JPH06107646A - 複素環化合物の製造方法 - Google Patents

複素環化合物の製造方法

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JPH06107646A
JPH06107646A JP4258188A JP25818892A JPH06107646A JP H06107646 A JPH06107646 A JP H06107646A JP 4258188 A JP4258188 A JP 4258188A JP 25818892 A JP25818892 A JP 25818892A JP H06107646 A JPH06107646 A JP H06107646A
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iii
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】効率的な5位アリール置換ベンゾチアゾール及
びベンゾオキサゾール化合物の製造方法を提供する。 【構成】下記一般式(I)と一般式(II)で表される化
合物をパラジウム触媒存在下反応させて一般式(III) で
表される化合物を得ることを特徴とする製造方法。 【化1】 式中、Xは酸素原子または硫黄原子を、Rは水素原子、
アルキル基またはアルキルチオ基を、V1 〜V4 は水素
原子または置換基を表すが、少なくとも1つ以上はBr
であり、V5 〜V9 は水素原子または置換基である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複素環化合物の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般式(III) で表される複素環化合物
は、それ自体写真用添加剤として用いられるほか、感光
材料用増感色素、染料、レーザー色素、医薬品などの機
能性化合物の中間体、原料として有用である。一般式(I
II) で表される複素環化合物の合成法としては、従来、
以下に示したルートが知られている。 2−メチル−5−フェニルベンゾチアゾールの合成ルー
ト(英国特許第649,725号参照)
【0003】
【化4】
【0004】5位または6位のアリール置換2−メチル
ベンゾチアゾールの合成ルート(ジュルナール・オプ
シェイ・ヒミー(Zhurnal Obshchei Khimi) 第27巻、
第1986頁(1957年))
【0005】
【化5】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の合成ル
ートでは、2−メチル−5−フェニルベンゾチアゾー
ルの合成の場合、出発原料に発癌性物質であるビフェニ
ルアミン(IARCでclass1に指定)を用いる必要があ
る。合成ルートではラジカル反応を利用するため反応
収率が低く、また塩酸条件下であるため、ベンゾオキサ
ゾール化合物への応用は困難であると考えられる。ま
た、合成ルートにおいてフェニル基を導入する場合、
原料に発癌性物質であるベンゼン(IARCでclass 1に指
定)を用いる必要がある。そこで、発癌性物質を使用す
ることなく、かつ効率的に置換アリール基を複素環核に
導入できる一般式(III)で表される複素環化合物の合成
法の開発が望まれていた。
【0007】本発明の目的は、有害物質を使用すること
なく、かつ効率的に置換アリール基を複素環核に導入で
きる一般式(III) で表される複素環化合物の合成法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の従
来法の欠点を克服するため、種々検討を行なった結果、
パラジウム触媒を用いるアリールカップリング反応が有
効であることを見出した。即ち、本発明の前記の目的
は、下記一般式(I)で表される化合物と一般式(II)
で表されるホウ酸化合物をパラジウム触媒存在下縮合さ
せて一般式(III) で表される複素環化合物を合成するこ
とを特徴とする製造方法によって達成された。一般式
(I)
【0009】
【化6】
【0010】式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表
す。Rは水素原子、アルキル基またはアルキルチオ基を
表す。V1 、V2 、V3 及びV4 は水素原子または置換
基を表すが、少なくとも1つ以上は臭素原子である。一
般式(II)
【0011】
【化7】
【0012】式中、V5 、V6 、V7 、V8 及びV9
水素原子または置換基を表す。一般式(III)
【0013】
【化8】
【0014】式中、X、R、V1 〜V9 は上記記載のも
のと同義である。次に、上記一般式(I)〜(III) で表
される化合物を更に詳細に説明する。
【0015】Rは水素原子、アルキル基またはアルキル
チオ基であり、好ましいアルキル基は、炭素数18以下
の無置換アルキル基(たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル)及び置換アルキル基{置換基と
してたとえばハロゲン原子、シアノ基、スルホ基、アル
コキシカルボニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ア
リールオキシ基、アシルオキシ基、アリール基、アシル
基などが挙げられる}であり、好ましいアルキルチオ基
は、炭素数18以下の無置換アルキルチオ基(たとえば
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、
ペンチルチオ)及び置換アルキルチオ基{置換基として
たとえばハロゲン原子、シアノ基、スルホ基、アルコキ
シカルボニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、アリー
ルオキシ基、アシルオキシ基、アリール基、アシル基な
どが挙げられる}である。Rとしてさらに好ましくは、
無置換アルキル基(たとえばメチル、エチル、プロピ
ル)及び無置換アルキルチオ基(たとえばメチルチオ、
エチルチオ、プロピルチオ)である。
【0016】V1 、V2 、V3 及びV4 はそれぞれ水素
原子、ハロゲン原子(たとえば、ふっ素塩素、臭素)、
炭素数18以下のアルキル基{たとえばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、置換アルキル基(置
換基としてたとえばハロゲン原子、シアノ基、スルホ
基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、ヒドロキ
シ基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アリール
基、アシル基など)}、炭素数8以下のアシル基(たと
えばアセチル、ベンゾイル)、炭素数8以下のアシルオ
キシ基(たとえばアセチルオキシ)、炭素数8以下のア
ルコキシカルボニル基(たとえば、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニ
ル)、カルバモイル基(たとえばカルバモイル、モルホ
リノカルバモイル)、スルファモイル基(たとえば、ス
ルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル)、カ
ルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、炭素
数10以下のアルコキシ基(たとえば、メトキシ、エト
キシ、ベンジルオキシ)、炭素数10以下のアルキルチ
オ基(たとえば、メチルチオ、エチルチオ)、炭素数5
以下のアルキルスルホニル基(たとえばメチルスルホニ
ル)、スルホン酸基、アリール基(たとえば、フェニ
ル、ナフチル)であり、V1 、V2 、V3 及びV4 の少
なくとも1つ以上は臭素原子である。また、ベンゼン環
と縮合環を形成してもよく、たとえばベンゼン環、ナフ
タレン環、ピリジン環、フラン環などが挙げられる。こ
れらは、更に置換されていてもよい。
【0017】V5 、V6 、V7 、V8 及びV9 は、それ
ぞれ水素原子または置換基を表し、置換基としては
1 、V2 、V3 及びV4 の説明中に記載のものなどが
挙げられる。
【0018】また、本発明の製造方法は一般式(I)〜
(III) で表される化合物が同位元素(たとえば、 2H、
3H、13C)を含有していても適用できる。以下に、一
般式(I)〜(III) で表される化合物の具体例を示す
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】
【化13】
【0024】
【化14】
【0025】
【化15】
【0026】
【化16】
【0027】本発明において触媒として用いるパラジウ
ム触媒としては、テトラキス〔トリフェニルホスフィ
ン〕パラジウム(Pd(PPh3)4)、酢酸パラジウム(Pd(OAc)
2)、塩化パラジウム(PdCl2) 、塩化ビス(ジフェニルホ
スフィノフェロセン)パラジウム(PdCl2〔bis(diphenyl
phosphino)ferrocene 〕)などが挙げられる。パラジウ
ムの価数は0であっても+2であってもよい。用いるパ
ラジウム触媒の当量数は、等量であっても触媒量であっ
てもよいが、0.01mol %〜10.0mol %が好まし
く、特に0.10mol %〜5.0mol%がより好まし
い。
【0028】反応条件は、塩基の存在下で行なうことが
好ましく、塩基として炭酸ナトリウム、トリエチルアミ
ン、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド(NaOMe)
などを用いることができる。反応条件については、以下
の文献を参照することができる。 文献(a) 鈴木他、シンセチック・コミュニケーション(S
ynthetic Communication) 第11巻、第513 〜519 頁(19
81年)。 文献(b) ヴイ・スニーカス(V.Snieckus)他、テトラヘド
ロン・レターズ(Tetrahedron Letters) 第28巻、第5093
〜5096頁(1987年)。
【0029】反応温度は、20℃から150℃までの間
が好ましく、反応温度が20℃より低い場合、反応の進
行が遅くなることがある。特に好ましくは、60℃から
120℃の間である。
