JPH0315029Y2 - - Google Patents

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JPH0315029Y2
JPH0315029Y2 JP1985187472U JP18747285U JPH0315029Y2 JP H0315029 Y2 JPH0315029 Y2 JP H0315029Y2 JP 1985187472 U JP1985187472 U JP 1985187472U JP 18747285 U JP18747285 U JP 18747285U JP H0315029 Y2 JPH0315029 Y2 JP H0315029Y2
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JP
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rod
fishing
support
rod holder
holder
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JP1985187472U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は釣人が海岸や防波堤、湖岸等において
釣りに使用する釣竿受け具に係るもので、詳しく
は、釣り場において簡単に組み立てができて収納
時はこの分解も容易であつて、しかもコンパクト
となつてかさばらず運搬ができ、使用にあつては
釣竿に掛かる外力を十分に支承できると共に、投
げ釣り、防波提釣り、湖岸釣りの醍醐味を損なう
ことなく楽しむことができる釣竿受け具に関す
る。
(従来の技術) 海釣りや湖岸釣りは、根強い釣りマニアも多く
存在することもあつて、現在、一層盛んとなつて
きており、そのため、長時間ゆつくりと釣りを楽
しむことができることにより、従来から水中に投
げ入れた糸の釣竿を、手から離して竿受けに保持
させるための器具が様々に提案されている。
例えば、1実開昭59−170972号公報所載の畳み
収納可能とした折り畳み竿受や、2・実開昭60−
44576号公報所載の折り畳み式の釣り竿固定具や、
3・実開昭48−23583号公報所載の防波堤あるい
は磯の岩場などで使用する釣竿等の支持装置等が
知られている。
(考案が解決しようとする課題) 海釣りや湖岸釣り、特に、投げ釣りや防波堤釣
りにおいて使用する竿受け具は、その釣り場が一
般の交通手段より遠く離れたところで徒歩により
出向くところであつて、その場所も限定されるも
のであるから、おのずとその構成や操作性、地面
に据え付けたときの安定性等に多くの制約を受け
るものであつて、例えば、非使用時はコンパクト
に折り畳まつてかさばらず、運搬にあつては軽量
で持ち運びできて釣り人には負担を与ず、更に、
釣り場にあつては簡単に組み立てができて、取り
付けた釣竿に外力が働いても十分にその力に耐え
得る竪牢さがあつて、しかも、取り付けた釣竿の
操作性あるいは魚信をもれなく竿に受けさせるこ
とができるかどうか等諸々の条件が要求されるも
のである。
しかしながら、前記した第一および第二の考案
は、 竿受け全体が脚支柱と双脚との三点支持の
みあるいはT字状のフレームのため、これを釣
り場の地面に載置したときその安定性を大きく
欠き、特に、長い竿を支承させたときは、竿の
重量や風あるいは掛かつた魚の引きにより竿ご
と該竿受が転倒してしまう。
更に、竿の重量が常に前方へ大きく掛かるの
で竿受けが前倒れの傾向を生ずるので、後部の
脚部やフレームに重りを乗せてこれを安定させ
る必要がある。
竿受に係止させた竿は常に上向き傾斜のみに
支持されるもので、ウキ釣りや脈釣りといつた
微妙な魚信を頼りに竿を操る釣り方にあつて
は、水中上の糸の長さが必要以上に長くなるの
で、風等の作用を受け易くてウキがこれにより
妄動し易く、また、糸が長いために魚信(当た
り)があつたとき、竿を上げてもその動きが水
中の針に直ちに伝わり難く、そのタイミングが
ずれたり失つたりして魚が掛からず釣果を低下
させる。
また、前記した第三の考案は、 竿を水平状態で支持させることができるの
で、前記したウキ釣りや脈釣りにも利用するこ
とができるが、竿受を杭により釣り場へ固定し
なければならないので、釣具以外にハンマー等
の道具を持参しなければならず、余分な荷物が
増えると共に、好ポイントに合わせて移動する
度に、その移動した釣り場へ杭打ちをしなけれ
ばならないのでその準備作業が面倒である。
釣り場の足元が固い岩場あるいは防波堤にお
いては、その穴あけが困難で、例え、穴あけが
