JPH06105638A - 釣竿受け具 - Google Patents

釣竿受け具

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JPH06105638A
JPH06105638A JP13421393A JP13421393A JPH06105638A JP H06105638 A JPH06105638 A JP H06105638A JP 13421393 A JP13421393 A JP 13421393A JP 13421393 A JP13421393 A JP 13421393A JP H06105638 A JPH06105638 A JP H06105638A
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JP
Japan
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water bag
fishing rod
legs
rod
link
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JP13421393A
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English (en)
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Motoo Senda
元雄 仙田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海岸に設置されたテトラポットの足が、海岸
線に対して傾斜して突出していても、この足の稜線に沿
って釣竿受け具を安定的に据え置きでき、かつ、前後の
竿受け29、31を海岸線と平行に置くことができるよ
うにする。更に、釣竿受け具の前倒れを防止し、安定し
た据え置きができるようにする。 【構成】 2本の前脚1、2と、2本の後脚3、4と、
これらの間を回転可能に連結するリンク5〜12とによ
って受け台を構成する。2本の前脚1、2間に前部竿受
け29を架設し、2本の後脚3、4間に後部竿受け31
を架設する。さらに、後部のリンクに水袋を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣竿受け具に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に消波用コンクリート製ブ
ロック(テトラポット)上或いは岩面上等において釣竿
を安定して保持できる釣竿受け具を提案した(実開平1
−99167号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来構造のものに
おいては、例えば、海岸に設置された消波用コンクリー
ト製ブロック(テトラポット)の足部の稜線を跨ぐよう
にその釣竿受け具を安定的に据え置くと、釣竿がテトラ
ポットの足の突出方向へ向くことになる。
【0004】そのため、テトラポットの足の軸線が海岸
線に対して直交していない場合には、釣竿を海岸線に対
して直交的に置き難い問題があった。そこで本発明は、
釣竿受け具を据え置くテトラポットの足が、海岸線に対
して直交していない場合においても、釣竿受け具をテト
ラポットの足の稜線上に安定して据え置き、かつ釣竿を
海岸線に直交的に安定して保持することができる釣竿受
け具を提案することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、第1の発明は、2本の前脚と、2本の後
脚と、これらの間を回転可能に連結するリンクとによっ
て受け台を構成し、2本の前脚相互間に前部竿受けを架
設し、2本の後脚相互間に後部竿受けを架設したことを
特徴とするものである。
【0006】また第2の発明は前記2本の後脚間を連結
するリンクに、水袋を垂れ備えたものである。第3の発
明は、上記2本の後脚間を連結するリンクを上下2本と
し、その上リンクに水袋を備え、その水袋の底面が下リ
ンクをまたいで設置されるようにしたものである。
【0007】
【作用】例えば、消波用コンクリート製ブロックである
テトラポットの足(40)の軸線(A)が、図3に示す
ように、海岸線(B)にほぼ直交している場合は、各リ
ンク(5)〜(12)を図1及び図3に示すように方形
状に配置し、テトラポットの足(40)の稜線を跨ぐよ
うにして据え置く。これにより、釣竿受け具が安定して
据え置かれると共に、前後の竿受け(29)(31)が
海岸線(B)に平行し、釣竿(41)を、図3に示すよ
うに沖へ向って掛けて保持できる。
【0008】また、テトラポットの足(40)の軸線
(A)が図4に示すように海岸線(B)に対して傾斜し
ている場合には、各リンク(5)〜(12)を、全体と
して図4のように菱形になるように変形させ、テトラポ
ットの足(40)の稜線を跨ぐように据え置く。これに
より、釣竿受け具が安定して据え置かれると共に、前後
の竿受け(29)、(31)が海岸線(B)に平行し、
釣竿(41)を図4に示すように沖へ向って掛け保持で
きる。
【0009】また、後脚(3)、(4)間のリンク
(7)又は(8)に備えた水袋(34)の重みにより、
釣竿受け具の前倒れが防止される。また、テトラポット
の足(40)上に置く場合には、水袋35を図1又は図
5のように掛ければ、その水袋部35a,35aがテト
ラポットの足(40)の両側面に垂れ下がり、釣竿受け
具が安定する。
【0010】また、平地において本釣竿受け具を使用す
る場合は、上記の水袋35を使用する必要はなく、リン
ク7又は8に備えられた後部の水袋34のみで釣竿受け
具は安定する。
【0011】
