JPH0610760Y2 - ストロ−ウオ−カの駆動部構造 - Google Patents

ストロ−ウオ−カの駆動部構造

Info

Publication number
JPH0610760Y2
JPH0610760Y2 JP1987064302U JP6430287U JPH0610760Y2 JP H0610760 Y2 JPH0610760 Y2 JP H0610760Y2 JP 1987064302 U JP1987064302 U JP 1987064302U JP 6430287 U JP6430287 U JP 6430287U JP H0610760 Y2 JPH0610760 Y2 JP H0610760Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straw walker
bearing member
bearing
elastic rubber
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987064302U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63169844U (ja
Inventor
龍一 南
哲一 小田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1987064302U priority Critical patent/JPH0610760Y2/ja
Publication of JPS63169844U publication Critical patent/JPS63169844U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0610760Y2 publication Critical patent/JPH0610760Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機体横巾方向に架設され同期駆動される前後
一対のクランク軸に夫々軸受ホルダーを装着し、該軸受
ホルダーにストローウォーカの前後を支持させてあるス
トローウォーカの駆動部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
かかるストローウォーカの駆動部構造では、第6図に示
すように、軸受ホルダー(026)内に嵌め込まれた一対の
木片(31),(31)の接合部に円孔(31a)を穿設し、該円孔(3
1a)にクランク軸(23)を貫通支持させた構造が一般的で
あった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、軸受部材として木片を用いたものは安価
で程良い強度を有している反面、弾性に乏しかった。そ
のため、ストローウォーカを前後一対のクランク軸に取
付ける際、前後方向に取付け誤差があったり、部材が変
形していると、その誤差を吸収しきれずに摩耗や異音或
いは動力損失の増大を招く原因になっていた。
本考案は、このような実情に着目し、ストローウォーカ
のクランク軸への取付け誤差や部材の変形に起因した上
記の不都合を可及的に減少させることを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、クランク軸に外嵌した硬質の軸受
部材と該軸受部材を支持する軸受ホルダーとの間に弾性
ゴムを介在させると共に、前記軸受部材の上下面を、上
下方向での最大径部分と同程度の径の円よりも曲率の小
さい面に形成した点にあり、その作用・効果は次の通り
である。
〔作用〕
前後一対のクランク軸が同期駆動された際、取付誤差や
部材の変形等によって前後のクランク軸に夫々外嵌した
軸受部材間の距離が変動しても、軸受ホルダー内を軸受
部材が前後方向に沿って弾性ゴムを圧縮しながら移動
し、その変化量を吸収してしまう。又、軸受部材の上下
面を、上下方向での最大径部分と同程度の径の円よりも
曲率の小さい面に形成することで、クランク軸から摩擦
を介して伝わる回動力を、弾性ゴムによって確実に受け
止めて軸受部材の共回りを阻止すると共に、上下両面が
曲面であるがために、軸受部材の弾性ゴムを圧縮しなが
らの移動を前後方向において特に容易にし、前後軸受部
材間の距離の変動に対して、柔軟に対応することができ
る。
〔考案の効果〕
その結果、ストローウォーカをクランク軸に取付ける際
の取付け誤差や部材の変形等に起因した摩耗や異音或い
は動力損失の増大を抑えることが可能になった。しか
も、軸受部材を合理的な形状にすることで、軸受ホルダ
ーを上下にコンパクトにしながらもその効果を十分に発
揮させることができるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に、刈取前処理部(A)、脱穀部(B)、選別部(C)を
備えた全稈投入型コンバインが示されている。
前記脱穀部(B)は、扱室(1)内に横架された扱胴(2)に下
側にコンケーブ(3)を設け、扱室(1)の前部に穀稈供給口
(4)を、又、後部の扱胴回転軸芯方向における両側に左
右一対の処理物排出口(5)を形成して構成してある。そ
