JPH10314216A - 指間汗とりシート - Google Patents

指間汗とりシート

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JPH10314216A
JPH10314216A JP14473697A JP14473697A JPH10314216A JP H10314216 A JPH10314216 A JP H10314216A JP 14473697 A JP14473697 A JP 14473697A JP 14473697 A JP14473697 A JP 14473697A JP H10314216 A JPH10314216 A JP H10314216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
fingers
sweat
deodorant
toes
Prior art date
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Pending
Application number
JP14473697A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Morita
實 森田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指間の汗とりシートについて開示する。手袋
や、靴ないしは靴下を履いた際に、手足の指間に生じる
汗を吸引除去して指間のムレを防止するとともに、抗菌
作用により指間の水虫の発生を防止し、かつ、指間から
発生する悪臭を消臭する。 【構成】 本発明にかかる指間汗とりシート1は抗菌剤
および消臭剤のいずれか一方、または両方が保持され
た、不織布、織物、紙等からなる吸水吸湿性シート2
に、裂目または穴3、3・・・ 3、好ましくは裂目3、3
・・・ 3を複数個、所定の間隔をあけて並列して設け、手
袋や、靴ないしは靴下を履く前に、裂目または穴3、3
・・・ 3に手または足の指をそれぞれ一本ずつ指股まで差
し込んで指間にシート2を装着して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手袋や靴ないしは靴
下を履いた際に手足の指間に生じる汗を吸引して指間の
ムレを予防するとともに、抗菌作用により指間の水虫を
予防し、かつ消臭作用により指間から発生する悪臭を消
臭する抗菌ないしは消臭作用を呈する指間汗とりシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ、野球等、靴や手袋を装着して行
なうスポーツ選手は手や足の指間に汗をかき、これが原
因となって指間がムレて悪臭を発生したり、水虫が生じ
たり、等の不快感を感じている。
【0003】また、手袋を常時装着して作業を行なう学
校、病院等の給食賄い婦、医師等、あるいは靴下および
靴を常時装着した自衛隊員、警察官、機動隊員等も上述
と同じ不快感を感じている。
【0004】上述の不快感を取り除くために、従来、手
袋や靴下そのものに抗菌剤や消臭剤(以下、抗菌剤等と
いう)を含浸あるいはコーテイング(以下、付着とい
う)したものを手足に装着していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の抗菌剤
等の付着された手袋や靴下は製造を簡素化するために、
手袋や靴下全体に抗菌剤等の付着を余儀なくされる。こ
のため、手袋や靴下は高価となり、その割には指間の汗
が充分に取り除かれないという欠点を有している。
【0006】そこで、本発明の目的は抗菌ないしは消臭
作用を呈する特異なシートを指間に装着してから手袋
や、靴ないしは靴下を履くことにより手足の指間に発生
する汗を完全に吸引して取り除き、指間のムレを防止す
るとともに、前記シートの抗菌ないしは消臭作用により
指間の水虫の発生を予防し、かつ指間の悪臭をも消臭
し、前述の公知技術に存する欠点を改良した抗菌ないし
は消臭作用を呈する指間汗とりシートを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明によれば、抗菌剤および消臭剤のいずれか一
方または両方が保持された吸水吸湿性シートに裂目また
は穴を複数個所定の間隔をあけて並列に設け、手袋や、
靴ないしは靴下を履く前に前記裂目または穴に手または
足の指をそれぞれ一本ずつ指股まで差し込んで指間に前
記シートを装着することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を用いて
具体的に詳述する。
【0009】図1は本発明にかかる指間汗とりシートの
一具体例の斜視図であり、図2は本発明にかかる指間汗
とりシートの具体的使用状態を表した斜視図である。
【0010】図1において、1は本発明にかかる指間汗
とりシートであって、吸水吸湿性シート2に裂目または
穴3、3・・・ 3、図1では裂目3、3・・・ 3を複数個、
例えば4個、所定の間隔をあけて並列に設けて構成され
る。
【0011】裂目または穴3、3・・・ 3の大きさおよび
間隔は各裂目または穴3、3・・・ 3に手または足の指を
それぞれ一本ずつ差し込み得る間隔であって、手や足の
大小によって任意に定められる。例えば、大きさは裂目
の場合、20〜30mm長、穴の場合、直径20〜30mmであり、
間隔は25〜35mmである。
【0012】吸水吸湿性シート2は吸水性や吸湿性を呈
するシートであって、例えば、レーヨンフアイバー等の
不織布、天然繊維、合成繊維等からなる織物、混紡織
物、紙等である。
【0013】上述の吸水吸湿性シート2には抗菌剤や消
臭剤のいずれか一方または両方が、例えばシートの製造
の際、この中に練り込みことにより、含浸により、ある
いはコーテイングにより、等の任意の手段により保持さ
れる。
【0014】上述の抗菌剤としては、スルホンアミド
(サルフア剤)、イソニコチン酸ヒドラジド(イソニア
ジド)等の合成化学療法剤、ニトロフラン系物質、有機
水銀剤、フエノール類およびその塩素化合物、ナフテン
酸等の有機酸の金属塩、第四アンモニウム化合物等の防
腐剤等が挙げられるが、この他に各種抗生物質等、病原
性細菌を生長抑制または殺滅し得る物質、カビの成長繁
殖を抑制ないしは死滅し得る物質も使用される。
【0015】また、上述の消臭剤としては、活性炭や、
アルミニウム、鉄、チタン、ケイ素、スズ等の酸化物ま
たは水酸化物、例えば、活性アルミナ、シリカゲル、酸
化チタン等が用いられ、さらに酸性白土等の粘土鉱物、
ケイソウ土、炭酸カルシウム、デンプン等も用いられ
る。
【0016】上述のようにして構成される本発明指間汗
とりシート1は図2に示されるように、裂目または穴
3、3・・・ 3、図2では4個の裂目3、3・・・ 3に、手
または足の指、図2では手4の親指5を除く指6、6・・
・ 6をそれぞれ一本ずつ指股7、7・・・ 7まで差し込む
ことにより、指6、6・・・ 6間に装着され、この状態で
図示しないが手袋をはめる。足の場合も同様であって、
図示しないが本発明指間汗とりシートを足の指間に装着
の後、靴ないしは靴下をはめる。
【0017】本発明シートは指の太さおよび間隔に応じ
た複数個の裂目または穴を並列して有するため、図2の
ように装着することにより指股7、7・・・ 7に完全に密
着され、かつ、シートの吸水吸湿特性によって指間に発
生する汗を完全に吸引除去し、指間のムレを防止する。
【0018】さらに、本発明シートは抗菌剤ないしは消
臭剤を保持するため、これらの抗菌ないしは消臭作用に
より、指間の水虫の発生を防止し、かつ指間から発生す
る悪臭を消臭する。
【0019】
【発明の実施例】以下、本発明を実施例によって詳述す
るが、本発明はこの実施例により限定されるものではな
い。
【0020】実施例 抗菌剤ないしは消臭剤の練り込まれたレーヨン不織布
(商品名:バイリーンRX4044、バイリーンクリエ
イト株式会社製)を横150mm、縦100mmの大きさに裁断
し、この中央部に長さ26mmの裂目3、3・・・ 3を縦方向
に4個、30mmの間隔をあけて設け、図1に示す本発明指
間汗とりシート1を得た。
【0021】次いで、図2に示されるように、学校給食
賄い婦の手4の親指5を除く4本の指6、6・・・ 6を、
上述のようにして得られた本発明にかかる指間汗とりシ
ート1の裂目3、3・・・ 3にそれぞれ一本ずつ指股7、
7・・・ 7まで差し込み、上述のシート1を手4の指股
7、7・・・ 7に密着して装着した。その後に、図示しな
いがゴム手袋をはめ、長時間にわたって給食賄い作業を
行った。
【0022】作業終了後、長時間にわたってゴム手袋を
装着したにもかかわらず、指間に発生する汗は完全吸引
除去されて指間のムレを起こさず、かつ悪臭も生じなか
った。
【0023】しかも、給食賄い婦は連日にわたり長期間
作業を続けたにもかかわらず、指間に水虫の発生は起こ
らなかった。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明にかかる指間汗と
りシートは手袋や、靴ないしは靴下を履く際に、これに
先立って手や足の指間に本発明シートを装着することに
より、手足の指間に生じる汗を吸引除去して指間のムレ
を防止するとともに、抗菌作用により指間の水虫を予防
し、かつ消臭作用により指間から発生する悪臭を消臭す
るものであり、実用上有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる指間汗とりシートの一具体例の
斜視図である。
【図2】本発明にかかる指間汗とりシートの手への使用
状態を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 本発明にかかる指間汗とりシート 2 吸水吸湿性シート 3 裂目 4 手 6 指 7 指股