【実施例】図1乃至図4に示す本発明の第1実施例につ
いて説明する。1、2は一対の前脚、3、4は一対の後
脚である。
【0012】一対の前脚1、2相互は前側の上下のリン
ク5、6で回転可能に連結され、一対の後脚3、4は後
側の上下のリンク7、8で回転可能に連結されている。
また、左側の前後の脚1と3は左側の上下のリンク9、
10で、右側の前後の脚2、4は右側の上下のリンク1
1、12で回転可能に連結されている。
【0013】各脚1、2、3、4は同一構造であるた
め、前脚1についてその構造を図2により説明する。1
3はパイプからなる芯軸で、その外周に上から、前側の
上リンク5の取付管14、左側の上リンク9の取付管1
5、左側の下リンク10の取付管16、前側の下リンク
6の取付管17が、この順序で嵌合されている。
【0014】そして、取付管14はねじ18により、ま
た、取付管17はねじ19により夫々芯軸13に一体的
に備えられ、取付管15と16は芯軸13に回転可能に
遊嵌されている。
【0015】各取付管14、15、16、17に嵌装し
たリンク5、9、10、6は夫々ねじ20で固着されて
いる。このように構成することにより、各リンク5〜1
2が、各脚1〜4を回転軸として回転できる受け台が構
成される。
【0016】21は前脚1の芯軸13の上部内に昇降可
能に備えた第1の延長杆で、これを所望の位置に昇降調
節して前記ねじ18の締め付けによりその位置を固定す
るようになっている。
【0017】22は前脚2に備えた第2の延長杆、23
は後脚3に備えた第3の延長杆、24は後脚4に備えた
第4の延長管で、これらは前記第1の延長杆21と同様
に昇降可能に備えられている。
【0018】25は前脚1の芯軸13の下部内に昇降可
能に備えた第1延長脚で、これを所望の位置に昇降調節
してねじ19の締め付けによりその位置を固定するよう
になっている。
【0019】26は前脚2に備えた第2延長脚、27は
後脚3に備えた第3延長脚、28は後脚4に備えた第4
延長脚で、これらは前記第1延長脚25と同様に昇降可
能に備えられている。
【0020】29は前部竿受けで、その両側部を前記第
1延長杆21と第2延長杆22の上部に挿通し、ナット
30により固定されており、その上面には竿受凹部29
aが形成されている。
【0021】31は後部竿受けで、その両側部を前記第
3延長杆23と第2延長杆24の上部に挿通し、ナット
30により固定されており、その下面には竿受凹部31
aが形成されている。
【0022】更に、前部竿受け29、及び後部竿受け3
1の夫々の両端には凹部29b、31bが形成されてい
る。32は延長用前部竿受けで、その一端に凸部32a
が形成され、該凸部32aを前記前部竿受け29の凹部
29bに嵌合し、該凸部32aに延長杆21を通して備
えられている。尚、該延長用前部竿受け32は、ナット
30を外すことにより、前部竿受け29と共に分離でき
るようになっている。
【0023】33は延長用後部竿受けで、その一端に凸
部33aが形成され、該凸部33aを前記後部竿受け3
1の凹部31bに嵌合し、該凸部33aに延長杆24を
通して備えられている。尚、この延長用後部竿受け33
も同様に分離できるようになっている。
【0024】32b、33bは竿受凹部である。34は
後脚の下リンク8に付設した水袋で、上部34aを下リ
ンク8に巻き固着し、下部に水袋部34bを垂らして備
えられている。水は、出入口34cから水袋部34b内
に注入したり、出したりするようになっている。
【0025】35は帯状でその両側に水袋部35a、3
5aを形成した水袋で、左右の下リンク10、12の上
部を通して図示のように掛け、竿受け具を安定させるも
のである。35bは水袋部35aへの水の出入れ口であ
る。
【0026】次に使用状態について説明する。図3に示
すように、テトラポットの足部40の軸線Aが海岸線B
に対してほぼ直交して、釣竿41の出したい方向に向い
ている場合には、各リンク5〜8を図1及び図3に示す
ように方形に配置し、各脚1〜4を、テトラポットの足
40の稜線を跨ぐように据え置く。
【0027】これにより、前部竿受け29と32及び後
部竿受け31と33は、海岸線Bと平行し、かつ、夫々
竿受け29と31の中央がテトラポット40の軸線A上
に位置する。そのため、釣竿41を沖に向って出し、そ
の状態を保持できる。
【0028】また、水袋34の水袋部34b内に現地に
おいて水を入れ、更に必要に応じて水袋35を図示のよ
うに掛けてその水袋部35a、35a内に水を現地にお
いて入れ、釣竿受け具を安定させる。
【0029】後部の水袋34は、釣竿によって釣竿受け
具が前倒れするのを防止し、水袋35は、釣竿受け具の
前倒れを更に防止すると共に左右の安定性を良くする。
また、水袋であるため、据え置き面に凹凸、傾斜等があ
っても、その面になじんで良好に設置できる。
【0030】次に、図4に示すように、テトラポットの
足部40の軸線Aが海岸線Bに対してかなり傾いている
場合には、脚1と4を内方へ押して図4に示すように、
左右のリンク9〜12がテトラポットの足40の軸線A
と平行し、かつ前後の竿受け29、31、32、33が
海岸線Bと平行するように、全体として菱形になるよう
に変形する。
【0031】そして、各脚1〜4を、テトラポットの足
40の稜線を跨ぐように据え置く。これにより、図4に
示すように、釣竿41を沖に向って出し、その状態を保
持することができる。
【0032】尚、延長用前部竿受け32或いは延長用後
部竿受け33を図示のように連結すれば、複数本の釣竿
を放射状に沖に向って配置することができる。また、第
1〜第4の延長杆21〜24の昇降量を調整することに
より、据え置き面に凹凸、傾斜があっても釣竿受け具を
安定状態に据え置きできる。
【0033】尚、実施例においては、テトラポットに据
