JPH06108496A - 作業車の動力制御装置 - Google Patents

作業車の動力制御装置

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JPH06108496A
JPH06108496A JP26093192A JP26093192A JPH06108496A JP H06108496 A JPH06108496 A JP H06108496A JP 26093192 A JP26093192 A JP 26093192A JP 26093192 A JP26093192 A JP 26093192A JP H06108496 A JPH06108496 A JP H06108496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
state
working
engine
driven
Prior art date
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Pending
Application number
JP26093192A
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English (en)
Inventor
Yutaka Miyazaki
裕 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06108496A publication Critical patent/JPH06108496A/ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業動力を犠牲にしないでクーラーを使用で
きるものを、小出力エンジンで対応できるようにする。 【構成】 エンジンEにより駆動される複数の油圧ポン
プからの作動油により複数の作業用油圧アクチュエータ
を駆動し、閉塞された運転部空間を冷却するクーラー1
3のコンプレッサ20を前記エンジンEにより駆動する
よう構成し、複数の油圧ポンプのうちの一つの油圧ポン
プP3からの作動油を作業用油圧アクチュエータに供給
する第1状態と前記コンプレッサ20の駆動用油圧アク
チュエータ21に供給する第2状態とに切り換え自在な
油圧切換弁22を設け、作業用油圧アクチュエータが駆
動操作状態になると、前記油圧切換弁22を前記第2状
態から前記第1状態に自動切り換えするよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにより駆動さ
れる複数の油圧ポンプからの作動油により複数の作業用
油圧アクチュエータを駆動するよう構成するとともに、
閉塞された運転部空間を冷却するクーラーのコンプレッ
サを前記エンジンにより駆動するよう構成してある作業
車の動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の動力制御装置において、従
来では、エンジンにより作業用油圧ポンプとクーラーの
コンプレッサの夫々を常に同時に駆動するよう構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造において
は、クーラーの使用頻度が少ないにもかかわらず、エン
ジンの出力を作業用出力に対してクーラー駆動出力分だ
け大きなものに設定する必要があり、クーラーの非使用
時にはエンジン馬力に余力があり動力の無駄が生じる弊
害があり、特に小型の作業車にあっては無用なコスト高
になる欠点があった。本発明は上記不具合点を解消する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した作業車の動力制御装置において、前記複数
の油圧ポンプのうちの一つの油圧ポンプからの作動油を
作業用油圧アクチュエータに供給する第1状態と前記コ
ンプレッサの駆動用油圧アクチュエータに供給する第2
状態とに切り換え自在な油圧切換弁を設けるとともに、
前記作業用油圧アクチュエータが駆動操作状態になる
と、前記油圧切換弁を前記第2状態から前記第1状態に
自動切り換えする切換手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】前記一つの油圧ポンプにより駆動される作業用
油圧アクチュエータが駆動操作されず、その他の作業用
油圧アクチュエータが駆動操作されるときは、油圧切換
弁を前記第2状態に切り換え設定しておくことで、当該
油圧ポンプによりコンプレッサが駆動されクーラーが作
動する。そして、非駆動状態であった作業用油圧アクチ
ュエータが駆動操作状態になると油圧切換弁が自動的に
第2状態から第1状態に切り換わるから、前記油圧ポン
プからの圧油は当該作業用油圧アクチュエータに供給さ
れ、クーラーの作動が停止するので、当該油圧ポンプに
対してクーラーの駆動負荷と作業用油圧アクチュエータ
の駆動負荷が同時に掛かることが無い。
【0006】
【発明の効果】従って、作業用動力を犠牲にすることな
くクーラーを使用することが可能なものでありながら、
クーラーの駆動負荷と作業用油圧アクチュエータの負荷
とが同一油圧ポンプに掛かるのを確実に防止でき、エン
ジンに掛かる駆動負荷を作業上必要な限度に抑制でき
て、小出力のエンジンで対応できるものとなった。ここ
で、当該作業用油圧アクチュエータを作業に当たって使
用頻度の少ないものに選択しておくと、極力クーラーの
使用時間を長くでき、作業を快適に行える。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図2
に作業車の一例としてのバックホーを示している。この
バックホーは、油圧モータM1,M2により駆動される
左右一対のクローラ走行装置1,1を備えるとともに、
機体前部にドーザシリンダCY1により昇降自在なドー
ザ装置2を備えた走行機台3に旋回モータM3により縦
軸芯周りで全旋回自在に旋回台4を搭載し、この旋回台
4に運転部5、原動部6を備えるとともに、バックホー
装置7を連結して構成してある。バックホー装置7は、
スイングシリンダCY2により駆動されるスイングブラ
ケット8を介して縦軸芯Y周りで格納揺動自在に旋回台
4に支持され、枢支連結されたブーム9、アーム10、
バケット11を夫々ブームシリンダCY3、アームシリ
ンダCY4、バケットシリンダCY5により駆動操作し
て掘削作業を行えるよう構成してある。そして、運転部
5はキャビン12により囲まれ閉塞空間を形成してあ
り、このキャビン12には運転部空間を冷却するクーラ
ー13を備えてある。作業用油圧アクチュエータとして
の前記各シリンダCY1〜CY5及び油圧モータM1〜
M3は、原動部に配備されたエンジンにより駆動される
