JPH0610606A - 動翼をロータに取り付けるための根元部 - Google Patents

動翼をロータに取り付けるための根元部

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JPH0610606A
JPH0610606A JP5061913A JP6191393A JPH0610606A JP H0610606 A JPH0610606 A JP H0610606A JP 5061913 A JP5061913 A JP 5061913A JP 6191393 A JP6191393 A JP 6191393A JP H0610606 A JPH0610606 A JP H0610606A
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JP
Japan
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bearing surface
groove
flat bearing
root
end point
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Application number
JP5061913A
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English (en)
Inventor
Roger Walter Heinig
ロジャー・ウォルター・ヘイニグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0610606A publication Critical patent/JPH0610606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • F01D5/3007Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers of axial insertion type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溝形成にフライス削りが用いられるときに改
良された製造性を有する、2つの出張り部のある側入型
のタービン動翼根元部を提供する。 【構成】 根元部10は、同根元部の形状に略々一致す
る形状を有する溝内で該溝と共通の中心線CLを有し、
該中心線CLに対して対称的に形成された最上位のネッ
ク部20と、該最上位のネック部20の下方に上記中心
線CLに対して対称的な形状に形成された最上位の出張
り部22と、該最上位の出張り部22の下方に上記中心
線CLに対して対称的な形状に形成された最下位のネッ
ク部24と、該最下位のネック部24の下方に上記中心
線CLに対して対称的な形状に形成された最下位の出張
り部26とを少なくとも備え、各ネック部及び各出張り
部が特別な寸法関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は蒸気タービン動翼に関し、特
に、機械加工された溝の中に組み付けられる比較的小さ
な動翼と共に用いられる2つの出張り部を有する側入型
のタービン動翼取付構造に関するものである。
【0002】タービン動翼はタービンロータに種々の方
法で取り付けられ得る。1つの公知構造としては、樅の
木状の側入型の根元部の使用である。この根元部の名前
は、最下位から最上位にかけて大きさが全般的に増大す
る少なくとも2つの出張り部を採用しているという事実
に由来している。
【0003】この基本的な樅の木状根元部形態は、複数
の潜在的な荷重路を有しており、該荷重路に結果的に生
ずる応力の大きさは、根元部とそれに対応する溝との間
の初期的な嵌合の精度に依存する。これ等の応力は、高
サイクル疲労、低サイクル疲労及び応力腐食割れのよう
な潜在的な破損メカニズムに対して特に関係している。
【0004】樅の木状の根元部を有する動翼は、該根元
部における振動の中立軸線がタービンロータの軸線に略
々平行する重要な振動モードの影響を特性的に受け易
い。かかる振動性の挙動のため、樅の木状根元部の複数
の最上位のランド部は、根元部全体の剛性と荷重支持能
力の大きな部分を提供する。この理由のために、これ等
の最上位のランド部がタービン運転中に緊密な接触状態
となっていることが特に重要である。製造公差は、この