して、穀稈供給口(4)から供給された穀稈を扱胴(2)下側
の扱き処理作用部にて脱穀処理し、回転する扱胴(2)に
より扱室周壁に沿わせて流動させると同時に、一回転さ
せて左右の処理物排出口(5)へ分流案内する。
前記選別部(C)は、コンケーブ(3)を通して漏下してきた
処理物を比重差選別し乍ら後方に揺動移送するグレンパ
ン(6)と、処理物排出口(5)から排出された処理物を漏下
し乍ら後方へ揺動移送するストローウォーカ(7)と、グ
レンパン(6)及びストローウォーカ(7)から送られてきた
処理物を選別する揺動選別装置(8)とから構成してあ
る。そして、この揺動選別装置(8)の前方には揺動選別
装置(8)に選別風を送るための唐箕(9)を、又、下方には
選別された一番物と二番物を回収する回収部(10)を設け
てある。
前記グレンパン(6)の前底部両側にローラ(11)を左右一
対で軸支し、該ローラ(11)を選別部横側板にボルト締め
された前部ローラガイド(12A)に支持させると共に、グ
レンパン(6)の後底部に揺動アーム(図示せず)を枢支
してある。それによって、揺動アームが揺動するとグレ
ンパン(6)の前部が直線往復運動するようにしてある。
又、前記選別部横側板には、前部ローラガイド(12A)の
後部から機体後部に亘って第1ガイドレール(14A)を設
けてあり、前記ローラ(11)をこの第1ガイドレール(14
A)上で転がすことによってグレンパン(6)の機体後方か
らの出し入れを楽に行えるようになっている。更に、第
2図に示すように、第1ガイドレール(14A)の下縁部を
内下方に屈曲し、左右一対の揺動選別板(15)に取付けら
れた漏れ止めパンフ(16)に内側から被さるようにするこ
とによって、穀粒が横側板と漏れ止めパンフ(16)との間
に入り込まないようにしてある。尚、図中(17)は、グレ
ンパン(6)の漏れ止めパンフである。
前記揺動選別装置(8)は、前記揺動選別板(15)間に亘っ
てチャフシーブ(18)、グレンシーブ(19)及び一番物流下
板(20)を上下三段階に配設して構成してある。そして、
揺動選別板(15)の前底部外側にローラ(21)を左右一対で
軸支し、該ローラ(21)を選別部横側板にベルト締めされ
た後部ローラガイド(12B)に支持させるとともに、後方
にクランク機構(22)を連動連結してある。それによっ
て、クランク機構(22)に連動して揺動選別装置(8)が駆
動されると前部において直線往復運動し、後部において
は円軌跡を描きながら揺動するようにしてある。又、横
側板には、後部ローラガイド(12B)の後部から機体後部
に亘って第2ガイドレール(14B)を設けてあり、前記ロ
ーラ(21)をこの第2ガイドレール(14B)上で転がすこと
によって揺動選別装置(8)の機体後方からの出し入れを
楽に行えるようになっている(第3図参照)。尚、第
1、第2ガイドレール(14A),(14B)は、選別部横側板の
補強も兼ねている。
前記ストローウォーカ(7)は、機体横巾方向に架設さ
れ、そして同期駆動される前後一対のクランク軸(23),
(23)に亘って3個並べて取付けてあり、夫々が120度の
位相差で揺動するようになっている。
前記ストローウォーカ(7)のクランク軸(23)への具体的
な取付構造を説明する。
第1図に示すように、クランク軸(23)に硬質の樹脂より
なる軸受部材(24)を外嵌し、該軸受部材(24)に防振用の
弾性ゴム(25)を被せる。そして、弾性ゴム(25)を上下一
対の板金からなる軸受ホルダー(26)で挾持し、両板金が
接合するフランジ部(26a)を、ストローウォーカ(7)の底
部に溶接された台座(27),(27)にボルト締め固定してあ
る。
前記軸受部材(24)は、断面視において、上下面を、上下
方向での最大径部分と同程度の径の円よりも曲率の小さ
い面に形成した長楕円形の前後端を垂直にカットした形
状にしてある。このような形状にしたのは、クランク軸
(23)との共回りの防止を図ると同時に、弾性ゴム(25)を
圧縮しながらの移動を、前後方向において特に容易にす
るためである。要するに、クランク軸(23)から摩擦を介
して伝わる回動力を弾性ゴム(25)で確実に受け止められ
るように、そして、ストローウォーカ(7)の揺動に伴っ
て前後のクランク軸(23)の距離が変化した際、弾性ゴム
(25)が喰い込んで柔軟に前後移動し易い合理的な形状に
してある。
尚、台座(27)に対する軸受ホルダー(26)の取付位置は、
フランジ部(26a)に穿設された長孔(図示せず)を利用
することで調節できる。
〔別実施例〕
第5図はストローウォーカ(7)のクランク軸(23)への別
の取付構造を示すものであり、前記クランク軸(23)を二
分割された硬質樹脂性の軸受部材(24)で外嵌し、該軸受
部材(24)を、上下に分割可能な弾性ゴム(25)に付設の軸
受板(28)で挾持してある。軸受板(28)は、二枚の鉄板を
軸受部材(24)に沿って彎曲した形状で、弾性ゴム(25)の
凹入部に焼付けて軸受ホルダー(26)としてある。更に、
弾性ゴム(25)の四角にカラー(29)を貫設し、これらカラ
ー(29)の下からボルト(30)を挿入すると共に、ストロー
ウォーカ(7)の底部に溶接された台座(27)にその先端を
