JPH0610791Y2 - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JPH0610791Y2
JPH0610791Y2 JP1987126470U JP12647087U JPH0610791Y2 JP H0610791 Y2 JPH0610791 Y2 JP H0610791Y2 JP 1987126470 U JP1987126470 U JP 1987126470U JP 12647087 U JP12647087 U JP 12647087U JP H0610791 Y2 JPH0610791 Y2 JP H0610791Y2
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JP
Japan
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compressor
cylinder
cooling
valve
frozen dessert
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JP1987126470U
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JPS6432087U (ja
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茂 富樫
博実 齋藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はアイスクリームシェークやソフトアイスクリー
ム等に代表される所謂冷菓を製造する冷菓製造装置に関
するものである。
(ロ)従来の技術 従来技術として、例えば実開昭60−144887号公
報には、冷菓を製造するシリンダと冷菓の原料を貯蔵す
る容器とを有すると共に前記シリンダ及び容器を冷却す
る圧縮機、凝縮器、絞り、前記シリンダ及び容器用の2
つの冷却器からなる冷却装置を備えた冷菓製造装置にお
いて、前記冷菓装置に可逆サイクルを構成する四方切換
弁を設け、同四方切換弁の可逆サイクル位置により前記
シリンダ及び容器を加熱殺菌する加熱殺菌機構を構成し
た冷菓製造装置が開示されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記可逆サイクルにおいては、シリンダ用冷却器が凝縮
器となり、凝縮器が冷却器となることは周知の事項であ
り、シリンダを殺菌温度、例えば68℃まで上昇させる
には、その時の冷却器の凝縮温度はそれ以上高くなけれ
ばならない。ところで、従来技術はその温度を短時間で
得ようとしているために、凝縮圧力を非常に高圧にしな
ければならず、これは圧縮機に対して過大な入力を必要
とすることになり、圧縮機の寿命を著しく低下させる問
題点があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は上記従来技術の問題点を解決するために、供給
された原液を冷却して冷菓を製造する冷却シリンダと、
該シリンダを冷却する圧縮機、凝縮器、減圧装置及びシ
リンダと熱交換的に配設した蒸発器から成る冷凍装置を
備えると共に、冷却シリンダを加熱殺菌するために、前
記冷凍装置に可逆サイクルを構成する四方切換弁と、圧
縮機及び凝縮器の途中に設けられ、冷却運転時において
流路を開とし、加熱殺菌時には流路を閉とする弁と、前
記四方切換弁の可逆サイクル位置において、前記圧縮機
への吸入ガスを制限し、前記弁と並列に設けられた絞り
装置とを備えてなる冷菓製造装置を提供する。
(ホ)作用 本考案は可逆サイクルにおいて、蒸発器(7)で凝縮され
た冷媒は凝縮器(5)に溜まり、それが絞り装置(9)で制限
され、圧縮機(4)に吸込まれる。この為、冷媒循環量が
絞られた形になり、圧縮機(4)の入力は低下する。
(ヘ)実施例 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明する。
(1)は前面に冷菓抽出器(2)を有し、後部にミックス流入
部(3)を有すると共に内部に撹拌装置(図示せず)を備
えた冷却シリンダであり、該シリンダ(1)を冷却する冷
菓装置は、圧縮機(4)、凝縮器(5)、キャピラリーチュー
ブを使用した減圧装置(6)、冷却シリンダ(1)の外周に巻
回した蒸発器(7)を環状に接続して成り、また、圧縮機
(4)の吐出側冷媒回路と吸入側冷媒回路間に、可逆冷凍
サイクルを構成する四方切換弁(8)を設け、更に、可逆
冷凍サイクルにおいて、圧縮機(4)への吸入ガスの循環
量を制御する絞り装置(9)と通常の冷凍サイクルのとき
のみ冷媒を通す逆止弁(10)との並列回路が、圧縮機(4)
と凝縮器(5)間に設けられている。(11)は冷却シリンダ
(1)に供給される液状ミックスを貯留するミックスタン
ク、(12)はミックスタンク(11)内のミックスと電磁弁(1
3)及び調整弁(14)を介設した空気吸入管(15)から吸込ま
れる空気をミックス供給管(16)を通して冷却シリンダ
(1)に給送するポンプ装置である。