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗菌剤および消臭剤のいずれか一方また
    は両方が保持された吸水吸湿性シートに裂目または穴を
    複数個所定の間隔をあけて並列に設け、手袋や、靴ない
    しは靴下を履く前に前記裂目または穴に手または足の指
    をそれぞれ一本ずつ指股まで差し込んで指間に前記シー
    トを装着することを特徴とする抗菌ないしは消臭作用を
    呈する指間汗とりシート。
  2. 【請求項2】 前記吸水吸湿性シートが不織布、織物、
    または紙である請求項1に記載される指間汗とりシー
    ト。
  3. 【請求項3】 前記抗菌剤が合成化学療法剤および防腐
    剤の群から選択される請求項1に記載される指間汗とり
    シート。
  4. 【請求項4】 前記消臭剤が活性炭、活性アルミナ、シ
    リカゲル、酸化チタン、ベントナイト、酸性白土、ケイ
    ソウ土、炭酸カルシウムおよびデンプンの群から選択さ
    れる請求項1に記載される指間汗とりシート。
JP14473697A 1997-05-19 1997-05-19 指間汗とりシート Pending JPH10314216A (ja)

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JP14473697A JPH10314216A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 指間汗とりシート

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JP14473697A JPH10314216A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 指間汗とりシート

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ID=15369157

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JP14473697A Pending JPH10314216A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 指間汗とりシート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067285A1 (en) * 2003-02-02 2004-08-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Impression member and media
KR101137549B1 (ko) 2010-11-25 2012-04-20 임이종 백토 성분을 함유한 항균 위생장갑 및 그 제조방법
WO2014136141A1 (ja) * 2013-03-06 2014-09-12 株式会社アスター美容 ハンドパックシートおよびハンドパックシート包装体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004067285A1 (en) * 2003-02-02 2004-08-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Impression member and media
KR101137549B1 (ko) 2010-11-25 2012-04-20 임이종 백토 성분을 함유한 항균 위생장갑 및 그 제조방법
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