緊密な接触状態が最上位のランド部表面で生ずると同時
に、動翼締め付け構造全体に亙ってピーク応力を最小化
することを確保すべく選択されなければならない。
【0005】これ等の目的を達成するために、樅の木状
の根元部は、タービンが停止状態にあるときに下方のラ
ンド部上に非常に小さな間隙を与える中間公差寸法(me
diantolerance dimentions)でしばしば設計される。こ
の中間下方ランド部の間隙の大きさは公差自体の関数で
ある。所定の樅の木状根元部設計と適用のために、より
大きな公差はより大きな中間下方ランド部間隙を要求し
て、最上位ランド部がタービン運転中に緊密な接触状態
となっていることを確保する。
【0006】ある特性は、製造公差の偏差の大きさを増
大する傾向がある。かかる特性の1つは、密接して隣合
う列において、列毎に異なるロータ径、根元部構造又は
動翼数を用いることである。これ等の特徴のいずれもが
溝の製造方法としてブローチ削りの採用を阻み、その代
わりに、本質的により精度の落ちるフライス盤による方
法の採用を要求する。関連する特性は下方出張り部の幅
である。幅が大きくなるとフライスに与える荷重が増大
し、その切削路の精度を減ずる。
【0007】また、動翼、根元部及び溝のある特性は製
造公差の偏差の寸法的影響を増大する傾向がある。これ
等は小さな絶対的サイズと、加えられる比較的低い安定
荷重とを含む。
【0008】動翼のある特性は、根元部のその対応する
溝内への不精密な嵌合により、悪い結果を生ずる可能性
を増大する傾向がある。かかる特性のうちの重要な1つ
は、振動の最下位モードが脱調して、それ等が共振状態
となることが許容される設計である。低いモードは、動
翼における何れの所よりも根元部に最大の高サイクル疲
労応力を生じ易い。脱調した動翼は、一般的に、同一タ
ービンにおける他の動翼に比べてサイズが小さい。
【0009】遠心荷重が加わった際にゼロ間隙(面対面
の接触)が出張り部即ち尖ったランド部で生じなければ
ならないことを留意して、許容され得る最大及び最小の
間隙で根元部及び溝の輪郭を決定することは非常に難し
い。2つの出張り部を有する側入型のタービン動翼のた
めには、その2つの出張り部に対応して2つのみのラン
ド部がある(対称面でもある根元部中心線の両側に配置
された左右のランド部であり、各出張り部に2つ、合計
4つのランド部がある。)。
【0010】従って、多くの時間及び労力が蒸気タービ
ン或はガスタービン用の各動翼取付構造の設計にとられ
る。側入型のタービン動翼根元部を設計する先行技術に
係る方法の一例としては米国特許第4,692,976号
明細書に示されている。その米国特許には、動翼根元部
に作用する遠心荷重及び曲げ荷重に帰因する著しく低減
された応力集中で、計測し得る2つの出張り部(又は舌
状部)を有する側入型のタービン動翼を製造する方法が
開示されている。その動翼の設計は全応力集中点におけ
る応力を均等化している。動翼取付構造の製作に要求さ
れる精度の結果として、動翼の根元部及び溝の表面は、
それ等の各半径の長さと、各半径についての旋回中心の
位置と、各湾曲部の始点及び終点と、2つの出張り部の
それぞれに関連したランド部(又は平坦部)の長さとに
よって画定される。
【0011】米国特許第4,824,328号明細書に
は、違う種類のタービン動翼取付構造が開示されてお
り、動翼の根元部及び溝の輪郭は特殊な関係によって画
定されている。
【0012】溝製作がフライス削りによって行われる必
要があるときの製造公差の偏差の大きさを低減するター
ビン動翼に対する必要性が依然として存在している。ま
た、特に高サイクル疲労及び応力腐食割れに関して、製
造公差の偏差の悪い結果を低減するタービン動翼取付構
造に対する必要性が引き続き存る。
【0013】
【発明の概要】従って、本発明の目的は、予想される公
差の偏差の大きさを低減するように、フライス削りを使
用して溝を形成するときの製造性を改良する、2つの出
張り部を有する側入型タービン動翼取付構造を提供する
ことである。
【0014】本発明の他の目的は、動翼径方向位置の組
立公差に対するより小さな影響と全ての嵌合状態下にお
ける著しくより低められた出張り部の応力と共に、根元
部及び溝の製造公差に対するより小さな影響を有する、
2つの出張り部がある側入型のタービン動翼取付構造を
提供することである。
【0015】これ等の目的及び他の目的を達成するため
に、本発明は、ロータに形成されたある形状を有する溝
