JPH06105900B2 - データ多重判定回路 - Google Patents

データ多重判定回路

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JPH06105900B2
JPH06105900B2 JP62229620A JP22962087A JPH06105900B2 JP H06105900 B2 JPH06105900 B2 JP H06105900B2 JP 62229620 A JP62229620 A JP 62229620A JP 22962087 A JP22962087 A JP 22962087A JP H06105900 B2 JPH06105900 B2 JP H06105900B2
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正喜 長門
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、データ多重判定回路に関し、特に、任意の回
数だけ多重されたデータの判定を行なうデータ多重判定
回路に関する。
[従来の技術] 無線、有線などのディジタル伝送では、伝送途中で雑音
が加わったために情報が劣化したデータを正しく再生す
べく、種々の伝送方式が考えられ、また実施されてい
る。
誤り訂正符号を用いた方法を代表とする各種の複雑な方
式の中で、比較的簡単にデータの再生を実現させる方法
として、単純にデータを複数回送り、その多数決を取っ
て情報を再生する「データの多重送り」という手段があ
る。
また、ディジタル伝送の受信データの判定には、データ
を1,0の2値で判断(硬判定)するのではなく、複数レ
ベル幅でアナログ判定し、伝送媒体に見合ったレベル閾
値(スレッシュホルド)によりデータの1,0の判定する
手段がある。
しかしながら、この方法においては、上述したデータの
多重送りを行なう方式と組合わせた場合、受信データの
判定基準の最適値を定めるのが困難になるという問題が
あった。
この方法においては、伝送データの信頼性は多重送りの
回数が多いほど向上するが、他方、多重送りの回数が多
いほど伝送効率が低下してしまうという問題点がある。
従来取られている方法は、適当な多重回数とそれに対応
する閾値を定め、多重送りされたデータの値を判断する
というもので、多重回数と閾値は固定されていた。
[解決すべき問題点] 上述した従来のデータ多重判定回路は、多重送り回路と
それに対応する判断の閾値が固定されていたため、伝送
路の信頼度が変化してもその対応が取れないという問題
点があった。
例えば、外界の影響(例えば天候などの要因)により、
時間的推移にともなってデータ伝送路の信頼度が変化す
る伝送媒体などにおいては、伝送データの信頼性や効率
の面から、最適な多重送り回数も変化する。
しかし、従来のデータ多重判定回路は、閾値が固定され
ていたため、常に決まった回数だけの多重送りしができ
ず、任意の回数だけ多重送りされたデータの値の判断は
できなかった。
本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、デ
ィジタル伝送において、伝送誤りや雑音を排除する目的
でデータの多重送りをする際に、データの的確な受信を
行なうことを可能ならしめるデータ多重判定回路の提供
を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明のデータ多重判定回路
は、多重送りされたデータを軟判定する軟判定器と、軟
判定されたデータを各ビットごとに蓄積させる積算器
と、多重回数に対応した複数の閾値と積算器の内容とを
アナログ的に比較するとともに、多重回数に合致した比
較結果を軟判定出力として出力する判定器と、前記判定
器の出力にもとづいて、前記積算器の内容が閾値より低
いと判別された場合に最上位ビットの積算器の出力をデ
ータの誤認識数とし、前記積算器の内容が閾値より高い
と判別された場合に前記多重回数と前記最上位ビットの
積算器の出力との差分をデータの誤認識数として算出す
るエラー検出器とを具備する構成としてある。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るデータ多重判定回路
のブロック図である。
第2図は、第1図のデータ多重判定回路に、判定結果に
応じてAカウンタの値からエラー検出率を算出するエラ
ー検出器を付加した場合のブロック図である。
第1図において、1は軟判定器、2はカウンタであり、
カウンタ2は軟判定されたデータを蓄積する積算器とな
る。3は加算器であり、カウンタ2に積算されたデータ
と軟判定時におけるそれぞれのスレッシュホルドに対応
した重みとの積を取って加算する。4は比較器であり、
加算器3の値と多重回数に応じた閾値とを比較し、それ
ぞれで比較結果を出力する。5はセレクタであり、デー
タ多重回路を入力することにより、比較器4の比較出力
のうち多重回数に合致したものを選択して出力する。
いま、伝送データをそのレベルによってハイ(High)ま
たはロー(Low)とに分けるものとして説明を進める。
上記構成において、先ず、軟判定器1では、多重送りさ
れた伝送データのハイ、ローを多数決判定するために、
データを軟判定して符号化する。ここでは、説明を単純