【0030】反応系としては、水−有機溶媒の2相系、
含水有機溶媒あるいは有機溶媒の均一系いずれであって
もよい。有機溶媒としては、トルエン、キシレン、ヘキ
サンなどの炭化水素系溶媒、ジメチルホルムアミドなど
のアミド系溶媒、テトラハイドロフランなどのエーテル
系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶
媒、アセトニトリルなどのニトリル系溶媒アセトンなど
のケトン系溶媒、酢酸エチルエステルなどのエステル系
溶媒などを用いることができる。また、2種類以上の有
機溶媒を混合して用いてもよい。
【0031】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき更に詳細に説明
する。 実施例1.化合物(III−1)の合成
【0032】
【化17】
【0033】窒素雰囲気下、化合物(I−1)2.3g
をトルエン20mlに溶解させ、Pd(PPh3)4 0.115g
(1mol %)、2規定の炭酸ナトリウム水溶液10ml、
化合物(II−1)1.7g(14mmol)のメタノール溶
液5mlをこの順序で加えた。反応液を外温80℃で2時
間加熱攪拌した。反応液を冷却後、塩化メチレンで反応
生成物を抽出したのち、塩化メチレンを留去した。得ら
れた残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離
液:塩化メチレン)で精製し、化合物(III−1)2.1
5gを得た。収率96%、融点88℃ 実施例2.化合物(III−3)の合成
【0034】
【化18】
【0035】化合物(I−1)4.56gと化合物(II
−2)3.26gから実施例1.と同様の操作により、
化合物(III−3)4.52gを得た。収率94% 実施例3.化合物(III−7)の合成
【0036】
【化19】
【0037】化合物(I−2)0.53g、化合物(II
−1)0.40g、Pd(PPh3)4 0.087g(1mol
%)と炭酸カリウム1.04gのジメチルホルムアミド
溶液10mlを外温100℃で3時間加熱攪拌した。反応
液を冷却後、水10mlを加え、塩化メチレンで反応生成
物を抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥後、塩化メチレン
を減圧下留去して、得られた残査をシリカゲルクロマト
グラフィー(溶離液:酢酸エチルエステル+ヘキサン混
合溶媒)で精製し、化合物(III−7)0.33gを得
た。収率63%、融点62℃ 実施例4.化合物(III−8)の合成
【0038】
【化20】
【0039】化合物(I−2)5.3g、化合物(II−
3)5.1g、Pd(PPh3)4 0.87g(1mol %)と炭
酸カリウム10.4から実施例3.と同様の操作により
化合物(III−8)5.0を得た。収率82%、融点74
℃ 実施例5.化合物(III−9)の合成
【0040】
【化21】
【0041】化合物(I−2)5.3g、化合物(II−
2)4.5g、Pd(PPh3)4 0.87g(1mol %)と炭
酸カリウム10.4から実施例3.と同様の操作により
化合物(III−9)5.0を得た。収率94%、融点10
0〜103℃ 実施例6.化合物(III−11)の合成
【0042】
【化22】
【0043】化合物(I−2)4.0g、化合物(II−
4)3.8g、Pd(PPh3)4 0.66g(1mol %)と炭
酸カリウム7.8gから実施例3.と同様の操作により
化合物(III−11)4.0を得た。収率81%
【0044】以上の結果より、本発明の合成法は収率よ
く目的とする一般式(III) で表される化合物を与えるこ
とがわかる。また、5位Ph基の導入を行なう際、従来
法ではビフェニルアミンあるいはベンゼンなどの発癌性
物質を用いる必要があるのに対し、本発明ではフェニル
ホウ酸を用いて合成することができる点で有利である。
【0045】
【発明の効果】本発明の合成法は、一般式(III) で表さ
れる化合物を収率よく与え、また従来法では発癌性物質
を用いる必要のある化合物を安全性の高い化合物から容
易に合成できる点で従来法よりも優れている。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】V1 、V2 、V3 及びV4 はそれぞれ水素
原子、ハロゲン原子(たとえば、ふっ素塩素、臭素)、
炭素数18以下のアルキル基{たとえばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、置換アルキル基(置
換基としてたとえばハロゲン原子、シアノ基、スルホ
基、アルコキシカルボニル基、アルコキシ基、ヒドロキ
シ基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アリール
基、アシル基など)}、炭素数8以下のアシル基(たと
えばアセチル、ベンゾイル)、炭素数8以下のアシルオ
キシ基(たとえばアセチルオキシ)、炭素数8以下のア
ルコキシカルボニル基(たとえば、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニ
ル)、カルバモイル基(たとえばカルバモイル、モルホ
リノカルバモイル)、スルファモイル基(たとえば、ス
ルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル)、カ
ルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、炭素
数10以下のアルコキシ基(たとえば、メトキシ、エト
キシ、ベンジルオキシ)、炭素数10以下のアルキルチ
オ基(たとえば、メチルチオ、エチルチオ)、炭素数5
以下のアルキルスルホニル基(たとえばメチルスルホニ
ル)、スルホン酸基、アリール基(たとえば、フェニ
ル、ナフチル)であり、V1 、V2 、V3 及びV4 の少
なくとも1つ以上は臭素原子である。また、ベンゼン環
と縮合環を形成してもよく、たとえば縮合環としてはベ
ンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環、フラン環などが
挙げられる。これらは、更に置換されていてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【化16】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】反応条件は、塩基の存在下で行なうことが
好ましく、塩基として炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
トリエチルアミン、水酸化ナトリウム、ナトリウムメト
キシド(NaOMe) などを用いることができる。反応条件に
ついては、以下の文献を参照することができる。 文献(a) 鈴木他、シンセチック・コミュニケーション(S
ynthetic Communication) 第11巻、第513 〜519 頁(19
81年)。 文献(b) ヴイ・スニーカス(V.Snieckus)他、テトラヘド
ロン・レターズ(Tetrahedron Letters) 第28巻、第5093
〜5096頁(1987年)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】化合物(I−2)5.3g、化合物(II−
3)5.1g、Pd(PPh3)4 0.87g(1mol %)と炭
酸カリウム10.4gから実施例3.と同様の操作によ
り化合物(III−8)5.0gを得た。収率82%、融点
74℃ 実施例5.化合物(III−9)の合成
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】化合物(I−2)5.3g、化合物(II−
2)4.5g、Pd(PPh3)4 0.87g(1mol %)と炭
酸カリウム10.4gから実施例3.と同様の操作によ
り化合物(III−9)5.0gを得た。収率94%、融点
100〜103℃ 実施例6.化合物(III−11)の合成
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】化合物(I−2)4.0g、化合物(II−
4)3.8g、Pd(PPh3)4 0.66g(1mol %)と炭
酸カリウム7.8gから実施例3.と同様の操作により
化合物(III−11)4.0gを得た。収率81%
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 277/70 // C07B 61/00 300

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される化合物と一
    般式(II) で表されるホウ酸化合物をパラジウム触媒存
    在下縮合させて一般式(III) で表される複素環化合物を
    合成することを特徴とする複素環化合物の製造方法。一
    般式(I) 【化1】 式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表す。Rは水素原
    子、アルキル基またはアルキルチオ基を表す。V1 、V
    2 、V3 及びV4 は水素原子または置換基を表すが、少
    なくとも1つ以上は臭素原子である。一般式(II) 【化2】 式中、V5 、V6 、V7 、V8 及びV9 は水素原子また
    は置換基を表す。一般式(III) 【化3】 式中、X、R、V1 〜V9 は上記記載のものと同義であ
    る。
  2. 【請求項2】 一般式(III) で表される化合物が2−メ
    チル−5−フェニルベンゾチアゾールであることを特徴
    とする請求項1記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6706724B2 (en) 2000-12-21 2004-03-16 Nitromed, Inc. Substituted aryl compounds as novel cyclooxygenase-2 selective inhibitors, compositions and methods of use

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