内に、該溝と共通の中心線を有するように、動翼を取り
付けるための、前記ロータの前記形状に実質的に対応す
る形状を有する根元部であって、前記中心線に対して対
称的な形状に形成された最上位のネック部と、前記最上
位のネック部の下方に前記中心線に対して対称的な形状
に形成された最上位の出張り部であって、前記中心線の
各側に、始点及び終点によって長さが画定される平坦支
承面b1と、該平坦支承面b1の前記始点と共存する終点に
よって弧の長さが画定される半径R2のアール付き丸み
面s1とを有しており、前記平坦支承面b1は、始点よりも
終点の方が前記中心線から大きな水平方向距離のところ
にある該始点及び該終点によって画定される前記溝の対
応する平坦支承面と面接触し、前記溝は、該溝の前記平
坦支承面の前記終点と共存する始点によって弧の長さが
画定される半径R3のアール付き丸み面を含み、前記根
元部の前記平坦支承面b1と前記溝の前記平坦支承面との
間の接触領域は、前記溝の前記平坦支承面の前記始点か
ら前記根元部の前記平坦支承面の前記終点までの長さL1
に亙って延在している、前記最上位の出張り部と、該最
上位の出張り部の下方に前記中心線に対して対称的な形
状に形成された最下位のネック部と、該最下位のネック
部の下方に前記中心線に対して対称的な形状に形成され
た最下位の出張り部であって、該中心線の各側に、始点
及び終点によって長さが画定される平坦支承面b2と、該
平坦支承面b2の前記始点と共存する終点によって弧の長
さが画定される半径R6のアール付き丸み面s2とを有し
ており、前記平坦支承面b2は、始点よりも終点の方が前
記中心線から大きな水平方向距離のところにある該始点
及び該終点によって画定される前記溝の対応する平坦支
承面と面接触し、前記溝は、始点と該溝の前記平坦支承
面の前記終点と共存する終点とによって弧の長さが画定
される半径R7のアール付き丸み面を含み、前記根元部
の前記平坦支承面b2と前記溝の前記平坦支承面との間の
接触領域は、前記溝の前記平坦支承面の前記始点から前
記根元部の前記平坦支承面の前記終点までの長さL2に亙
って延在している、前記最下位の出張り部と、を備え、
前記長さL2対L1の比は約0.76であり、前記半径R3
対R2の比は約1.0であり、前記半径R7対R6の比
は約1.55である、根元部を提供している。
【0016】実施態様では、最上位のネック部の幅を
W1、最下位のネック部の幅をW2とすると、幅w2対幅w1
の比は約0.69であり、半径R2対幅w1の比は約0.1
5であり、半径R3対幅w1の比は約0.15であり、半
径R6対幅w1の比は約0.08であり、半径R7対w1
比は約0.12であり、長さL1対幅w1の比は約0.13で
あり、長さL2対幅w1の比は約0.10である。
【0017】
【実施例】図において、タービン動翼9はプラットフォ
ーム部12から下方へ延びる根元部10と、該プラット
フォーム部12から上方へ延びる翼状部14とを含む。
本発明の焦点が根元部10であるので、この翼状部14
は実質的に取り除かれている。根元部の輪郭は図1に略
々示されており、該根元部輪郭は、図2に示されるよう
にタービンのロータ18に形成された側入型の溝である
対応溝16の輪郭に略々一致している。
【0018】図1に示されるように、根元部10は、上
記プラットフォーム部12から下方へ延びている最上位
のネック部20と、該最上位のネック部から下方へ延び
ている最上位の出張り部22と、該最上位の出張り部2
2から下方へ延びている最下位のネック部24と、該最
下位のネック部24から下方へ延びている最下位の出張
り部26とを有する。
【0019】根元部10の輪郭は、該根元部10の表面
上に点P1〜P16を配置する座標点系によって画定さ
れる。この表面は根元部中心線CLの両側において同等
であり、点P1〜P16は座標点での符号を除けば根元
部の左側でも同等である。
【0020】上記表面における複数の湾曲部について
は、半径R1〜R8が複数の湾曲表面を構成するために
用いられる。各半径R1〜R8は、それぞれの旋回中心
C1〜C8を有し、そこから該当する半径が対応する表
面まで延びている。
【0021】下記の表1は、半径R1〜R8の寸法又は
長さと共に(長さをインチで表す表1における半径につ
いての寸法は本発明の好適な実施例であるが、本発明の
実施には該寸法を縮小又は拡大して使用できる)、点P
1〜P16と旋回中心C1〜C8との配置を座標点形式
で詳細に示す。
【0022】
【表1】