化するため、判定はローからハイの間の8等分で判定す
るものとする。すなわち、受信された値によってロー側
から000,001,010,011,100,101,110,111の3ビット符号
に符号化(第1表参照)する。
次に、カウンタ2では、多重送りされたデータを、各ビ
ットごとに保存する。本実施例では、3ビット符号なの
でカウンタは3つ必要となる。また、各カウンタ2の容
量は、データ多重数の最多回数を計数できる容量とす
る。なお、後の説明のために、上位のカウンタから順に
Aカウンタ、Bカウンタ、Cカウンタとする。
加算器3では、各カウンタ2の値に、各ビットの重にも
付加して加算する。本実施例では、ローからハイまでを
8等分しているため、Aカウンタ値×4+Bカウンタ値
×2+Cカウンタ値という計算を逐次行なう。
ここで、この加算値とデータの多重数との関係からデー
タのハイ、ローを判定する方法を説明する。
例えば、データが一回多重(つまり、多重されていな
い)のときには、閾値をハイとローの中間値と仮定する
と、加算結果が4以上でハイ、3以下でローとなる。
次に、データが二回多重されているとしたときは、同じ
く中間値を閾値とすると、加算結果の7がハイとローの
境となる。同様に、四回多重の場合は加算値14、八回多
重ならば加算値28となる。すなわち、多重回数が分かれ
ば、この加算値が対応する閾値を超えているか否かによ
り、データのハイ、ローの判定が下せることになる。
これは、一面において、軟判定時における符号化が、ロ
ー側からハイ側に一連に行なわれていたためである。
第1図の実施例に戻ると、比較器4には、各多重回数に
応じた閾値が設定されており、現時点での加算器3の出
力である加算結果が、それぞれの閾値より高いか低いか
(ハイかロー)が判断される。そして、次段のセレクタ
5の部分で、そのときの多重送り回数に対応したライン
の選択をすることにより、データ値の判定が行なわれ
る。
ところで、最上位ビットを計数しているAカウンタに保
存されている数値はハイ、ローの中間値を閾値とした場
合、硬判定(Hard−decision)でハイとなったデータ数
を保存していることになる(第1表の判定符号参照)。
一方、データの多重回数が分かった時点で軟判定によっ
てデータのハイ、ローの判別が出力されるため、データ
がローと判別されたときには、Aカウンタの値がそのま
ま、データの誤認識数として検出されていることにな
る。
また、データがハイと判別されたときには、データ多重
回数から最上位ビットの積算器であるAカウンタの値
(硬判定出力)を引いた残り(差分)が同じくデータの
誤認識数として検出されていることになる(第2図参
照)。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、要
旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例え
ば、上述の実施例では、判定器を加算器、比較器、およ
びセレクタで構成しているが、ランダムロジックやROM
などを用いて実現することもできる。また、加算結果を
多重回数で割った値を閾値と比較することもできる。
さらに、受信データの軟判定の分割数や、それにともな
う符号ビット数、および積算器の数についての限定はな
く、またハイ、ローの閾値の位置を中間値に固定する必
要もない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、軟判定した結果を積算
し、多重回数に対応した閾値と比較を行なうようにして
いるため、任意の回数だけ多重されたデータの値を判断
することができるデータ多重判定回路を提供できるとい
う効果がある。
また、多重送り時のデータ誤りを検出することができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデータ多重判定回路の
ブロック図、第2図は第1図のデータ多重判定回路にエ
ラー検出回路を付加して多重送り時のデータ誤りを検出
する場合のブロック図である。 1:判定器、2:カウンタ 3:加算器、4:比較器 5:セレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重送りされたデータを軟判定する軟判定
    器と、 軟判定されたデータを各ビットごとに蓄積させる積算器
    と、 多重回数に対応した複数の閾値と積算器の内容とをアナ
    ログ的に比較するとともに、多重回数に合致した比較結
    果を軟判定出力として出力する判定器と、 前記判定器の出力にもとづいて、前記積算器の内容が閾
    値より低いと判別された場合に最上位ビットの積算器の
    出力をデータの誤認識数とし、前記積算器の内容が閾値
    より高いと判別された場合に前記多重回数と前記最上位
    ビットの積算器の出力との差分をデータの誤認識数とし
    て算出するエラー検出器とを具備することを特徴とした
    データ多重判定回路。
JP62229620A 1987-09-16 1987-09-16 データ多重判定回路 Expired - Fee Related JPH06105900B2 (ja)

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