螺挿し、前記軸受ホルダー(26)を固定してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかるストローウォーカの駆動部構造の
実施例を示し、第1図は軸受部材の縦断側面図、第2図
はグレンパンの支持構造を示す縦断後面図、第3図はチ
ャフシーブの支持構造を示す縦断後面図、第4図は全稈
投入型コンバインの縦断側面図であり、第5図は別実施
例を示す縦断側面図、第6図は従来例を示す縦断側面図
である。 (7)……ストローウォーカ、(23)……クランク軸、(24)
……軸受部材、(25)……弾性ゴム、(26)……軸受ホルダ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体横巾方向に架設され同期駆動される前
    後一対のクランク軸(23)に夫々軸受ホルダー(26)を装着
    し、該軸受ホルダー(26)にストローウォーカ(7)の前後
    を支持させてあるストローウォーカの駆動部構造であっ
    て、前記クランク軸(23)に外嵌した硬質の軸受部材(24)
    と該軸受部材(24)を支持する軸受ホルダー(26)との間に
    弾性ゴム(25)を介在させると共に、前記軸受部材(24)の
    上下面を、上下方向での最大径部分と同程度の径の円よ
    りも曲率の小さい面に形成してあるストローウォーカの
    駆動部構造。
JP1987064302U 1987-04-28 1987-04-28 ストロ−ウオ−カの駆動部構造 Expired - Lifetime JPH0610760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987064302U JPH0610760Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 ストロ−ウオ−カの駆動部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987064302U JPH0610760Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 ストロ−ウオ−カの駆動部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63169844U JPS63169844U (ja) 1988-11-04
JPH0610760Y2 true JPH0610760Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=30900338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987064302U Expired - Lifetime JPH0610760Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 ストロ−ウオ−カの駆動部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610760Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5977852U (ja) * 1982-11-16 1984-05-26 株式会社クボタ 脱穀装置における揺動選別体支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63169844U (ja) 1988-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB0021884D0 (en) Facility for needling of fleece
CN100553428C (zh) 联合收割机
JPH0610760Y2 (ja) ストロ−ウオ−カの駆動部構造
CN201142857Y (zh) 一种玉米脱粒机
JPH0543645Y2 (ja)
JPH0649166Y2 (ja) 脱穀装置
CN207040272U (zh) 一种玉米脱粒机振动筛
CN105519304A (zh) 一种用于联合收割机的动力传输装置
JPS6245540Y2 (ja)
JPH0629942Y2 (ja) 脱穀装置
JP2938714B2 (ja) コンバインの穀粒貯留部
JPH0631865Y2 (ja) 脱穀装置の受網構造
JPH068673Y2 (ja) 脱穀装置
CN2796349Y (zh) 多用脱粒机
JPH0649164Y2 (ja) 脱穀装置の受網構造
JP2949027B2 (ja) 脱穀装置の揺動選別装置
CN210058917U (zh) 一种组合式茶叶输送筛选机构
JPS642603Y2 (ja)
JPS6218192Y2 (ja)
JP3433520B2 (ja) 脱穀機の揺動選別棚
CN109220234A (zh) 一种高效小麦脱粒机
JP3118710B2 (ja) 脱穀機
JP2931972B2 (ja) 脱穀機
JP2879334B2 (ja) 脱穀機
JPS6028547Y2 (ja) 選粒装置におけるスクレ−パ−の取付構造