【0023】最上位のネック部20は、中心点C2のX
座標から半径R2を差し引いて2倍することによって画
定される幅w1(図4)を有する。
【0024】最上位の出張り部22は、根元部中心線C
Lを中心として対称的に形成され且つ該中心線CLの各
側には平坦支承面b1を有し、該平坦支承面の長さは始点
P4及び終点P5によって画定されている。終点P5
は、始点P4より、根元部中心線CLからより大きな水
平距離の所にある。この平坦支承面b1は溝16での対応
する平坦支承面b1’(図2における点P4及びP5を参
照)に対して、溝の点P4から根元部の点P5まで延び
る長さL1に亙って面接触している。
【0025】アール付きの根元部丸み面s1は根元部の始
点P3及び終点P4によって画定され、該終点P4は根
元部支承面b1における始点P4と共存している。このア
ール付き根元部丸み面s1は、根元部の旋回中心C2から
引き出された該根元部の半径R2によって画定される。
【0026】アール付き溝丸み面s1’は溝における始点
P5及び終点P6によって画定され、該始点P5は溝平
坦支承面b1’の終点P5と共存している。このアール付
き溝丸み面S1’は、溝の旋回中心C3から引き出された
該溝の半径R3によって画定される。
【0027】同様にして、最下位のネック部24は、根
元部の中心点C6に関する座標から該根元部の半径R6
を差し引いて2倍することによって画定される幅w2(図
4)を有する。
【0028】最下位の出張り部26は、根元部中心線C
Lを中心として対称的に形成され且つ該中心線の各側に
は平坦支承面b2を有し、該平坦支承面の長さは始点P1
2及び終点P13によって画定されている。終点P13
は、始点P12より、根元部中心線CLからより大きな
水平距離の所にある。この平坦支承面b2は溝16での対
応する平坦支承面b2'(図2における点P12及びP13
を参照)に対して、溝の点P12から根元部の点P13
まで延びる長さL2に亙って面接触している。
【0029】アール付き根元部丸み面s2は根元部の始点
P11及び終点P12によって画定され、該終点P12
は平坦な根元部支承面b2における始点P12と共存して
いる。アール付き根元部丸み面s2は、根元部の旋回中心
C6から引き出された該根元部の半径R6によって画定
されている。
【0030】アール付き溝丸み面s2’は溝の始点P13
及び終点P14によって画定され、該始点P13は溝平
坦支承面b2’の終点P13と共存している。このアール
付き溝丸み面s2’は、溝の旋回中心C7から引き出され
た該溝の半径R7によって画定されている。
【0031】先行するパラグラフに記載された寸法の全
ては、根元部及び溝にとっての最大材料状態に近い名目
上の寸法である。製造公差は、ロータが等温静止状態に
あるときに根元部の平坦支承面b2と溝の対応する平坦支
承面b2'との間に0.01651mm(0.00065i
n)の中央値間隙を設定するように定められる。
【0032】本発明に従えば、溝における最下位のネッ
ク部24の幅w2は、溝用のフライス刃物の剛性を増大す
るように半径R7及び接触長さL2を犠牲にして増大させ
られ、それによって、溝接触面の位置の間における厳密
な寸法的関係の制御を改良するようにしている。更に半
径R3は増大させられ、決して完全ではない嵌合条件
下、溝近辺におけるロータ内に存在するピーク応力を減
ずるようにしている。相対寸法は比で表現することがで
き、w2対w1の比は約0.69、根元部のR2対w1は約
0.15、溝のR3対w1の比は約0.15、根元部のR
6対w1の比は約0.08、溝のR7対w1の比は0.1
2、L1対w1の比は約0.13、L2対w1の比は0.10であ
る。
【0033】平坦支承面b1及びb2の両方は横断面に対し
て25゜である。更に、図1及び図2における複数の基
準点を定量化するための座標系の決定において、根元部
中心線CLはY軸をも形成し、X軸は平坦支承面b1によ
るY軸の交差よって決定される。図1に示されるよう
に、上方の2つの平坦支承面b1を含む各平面はY軸と点
Oで交差し、その点でY軸に直交して引き出された線が
X軸である。
【0034】図4は根元部10の相対的な各種の寸法を
示している。最上位のネック部20の幅w1と最下位のネ
ック部24の幅w2の比は、約0.69である。更に、根
元部10は好ましくは約0.948in(24.08m
m)の高さhを有する。幅w2は約0.3095in(7.
861mm)であり、幅w1は約0.4475in(11.