できて竿受が固定できたとしても、それを取り
除いた後は、多数の杭の穴を釣り場に残こして
自然や環境破壊につながつたり、付近の景観を
損ねたりする。
等の様々な問題点を有するものであつた。
本願考案者は、前記した釣り場にいて使用する
ための諸条件を全て満足し得る釣竿受け具の創意
研究を重ねた結果、本考案の構成に到達したもの
であつて、釣り場において簡単に組み立てができ
て収納時はその分解も容易であつて、しかもコン
パクトとなつてかさばらず運搬ができ、使用にあ
つては釣竿に掛かる外力を十分に支承できると共
に、投げ釣り、防波堤釣り、湖岸釣り等の醍醐味
を損なうことなく楽しむことができる釣竿受け具
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段
は、 釣竿の繰り出し方向と直交するように地面へ
載置して両端部が開口する中空角材の竿受け基
杆と、 該竿受け基杆の中間部において起倒自在に軸
支し、使用時に起立して垂直に保持される支杆
と、 該支杆の上部へ取付軸により着脱自在かつ前
記釣竿の繰り出し方向に傾斜自在に取り付けた
支持杆と、 この支持杆の前後に取り付けて、前部のもの
が上向きで後部のものが下向きに配設された竿
支持部および竿受け部を有する竿掛け杆と、 前記竿受け基杆の両端部へ係脱自在に跨設し
てその下端が地面へ当接する脚体と、 前記竿受け基杆の内部へ挿嵌して、該竿受け
基杆の両端部開口より外方へ張り出す角杆と、 を備えさせた釣竿受け具の構成にある。
(作用) 前記のように構成される本考案の釣竿受け具は
以下に述べる作用を奏する。
この釣竿受け具を例えば防波堤で使用する場合
は、先ず、竿受け基杆を防波堤上へ竿の繰り出し
方向と直交するように置き、更に、竿受け基杆の
端部寄りに脚体を夫々跨ぐように係合させて嵌め
付けると、該竿受け基杆および脚体が地面へ当接
して安定される。
更に、安定度を増すためには、竿受け基杆の両
端部開口より角杆を引き出して該開口より張り出
させると、前記竿受け杆が横方向に延長されて、
地面との当接面が増大し一層の安定性が向上す
る。
そして、この竿受け基杆の中間部において軸支
される支杆を回動して起こし垂直に立設させて、
更に、この支杆の上部へ取付軸により取り付けら
れた支持杆を所定角度、例えば、水平に固定した
後、この支持杆の前後に設けた竿掛け杆の竿支持
部および竿受け部に釣竿を支持させると、該釣竿
はその握りの端部は、下向きの竿受け部の内面に
当接し、該握りの上部は、上向きの竿受け部に乗
つて水平かつ安定して保持される。
また、使用後は前記操作の逆動作を行なえば、
分解または折り畳まつてコンパクトになるもので
ある。
(実施例) 次に本考案に関する釣竿受け具の第一実施例を
図面第1〜3図に基づいて説明する。
図において1は平坦な岩場や防波堤2上に置く
竿受け基杆で、中空の角形材を使用し、かつ、両
端の開口1aに角杆3,4を両側から摺動自在に
嵌合し横方向へ伸縮自在としてあるもので、使用
時は前記開口1aより外方へ張り出させて、該竿
受け基杆1の端部において角杆3,4の側面に穿
設した止め孔3a,4aへ挿嵌する止めピン1b
により固定すると、前記竿受け基杆1の全長が延
長されてその支持面を増大されるものであり、非
使用時は該竿受け基杆1内へ収納させておく。
5は前記竿受け基杆1の中間部において使用時
に立設させた支杆で、竿受け基杆1の中央部上面
に設けたL字形の取付け部材6へ軸6a支させて
起倒自在としてある。
7は前記支杆5に設けた竿受け部材で、該支杆
5の上部へ取付軸8により着脱自在、かつ、釣竿
の繰り出し方向へ傾斜自在に取り付けた支持杆9
と、この支持杆9の長手方向の端部寄りに取り付
けた一対の竿掛け杆10,11とより構成し、該
竿掛け杆10,11は一方に上向きすなわちU字
形の竿支持部イ,ロを、他方に下向きすなわち逆
U字形の竿受け部ハ,ニをそれぞれ設けてある。
12,13は前記竿受け基杆1へ跨設した脚体
で、竿受け基杆1の外形に馴染む形状で門形の嵌
合部14,14と、該嵌合部14,14より延設
した脚杆部15,15とよりなる。
16は脚体12,13に取り着けた筋交い棒
で、X字形に組んで各端部を脚体12,13へ着
脱自在に止める。
17,18は竿受け部材7に支持した釣竿で、
中間部を竿掛け杆10の竿支持部イ,ロへ乗せ端
部寄りを竿掛け杆11の竿受け部ハ,ニへ掛けて
支持する。
以上この第1実施例による釣竿受け具を使用す
る場合は、先ず防波堤2上に竿受け基杆1を配置
してこの竿受け基杆1に脚体12,13を嵌めて
安定座置させた後、竿受け基杆1に立設した支杆
5の竿受け部材7に釣竿17,18を載せ、これ