なお、実施例で使用する冷媒はR502であり、絞り装
置(9)は他の部分の管径の1/2径のパイプを使用し、その
全長は約1mに設定している。
以上の構成において、まず冷却動作は、ポンプ装置(12)
及び電磁弁(13)を作動し、ミックスタンク(11)内のミッ
クスと空気吸入管(15)から吸込まれる適量の空気とをミ
ックス供給管(16)を通して冷却シリンダ(1)に供給し、
圧縮機(4)の運転により、該圧縮機(4)を出た高温・高圧
の冷媒ガスは四方切換弁(8)に入り、冷却サイクル時は
切換弁(8)が実線の如き連通していることから、絞り装
置(9)及び逆止弁(10)を通過して凝縮器(5)に入り、更
に、減圧装置(6)にて減圧された後、蒸発器(7)に入り、
ここで、シリンダ(1)内に供給されたミックスの熱を奪
って蒸発気化し、四方切換弁(8)を経て圧縮機(4)に戻る
冷却サイクルを繰り返す。これによって、冷却シリンダ
(1)内のミックスは硬化して製品となり、抽出器(2)から
取出すことができる。
一方、加熱殺菌動作は、四方切換弁(8)を点線の如く連
通して行なわれる。この場合、圧縮機(4)を出た高温・
高圧の冷媒ガスは、四方切換弁(8)を経て蒸発器(7)に入
り、ここで冷却シリンダ(1)及びミックスを加熱するこ
とにより凝縮液化し、減圧装置(6)を経て凝縮器(5)に溜
まり、ガス冷媒ば絞り装置(9)を通って圧縮機(4)に戻さ
れる。この際、絞り装置(9)によって冷媒循環量が絞ら
れるため、本考案においては蒸発器(7)の温度上昇速度
は若干遅くなるが、凝縮圧力(13kg/cm2)の低圧力を
達成することができた。なお、減圧装置(6)及び絞り装
置(9)は図示する如くキャピラリーチューブの他、圧力
調整弁等が考えられる。
而して、可逆サイクルによる加熱殺菌動作において、冷
却シリンダ(1)及びミックスは確実に殺菌完了し、殺菌
動作の停止は温度的に規制されるものである。
なお、可逆サイクルを使用した殺菌の方法として、以上
の如き冷却シリンダ(1)にミックスを保有したまま行な
う方法の他、可逆サイクルを利用して冷却シリンダ(1)
内の製品を溶かし、これを全て回収した後、ポンプ装置
(12)を利用してお湯を冷却シリンダ(1)に供給し、これ
を可逆サイクルにより殺菌温度に加温して、熱湯殺菌を
行なうようにすることもできる。
(ト)考案の効果 本考案は以上の様に、可逆冷凍サイクルの構成により、
冷凍シリンダを良好に加熱殺菌し得ることは勿論、加熱
殺菌時である四方切換弁の可逆サイクル位置において、
圧縮機への吸入ガスを制限する絞り装置を弁と並列に設
けたため、この弁からは圧縮機に冷媒が吸入しないと共
に、絞り装置のみにて冷媒循環量を絞るため加熱器とな
る蒸発器の凝縮圧力を低圧力にすることができ、圧縮機
の入力が低減され、圧縮機の寿命を著しく向上すること
ができる極めて実用的な利点を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の冷菓製造装置のシステム構成図である。 (1)…冷却シリンダ、(4)…圧縮機、(5)…凝縮器、(6)…
減圧装置、(7)…蒸発器、(8)…四方切換弁、(9)…絞り
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給された原液を冷却して冷菓を製造する
    冷却シリンダと、該シリンダを冷却する圧縮機、凝縮
    器、減圧装置及びシリンダと熱交換的に配設した蒸発器
    から成る冷凍装置を備えると共に、冷却シリンダを加熱
    殺菌するために、前記冷凍装置に可逆サイクルを構成す
    る四方切換弁と、圧縮機及び凝縮器の途中に設けられ、
    冷却運転時において流路を開とし、加熱殺菌時には流路
    を閉とする弁と、前記四方切換弁の可逆サイクル位置に
    おいて、前記圧縮機への吸入ガスを制限し、前記弁と並
    列に設けられた絞り装置とを備えることを特徴とする冷
    菓製造装置。
JP1987126470U 1987-08-20 1987-08-20 冷菓製造装置 Expired - Lifetime JPH0610791Y2 (ja)

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JPS6432087U JPS6432087U (ja) 1989-02-28
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JPS53109211A (en) * 1977-03-04 1978-09-22 Toshiba Corp Heat pump type air conditioner
JPS60144887U (ja) * 1984-03-05 1985-09-26 三菱重工業株式会社 冷菓製造装置

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JPS6432087U (ja) 1989-02-28

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