367mm)である。w2対hの比は約0.33であり、w
1対hの比は約0.47である。対応する溝の種々の部分
の間の関係は、これ等2つの間の密接な公差により、略
々同一となっている。
【0035】平坦支承面であるb1及びb1’の間とb2及び
b2’の間とのそれぞれにおける接触長さ或は接触領域L1
及びL2は、図5に示されるように平坦支承面に平行して
測定される。図5は溝内に嵌合された根元部を示し、以
下の表2に示されるように、溝の各種の寸法は根元部の
各種の寸法と非常に接近している。
【0036】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るタービン動翼における根元部の
輪郭を示す側面図である。
【図2】 図1の根元部が嵌合している溝の輪郭を示す
側面図である。
【図3】 図2の溝の他の側面図である。
【図4】 根元部の各種の寸法が示された、図1の根元
部の他の側面図である。
【図5】 名目上の根元部対溝の支承面接触を示す側面
図である。
【符号の説明】
9…タービン動翼、10…根元部、16…溝、20…最
上位のネック部、22…最上位の出張り部、24…最下
位のネック部、26…最下位の出張り部、CL…中心
線、b1…最上位の出張り部における平坦な根元部支承
面、b1’…平坦な根元部支承面b1に対応する平坦な溝
支承面、s1…最上位の出張り部におけるアール付き根元
部丸み面、s1’…アール付き丸み面s1に対応するアール
付き溝丸み面、b2…最下位の出張り部における平坦な根
元部支承面、b2’…平坦な根元部支承面b2に対応する平
坦な溝支承面、s2…最下位の出張り部におけるアール付
き根元部丸み面、s2’…アール付き根元部丸み面に対応
するアール付き溝丸み面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータに形成されたある形状を有する溝
    内に、該溝と共通の中心線を有するように、動翼を取り
    付けるための、前記ロータの前記形状に実質的に対応す
    る形状を有する根元部であって、 前記中心線に対して対称的な形状に形成された最上位の
    ネック部と、 前記最上位のネック部の下方に前記中心線に対して対称
    的な形状に形成された最上位の出張り部であって、前記
    中心線の各側に、始点及び終点によって長さが画定され
    る平坦支承面b1と、該平坦支承面b1の前記始点と共存す
    る終点によって弧の長さが画定される半径R2のアール
    付き丸み面s1とを有しており、前記平坦支承面b1は、始
    点よりも終点の方が前記中心線から大きな水平方向距離
    のところにある該始点及び該終点によって画定される前
    記溝の対応する平坦支承面と面接触し、前記溝は、該溝
    の前記平坦支承面の前記終点と共存する始点によって弧
    の長さが画定される半径R3のアール付き丸み面を含
    み、前記根元部の前記平坦支承面b1と前記溝の前記平坦
    支承面との間の接触領域は、前記溝の前記平坦支承面の
    前記始点から前記根元部の前記平坦支承面の前記終点ま
    での長さL1に亙って延在している、前記最上位の出張り
    部と、 該最上位の出張り部の下方に前記中心線に対して対称的
    な形状に形成された最下位のネック部と、 該最下位のネック部の下方に前記中心線に対して対称的
    な形状に形成された最下位の出張り部であって、該中心
    線の各側に、始点及び終点によって長さが画定される平
    坦支承面b2と、該平坦支承面b2の前記始点と共存する終
    点によって弧の長さが画定される半径R6のアール付き
    丸み面s2とを有しており、前記平坦支承面b2は、始点よ
    りも終点の方が前記中心線から大きな水平方向距離のと
    ころにある該始点及び該終点によって画定される前記溝
    の対応する平坦支承面と面接触し、前記溝は、始点と該
    溝の前記平坦支承面の前記終点と共存する終点とによっ
    て弧の長さが画定される半径R7のアール付き丸み面を
    含み、前記根元部の前記平坦支承面b2と前記溝の前記平
    坦支承面との間の接触領域は、前記溝の前記平坦支承面
    の前記始点から前記根元部の前記平坦支承面の前記終点
    までの長さL2に亙って延在している、前記最下位の出張
    り部と、 を備え、前記長さL2対L1の比は約0.76であり、前記
    半径R3対R2の比は約1.0であり、前記半径R7対
    R6の比は約1.55である、動翼をロータに取り付け
    るための根元部。
JP5061913A 1992-03-24 1993-03-22 動翼をロータに取り付けるための根元部 Pending JPH0610606A (ja)

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US07/856997 1992-03-24

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Country Status (6)

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US (1) US5176500A (ja)
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