を竿掛け杆10,11により外れないように支持
するものである。
次に本考案の第二実施例を第4図に基づいて説
明すると、この第二実施例によるものは支杆5a
を起倒自在とし、又竿受け部材7aを着脱自在で
傾斜軸可能としたもので、支杆5aをネジ軸19
と蝶ナツト20で止め、更に支杆5aに止める支
持杆9aを同様にネジ軸21と蝶ナツト22で止
め、支杆5aは起倒自在に、また、支持杆9aは
傾斜した状態に固定できるようにし釣竿を斜めに
立てた状態で支持できるようにし、更に、竿掛け
杆10a,11aを支持杆9aに対し調整ならび
に回動自在に取り付けることにより、太さや長さ
の異なる釣竿においても何等支障なく支持できる
と共に、この第二実施例によれば不使用時全体を
小型化できる実施上の効果を有する。
(考案の効果) 本考案に係る釣竿受け具は前記のように、釣竿
の繰り出し方向と直交するように地面へ載置して
両端部が開口する中空角材の竿受け基杆と、該竿
受け基杆の両端部へ係脱自在に跨設してその下端
が地面へ当接する脚体と、前記竿受け基杆の内部
へ挿嵌して該竿受け基杆の両端部開口より外方へ
張り出す角杆とにより、釣り場における地面へそ
れぞれが確実に当接して前後、左右共に大きな支
持力を発揮してその安定度が高く、使用時、これ
に釣竿を支持させた場合、例え、釣竿に身体が接
触したり、強い風が吹き当つても支持した釣竿が
容易に転倒したり、外れたりすることはなく安定
した状態で支持される。
また、この釣竿受け具は、その組み立ておよび
分解、折り畳みが簡単な操作で行えてコンパクト
になり、収納や運搬にかさばることがないので、
他の釣り道具を持つての釣り場への移動において
釣り人に負担を与えることがない。
更に、この釣竿受け具の据え付けにあつては、
海岸、湖岸はもちろんのことコンクリート製や岩
等の防波堤とか護岸堤でも、杭打ち等の部材によ
り固定する必要なく安定支持され、また、分解、
折り畳みあるいはそのままでの状態で移動でき
て、釣り場のポイントを度々移つても簡単にその
据え付けができるので、釣り人は好ポイントを選
んで釣りを楽しむことができる。
しかも、釣竿を傾斜または水平状態に自在に支
持させることができるので、釣り場の状況に合わ
せて釣り竿をセツトできて、特に、ウキ釣りや脈
釣り等の微妙な魚信を判断しての操作には、当た
りがあつたとき直ちに釣り糸を引いて確実に魚を
掛けることができるので釣果が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する釣竿受け具の第一実施
例を示す斜視図、第2図は同上における側面図。
第3図は同上における一部縦断正面図。第4図は
第二実施例を示す一部縦断側面図である。 図において、17,18は釣竿、1aは開口、
1は竿受け基杆、6aは軸、5は支杆、8は取付
軸、9は支持杆、イ,ロは竿支持部、ハ,ニは竿
受け部、10,11は竿掛け杆、12,13は脚
体、3,4は角杆である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 釣竿の繰り出し方向と直交するように地面へ載
    置して両端部が開口する中空角材の竿受け基杆
    と、該竿受け基杆の中間部において起倒自在に軸
    支し、使用時に起立して垂直に保持される支杆
    と、該支杆の上部へ取付軸により着脱自在かつ前
    記釣竿の繰り出し方向に傾斜自在に取り付けた支
    持杆と、この支持杆の前後に取り付けて、前部の
    ものが上向きで後部のものが下向きに配設された
    竿支持部および竿受け部を有する竿掛け杆と、前
    記竿受け基杆の両端部へ係脱自在に跨設してその
    下端が地面へ当接する脚体と、前記竿受け基杆の
    内部へ挿嵌して該竿受け基杆の両端部開口より外
    方へ張り出す角杆とを備えさせたことを特徴とす
    る釣竿受け具。
JP1985187472U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPH0315029Y2 (ja)

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JPS6294779U JPS6294779U (ja) 1987-06-17
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JPH0621343Y2 (ja) * 1989-07-03 1994-06-08 清司 池田 釣竿受け具用固定台座

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