JPH06107U - 汗取り消臭・芳香の靴敷 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】靴の汗を取り除くとともに足臭の除去をするた
めの、使い捨ての汗取り消臭・芳香の靴の中敷を提供す
る。 【構成】（イ）足型に切った紙１に消臭・芳香剤を吸着
させる、（ロ）両面にポリ膜２を張る、（ハ）穴を開け
る、（ニ）非通気性のポリ袋４で密封する、工程により
汗取り消臭・芳香の靴敷を製造する。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、靴の汗を取り除くとともに足臭の除去をするためになされた、使 い捨ての汗取り消臭・芳香の靴の中敷に関するものである。 従来、靴の中敷には、防臭・抗菌のものはあった。しかし使い捨てのものはな く、長時間の使用を前提として作られていた。このため汗を多くかき、靴の中が 濡れても交換することが困難であった。そのため、この汗が悪臭の原因となり、 さらに水虫の原因ともなっていた。また防臭効果は極めて弱いもので、汗っかき の人などは足臭が取れず、靴下にもひどい悪臭があり、悩みの種であった。 本案はそのような欠点を除くためになされたもので、これを図面で説明すれば （イ）足型に切った紙（１）に、消臭・芳香剤を吸着させる。 （ロ）紙（１）が濡れてもヨレないようにポリ膜（２）を張る。 （ハ）使用時に吸汗しやすいよう、又消臭・芳香剤が広がりやすいよう穴（３） を開ける。 （ニ）使用時までに消臭・芳香剤が揮発しないよう、否通気性のポリ袋（４）で 密封する。 本案は以上のような構成であるので、コストが非常に安価であり、容易に使い 捨てることができる。使用する時はポリ袋を開け汗取り消臭・芳香の靴敷を靴に 入れるだけである。すると、紙に吸着させていた消臭・芳香剤が靴の中で広がり 消臭力を発揮し、汗をかくと、紙が汗を吸収する。汗を吸収して濡れると捨てて 新しいものを使用すればよい。よって従来品のように洗濯や乾燥の手間が不要に なる。特に安全靴やゴム靴で汗をかく作業をする人や運動をする人、長時間靴を 履く人の汗を取り水虫の予防となる。さらに紙に吸着させた消臭・芳香剤が強力 な消臭効果を発揮して、足臭のひどい人の悩みを解消させることができる。 この汗取り消臭・芳香の靴敷は色々の材料構成が考えられるが、図３のごとく 高吸収性ポリマー（６）を使用することで、吸汗力の向上をはかることができる 。この場合、消臭・芳香剤を吸着させるのは、紙でも高吸収性ポリマーでもどち らでもよい。また消臭・芳香剤を吸着させた不織布を紙や高吸水性ポリマーに張 る構成も考えることができる。型については、図１のごとく足前半分型と図４の ごとく足型の２種類が考えられる。

【図面の簡単な説明】 ［図１］は本案の一例を示す斜視図である。 ［図２］は本案の側面図を拡大した一例である。 ［図３］は高吸収性ポリマーを加えた本案の側面図を拡
大した一例である。 ［図４］は本案の一例を示す斜視図である。 ［符号の説明］ （１） 紙 （２） ポリ膜 （３） 穴 （４） ポリ袋 （５） 汗取り消臭・芳香の靴敷 （６） 高吸収性ポリマー

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ［請求項１］（イ）足型に切った紙（１）に消臭・芳香
   剤を吸着させる。 （ロ）両面にポリ膜（２）を張る。 （ハ）穴（３）を開ける。 （ニ）否通気性のポリ袋（４）で密封する。 以上のように構成された、汗取り消臭・芳香の靴敷。