されたロープに旗の一片を係止し、当該ポールの両側
    に、エアー配管を配設し、エアー配管のエアー放出口
    が、それぞれ旗の両サイドに位置し、ロープに係止され
    た旗の一片の下部から旗の略中心方向に向けて設けられ
    たことを特徴とする旗掲揚装置。
  3. 【請求項3】エアー配管のエアー放出口の上端部で軸支
    した開口部ふさぎ部材を設けたことを特徴とする請求項
    2記載の旗掲揚装置。
JP2000366001A 2000-11-30 2000-11-30 旗掲揚方法及び装置 Pending JP2002169495A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100996182B1 (ko) 2009-03-26 2010-11-23 안광석 기(旗) 자동게양시스템
JP2011145633A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Fujiwara Sangyo Kk 旗類の垂れ下がり防止具ならびに旗類の収納装置
JP2014228860A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 昌史 星野 掲揚旗なびかせ法
KR101887854B1 (ko) * 2018-04-13 2018-08-10 이선일 기 게양장치

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