3個の油圧ポンプP1,P2,P3からの圧油により駆
動するよう構成してある。つまり、図1に示すように、
ブームシリンダ用制御弁V1、バケットシリンダ用制御
弁V2、左走行モータ用制御弁V3をセンターバイパス
型多連弁に構成してこれらに第1油圧ポンプP1から圧
油を供給し、右走行モータ用制御弁V4、アームシリン
ダ用制御弁V5、サービスポート用制御弁V6をセンタ
ーバイパス型多連弁に構成してこれらに第2油圧ポンプ
P2から圧油を供給し、更に、旋回モータ用制御弁V
7、スイングシリンダ用制御弁V8、ドーザシリンダ用
制御弁V9をセンターバイパス型多連弁に構成してこれ
らに第3油圧ポンプP3から圧油を供給するよう油圧回
路を構成してある。そして、この油圧回路では、各油圧
ポンプの出力がエンジンEの最大出力特性を越えないよ
う吐出量を自動制御する機構を備えてある。つまり、第
1、第2油圧ポンプP1,P2を夫々可変容量型に構成
するとともに、その吐出量の変更操作部に共通の操作部
材14が連結され、この操作部材14により各油圧ポン
プP1,P2の吐出量を変更操作できるよう構成し、こ
の操作部材14は吐出量増大側にバネ15により付勢さ
れ、かつ、操作部材14を吐出量減少側に接当押し操作
する3個の操作シリンダ16を備えてある。各油圧ポン
プP1,P2,P3の出力油路からパイロット圧を得る
パイロット油路17,18,19が設けられ、各パイロ
ット油路17,18,19は前記操作シリンダ16に接
続され、いずれかのパイロット圧が前記バネ15により
決定される設定圧を越えると、操作シリンダ16が操作
部材14を押し操作して第1、第2油圧ポンプP1,P
2の吐出量を減少側に操作するのである。
【0008】第3油圧ポンプP3の作動油を旋回モータ
M3、スイングシリンダCY2、ドーザシリンダCY1
に供給する状態と、クーラー13のコンプレッサ20を
駆動する油圧モータ21〔駆動用油圧アクチュエータの
一例〕に供給する状態とに切り換える油路切換機構Aを
備えてある。詳述すると、第3油圧ポンプP3からの作
動油を旋回モータM3等に供給する第1状態と、コンプ
レッサ用駆動モータ21に供給する第2状態に切り換え
自在な油圧パイロット操作式2位置切換弁22を介装す
るとともに、パイロットポンプ23からの圧油をこれら
の弁ブロックにおけるセンターバイパス路24に供給す
るよう構成し、このセンターバイパス路24からパイロ
ット圧を得るパイロット油路25を設け、このパイロッ
ト油路25の操作圧により前記切換弁22を切り換え操
作するよう構成してある。前記切換弁22は第2状態に
バネ付勢されるとともに、弁ブロックのうちのいずれか
の制御弁V7〜V9が駆動操作状態に切り換わると、セ
ンターバイパス路24が遮断されパイロット油路25の
操作圧により前記切換弁22を第1状態に自動的に切り
換え操作するよう油圧回路を構成して切換弁22の自動
切換手段Bを構成する。従って、旋回作動、ドーザ作
業、バックホー装置7の格納揺動という比較的使用頻度
の少ない作業を行う場合を除いて、常に、クーラー13
が作動することとなり、上記したような作業を行うとき
は、自動的にコンプレッサ駆動状態から作業用油圧アク
チュエータの駆動状態に切り換わるので、エンジンEに
過大負荷が掛かるのを未然に防止できる。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧回路図
【図2】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
13 クーラー 20 コプレッサ 21 駆動用油圧アクチュエータ 22 油圧切換弁 B 切換手段 E エンジン P3 油圧ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)により駆動される複数の
    油圧ポンプからの作動油により複数の作業用油圧アクチ
    ュエータを駆動するよう構成するとともに、閉塞された
    運転部空間を冷却するクーラー(13)のコンプレッサ
    (20)を前記エンジン(E)により駆動するよう構成
    してある作業車の動力制御装置であって、前記複数の油
    圧ポンプのうちの一つの油圧ポンプ(P3)からの作動
    油を作業用油圧アクチュエータに供給する第1状態と前
    記コンプレッサ(20)の駆動用油圧アクチュエータ
    (21)に供給する第2状態とに切り換え自在な油圧切
    換弁(22)を設けるとともに、前記作業用油圧アクチ
    ュエータが駆動操作状態になると、前記油圧切換弁(2
    2)を前記第2状態から前記第1状態に自動切り換えす
    る切換手段(B)を備えてある作業車の動力制御装置。
JP26093192A 1992-09-30 1992-09-30 作業車の動力制御装置 Pending JPH06108496A (ja)

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JP26093192A JPH06108496A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 作業車の動力制御装置

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JPH06108496A true JPH06108496A (ja) 1994-04-19

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JP26093192A Pending JPH06108496A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 作業車の動力制御装置

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JP (1) JPH06108496A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037234A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 空調装置
JP2016128707A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社タダノ クレーン車の油圧回路装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037234A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 空調装置
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