え置く場合について説明したが、その他、突堤、岩場等
において使用できることは勿論である。また、平地にお
いて本釣竿受け具を使用する場合は、上記の水袋35を
使用する必要はなく、リンク7又は8に備えられた後部
の水袋34のみで釣竿受け具は安定する。
【0034】図5は本発明の第2実施例を示す。
【0035】本実施例は、上記実施例における後部側の
水袋34を後側の上リンク7に備えたものである。すな
わち、水袋34を、その上部34aに形成した通し穴を
後側の上リンク7に挿通して備え、使用時に水の出入口
34cから水袋部34b内に水を注入し、その膨んだ水
袋部34bの底面を後側の下リンク8にまたがせるよう
にしたものである。
【0036】このように水袋34を設置することによ
り、上記実施例の水袋34に比べて、竿受け具の後部が
より一層安定し、竿をより安定した状態で保持すること
ができる。
【0037】また、水袋35は、左右の上リンク9、1
1の上部を通してその左右の水袋部35a、35aを竿
受け具の左右に垂している。本実施例においても、テト
ラポットの足上に置く場合は両水袋34,35を上記の
ように使用し、平地に置く場合は水袋35を使用する必
要はなく後部の水袋34のみ使用してもよいことは同様
である。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明の釣竿受け具におい
ては、海岸に設置されたテトラポットの足の突出方向
が、海岸線に対して傾斜していても、そのテトラポット
の稜線上に安定して据え置くことができると共に前後の
竿受けを海岸線に平行に置くことができ、釣竿を沖に向
って掛け保持できる。
【0039】更に、後部のリンクに水袋を備えたので、
釣竿の重み等によって、釣竿受け具が前倒れすることを
防止でき、安定した竿受けができる。更に、水袋を上リ
ンクに備え、その水袋の底面が下リンクをまたぐように
することにより、より一層釣竿受け具の前倒れを防止
し、より一層安定した竿受けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】 脚とリンクの連結構造を示す断面図。
【図3】 使用状態を示す平面図。
【図4】 変形した使用状態を示す平面図。
【図5】 本発明の第2実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1、2 前脚 3、4 後脚 5〜12 リンク 29 前部竿受け 31 後部竿受け 34 水袋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の前脚と、2本の後脚と、これらの
    間を回転可能に連結するリンクとによって受け台を構成
    し、2本の前脚相互間に前部竿受けを架設し、2本の後
    脚相互間に後部竿受けを架設したことを特徴とする釣竿
    受け具。
  2. 【請求項2】 2本の後脚間を連結するリンクに、水袋
    を垂れ備えた請求項1記載の釣竿受け具。
  3. 【請求項3】 2本の後脚間を連結するリンクを上下2
    本とし、その上リンクに水袋を備え、その水袋の底面が
    下リンクをまたいで設置されるようにした請求項1又は
    2記載の釣竿受け具。
JP13421393A 1992-08-12 1993-06-04 釣竿受け具 Pending JPH06105638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13421393A JPH06105638A (ja) 1992-08-12 1993-06-04 釣竿受け具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-215124 1992-08-12
JP21512492 1992-08-12
JP13421393A JPH06105638A (ja) 1992-08-12 1993-06-04 釣竿受け具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06105638A true JPH06105638A (ja) 1994-04-19

Family

ID=26468375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13421393A Pending JPH06105638A (ja) 1992-08-12 1993-06-04 釣竿受け具

Country Status (1)

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JP (1) JPH06105638A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338465B1 (en) 1999-11-20 2002-01-15 Freddie Stoner Fishing rod holder
KR20020031594A (ko) * 2002-03-28 2002-05-02 최규태 낚시대 받침대
US6678991B2 (en) * 2001-08-02 2004-01-20 Cecil D. Hooks Fishing pole holder
US6983560B2 (en) * 2003-11-18 2006-01-10 Williams Charles H Fishing accessory apparatus
CN107182966A (zh) * 2017-07-04 2017-09-22 刘美梅 一种折叠式钓鱼台

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